-花犬「男の子はそこの構造が知りたいのだ」ヒット出版社 ISBN:9784894657748
話○ 抜△ 消小 総合○
自作のエロ漫画をクラスメイトの美少女に発見され気分はどん底の中学生だが彼女の方から思わぬ誘いが……連作2本+セクサロイドとして造られた少女は検査のため毎日華奢な体躯を開かれて連作3本+独立短編3本。スチャラカエロコメから本格ハードSFまで多彩な趣向のなか極上ニンフェットたちが汚れなき花弁を怒張でメリメリ貫かれまくりの作者最新刊は完全新作作品集としての第6弾にして本レーベルからの2ndコミックスだ。
なんとなくだけどロリ漫画家というのは通常のエロを描く方々に比べ息の長い作家が多い気がする。今回評価の俎上に載せるこの人も最初の商業単行本が世に出たのは今世紀に入ってからだけど実際はずっと前から活動していたヴェテラン。当ブログでは申しわけなくも直近数冊をスルーしており、2013年に久保書店より上梓された「妖星夢」以来およそ5年ぶりの評価記事となる。
萌えとかを通り越し黎明期のオサレ系エロゲをほうふつとさせる独特のシャープなタッチは花犬唯一無二のもので、久方ぶりに書店平台に並んだそれはやはり周囲から浮きまくり。現在ではこういうタイプの作画をする人はほとんどいないが劇画ティックな泥くささも同時に皆無なのでイマドキの若いエロ漫画読者たちもそれほど受容に抵抗はないはず。意地悪なことに収録作の初出が記されていないので検索するとどうやら当社刊のロリアンソロ「少女組曲」へここ数年掲載された物件に同人原稿をプラスしたようだ。出版社用意の単行本情報ページでサンプル画像が確認できるので、シュリンクで中身が見られない環境の方は先にそっちを覗いておくべし。
このソリッドかつ美麗なお筆先から生み出される女性陣は当然のごとくロウティーン専科。学年でいうと小学校高学年から中学入りたてあたりで、ちびっ娘であることを強調する頭でっかち/貧相トルソのこけし体型がズラリと並ぶさまは好事家も垂涎の光景だろう。肉付きが薄くともすればゴツゴツした印象を与えるスレンダーボディがまさに「全然育ちきってません!」とばかりにグイグイ押し出されるのだ。
絵柄以上に花犬の独自性がきわ立つのがそのストーリーテリング。スウィートな純愛でも強姦輪姦てんこ盛りでもない、むしろ実用性を脇に置きすこしふしぎ系のテイストをまぶした独特のノリが物語を支配。それこそ大昔のロリコン漫画で花咲いた「Hシーンだけ入れときゃあとはなにやってもOK」的なフリーダムな雰囲気がただよっているのだ。少年少女のちょっとアホなやりとりから未来舞台のハードコアファンタシーまで、和風だったり洋風だったり、およそ考えつく限りのヴァリエイションがくり広げられる融通無碍な作劇は往年のマニア誌を見ているかのよう。
かくのごとく明確に物語オリエンテッドな姿勢が貫かれる一方で、濡れ場の方は過剰なほどに各種エロ演出がぶちこまれた最新流行の成年漫画を読みつけている目にはいささか薄口。和姦/凌辱の両系統を取りそろえているとはいえエロシーン支配率は低め推移なのは否めないところ。そうはいっても少女の滑らかな肢体を入念にいじくり倒してゆくねちっこい前戯やワレメもアナルも勢いよくおっ広げてゆく積極攻勢に女の子がその人形のような硬い表情を羞恥とかすかな愉悦で歪ませるさまに思わず興奮ですよ。
第二次性徴直前のか細い体躯を白昼のもとさらけ出されて少女は恥ずかしさのあまりほおを朱に染める。そんな彼女の意向などおかまいなくちんまいボディを押さえつけ前人未踏の聖なるタテスジを指先で攻略しすっかり潤んだのを確認したのち屹立した怒張をねじこむのだ。ヌルつき強烈に締めつけてくる柔肉に抗うように薄っぺらいお尻を抱えこみ激しく抽送をくり返すたび苦痛とも悦楽ともつかぬかすかな嬌声がもれなんとも扇情的。前のみならず菊門もハードに活用したのちコンパクトな子宮のその奥へ熱い白濁をたっぷりとお見舞いだ。
