2014-03-17
本日の母子保健法。
話◎-○ 抜○ 消小 総合○
双子の弟が迎えた美人嫁に懸想する主人公は弟の事故死を契機に彼女の身体をモノにすべく奇策を弄し本編&描きおろし後日談+独立短編7本。淫靡な牝臭を発しながらはしたなく腰を使い膣内射精を懇願するエロメスどもてんこ盛りでお送りする作者最新刊は通算7冊めにして本レーベルからの第2弾コミックスだ。
デビュー以来ずっと本拠地としている一水社から発売の前単行本「肉襞のキオク」から、こんどは第2のホームグラウンドとなったエンジェル出版より1年ぶりに新作をたずさえ2014年の初お目見え。ちなみに当社物件としては2012年8月刊行の前々作「牝犬カタログ 調教淫婦」以来の登場となる。
キャリアの蓄積とともに作画は着実に洗練され、とくに初期はいささか不安定だった描線が近年は目に見えて安定。ヘヴィさを増しつつある題材にシンクロするかのように絵柄もリアル寄りの重厚なものへと変化している。漫画的誇張の少ない切れ長の瞳やスッと通った鼻筋などの顔パーツ描写はあたかも3次元のグラヴィアをじかに漫画に起こしたかのような趣。そのぶんキュートさはいささか減殺ぎみで個人的にはちょっとさびしいのだが、ときおり揺り戻してカワイイ系のヒロインを登場させることもあるのでそういうのが増えるといいなあ。
このたび登場の女性陣は設定年齢ハイティーン~20代中盤附近。みなさん例外なく頭身高め/おっぱい特盛の肉感的なボディが自慢だ。前述のとおりおよそ萌えとは縁遠い成熟したオンナの描写に徹する作風ゆえ、ティーン女子ですらすでに人生の酸いも甘いもかみ分けたような落ちつきと妖艶な色気とを標準装備。はしたなく屹立した乳首やほどよくお肉の乗った腰回り、女性らしい丸みを帯びたヒップなど、まさにこれぞ女体!というマーヴェラスな肢体が視界360度どこまでも広がる。
白石なぎさといえばおよそ時代に反した重厚長大のやるせなさ炸裂ビターラヴが当初からのウリだが、エンジェル出版では誌風に合わせ凌辱成分マシマシ。お話によっては官能小説ライクなベタベタの凌辱調教を展開するものもあるけれど、この作家の本領であるシニカルな愛の隘路をつむぐ系統の作品はさすがにひと味違い、なにやら心に荒涼とした風の吹き荒れる凄惨なたたずまいを見せる。予定調和やご都合主義を拒否し締めくくりにアクロバティックな着地を見せるいくつかの物語は本来あり得べきはずのカタルシスを突如奪われモヤモヤ感が残るかも知れないが、2度3度と読み返すうちにそこへこめられた人間存在の不条理な業にゾクゾクさせられるはずだ。
奇抜なプレイは少ないものの男と女の肉体のガチなぶつかり合いを濃密に描き出す濡れ場はひたすらハード&ストロング。またコミックス表題で示唆するとおり、今回は妊娠ネタを随所にフィーチャー。といっても明確にボテっているのは前半3本+巻末描きおろしパートだけなので孕ませスキーは過大に期待しないこと。もっとも通常の話でも当然のごとく全編ナマ中田氏であり景気よくザーメン注入の決定的瞬間を断面図つきで詳細実況するので膣内射精大好きっ漢の自分は大満足ですよ。
たわわなボディを押し開きヒロインは自分から男のイチモツに唇を近づけてえげつなくほおをすぼめヴァキュームフェラ。ただちに第1ちんこ汁を呑み干すとこんどは下腹部の茂みをご開帳し肉厚のビラビラを見せつけて男を誘う。いきり立つ怒張をねじこまれない王を激しく貫かれてたちまち随喜の涙を流し獣のごとく咆吼する彼女らの痴態がたまらなく扇情的だ。うわごとのように淫語をまき散らししきりに膣内射精を懇願する彼女の願いどおりにシメは白く泡立つ子種を子宮の奥底へ大量デリバリー。
