-上石ニーニー「姉妹性交淫習」茜新社 ISBN:9784814800254
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
一族のしきたりに従い3姉妹とその母は弟の子を産むための肉便器と化して今日も種つけされ放題長編6話&描きおろしアナザーストーリー+独立短編3本。母や妹や姉たちとインセストタブー上等でひたすら交合にいそしみムチムチボディに耽溺する血縁ファックを雨あられと読者の脳裡に叩きつける作者最新刊は通算3冊めにして当レーベルからの記念すべきファーストコミックスだ。
この作家のプロダクトを最初に目にしたのはたしか10年以上前、いまは亡き「COMIC RiN」でのこと。気まぐれでしょっちゅう執筆をすっぽかす他の執筆陣に対し、まだまだ発展途上の筆致ながらも量産の効くこの人はしょっちゅう予告にない代打をこなしていたものだ。そんな同誌も休刊して幾歳月、現在この人はよその出版社へ新天地を求め、あるいはときに二次創作で活躍してと引き続き変わらぬ健在ぶりでうれしい。そして当版元のweb配信誌「コミックグレープ」に腰を落ち着け手がけた作品たちが今回めでたくリリースとあいなった。サン出版より2013年に上梓された前単行本「いやらしい牝穴」刊行からおよそ4年あまりのインターヴァルを経ての新刊発売である。なお作者サイトのむやみに浩瀚な発売告知記事から各ショップ購入特典が参照できるので、お好きなブツをゲットできる本屋で買うのがよろし。
特別新しいとかセンス炸裂とかいうタイプではないものの、実直でオーソドックスな一般青年誌系の絵柄はデビュー当初より格段に安定感を増した。描きおろしパートを除き2014-17年にかけてのグレープ掲載分を収録と執筆時期にいささか幅はあるけれど、最古のものでもタッチはあらかた固まっており単行本全体を通じての変動は少ない部類。そんなわけで表紙のみ見ての衝動買いでも第1印象を裏切られるようなことはないと思うが、万全を期すのなら出版社提供の単行本紹介ページにサンプル画像があるのでそちらのチェックをば。
このたび登場の女性陣はあからさまなコミックス表題が示唆するとおり姉妹(&母)の血縁尽くし。年齢的にはハイティーンを中心に推定アラフォーのお母様世代がプラスされるが、ママン連中もルックス的にはかなりキュート寄りで俺のような熟女苦手っ漢でもそれなりに受容できるのがありがたいところ。元来グラマラス系の描写でならす作家だけにむろん誰ひとり例外なくバッツンバッツンのドスケベボディを標準装備で、大ぶりのえげつない乳首といいモサモサのアンダーヘアといい牝の記号をそこらじゅうにばらまいた、まさに読者のちんこをしごかせるためだけに生み出された抜き特化ヒロインが勢ぞろい。
むろん物語の方もすがすがしいまでの近親相姦専科で、赤の他人より身近にいる姉や妹こそが男たちの欲望のターゲット。とりわけ冒頭からの長尺ものであり実質的なタイトル・チューンに相当する「美ヶ根家の淫習」シリーズでは、ほとんど女性しか生まれない家系にあって男子を成す唯一の手段が近親相姦であるという、この禁断の交わりに正統性を与えるギミックからオハナシがどんどん広がってゆく巧みな仕掛け。その他ノーテンキな兄妹エロスからディープな血縁ファックの連鎖まで多種多様なインセストタブーを堪能しお腹いっぱいだ。行為内容としてはすべて合意のセックスながらこれら背徳の関係を深く追及してゆくタイプのお話が多く、コミックスを通読したのち我々の脳髄に残る感触は心持ちダークテイスト。
中堅からヴェテランにさしかかろうかという熟達の作家だけに作品の趣向は多彩なのだけど、ド迫力ボディを怒濤のごとくまろび出しては画面いっぱいに擬音や淫語をマシンガン連射する超高密度ファックのおかげでそのできばえにもかかわらずストーリーの印象はかすみがち。むろん抜き漫画としてはそれこそが正道であり、上石ニーニー特有のおそろしく煽情的な女体が惜しみなく乱舞しては大量の液汁にまみれる光景がなんとも眼福だ。今回はすべてが近親ものというアンモラルな題材ゆえ妊娠上等のナマ中田氏セックスもより迫真性が高まり、作中でしばしば披露するヒロインズのはしたなさすぎるエロワード絨毯爆撃がぼくらの勃起中枢をとらえて放さない。
