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2018-07-31

今季の当日移動。

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-小桜クマネコ「小生意気な下半身」コアマガジン ISBN:9784866532042
話○ 抜○ 消小 総合○

性に貪欲なオンナたちがおのれの欲望のおもむくままセックスに熱中短編全9本。体幹ガッチリの肉々しいガールズ&レディースが平凡な日常から少しだけ逸脱しムワッと牝臭放ちながらケダモノじみた交合に没頭する光景をじっくりねっとり展開の作者最新刊は通算4冊めのコミックスにしてこの出版社での初お目見えだ。
この人とのファーストコンタクトはオタ書店の新刊売り場で見本を手にし思わず衝動買いした作者デビュー作「えろみつ」(2013年刊)でのこと。非常にシルキーな質感の彩色が目を惹くフルカラーコミックスのなかでモリモリハードファックがくり広げられるさまにグッと来まくったものだ。翌年リリースされた2冊めの「えろみつ 魔人覚醒篇」と併せて美味しくいただいたのだが、2016年発売の前単行本「絶頂デュエル」は店頭サンプルをチラ見してイマイチこみ上げるものがなく申しわけなくも見送り。そんなわけでじつに4年ぶりの再会となるこちら、しばらくご無沙汰しているうちどのように進化したのか興味津々ですよ。
作者名を確認し平台から1冊つかみ出してまずまっ先に心のなかに浮かんだのは「顔の描き方が変わった?」という思い。ムチムチ張りのある肢体描写は以前の記憶どおりだけど、オーソドックスなアニメ絵風味の造形はやや影をひそめている。中身を手繰り出てきたモノクロ原稿だとより顕著で、ツヤツヤのテクスチャよりは描線のザックリ感が先立つそれはエロ漫画というよりはヤンマガだのヤンジャンだの一般青年誌にでも載ってそうな雰囲気。収録作の初出を確認すると当社刊の「コミックホットミルク」/「コミックメガストアα」誌上で2015-18年にかけての掲載分となっているが、執筆時期の古いものはまだアニメティックなテイストなのに直近作になるほどそこから乖離しはじめているのだ。現在コアマガ各誌は定期購読していないのでこの作家がまさかこういう方向に進化しているとは思いもよらずのっけから衝撃でしたよ。このへんを確認するのは直接ブツにあたるのがいちばんだが、出版社公式サイト内の作者別紹介でサンプル画像を参照することも可能なのでまず一瞥すべし。
この個性的な筆致から生み出される女性陣は10代後半の女子高生からアラサー人妻までとわりかし幅広い陣容。昔はお歳を問わずみんなキュートフェイス&ビッグバストで統一みたいな感じだったけど、いまの絵だとJKはあどけなく、大人世代は艶っぽくとそれらしく描き分けられ作者の成長を実感。あといわゆる典型的な美少女/美女というより若干モブ顔っぽいタイプの女子多めなのがやけにリアル。そして単行本タイトルにあるとおり女子みなどっしりと肉置きのよい下半身を標準装備しているのが最大の特徴だ。多少ユルめかな程度のからプランパー一歩手前のどすこい系まで付き具合はさまざまながら、いわゆるモデル体型とはほど遠い現実的なプロポーションでは共通。しかしながらそのリアリティが我々により親近感を抱かせ具体的なエロスを喚起せしめるのだ。
