2018-02-02

本日のピアノ・リサイタル。

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-姫野こもも「色欲とろいめらい」ワニマガジン社 ISBN:9784862695413
話○-△ 抜◎ 消小 総合○

常に学年トップの主人公はある日生徒会長直々の呼び出しを受け秘密の任務に就くことに……長編4話&巻頭フルカラープロローグ+独立短編4本。極上ハイティーンガールズがふだんの清楚な笑顔を娼婦のごときアクメフェイスへと変貌させ汗と涙と精液まみれでド派手にイキ狂う光景を読者の脳裡へ絨毯爆撃する作者最新刊はトータル3冊目のコミックスにしてこの出版社からの初見参だ。
この作家について最初に存在を知ったのは2010年代初頭あたりだったのだが、そのころは申しわけなくも自分的に重要なエロ漫画家ではなく、初コミックスは購入を回避してしまったほど。それが俄然気になりはじめたのは一昨年ジーオーティーより上梓された前単行本「とろける乙女」収録の作品たちが雑誌に載ったあたり。可愛らしい絵柄なのに女子連中の限度を知らない淫乱ぶり披露に度肝を抜かれ、矢も楯もたまらず買い求めた同書は期待どおりの壮絶な実用性で当ブログ選定の2016年エロ漫画ベスト10企画の第5位にセレクトしたほどだ。そんなこの作家の最新刊となればむろん速攻でゲットせざるを得ないというもの。
単行本が出るたびに版元のスケールも上がって、今回はついに業界最大手たるワニマガからの発売。当初から姫野こもも最大の武器である繊細さと華麗さを兼ね備えた萌えティックな絵柄はむろん出版社を移っても健在だ。収録作すべて当社刊の「コミックゼロス」および「COMIC快楽天XTC」誌上で2016-17年にかけ掲載された最新原稿に加筆修正も加わりクオリティの高さは折り紙つき。いつものように出版社公式サイト内のコミックス情報ページからサンプル画像を参照できるので、近くに内容見本を置いている書店のない方でもチェックは容易だ。
このファンシィ&ゴージャスな筆致から生み出される女性陣は明記のないものを含めおそらくミドル~ハイティーン固定。その圧倒的多数が制服着用でのえっちを実施しており女学生大好きっ漢の飽くなき欲望を存分に満たしてくれる。年齢レンジは狭いもののみなさん髪型や性格づけに細かく差異を設けキャラクターの描き分けも明瞭だ。そんな彼女らはなんとも愛らしいお子ちゃまティックな顔立ちでいながらおっぱいの方はわずかな例外を除き大人顔負けの雄大なブツを標準装備していて、俺みたいな童顔巨乳ヒロインスキーにとってはまさにエルドラド到来ですよ。
ところどころに暗い影が差すダーク志向の物語を訥々とつむいでいくのがこの作家のストーリーテリングの特徴的な点。最初期はいまと逆の軽快なエロコメ主体だったのだが、前作あたりから作風を微妙に変化させより淫靡なエロスがきわ立つ形となっている(薄い本は昔からこの路線だったようだけど)。とくに今回唯一の長尺ものにして実質的なタイトル・チューンに相当する冒頭連載作「学欲向上委員会」は成績優秀ながらも気弱な少年が強大な権力を与えられ次々と生徒を食いまくるうち清濁併せ呑む一人前の漢として成長してゆくという、ベタなハーレムものの趣向に俺TUEEE的垂涎の設定をプラスして主人公は全能感フルスロットル、餌食になる女子はまさに人権蹂躙され放題という読み手のほの暗い欲望を喚起しまくる世界観だ。一方でうしろの短編群は基本合意エロでお話の展開自体は和姦ベースながら、アブノーマルな行為をひそませたり女の子たちにどこか嗜虐心をそそる要素を盛りこんだりと随所に澱のような堆積物を落としてゆき我々の心をかき乱す。
そしてなんと言っても姫野こももならではのリーサル・ウェポンはエロシーンそれ自体。1本あたり22-30ページと分量には幅はあるがお話の長短問わず濡れ場占有率は異様に高く股間の摩擦運動を強力にアシスト。このキャッチーな絵ヅラでもって問答無用のストロングファックをくり広げるつつ景気よく膣内射精三昧という「こんなカワイイ娘があんな派手に乱れて……」というエロ漫画的ギャップ萌えの基本を忠実に実践するのみならず、おにゃのこ連中がその体躯を常時いろんな分泌物にまみれさせ顔面を随喜の涙でぐしょぐしょにしながらイキ狂うアクメフェイス百面相がおそろしく扇情的なのだ。とりわけ少女らが脳髄を貫く強烈な快感を必死にこらえ歯を食いしばるさまは淫猥きわまりなく、この表情が出てくるコマだけで自分はモリモリ抜きまくれますよ。
圧倒的に優位な立場から命令を下す快感に酔いながら少女たちのたわわな肢体を美味しくいただく夢のような時間がはじまる。手はじめに下腹部の逸物へ奉仕を命じいたいけな乙女の可憐な口腔めがけ白濁を放つのだ。休息など許さずこんどはお歳に似合わぬ豊満な体躯をあらわにし双丘をムンズと鷲掴みにしてもてあそびながら敏感な部分を執拗に刺戟。こみ上げる衝撃にたちまちほおを朱に染め瞳を潤ませて快感にあえぐ彼女らの蜜壷へそのまま暴れん棒をインサート。はわわわと口を歪めダラダラ唾液垂れ流しながら未曾有の快楽に全身を打ち震わせるヒロインズの狭隘な子宮へ2度3度4度と特濃孕み汁の奔流をお見舞いし女体征服ミッション完遂だ。
女の子取っかえ引っかえよりはじっくりタイマンラヴの方が好みな自分だけど、そのハンディを負ってでさえヒロインみなトロトロに表情を崩し全身全霊でイキ狂う光景に息子も無条件降伏せざるを得ない。これで描写自体はとてつもなく秀逸ながら全般的に出し惜しみぎみな性器結合/射精断面図がもっとふんだんにフィーチャーされていれば抜き評価は三重丸でもおかしくなかったところ。著者ブログなどを見るに今後の執筆ペースは落ちるようだけども、無理しない程度に引き続き超絶ドエロい作品を描いてもらえればと願う。今回のお話たちのなかでは冒頭連載より後半の短編群がより俺的お気に入りで、なかでも別の男との情事を日々のぞき見していた教え子JKの肉体をついに我がものにして「穴の向こう側」と、子犬みたくつきまとってくる後輩女子を甘いお菓子とちんこで餌づけ「あまいサカリ」でもって我が砲身を灼けつくほどに使役。

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