2019-04-04

本日のマーダーライセンス。

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-doumou「恋やがて淫ら」クロエ出版 ISBN:9784908099663
話○ 抜◎-○ 消小 総合○

天涯孤独な少年と彼を優しく見守る女教師はやがて深く愛し合うようになり連作2本&描きおろしアフターストーリー+真夏の田舎町で見知らぬ同士閉じこめられた少年少女は裸を見せ合い肌を重ねて本編&巻頭フルカラーショート後日談+独立短編2本。偶然の出会いから運命の関係まで多種多様な男女のラヴ・アフェアをくり広げつつド迫力ボディはじけるストロングファックを疾風怒濤の勢いで読者の脳裡へ叩きつける作者最新刊は本ペンネームでの3冊めにして別名義を含めての通算6thコミックスだ。
キャッチーネスあふれる華やかな絵柄でもって超弩級エクストララージバスト女子のドエロい痴態を真摯なラヴ模様とともにお届けのナイスな作風をさまざまな雑誌で描き続けるうち気がつけば立派な中堅。おおむね当社刊の「COMIC真激」ではdoumouの名で、他社の雑誌ではドウモウ名義で活動しているのだけど昨今はすっかりこちらにかかりきり。最近はリキの入った長尺ものを執筆することが増えたぶん掲載ペースは下がってしまって、2016年夏に刊行の前単行本「惚れときどきヌクもり」から本作リリースまで3年近くとかなり間隔が空いてしまった。ともあれ待っただけの甲斐はあったかさっそく血眼でチェックですよ。
この作家の代名詞たる超特大の双丘がいくつもお目見えのゴージャスきわまりない表紙でさっそくツカミはOK。中身のモノクロ原稿もカヴァーイラストの印象を裏切らない華やかなタッチで、オーソドックスな一般青年誌系の絵柄に適度なBL/TLテイストを附加したそれはまさに唯一無二のdoumouプロダクト。収録作すべて2017年~直近にかけての真激掲載分と最新原稿ばかりゆえ筆致の安定感も抜群だ。この作家初体験でジャケ買いに不安を覚える方は版元公式サイト内のコミックス情報ページおよび著者pixivアカウントの発売告知エントリから内容サンプルを閲覧できるので、書店へおもむく前にそれらを覗いておくのをオススメ。
このたび我々の股間の慰安に貢献してくれる女性陣はロウティーンの青い果実から教え子の亡き母と同い年のアダルトさんまで非常にワイドレンジ。とりわけ明確に年少系キャラを投入してきたのはこの名義初単行本「セックスのち両想い」に登場した男装ピッチャーちゃんのシニアリーグ時代以来ではなかろうか。むろんdoumou作品であるからにはお歳の上下を問わずみなさんたわわに実ったお胸を標準装備で、黙っていてもたゆんたゆんとバストの揺れる音が聞こえてきそうな反則級グラマラスボディを前に股間も昂ぶりまくりですよ!
連作シリーズ2本&単発読み切り2本の収録作たちはそれぞれアホアホだったりしっとりだったり異なる切り口から愛と性の物語をつむぎ出してゆく。短編2つはワニやKTCで描いていたようなアイディア先行のコミカル系で、珍奇な仕掛けに乗っかりつつ情欲に耽溺する男女のありようを軽やかにスケッチ。一方で長尺ものは両方とも純愛志向へスウィッチし、冒頭のボーイ・ミーツ・ガール話「夏と箱」/「夏のあと」では少年少女のさわやかなアヴァンチュールを活写する。そして今回メイン扱いの重厚な女教師/教え子ラヴ「思影」/「秋晴れ」連作では、近年のdoumou作品の特徴であるところの多種多様な伏線を仕込んだ複雑なラヴ・アフェアを展開。序盤は単なる生徒と教師の恋模様と見せつつ中途からはヒロインが恋に落ちるに至るそのバックグラウンドが徐々に明かされていき、最終的にそれに気づいた少年の方もアモルフな気持ちを沈殿させてゆくうち彼らは真剣に対峙し赤裸々な心情をぶつけ合うのだが……その結末は貴方自身が読んでのお楽しみ。
とまあこみ入ったストーリーを堪能したのちはまいどおなじみドスケベボディを全力で酷使するストロングエロスをお腹いっぱい摂取しご満悦だ。1本あたり短くても30ページ近く、長いお話だと40ページ以上にわたる膨大なヴォリュームを利して互いに心底想いあう熱愛カップルズの濃厚きわまりない交合が描かれる。むっちりツヤツヤの肢体を汗まみれに誌いろんな分泌物をまき散らしながらのウェッティなファックがじつに淫猥でたまらない。ほおを紅潮させ熱い吐息をもらしながらゴリゴリ内奥を貫かれビッグバストをブリブリ揺らしながらイキ狂う彼女らの艶姿で際限なくティッシュの在庫を費消だ。
もどかしい誤解やすれ違いののちようやく本当の気持ちをぶつけ合った2人はもはやなんのわだかまりもなく身体を重ねる。しっとり吸いつくような肌を抱きすくめたのち豊かな双丘を揉みしだきやがてもっとも敏感な部分を愛撫するといつしか漏れ出すのは甘い嬌声。しとどに濡れ準備万端の蜜壷へいきり立つ怒張をねじこみ粘膜どうしのハードな摩擦運動を開始だ。肉ヒダの1枚1枚が独立した生きもののように蠕動し屹立したシャフトを痛いほどに締めつけながら全力で快楽享受に没頭する。四肢を絡めタイトに抱き合いながら彼女の子宮の奥深くへ怒濤のごとくザーメンの奔流を打ちこんだその刹那2人してファイナルアクメ。
波瀾万丈の恋愛ドラマとグラマラスボディ乱舞のハードコアエロスとを両獲りのひと粒で2度美味しい物件。たっぷりページを費やして愛の行方を細やかなディテイルを交えつむいでゆく一連のシークエンスはいささか迂遠に感じるかも知れないが、本当の意味で結ばれ幸せいっぱいに絶頂するヒロインのとびきりの表情を目の当たりにすればそれも納得ですよ。個人的にもひさしぶりに低年齢巨乳っ娘が投入されまことに感謝感激。そういうわけで多様な伏線を仕込みドラまっティックな結末まで一気に引っぱってゆく「思影」/「秋晴れ」連作に感嘆しつつ、ナマイキ都会っ娘×ぶっきらぼう田舎少年の甘く激しい恋のメロディ「夏と箱」/「夏のあと」でもって包皮が灼けつくほどに愚息をハードユース。

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