2018-10-30

本日の海鮮味処。

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-亀吉いちこ「えっち大好き成長期」文苑堂 ISBN:9784861173066
話○ 抜◎-○ 消小 総合○

通い妻状態の年下幼なじみ女子と熱烈イチャラヴ本編&続編&巻末描きおろしショートエピソード+独立短編9本。第二次性徴迎えたてガールズが大好きなお兄ちゃんや彼氏のため華奢な体躯をフル活用しては覚えたての快感に没頭しまくりのすばらしすぎる光景をエンドレス再生の作者最新刊は新作抜き物件としての通算11冊めにして黄色い楕円仕様の第9弾、そして当社からの2ndコミックスだ。
紹介に入る前にまずお知らせしておくと、この従来見慣れないペンネームは新人作家のそれではない。すでにゼロ年代後半には商業誌デビューを果たしさまざまな媒体で執筆してきた中堅――いや、いまや立派なヴェテラン作家、いちこが心機一転改名したもの。なにが契機なのかその心境は知るよしもないが、やたらと同名異人が多くネット検索が困難だったのはこれで解消しそうではある。ともあれ依然いろんな出版社を舞台に同時進行でお仕事しているものだから刊行ペースも速く、ワニマガジン社より上梓された前単行本「不純異性交配のススメ」から本作リリースまでちょうど1年の早業。また当社物件としては一昨年刊行の「制服発情も~ど」以来2年ちょっとのインターヴァルである。
キュートなアニメ絵ベースの作画はキャリア初期からなのだけど、ここ数年はより造形が洗練され表情も豊かになってぐんとランクアップした感じ。さっそく収録作の初出を確認すると、いくつか他社執筆分が混ざっていた前の文苑堂単行本とは異なりこちらは全作が当版元の「コミックバベル」誌上で2016-18年にかけ掲載の最新型亀吉いちこ物件だ。本レーベルの特徴として公式サイト内のコミックス情報からPC/スマホそれぞれ独立の試し読みページを参照可能なので、書店店頭でサンプルを見られない環境の方はぜひそちらへアクセスを。
さて長らくこの作家の作品にお世話になってきた諸兄なら表紙を目の当たりにしてまっ先にある変化に気づくだろう。そう、ビッグバスト女子を主体に手がけてきたこの人が今回はすっかりお胸がコンパクトになったヒロインを前面に押し出しているのだ。いちおう従来路線の巨乳ティーンもわずかに存在するものの、中心となるのはささやかなおっぱいのジュニアハイスクールガール。同人では数年前からそこそこの頻度で貧乳さんも描いているとはいえ雑誌での登場はごくまれだっただけにビックリすること請け合い。必然的にトルソはほっそり手足も華奢な幼児体型少女が圧倒的多数で、なまじ過去の亀吉いちこ漫画でダイナマイツボディに親しんできたものだから本当にこんなちびっ娘とセックスしちゃっていいの? とにわかモラリストになってしまいそう。
肢体描写とは対照的に物語の方は引き続きスウィート和姦路線となるが、ヒロインの平均年齢が下がる一方で相方たる野郎サイドは実兄だの兄貴分的存在だの教師だの成人男性ばかりなので年齢差がやけに強調され背徳感マシマシ。あと女の子側の愛情表現がおこちゃまゆえか直截的で、盲目的に抱きついてはストレートに好き好き連呼されるものだからまことに辛抱たまりませんね。わずかに残存する高校生カップルのラヴ模様が立派な大人に見えるくらいにママゴトティックなその愛情はしかしながらより純粋なだけにいっそう強烈な甘さであり、全身全霊で信頼され尽くされる喜びをヴァーチャルに味わい読み手のほおがゆるみまくること必至。
おにゃのこ連中が幼くなっても濡れ場はあいかわらずのスロットル全開ガチンコ勝負。1本あたり16-20ページのかなりタイトな容量ながらそこはヴェテラン、ちんまいボディをハードに使役し未曾有の快感に表情をクルクル変化させながら女の子たちは知り染めたばかりのセックスの気持ちよさに没入するのだ。他社物件ではここにアナルだの匂いフェチだの各種の変態行為を存分にまぶすのだけどこの新刊ではひかえめで、あどけない少女がオンナの悦びをその身へ刻みこんでゆくプロセスの描写にもっぱらフォーカシングする。また随所に稚拙ながらもご奉仕にがんばるヒロインのけなげな姿を挿入することで彼女らをいっそういとおしく思わせる巧みな演出も効果的に興奮を励起せしめるのだ。
大好きなあの人のためなら女の子はいつだって身も心も捧げる準備は万全。まだ下手だけど必死に怒張をお口へ含みのどの奥で精液をゴックンだ。自分からちんまいボディを押し開きパックリ秘密の花園をおっぴろげて挿入をおねだり。たちまち大人サイズの怒張がねじこまれ激しく内奥を突き上げられて脳天を貫く衝撃に目を白黒。強烈な快感に全身を打ち震わせ過呼吸状態でハートマーク乱射の壮絶なイキっぷりがなんとも淫猥だ。ギュッと抱きつき華奢な体躯をのけ反らせながら初めての絶頂を迎えんとするヒロインのちびっ娘まんこめがけ怒濤のごとく熱い白濁を叩きつけてフィニッシュ。
女の子の年齢と肢体描写は劇的に変化したものの、糖度1000%のイチャラヴてんこ盛り&ド派手なイキ顔百面相は健在。おっぱいが寂しいと死んじゃう病でなければ従来からのいちこ=亀吉いちこファン必携の逸品といえよう。個人的にお歳はJC附近のままでバスト増量だとまさに理想なのだけど、近年の薄い本を見るに昨今のこの人はつるぺたを描きたいフェイズに突入しているらしき様相なのでこの新刊みたいのがいちばん筆が乗りそうな感じ。収録作いずれも愚息を大いに活用させてもらったが、なかでも短髪制服巨乳JCちゃんが愛する先生に導かれ初手からセックスに開眼の「はずかし頃」と、実妹以上になつきお嫁さん同然に尽くしてくれる少女へ熱烈ガチハメ中田氏三昧「花咲く幼妻」連作(続編以降はずいぶんおっぱい小さくなるけれど)でもって精嚢のストックもスッカラカン。

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