禁断の種を孕む危険もなんのその、姉や妹や母までもが血を分けた同胞(はらから)にすべてを捧げ性欲処理の道具となることを誓う。当初からつがう気満々か最初抗ってみせるかの違いはあれど、いざ血縁ちんこを受け入れればたちまち背徳の行為のとりことなり昼夜分かたず子作りセックスに没頭だ。愛撫などせずとも濡れそぼち準備万端の蜜壷を強引にシャフトで貫いては激しく腰を使い、それに呼応して全身を打ち震わせ快感に身もだえする彼女らの痴態がさらなる興奮を呼び起こす。ビッグバストをブリブリ揺らし全身汗みずくになりながらド派手な嬌声を発し昇りつめてゆく肉親まんこの最深部めがけ受胎確実の特濃ザーメンをたっぷりとお見舞いだ。
アダルトさん苦手の自分はティーンズ姉妹たちに比べお母さまたちだとどうしても実用度が下がるのだけど、それを差し引いてすら壮絶なまでのストロングファック満漢全席に終始圧倒されっぱなし。キャリア初期の作品に満ちていたホンワカ感やある種の軽妙さはいくらか失われ現在ではほんのり頽廃の香りがただよっているのでRiN時代の上石ニーニーに親しんでいた方は少々驚くかも知れないが、それと引き換えに背徳感を増したゾクゾクするようなエロスを獲得しているのだからこの変化は必然だったのだろう。そんななか昔からおなじみのキャラが今作でもチョイ役ながら投入されていたのは古くからのファンとしてはうれしく、こうした遊び心はこの先芸風をチェンジしても引き続き持っていただきたい。このたび登場のキャラたちのなかでは冒頭長編「美ヶ根家の淫習」のショートヘア活発系次女・美ヶ根橙明(みけねとあ)と、今回唯一の能天気ラヴ短編「肉ムチ妹トレーニング」主演女優たる脳みそホカホカ系淫乱っ娘・佐多山美香(さたやまみか)ちゃんが私的最シコヒロインズ。
2017-04-20
2013-01-12
今宵のアズテック・カメラ。
-上石ニーニー「いやらしい牝穴」サン出版 ISBN:9784864446273
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
成績優秀者にのみ与えられる性処理専用女子生徒を必死の努力で獲得した主人公の前に広がる夢のセックスライフ長編8話+独立短編3本。大ぶりな肢体をハードに使役してヒロイン激しくアヘりまくりのダイナミックエロス炸裂な作者2冊めは当社からの初コミックスだ。
少し前までは故「COMIC RIN」をおもな活動の場としていた作家で、気まぐれで筆の遅い芸術家肌の漫画家が多かった同誌にあってコンスタントに量産のきくこの人はしばしば掲載予定がないときも緊急登板していたのを記憶している。その後RINが休刊となってどうしたのかと思ったらじつは他誌でも並行して活躍していたもようで、今回は漫画/グラヴィア混載誌「マガジン・ウォー」系列で執筆していた作品をメインに収録。このへんの活動をいっさい知らなかったおのれの観測範囲の狭さには自分でもあきれるほかない。
ともあれ茜新社からの処女作品集「乳首勃ってきました」刊行から3年近くの歳月が流れひさびさのリリースとなるこちらはインディーズAVもかくやのむやみに扇情的なタイトルやおどろおどろしいパッケージが目につく。前作の装幀が一般誌の萌え漫画みたくファンシィな仕上がりだったのに比べるとまるで別人のようだ。さすがにいささか躊躇しながらシュリンクを破りページを手繰ると中身はいつもどおりの上石ニーニー節でホッとしたのだけれど。
オーソドックスなアニメ絵ベースの作画はやや大味ながら健康的で親しみやすく訴求対象を広く取れるタイプ。微妙にあか抜けないタッチが逆に読者の緊張を適度にほぐしてくれるのだ。この絵柄で昔のRINにはめずらしくハイティーン巨乳系で下腹部モサモサのヒロインばかりを描いていて当時は異彩を放っていたものだが、今作もやはりJK専科でおっぱいも大きめゆえ貧乳愛好家は回れ右。