昔からハッキリとお話主導でファックは添え物だったけど、よく見ると作画は昨今のトレンドをいくばくか取り入れアップデイトしているし、エロの趣向も以前よりは普遍的なシチュが増え一見さんにもとっつきやすくなっている。あと性器修整のトーンはそんなに薄くないけれど面積はかなり減ってスジやらクリやらが見通し良好なのもプラス材料だ。もはやこの業界に類似品を見つけるのは困難なので、今後ともこの変幻自在のオリジンな物語世界を描き続けていただきたいもの。このたび収録の物件中では、エロいことしか頭にない中学生男子がクラス屈指の美少女とどういうわけか結ばれウハウハのコミカルドリーミン連作「エロ漫画大王の冒険」と、宇宙開発用セクサロイドの試作品として生を承けた少女の過酷な運命を冷徹に描き出す「echo」全3本の、両者まったくテイストの異なる2つの長尺ものが白眉。
2018-09-20
2013-11-15
今晩のガスタイトシリンジ。
-花犬「妖星夢」久保書店 ISBN:9784765935487
話△ 抜△ 消小 総合△
突然脱がされ性教育の実習と称し男子生徒の前で処女喪失させられたヒロインはその後も受難続きで……連作3話+短編1本+巻末おまけイラスト。端整な描線とソリッドなカラー彩色が組みあわされた美麗なヴィジュアルが全編にわたって展開される作者4冊めのコミックスは初の総天然色仕様だ。
当ブログでは2011年2月刊の処女単行本「少女戯画」を取り上げたのだけれど、その後発売された2冊め「少女解放区」や3冊め「初めて入れる物」(こちらは前2冊の合本とのこと)はどうも食指が伸びず申しわけなくもパス。しかしながら今回は全編フルカラーとなり、またエロ漫画というよりは往年のSFものっぽいアトモスフィアただよう表紙もなかなかよろしくて久しぶりに挑戦してみた次第。
さて無事入手してページを手繰ってみると、あらなぜか作品に見覚えが。あとがきも作品解説もなにもないので手がかりはないかとググってみると、著者ブログに今作は1冊め「少女戯画」のカラー版との記述がありのけぞる。それなら最初から再録って書いてくれよ出版社! とまれ気を取りなおして確認してみると収録作品が減っていてそのぶんページも削られている。その代償としてオールカラー化がなされているわけだが、もともとカラー同人誌として販売されたものを前回は無理やりモノクロ原稿に落としこんていたわけで、このたび晴れて本来の形でお目見えとなったわけですな。
そんなわけで重複を避けるべく作品概要などは1冊め評価記事を参照していただき、今回はいくらか違う部分へフォーカシングしたい。まずいまとなってはずいぶん古典的に思える90年代~世紀変わりめ附近を想起させるその絵柄は作者サイトの直近執筆作品を見てもあまり印象が変わらず、おそらくは確信犯的に進化を止めたのだろう。ただ全盛時の竹井正樹やキャリア初期の岡崎武士にも通ずるシャープな筆致は泥くささとは無縁で、これはこれで2013年のいまでも新鮮さを保っておりグッド。
センスのよい描線に負けじとカラーCGの方もまた抑制の効いた色遣いで都会的な雰囲気。しかしながらエロ絵業界においてはゼロ年代なかばあたりからの一大イノヴェーション――石恵塗りの登場とその広範囲な伝播――によって、こうしたセル画の発展型のような彩色はもはや少数派となった感がある。技法としては精緻をきわめているのだけれども、コッテリツヤツヤの濃密な石恵塗りに慣れてしまった身にはなにやらジェット機全盛時代に往年のプロペラ機の最後の残照を目にしているかのようだ。
