2018-11-11

今週の姦々恫慄。

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-NABURU「獄姦恥域」クロエ出版 ISBN:9784908099601
話○ 抜○ 消小 総合○

人生に絶望し強姦に手を染めた青年は偶然得た相棒とともに凶行をくり返し前後編+密室に閉じこめられた見知らぬ同士の男女は次々に下る理不尽な指示に従って凌辱拷問の限りを尽くし中編4話。徹底的に体躯を蹂躙され穴という穴を犯されてすべての希望を失い立ち尽くすヒロインズの凄惨そのもののレイプ地獄絵図を圧倒的な密度でお届けの作者最新刊はトータル10冊めにして本ペンネームでの第8弾コミックスだ。
別名義を用い他社でも執筆したりときには一般漫画をも手がけたりしてきたこの人も最近はもっぱら当社の看板誌「COMIC真激」で集中的に活動している。仕事先が分散することがなくなったためか漫画産出ペースも速く、去年10月に上梓された前単行本「学性壊姦」から1年ちょっとと比較的短いインターヴァルでの再臨となった次第。余談だが、このところずっと四字熟語をもじった単行本タイトルが続いているのだけど毎回よくネタが尽きないなあとちょっと感心しながら見ております。
いささかクセはあるものの端整かつ洗練された一般青年誌系の絵柄は黒と白のコントラストも美しくもはや完成の域。可憐な女の子たちに対し野郎サイドの多くが非常にグロテスクなルックスなのもここまで徹底すると立派な個性だ。収録作すべて2018年に入っての真激掲載分と直近原稿ばかりゆえクオリティの高さも折り紙つき。いつものように出版社公式サイト内の新刊情報から内容サンプルを参照できるので、NABURU初挑戦の方も安心。
ロリっ娘からママンまでおよそなんでも描ける人ゆえ今回もハイティーン巨乳女子を中心にちんまいのあり子持ち女性ありとヒロインの年齢層は多彩。ただ基本キュート寄りの造形で年長さんでもアダルト感は希薄ゆえ熟女スキーは回避で。黒目がちの愛らしい顔立ちの彼女らがにこやかに表情を緩めるのはほんの一瞬で、ほどなく阿鼻叫喚の生き地獄に遭遇したちまち底知れぬ恥辱と恐怖に打ち震えるのがNABURU作品登場キャラの宿命なのですよ。
今作コンテンツは冒頭からの連続強姦前後編「獄姦」および以降の密室集団凌辱もの「人籠」の二部構成。父が自殺し大学中退を余儀なくされたうえ幼なじみ女子へ告げた想いも拒絶され絶望した主人公が次々に女性たちを毒牙にかけてゆく前者と、密室に閉じこめられた男女7人が部屋のプレートに記されたメッセージどおり凌辱行為の限りを尽くしながら扉を開き脱出を試みる後者と、いずれも理不尽な運命に翻弄され肉体のあらゆる部分を蹂躙されるNABURU定番の凌辱調教フルコースだ。加えてどちらのオハナシも終盤にはこれまでの展開を根底からひっくり返すデウス・エクス・マキナ的仕掛けが用意され最後まで息つくヒマもない(その詳細については貴方自身でご確認を)。とはいえ徹底的に勧悪懲善を貫くのではなく一抹の救いをラストでにじませるあたりこの作家も歳とともにいくらかマイルドになったのかなあ。
当然のごとくくり広げられる濡れ場は昼夜分かたずレイプレイプレイプレイプ! 1話あたり最低でも26ページ、長いのになると40ページ近くにもなる大ヴォリュームを存分に活かして人権侵害の限りをつくしまことに壮観。いずれも気持ちいいのは男子サイドだけで、ヒロイン連中は容赦なく前後の穴を貫かれ大量の精液を注がれながら虫の息になるまで肉体をいたぶられ拷問され続けるという単なる災難でしかない強姦輪姦地獄絵図だ。このへんはプレイ自体は強要でも最終的にはアヘ顔さらして絶頂などというコンビニ誌の凌辱ものでは絶対にお目にかかれない部分であり、とにかく女の子をヒドい目に遭わせて絶対にイカせたりしてやらないんだ! という作者の強靱な主張を感じる。
出てくる女子みな登場して2分で即レイプの壮絶な婦女暴行満漢全席が開幕だ。挨拶代わりに口腔を犯されのどの奥まで白濁をぶちまけられて少女は嗚咽する。休息など許されず即座に衣服をはぎ取られ濡れてもいない蜜壷へ強引にシャフトをねじこまれてまたしても断末魔の叫び声。膣穴のみではおさまらずすべての開口部を凌辱されたのち身体中に性具を這わされ緊縛されながら昇天寸前まで首を締めあげられてから最後に仕上げとして奔流が渦を巻くほどに粘度の高い特濃ザーメンを子宮の許容量いっぱいに叩きつけられ長きにわたる人権蹂躙見本市もようやくフィナーレ。
耐えがたい屈辱と出口のない暴力沙汰にさらされて精神まで崩壊する女子連中の凄惨な末路をお腹いっぱい満喫できる純度100%のめくるめく強姦輪姦緊縛強要拘束監禁調教暴行アラベスク。どこまでも女子が不幸な目に遭うのが大好きな諸兄のニーズを完璧に満たした本作を手に同好の士の心はほっこりちんこはモッコリ。個人的には昔ごくまれに描いていた和姦ネタもたまには読んでみたいけど、まあ現在の路線で盤石のレギュラー掲載枠を勝ち取ったのだからそれはそれで信ずる道を貫いていただければ。収録2作品のなかでは強要プレイが謎のメッセージで降りてくるというギミックを活かした後半部の「人籠」の方がより娘のみで、ネタバレ直結ゆえ名前を記せないボーイッシュっ娘がヒドい目に遭いまくるのがとくにえがったです喃。

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