-大波耀子「おねえさまの愛と我儘と欲情と」海王社 ISBN:9784796412872
話○ 抜○-△ 消小 総合○
天然直球主人公は本社異動初日から鬼と評判の女上司とフォーリンラヴ前中後編+成田離婚直後に運命の出会いを果たしたショタ男子にヒロインは首ったけ前後編+死の淵に立つ母を前に主人公と叔母(母の妹)は2人立ちつくし前後編+自分にだけ見える押しかけ吸血鬼と犯りまくり性活前中後編。蠱惑的な年上レディースと熱く誠実に愛をはぐくんでゆくさまを流麗な作画でお届けの作者最新刊は通算8冊めにして本レーベルからの4thコミックスだ。
男性向けエロを手がける女性漫画家は昨今べつにめずらしくもなくなったけど、その数のずっと少なかったゼロ年代前半からこちらの畑で活動を続ける先駆者的な存在。近年は同業の作家・すずきみらがネームを切りこの人が作画を担当する合作ユニット・美波リンとして執筆することが増えたものの単独ペンネームでも依然描いていて、独立名義での前単行本「ヨメビッチ」のリリースから4年以上の長きにわたるインターヴァルこそ経たけれど待望のニューエスト・モデル登場ですよ。
明確に少女漫画/レディース系の流れとわかる精緻なタッチはそれでも長いこと野郎向けで活動するうちいくらかエロ漫画購買層のニーズに寄り添ってきて独特の雰囲気をかもし出している。残念ながら掲載媒体もその執筆時期も本の方にはなにひとつ情報はないのだけど、海王社特有のやる気皆無な単行本紹介は放っといて有志作成のおそろしく浩瀚なお仕事履歴を参照するに、2018-19年にかけて当版元のweb配信誌「マガジンサイベリア」掲載の作品をまとめたようだ。そういうわけで最新原稿ばかりゆえ作画の安定感も抜群でありジャケ買いも無問題。
本来は若いのも年増さんもドンと来いのオールラウンダーながら最近の作品ではすっかりアダルト志向で、しかも今回はコミックス表題で謳うとおりの年長ヒロイン専科。人外さん登場の1本を除き推定アラサー~アラフォー近辺と既刊と比べてももっとも熟女ぞろい。どちらかというとキュート寄りの絵柄ゆえ見た目極端におばちゃんティックではないとはいえ、一部キャラには目尻にうっすらシワが寄っていて老化のきざしを感じさせる。とはいえボディの方はまだまだハリのあるボンキュッボンな肢体であり、俺のような青い果実スキーでも充分にちんこ勃つですよ。
前後編/前中後編あわせて4エピソードを収録の本作コンテンツたちはいずれも年上ヒロイン×年下男子のラヴ・アフェアで統一。彼氏彼女以外の世界の多くを捨象し2人のクローズドな関係に注力する大波耀子特有のスタイルを踏襲しつつしつつその真摯なラヴ模様を訥々とつむいでゆくのだ。このへんは韓流ドラマばりに波瀾万丈ジェットコースター展開の美波リン名義作品ともっとも異なる部分で、スケールの大きな長尺ものではすずきみらの雄大なお話運びがフィットするものの、個人ペンネームではやはり彼女自身のこしらえるコンパクトな舞台のなか描かれるささやかかつ誠実なストーリーテリングこそが似つかわしい。行きずりの出会いから長年の腐れ縁まで、明朗快活ラヴありビターな後味を残すものあり、多種多様な恋のありようがウェルメイドな中編小説のごとく読み手の脳裡へ鮮やかな印象を残してゆく。
年少男子のまっすぐな愛情をオネーサマたちはその豊満な体躯で優しく受け止め慈母のごとくかき抱いては2人熱っぽく肌を重ねるのだ。1本あたり16-20ページとはいえすべてが2話/3話連作なので豊穣なストーリーに分量を割いてなおエロスは充実。凜とした大人女性が最愛の彼の前でだけは一匹のメスへと戻りだらしなく前後の穴を見せつけては汗と涙とよだれまみれでケダモノじみた行為に没頭ですよ。女盛りボディを朱に染めトロトロのイキ顔さらしつつ若いツバメの特濃ザーメンを膣内いっぱいに注がれてはしたなくファイナルアクメ。
