-速野悠二「VRエロゲに夢中なJKにハメてみた」リイド社 ISBN:9784845852789
話○ 抜○ 消小 総合○
ゲーム研究部入部熱烈志望の後輩JKを追い返すはずが彼女のゴックンボディに辛抱たまらず……巻頭描きおろし表題作短編+依頼を受け校内にはびこる媚薬の流通ルートを調査中の主人公は捜査にかこつけ女子を次々に食いまくり中編3話+人気コスプレイヤーの妹を守るため姉は身体を張って数々の凌辱に耐え中編3話+独立短編1本。むっちりボディのドスケベガールズがたわわな肢体をフル活用し下品きわまりないアヘ顔さらして子宮の奥まで中田氏され放題のストロングファック絨毯爆撃でお送りする作者最新刊はガチ成年物件としての通算4冊めにして本レーベル発の3rdコミックスだ。
題材こそお色気系ながら活動のスタートは健全安全一般誌だったこの人が次第に本格エロにも足跡を伸ばしついには成年向け専業となってはや数年。もとより女の子の弾力あふれる扇情的な肢体描写がウリのひとつだっただけに、こっちの界隈へやって来ても特段の違和感なく溶けこんだ感じ。そんなわけで執筆ペースもいたって順調であるのだけれど、去年1月に同じ版元より上梓された前単行本「僕が膣内射精をするセカイ系な理由」は申しわけなくも購入をパス。よって当ブログで評価の俎上に載せるのはさらにもう1つ前で2016年発売のやはり当社刊「少女刑事アリス」以来。
なにやらホラーな雰囲気すら感じさせる妙にエキセントリックな表紙絵にはビビったものの、ページを手繰ればいつもどおりポップで健康的な一般青年誌系のタッチが出てきて安心。太めの描線で力強くつむがれる作画はさすがヴェテランの安定感だ。巻末の初出一覧や著者あとがきの記述を見るに描きおろしパートを除くと当版元のweb配信誌「comicクリベロン」で2014-17年にかけ掲載された原稿とのことで、作者はしきりにヴィジュアルの新旧差を気にしているけれどそこまで顕著な違いはなくトータルでの違和感はないかと。なお出版社提供の単行本情報ページから内容サンプルを閲覧できるので、四の五の言うよりみなさま自身で作画のテイストを確認するのをオススメ。
このたび我々の股間の悦楽にご奉仕してくれる女性陣は頭からシッポまでハイティーン制服女子専科。従来からこのへんの年齢層をもっとも得手とする作家であり彼女らの比類なきキュートネスは折り紙つきだ。いくらか差異はあれど基本的にはティーン特有の愛らしいお顔に大人顔負けビッグバストが付属するという男子の精をしぼり取るのに特化したデザインで息子も大喜びですよ。あと速野悠二の描くヒロインたちはこぞってカヴァーイラストでも誇示されるとおり下腹部の密集したジャングルを持つのが特徴的。こんもりお肉の乗った土手高JKまんこを覆いつくすかのごとくビッシリと生い茂ったアンダーヘアは一部好事家にとってたまらぬ光景だろう。
ワン・アイディアをテンポよく発展させる読み切りから大仰なガジェットを縦横無尽に広げる長尺ものまでどんなタイプのお話も描ける万能型の人だが、今回は3話構成の連作2つに単発2本と比較的とっつきやすい小品主体。連作の方は片やハードコアキメセク、もう一方が伝奇風味ヒロイン受難劇といささか不穏な趣向なものの、最終的は女子みな目を回しトロトロのイキ顔さらして絶頂するのでダークネスはかなり中和され読後感を悪くしないのがいいところ。残りの短編2本もプレイはエグいけどコミカルだったり甘ラヴだったりのこれまた読み口スッキリ系で、暗黒テイストにずいぶん傾斜していた2つ前の単行本よりはかつて一般誌でならしたころの芸風に近い感じ。
やや濃口の絵柄に比例するかのように濡れ場のノリはやたらとコッテリした感触のそれ。1本あたり24ページ固定のわりかし潤沢な容量を十全に活かしヒロインたちが日常の素朴な笑顔を淫乱アクメフェイスへと変貌させイキ狂う光景を活写する。ピンと乳首を屹立させぷっくりまんこを充血させてとエロパーツ周辺を生々しく描写しながら女子連中が陶酔しきったアヘ顔をさらし全力でファックに没頭するのだ。ことにコッテリ特濃ザーメンを膣内の肉ヒダひとつひとつでガッチリと受け止める詳細射精断面図フィーチャーは出色で、日本語にならない咆吼を発しだらしなくベロ出しながらたっぷり種つけされ昇天のえげつない艶姿を前にして読み手の精嚢もたちまちスッカラカン。
まだまだあどけなさの残る制服少女はしかしながら薬やゲームプレイなどを引き金に一転発情モード。ムチムチボディを自分から白日の下にさらしほおを上気させながら目前の男根へしゃぶりつく。執拗に竿を舐め上げたちまち第1ちんこ汁を搾取したのちこんどは密林の奥にうごめく秘密の花園をご開帳して挿入を待機するのだ。待望の暴れん棒がねじこまれ激しく内奥を突き上げられて女子どもたまらず目をグルグル回し淫語マシンガン連射のお下劣すぎる痴態をさらけ出す。獣のごとく嬌声をまき散らしながら柔肉を独立した生きもののように蠕動させしきりにザーメンを搾取しようとする肉食動物さながらの淫乱ぶりがたまらない。いよいよ感極まりヨダレたれ流しながらイクイク連呼する彼女のドスケベまんこめがけ最後に特濃ザーメンの奔流をお見舞いだ。
いかにも「注入してるんだ!」という実感の湧く秀逸な膣内射精断面描写は現役エロ漫画家中でも五指に入るスグレモノながら、私的嗜好からすると強烈無比なアヘ顔百面相に若干のやりすぎ感を覚え相殺するとこの抜き評価となる。とはいえガチエロ完全転向からそう歳月が経っていないことを思えば驚くほどの順応ぶりであり、できればもっとメジャーなエロ漫画誌で執筆し幅広くその実力を見せつけてもらいたい作家のひとりだ。収録作いずれもたいそうユースフルだが、あこがれの幼なじみ/ドSメガネ腐女子/才色兼備腹黒生徒会長を媚薬で狂わせ次々とご賞味の連作「ジャンキーJK強制捜査」がいっとうお気に入りですか喃。
0 件のコメント:
コメントを投稿