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2020-11-22

本日のヨーグルッペ。

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-ビフィダス「交わりの宿」エンジェル出版 ISBN:9784873069258
話◎-○ 抜○ 消小 総合○

旅先で迷いこんだ小料理屋の母娘と成り行きで関係を結んだ主人公はやがて彼女らと新しい生活を築いてゆき……表題作中編3話+偶然出会った性に興味津々のJKを自宅へ誘いセックス実践連作2本+独立短編3本(うち当社刊前作収録短編続編1本)+全作品ショート後日談。色あせ鬱屈した日常がふとしたことから熱く激しい情欲の昂揚へと変貌してゆくさまをていねいにつむぎ出す作者最新刊は通算4冊めにして本レーベルからの3rdコミックスだ。
どこか憂いを帯びたウェッティな筆致とそれにふさわしい秘やかな情熱を爆発させるようなストーリーテリングとが読み手の脳裡へ強烈な印象を残す業界でも唯一無二の存在感をウリにするこの人も気がつけば駆け出しからキャリアはもう中堅クラス。仕事の幅も徐々に広がり複数の雑誌で描くようになって、昨年末に上梓された前単行本「情交の日々」は従来のエンジェル出版からはじめてワニマガジン社よりのコミックス刊行となった。そこからおよそ1年弱となるこの新刊は古巣であるエンジェル出版からのリリースであり、一昨年7月に同社より発売の前々作「イビツな愛の巣」からカウントするとおよそ2年半ぶりの再会。
どこかオーセンティックな趣のある一般青年誌系のタッチは非常に端整なもので、この表紙画像からもしっとりと豊穣なアトモスフィアが立ち上がってくるかのよう。描きおろしパートを除き同社の総合エロ漫画誌「エンジェル倶楽部」で2018-20年にかけての掲載分を収録と最新原稿ばかりゆえ表紙と中身の絵柄も完全互換。そんなわけでカヴァーのみ目にしての衝動買いでも期待を裏切られることはないと思うが、万全を期すのなら出版社提供による単行本情報ページおよび著者公式ブログの発売告知記事でサンプルを確認し一部ショップの購入特典をチェックしたのち買い出しおもむくのをオススメ。
落ちついた雰囲気の作画に合わせるかのようにヒロインの年齢層もやや高め。キャリアウーマンだの奥さまだのママンだの熟しきった姥桜に混じって今作ではめずらしくハイティーン2名がいて彼女らはさすがにおっきな瞳とあどけない顔立ちで若さを感じさせる。むろんビフィダス漫画であるからにはボディの方はお歳を問わず問答無用グラマラス系で、みずみずしいJKおっぱいもずっしり充実の熟女バストも等しく巨大だ。肉置き豊かな下半身はまるで3次元のそれを想起させるリアルさで、紙面からも匂い立ってきそうな牝臭が読者の股間を痛いほど励起せしめて止まない。