作画以上に従来からの飛躍を感じさせたのがそのストーリー構築において。以前はファンタシー設定をそのまま暴走させた少々安直なお話運びだと感じていたのだが(作者さますいません)、全作1話完結となるこちらはいずれも地に足のついた日常生活――とくに進学校でもないスクールライフだの零細企業の業務だの家族内でのやりとりだの――を描きつつそこからふと外れ突如として横溢するヒロインたちの秘められた情欲を巧みにつむいでゆく。それは甘やかな恋人たちの逢瀬でも、はたまた見ず知らずの男どもとの刹那的な乱交でも同様だ。現代日本のどこにでも見られるような平凡なルーティンを生きている彼女らは些細なできごとをトリガーに突如としてその淫蕩な本性をむき出しにし怒濤のごとく行為に没頭しサキュバスさながらに男の精をしぼり取る。やがて至福の時間は過ぎゆっくり身体の火照りをクールダウンさせてゆくと女たちはまた退屈な日々の営みへと戻りなんでもない人生は続いてゆく。
1本あたり18-24ページの平均的なヴォリュームのなかでも巧みな構成により濡れ場総量は潤沢だ。ヒロインみな内なる欲望をたちまち解き放ちガツガツ肉食獣さながらの情交にいそしむ超積極派ばかりなので相対する男子諸君も大変。タイマンラヴでも多人数ファックでも自分から肉棒にしゃぶりつくわまんこくぱぁで挿入懇願だわのドスケベビッチぶりを発揮しては大量に精液注がれ下品きわまりないイキ顔さらして昇天するのだからたまりませんね!
ずっしり重量級ボディを自分からさらけ出し女たちは目の前の欲棒を口に含んでは巧みな舌技でただちに精液搾取。休息など許されずこんどはグイグイ下腹部を押しつけ肉ヒダを押し開いてシャフトの侵入を待機するのだ。やがてねじこまれた男根へ腰を落とし結合部をグラインドさせながら快楽享受に熱中し全身汗みずくで四方八方へ嬌声をばらまく痴態に興奮しきり。タイトに抱きつきながら汗みずくの肢体を打ち震わせうわごとのように膣内射精を懇願するヒロインのご要望どおり、最後はド淫乱まんこの最深部へ白濁の奔流を問答無用で叩きつけフィニッシュ。
独特の風合いを帯びはじめた作画と日常パート/エロシーンの鮮烈なコントラストが印象的な作劇とのコンビネイションが新たな魅力をかもし出す作者のニューステージが具現化。「男子三日会わざれば刮目して見よ」のことわざもかくやの変貌ぶりに今年いちばんビックリさせられたですよ。欲を言えばせっかく生々しい性器描写ができるのに結合断面をほとんど描いてくれないのが不満だけど、このへんは以前もそうだったので嗜好の問題としてどうしようもないのだろう。ともあれこの路線を踏襲しますます洗練させてすみやかに次回作リリースへとこぎ着けていただきたい。このたび収録のお話たちのなかでは、性欲過多な先輩女子のあふれる煩悶に主人公がちんこでお応え「夕日影」と、いい年こいて処女な自動車整備工ヒロインが元同級生相手にセックス指南を懇願の「土下座して処女卒業しました。」がフェイヴァリット物件。