牧歌的な筆致にふさわしく物語もどこかほのぼのした和姦ばかり……と以前なら記したところだけど、今回は前半部の短編にダーク含みの話を配置して若干イメチェン。とはいえそれらも行為は合意オンリーだし、うしろの長尺ものはRINでやっていたシリーズ連作をほうふつとさせる甘めのエロスで従来からのファンも過度の警戒は不要かと。
1冊めがそうであったように、お話は序盤女の子側から積極的にアプローチを仕掛けていきつつもハードな肉体言語の応酬に突入するやすっかりメロメロにさせられしきりに膣内射精をおねだりしては中田氏され放題というのが黄金パターン。また男主人公に気弱な小動物系を配するのもおなじみだ。もっとも一見頼りなげな彼らはじつのところ精力絶倫の巨根持ちで、外見に似合わぬタフでえげつないセックスに女の子たちまち屈服というある種我々読者の理想型でございますよ。甘やかな恋心の交歓もそこそこにすぐさま本番を迎えるので濡れ場密度はハンパなく高く、本書のどこをめくっても速攻ちちしりまんこに遭遇することができ読み手の摩擦運動を力強く支援する。
着衣をすばやくはだけまろび出した巨大な2つの双丘にしがみつき大きめの乳首を舌先で執拗に転がせば彼女らたちまち発情。女の子の方からこちらの下半身に手を伸ばし胸の谷間でさっそくパイズリスタートだ。竿を圧迫され亀頭を舐めあげられて顔面シャワーを余儀なくされたのちこんどはシャフトをヒロインの生い茂る密林の奥へぶちこんで反撃開始。まとわりつく柔肉をかき分けて膣内をゴリゴリ貫くたびほおを紅潮させ機関銃のごとく淫語をばらまくさまがなんとも淫猥だ。大量の擬音にまみれつつ性器どうしの天下一武道会をエンドレスで展開するうち嬌声のBPMもぐんぐん速まり、感極まったエロメスどもは恥も外聞もなく精液をおねだりしはじめる。ダイナミックに腰を使い四方八方に淫語をばらまく彼女の子宮へ最後はたっぷりとスペルマシャワーをお見舞いしてメイク・ラヴの総仕上げ。
ファック最優先で物語的コクは希薄なものの(長編はなにやら含みのあるところで突然終わってるし……)、ちんこまんこがダイナミックに行き交うド迫力の濡れ場はひたすら合目的的でコストパフォーマンスは抜群。少々トーンの暗い一部作品よりは従来型の明るくスポーティなセックスが自分は好みで若干抜き評価に幅が出たが総じて使い勝手は良好だ。その他前作でもしばしば顔を出した著者お気に入りキャラのみまちゃんが今回もこっそり仕込まれていて満足。俺的にはコンテンツの過半を占める長編作「ボクだけの奉仕委員」メインヒロインの高身長ツインテ高飛車系・芽衣花さんがツンななかにもけなげでグッときますなー。
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
成績優秀者にのみ与えられる性処理専用女子生徒を必死の努力で獲得した主人公の前に広がる夢のセックスライフ長編8話+独立短編3本。大ぶりな肢体をハードに使役してヒロイン激しくアヘりまくりのダイナミックエロス炸裂な作者2冊めは当社からの初コミックスだ。
少し前までは故「COMIC RIN」をおもな活動の場としていた作家で、気まぐれで筆の遅い芸術家肌の漫画家が多かった同誌にあってコンスタントに量産のきくこの人はしばしば掲載予定がないときも緊急登板していたのを記憶している。その後RINが休刊となってどうしたのかと思ったらじつは他誌でも並行して活躍していたもようで、今回は漫画/グラヴィア混載誌「マガジン・ウォー」系列で執筆していた作品をメインに収録。このへんの活動をいっさい知らなかったおのれの観測範囲の狭さには自分でもあきれるほかない。
ともあれ茜新社からの処女作品集「乳首勃ってきました」刊行から3年近くの歳月が流れひさびさのリリースとなるこちらはインディーズAVもかくやのむやみに扇情的なタイトルやおどろおどろしいパッケージが目につく。前作の装幀が一般誌の萌え漫画みたくファンシィな仕上がりだったのに比べるとまるで別人のようだ。さすがにいささか躊躇しながらシュリンクを破りページを手繰ると中身はいつもどおりの上石ニーニー節でホッとしたのだけれど。
オーソドックスなアニメ絵ベースの作画はやや大味ながら健康的で親しみやすく訴求対象を広く取れるタイプ。微妙にあか抜けないタッチが逆に読者の緊張を適度にほぐしてくれるのだ。この絵柄で昔のRINにはめずらしくハイティーン巨乳系で下腹部モサモサのヒロインばかりを描いていて当時は異彩を放っていたものだが、今作もやはりJK専科でおっぱいも大きめゆえ貧乳愛好家は回れ右。