ものすごく大ざっぱに分類するとストーリー傾向は和姦系というくくりになるのだけど、そんなタームではとうてい説明しきれないディープ&ストロングな物語空間がどこまでも広がる。お話展開にはおおよその類型があって、満たされない思いを抱えた男性主人公がふとしたことから女性と出会い身体を重ねるのだが、彼女の方にも抜き差しならぬ事情がありままならぬ日常を送っていたことが徐々に判明する仕掛け。かくして2人は心の底から理解を深め互いに熱く想い合いながらいっそう熱っぽく情交にふける……という「喪失と再生」の物語がほぼ全編にわたりくり広げられるのだ。同じ合意エロの構図でも多くの作家が採用するイチャラヴだのタナボタエロスだのからさらに深掘りしたビフィダスならではの濃密な愛と性のからみ合いがなんと言ってもストーリーのキモ。このへんはエロ漫画というよりむしろある種の純文学のごとき清冽な味わいで、彼ら彼女らがゆっくりと心を通わせてゆくまでのプロセスをじっくり味わい最後ジワッと余韻をかみしめる、その愉悦こそがこの人の漫画を読むうえでの極上のお楽しみなのだ。
むろん抜き物件であるからには濡れ場構築もおこたりなく、1本あたり20-24ページの平均的な分量ながら非常にユースフルな抜きシチュを多数用意。奇抜な趣向や変態的なプレイがあるわけではないけれど、飛び道具に頼らずひたすら肉と肉との交わりを濃厚につむいでゆく。最愛の人に抱かれせつなげに吐息を漏らすヒロインの絶品アクメ顔を堪能しながら怒濤のごとくシャフトを打ちつけながら子袋のいちばん奥へ無責任ナマ中田氏のダイナミックファック絨毯爆撃にぼくらの自慰表明もはかどりまくり。
傷ついた心をなぐさめ合うかのように2人はきつく抱き合い狂おしくお互いを求める。自分から着衣をずらし豊かな双丘をあらわにして彼女の方から屹立した怒張へのしかかってゆくのだ。肢体をすりつけながらゆっくり腰を沈め性器どうしの真剣勝負をスタート。ビッグバストをブリブリ揺らしながら激しく体躯をグラインドさせ快楽享受に没頭だ。粘膜どうし摩擦しつつほおを紅潮させ荒い息を漏らしながらすがるような視線で膣内射精を懇願する彼女の願いどおり、子宮の許容量いっぱいにくり返し熱い白濁を注ぎこみ性の饗宴はなおも休みなく続く。
紆余曲折ありつつも真摯に愛を確かめ合い深く満たされる男女の光景を情念たっぷりに謳いあげるビフィダス節がこの新作でもいかんなく炸裂だ。個人的にはいつもの熟女さんのみならず青い果実も大活躍で愚息もいっそう大喜び。SNSなどの発言を見るにいつも思い悩みつつも誠実に作品を作り上げていく姿勢が随所に垣間見え改めて尊敬の念を新たにする。商業エロ漫画の将来はけっして明るいとはいえない状況だけど、このような作家がいてくれる限りまだまだこの業界も捨てたもんじゃないですよ。今回の収録物件中では前述のごとくティーン大好きっ漢の俺狂喜な(と言ってもそれぞれ対照的なキャラ造形なのだけど)、しっぽりねっとり母娘丼のタイトル・チューン「交わりの宿」と、無邪気な少女に誘われ経験を重ねて「陽菜ちゃんはHに興味がある」/「陽菜ちゃんはHにハマってゆく」連作が私的フェイヴァリット。