個人的には社会の不条理や越えられない因習の壁やらに絶望し打ちのめされる系統のモティーフを多用する一水社物件の方が好みではあるけれど、エロ漫画的わかりやすさの方へヴェクトルを寄せてもなお強烈に作家固有の個性を主張するこちらの作品群もまた味わい深い。いずれにせよ抜き物件として堅実な造りであり投資したぶん以上のリターンは確実に還ってくる頼もしい精液分泌支援装置だ。収録作のなかでは男の願望具現化と見せつつ終盤のシニックな転回にうならされた弟嫁寝取りもの「忘れ形見を孕ませて」/「忘れ形見を産ませたあとで」連作と、叙情派ラヴストーリーをこれまた最後ビターに締めた短編「思い出の娼女」がとりわけ脳髄をキリキリ刺戟。
2013-02-27
本日の水平社宣言。
話◎◎-◎ 抜○ 消小 総合○
幼なじみどうしのふたりの恋は陰惨な村の因習によって踏みにじられ本編&スピンオフ前日談+独立短編8本。愛と性の隘路に迷いこむ男と女の歓びと苦悩のどちらもひとつずつ誠実につむいでゆく作者最新コミックスは通算6冊めにして当社からの第5弾となる。
去年8月にエンジェル出版より発売の前単行本「牝犬カタログ 調教淫婦」から再び古巣である一水社からリリースされたこちらは、当レーベルの物件としては2年前に刊行の「濡れた果実」以来のもの。前作は舞台を代えたこともありいささか中身の趣向も異なったものになっていたけれど、こちらはデビュー以来おなじみの白石なぎさ節が炸裂だ。
昨今のエロ漫画界ではめずらしく、萌え的なアトモスフィアをほとんど感じない昭和テイストの絵柄が特徴的。以前は相当年齢のいっている人が手がけているのかと思っていたが、単行本のあとがきや作者ブログの記述から実際には三十路迎えたて程度と判明しビックリしたものだ。とはいえ今回1本だけ載っている超初期作品を見るとそちらはやや稚拙ながらカワイイ系のアニメ絵なので、現在の重々しいタッチは作風にマッチさせるべく意図して改造をほどこしてきたのだとわかる。
前述の商業デビュー作(巻末著者あとがきにいわく、戒めで載せたのだそうな)を除いて、こちらに収録されているのは2011-12年に執筆の新しい作品ばかり。よってカヴァーイラストだけを見てジャケ買いでもほとんどハズレはないと思うが、ヒロインの年齢層がハイティーン~推定40代とずいぶんバラけているのでそのへんは注意だ。俺はこの人の描くちょっとヤボったい女子高生が大好きなのだけれど最近の絵柄だと若干老けて見えるのが気になるところ。
そんな彼女らが乗っかる物語こそは白石なぎさを他の誰とも違う存在たらしめているワン・アンド・オンリーの世界。和姦だの凌辱だのカテゴライズするそれ以前に、この人の作品はいずれも舞台設定に重く救いのない背景をぶちこむのが特色だ。絶望的な格差や逃れられない因果、重苦しい家庭不和に社会との断絶など、ありとあらゆるネガティヴ・ファクターがこれでもかと散りばめられる作劇は前向きに締めくくられる話ですらなにやら不穏な空気をただよわせてしまう。こういった現代日本のダークサイドをつらつら描かせると抜群で、一抹の不快感を覚えつつついつい彼ら彼女らの運命の行く末が知りたくて急ぎページを手繰るのだ。
今回はそんなどす黒い白石なぎさワールドのなかでもとびきりの凄玉が収録されていている。今回唯一の連作もの「渡られざる橋」/「還らざる河」がそれで、一寒村に残る差別と抑圧のどうしようもない現実を嘲笑するでも告発するでもなく冷徹にスケッチ。女性が代々慰みものになるという部分は彼の創作だろうが、村落のなかの一角だけが隔絶されていたり、その向こうの住人が謂われなき蔑視を受けていたり、それはまさに中上健次言うところの「路地」の風景そのものだ。まさか2013年のいまにもなっていにしえよりの差別の闇をえぐる作品にお目にかかれるとは。そこで描かれる醜悪きわまりない情景に打ちのめされたのちの「渡られざる橋」最終ページ、夜逃げを提案する主人公とそれによる恐るべき報復について口にするヒロイン、2人の選ぶ道について前途を示さぬまま提示されるラストシーンに浮かぶ月のなんと美しくも残酷な輝きよ。