オモテでの「デキる女」の仮面を外しステディな男子の熱烈な口づけに陶酔しながら2人して褥へダイヴイン。いまだ崩れぬ魅惑のボディラインを惜しみなく白日の下へさらしながらヤングな情熱たぎる愛撫を大人の余裕で受け止める……はずがいつしか狂おしく快楽に耽溺。すっかりただの男と女へと戻り肢体をむさぼり合いながら完熟まんこをぱっくり開きたぎる怒張をねじこまれて性器どうしの真剣勝負をスタート。激しく内奥を貫かれるたび肉食獣そのものの咆吼を発し前身をよじらせるさまが淫猥でたまらない。四肢をタイトに絡めあいながら執拗に膣内射精を懇願するヒロインのアダルトまんこの最深部めがけ怒濤のごとく白濁を叩きつけたその刹那両者ダブルノックアウト。
あまりにルックスが熟女すぎる一部のヒロインでは私的実用度がダウンしたものの、ときに甘くときに切ない愛の交歓を味わいつつドスケベボディをフル活用のストロングファックを堪能のひと粒で2度美味しい1冊。最近やっていた合同ペンネームの作品も悪くはなかったけど、やはり自分はこの人がピンで描く物語とエロスの方が肌に合うのですよ。次回作は極端に上がりすぎた女子の平均年齢がもう少しダウンすればとは思うものの、堅調なペースで作品を描き続けてくれさえすればそれがいちばん。このたび収録の物件中では、突如出会った吸血鬼女子の願いをかなえザーメン注入しまくるうちいつしか本物の愛が芽生え……の「吸血鬼はSEXがお好き」(しかししっとりした話なのにタイトルひでーな)がマイフェイヴァリットでございます。
2019-05-12
2015-01-09
本日の伊予製麺。
-大波耀子「ヨメビッチ」海王社 ISBN:9784796406635
話○ 抜○-△ 消小 総合○
誰とでも寝るオンナな奥さんだけど結局のところダンナのちんこがいちばん大好き(はぁと)表題作中編3話+独立短編9本。甘々ラヴからやるせない悲恋まで多種多様な愛のカタチを端整な筆致でつむぎ出す作者久しぶりの単独名義単行本は通算7冊めにして当社からの第3弾コミックスだ。
ここ数年は古くからの友人作家であるすずきみらと2人で漫画制作ユニット・「美波リン」を結成してすっかりそちらにばかり専心したように見え、この人のソロ活動はまったく視界に入ってこなくなってさびしい思いをしていたところ。しかしながら実際にはピンでのお仕事も欠かさずに続けており、本作にはその最新の成果が反映されている。
そんなわけで大波名義でのコミックスとしては2011年に本レーベルより刊行の「お嬢様と犬」以来じつに3年以上のご無沙汰だったわけだが、少女漫画ベースの繊細な作画は以前と変わらず華やかかつキュートでまったく眼福このうえない。もとより共同ペンネームの作品においても絵の方を担当していたわけで、昨今の美波リン漫画同様にこの人の最新型のタッチを存分に堪能できる。
単行本目次はおろか版元用意の内容紹介ページですらも収録作品群の初出明記がないのは困りものだが(やる気ねえ編集だなー)、大波耀子の熱烈なファンが作成したとおぼしき壮絶なまでに充実したお仕事履歴でそれらをフォローできるのは本当にありがたい。そちらを参照するに今回収録分の中心となるのはおおむね2010年以降に執筆されたweb配信のコンテンツで、その他雑誌媒体だとか果てはティーンズラヴものまで集積のごった煮状態だ。作品によりページ総量の多寡やエロシーン含有率がまちまちなのはおそらくそのせい。
