2012-10-18

本年度のアムネスティ条項。

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-Zummy「幼殖」ヒット出版社 ISBN:9784894655720
話○ 抜○ 消極小 総合○

商品として出荷するためにハードな調教をほどこされる幼女たちの過酷な日々本編&フルカラーショート別エピソード+短編7本。年端もゆかぬニンフェットたちの幼い性器をゴリゴリ酷使し膣内射精三昧のガチンコファック満漢全席でお送りする作者最新刊は当社からの2冊めにして通算での6thコミックスだ。
いくつか雑誌を渡り歩いたのちたどり着いたこの出版社でさっそくリリースした前単行本「ツインテでニーソの女の子達がキャッキャでうふふ」から1年近く経過しての新刊は雑誌「COMIC阿呍」/アンソロジー「少女式」と両方にまたがって執筆したものを収録。とまあ形態としては前作を踏襲しているのだけれど、後述するようにその中身はいささか趣が違っている。
これまでもどちらかというと低年齢層を得意としてきた人だが、今回は真っ当な科白のある人みなティーン以下~プレティーンのロリっ娘づくし。必然的に乳サイズももっぱら平滑志向となり、この作家のたまに描く巨乳女子が好きだった自分はしばし落涙。しかしながらキュートさを前面に押し出したぷに系の絵柄にはちびっ娘こそが映えるのはたしかだし、キャリア初期はほぼょぅι゙ょ専科だったことを思えば原点回帰といえそうだ。
軽快なエロコメから救いレスのダーク系までどんな題材でも描きこなしてきたお話展開も、これまた笑わせの要素をまったく入れないい1冊めあたりの作風へとリヴァイヴァル。どのページをめくっても全編ガチのロリ凌辱で、ちっちゃい女の子をゴツい兄さんやらオッサンやらがやおら押し倒しすべすべのスリットを強引に貫いては好き勝手にザーメンをまき散らす強姦地獄絵図がどこまでも拡がる。既刊でたまに投入されていたようなほのぼのな恋愛ものやアホさ全開のギャグエロなどを期待していた人には速攻回れ右推奨。
必然的に濡れ場もハードな凌辱ばかりとなり、あどけない少女が苦痛に顔を歪めながらとても収まらぬビッグコックを無理やりねじこまれて悶絶する凄惨な絵ヅラが画面を支配。とはいえ行為のなかば以降では女の子もわりかし気持ちよさそうにセックスするのだが、それとてもレイプされすぎでなかば気が狂っていたり洗脳に近い状態で快楽を教えこまれたりとラヴ色は皆無だ。オチも破滅を暗示しての幕引きやら勧悪懲善のアンチクライマックスで締めくくったりとおよそ後味悪いものばかりで、このひりつくような異物感が心にずっしりと残り続ける。
あどけない少女の華奢な身体を無理やり組み敷き、必死に抵抗するのを腕力と口先でねじ伏せてはパックリ開いた蜜壷へたぎる怒張をインサート。たちまち涙を浮かべ苦痛に耐えしのぶおにゃのこのおびえた表情などおかまいなしに粘膜も破れようかという勢いで激しくピストン運動をくり返す。ちっちゃな子宮をズンズン突くたび強烈に収縮するちびっ娘まんこの気持ちよさに辛抱たまらず大量の精液を限度いっぱいぶちまけてフィニッシュだ。
人間の感情の負の部分ばかりがクローズアップされ少女の尊厳を踏みにじるばかりの非業の数々に思わず眉をひそめるか、得も言われぬ背徳感に興奮を新たにするかは君次第。個人的にはイチャラヴなZummyもそれなりに楽しく読んでいたクチなので少々複雑な気分ではあるものの、いっさい手抜きなしの凌辱剛速球を全力で投げこまれて大いに感銘を受けたのは否定できないところ。巻末著者あとがきの物騒なコメントはこの壮絶なやりきった感とも無縁ではないのだろうけれど、できることなら今後もその豊饒な作品世界でもって我々を楽しませてもらいたいと思うのはよけいなお世話だろうか。今回収録のものでは人間同然の外見にケダモノのDNAを持つ少女たちとのユートピア/ディストピアへ沈降してゆく男たちの末路をシニカルに描く「ホムンクルス」がグッときましたですなあ。

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