牧歌的な筆致にふさわしく物語もどこかほのぼのした和姦ばかり……と以前なら記したところだけど、今回は前半部の短編にダーク含みの話を配置して若干イメチェン。とはいえそれらも行為は合意オンリーだし、うしろの長尺ものはRINでやっていたシリーズ連作をほうふつとさせる甘めのエロスで従来からのファンも過度の警戒は不要かと。
1冊めがそうであったように、お話は序盤女の子側から積極的にアプローチを仕掛けていきつつもハードな肉体言語の応酬に突入するやすっかりメロメロにさせられしきりに膣内射精をおねだりしては中田氏され放題というのが黄金パターン。また男主人公に気弱な小動物系を配するのもおなじみだ。もっとも一見頼りなげな彼らはじつのところ精力絶倫の巨根持ちで、外見に似合わぬタフでえげつないセックスに女の子たちまち屈服というある種我々読者の理想型でございますよ。甘やかな恋心の交歓もそこそこにすぐさま本番を迎えるので濡れ場密度はハンパなく高く、本書のどこをめくっても速攻ちちしりまんこに遭遇することができ読み手の摩擦運動を力強く支援する。
着衣をすばやくはだけまろび出した巨大な2つの双丘にしがみつき大きめの乳首を舌先で執拗に転がせば彼女らたちまち発情。女の子の方からこちらの下半身に手を伸ばし胸の谷間でさっそくパイズリスタートだ。竿を圧迫され亀頭を舐めあげられて顔面シャワーを余儀なくされたのちこんどはシャフトをヒロインの生い茂る密林の奥へぶちこんで反撃開始。まとわりつく柔肉をかき分けて膣内をゴリゴリ貫くたびほおを紅潮させ機関銃のごとく淫語をばらまくさまがなんとも淫猥だ。大量の擬音にまみれつつ性器どうしの天下一武道会をエンドレスで展開するうち嬌声のBPMもぐんぐん速まり、感極まったエロメスどもは恥も外聞もなく精液をおねだりしはじめる。ダイナミックに腰を使い四方八方に淫語をばらまく彼女の子宮へ最後はたっぷりとスペルマシャワーをお見舞いしてメイク・ラヴの総仕上げ。
ファック最優先で物語的コクは希薄なものの(長編はなにやら含みのあるところで突然終わってるし……)、ちんこまんこがダイナミックに行き交うド迫力の濡れ場はひたすら合目的的でコストパフォーマンスは抜群。少々トーンの暗い一部作品よりは従来型の明るくスポーティなセックスが自分は好みで若干抜き評価に幅が出たが総じて使い勝手は良好だ。その他前作でもしばしば顔を出した著者お気に入りキャラのみまちゃんが今回もこっそり仕込まれていて満足。俺的にはコンテンツの過半を占める長編作「ボクだけの奉仕委員」メインヒロインの高身長ツインテ高飛車系・芽衣花さんがツンななかにもけなげでグッときますなー。
2010-03-01
本年度の緊急雇用創出事業。
- ドバト「ロリビッチなう!!」オークス ISBN:9784861058790
やたら尻軽な親友の行状に悩まされる少女前後編&描きおろしショート+短編7本。ちんまい女子がすべすべのワレメを景気よく押し拡げて白い液体注ぎこまれまくるさまがたいそうエロっちい作者処女単行本だ。
冒頭前後編の犯りまくりっ娘のだらしないアヘ顔でお出迎えの表紙はインパクト抜群であるとともにいささか読者を引かせもするのだが、収録作はそれ一辺倒ではなく甘やかなラヴから救いレスのダーク系までヴァラエティ豊か。
和姦でも凌辱でも幼年向け少女漫画/アニメ絵のいいところ取りな萌え絵でょぅι゙ょのお大事を酷使しまくりであることには変わりなく、ガチロリ抜き物件として必要充分。女子高生1人を除けば小学校高学年あたりがヒロイン年齢分布の中心で、完全ぺたからぷっくり美乳までキュートなおっぱいを堪能できる。
おひさまみたいな笑顔でお迎えしてくれる極上のアリスたちがいざエロシーンに突入すると欲望全開で乱れまくるギャップがなんといっても最大の魅力で、ちっちゃい蜜壷からダラダラ愛液垂れ流して挿入をおねだりするさまがビンビンに勃起中枢を刺戟。狭小な膣内を暴れん棒で強引に押し進むたび甘い吐息をもらし淫語をばらまく彼女たちの淫猥な表情にたまらずザーメン発射で愚息もご満悦。またカラーページ以外ではまったく消す努力の感じられない素敵な修整も実用性アップに貢献しており、予備知識ほとんどなしで購入した俺も予想以上の抜けっぷりに大満足です。