ちんまいのから熟れきったのまでドンと来いのワイドレンジな年齢層を描きこなす人ながら昨今は奥さまやオネーサマなど年長系を手がけることが多く、それは本作でも共通。冒頭表題作をはじめ中盤までは人妻や勤労女性など人生の酸いも甘いもかみ分けた正しい意味での「オトナ」の魅力炸裂のアダルトさんがズラリと並ぶ豊島園だ。一方で後半からはおもにJKものが収録されているのだが、どういうわけか年少ヒロイン話はみんなページ数が短いので全体的にはやはり熟女寄りに感じてしまう。なおボディデザインはお歳を問わずボンキュッボンのグラマラス系でほぼ固定されており、景気よく揺れるビッグバストにキュッと締まった細腰、そこから一気に張り出すえっちなお尻という魅惑のラインが読み手の興奮を効果的に引き出す仕組み。
そんな彼女たちとくり広げるのはクローズドな2人だけの世界での多種多様な恋愛模様。ウブくてピュアなのから大人の駆け引きまで、スウィートなのからほろ苦いのまでアプローチは多彩で読者を飽きさせない。少々貞操観念を欠いていたり世間のモラル的には問題アリだったりの微妙な関係もあるのだけれど、いざ行為に突入すれば愛し合う2人の甘く激しい睦み合い以外視界に入らなくなるので問題ナッシング。ただ美波リン名義で見せるような禁じられた関係だの立ちふさがる障害だのといった大仰なギミックは本作だとあんまりなくて、必要最小限の設定を提示したのちはもっぱら男子女子の心と身体のやり取りに集中する印象。美波作品の原作/ネーム担当、すずきみらの手になる昼メロライクな波瀾万丈の展開もむろん悪くはないのだが(とりわけ長尺ものにはメリハリの利いたすずきメソッドがよくマッチしていてグッドなのだ)、こうした読切もしくは数話構成の小品には大波単独名義で見せるささやかでミニマムな語り口の方が明らかに合致。
1話あたり20数ページの比較的潤沢にヴォリュームが割かれたのから1本わずか8ページの小品まで分量がバラバラなぶん濡れ場のパワーにも格差が出る。とはいえフェミニンで愛らしいガールズ&レディースがドエロく変貌しては異様に扇情的なアクメ顔を臆面もなくさらけ出すという大波耀子漫画のエッセンシャルな部分はすべての作品において普遍的だ。ほおを紅潮させ随喜の涙を流しながら激しく腰を打ちつけ内奥をきゅんきゅん締めつけて精液搾取に専念するヒロインの痴態に我々の自家発電もはかどりまくること必定。
2人のなにげないやり取りからムードを盛り上げて成年指定のシーンへと自然に遷移。濃厚に舌を絡めあいお互いに敏感な部分をまさぐりながらささやくような口調でエロワードをもらす彼女の艶姿に興奮しきりだ。すっかり準備万端の蜜壷を押し広げゴリゴリシャフトをねじこみ摩擦運動をスタートすると小刻みな嬌声とともに雄大な2つの双丘が目の前でブリブリ揺れじつにエロっちい。いろんな液体まき散らしながらはしたなく身もだえし惚けたような表情で中田氏をおねだりするヒロインの子袋めがけたっぷりと白くねばつく飛沫をお見舞いだ。
いつもながらに華麗さとやらしさの両立した妙なるヴィジュアルに昔からよくなじんだ箱庭的世界のラヴ・アフェアがじつによく似合う。共同作業の醍醐味を否定するわけではないけれど、ことこうした短編群ではソロワークの方が持ち味が生きると思うので以後もなるべくなら並行して続けてもらいたいもの。あとはせっかくガチ成年仕事なのだからマークなしでは描けないティーンズえっちを中心にしてくれれば重畳きわまりないのですが。今作収録のものでは地味メガネJKさんがお顔に似合わぬ乱れっぷりを披露したのちたっぷりナマで中田氏されて「賢いあの娘とバカなオレ」と、年長ながらキュートな友人ママさんに対し懸想する少年の激しくも報われないラヴが炸裂「ごはんですよ。」がマイフェイヴァリット。
