2017-10-10

今夜の東洋紡績。

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-NABURU「学性壊姦」クロエ出版 ISBN:9784908099403
話○ 抜○ 消小 総合○

陸上強豪校へ転校しさっそく強化合宿に参加した姉妹は先輩や同級生とともに顧問教師による悪夢の性的特訓へと巻きこまれ……長編5話+巻頭プロローグ。息つくヒマもない凌辱の嵐に心身とも消耗しわずかな望みさえただちに断ち切られて絶望の淵へと堕ちてゆく少女らの果てしない受難劇を怒濤のごとくお届けの作者最新刊は通算8/9冊めにして当ペンネームでの6th/7thコミックスだ。と妙な表記をしたのは今回同じ作者の新刊「母娘惨姦」がもう1冊いっしょにリリースされているため。
流麗な作画でいながら酸鼻きわまるガチレイプ満漢全席を容赦なく描き出すエグい作風でおなじみの人。以前は「たなかなぶる」の名前で執筆をすることもあったが、最近はもっぱらこの名義のみを使用する。なお去年4月に上梓された前単行本「陵妻姦母」は書店店頭でサンプルをチラ見したところ苦手科目の熟女系ということで購入をパスしており、こちらで取り上げるのはそのもう1つ前の2015年刊「姦罰痴態」以来。
一般青年誌系の端整なタッチをベースに据えつつ現代エロ漫画にふさわしいコッテリしたトーン遣いを附加したヴィジュアルはなかなかに訴求力の高いもの。もっともキュートネス炸裂の女の子に対し野郎どもはこぞって悪辣な空気まる出しのキモメンで、その強烈なギャップがグッと読み手を惹きつけるのだ。コンテンツすべて当版元の看板誌「COMIC真激」で2016-17年にかけ掲載のものに加筆修正とのことで最新型NABURUの筆致を堪能できる。いつものごとく版元サイト内のコミックス紹介ページで前述の同時発売作「母娘惨姦」とともにサンプル画像が確認できるので、表紙のみのジャケ買いに不安を覚える方はこちらを参照したのち購入可否判断を。
このマーヴェラスな絵柄でものされる女性陣は高校陸上部舞台ということでハイティーン女子固定。元来ちびっ娘からお母様までなんでも描ける人で実際いっしょに出たもう1冊は熟女中心なのだけど、アダルトさん苦手の自分はそっちをパスし本作をセレクト。抜き担当キャラはわずか4人ながらもあどけないのから大人びたのまでおのおのタイプを違え乳サイズも基本巨乳でありつつ適度に差異を設けて年齢レンジの狭さを払拭だ。
今回は1冊まるまるの長尺シリーズで、雑誌初出時は「ランナウェイズ・ハイ」のタイトルで連載されていたものを改題。むろんこの人の漫画であるからには読み切りだろうと長編だろうと問答無用強姦輪姦オンリーでありそれは本作も同様。親の転勤にともない関東の大会常連校から地方の名門へ転校した陸上姉妹・長月茜(ながつきあかね)と葵(あおい)。実力を見こまれ夏休みの選手強化合宿へ即座に参加を許された2人は、在校生で全国クラスの先輩ランナー・竜胆凜(りんどうりん)、葵とすぐ友達となった部員・雨野あずさ(あめのあずさ)とともに顧問・権藤(ごんどう)のハードな指導の洗礼を受ける。だが彼女らにとっての真の試練は練習メニュー終了後の夜に訪れるのであった……という具合にNABURUお得意の強姦調教フルコースが頭からシッポまで目白押し。1人ずつ権藤の毒牙にかかりあたら処女を散らされては弾む肢体を精液まみれにされなおも執拗に男根をねじ込まれる彼女らの受難劇をゲップが出るほど大量供給だ。途中からは男子部員による輪姦凌辱も加わり彼女らのまんこは一瞬たりとも休息を許されない。永遠に続くかに見えた生き地獄にようやく光明が差したかと思えばたちどころに事態は暗転し、いよいよ最後のカタストロフへ向け一直線――てなわけでその結末はみなさま自身の目でご確認を。
1話あたり30-40ページにもわたる長大な尺の多くをえげつない人権蹂躙絵巻へと割き、少女らは自身の尊厳などすべて無視されねじ伏せられて恥辱と苦痛に満ちた表情でひたすら男の欲望の生贄と化す。ろくに愛撫もなく無理矢理ビラビラを押し広げられては遠慮会釈なく剛直をねじこまれ彼女らは苦悶のあまり絶叫するのだ。その他器具による拘束や加傷などサディスティックな責め苦を休むことなく受け続け、あげくはヒロイン同士争うよう仕向けられ互いに憎悪をむき出しにする始末。かくも凄惨な恐怖と暴力の宴がどこまでも続き果たしてフィナーレはいつの日か。
ただひたすら走ることに没頭し快い疲れに身を横たえていた少女を襲うのは破瓜の傷みと果てしなき屈辱の行為。オモチャさながらに体躯をもてあそばれ特訓の名のもと肉ヒダを乱暴にシャフトでえぐられながら幾度となく熱い精を注がれる。衆人環視のなか性器をさらされ獣じみたポーズを取らされながらなおも怒張を突き入れられる屈辱にヒロインは涙するのだ。四肢を縛られ敏感な部分を器具で責め立てられて七転八倒し嗚咽する彼女らの子宮の許容量いっぱいに終わることなくザーメンの奔流が叩きつけられ続ける。
いつものながらの救いレスな惨劇地獄絵図にブルータルな強姦輪姦無差別爆撃が組み合わされる無残な光景に君のハートもますます殺伐とさせられること必定。いちおう物語が収束したあとにさえ釈然としないモヤモヤを残すシニカルな作劇はまさにNABURUの真骨頂だ。個人的にもママン続きで食傷していたところにようやくティーン主体の作品を楽しませてもらいまずは満足。このたびの被害者4人のなかでは、それまでの明るい表情を凄惨な凌辱劇のなかすっかり曇らされ友情も姉妹愛もズタズタにされて絶望のなか膣内射精され続ける妹の葵ちゃんが私的フェイヴァリット女子。

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