2014-06-14

今宵のパンダ外交。

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-小桜クマネコ「えろみつ 魔人覚醒篇」リイド社 ISBN:9784845844999
話△ 抜○-△ 消小 総合△

願いをかなえる魔族を味方につけ犯りたい放題の主人公の極悪非道ファックはさらにパワーアップ連作6話(前単行本より継続:3話構成シリーズ×2)&エピローグ。総天然色の美麗おっぱい&まんこが所狭しと入り乱れ身もフタもない性的妄想を現実のものとするエロ男子ドリーム満艦飾の作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
WEB漫画雑誌「COMICクリベロン」上で「魔法のランプで叶えるエロ過ぎる3つの願い」(単行本上ではサブタイトル扱いになっている)と題し連載された作品をまとめた前作「えろみつ」のストレートな続編であり、一部のキャラはそちらからのキャリーオーヴァーとなっているので可能なら2冊同時購入を推奨する。一話完結形態なので単品でもちんこの活用に支障はないとはいえ、最終盤の展開などは予備知識がないとわりかし唐突な印象を与えるので簡単な前作あらすじ等はあった方がよかったかも知れない。
まったくのノーマークで購入した前作の衝撃もそのままに、今回はなんら迷うことなくそのドエロい表紙を目にした瞬間にレジへ。いつもながらに扇情的すぎる肌色ワークに彩られた訴求力の高いアニメ絵のクオリティはすばらしく、たゆたゆおっぱいを景気よくご開帳の女の子がほおを朱に染め上目遣いにこちらを見つめるカヴァーイラストの破壊力に抗える成年男子など果たして存在し得ようか(反語)。
このたび餌食となる女性陣はハイティーン近辺を中心にプラマイ数歳といったところ。作者の趣味なのか乳尻のみならず全身にふよふよお肉の付着したぽっちゃり系のヒロインが多数派で、繊細なトーンワークに彩られた特盛ボディがいっそう存在感を発揮する。すべてのページがカラーとなっているうえすぐさま着衣をポイするのでまさに全編これ肌!肌!肌!のピンキィな画面に圧倒されること必定だ。
引き続き主人公として君臨する超絶クズ人間・茂木太樫(もぎたかし)が毎回手当たり次第に女の子を蹂躙してはキモオタザーメンをたっぷり膣内へ流しこむのが物語の基本パターン。いちおう「season3」/「season4」と3話ずつストーリーは区切られているけれど、後者においてついに自分自身魔力を獲得するというサプライズを得つつもやってることはおんなじなので読後感は変わらない。その後このお話のきっかけを作った最初のランプの精が再登場のエピローグで最終決戦ののち大団円へと至るのだけれど、詳細については中身を読んでのお楽しみ。
1話あたり14-16ページのタイトな分量のうち大半をエロシーンに割いており使い勝手は良好。時間凍結で身動きできないヒロインに好き放題したり魔力で身体を支配したりの強要ファックがほとんどでありラヴラヴ色は限りなく希薄であるものの、最終的には女の子も気持ちよくイッてくれるのとラストで主人公がコミカルにお仕置きされることで凄惨さはほぼ相殺される。まああまり深刻なことは考えず目の前の極彩色ストロングエロスにリソースを集中するのが賢い読み方。
キモメン主人公を冷たい目で見下していた女たちは身体の自由を奪われはしたなくその爆乳を露呈されて憤怒と恥辱に表情を曇らせる。雄大な乳袋を揉みしだき肉置き豊かな下半身をホールドしてたぎる怒張を秘裂にインサート。桃色ボディをいっそう火照らせ呼吸を荒くしながらハードな摩擦運動に身もだえする彼女らの痴態に興奮が収まらない。豊満な2つの双丘をユサユサさせながら絶頂に達しようとするおにゃのこのピンク色まんこの奥底へ白くねばつく液体を大量に叩きつけフィニッシュ。
オールカラーの代償として通常エロ漫画単行本の1/2ほどとなるヴォリュームにはどうしても寂寥感を覚え、また幾人かのヒロインでは私的実用度が若干低下するものの、超高密度のヴィジュアルでくり広げられる肌色絵巻はひたすら眼福だ。前回のレヴュウで苦言を呈した主人公のゲスっぷりもここまで徹底されるともはや作者の大切な個性として認めざるを得ない。他社仕事でもキモメン主人公×キュートガールズのフルカラー漫画ばかりを手がけるこの人が今後ともこの路線を貫徹してくれることを楽しみにしよう。登場する女の子のなかでは放心状態のまま睡眠姦ライクに犯される学園祭実行委員コンビ・アズキちゃん&コンちゃんと、無邪気に育ちかけボディをさらけ出しつつ憑依レイプされる友人の妹・みーちゃんがとくに好み。

2013-08-17

今季の地方巡業。

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-小桜クマネコ「えろみつ」リイド社 ISBN:9784845844944
話△ 抜○-△ 消小 総合△