話○ 抜○-△ 消小 総合○
誰とでも寝るオンナな奥さんだけど結局のところダンナのちんこがいちばん大好き(はぁと)表題作中編3話+独立短編9本。甘々ラヴからやるせない悲恋まで多種多様な愛のカタチを端整な筆致でつむぎ出す作者久しぶりの単独名義単行本は通算7冊めにして当社からの第3弾コミックスだ。
ここ数年は古くからの友人作家であるすずきみらと2人で漫画制作ユニット・「美波リン」を結成してすっかりそちらにばかり専心したように見え、この人のソロ活動はまったく視界に入ってこなくなってさびしい思いをしていたところ。しかしながら実際にはピンでのお仕事も欠かさずに続けており、本作にはその最新の成果が反映されている。
そんなわけで大波名義でのコミックスとしては2011年に本レーベルより刊行の「お嬢様と犬」以来じつに3年以上のご無沙汰だったわけだが、少女漫画ベースの繊細な作画は以前と変わらず華やかかつキュートでまったく眼福このうえない。もとより共同ペンネームの作品においても絵の方を担当していたわけで、昨今の美波リン漫画同様にこの人の最新型のタッチを存分に堪能できる。
単行本目次はおろか版元用意の内容紹介ページですらも収録作品群の初出明記がないのは困りものだが(やる気ねえ編集だなー)、大波耀子の熱烈なファンが作成したとおぼしき壮絶なまでに充実したお仕事履歴でそれらをフォローできるのは本当にありがたい。そちらを参照するに今回収録分の中心となるのはおおむね2010年以降に執筆されたweb配信のコンテンツで、その他雑誌媒体だとか果てはティーンズラヴものまで集積のごった煮状態だ。作品によりページ総量の多寡やエロシーン含有率がまちまちなのはおそらくそのせい。
ちんまいのから熟れきったのまでドンと来いのワイドレンジな年齢層を描きこなす人ながら昨今は奥さまやオネーサマなど年長系を手がけることが多く、それは本作でも共通。冒頭表題作をはじめ中盤までは人妻や勤労女性など人生の酸いも甘いもかみ分けた正しい意味での「オトナ」の魅力炸裂のアダルトさんがズラリと並ぶ豊島園だ。一方で後半からはおもにJKものが収録されているのだが、どういうわけか年少ヒロイン話はみんなページ数が短いので全体的にはやはり熟女寄りに感じてしまう。なおボディデザインはお歳を問わずボンキュッボンのグラマラス系でほぼ固定されており、景気よく揺れるビッグバストにキュッと締まった細腰、そこから一気に張り出すえっちなお尻という魅惑のラインが読み手の興奮を効果的に引き出す仕組み。
そんな彼女たちとくり広げるのはクローズドな2人だけの世界での多種多様な恋愛模様。ウブくてピュアなのから大人の駆け引きまで、スウィートなのからほろ苦いのまでアプローチは多彩で読者を飽きさせない。少々貞操観念を欠いていたり世間のモラル的には問題アリだったりの微妙な関係もあるのだけれど、いざ行為に突入すれば愛し合う2人の甘く激しい睦み合い以外視界に入らなくなるので問題ナッシング。ただ美波リン名義で見せるような禁じられた関係だの立ちふさがる障害だのといった大仰なギミックは本作だとあんまりなくて、必要最小限の設定を提示したのちはもっぱら男子女子の心と身体のやり取りに集中する印象。美波作品の原作/ネーム担当、すずきみらの手になる昼メロライクな波瀾万丈の展開もむろん悪くはないのだが(とりわけ長尺ものにはメリハリの利いたすずきメソッドがよくマッチしていてグッドなのだ)、こうした読切もしくは数話構成の小品には大波単独名義で見せるささやかでミニマムな語り口の方が明らかに合致。
