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2012-07-14

今年度の選抜総選挙。

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-飛龍乱「妹はアイドル!?」茜新社 ISBN:9784863492974
話△ 抜○-△ 消小 総合△

超人気アイドルグループで活躍する妹を通じその他のメンバーとも続々ハダカでおつきあいしては膣内射精三昧表題作長編10話(プロトタイプ2話&本格連載8話)+独立短編2本。誰もが思い浮かべるあのユニットをモティーフに虚実入り交じったハーレムエロスを怒濤のごとく展開する作者今年に入り初のコミックスだ。ちなみにこちらは先日レヴュった上田裕と同様、前月末に発売された物件の遅延購入報告となる。
この作家の単行本はいっとき超年長系専科となり私的嗜好とまったく合わずにごぶさたしていた時期があったのだけれど、今回は去年10月刊行の前作「美乳少女と艶乳ママ」から連続しての購入とあいなった。たしかに現在も熟女ものの執筆メインとはいえこのタイトルなら10代女子を登場させないわけがないはず……と一抹の不安を抱きつつもレジへ。
前世紀から長きにわたり活躍し現在も第一線で執筆を続けているエロ漫画界でも他にほとんど例のない存在で、キュートなアニメ絵ベースの作画を時代の潮流や作風の変化に合わせて微妙にいじくりリフレッシュ。ただここ数年はやたらと人妻だの母親だのが増えた関係で頭身がむやみに上がり顔の造作がリアル寄りに振れて愛らしさがすっかり薄れてしまった。さすがに今回はJK主体ということで絵をだいぶカワイイ方向へ戻してきたけれど、欲を言えばもっと露骨に萌えフレイヴァーを導入してもらいたいところ。
この単行本を店頭で見かけ購入する人の多くは、オーソドックスな兄妹和姦の読み切り2本は置いといてモロに某アイドル集団を連想させる設定のタイトル・チューン目当てに購入したことだろう。妹もその一員として活動しているグループにスルスルと主人公が入りこみアイドルたちをちんこパワーで次々に征服し同時に彼女らの悩みも解消というご都合主義全開の物語はあまりにも陳腐であるものの、ヴェテラン作家だけあってヒロインの描き分けに気を配り適度に緩急をつけながらの語り口で抵抗なく読ませてしまうのはさすが。
1話めで主人公の妹でありグループ内で人気No.1の正統派アイドル・有美を早々にご賞味したあとはタイプの違う構成員たちをサクサク堕としてゆくギャルゲーライクな構成。途中からは潔癖症の克服だのテンパり状態のなだめ役だのをこれまた実在人物そっくりなプロデューサーの指令により遂行しつつえっちにいそしむ。巻末著者あとがきにひょると登場キャラの名前や性格は意図して元ネタから離してあるとのことだが、これだけそっくりな舞台装置を与えられれば作中の立ち位置などで容易に類推はできるはず。主人公とのセックスで彼女たちの抱える問題はすべて解決され、みな一人前のプロとして独り立ちしたその勇姿を見つめながら彼は本格的に芸能界へ関わることを決意し……というどこまでもドリーミンな結末は全男子垂涎のサクセスストーリー。
多種多様な造形のアイドルたちを好き勝手に食い散らかすエロシーンは奇抜なプレイこそないが各種エフェクトの多用によりゴージャスに彩られる。ほぼ例外なくムッチリ大ぶりな乳尻をお持ちの彼女らをステージ衣装のまま押し倒し、景気よくアイドルまんこをご開帳してはゴリゴリ暴れん棒をねじこみ本番突入だ。
粘膜どうしがこすれあうたび液体が派手にはね女の子は随喜の涙を流し嬌声放ちっぱなし。マシンガンのごとく発せられる淫語と16ビートで刻み続けられる擬音とを伴奏にしながらアイドルがしちゃいけないアヘ顔さらしてよがり狂うメスどものいちばん深いところめがけて白くねばつく体液の奔流をダイレクトに叩きつけて両者ダブルノックアウト。
3次元アイドル知識皆無の俺としては題材にいまいち興味が持てず、またキャラメイクにいまだ昔日のかわいらしさが完全には戻らぬ様相で採点を若干マイナスしてしまったが、現実世界とのリンクをそれとなくにじませた設定にニヤリとできるアイドルヲタなら評価200%増しで。一方で巻末の短編2本は元ネタ準拠から解放されているぶん造形も漫画ティックにキュートで、自分的にはこちらの方がちんこを活用できたです。

2011-10-21

今宵のブルー・アイド・ソウル。

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-飛龍乱「美乳少女と艶乳ママ」ワニマガジン社 ISBN:9784862691804
話○ 抜○-△ 消中 総合△