人間存在のやるせない深淵を描きつつもエロシーンはおろそかにせず、むしろ心の闇それ自体を男女の情欲の炎の燃料として大いに利用するのが21世紀の実用オリエンテッドなエロ漫画界に生きる作者ならではの巧みな技。華やかさこそないがどっしりと地母神のように豊満な肉体を誇示するヒロインたちが欲望のおもむくままに身体を開き性器を酷使するさまがなんともいやらしい。
わずかの逢瀬にせわしなく唇を重ね互いの着衣を下ろしながらきつく抱きあう。たわわな胸に顔をうずめながら生い茂る下腹部へシャフトを一気に挿入だ。粘膜どうしをハードに打ちつけあうたびほおを紅潮させ歯を食いしばりながらこみ上げる快感に耐える彼女の媚態が勃起中枢をハードヒット。汗と涙と唾液にまみれながらしきりに膣内射精を懇願するヒロインの子袋めがけてとびきり濃い子胤をいつ終わるともなく注ぎこみ続ける。
問答無用の凌辱ネタのみならずラヴラヴ和姦ですらどこか先行き不安にさせてしまう物語ばかりなので、エロ漫画に癒しの機能を期待する読者には徹底的に向かない。この作風を貫徹している限りはたとえばオタショップで天井まで平積みされるような単行本を生み出すことはおそらくないだろう(作者さますいません)。でもだからこそ、この居心地悪くひねくれた漫画ばかりを生み出すこの作家が次にどんな爆弾を落とすのか目が離せなくなるのだ。超売れっ子にはならなくともせめて彼が後顧の憂いなく執筆に没頭できる程度には買い支えていきたいと本作を読み改めて感じた次第。俺的には前述の「渡られざる橋」/「還らざる河」連作はむろん別格として、ずっと日陰者扱いされていたヒロインが幸せをつかむというこの作家の漫画にしては比較的救いのある「真夜中のフィアンセ」と、逆に徹底的に不快なオチをつけた兄妹近親もの「イケナイコト」も印象的だった。
2012-08-16
本日のダンスホール。
話◎ 抜○ 消小 総合○
バイ菌呼ばわりし虐げていた地味なクラスメイトの裏の顔を目にして主人公は過酷な現実を知り本編&描きおろし後日談+独立短編7本。むせ返るような牝臭に包まれ性の快楽におぼれながらも不条理な世界の姿に直面して心打ちのめされる矮小な人間存在のありようを鋭くえぐり出す作者5冊めのコミックスは当社から初お目見えだ。
前単行本「濡れた果実」のリリースから1年半以上と間隔が空いたぶん発売を強く待ちこがれていたのだが、それ以上に今回興味を惹くのはこれまでのホームグラウンドだった一水社以外から初の刊行となるということ。既刊は当然すべて購入している白石なぎさファンの自分としては出版社が変わることで作風にどのような影響が出るのかがいちばんの注目ポイントだったのだが、はてさて……。
描きおろしパートを除き収録作はすべて同社の「エンジェル倶楽部」を初出とする。去年と今年の掲載分オンリーゆえ絵柄は安定と思いきや、直近執筆の2本のみいきなり劇画ティックにタッチが変貌。それでいて巻末描きおろし漫画は従前の絵に戻してあるのだから(これは連作のエピローグ部分だから前の方とタッチを統一しているのだろう)、この人元来の絵柄でないことは明らか。そのへんの経緯は作品解説でも触れられているのでここで詳細を述べることはしないが、個人的にはこれまでどおりの絵が好きだなあ。
そんなわけで表紙からいきなりビックリさせられたが、なつかしさを感じる描線でもっさりした肉づきの純モンゴロイド的体型のヒロインをドカドカ量産するという基本ラインはこれまでどおり。年齢層も女子高生~三十路OL/人妻と、母親など熟女を連発していたキャリア前半と比較するとまあ想定範囲内。掲載誌の誌風からするともっと年長方向に偏ると思っていたので白石なぎさの描くJK大好きっ漢たる俺安堵。まあ前述の作風をシフトした直近2本はアダルト寄りなので今後は正直不安ではある。