1話あたり20数ページの比較的潤沢にヴォリュームが割かれたのから1本わずか8ページの小品まで分量がバラバラなぶん濡れ場のパワーにも格差が出る。とはいえフェミニンで愛らしいガールズ&レディースがドエロく変貌しては異様に扇情的なアクメ顔を臆面もなくさらけ出すという大波耀子漫画のエッセンシャルな部分はすべての作品において普遍的だ。ほおを紅潮させ随喜の涙を流しながら激しく腰を打ちつけ内奥をきゅんきゅん締めつけて精液搾取に専念するヒロインの痴態に我々の自家発電もはかどりまくること必定。
2人のなにげないやり取りからムードを盛り上げて成年指定のシーンへと自然に遷移。濃厚に舌を絡めあいお互いに敏感な部分をまさぐりながらささやくような口調でエロワードをもらす彼女の艶姿に興奮しきりだ。すっかり準備万端の蜜壷を押し広げゴリゴリシャフトをねじこみ摩擦運動をスタートすると小刻みな嬌声とともに雄大な2つの双丘が目の前でブリブリ揺れじつにエロっちい。いろんな液体まき散らしながらはしたなく身もだえし惚けたような表情で中田氏をおねだりするヒロインの子袋めがけたっぷりと白くねばつく飛沫をお見舞いだ。
いつもながらに華麗さとやらしさの両立した妙なるヴィジュアルに昔からよくなじんだ箱庭的世界のラヴ・アフェアがじつによく似合う。共同作業の醍醐味を否定するわけではないけれど、ことこうした短編群ではソロワークの方が持ち味が生きると思うので以後もなるべくなら並行して続けてもらいたいもの。あとはせっかくガチ成年仕事なのだからマークなしでは描けないティーンズえっちを中心にしてくれれば重畳きわまりないのですが。今作収録のものでは地味メガネJKさんがお顔に似合わぬ乱れっぷりを披露したのちたっぷりナマで中田氏されて「賢いあの娘とバカなオレ」と、年長ながらキュートな友人ママさんに対し懸想する少年の激しくも報われないラヴが炸裂「ごはんですよ。」がマイフェイヴァリット。
2011-12-03
今晩のしおA字フライ。
-大波耀子「お嬢様と犬」海王社 ISBN:9784796402514
話○ 抜○ 消小 総合○
大財閥のお嬢さまに使用人としてお仕えする子会社令息は彼女のワガママに始終振り回され表題作中編3話+交替勤務のナースさんは彼氏と過ごす時間帯が合わなくて欲求不満中編3話+小さいころからあこがれな隣のお姉さんとひょんなことで結ばれ中編3話+独立短編2本。凛とした美貌の年上系ヒロインがふと見せる女の子の部分にキュンキュンしまくりの作者最新コミックスは通算での6冊め。
同じくエロ漫画家であり古くからの盟友であるすずきみらとの共同作業ユニット「美波リン」名義の単行本「熱愛・生徒会!」を今夏に刊行しているが、この作家単独のものとしては2010年7月刊の「絶対服従彼女」以来およそ1年半ぶりのお目見えだ。最近では執筆媒体が不定期刊に近いものだったりPC配信だったりするので合同PN以外のお仕事でお目にかかる機会はずいぶん減った気がするが、こうしてまた新作を手にすることができまずは重畳。
繊細な少女漫画絵をベースにアニメ/BL/オサレ等さまざまなフレイヴァーをまぜこぜにしてできあがった独特のタッチは華やかかつあでやかで、書店店頭でも他の新刊平積み群からひと目で区別のつく印象的なもの。ただ今作のカヴァーは大波耀子キャラの妖艶な部分をよく表出していると同時にポップでキュートな持ち味の方は見えづらくなっているので、できれば裏表紙などにはコミカル寄りの絵がほしかったところだ。ともあれ中身も表紙互換の美麗な筆致でヴィジュアル方面にはケチのつけようがない。
