-あらいぐま「いちゃ・ハメ・らぶ」ジーオーティー ISBN:9784814801206
話△ 抜○ 消小 総合○
勝手に押しかけご奉仕してくる隣室女子の性的軍事侵攻にちんこは無条件降伏連作2本+凜とした先輩女子がふと見せる可愛い部分に辛抱たまらず合体本編&描きおろしショート後日談+独立短編6本。萌えまっしぐらのキュートな筆致でもって童顔巨乳女子とイチャラヴガチファック三昧のすばらしすぎる光景を余すところなく展開の作者最新刊は通算3冊めのコミックスにして本レーベルからの初見参だ。なお機種依存文字につき置き換え表示したが、単行本タイトル内のナカグロ2つは本来ハートマークでございます。
これまでの刊行数こそ少ないものの、じつはこの人ゼロ年代はじめにはすでに作家活動を開始していたいっぱしのヴェテラン。ただキャリア初期はゲーム原画家としてのお仕事が中心であり、エロ漫画へ本格的に注力するようになったのは最近になってから。そんなわけで自分がその存在を認知したのもだいぶ遅れてからなのだけど即座に私的お気に入り作家として以後はその動向を追いかけまくり。2015年にマックスより上梓され奇しくもポプリレーベル最後の刊行物ともなった前単行本「おまん・みるく」以後は新しいクライアントを見つけるまで少しブランクがあって、それゆえこの新作リリースまで3年とずいぶん待たされたものだから我が股間は破裂寸前ですよ!
誰が見てもハッキリ萌え絵ベースとわかるキュートネス炸裂の絵柄がこの作家最大の武器。2018年のいまとなってはやや古典的な印象ではあるけれど、それゆえ俺のようなオサーン読者にはむしろより心地よく受容できる。収録作すべて2016-18年にかけての当社刊「comicアンスリウム」掲載分と直近原稿ばかりゆえクオリティも高値安定。いつものようにGOT公式サイトにあるコミックス情報ページでサンプル画像をおがめるので表紙買いの失敗とは無縁だ。
今回登場の女性陣はJKメインだった前作から女子大生やOLなどが多くなり平均年齢が上昇。といっても元来ブリブリにあどけない系の造形をする人であり大人キャラでもアダルト感は皆無で青い果実スキーの俺もホッと安堵。そして当然のごとく従来同様に首から下はダイナミックおっぱいが激しく自己主張するいつものあらいぐま印でまことに眼福。造形の基本はいっしょながら髪型や性格づけなどヒロイン間に細やかな差別化を図りマンネリ感なく読めるのはさすがエロゲンガー兼任の貫禄ですね。
物語傾向は明確に前作のキャリーオーヴァーとなる糖度1000%のイチャラヴ専科。他社仕事ではもう少し甘エロの範疇から逸脱した作品も描くけれど、アンスリウム掲載分は読んでるだけで虫歯になりそうなバカップルの恋愛模様を臆面もなく展開。これだけノリが同じだとさすがに胸焼けしそうなところ、作品ごと男女のパワーバランスを変化させたりおにゃのこ連中に少々エキセントリックな属性を附与したりで少しずつ読み口を違える配慮はヴェテランならでは。一部つれないフリしたり意地悪だったりしても最終的には彼氏彼女みなハッピーに結ばれ読後感はきわめて良好だ。
1本あたり24ページ固定とわりかし潤沢に確保された容量のおかげで濡れ場はたいそう充実。むっちりボディが各種の体液にまみれ土手高まんこを景気よくおっ広げながらドプドプ精液注入のストロングエロスを頭からシッポまでみっちり詰めこんで読み手の自慰表明を強力にサポートだ。とくに奇抜な趣向や特殊なプレイはないものの、ちちしりまんこを随時クローズアップし女の子の感じている表情へ継続的にフォーカシングする計算されつくした画面構成が勃起中枢をダイレクトドライヴ。粘膜どうしを激しく摩擦し合い愛液をとめどなくあふれさせながらトロ顔さらし昇天の痴態で精嚢のストックもスッカラカン。
ふだんの清楚な笑顔をステディな男子の前でだけ娼婦さながらの妖艶フェイスへと変えながら彼氏ちんこへ自分から積極的にしゃぶりつく。舌先も胸の谷間もフル活用して第1ちんこ汁を搾取したのち続けざまに濡れそぼった蜜壷をご開帳しゆっくりと腰を沈めて性器どうしの真剣勝負をスタート。ねっとり糸を引きながらストロークを刻むたび汗と涙とよだれまみれで女子ども法悦の態。もはや恥も外聞もなくエロワードをまき散らししきりに膣内射精を懇願するヒロインのご要望どおり、性の饗宴の締めくくりは子袋の許容量いっぱいに熱い白濁の奔流をお見舞いだ。
いつもながらに安定の甘ラヴ&ガチファックを大量供給の鉄板萌えエロ物件。個人的にはヒロインのお歳が若干上方向へ寄ったのとせっかくナイスな性器結合/膣内射精断面が描ける人なのに今回は描写ひかえめでいくらか評定をマイナスしたけれど、そのへんが特段ハンディにならない方なら無問題だろう。現在GOTのほか別の出版社でも継続的に執筆しているので来たるべき4冊めは比較的早く発売されそうでいまから大いに期待。このたび収録のお話たちのなかでは、憎まれ口ばかり叩く仲の同級生男女がふとしたことから熱愛ガチファック突入「意地っぱりな二人」と、文武両道才色兼備先輩の告白にほだされ性式にお突き合いの「僕の可愛い先輩」/「僕の可愛い先輩~エピローグ」の高校生ヒロインもの2本が私的ベスト。
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