収録作のなかでは義務的なセックスを強いられていた眼鏡っ娘が初めての愛情を得て幸福そうに絶頂する「くたばれサンタクロース」がフェイヴァリット。
- 上石ニーニー「乳首勃ってきました」茜新社 ISBN:9784863491335
気弱系男子が女子どもに廃墟へ連れこまれセックス三昧連作「翡み津砦」シリーズ4本+メールの指示でまいど所を代えファック連作「指定場所で」シリーズ4本+短編2本+描きおろしおまけ。
RIN執筆陣にはめずらしくおっぱい大きめ/下の毛モサモサのヒロインがガツガツつがう作風が印象的な作者初単行本。他社仕事などせずけなげに仕えているのにいつまでもコミックスが出なかったり(実際まだまだ収録もれが……)原稿を落とした他作家の穴埋めで描いたりとえらく冷酷な扱いをされている人だがようやく努力が報われ俺も感涙。
表紙のポップな色使いと比較して中身のモノクロ原稿はもっと旧来のエロ漫画ティックというか、むやみに乳と性器を強調した即物的なタッチが脳裡に残る。前半の連作群も後半の読み切りもストーリーの基調は最小限の導入部から即座に服を脱ぎちんこまんこの真剣勝負へとなだれこむインスタントエロスで、しっとりした感情のやりとりよりは肉体言語の応酬が優先。ほぼ全編で物語のかき回し役&エロのアクセントとして出演の、登場人物のなかでは異色な貧乳無表情不思議系・みまちゃんがたいそういい味出してます。
臆する彼氏をひん剥きただちに手コキやフェラで1発抜くとさっそくムンムン湯気を立てる淫裂に怒張をあてがいグラインドを開始。巨大なバストをブリブリ振り回しながら機関銃のようにエロ科白をばらまきよがりまくる彼女らになんども膣内射精を強要されてグッタリの完全女子主導型Hは受け身願望男子のエルドラド。
情緒もクソもない展開はプリティな萌えエロ目当ての貴兄には不向きで掲載誌の主要読者層にはお勧めしないが、TIやエンジェル出版系になじんでいるような人にはむしろ好適かと。
- 大井はに丸「エクスペリ」コアマガジン ISBN:9784862528032
肉欲の悦びを知るためにレズのパートナーとなった2人の関係がねじれてゆき表題作中編4話+短編6本。長編ガチ乱交を武器にヒット出版で活躍していたこの人がぷっつり消息を絶って心配していたらいつの間にか移籍していてこれがコア1冊め。
一般青年誌調のオーソドックスなタッチは多少のクセはあるが万人向けで、ハイティーンからOLまでオンナの美味しい部分をつまみ食い。お話は冒頭の悪魔っ娘短編のような純コメディを除き性春まっただなかの彼氏彼女がお互いのナマな感情をぶつけあういささかウェットな恋愛模様。
ここにプラスされるのが定評のあるハードでダイナミックな性交描写で、ことに女の子がケダモノのごとく咆哮しあたかも怒号を発するかのように表情を思いきり歪めながら快楽にあえぐのが他の作家にない特徴。多毛質で色素沈着の著しいリアル寄りのまんこを始終酷使し出血せんばかりの勢いで下半身の結合をくり返す。以前のようなモノホンの多人数エロは後半収録の表題作に若干あるのみで少々さびしいが、この部分は以降描かれるであろう新作長編に期待しよう。
とまあグッドな部分を列挙したが自分としては看過できないマイナスファクターがあり減点。まずほとんどがコンドーム着用か外出しでのフィニッシュなので膣内射精大好きっ漢の俺は心底がっくり。あと昔からコマ単位でのキメの演出はともかく全体的なストーリーの流れがギクシャクしがちではあったが今回はそれがいっそう顕著に。短編はまだしも続きものは作者の頭のなかでしか脈絡が通っていない感じで、カヴァーも帯にも紹介文がないのは担当編集でさえ要約が不可能だったのではと疑ってしまう。ちんこ的にははなはだ役立つのでまだいいが漫画作品としては正直つらいです。
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