キャラ造形的にはちんまい少女からフェロモンダダ漏れアダルトさんまでなんでもこなせる人だが、今回はかなり上方向の年齢層に集中。タイトル・チューンの女子高生がむしろ例外でそのほかの作品はみな大人の魅力でグイグイ迫る爆乳巨尻オネーサマばかりだ。もっともその「お嬢様と犬」のヒロインも高校生としては過剰なほどオトナ風味のルックスゆえ、総体として未成熟な青い果実をまるかじりしたい方は回れ右推奨。
物語の方もかくのごときグラマラス美女が活躍するにふさわしく甘みも苦みも兼ね備えた大人のラヴ・アフェア。これまで抑えてきた一途な恋を成就させるものもあれば心すれ違う危機を乗り越え新しいステップを踏み出してみたりと、よくできた恋愛小説のようなひと幕のドラマをじっくりていねいに描写。このあたりは実質的にすずきみらの切るネームが物語のトーンを支配していた美波リン名義のお話たちと違ってさすが大波耀子らしさを感じさせる。いささか大時代っぽい設定を導入しグイグイと物語をドライヴするすずきみらのそれより地味だけれどもそのぶんじわじわ滋味がしみ入るような感触だ。
むろん濡れ場も成年指定であるからにはねっとり詳細に行為の一部始終をフィーチャー。もちもちたゆたゆのバストのみならず乳首や陰唇の肉づきまでやけに大ぶりな肢体を存分に蹂躙しゴリゴリ怒張をねじこんで内へ外へと白濁液を放出のラヴラヴショウだ。とりわけ端整な表情をすっかり歪め瞳をうるませながら甘い吐息を断続的にもらすアヘ顔描写は絶品のひと言。そんな痴態に男子サイドもすっかり嗜虐心を刺激されていっそう激しくピストンしたり言葉でいじめてみたりとプレイもさらに燃えさかる。理性の仮面をかなぐり捨てメスの本能のおもむくまま乱れて絶頂を迎えんとする彼女の内奥へドプドプザーメン注入し両者TKO。
今回はほぼ年上専科ゆえこの作家の描くティーン女子が大好物の自分はいささかもの寂しさを覚えはしたものの、作画/作劇ともにスキのないじつにウェルメイドな抜き物件だ。欲を言えば単独名義でもまた月刊ペースの紙媒体に復帰してもらってガンガン良作を量産してもらいたいがまずは満足。収録作中では仕事と恋愛とのダブルバインドに悩みつつステディな彼に抱かれるときはおにゃのこのカワイイ部分を全開するヒロイン・蘭子さんがじつにツボな「すれちがうふたり」が俺によし。
話○ 抜○ 消小 総合○
大財閥のお嬢さまに使用人としてお仕えする子会社令息は彼女のワガママに始終振り回され表題作中編3話+交替勤務のナースさんは彼氏と過ごす時間帯が合わなくて欲求不満中編3話+小さいころからあこがれな隣のお姉さんとひょんなことで結ばれ中編3話+独立短編2本。凛とした美貌の年上系ヒロインがふと見せる女の子の部分にキュンキュンしまくりの作者最新コミックスは通算での6冊め。
同じくエロ漫画家であり古くからの盟友であるすずきみらとの共同作業ユニット「美波リン」名義の単行本「熱愛・生徒会!」を今夏に刊行しているが、この作家単独のものとしては2010年7月刊の「絶対服従彼女」以来およそ1年半ぶりのお目見えだ。最近では執筆媒体が不定期刊に近いものだったりPC配信だったりするので合同PN以外のお仕事でお目にかかる機会はずいぶん減った気がするが、こうしてまた新作を手にすることができまずは重畳。
