2013-12-31

「酒とエロ漫画の日々。」Selected 2013年エロ漫画ベスト10

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一昨年はじめて実施した「「酒とエロ漫画の日々。」Selected 2011年エロ漫画ベスト10」、そして昨年の「「酒とエロ漫画の日々。」Selected 2012年エロ漫画ベスト10」と、いずれも望外の反響をいただきすっかり増長した俺が性懲りもなく3匹めのドジョウを追いかけるエロ漫画ベスト企画、今年もいってみよう!

先ほどまとめた総括記事で集計したように、2013年は全部で246冊のエロ漫画単行本を評価の俎上に載せた。その際に当ブログでは冒頭で実用度をはじめ物語性や修整具合といったファクターを○×式で評価している。そこで抜き評価が「◎」のものだけをまずピックアップし、そのなかからさらに厳選したのがこの10冊だ。
今年も作品性とか売上ランクとかはまったく考慮せずひたすら「俺のちんこに響いたか否か」のみが唯一無二の選考ポイント。したがって一般的な売上ベスト10や物語性の重視される個人ブログなどでの同種企画に比べだいぶ趣の違う物件もあるのだけれど、いずれも我が砲身をすり切れるほど酷使した掛け値なしに使える超弩級の精液分泌支援物資ばかり。
なお詳細なレヴュウ内容についてはそれぞれに記されたリンク先をクリックしていただきたい。





第10位 アスヒロ「恋色おっぱい」コアマガジン 詳細感想
彼氏彼女の甘く熱い交歓をじっくり描くべくキャラは極度に絞られ周囲数mだけのクローズドな空間でイチャラヴ&ファックがつづられる。モッサリした茂みへたぎる男根がねじこまれるたび巨大な双丘をブリブリ揺らし派手に嬌声を発してイキまくる彼女へ精液大量注入で愚息もご満悦だ。
いっとき商業誌での活動が停滞したこともあったのだけれど、今年の新刊で華々しくカムバック。おもちみたく柔かそうな爆乳に顔をうずめたい君に文句なくオススメの逸品だ。また個人的にはメカクレ属性を開眼させてくれた1冊としてとくに心に刻みたい物件。



第9位 坂崎ふれでぃ「汁だく肉乱交(にくまつり)」クロエ出版 詳細感想
処女作から顕著だった異様に密度の高い作画/作劇はこの2冊めでさらに拍車がかかり、画面いっぱいに拡がる大量の女体へこれまた多数の男子が群がり子宮の奥へ白濁液ドプドプ。速攻ファック速攻アヘ顔速攻絶頂の肉食獣のごときファックは恐ろしく実用的で読後腎虚になること必至だ。
現代エロ漫画においてどのような性的表現が用いられているかを分析/研究したければこの作家の漫画を読めばいい。わずかな空白すら許さず各種ギミックを横溢させる豊饒なヴィジュアル/言語空間はいちどは体験しておくべき一種の進化の究極系だと思う。



第8位 桂井よしあき「黒白Lovers」ワニマガジン社 詳細感想
こちらは初回限定版として2冊セットで発売されたもので、現在はイチャラヴハーレム特盛の和姦系「告白Lovers」と輪姦調教NTR満漢全席の凌辱系「黒箔BLACK Rubbers」の2分冊でリリースされている。いずれも2013年最新型のタッチでガチエロ三昧のすばらしき抜きツールだ。
和姦のみ/凌辱のみの単能型は多いけれど、この作家は両者を同一の比率で送り出しつつ抜きクオリティをどちらも落とすことのない希有な存在。清楚な出で立ちのヒロインズがドエロい本性をむき出しにして恥も外聞もなくアヘりまくるギャップがすばらしすぎる。



