2009-05-30

本日のタンユグ通信。

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話○ 抜○ 消極小 総合○
金髪碧眼彼氏(でも英語ダメ)の巨根に悶絶ヒロイン連作
3本+男子ーズ3人それぞれの恋愛模様連作3本+短編6本。
シリーズ明記のないお話も他の収録作や既刊分とゆるく連携
するいつものレンリワールド。6冊めの今回はタイトルどおり
ショコラカラー基調の美しい装幀が目印。BL系/アニメ絵の
ほどよい混淆である独特のタッチはさらに洗練の度を増し、
そっけなさすぎずあざとすぎずの萌えエロ優等生。4作め
あたりで頂点に達した物語面での過剰なレディコミ偏倚も
ようやく中庸なラインに戻っていい感じ。教え子食っちゃう
古典教師さんと巻末の夫婦以外は高校生~大学生どうしの
カップルがひたすらイチャイチャする鬱度ゼロの甘々ラヴは
まさしく読むメイプルシロップだ。この作家の最大の美点で
あるキュートな絵柄なのに妙に生々しい性器描写はもちろん
健在で、粘膜の色艶や分泌物のシズル感を忠実に再現しつつ
3次元的な臭気を徹底的に除去した美麗まんこはこちらの
勃起中枢をピンポイントで刺戟してくれる。清楚で可憐な
女子どもがかように花開く蜜壷をみずから広げ、絶え間なく
突き入れられる怒張の生み出すリズムに瞳をうるませほおを
染めて小刻みにあえぎながら必死に中田氏をおねだりする
呆けたような表情がなんとも扇情的なのだ。それではと要請に
お応えしたっぷり精液を注ぎこんでやると全身を痙攣させ
イキ続けながら熱い吐息をもらして余韻にひたるそのさまが
またエロすぎて拙僧辛抱たまらんです。これぞ奇抜なプレイや
派手派手しいギミックなどなくても地道な描写の積み重ね
だけで十二分に艶事を表現できるという生きた見本だろう。
設定やキャラ造形のそこかしこに残る女流臭がやや人を選ぶ
かも知れないが、萌えと抜きとを高次元でバランスさせた
珠玉の逸品だ。
  • 古森詠「魔悦のカタログ」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784860327507
話△ 抜○ 消小 総合△
ムチムチ巨乳さんとHにハメハメ短編全8本。かなり古典的な
部類のアニメ絵を用いゴムマリを胸部に溶接したかのような
おっぱいを景気よく揺らしガツガツファックするさまがたいそう
実用的な作者2冊め。表紙のえらくクラシカルな塗りで購入
意欲を減退させた前作に対し今回は手慣れた現代風のCG
処理で一瞬この人も萌え絵シフトを敢行したのかと思いきや
白黒は以前のまんま。お話はキルタイム伝統の貴種墜落ものと
能天気エロコメのコラボレートで、いずれの系統でもたわわな
乳房に魔羅をはさみ先っちょをジュポジュポしゃぶり倒して
あわただしく前処理を済ませるやビラビラまんこにいきり立つ
逸物を2本3本と出し入れし男女ともいろんな液体分泌しつつ
ラストは本気汁の大量投入でシメのハードな濡れ場をデフォで
装備。下着をはだけはしても全脱ぎはさせずにフィニッシュまで
通すのも前単行本からの変わらぬポリシーだ。物語的な深み
などは皆無ながら抜きツールとしての至便性を最優先のいさぎ
よい設計は眠れない夜の心強いお供。欲をいえばヒロインの
造形がどの作品でもほとんどおんなじで(髪型なんかロング
ヘアのなかでの数ヴァリエーションしかない)、崩し顔が描け
ないから表情のメリハリに乏しいのが難。自分としてはただで
さえテンプレな展開がよけい陳腐に見えるだけの凌辱系より
掲載誌のなかでは相対的に目立つことのできるライト話の
方が好みなのだが、このウィークポイントのせいでギャグが
ぎこちなくなるのがもったいなくて。まあ芸風はしっかり固まって
ブレがないので絵柄が好みならば鉄板の摩擦運動支援物資。


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