繊細な少女漫画絵をベースにアニメ/BL/オサレ等さまざまなフレイヴァーをまぜこぜにしてできあがった独特のタッチは華やかかつあでやかで、書店店頭でも他の新刊平積み群からひと目で区別のつく印象的なもの。ただ今作のカヴァーは大波耀子キャラの妖艶な部分をよく表出していると同時にポップでキュートな持ち味の方は見えづらくなっているので、できれば裏表紙などにはコミカル寄りの絵がほしかったところだ。ともあれ中身も表紙互換の美麗な筆致でヴィジュアル方面にはケチのつけようがない。
キャラ造形的にはちんまい少女からフェロモンダダ漏れアダルトさんまでなんでもこなせる人だが、今回はかなり上方向の年齢層に集中。タイトル・チューンの女子高生がむしろ例外でそのほかの作品はみな大人の魅力でグイグイ迫る爆乳巨尻オネーサマばかりだ。もっともその「お嬢様と犬」のヒロインも高校生としては過剰なほどオトナ風味のルックスゆえ、総体として未成熟な青い果実をまるかじりしたい方は回れ右推奨。
物語の方もかくのごときグラマラス美女が活躍するにふさわしく甘みも苦みも兼ね備えた大人のラヴ・アフェア。これまで抑えてきた一途な恋を成就させるものもあれば心すれ違う危機を乗り越え新しいステップを踏み出してみたりと、よくできた恋愛小説のようなひと幕のドラマをじっくりていねいに描写。このあたりは実質的にすずきみらの切るネームが物語のトーンを支配していた美波リン名義のお話たちと違ってさすが大波耀子らしさを感じさせる。いささか大時代っぽい設定を導入しグイグイと物語をドライヴするすずきみらのそれより地味だけれどもそのぶんじわじわ滋味がしみ入るような感触だ。
むろん濡れ場も成年指定であるからにはねっとり詳細に行為の一部始終をフィーチャー。もちもちたゆたゆのバストのみならず乳首や陰唇の肉づきまでやけに大ぶりな肢体を存分に蹂躙しゴリゴリ怒張をねじこんで内へ外へと白濁液を放出のラヴラヴショウだ。とりわけ端整な表情をすっかり歪め瞳をうるませながら甘い吐息を断続的にもらすアヘ顔描写は絶品のひと言。そんな痴態に男子サイドもすっかり嗜虐心を刺激されていっそう激しくピストンしたり言葉でいじめてみたりとプレイもさらに燃えさかる。理性の仮面をかなぐり捨てメスの本能のおもむくまま乱れて絶頂を迎えんとする彼女の内奥へドプドプザーメン注入し両者TKO。
今回はほぼ年上専科ゆえこの作家の描くティーン女子が大好物の自分はいささかもの寂しさを覚えはしたものの、作画/作劇ともにスキのないじつにウェルメイドな抜き物件だ。欲を言えば単独名義でもまた月刊ペースの紙媒体に復帰してもらってガンガン良作を量産してもらいたいがまずは満足。収録作中では仕事と恋愛とのダブルバインドに悩みつつステディな彼に抱かれるときはおにゃのこのカワイイ部分を全開するヒロイン・蘭子さんがじつにツボな「すれちがうふたり」が俺によし。
2010-07-04
本日のアスピリン健康法。
- 大波耀子「絶対服従彼女」海王社 ISBN:9784877241933
坊ちゃまとメイドとの濃密でいて切ない愛連作3本+クールな
年上彼女×ヘタレ年下彼氏連作2本+短編8本。キュートな青い
果実から妖艶なお姉さままでがみなさんゴリゴリちんこ入れ
られガッツリ膣内射精されてイキまくるさまをレディース/BL
風味の端整な絵柄でもって展開する作者5冊め。別の版元
から刊行の前作では掲載誌の要請ゆえかキャラが私的嗜好
からは年長すぎていまいちだったが、今回は高校生附近を
メインにミドルティーンから20代後半と適度に年齢が若返り
俺歓喜。また1on1のオーソドックスなラヴコメを基本線としな
がらときおりNTRものやほろ苦い結末を迎える話を織りまぜる
