今年俺が書いたレヴュウをさかのぼってカウントしてみた。で、その月別集計結果。
1月:14 2月:18 3月:18 4月:22 5月:18 6月:20
7月:14 8月:16 9月:18 10月:11 11月:17 12月:16
計 202冊(成年マークつき196冊/マークなし6冊)
……売価を仮にマークつき1冊平均1080円・マークなし1冊平均650円として、購入金額 215,580円也。
去年より1割以上レヴュウ数が減ってしまった。これは出版不況などとは別に自分の方の事情で、小刻みな泊まり出張が増えた関係で自宅滞在が短くなったことの影響。
とはいえ確実にこの業界が右肩下がりになっているのは実感していて、一時期ほどには景気よくコミックスがさばけていないのだろうなあというのが店頭の動きを見ているとわかる。
そして例によって出版社別も集計してみたので、上位5社までのデータを(カッコ内は2015年の冊数)。
1位 ワニマガジン社 31冊(37冊:1位)
2位 ティーアイネット 22冊(21冊:3位)
3位 エンジェル出版 21冊(15冊:6位)
4位 ジーオーティー 18冊(15冊:6位)
4位 文苑堂 18冊(6冊:圏外)
1位のワニマガこそ不動ながら、それ以降は大変動が起こった。前年ベスト5のうちじつに3社(ヒット出版社・茜新社・コアマガジン)がランク外に去り、代わってエンクラ系/ピザッツ系の両輪で大量リリースのエンジェル出版、「COMIC E×E」創刊でワニマガからの一部執筆陣を取りこんだジーオーティー、「コミックバベル」勢のみならず旧マックス組が怒濤のごとく新刊を出した文苑堂が一気に躍進。まあ正確な出版点数ではなくあくまで自分の購買分なので世間一般の傾向とは異なるけれど、これほどドラスティックに勢力図が変化したのは近年なかったことだ。創刊/休刊がらみのニュースが多かった2016年、この影響は来年以降の情勢にも確実に波及するだろう。
今年もすばらしい作品を読ませてもらったすべてのエロ漫画家様たち、志を同じくするエロ漫画レヴュウサイト管理人のひとびと、そしてなによりこの零細サイトを訪れてくださった、あるいはコメントやweb拍手、ツイッターなどで言及いただいたみなさまへ感謝。
不景気な噂ばかりを耳にする今日このごろだけど、そんな逆風にもめげず日々珠玉の作品たちを送り出してくれる出版社やエロ漫画家の方々へ幸多からんことを祈り、来年も気持ちよくマイサンを酷使できることを待望しながら締め。
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