2019-12-02

今宵のC定大盛り。

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-ビフィダス「情交の日々」ワニマガジン社 ISBN:9784862696793
話◎-○ 抜○ 消小 総合○

退屈な日常のなかふと心触れ合った男と女がやがて本能のまま獣に戻り熱くつがい合い短編10本&描きおろしショート後日談6本。どこにでもいるありふれた人々の織りなす特別でかけがいのない愛の輝きを一瞬の閃光のごとく鮮やかに描き出す作者最新刊は通算3冊めのコミックスにして当レーベルからの初お目見えだ。
この人について最初に知見を得たのはたしかネット上のやりとりかなにかだと思ったのだけど、きちんとした形でエロ漫画作品を読んでからはその唯一無二の物語世界のとりことなり以後鉄板デフォ買い作家に。当初は「エンジェル倶楽部」(エンジェル出版刊)を拠点に商業作品を発表していたのだけどさほど間を置かず平行して当版元の「COMIC失楽天」でも掲載がはじまってこちらの物件がまとまるのを楽しみにしていた。そんなわけでエンジェル出版から去年夏に上梓された前単行本「イビツな愛の巣」から1年ちょっとでこの新作リリースとさほど待たされずに再びビフィダスワールドに耽溺ですよ。
萌えの洗礼を経たのちのエロ漫画業界ではひたすらカワイさを押し出すタイプの絵柄が全盛だけど、ビフィダスのそれはそうした潮流に真っ向から立ち向かうかのごとくオーセンティックな筆致。端整ながらもクラシカルな描線が逆に新鮮だ。ただ掲載誌の傾向を忖度してかエンクラで描いているものよりはこちらの方が微妙にキュート方向へ寄せている気がする。2017-19年にかけての失楽天掲載分に加筆修正をほどこすほか過半数の作品について短いながらも後日談を執筆とていねいに手がかけられまさに珠玉の仕上がり。なお出版社提供の単行本情報ページおよび著者公式ブログ内の発売告知記事からサンプル画像や各ショップ購入特典をたっぷりとおがめるので、この作家にはじめて触れるという初心者の方も事前にそれらを参照しておけば予習は万全。
瞳を小さく顔立ちを面長に描くこの人の絵柄だと必然的にヒロインの方も年齢高めが多くなって、人妻だの女主人だのフェロモンダダ漏れ熟女さんが中心となる。しかしながらこれもワニの社風に合わせたのかJKなど若い娘も若干名用意されていて個人的にはじつにありがたいところ。もっともお歳を問わずみなさんエクストララージバストボイーンにビッグヒップドドーンの超弩級ボディを標準装備しているのでスレンダー女子大好きっ漢の方は金輪際近寄らないよう。
ビフィダス漫画最大の魅力である、現代日本のありふれた日常の情景をバックに従えつつこちらもまたどこにでもいるような男女がくり広げる濃密な恋愛模様は出版社が違っても健在だ。オーソドックスな1on1のラヴ・アフェアを基調に据えながらそのありようはまことに多彩で、さわやかに恋を全肯定するものから将来の破綻を示唆する危うい関係まで物語のトーンも自由自在。これまたキャラメイクと同じようにエンクラ物件と比較し全体的にほんのりハッピー側に振っているように思えるのだけど、イチャラヴとかそういうありていな構図で終わらせることはしないのがこの作家の真骨頂。うるおいのない生活に疲弊しうつむきながら生きている彼ら彼女がベターハーフたる存在を互いに発見したその刹那ほの暗い日常にはまばゆい光が差し人生はたちまち総天然色の輝きを帯びる、その変化を鮮やかにとらえてみせるのがまことに巧みなのだ。かくして2人はタイトに抱き合い愛の言葉をささやきながら2度ともう離れない。
心通じ合わせたのちの2人の濡れ場はむろんストロング&ダイナミック。1本あたり16-23ページとエンクラより枠はかなりタイトになるのだけど、ストーリーテリングの妙を発揮しつつけっしてファックもおろそかにしないのはビフィダスの美点。紙からそのままヒロインのむせ返るような牝臭まで立ち上がってきそうなウェッティな肉体言語の応酬が執拗にくり広げられるのだ。ピキピキちんこ&ヒダヒダまんこが高速で摩擦し合い部屋じゅうへ体液をまき散らしながらだらしないアヘ顔さらしケダモノのごとくイキ狂う彼女らの痴態を読者の脳裡へグリグリと刻みこんでゆく。
よそよそしかった彼ら彼女らの距離は一気に縮まりまるで定められていたかのようにどちらともなく身体を寄せ合い褥へダイヴイン。ふと立ちのぼる体臭さえも興奮を励起するトリガーだ。生まれたままの姿に戻り互いの肌へむしゃぶりついては敏感な部分を刺戟し合いたちまち発情モード。すっかり受け入れ体制完了の蜜壷めがけ怒濤のごとくシャフトをねじこんで性器どうしの真剣勝負を開始だ。下品な音を立てながらこすり合わされるその部分から汗とも愛液ともつかぬ飛沫をまき散らしながら2人して交合に没頭。うわごとのように愛の言葉を交わしながら彼女の子袋の許容量いっぱいに白くねばつく液体を叩きつけたその刹那両者ダブルノックアウト。
モノクロームの世界が愛を得た瞬間鮮やかに色づくかのごとき恋の歓びとその後のめくるめく快楽の横溢とを誠実につむいでゆくまいどおなじみビフィダス印は今回も鉄板のおもしろさ。エンクラ発の2冊に比べわずかながらとはいえトーンも明るくこの作家への入門用としても好適かと。若い娘スキーな自分的にも若干ながら平均年齢の下がるこの新刊は大いに歓迎であり、いろんなタイプの顧客のためにエンクラ/失楽天の2誌執筆を今後とも続けていただければ重畳きわまりない。このたびの収録作のなかでは、フランクな関係の男子女子が練習と称し互いの肉体におぼれてゆく「耳たぶスイッチ」と、隣室のロシア人留学生とふとしたことからご飯を共にする仲となり彼女のボディも美味しくいただいて「異文化テイスト」がとくによござんした。

2018-07-17

今夜の腸内フローラ。

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-ビフィダス「イビツな愛の巣」エンジェル出版 ISBN:9784873068152
話◎-○ 抜○ 消小 総合○