ストーリーテリングもまた性行為そのものにプライオリティを置かなくても許された古きよき「ロリコン漫画」の残り香を現代に伝えるもの。むろん挿入シーンが1ページでもあれば堂々とエロでございと開き直れたころよりは濡れ場にも注力しているといえるが、物語パートとエロシーンとの配分は明確に前者優勢ゆえ股間を握るにはもの足りなさを覚えるかも知れない。そうはいっても全ページに肌色が塗られたことで1冊めよりは明らかに対ちんこ攻撃力が増しており、小さめトーン線数本乗っけのゆるめの修整とも併せマーヴェラス。
ピンク色がかったお肌の色艶が素敵なロウ~ミドルティーンの滑らかな肢体が惜しみなく開かれ、いささか乱暴に蕾を開かれて身もだえする少女の痴態が勃起中枢をハードヒット。すべすべのスリットに剛直をねじこまれうっすら涙を浮かべながらもセックスの高揚に身をまかせるさまがいじらしくもエロっちい。華奢なトルソを両腕で抱えこみきつくホールドしながら最後は幼い子宮へ白くねばつく液体を注入だ。
再録のうえ収録本数が減っているのはマイナスポイントだが、それでもフルカラー作品としては比較的束の厚い方だしプライス上昇もほんのわずか(税抜¥952→税抜¥1,000)でお得感は充分。以前指摘したとおりモノクロよりカラーの方が明らかに映える絵であり、そのぶん同内容でも私的抜き度アップとあいなった。時代を超越したかのようなオーセンティックな筆致も現在ではむしろ得がたい個性であり、このまま我が道を貫いてもらいたいもの。
話△ 抜△ 消小 総合△
突然脱がされ性教育の実習と称し男子生徒の前で処女喪失させられたヒロインはその後も受難続きで……連作3話+短編1本+巻末おまけイラスト。端整な描線とソリッドなカラー彩色が組みあわされた美麗なヴィジュアルが全編にわたって展開される作者4冊めのコミックスは初の総天然色仕様だ。
当ブログでは2011年2月刊の処女単行本「少女戯画」を取り上げたのだけれど、その後発売された2冊め「少女解放区」や3冊め「初めて入れる物」(こちらは前2冊の合本とのこと)はどうも食指が伸びず申しわけなくもパス。しかしながら今回は全編フルカラーとなり、またエロ漫画というよりは往年のSFものっぽいアトモスフィアただよう表紙もなかなかよろしくて久しぶりに挑戦してみた次第。
さて無事入手してページを手繰ってみると、あらなぜか作品に見覚えが。あとがきも作品解説もなにもないので手がかりはないかとググってみると、著者ブログに今作は1冊め「少女戯画」のカラー版との記述がありのけぞる。それなら最初から再録って書いてくれよ出版社! とまれ気を取りなおして確認してみると収録作品が減っていてそのぶんページも削られている。その代償としてオールカラー化がなされているわけだが、もともとカラー同人誌として販売されたものを前回は無理やりモノクロ原稿に落としこんていたわけで、このたび晴れて本来の形でお目見えとなったわけですな。
そんなわけで重複を避けるべく作品概要などは1冊め評価記事を参照していただき、今回はいくらか違う部分へフォーカシングしたい。まずいまとなってはずいぶん古典的に思える90年代~世紀変わりめ附近を想起させるその絵柄は作者サイトの直近執筆作品を見てもあまり印象が変わらず、おそらくは確信犯的に進化を止めたのだろう。ただ全盛時の竹井正樹やキャリア初期の岡崎武士にも通ずるシャープな筆致は泥くささとは無縁で、これはこれで2013年のいまでも新鮮さを保っておりグッド。
センスのよい描線に負けじとカラーCGの方もまた抑制の効いた色遣いで都会的な雰囲気。しかしながらエロ絵業界においてはゼロ年代なかばあたりからの一大イノヴェーション――石恵塗りの登場とその広範囲な伝播――によって、こうしたセル画の発展型のような彩色はもはや少数派となった感がある。技法としては精緻をきわめているのだけれども、コッテリツヤツヤの濃密な石恵塗りに慣れてしまった身にはなにやらジェット機全盛時代に往年のプロペラ機の最後の残照を目にしているかのようだ。
