-doumou「惚れときどきヌクもり」クロエ出版 ISBN:9784908099229
話○ 抜○ 消小 総合○
やけに密着してくる新人OLの積極攻勢に陥落した中年リーマンは年甲斐もなく彼女との情事におぼれるもののやがて意外な事実が判明し……連作2本&加筆エピソード+爆乳お嬢さま学校生徒の万引き現場を取り押さえた零細コンビニ店長は警察通報を思いとどまる代償にそのたわわな肢体を美味しくご賞味連作2本+独立短編4本(うち当社前作収録短編後日談1本)。超弩級グラマラスボディを惜しみなく見せつける蠱惑的なガールズ&レディースのえっちな体躯へダイヴインし際限なくザーメンシャワーを浴びせかけ肉欲曼荼羅を硬軟自在のストーリーテリングとともにお送りの作者最新刊はトータル5冊めにして本ペンネームでの2ndコミックスだ。
飛び抜けて煽情的な肢体描写と巧みな語り口の作劇の両輪を武器にさまざまな媒体で快進撃を続けるこの作家、現在のお仕事先3社でまんべんなく単行本を出版したのちいよいよ2巡めに突入。キルタイムコミュニケーションよりドウモウ名義で昨年末に刊行の前単行本「艶色トリップ」に続いてリリースのこちら、よそではカタカナ名義なのに対し唯一アルファベットの名乗りを行う「COMIC真激」掲載分の作品集としては2013年発売の通算2冊め「セックスのち両想い」以来およそ2年半ぶりのお待ちかね。
おおむね普遍的なアニメ/ゲーム系の絵柄の範疇ではあるけれど、目鼻立ちなどの造形が独特の雰囲気で遠くから見てもすぐにdoumouのお仕事とわかる。ときおり三白眼にも見える特徴的な瞳の描き方などはその典型で、現在の業界トレンドとは微妙に異なるノリが逆に個性をきわ立たせていてグッド。描きおろしパートを除きすべて2014-16年にかけ真激に載った最新の作品たちを集めているのでクオリティは高値安定。近ごろどの出版社も行うように本作も版元公式サイトでサンプル画像つきの単行本情報ページが提供されており、そちらで作画の大まかなイメージがつかめるはずだ。
この滑らかな筆致から生み出される女性陣はもちろん全員超特大の雄大な双丘を標準装備……と言いたいところだが、めずらしく男装貧乳陥没乳首っ娘を1名のみ投下でニッチな需要にお応え。まあ最終的には彼女も立派に胸部が発達するのだけど。この人の作品ではおっぱいサイズのみならず乳首やまんこ近辺などエロパーツすべてが大ぶりの造りで、語らずとも犯って犯ってアピールを露骨に投げかけてくるエロメスどもの艶姿に思わず我々もエレクチオン。年のころ華の女子高生から思春期の息子持ちママンまでワイドレンジな彼女らはそれぞれ個性豊かなキャラメイクがなされておりその存在を身近に感じさせてくれる。全体としては既刊より若干アダルト寄りの年齢設定で大人女性嗜好の方向けへシフト。
ワニマガやキルタイムなどよその媒体で描くものより全般的にヴォリュームが多いぶん、ストーリーワークがより緻密でダイナミックになるのがdoumou名義の特徴。とりわけ続きものの話ではそれが顕著で、登場人物たちの細かく揺れ動く心境を豊富なモノローグで抽出しつつあたかも大河ドラマのごとくメリハリの利いた展開を雨あられとぶちこんでくるのだ。内容的には底抜けに明るいバカエロからずっしり重たい愛の隘路まで多種多様だが、今回はウェッティな近親相姦(それも母子/父娘などよりエグいやつ)が増えたともありどちらかというと後者に傾斜した感じのチューニング。とくにいちばんページ数が費やされ加筆も多い「お父さんお母さんごめんなさい(笑)」/「好き好きお父さん」連作はコケティッシュなスキモノヒロインが精液搾取に大活躍の序盤から途中で一気に雰囲気が激変し、もっとも濃い禁断の血縁関係を容赦なくあばき出しハードでシビアな運命の綾をこれでもかと目の前に突きつけられて読んでるこっちも心臓バクバク。その後もさまざまに物語は変転しジェットコースターのように翻弄されながらも最後に彼ら彼女らがとある選択を決意したところでようやく落ちつくのだけど、その詳細についてはみなさま実際に読んでのお楽しみ。
多いものでは1本30ページ以上にもわたる大容量はストーリー面の充実のみならず濡れ場の底上げにも当然つながっていて、みっちみちに充填された爆乳爆尻がユサユサ揺れうっそうとしたジャングルを備えた肉厚の蜜壷が激しく分泌液を噴き出しながら画面いっぱいに躍動する。胴体や四肢をいろんな汁まみれにし上気した表情でひたすら性器どうしを重ねては粘膜もちぎれんばかりの勢いでケダモノじみた交合をくり返す彼らからの序らの浅ましい痴態がおそろしく煽情的だ。
超重量級の2つのお餅を自分から押しつけてくるような発情ビッチは成敗だ! とばかりにその先端を執拗にいらい倒し激しく吸いついて挑発的なツラをメスのそれへと変貌させてやる。全身を打ち震わせながら早くも下腹部をヒクつかせうっすら露を垂らしながらほおを朱に染め瞳をうるませて問わず語りに挿入を懇願の彼女らのご要望どおりに屹立したシャフトを強引にインサート。高圧電流のような衝撃に全身を貫かれはしたない嬌声を四方八方へばらまきながら身もだえする彼女らを休ませることなく激しく内奥をえぐり続けしきりに腰を打ちつけて互いに情欲をむさぼるのに夢中だ。幾度となく絶頂を迎え全身汗みずくになりながら日本語にならない咆吼を発する女たちのド淫乱まんこめがけて最後に特濃ザーメンの奔流をプレゼント。
眼福すぎるドエロボディの逐次投下と他社物件ではお目にかかれない因果応報肉欲曼荼羅のストーリー展開にどっぷり浸かりながら果てしなく息子を使役できる逸品。私的嗜好からすると今回はややヒロインの平均年齢が高くなりすぎて若干抑えた抜き評価にしたが、成熟したオンナの魅力こそ至上と訴える貴方なら採点5割増しでよろしいかと。次の単行本ではバストサイズはそのままに「セックスのち両想い」みたくJC/JKネタをもっとモリモリ読みたいなあ(妄言)。そんなことを言いつつもこの本でいちばんの力作「お父さんお母さんごめんなさい(笑)」/「好き好きお父さん」主演女優のドスケベOL・清川麻美(きよかわあさみ)さんがまるで肉食獣のごとくセックスの快楽をむさぼる姿とその後冷酷な事実を突きつけられ複雑な思いに心は千々に乱れるさまとそれぞれ対照的な光景を見せられ思わずハートきゅんきゅん。
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