主人公が小さなころから遊んでもらっていた叔母はいま一人の男として彼を受け入れ本編&フルカラー後日談+独立短編8本&1ページ後日談×4本分+巻頭イラストギャラリー。2度と引き返せない欲望の隘路へと自分から足を踏み入れてゆく女たちが理性のタガを解き放ち刹那的な快楽に身をゆだねながら大量の白濁を注ぎこまれイキ狂うさまをじっくりねっとりお届けの作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
事前のインフォメイションもろくにないままおもにネット上の評判だけで手出ししてみたこの人のデビュー単行本「キミを誘う疼き穴」のケタ外れな熱量を持つ作画/作劇が我が脳髄へ強烈なインパクトを残したのが2017年がはじまってまもなくのこと。すっかりその唯一無二のテイストのとりことなり以後は優先的にその足跡を追いかけるように。そんな俊英がおよそ1年半ぶりに送り出すセカンドエディションとなればむろん問答無用のデフォ買いですよ。
昨今のオタ業界の潮流からはむしろ逆行するかのような昭和テイストのタッチはしかしながら端整かつ流麗でありけっして古さなどはない。さっそく収録作の初出を確認するとすべて前単行本発売後に当版元の看板誌「エンジェル倶楽部」で描かれたものと直近原稿ばかりゆえ表紙と中身の絵柄は完全コンパチだ。ここにカラー/白黒とも豊富な描きおろしパートを加えてたいへんな作業量だったとのこと。なお昨今はどこの出版社でも用意している新刊情報のほか、本書については著者公式ブログ内の異様に浩瀚な発売告知記事でサンプル画像から作品解説まで詳細に確認できるので、コミックス本編だけでなくそちらもぜひチェックすべし。
前作に引き続きヒロインたちはハイティーン制服女子からアラフォー子持ち人妻まで多種多様。もとより頭身高めで瞳も小さめに描く大人びた造形をする人ゆえ萌えっ娘スキー向きではないけれど、それを踏まえたうえでルックスもその内面的成熟度もしっかり年齢相応に描き分けられているのがこの作家の引き出しの多さを物語っているのだ。お歳を問わず体躯の方は明確に巨乳寄りで、それもちちしりのみならずすべてが大ぶりなアマゾネス風味のボディデザインは対比される男性キャラの方が見劣りするくらい。
ビフィダス漫画ならではの個性がもっとも発揮されるのはそのストーリー構築において。前作でいくつか含有されていた複数姦ものはなくなりすべて1on1のタイマンエロスとなるこちら、凌辱調教当たり前なエンクラの誌風からすると外見的にはずいぶん穏健な合意エロばかりなのだけど、彼氏彼女だの夫婦だのが甘やかに愛を交わすみたく普遍的な和姦など存在せずそのありようはどれもひと筋縄でいかないもの。ことに今回は兄妹/姉弟にはじまり親子に親族や婚姻による義理の関係など血縁がらみのカップリングが圧倒的に多く背徳感マシマシ。兄貴の嫁に実の母親、男女の双子、あこがれの叔母……本来は結ばれちゃいけない2人が運命のいたずらで身体を重ねやがて抜き差しならぬ畜生道へと堕ちてゆくアモラルな情欲の末路をさまざまなパターンで描き出すのだ。明朗快活さわやかな愛情からどんより重苦しい雰囲気のなかヒリつくような感情のやりとりをつむぎ出すものまで巧みに物語をドライヴすれど結局のところそれらはイレギュラーな男女関係。したがって真に想い合う者どうしがいままさに心身とも結ばれ幸福の絶頂であろうとも、多くのお話においてビフィダスの冷徹な筆は彼ら彼女らのどうあっても世間には祝福されない歪んだ愛の構図を浮き彫りにし、またそう遠くない将来にやって来るだろうカタストロフを読者にもうっすら意識させながら最終ページを締めくくる。
