2014-07-06

本日の憤怒資本。

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-久遠ミチヨシ「絶対★は~れむ(7)」エンジェル出版 ISBN:9784873065847
話○ 抜○ 消大 総合○

楽園崩壊の危機に直面し主人公および彼を取り巻く女たちは「家族」を守るべく必死にそれぞれの役目を果たし幾多の危機を乗り越えて……表題作長編9話(第44-最終第52話、完結)。マークなし。奇想天外な♂1×♀4のハーレム実験はさまざまな人々を巻きこみ関わった者たちの運命を変えながらいよいよ本巻でグランドフィナーレだ。本作はこの作家執筆の抜き物件としての通算14冊めであり2014年に入ってからの第2弾コミックスとなる。
この5月末に上梓されたばかりの前単行本「あなたと私は悪くない」のような単発ものをときおり交えながら長い間執筆を続けてきた本作も、2009年の連載開始から途中掲載誌休刊による移籍をはさみつつ足かけ6年の長尺シリーズとなった。ライトエロの世界にはもっとロングスパンの作品もいくつかあるので前人未到というわけではないけれど、自分としてはスタートから完結までリアルタイムで追いかけたのはこの漫画がはじめてなので感慨もひとしお。他にもいくつかレヴュった5巻以上の長編エロ漫画のなかでも頭欠けや中抜け等なく全冊俎上に載せたのはおそらく初(既巻レヴュウ →1巻/2巻/3巻/4巻/5巻/6巻)。
クッキリハッキリアニメ絵に適宜少女漫画テイストを混淆させた非常にキャッチーな絵柄の基本的なラインは1巻のころから変わらないが、顔立ちや頭身などディテイルはいま読み返すとけっこうマメに手が入れられているのがわかる。個人的には若干幼い感じに描かれキュートさマシマシになった3巻/4巻あたりの絵がいちばん好み。直近の筆致は比較的アダルト気配だった連載開始時の絵に先祖返りしている感じだが、後述する事情で今後はさらに大人びた造形になるのだろうからこの路線が正解なのかな。
おなじみのシリーズなのでもう基本設定やキャラ配置への言及はすっ飛ばすとして、今回は6巻の一大ピンチを引き続き冒頭から展開。緊迫感あふれるアクションやらその後のデウス・エクス・マキナ的な助っ人登場などはあたかもハリウッド映画のごときゴージャスさだ。紆余曲折ありつつも最大の仇敵と和解し無事おなじみの我が家へと帰還したハーレムメンバーの愛欲性活をじっくりねっとり描写しつつ締めくくりはお約束の全員ウェディング姿で大団円! のまさにこれ王道エンターテインメント。少々ベタかなとも思うが清く正しい大河連載としてはこの水戸黄門的エンディングこそがもっともふさわしく似つかわしいものだろう。ちなみにカヴァー下には本作を彩った彼ら彼女らの簡単な「その後」が紹介されているので要チェックですよ!
エロシーンもこれだけモリモリお話を語りつつも抜かりなくたっぷり挿入されていて、いつもの後宮4人衆にプラスしてさらに5巻や6巻で登場のエロい女どもへゴリゴリ種つけ三昧の絶倫ファックを臆面もなくくり広げる。ちっちゃいのから巨大なのまでいろんな乳を愛でつつ全部のお嫁まんこへ遠慮会釈なく生で中田氏放題という野郎ドリーム全肯定な女体満漢全席がまことにオーチンハラショー。結合部の巨大な白抜き修整さえなければ即座に黄色い楕円つき雑誌へ持っていっても通用するレヴェルの濃厚エロスを今回も腹いっぱい摂取だ。
全員そろって子種をおねだりされてすかさず彼女らのえっちな肢体にルパンダイヴを決めるとたちまち女子どもちんこにしゃぶりつき口腔でハードなご奉仕。あっという間に第1ちんこ汁を搾取されるも負けじと濡れそぼつ蜜壷めがけ暴れん棒をグイッとインサート。豊満なお尻を抱えこみ柔肉をかき分けて激しく内奥を貫けば女子どもハートマークをしきりに放ち陶酔しきったイキ顔見せて絶頂だ。はしたなく精液をおねだりする妻たちの懇願に応じて幾多のまんこめがけ白くねばつくザーメンの奔流をビュルルルルルと勢いよく叩きつけ子作りミッションコンプリート。
エロい読者の夢を気持ちよく叶えつつ盛りだくさんのストーリーをよどみなく展開のウェルメイドな連載作品はたしかに久遠ミチヨシの代表作としてふさわしいできばえだった。当初はこれをガチ成年誌でやってくれないのが不満だったが、これほどの長丁場はむしろ慎太郎シール誌でなければ不可能だったろうからいまは納得。なお巻末では早くも本作のスピンオフとなる続編の予告がなされていて、まだまだ彼女らの痴態で大いにしごかせてもらう日々は終わりそうにない。幾多の抜きキャラたちに我が股間もお世話になりっぱなしだったが強いて「絶対★は~れむ」マイベスト女子を選出するとすれば、やはり正ヒロイン強し!の豊満幼なじみエロメガネ(ひでえ言い方)・彩花と、続いて大人しい系なのに職場ではデキるオンナなギャップが魅力の美乳OL・香夜、そしてショートヘア無表情系(でもえっちは情熱的)辣腕研究者・琥珀の3人でございました。

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