ストーリーテリングもまた性行為そのものにプライオリティを置かなくても許された古きよき「ロリコン漫画」の残り香を現代に伝えるもの。むろん挿入シーンが1ページでもあれば堂々とエロでございと開き直れたころよりは濡れ場にも注力しているといえるが、物語パートとエロシーンとの配分は明確に前者優勢ゆえ股間を握るにはもの足りなさを覚えるかも知れない。そうはいっても全ページに肌色が塗られたことで1冊めよりは明らかに対ちんこ攻撃力が増しており、小さめトーン線数本乗っけのゆるめの修整とも併せマーヴェラス。
ピンク色がかったお肌の色艶が素敵なロウ~ミドルティーンの滑らかな肢体が惜しみなく開かれ、いささか乱暴に蕾を開かれて身もだえする少女の痴態が勃起中枢をハードヒット。すべすべのスリットに剛直をねじこまれうっすら涙を浮かべながらもセックスの高揚に身をまかせるさまがいじらしくもエロっちい。華奢なトルソを両腕で抱えこみきつくホールドしながら最後は幼い子宮へ白くねばつく液体を注入だ。
再録のうえ収録本数が減っているのはマイナスポイントだが、それでもフルカラー作品としては比較的束の厚い方だしプライス上昇もほんのわずか(税抜¥952→税抜¥1,000)でお得感は充分。以前指摘したとおりモノクロよりカラーの方が明らかに映える絵であり、そのぶん同内容でも私的抜き度アップとあいなった。時代を超越したかのようなオーセンティックな筆致も現在ではむしろ得がたい個性であり、このまま我が道を貫いてもらいたいもの。
2011-02-22
本日の札幌方式。
-花犬「少女戯画」久保書店 ISBN:9784765934749
話△ 抜△-× 消小 総合△
少子化改善のためのセックス実践プログラムの餌食にされた少女連作3本+短編3本。たしかなデッサンで描かれる思春期入りたてガールズのまぶしい肢体が印象的な作者初単行本だ。
現在この出版社は雑誌媒体を持たず他社原稿のお蔵出しや携帯漫画の単行本化を主な業務としているのだけれど、これまでの俺はそれなりに予備知識のある作家のものを購入していた。今回はそういった事前のインフォメーションなしの完全な衝動買い。今週末になればこの僻地でもドカドカ新刊ラッシュが始まるのだが待ちきれなくて……。
パワードスーツ的ギア着用の男どもに捕らえられぱんつおろされかけのキュートガールというなかなかキャッチーな表紙の印象をそのままに、中身をめくれば破綻のない描線と落ちついたCG彩色の絵画的に完成度の高いイラスト群がお出迎え。ただタッチそのものはわりと時代がかっているというか黎明期の高密度系エロゲ絵――天津堂とかLIBIDOとかを想起させ(われながら古いなあ!)、いま風の萌えなどは希薄。
収録はわずか6作品とずいぶん少ないのだが、1本あたりのページ数が標準的なエロ漫画フォーマットのそれよりも多めに割かれているのでさほど寂寥感はない。ただそのぶん密度の高いストーリーテリングがなされているかというとそうでもなくて、グレイスケールののっぺりした絵面に乗っかって淡々と物語が進行していく光景はコミックというよりイラストボードの連鎖のよう。
ロウ~ミドルティーン固定のヒロインたちはみなさん殺伐とした現代を生きているとは思えないくらい素朴で清楚な聖少女ばかり。そんな彼女らの純潔がコキ盛りのエロガキやむくつけきオッサンどもによって踏みにじられるのが基本パターンなので、スウィートでラヴリィなイチャラヴで癒されたい向きは最初から近づかないこと。ただ凌辱一辺倒ではなくほのぼの和姦も用意されているしオチは明るめなので読後感は悪くない。
