2018-06-19

本年度の交流戦優勝。

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-zen9「神様にお願い」エンジェル出版 ISBN:9784873068145
話○ 抜○ 消小 総合○

実家を追い出されたニート主人公がなけなしの資金で神社に願掛けしたらご利益でたちまち知り合った女子連中と犯りたい放題表題作長編全10話。超弩級ボディの蠱惑的なガールズ&レディースを次から次とゴチになりつつ最後しっとりの明朗快活エロコメを展開の作者最新刊は射精支援物資としての通算20冊めにして成年マーク仕様としての6thコミックスだ。
自分がこの作家にはじめて触れたのはこのブログの前にやっていたはてなダイアリー時代のことだからもう10数年以上前のことになるのだが、活動の舞台は変遷しつつもその後ずっとコンスタントに執筆を続けていまや超ヴェテランの部類。堅調な漫画制作ペースをまったく崩すことがないのがなによりの強みで、今回も前単行本「快楽式ダイエット!」刊行から1年経たずの短いインターヴァルで早くも新作の登場である。
巫女さんが景気よくビッグバストをまろび出しのマーヴェラスな表紙がぼくらをお出迎え。中身の白黒原稿もカラー絵と完全互換のポップ&キュートなアニメ絵で訴求力は抜群だ。キャリアのかなり早いうちからPC作画を導入していた人でトーンワークの美しさは折り紙つき。収録作すべて前作刊行後に当版元の慎太郎シール誌「アクションピザッツDX」掲載分と直近執筆のものばかりで、最新型zen9のハイクオリティな作画を堪能できる仕掛け。
レギュレイションの関係上オール18歳以上となる女性陣は20代前半附近をヴォリュームゾーンに上下方向若干名をプラスの構成。少し前にやたらと熟女率が増加して青い果実スキーの自分は悲嘆に暮れたものだが、ここのところは若い娘の登場頻度もいくらか回復してひと安心。むろん年齢関係なしにおっぱいボイーン太ももドドーンの超絶グラマラス体型は全員共通で、お顔を凌駕する勢いの巨大な双丘が全編にわたりダイナミックに揺れるゴージャスな光景はここが日本であることを忘れてしまいそうなプレイメイツ感覚だ。
全編にわたる長尺ものとなるこちらはハーレムものと見せかけて途中から本命とのイチャラヴへ移行する変則的な構成となる。無職のくせに自宅へデリヘルを呼びセックス三昧の主人公・上地隆司(かみじたかし)はついに勘当され、なけなしのお金まで風に飛ばされ神社の賽銭箱へ吸いこまれる。ヤケクソで身勝手な願いをお祈りしたところ効果てきめん、直後からやり手の女性実業家・館岡美穂(たておかみほ)、元気っ娘宅配員・鈴木渚(すずきなぎさ)、元同級生の辣腕公務員・新井美紗(あらいみさ)と立て続けにまんこゲット。しかしどういうわけか1発犯ると彼女らはスッキリした顔で彼のもとから離れてしまうのだ。謎を解明すべく賽銭箱の前へ戻った隆司は神社付きの巫女・黒田凪(くろだなぎ)に相談がてらまたハメてしまったのだが彼女とだけは関係を続けることに成功する。さてその真相は――というわけで、当初のハーレム風味の物語が中盤すぎからは美穂に雑貨ショップを任され本腰を入れて仕事するようになった隆司と巫女兼任で店員を務める凪との真摯なラヴ模様へとマイナーチェンジ。この奇妙な状況の種明かしや2人の恋の決着だとかは実際に本書を読み確認していただきたいのだが、キャリア初期のとことん犯るだけ女体回転寿司から次第にしっとりとした恋愛ストーリーをもつむぎ出すようになったzen9自身の作風の変化が今回この1冊でコンパクトに再奏されているようでもある。
1話あたり18-20ページのそう多くない分量ながら、zen9謹製の豪華絢爛ボディが画面狭しと入り乱れるエロシーンは迫力満点。数冊前から黄色い楕円つきでの単行本化が前提となったことでエロ演出もハード志向になり肉食獣さながらのド派手な交合がたっぷりと描かれる。陰影クッキリのツヤツヤボディに大量の体液が飛び交うなかピキピキちんことぷっくりまんこの容赦なき摩擦運動が多彩なアングルで展開され超高BPMで背景を流れる擬音に乗っかりながらドプドプ膣内に特濃ザーメンを打ちこまれ女子ども心底気持ちよさそうに昇天だ。
総容量も乳暈もニップルもすべてが大ぶりなエクストララージバストを景気よくさらけ出し女たちは挑むような目つきで誘惑してくる。据え膳食わねば男の恥と乳首にしゃぶりつき執拗に揉みしだきながら次第に下腹部へ手を伸ばすと彼女はいっそう呼吸を荒げ甘い吐息を漏らすのだ。すっかり準備万端の土手高まんこをいきり立つ怒張でこじ開け粘膜もめくれ上がろうかという勢いで抽送をくり返すたびたわわな肢体を大胆に揺すぶり全身全霊で快楽享受に没頭するエロメスどもの痴態にいっそう興奮。艶めく肢体を快感で朱に染めイクイク連呼のヒロインズの子宮の奥深くへ怒濤のごとく白濁を叩きつけたその刹那両者ダブルノックアウト。
代わる代わる女体アラカルトを味わい尽くす前半部と一転波瀾万丈シリアスラヴを展開する後半部とのコントラストもバッチリ決まりひと粒で2度おいしい1冊だ。ただ設定上やむを得ないこととはいえメインヒロイン・凪のガチ本番がかなり後回しになってしまうのがマイちんこ的にうれしくなくわずかに抜き評価をダウン。なお巻末著者あとがきによると次の連載は年上で重めの話ということで、メイド・イン・zen9の熟れ熟れアダルトさん大好きっ漢たちは万難を排してでも次回作を購入すべし。自分は最近たまに他社で描いているJKものが早くたまってそっちも単行本化するのを期待している。本作登場ヒロインいずれも股間がお世話になったのだけど、短髪女子スキーなワタクシとしては元気いっぱい健康少女・渚ちゃんがいちばん好みですなあ。

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