1本あたり20-24ページほどの平均的な容量ながら、ダイナミックに体躯を躍動させ狂おしいほどに愉悦で表情を歪ませる女子連中のド派手な痴態を効果的にくり出す濡れ場は実用性抜群。前作と比較し腹パンやチョーキングなどの飛び道具こそ影をひそめたが、行為にすっかり没入し理性の枷を解き放って肉食獣さながらに咆吼するヒロインズの派手派手しい豹変ぶりが引き続き読み手の勃起中枢を壮絶なまでに励起せしめるのだ。とりわけ中田氏大好きっ漢の自分としては男根挿入以降のシーンにたっぷりと尺を割きかつ膣内射精複数ラウンド制の作品が圧倒的に多いのがなによりうれしく、幾度となく子袋の奥で精液を受け止めその都度露骨にメスの顔さらし絶頂する彼女らの艶姿でオタマジャクシを放出しまくり。
社会規範からの逸脱を承知しながら禁断の恋に落ちてゆく2人はやがて覚悟を決めモラルに背を向けてもはや隠せないお互いの気持ちを確認する。豊満な肢体をみずから押し開き両手を広げる彼女へダイヴイン。執拗にメスの部分を愛撫され秘部をしとどに濡らすうち菩薩さながらのおだやかな笑顔はたちまち淫蕩きわまりないサキュバスのごときそれへと変貌してゆくのだ。すっかり準備万端の蜜壷へたぎる怒張をねじこみ激しく内奥をかき混ぜるとたちまち周囲にはけたたましい嬌声が響きわたり四方八方へ体液が飛び散って壮観。許されざる行為にいそしむ密やかな快感に身をよじらせ下品なイキ顔さらけ出しつつ昇りつめてゆくヒロインのドスケベまんこめがけ2度3度4度と受胎確実の特濃ザーメンを叩きつけながら涜神めいた性愛の宴はどこまでも続く。
禁じられた関係ゆえいっそう燃えあがるセックス曼荼羅を卓越した作画/作劇のもとくり広げる充実の第2作。じつを言うと絵柄そのものはオタ絵バリバリ童顔巨乳大好きっ漢たる自分の嗜好からはやや乖離しているものの(作者さますいません)、そんな偏見などたやすくねじ伏せ作品世界に没入せざるを得なくするビフィダスマジックには無条件降伏ですよ。あとエロ漫画評価ブログゆえファック描写ばかり述べてきたけれど、この作家はそこへ至るまでの細やかな2人の関係の積み重ねを叙情あふれる筆致でつむいでゆく日常パートのお話運びおよびその際の登場人物の細やかな感情の起伏の表現が絶品なのだ(たとえば、世間知らずの姉がヒドい目に遭い涙ながらに歯を磨く「だらしない姉は好きですか」5ページ目のコマの迫力とその後の余韻ときたら!)。今後の漫画家生活をどういう方向で展開してゆくつもりなのかはわからないけれど、人生の機敏を印象的にえぐり出すこの巧緻な表現力さえあればどんなジャンルへ行っても大丈夫だろう。このたび収録のお話たちのなかでは、明朗快活長身褐色JKがいつの間にか陰キャいとこの手でメスにされ孕まされるまで膣内射精され放題の「あとのまつり」と、ヤリマンギャル妹&冴えないメガネ童貞兄の甘く激しい純愛模様「メグはイモウト」の10代ヒロイン登場&本作中ではわりかしハッピー志向の2本でおもにマイサンを酷使。