しかしながらいざ漫画本編に突入すると絵がどうとか女子のお歳がどうとかそんなの関係なしに読者の頭をひっつかんで離さないダーク&ウェットな白石なぎさ節がフルスロットル全開。オーソドックスな凌辱ネタや定番の堕ちものもあるとはいえ、とても21世紀の日本とは思えないドメスティックで陰湿な前近代的設定のなか男子も女子もネガティヴな感情をむき出しにしてもだえ苦しむ情念トラウマ系のストーリーこそがこの作家の本領だ。ことに逃れられない因果や絶対的な貧困といった暗黒まる出しのシチュを描かせると抜群で、どうしようもない運命やら圧倒的な負のパワーに打ち倒されもろくも崩れ去るか弱き人間たちをカメラ・アイで冷酷に浮き彫りにしてゆく。最後に日和ってイイ話っぽく落とすこともせず、弱者に差しのべられた救いの手はつかめぬままだし、手を伸ばす側も結局はおのれの無力を痛感しスゴスゴと撤退することになるのだ。このあたりの徹底したカタルシスのなさは心身に余裕のないときは致死量の毒薬になりかねないので、エロ漫画に癒しの機能を期待するタイプの人は絶対に本作を手にしないこと。
もっともこのやるせない空気が濡れ場には不思議な活力をもたらしていて、凌辱ネタも和姦話もたゆんたゆんの肢体をハードに振りまわす最中に重苦しさ炸裂のモノローグをいっしょに付属させるものだからひどくうざったく、それゆえに心にグサリグサリと刺さるのだ。屈辱的な状況のなか強いられる性交はむしろ開き直りにも似たむき出しの欲望をさらけ出す格好のはけ口となり、いっさいの瑣事を忘却するがための切迫したセックスが我々の根源的な情欲を強く喚起せしめる。
豊満なボディを押し開きみずから腰を下ろすヒロインの秘部にシャフトをうずめてゆくと彼女もただちに反応し自分から往復運動をアシスト。汗みずくになり荒い吐息をもらしながら全身をのけぞらせて快楽を享受するさまがたまらなく淫猥だ。獣のように甲高く咆吼し涙とよだれにまみれながらはしたないイキ顔をさらし続ける。熱く茹だった蜜壷がいっそうきつく収縮しうわごとのように淫語をばらまき続ける彼女のいちばん深い部分へトドメの特濃ザーメンを叩きこみ、愛のない肉欲だけの営みにようやく終止符。
いかにもエンジェル出版らしい官能小説ティックな単行本タイトルや編集サイドの要請を容れたらしい近作の作画など引っかかる部分はあるものの、情念曼荼羅渦巻く白石なぎさワールドのベーシックな部分は変わっておらず腹いっぱいそれらを堪能させてもらった。じつに挑発的なあとがき漫画を見る限りでは従順にここの社風に染まる気は毛頭なさげで、いくばくかの不安はあれど今後も大いに暴れてくれそう。今回収録のものでは唯一の続きものにして人間のネガティヴな部分までこれでもかとあばき出してみせる意欲作「山田の子守唄」がお腹にもちんこにもギュッと響いたです。
2011-01-26
今夜の米軍キャンプ。
話◎-○ 抜○ 消極小 総合○
図書館で春をひさぐ少女連作シリーズ2話+短編8本(うち1本過去作スピンオフ)。生活感あふれるどっしりボディを押し開き肌と肌を密着させて互いのぬくもりをむさぼりあう四畳半フォーク的色事を現代において追体験できてしまうという非常にディスティンクティヴな芸風が光る作者第4単行本だ。なお処女作から恒例のカヴァー下詳細作品解説も引き続き付属しているので、購入したら真っ先にガワを剥がすべし。
端正ではあるもののずいぶんと古風なアニメ絵の作画もさることながら、さらに世代をさかのぼり1970年代の空気をまとったかのようなウェッティかつ重苦しいストーリーテリングがデビュー当時からこの作家の変わらぬ持ち味。なにせ夜の街をバックに寺山修司の著作のフレーズを延々引用するなんてマネを21世紀のいま平気でやってのけるのだからただものではない。絵柄こそキャリアを積むにつれ洗練されてきたものの、物語はこの最新刊でも流行の萌えエロなんてそっちのけにずっしりとお腹にたまる白石なぎさテイストが炸裂。
前作「犯れる彼女」において初期2冊の高年齢メインからハイティーン~20代前半ヒロイン主体へと修正が図られたが、今作においても基本的にはその路線を踏襲。また著者解説によると他作家の影響のもと絵柄を変えたものの編集に止められたとあるが、ものすごく微細ではあるもののたしかにそうしたタッチのブレが時系列で確認できる。直近の描きおろしなどはとくに男子キャラの泥くささがだいぶ抜けてなかなかいい感じ。