クラスの女生徒たちにイジメられ中の女装男子に救いの手を伸ばしたつもりの女教師がいつしか倒錯した性の世界へ本編&描きおろし後日談+短編10本+おまけ近況漫画。美少女漫画黎明期からきっちり時代の風に乗っかり常に第一線で活躍する驚異の大ヴェテランが前作「ママに射精しちゃダメぇ~!」のリリースから1年弱と快調なペースで送り出す最新刊だ。
アニメ系のかわいらしい作画と読者のニーズを的確にとらえウェルメイドに仕上げる作劇とでまだ黄色い楕円マークの存在すらなかったころからずっと活躍しているエロ漫画界の呼吸する軍事博物館。キャリアそのものの長さやコミックス刊行数だけなら彼の上を行く人もいるだろうが、デビューまもなくから現在まで途切れることなくメジャーエロ漫画誌のレギュラー掲載枠を持ち続けているその一点において業界では他の誰も及ばぬ偉大な存在だ。おのれの生み出したスタイルに安住せず常に絵にも話にもマイナーチェンジをほどこしていくチャレンジャブルな姿勢がこの地位を築き上げたのだと思う。
かようにグレイトな作家ではあるものの個人的には一昨年刊行の「淫乳妻の園」を最後に単行本はごぶさただった。それというのも近年はすっかり人妻/母親専科となってしまったがゆえ。元来幼女から熟女までなんでもこなせるオールラウンダーのこの人が描くもののうちどちらかというと年少系が好みだったのにそちらが絶滅寸前となり長らく疎遠ではあったのだが、今回はタイトルで明確に「少女」が謳われていたので意を決しレジへ向かった次第。
絵柄の方はさすがにいまやオールドファッションドな部類になってしまったが、それでも泥くささは皆無で萌え絵勢とも充分に戦える。ヒロインたちは表題を裏切らずハイティーン制服女子と子持ちアダルトさんの2つを軸に中間層を若干名ブレンドの全方位外交。お話によっては親子丼などの世代ミックスもありお得感満載だ。ただ最近の熟女偏向が影響したのか、昔に比べると10代でもえらく等身が上がりお顔の造りがすっかり大人びて若年層では少々違和感。ギャグシーン等で挿入のSDキャラは以前同様キュートなのでちんまい系が描けなくなったわけではないのだろうけどこれはちと残念要素。
物語の方はさすが大御所の余裕で、あまーいイチャラヴからほの暗い情欲の隘路まで自由自在。巻末収録の作品解説を併せて読めばそこへ投入されたアイディアや意図などが明らかになり理解が深まることだろう。またNTRや男の娘ネタなど旬なアイテムが貪欲に取り入れられており作者の飽くことなき向上心がうかがえる。むしろ読者たる俺の性的嗜好の方が保守的すぎてちん娘キャラに引いちゃったりする体たらくですよ。
老若問わずおっぱいボイーンおしりドドーンのむっちりした肢体をフル活用する濡れ場はちんこのお供として過不足ない働き。とりわけゴージャスな女体へいろんなアングルから迫っていきちちしりまんこのエロパーツをクローズアップしていく画面構成の妙が光る。性器結合部をハードに使役されるたびヴォリューミーな双丘をブリブリ揺らし全身をのけぞらせながらアンアンあえぎまくる女子どもの痴態がじつに扇情的だ。お肉でみっちり充填された胴体を多種多様な分泌物にまみれさせつつ陶酔しきったツラで随喜の涙を流し間欠泉のごとく淫語を発しまくる彼女らの内へ外へと白濁液を放ちフィニッシュ。
当初危惧したとおり大人キャラでは私的抜き度が下がってしまい採点が辛めになったけれども、近作の支持層たる熟女スキーにとってはたいそうユースフルなはず。直近数作のようなおばさん一辺倒じゃなくて今回みたく若い娘も描いてくれれば俺もまた購入意欲が湧いてくるので、ぜひ今後もハイ&ローミックス路線でお願いしたいもの。収録作のなかではイメクラ通いを教え子に見つかった男性教師が彼女とプレイ再現「委員長にはお見通し」と、たわわに育った幼なじみ許嫁さんとベタ甘ファックの「Engaged to Me」で気持ちよくシャフトを摩擦。

