-源五郎「少女婚活時代」茜新社 ISBN:9784863496767
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
婚姻可能年齢が引き下げられ小学生で嫁入りするのが当たり前になった世界で少女たちは最愛のダンナさまとガツガツ子作りファック連作シリーズ6本+高齢幼女短編3本。華奢な体躯を覚えたての快感で打ち震わせ狭隘な膣内いっぱいに本気種つけ汁を仕込まれて絶頂するロリっ娘連中のはしたなさすぎる痴態を読者の脳裡へ怒濤のごとく絨毯爆撃の作者最新刊は黄色い楕円仕様としての3rdコミックスだ。
以前は別分野で見知っていたこの人が突如ガチロリ専門エロ漫画誌「COMIC LO」に降り立って以来自分はずっと彼の生み出す作品のとりこ。決して多作とは言えずこれまで世に問うた抜き物件はわずか2冊であるものの、その両方とも――2013年に上梓されたこの人の成年向けデビュー単行本「今日も寝かせないから」および2冊めとなる一昨年刊行の前作「おさなづまといっしょ」――を当ブログで実施している年間ベスト10企画の2013年度/2015年度ともに第5位へ勝手ながらセレクトしたほどだ。そんな作者の最新作品集であるからむろん発売を一日千秋の思いで待ちこがれ、いまようやくその成果を手にして歓喜の雄叫びを発している最中。
矢も楯もたまらず表紙を手繰ると出てくるのはいつもながらの端整かつ清楚なヴィジュアルだ。最先端のセンス炸裂な絵柄とかコテコテの萌え絵とかそういうキャッチーネスにあふれたタッチでないにもかかわらず、読み進めるうち淡泊にも思えた絵ヅラからむしろエモーショナルですらある情欲のたぎりがモリモリ喚起されてくるのがすごい点。ご無体にも収録作の初出明記がないが、作品傾向と筆致から察するに直近のLOおよび当版元のロリババア専門誌「永遠娘」掲載分のはずで作画品質はきわめて安定。なお版元公式webの単行本情報で書誌データが、著者ブログの発売告知記事で各ショップ購入特典がそれぞれ参照できるので、書店へおもむく前にそちらをチェックしておくのをオススメ。
一部に女子高生など混載していた過去単行本に対し今回は掛け値なしのロリっ娘専科。ただそのありようは2パターンで、いわゆるフツーのJSなどが中心となるLO掲載分と、前述した永遠姫初出物件の高齢貧乳ヒロイン勢。前者は従来からおなじみだったものの後者は茜新社のジャンル特化新雑誌の創刊による新機軸のキャラたちとあって初見ではいささかとまどうかも。そうはいってもそこは源五郎、典型的なのじゃロリにとどまらない造形の妙で彼女らの存在も難なく受容させてしまうから不思議。もちろんガチロリもロリババァも等しく短躯痩身かつ胸が平べったい族オンリーであり、うっすら鎖骨の浮かぶスレンダーボディや非常に薄っぺらいお尻などはかなげな少女の美を全面フィーチャーだ。
物語傾向もLO/永遠娘分でクッキリと様相を違える。前者のタイトル・チューン6作品は世界観を共有しつつもヒロイン/男性主人公のカップリングを毎回交代するオムニバス形式、後者の3本は独立の読み切り集合体という具合。まったくタイプの異なるロリババァが登場し清冽な愛をくり広げる永遠娘初出短編(そのうち1本は男女エロですらない特異な話だ)に対し、LOの物件は従来もこの作家がしばしば描いてきた合法ロリ嫁もの、すなわち成人男性×ちびっ娘妻のイチャラヴをそのままシリーズ化した、いわば自家薬籠中のネタの集大成といえよう。多彩な趣向のカップルたちが彼ら彼女らだけのパーソナルな恋愛模様をマーマレードより甘くアフタヌーンティーより熱くつむぎ出すさまは「小学生の女の子と結婚することができる」という完全な虚構上に築かれた楼閣でしかないのだが、その不自然さをまとってなお真摯でピュアなラヴストーリーとして謳いあげる源五郎の悪魔的な作劇能力は甘美な麻薬のごとく我々の脳髄を冒しもう2度と離れられない。
強烈なパンチラインの効いたオハナシがまず先立ち、エロシーン密度で読み手を圧倒するタイプの作品構築ではないけれど、前述した挿入レスの伝奇系♀×♀話「カガチサマ」を除けば男女の熱っぽい愛の交歓をゲップが出るほど見せつけられすっかりゴチソウサマ。年の差カップル設定を存分に活かしことさら体格差を強調して女の子のちんまい体躯を軽々と持ち上げ極太ちんこを小さな穴へズボズボぶちこむ背徳感満載のファックが扇情的すぎてたまらない。ステディな夫/彼氏の広い肩にギュッとしがみつき孕まされる悦びを全身全霊で感じながら怒濤のごとく特濃ザーメンを打ちこまれ絶頂する少女の艶姿にぼくらの自慰表明も止まりません。
いとおしきニンフェットのお大事を夫たるものの特権で堂々と押し広げ彼女のいちばん大切なものを美味しく頂戴。執拗に指や舌先でそこをこね回したのち少女のラヴジュースをゴクゴク飲み干してご満悦だ。しっとり濡れたそこへこんどは暴れん棒をあてがいメリメリと侵入開始。破瓜の痛みをけなげにも耐え忍ぶ彼女を優しくいたわりながらなおも怒張の進撃を続けるうち苦悶の表情は愉悦のそれへと変貌してゆく。激しくストロークをくり返し腰を突き上げるたび少女の下半身の動きもシンクロしはじめついには自分からお尻を擦りつけ快楽享受に没頭だ。いよいよ感極まりだんな様の精液をおねだりするヒロインのリクエストどおり、最後はJS嫁の未成熟まんこの奥底めがけ受胎確実の白濁を勢いよく叩きつけフィニッシュ。
ロリっ娘へ合法的にナマ中田氏三昧という本来なら不自然きわまりない基本設定を心の底から愛しあう男女の素朴で清廉なロマンスへと昇華し、自分のようなスレきったオサーンさえも「結婚っていいなあ……」と率直に思わせてしまう源五郎マジックに今回も脱帽だ。この最大最強の武器を保有し続ける限りこの作家の単行本を俺はずっと購入し続けることだろう。欲を言えば別媒体の連載などでじつはナイスな巨乳ヒロインも描ける人なのをわかっているので従来わずかに含有されていたおっぱいっ娘も今後また混ぜこんでいただければ。冒頭オムニバスと後ろのロリババア短編群とでは前者の方がより個人的には抜けて、なかでも学校コンパ参加者と受付JSとの出会いからお付き合いを深めついに結ばれてハッピーエンドまでの一連のシークエンスをたっぷり実況中継する作品世界導入編のごとき1本め「学コンへ行こう!」と、以前から想いを寄せる青年とのお見合いをお膳立てしてもらった少女が好機を逃さず既成事実成立へ押しの一手の4本め「お見合いは計画的に…」がことのほかfeel so good。
0 件のコメント:
コメントを投稿