お話は純朴なイチャラヴからほの暗く苦い愛の隘路までさまざまなフレイヴァーを用意。ただし甘口寄りのものでもえらくヘヴィな背景をしょわせたりやたらと観念的なモノローグを飛ばしたりの晦渋な作品ばかりなので明朗快活な萌えエロをお望みの方は回れ右推奨。この、よく言うと地に足のついた/意地悪な形容を用いればいささか地味な語り口がしかしながら充実した読後感を保証してくれるのだ。愛することに不器用な2人が心中とは裏腹に想いがすれ違い悲しみに直面したり、あるいは葛藤の末ようやく心重ね合ったり、そんな人間くさいストラグルが読み手の脳裡に深い印象を刻みこむ。
真摯な感情のぶつけ合いがいつしか性器同士の交わりへと変化していく濡れ場は充分な容量が確保され、みっしりお肉のつまった純日本人的体型の女子どもへ心ゆくまで没入。乳やまんこをじっくりねぶり倒しもっちりしたお肌をギュッと抱きしめると彼女らも呼応して涙と汗と愛液にまみれつつ暴れん棒を受け入れる。ぷっくり盛り上がった土手を決壊させんとする勢いでピストンする都度ほおを紅潮させこみ上げる快感に歯を食いしばり耐えるヒロインズの痴態がじつにエロっちい。小刻みに吐息をもらし湧きあがる嬌声を押さえこみながらもだえまくるおにゃのこもいよいよ絶頂に達しようとするところでこちらも辛抱たまらず特濃ザーメンを膣内深く放ち両者TKO。
単行本をまたぎ続いていたセーラー服売春婦もの「図書館は放課後の娼館」シリーズが完結してしまったのは一ファンとして非常にさびしいが、作者言うところの「少年期の記念碑」としてわが心に焼きつけ、次なる青年期の白石なぎさが見せてくれるものへ期待をつなぐとしよう。あと著者解説ではずいぶん自虐的コメントだったけど、俺的には同シリーズ4作め「有希子の裏文化祭」において某長門さんクリソツ脇キャラがようやくセクースしてくれてたいそううれしかったですよ!
2009-11-29
本日の二条市場。
- みずきえいむ「リップスティック」茜新社 ISBN:9784863491168
話○ 抜○ 消小 総合○
シャイボーイズ&キュートガールズのままごとティックだけど
真摯な恋愛短編全10本。第2次性徴迎えたてのスレンダー
少女が積極的に下のお口でちんこをほおばり快楽を享受する
さまを描かせたら右に出るものないこの人最新刊。初期のスカ
したヌルエロから近ごろはすっかり抜きオリエンテッドになって、
今回も華奢な肢体をフル活用してアンアン乱れるロウティーンの
一発攻勢にこちらの下半身も爆発寸前だ。お子様同士もしくは
少女とあんちゃんの組み合わせにそれぞれ女子攻/男子攻を
用意の構成は従来どおりながら、現在の路線により合致した
同世代えっちの比率が増加。2人だけの世界で愛を確かめあい
いっしょに未知なる快楽の扉を開ける恋人たちがなんとも初々
しくてよろしい。むろんMな男子が小悪魔ょぅι゙ょに責めたてられ
ご奉仕するタイプの作品も上手いのだが、そんなギミックに
頼るよりむき出しの愛情科白応酬の方がこの作家に関しては
好み。おぼつかなげなそぶりで唇を重ね指先でニップルをこね
回しながら前人未踏のたてすじをぱっくり開いて乱暴にペニスを
挿入したとたん果ててしまう少年の昂ぶりを女子がやさしく
たしなめ、もういちどしとどに濡れる蜜壷へ導きながらリズミカルに
腰を使う。ようやく余裕の出た男の子が調子こいて陰核をグリグリ
刺戟すると攻守逆転、激しい突き上げと甘いささやきになんども
イカされながら未成熟な子宮の奥底へたっぷりザーメンを叩き
つけられおにゃのこ絶頂だ。10代前半のぺたっ娘専科ゆえ訴求
対象は限られるものの、ほのぼのラヴとガチンコファックとの
協働作業がちんこに快く作用する優良抜き物件。なかでも相思
相愛幼なじみがようやく結ばれる「秘密少女」と浴衣脱がして
青姦→永遠の愛を誓う赤面エンドの「祭囃子の夜に」で包皮が