2009-06-30

今宵のベロヴェーシ合意。

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話○ 抜○-◎ 消極小 総合○
アパートの隣人がある日突然メイド姿で転がりこみなし崩し的に
同居生活表題作長編5話(うち最終話描き下ろし)+短編5本&
各作品後日談描き下ろし。2009年的売れ線ど真ん中のエロゲ
系のタッチで描かれた冒頭長編ヒロインがクールなフェイスで
おっぱいまろび出しという表紙の訴求力が異様に高い作者
処女単行本。萌えよりは端整さの際立つすらりとした相貌に
むにゅっと柔らかそうな巨乳が付属するというなかば反則の
キャラ造形は歳月の経過によるブレはあるものの初期から達者。
この清潔感あふれる絵柄ならばオサレでスカしたラヴ・アフェア
でもいけそうなところをあえて脱力ギャグやオフビートな展開に
持ちこむのがこの作家のセンスのよさ。ことにメインのメイド
ものでの主人公カップルによる掛け合い漫才のバカバカしさは
出色。これがあるからエロシーンへ突入してからの臆面もない
デレデレ墜ちがより引き立つ。それまでは能天気なやり取りに
終始していた2人がほおを赤らめ率直な愛の科白を口にして
激しくお互いを求め合い、滑らかな淫裂を暴れん棒で貫くや
フルヴォリュームであえぎ法悦の涙を流してイキまくる女の子の
艶姿がたいそうエロっちい。そして全作品に存在する新作描き
下ろしパートではさらに濡れ場が洗練されていて、胸の微妙な
輪郭や淫芯の質感といったパーツ単位の描写がより緻密に
なるとともに舌先を震わせ涙とヨダレまみれになるアヘ顔の
猥褻さが格段にパワーアップ。ことに表題作第5話において
ヒロインあきらさんが下着姿でちんこにがっつき怒濤のフェラを
決めまくる一連のシーンではひさしぶりに射精場面以外で
抜かせていただきましたよ。これら単行本用の追加ページ
だけで抜き評価が大幅上昇したので、現在のクオリティで
全パートを読めるであろう次回作がものすごく楽しみ。
話○ 抜○-△ 消小 総合△
むっちり完熟ボディにヤングな欲望をストレートに叩きつけ
短編全11本。もはやすっかり年上/人妻専科になってしまい
私的嗜好からはどんどん遠ざかっているのだが、わずかながら
いい感じのティーンズがいたので見本閲覧後購入。黎明期
から最前線に立ち続けているだけあって、細かく絵柄に改良を
加え移り変わりの激しいエロ漫画シーンにきっちり追随して
いるのはみごと。とはいえおばさんメインになって萌え方面
への気配りが不要になったからなのか昨今は進化のペースが
ゆるやかになった印象。最近のこの作家はセレブな奥さまが
ナイスバディというよりはすべてのパーツにゆとりのある
ふくよかな肢体を強引に組み敷かれ、若さゆえの暴走に身を
ゆだねているうちに秘められた情欲に再び火がつきよがり
まくるのが黄金パターン。みっしり肉の詰まった腰をかき抱き、
発酵臭ただよう蜜壷をガンガン貫きながら人妻まんこをちんこ
パワーで征服しラスボス攻略完了だ。濃密なエロシーンと
並行して語られるストーリーラインは一見幸福そうな光景に
ほのかな毒を含ませたり不穏な将来を暗示することが多く、
シンプルな和姦系をお望みの方にはいささか不向き。そんな
わけで作画も作劇も前途洋々の若者よりは先の見えたオッサン
連中にぴったりな苦うるかのような味わいの作品集だ。そう
言いつつこの人の描く10代女子が大好物の俺は悲惨な境遇を
甘受する無口女子高生を魔の手から救出する「BAD BOY」が
お気に入り。作者サイトによると人妻系の需要が圧倒的との
ことで今後も若い娘は望み薄かも知れないが、ロリや中高生
主体でまた読みたいなあ。
話○ 抜△ 消大 総合△
面倒な物件ばかり押しつけられて青息吐息の不動産屋に
憑依体質の爆乳眼鏡っ娘がひょんなことから奉職しえっちに
除霊表題作長編全8話。マークなし。ややクセはあるものの
たしかな画力のアニメ絵でディジタル特有のツヤツヤした
トーンワークを十全に活かしたむっちり系の肉体を縦横無尽に
描いてみせるこの作家、成年向けでは問答無用のガチエロ
主体だがコンビニ売り誌ではこの作品のようなライトエロコメに
作風をシフト。濃口の画面はそのままにスチャラカギャグや
コミカルな崩し顔をふんだんに投入し読み口軽快な娯楽作品に
仕上がっている。ヒロインが毎回この世に未練を残したオバケに
取りつかれてはセックスで成仏のルーティン展開ながら、その
かたわら主人公とヒロインの関係の深化を同時進行させシメは
恋も仕事も大団円の巧みな手綱さばきはもはやヴェテランの
風格。また舞台が変わるたびに違った霊に憑かれ、つどプレイ
内容もアナル責めにワカメ酒、ナースコスプレにSMなど多彩に
変化し単独ヒロイン制の単調さをカヴァーする。巨大な白抜き
修整で性器周辺がホタルの発光のごとくぼやかされているの
にはゲンナリだが、ゴージャスな双丘をフル活用のパイズリや
両手でお胸をホールドしつつ舌先と指先で乳首責めなどの
おっぱい描写の充実でなんとか相殺といったところ。ヒロイン
芽衣子さんがダイナミックなボディを振り回して派手にイキ
まくりながら最後にはけなげな恋心を成就させる光景に興奮
しつつ感動のウェルメイドな1冊。