3つの願いをかなえてくれる魔法のランプを手にしたクズ高校生が力を悪用してエロ妄想を実現しまくり連作6話(3話構成シリーズ×2)。ツヤツヤボディのキュートな萌えっ娘どもを思うがままに操り変態的な趣向の数々で汚しまくるという全男子垂涎のエロドリームを総天然色仕様でお送りする作者初単行本だ。
紙媒体でなくweb配信のエロ漫画誌「comicクリベロン」をすべての初出とするこちらは電子メディアにまったく不案内の自分は当然予備知識ゼロだったのだけれど、書店店頭で目にした表紙イラストにむやみやたらとマイちんこを奮い立たせられたので衝動的にレジへ。とくに乳首近辺の繊細なグラデーションやうっすらハイライトを入れた石恵ライクな質の高い塗りがすばらしいですのう。
カヴァー絵のみならず中身の漫画原稿まで全編フルカラーでありながら税抜き1,000円(税込価格1,050円)と、お値段は通常のコミックスと変わらぬお買い得プライス。ただしその代償として単行本の束はやたらと薄くて一般的なエロ漫画の半分程度しかないので、この手の物件に相応のヴォリューム感を期待する向きは回避すべし。
元来のタイトルが「魔法のランプで叶えるエロ過ぎる3つの願い」であることからわかるように、本作のストーリーは太古の昔から広く人口に膾炙している、いわゆる3つのお願いかなえてもらう系のアレ。むろんエロ漫画であるからには実現させるのは身もフタもないスケベな妄想オンリーであり、帯の訴求コピーにあるとおり「時間停止・透明人間・自分専用AV撮影・二次元化・読心術・記憶操作…」といったよこしまな願望を主人公がいい気になって具現化してもらいまくるわけですよ!
学園を舞台にくり広げられる総勢6本の物語たちは主人公たるキモメン男子高校生のみが全編通しで出演し、あとは毎回違う犯られキャラがゲストで登場するオムニバス形式。また3話ごとに「season1」/「season2」と大まかにくくられ、願いをかなえるランプの精(当然女の子であり彼女らも餌食に)がそこで交代する。各話導入部で最低限のネタ振りがなされその回のお願い事が決まると速攻で濡れ場突入のスピーディな展開がウリで、物語的コクとかは乏しいもののすぐさま読者も臨戦態勢に入れるのがありがたい。
オールカラーの利点を最大限に活かし画面いっぱいに肌色が乱舞するエロシーンはこの作家の実力の見せ所。あどけないお顔に大ぶりのバストや肉づきのよいヒップが組みあわされる(一部発育に乏しい娘もいますが……)という美味しすぎるボディデザインを高クオリティのCG塗りが下支えする。艶めく女体がドンプラコとうごめき女の子が愛らしいフェイスをすっかりアヘ顔に変えてセックスに没頭するさまがなんとも淫猥だ。あこがれのアイドル/生意気な同級生/難攻不落のゲームキャラ/迫力ボディのスポーツ少女などありとあらゆる女たちがランプの力で主人公のなすがままに恥も外聞もなく乱れては膣内射精されまくる夢のような光景を思う存分堪能せよ。
とまあ小難しいこと考えずにすぐさまちんこを握れる高性能の精液分泌支援装置であり実用性は折り紙つきだが、小姑ティックにいくつかイチャモンを。1話完結数珠つなぎ方式なのでそれほど極端に気になるわけではないのだけれど、本作のほぼ唯一の竿役にしてランプの精まで食ってしまう極悪主人公・茂木太樫(もぎたかし)の造形が容姿も言動も少々ゲスすぎて感情移入しづらい。ワルならではの妖しい魅力というのもとくになくて、ひたすら卑劣な小悪党っぽいのがちょっとなあ。あと、本作は引き続き連載中であり続刊の刊行はこの単行本の売上次第と巻末著者あとがきで述べているのだが、こういう「プライスは一般白黒単行本並みでページ数半分くらいのフルカラーコミック」でセールス的に大成功しているのを見たことがないのですごく心配。こちらの要らぬおせっかいなど吹き飛ばすくらいバカ売れするのを祈るとしよう。