2016-11-26

本日のハイアー・ヴィジョン。

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-緑のルーペ「いびつのそのご」茜新社 ISBN:9784863495968
話○ 抜◎◎ 消小-中 総合◎

奇妙なお香の作用により悪徳教師の言いなりに肉便器として性的調教を受け続ける幼い姉妹はやがて思春期を迎え……表題作中編3話+超絶ビッチな彼氏の姉が2人の逢瀬に乱入本編&JK時代からド淫乱ぶりを発揮の前日譚フルカラーショート連作+えっちな本に興味津々のJCは見知らぬ中年男の手で一人前のセックス奴隷へ開発されて前後編+独立短編2本。心キリキリ痛む壮絶な愛と欲望の物語をつむいできたこの人が実用方面にその才能をフルパワー全開の最新コミックスは黄色い楕円物件としての通算4冊めだ。なお本作のアマゾン書誌情報がいつの間にか消滅しているのでデータリンクはまんが王webへ。
幾重ものレイヤーが重ねられた精緻な作劇とそのはざまで彽徊し狂気を宿してゆくキャラクターたちの鬼気迫る心情を訥々とつづってゆくセンシティヴな作風で2010年代初頭のエロ漫画界を震撼させたものだが、昨今では一般誌へ進出し八面六臂の活躍を続けている。とはいえ産出量こそ減ったもののポツポツと成年向けの仕事も手がけていて、2冊構成の前作「ガーデン」(1巻:2012年刊/2巻:2013年刊)の完結以降ストックの蓄積は遅々としたものだったけれど無事本作リリースにこぎ着け感無量ですよ。てなわけで3年ぶりに我が分身も歓喜の祝砲を打ち上げるべく破裂寸前。
いわゆるアニメ/ゲーム系の範疇に属する絵柄と言っていいと思うのだけれども、細めのシャープな線で構成されるそれは近ごろ流行りのキャッチーかつ適度にコッテリ感を含んだものとは微妙に住んでる世界が違う感じ。とくに収録作のなかで比較的執筆時期の古い単行本中盤以降のもの(残念ながら本書内に初出の明記はないが全作「COMIC天魔」誌上で2012-15年にかけ掲載)はドライでザックリした感触だ。
ストーリーの要請しだいで幅広いお歳のヒロインを描きこなす人だが、前作やデビュー単行本「イマコシステム」(2010年刊)を見るに本質的には貧乳ミドルティーンひいきであり、それ以外――とりわけ巨乳さんの描写はおざなりだった印象(ときどきおばあちゃんみたいな垂れおっぱいを描いてて萎えた記憶がある)。それが今回は一転目に見えてチチの質感が向上し、一部のガチロリっ娘を除くと非常に美味そうな大ぶりの双丘を標準装備のJC/JKがズラリと並びそのへんがど真ん中ストライクの俺歓喜雀躍ですよ。制服の下に息づく張りのよいラージバストとその先端でピンと屹立するニップルがなんとも煽情的で、こちらは当初から絶品のぷっくりまんこ描写とともに読み手の勃起中枢を痛いほど刺戟。
甘やかな恋人たちのイチャラヴから酸鼻きわまりないダークエロスまで作劇の方はヴァラエティ豊かに取りそろえ。愛憎入り乱れ幾多の思惑が交錯するロングランの物語をおもに手がけてきた既刊とはうって変わり、本作は巻末著者あとがきでいわく抜き特化エロ漫画でありストーリー性を排除したとのこと。ただしこれは明らかに作者の韜晦で、そう言いながらどのお話もそこかしこにフックを仕掛けあらぬ方向へよじれてゆくのだから始末に負えない。とくに冒頭からのタイトル・チューンでは卑劣な中年男による凌辱調教譚がいつの間にか犯され続ける姉妹の片割れのより強固な妄執に飲みこまれオハナシが変容してゆくさまをダイナミックに展開し、最終話ラストの息を呑むようなオチへつなげてゆく。このへんのねじくれた物語構築はどんなに枝葉をはぎ取りシンプルに仕立てたとしてもやっぱり緑のルーペならではのえげつなさだ。
もちろんみずから謳うのだから精液分泌支援物資としての実用性は全編にわたり作者史上最強レヴェル。従来どおり淫語マシンガン連射と執拗な膣内射精複数ラウンドをベースに据えてヒロインのとびきりドエロい痴態をフィーチャーしつつ、それらすべての要素がアフターバーナーを点灯したみたくスープアップしているのだ。純真無垢な少女がじっくりとセックスのイロハを仕込まれすっかりその快感のとりことなって目をグルグル回しはしたなくエロワード乱射しながら幼い子宮にいくたびも精液注がれ絶頂するに至る一大シークエンスが読者の脳裡にグリグリと刷りこまれもう2度と頭を離れない。
あどけない少女の笑顔は導き手たる男の調教によりいつしか淫蕩なメスのツラへと窯変させられ、育ち盛りのみずみずしい肢体は卑劣な欲望の白濁で見るも無惨に汚される。全身を舐めまわされ敏感な部分をいじくり倒されて滑らかなスリットを愛液まみれにした彼女は自分から挿入を懇願しパックリと股を開くのだ。待望の男根をねじこまれ粘膜をハードに摩擦されるたび全身を打ち震わせ未曾有の快感に歓喜の嬌声を発する少女の艶姿がさらなる興奮を喚起せしめる。肉ヒダの1枚1枚を独立して駆動させ2度3度と白濁を飲みこんでは気をやりハート目で絶頂のヒロイン連中がなおもだらしなくよだれを垂らしギュッと抱きついてきては狂ったように孕ませをおねだりするのにお応えして最後に特濃ザーメンの奔流を子袋の許容量いっぱいにぶちまけたその刹那、肉食獣のごとき甲高い咆吼を発しドスケベ女子ども感極まりファイナルアクメ。
雑誌掲載時からすでに女の子の強烈なイキっぷりや怒濤のごとき連続膣内射精描写のとりことなり単行本化をいまかいまかと待ちこがれていただけに、こうして濃厚きわまりない抜き特化作品集として結実しマイサンも大喜びだ。性器結合部ドアップになると黒塗り面積がいきなり増す修整は正直うれしくないが、緑のルーペ特有の悪魔的なほどエロ喚起力の高い科白まわしと巨乳JC/JKの極上イキ顔がそれらを充分すぎるほどカヴァーする。まさしく腎虚になるまで砲身をしごけること必定であり、2016年エロ漫画のひとつのメルクマールとして君臨する逸品だ。どの作品もサルのように利き手の往復運動が止まらなくなること折り紙つきだけど、なかでも私的嗜好ドストライクなショートボブおっとりオドオド系巨乳JCが通りすがりの男によりどこへ出しても恥ずかしい立派なメス奴隷へと調教されウブな先輩男子の前で痴態をさらしドプドプ中田氏され放題の「このトイレは修理中です!」前後編はここ数年のスパンで最強に使えてトータル100京回ほど抜きました。

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