第7位 R-Ex「Step-Up LOVERS!」コアマガジン 詳細感想
キュートなアニメ絵で描かれるむっちり巨乳ヒロイン2名が彼氏とのラヴラヴセックスに耽溺する光景を詳細描写。艶めくボディが激しく揺れてんこもりの性器結合断面図を従えつつ大量に膣内射精三昧×複数ラウンドの強力すぎる抜き物件でティッシュの在庫が枯渇すること必定。
今年後半はキツすぎる修整ですっかり購入意欲を削がれたコアマガ単行本だが、こちらは特大モザイクをものともしないガチンコファックの応酬でたいそう使わせてもらった。ドエロいのにほおはニンマリの臆面もないイチャイチャぶりがグッド。



第6位 doumou「セックスのち両想い」クロエ出版 詳細感想
爆裂ボディをブリブリ振りまわし女子側から積極的に精液搾取のハードファックはそのままに、前作より真摯なラヴ成を分多めに配合。ときに息苦しくなる恋模様も最後みごとに成就し喜びに満たされながらたっぷり膣内射精され絶頂するヒロインの痴態に目からもちんこからも涙だ。
去年ドウモウ名義で出た「いただきっ!セーエキ」発売のときは正直そんなに強い印象はなかったのだけれど、今回は私的嗜好にドンピシャ。ショート男装爆乳女子を強要ティックに性的開発→紆余曲折ありラヴラヴへの強引な流れ万歳!!



第5位 源五郎「今日も寝かせないから」茜新社 詳細感想
キャッチーすぎる絵柄とハートウォームな作劇でもってちんまい少女とのガチファックをゴリゴリ展開しては中田氏三昧孕ませ三昧の素敵すぎる1冊。華奢なボディをハードに使役してアンアンイキまくるちびっ娘たちの痴態に摩擦運動が止まらなくなること必至だ。
この作家を最初に知ったのは某萌え4コマ誌上でのことなのだけれど、ほんわか日常コメディを描いてた同じ人がLOに来て問答無用のハードコアセックスをくり広げたものだからビックリ仰天。通常ロリもさることながらロリ巨乳やJC/JK巨乳も絶品なので来年はぜひそっち路線の充実もお願いしたい。



第4位 実々みみず「恋愛架空請求」ヒット出版社 詳細感想
たいへんキュートなティーンガールズが大ぶりの優美なおっぱいをブリブリ揺らしては膣内射精されまくりのすばらしき光景が眼前に広がる。ポップでキャッチーな絵柄にふさわしい軽妙ラヴコメ三昧で読後感もさわやかな万人向けの抜き物件。
元来は故「COMIC RIN」で知った人で当時からおそろしく抜ける漫画を描いていたのだが、単行本にまとまる前に同誌はつぶれこのまま永遠にお蔵入りかと思ったところに救いの手が! 今年前半の摩擦運動はこの人のコミックスとともにあったといっても過言ではないほど異様な高頻度でお世話になった。



第3位 なるさわ景「とろなまヒロインズ」ヒット出版社 詳細感想
版元が変わっても健全明朗ラヴコメ&問答無用膣内射精詳細中継の悪魔的コンビネイションの破壊力は健在。数ページにわたり発射プロセスを延々解説&性器結合断面大バーゲンの超絶抜き物件でありサルのごとくちんこをしごけることだろう。
2012年2位の前単行本「CHUっちゅ あいらんど!」に引き続き今年も堂々のランクイン。前作の帯訴求コピー「種付け断面の首領(ドン)」に続いてこちらでは「断面射精のマエストロ」と、出版社サイドも完全にウリどころをわかってる。2度3度4度5度とひたすら子宮の奥へザーメンを叩きつける光景で果てしなく自慰表明ですよ。



第2位 緑のルーペ「ガーデン(2)」茜新社 詳細感想
淫語連射&性器結合部ドアップの特濃ファックを縦軸に据え、少女らが肉欲の罠へ転落/救済の詳細プロセスおよび驚天動地の大転回を横軸に配して大河ストーリー堂々完結。静謐なタッチで描かれる狂乱のセックスと緊迫した科白まわし、そしてせつなくも感動的なラストに思わず落涙だ。
去年の1巻刊行時は評価を保留したが、無事連載が終わり満を持してのノミネート。いくたびもの深読みに耐える仕掛け満載の作劇はしかし終わってみるとシンプルなふたりの物語へと回帰した。過酷な経験を経てようやくいくばくかの安寧を得た彼ら彼女らの今後に幸あらんと願いつつマイちんこを大いに使役。