そんなわけでニンフェットたちの滑らかな肢体を美味しく頂戴のエロシーンは水彩画のように淡い後味を残してゆく。前述のようにレイプ系のお話が多いので、少女らはこぞって乱暴に性器を拡げられ器具責めされて苦悶し涙する。ただ行為に費やされる分量がさほどでないので心のモヤモヤは滞留せずスルリと脳裡を駆け抜けていく。そこが美点でもありガチレイプスキーにはもの足りなくも感じるところ。
精液分泌支援物資としてはいささかパンチ不足なのと、初出がフルカラーなのに収録は白黒オンリーでせっかくの高い画力が生かされない感があってやや厳しめの評価。作風からして抜きオリエンテッドではないのは承知していたはずだから、もっとアーティスティックな面を強調すべく総天然色で刊行してもよかったかも。目の保養物件としては申しぶんないだけにちょっと方向性には疑問。
話△ 抜△-× 消小 総合△
少子化改善のためのセックス実践プログラムの餌食にされた少女連作3本+短編3本。たしかなデッサンで描かれる思春期入りたてガールズのまぶしい肢体が印象的な作者初単行本だ。
現在この出版社は雑誌媒体を持たず他社原稿のお蔵出しや携帯漫画の単行本化を主な業務としているのだけれど、これまでの俺はそれなりに予備知識のある作家のものを購入していた。今回はそういった事前のインフォメーションなしの完全な衝動買い。今週末になればこの僻地でもドカドカ新刊ラッシュが始まるのだが待ちきれなくて……。
パワードスーツ的ギア着用の男どもに捕らえられぱんつおろされかけのキュートガールというなかなかキャッチーな表紙の印象をそのままに、中身をめくれば破綻のない描線と落ちついたCG彩色の絵画的に完成度の高いイラスト群がお出迎え。ただタッチそのものはわりと時代がかっているというか黎明期の高密度系エロゲ絵――天津堂とかLIBIDOとかを想起させ(われながら古いなあ!)、いま風の萌えなどは希薄。
収録はわずか6作品とずいぶん少ないのだが、1本あたりのページ数が標準的なエロ漫画フォーマットのそれよりも多めに割かれているのでさほど寂寥感はない。ただそのぶん密度の高いストーリーテリングがなされているかというとそうでもなくて、グレイスケールののっぺりした絵面に乗っかって淡々と物語が進行していく光景はコミックというよりイラストボードの連鎖のよう。
ロウ~ミドルティーン固定のヒロインたちはみなさん殺伐とした現代を生きているとは思えないくらい素朴で清楚な聖少女ばかり。そんな彼女らの純潔がコキ盛りのエロガキやむくつけきオッサンどもによって踏みにじられるのが基本パターンなので、スウィートでラヴリィなイチャラヴで癒されたい向きは最初から近づかないこと。ただ凌辱一辺倒ではなくほのぼの和姦も用意されているしオチは明るめなので読後感は悪くない。
そんなわけでニンフェットたちの滑らかな肢体を美味しく頂戴のエロシーンは水彩画のように淡い後味を残してゆく。前述のようにレイプ系のお話が多いので、少女らはこぞって乱暴に性器を拡げられ器具責めされて苦悶し涙する。ただ行為に費やされる分量がさほどでないので心のモヤモヤは滞留せずスルリと脳裡を駆け抜けていく。そこが美点でもありガチレイプスキーにはもの足りなくも感じるところ。
精液分泌支援物資としてはいささかパンチ不足なのと、初出がフルカラーなのに収録は白黒オンリーでせっかくの高い画力が生かされない感があってやや厳しめの評価。作風からして抜きオリエンテッドではないのは承知していたはずだから、もっとアーティスティックな面を強調すべく総天然色で刊行してもよかったかも。目の保養物件としては申しぶんないだけにちょっと方向性には疑問。
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