伸びきるほどマイサンを酷使しました。
- 白石なぎさ「犯れる彼女」一水社 ISBN:9784870767744
話○ 抜○ 消小-極小 総合○
むっちりボディの女の子たちと性器どうしのランデヴー短編
全8本。若いのにえらくノスタルジックな絵柄でときに明るく
ときにせつない恋物語を綴ってみせるこの人3作め。既刊2冊が
表題も内容も母子相姦ネタに傾斜していたのに対し、今回は
ハイティーン主体で近親いっさいなしなので従来のファンは
要注意。タッチもそれに併せてか成長ゆえなのか、いくぶん
スマートになり泥くささが薄れた。もっとも腰まわりや太ももに
まとわりつくよけいな肉が特徴的な純日本人体型はそのままで、
そんな彼女たちがセンスのよくない下着を脱ぎ捨てて微妙に
たるんだお腹をさらしながら汗だくになりよがりまくるさまが
ある種のリアリティをかもし出している。この作家の老成ぶりを
物語る4畳半フォーク的な青くさい設定と科白がビシビシ決まる
作劇は題材がどうあれ変化はなく、萌え全盛の昨今のエロ漫画
からは失われたウェットでいささかめんどくさい昭和テイストを
心ゆくまで堪能。エロシーンもまた女性の体臭や体重がじかに
画面から伝わってきそうな自然主義文学の趣で、わずかに垂れた
乳房を丹念にねぶり倒しながら黒々とした茂みを充血しきった
イチモツで貫通するやせっかくのすまし顔を涙と唾液とで台なしに
しながらとぎれとぎれにアヘ声をあげるヒロインのはしたない姿が
なんともドメスティック。全身をプルプル震わせて快感を受け
止める彼女らの淫猥な会陰部にこってり白濁液を注ぎこみ、
陰茎をそっと抜きながら最後にピッと雫を数滴女体に残す光景
までを丹念に描ききるさまは写実主義の権化だ。とまあ軽やかで
プリティなえっちを希求する方にはまったく向かないが、お話も
エロもずっしり存在感を持って脳裡に残留する不思議な作品群。
自分的には引きこもり幼なじみを女の子が肉体で慰安する
「再生の秋」が短髪キャミっ娘のあか抜けない感じもグッドで最愛。
2009-03-24
本日のキャデラック・メイン・アベニュー。
- 白石なぎさ「母さんは発情期」一水社 ISBN:9784870767430
セーラー服娼婦連作2本(前単行本より継続シリーズ)+短編
7本。20世紀風味濃厚のオールドファッションドな絵柄を用い
むっちりオトナの肢体がからみつきねっとりファックの芸風が
早くもおなじみな作者2冊め。解題から創作秘話まで余す
ところなく開陳の異様にゴージャスなカヴァー下作品解説が
前回に引き続き付属。表題どおりのママン乱れ撃ちな前半
5本は当然のこと、ハイティーン~20代中盤ヒロインの後ろ
4本もルックスや言動は成熟しきっているので青い果実を丸
かじりしたい御仁は回避推奨。「絵柄が古いと言われて悔し
かったので意図的に変えた」と自身語るように顔の造作には
多少の近代化が施されているものの、髪の処理や胴体回りの
トーンワークがどうにもあか抜けなくて印象に大差なし。とは
いえむしろこれがやけに青くさく時代がかった物語世界を引き
立てており唯一無二の個性を演出。行為の強要や陰惨な
プレイなどは皆無なのに、マグマのような情念が常に根底に
流れいつ噴き出すかわからない危うさを内包している。そんな
切迫した感情がエロシーンに独特の湿気と粘度を賦与して
読者の内なる本能を開かせるのだ。ことに濡れそぼつ肉壺を
みずから押し開きたぎる怒張を迎え入れて汗と唾液にまみれ
ながらほとばしる快楽のまま咆吼し精を浴びる女たちの淫猥な
アクメ顔がたまらなく扇情的。ときおり語りたがり欲が過剰に
顔を出しちんこをしごく手に干渉することもあるが現状レヴェル
なら許容範囲。君も母なる彼女らの無償の愛に包まれてその
すさんだ心を癒すがいい。なお個人的にはあとがきに記載の
ジャンルのみならずょぅι゙ょとか人外とかメイドなどの未体験
ゾーンへの突入もぜひお願いしたいです。