第1位 ひげなむち「おとめくずし」ワニマガジン社 詳細感想
たいへんキュートな筆致で描かれる童顔もっちり肌ヒロインズが彼氏以外の男の手で開発され膣内射精三昧という悪魔的コンビネイションが前作に続き炸裂。ちんこパワーにねじ伏せられ心身ともに屈服させられつつ歓喜の表情を浮かべ絶頂する女の子の痴態に愚息も速攻昇天だ。
この人は「ナガサレ系」と称し寝取られ男の悲惨さひかえめのソフトNTRを展開するのだけれど、じつのところ女の子サイドの堕ちっぷりはガチ本気。ことに今回収録の冒頭連作はヒロインの転落プロセスが詳細すぎてマジ猛毒。しかしながらそれでいて読み通してみるとドス黒い部分はあまり残留しない不思議な持ち味の作家だ。マシュマロみたくやわこいボディが画面いっぱいに乱舞する光景はまさに垂涎モノで、滑らかな女体へ執拗にザーメンを抽送する極上の種つけシーンで我が精巣の残機はたちまちゼロ。


去年とは違い先に下位の陣容のセレクトを終えたものの、トップ5の順位づけには悩みに悩みまくった。いちおうランク分けを行ったとはいえいずれも僅差であり、どの単行本が首位に立ってもおかしくないほど活用させてもらっただけにいまだ迷いもある。
惜しくも次点となったのは藤坂リリック「リリカルきゅーと」左橋レンヤ「とってもホットな中心部」といったあたり。あとは話題性込みで石恵「TiTiKEi」の選出も考えたが、コストパフォーマンスまで考慮に入れ最終的には通常型コミックスオンリーのラインナップで落ちつく。
いつものように王道とはほど遠いベスト10になった気はするけれど、どの単行本も俺のちんこの安寧にこのうえなく貢献してくれたのだからなんら撤回する気はない。その他ノミネートを拡大したり別の視点から選択したりすればもっといろんな作家を俎上に載せることもできたのだろうが、むろんセレクト以外のコミックスでも大いに抜き抜きさせてもらったのはいうまでもないことだ。
今回名前を出させていただいた人たちのみならずすべてのエロ漫画家の方々に感謝をささげ、作家活動の前途に幸多からんことをひたすら願う次第である。

来年もまたすばらしきエロ漫画との出会いを心より楽しみにしながら2013年にお別れを。

2 件のコメント:

  1. あけましておめでとうございます。
    旧年中も例年同様、大兄の購入履歴を参考にさせていただきました。
    本年もよろしくお願いいたします。

    12月22日付「年忘れ夫婦放談」の文字を見て、ことしも「サンデーソングブックでは「新春放談」をやるのかな?と思っていたところ、年末の大滝詠一氏の訃報をみてびっくりしました。
    大兄もくれぐれもご自愛ください。

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  2. ジロー様

    まいどコメントありがとうございます。
    自分ではなんだかセレクトの幅が狭まってしまっているんじゃないかとか自省しているのですが、お役に立てているのなら幸いです。
    今年もよろしくお願いします。

    12月22日はまさに「サンデーソングブック」を効きながらレヴュウ書きをしていたのであのようなタイトルにしたのですが、まさかそこから10日も経たずに訃報に接するとは……。
    自分も心よりご冥福をお祈りする次第です。
    新春放談、誰か他の人を代打に立てるのか、達郎さんひとりでやられるのか、いずれにしてもあのお正月ならではのまったりした空気を堪能できなくなるのは大いなる痛手ですなあ。

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