緩急自在の作劇は女流らしいモノローグの多用とあいまって
読後感を印象的なものにしている。これに比してややパンチ
不足だったエロシーンも前作あたりからとみに改善され、以前
からの特徴だった瞳をうるませほおを染めながら涙とヨダレに
まみれよがりまくる絶品のアヘ顔との相乗効果でチンピク度
大幅アップ。やや豊~巨クラスのおっぱいを両側からホールド
しつつ乳首をしごきあげ、下の密林をかき分けながら股間の
宝玉をグリグリ刺戟するたびに身体をのけぞらせ甘い吐息を
もらすおにゃのこの紅潮したお顔がたまらない。そんな光景に
内なるサディズムを励起させられた男子どもにネチネチ言葉
責めされ乱暴に蜜壷を貫かれていっそう淫靡に燃えさかる
彼女らもたっぷり白濁液を膣内に注がれ絶頂だ。男性キャラの
造形がどうしても801ティックに見えてしまうのと和姦なのに
プレイは強要っぽいのとでいささか人を選ぶかも知れないが、
甘くほろ苦いカカオ菓子の口当たりを楽しみつつ気持ちよく
ちんこもしごける優良抜き物件といえよう。自分的には主従
かつ弟姉関係でもある2人のピュアな愛情の前に旧家の
因習や身分制度の壁が立ちはだかる悲しみをしかしながら
淡々と描く「Yes★Master!」シリーズがケモミミトランジスタ
グラマー梅鈴たんのじつにマーヴェラスなエロかわいさもあり
フェイヴァリットでございました。
- かるま龍狼「よなよな」ワニマガジン社 ISBN:9784862691286
アパート家主の息子が人妻ばかりの住人たちに毎日しぼられ
うれしい悲鳴連作3本+短編10本+描きおろしフルカラーショート。
ワニでの前単行本と同様にぽってりした唇やトロンと淫猥な
目つきを強調した熟女さんが表も裏も乱舞するカヴァーにより
男子の直接的な欲望をダイレクトに刺戟する最新コミックス。
少年漫画誌からそのまま抜け出たかのごとく健康的なタッチが
デビュー当時からの魅力だが、この本ではあとがきで述べられて
いるように作品の雰囲気により絵柄が使い分けられていて新鮮。
全部が成功といえないまでもプレーンで素朴な筆致にはじまり
瞳を小さく描いた写実的な作画に至るまで器用に操るさまは
さすがヴェテラン。ヒロインたちも表紙が与える印象ほどには
大人専科でなく、ちゃんとみずみずしい肢体のティーンズも
登場させてくれる懐の広さがありがたい。一方でシュールな
までに常識を逸脱することを辞さない変幻自在の作劇は今回
比較的おとなしく、キテレツな設定をさもありふれた日常の
ように画面に叩きつける系の物語を愛している人はあまり期待
しすぎぬよう。それでも孫の同級生を食っちゃうおばあちゃん
とか電車の扉や書籍からちんこ生やしてそれをもてあそぶ女子
などトゥイストの利いた話を適宜投入してくるのはさすが。
ストーリーの珍奇度を下げた代償としてたっぷり尺を取った
濡れ場の実用性は非常に高く、たわわなボディを惜しげもなく
おっ広げてはぱっくり下のお口を開いてちんこをスムースインの
うれしい設計だ。ゴージャスなおっぱいを振り乱しヘヴィ級の
臀部をはしたなく突き出してはよがりまくる妙齢の美女の
痴態が勃起中枢を止めどもなく攻撃し続ける。ハードに抽送を
くり返しむっちりと脂ののった肢体の内へ外へと白濁液をぶち
まけて両者汗だくTKOのガチンコファックが君の精液分泌を
力強くサポートしてくれることだろう。今回収録分では年上
彼女(じつは以下略)と委細かまわずつがいまくり「知られ
たくない事」が生活感あふれつつもえらくキュートなヒロイン
造形で俺的に最愛。
登録:
投稿 (Atom)