2017-01-16

本日の機能性食品。

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-ビフィダス「キミを誘う疼き穴」エンジェル出版 ISBN:9784873067421
話◎-○ 抜○ 消小 総合○

多種多様なプレイに没頭しながら性欲全開のドスケベヒロインズが恥も外聞もなくイキ狂い短編9本+フルカラーショート1本。灰色の日常から極彩色の肉欲曼荼羅へとトリップし本能のまま乱れまくる女たちの浅ましき行状をさまざまな恋愛模様とともにお送りするこちらは作者初の商業単行本だ。
ごくたまにスポット買いするくらいでふだんはあまり手に取らない「エンジェル倶楽部」だけど、絵柄も趣向も過剰なほどに濃口の執筆陣をズラリと並べるのが昔からの変わらぬ誌風。この人についてもきちんとした形で作品を読んだことがなくて今回ほぼ不見転でのチャレンジなのだけど、エンクラ作家であるからにはひと筋縄ではいかない物件だろうと覚悟しながらページを手繰ると……そこに広がっていたのは事前の予想を上回る得も言われぬ世界だったですよ。なお出版社公式サイト内の新刊情報ページで内容サンプルが、編集部ブログの特集記事で各ショップ購入特典がそれぞれ参照できるので、いきなり書店へ駆けこむ前にまずそれらのチェックをオススメ。
ドエロいお姉さんズが景気よくビッグバストをまろび出しの表紙/裏表紙を目にしてまず感じるのは、2016年だというのになにやら昭和の香りすらただよう絵柄の雰囲気。劇画ティックな泥臭さとは無縁なものの、目鼻附近の処理や輪郭線などずいぶん古典的な描き方だ。技術的には完成されているし執筆時期も直近2年以内と集中的に描かれたものだけに安定感は抜群だけども、萌えだのオサレだのとは縁遠いノリではある。
この独特な作画から生み出される女性陣はその落ちついた筆致もありずいぶん大人びて見えるものの、作品を読み通してみたら意外にもティーン多め。むろんJDにキャリアウーマンや若奥さまなど成人女性も用意しての全方位外交ではあるけれど、10代女子スキーの自分的にはまずここで評定アップ。肢体描写は若い娘でもアダルトさんでも基本巨乳寄りながら、スラリとしたモデル体型というよりは体幹のガッチリした骨太のプロポーション。なかには少々ぽっちゃりしすぎているのではという娘も散見されるのだが、その微妙にスタイルよくない感じがむしろ生々しい存在感とエロティシズムを喚起せしめておりナイスだ。
どちらかというと官能小説ばりの凌辱調教系のオハナシが主流のエンクラだけど、ビフィダスがこの単行本でつむぎ出す物語はけっしてダーク一辺倒ではなくもっと複雑な味わいのもの。ベタな堕ちものやノーテンキ3Pなどシンプルな構成のお話もあるけれど、大半はイチャラヴとも強要ともつかぬ、はたまたハッピーなのかバッドなのかよくわからない収束をする後味の微妙な作品群がズラリ。エロ漫画に単純明快さを望む方はどうにも居心地の悪さを覚えるかも知れないが、登場人物たちの揺れ動く感情をさらけ出しねじくれ迷走する愛の行方をサックリえぐって読者の目の前に突きつけるシャープな作劇が脳裡へ強烈に刻みこまれる。とりわけ報われぬ感情やらやるせない気持ちやら心の闇を覗かせるタイプの物語をやらせると抜群で、ストーリーテラーとしてのたしかな技倆をデビュー作から惜しみなく発揮。
付随してくり広げられるエロシーンもまた深いコクを持つ口当たり濃厚なそれ。ただ複雑怪奇なお話運びとはやや持ち味が異なって、濡れ場突入とともに日常パートから雰囲気がスパッと切り替わり怒濤の肉欲全開モードへと180度様相を変える鮮明なコントラストが特徴的だ。クールだったり無邪気だったりのふだんの素顔をセックスの際にはまるっきり白痴みたいにだらしなく豹変させ下品きわまりないアヘ顔をさらけ出すギャップがとにかく強烈。その印象をさらにブーストさせるのがビフィダスお得意の特殊プレイ逐次投入で、ヒロインの敏感な部分を舌先や指に性器などでゴリゴリ責め立てるのみならず腹パンや首絞めなどエグい行為を次々かまされて彼女らも未曾有の感覚に半狂乱。瞳孔を開きうわごとのように淫語乱射しながら昇りつめてゆくエロメスどもの子袋めがけ許容量オーヴァーの白濁を幾度となく注ぎこむのだ。
純真無垢なのもの冷徹無比なのも、着衣をはだけ局部を愛撫されて情欲に火がつけばたちどころに本能のみに脊髄反射する一匹の動物へと成り下がる。自分から男の肩口にしがみつきねっとり舌先をからめながら全身をねめ回され下腹部はすっかりびしょ濡れ。準備万端の蜜壷へ暴れん棒をねじこまれ粘膜をこすり上げられて早くも絶頂。しきりに腰を使われ内奥を突き上げられるたびうっとり法悦の態でアヘ顔さらすさまがなんとも淫猥だ。メリメリ音を立てながら子宮口の奥まで貫かれ日本語にならない咆吼を発しながら全身を打ち震わせるヒロインズのド淫乱まんこの奥底に勢いよくザーメンの奔流を叩きつける。
理性の枷を解き放ち人格崩壊レヴェルの痴態をさらけ出しながらひたすら快楽享受に没頭する女たちのケダモノじみたストロングファック満漢全席を味蕾が飽和するまで堪能できる疾風怒濤のごとき処女単行本。アモルフな感情を去来させほのかに頽廃的な叙情すらかもし出す作劇の妙も併せエロ漫画フリークならいちどは摂取しておくべき逸品だ。収録作いずれもおもしろく読み股間をハードに活用させてもらったが、なかでも名前しか知らない女の子と刹那的な情事にいそしむなかとある事実を知り激する感情のままいっそう乱暴に彼女の肢体をむさぼる「雨宿りのミカ」と、ボーッとして見える教え子JKが突如感情をむき出しにして情交に熱中し腹パンセックスで絶頂「原田さんの帰り道」がことのほかfeel so good。