2015-10-26
本日のフォニイ論争。
話○ 抜○ 消小 総合○
不意に兄の情事を目撃したヒロインはモヤモヤする心を抑えきれずとある行動を……連作2本+独立短編7本+フルカラーショート1本。わき上がる性的衝動に心とらわれ思いもよらぬ痴態を見せる思春期男女のやむにやまれぬ葛藤をソフィスティケイテッドな筆致で描き出す作者最新刊は通算5冊めにして当社からの2冊め、そして当版元の新レーベル「TENMA COMICS 高(KOH)」発の第2弾コミックスだ。
端整かつ誠実な筆致で芽生えたての甘やかな恋からビターな愛の隘路まで多彩で清冽なラヴ模様をつむぎ出す手腕に定評のあるこの人もなんだかんだでもう立派な中堅。作品産出ペースはけっして速くはないものの堅調で、コアマガジンより上梓された前単行本「ココロご褒美」発売から1年半ほどでこの新作リリースと業界平均水準を今回もキープだ。またこの版元の物件としては2012年刊行の「ヒミツノ」以来およそ3年ぶりのお目見え。
出版社公式サイトの紹介ページですら「決して派手さはないが……」云々とイジワルな記述がされるようにパッと見の華やかさこそ欠くものの、繊細な描線でものされる一般青年誌調のタッチはいつもながらにしっとりと美しい。収録作の初出を見るとおおむね直近数年以内の作品でクオリティは高値安定だ。また表紙の彩色は外注の塗り師によるものだけれど、モノクロ原稿の画調をそのまま持ち越したかのごとく落ちついた彩色でトータルの雰囲気を壊さないナイスな仕事。
季刊ペースのJK専門誌「コミック高」初出のものよりは以前のホームグラウンドである「コミックシグマ」掲載分の方が量的には多いのだけれど、登場ヒロインの年齢層はたしかにレーベルの看板どおり女子高生メイン。他社仕事などでは上下もっと幅広い年代を描く人ながら、本作のようなミドル~ハイティーン女子が鶴田文学の素朴な筆致にはいちばんフィットしている気がする。成長途上の世代ゆえいまだ大人になりきらない起伏少なめのトルソや充分にふくらみつつもまだまだ成長の余地を残した2つの双丘など思春期特有のボディデザインが好事家たちの股間を大いに刺戟。
全編カタカナ5文字タイトルで統一の物語たちはほぼ従前の路線を踏襲した現代日本舞台のオーソドックスなラヴ・アフェア。ママゴトの延長みたいなほのぼのエロスから大人顔負けの情欲のオブセッションまで愛のありようは千差万別。人生の輝きも闇もひときわコントラスト鮮明な中高生たちに特有な、喜怒哀楽起伏の豊かな感情の動きをヴィヴィッドにつむいでみせるのだ。それは萌え漫画のようにウキウキでもなく犯るだけ漫画のようにエロエロでもなく、等身大の青春の蹉跌をダイレクトに投影したもの。それゆえに清く正しいばかりではない嫉妬やら悪意やらもひそやかに浮かび上がってくるのだけれど、それをあくまでカメラ・アイに徹して事象のナマの姿を読者の前に投影するのが鶴田文学の真骨頂。このへんはペンネームが示唆するとおりに、エロ漫画というよりはなにやら一種のジュヴナイル小説のごとき感触だ。
そんな風に思春期の高揚も息苦しさも味わったのちは彼ら彼女らの稚拙ながらも大胆な愛の交歓がくり広げられる。いまだ巧緻とは無縁な彼らの行為は特段の仕掛けもなくただただおのが肉体どうしをぶつけ合うプリミティヴな性愛ゆえヴィジュアル的な興奮度は高いとは言えないけれど、作中で積み重ねた少年少女の感情の昂ぶりにシンクロナイズすることで読み手の息子も思わずエレクチオン。学校内で自宅ではたまた恋人のベッドで、衣服を脱ぎ捨てるのさえもどかしくお互いの身体を求めあう光景がほほえましくもエロっちい。
セックスの魔力に囚われこみ上げる衝動のまま2人は着衣のまま陰部だけをはだけてせわしなく肌を重ねる。未成熟な淫裂にシャフトをねじこまれ乱暴に摩擦されるたび苦痛とも快感ともつかない衝撃が脳天まで突き抜け、彼女は小刻みな嬌声を発しながら未曾有の感覚に耐え続けるのだ。なおも執拗に敏感な部分を突き上げられ涙とヨダレまみれで全身を打ち震わせながら昇りつめてゆくヒロインのティーンエイジまんこに濃密な白濁のほとばしりをひとしきり注入。
物語オリエンテッドな構成で濡れ場支配率はけっして高くないけれど、登場人物たちの秀逸なダイアローグや女の子の事細かな表情変化など巧みな演出により効果的に読み手の勃起中枢をドライヴしてみせる。10代大好きっ漢の俺なので心持ちマイちんこも興奮上乗せになるとはいえ、特濃ファック描写なしでも抜きツールとして充分に成立する好例だ。今後もリリカルな青春のアレコレをたっぷり描写し続けていただきたいもの。鶴田文学の描くショートヘア女子がことのほか大好物な自分としては、妻子持ち教師との逢瀬を同級生男子に目撃され口封じのため犯らせるハメになる短髪ツリ目セーラーっ娘・柚沢さんのキッとにらむ表情がたまらない「キョウハク」と、男子3名とともに用具室へ閉じこめられ脱出を図る際バケツへおもらし→興奮した彼らに代わる代わるちんこねじこまれるショートボブ女子・佐伯さんの受難劇「トラワレノ」でたいそう愚息を使役した次第。
2014-02-23
本年度の三島由紀夫賞。
話○ 抜○-△ 消中 総合△
男性恐怖症解消の道具として姉に女装させされ女子寮に潜入した主人公のうれし恥ずかし四角関係連作3話+独立短編6本+巻末おまけ漫画。ほのぼのラヴからビターな凌辱まで多彩な愛のカタチを叙情豊かに描き出す作者最新単行本は通算4冊めにして当版元からの第3弾コミックスだ。
商業誌デビュー以来決して多産ではないもののコンスタントに執筆を続けお仕事先も複数の媒体に広がってとその活動はきわめて順調。はじめての他流試合となった2012年刊行の前作「ヒミツノ」(茜新社刊)からおよそ1年半ぶり、またコアマガジンの物件としては前々単行本「花ひら蕩ろり」以来2年半ぶりの作品集となる。
漫画的ディフォルメのあまりない一般青年誌調の絵柄は派手さこそないもののたいそう端整で見栄えもよろしく、安定した生産ペースとも併せ雑誌執筆陣に1人いるとたいへん重宝されるタイプではなかろうか。まだコミックス刊行数は少ないが絵に新旧差はなく描線は非常に安定しておりもはやヴェテラン同然の貫禄。パーソナルな情報はよくわからないのだけれど、プロとして独り立ちする以前に同人作家もしくはアシスタントとして相応のキャリアを積んでいる人なのではないかと想像しているのだがどうか。
描きおろしのおまけパートを除いた収録作品たちは2011-13年にかけてコア各誌に掲載のものを集積。もとよりどんな年齢のヒロインでも魅力的に仕上げてしまう人だが、今回はティーン固定だった前作から一転思春期入りたてガールから豊満ボディを持てあます大年増までワイドに展開。表紙/裏表紙だと若い娘オンリーに見えかねないが内実は多彩なのでそこは注意だけれど、あどけないつるぺたロリっ娘も大人の色気匂い立つ熟女もとあらゆるニーズにお応えの欲ばり仕様。
物語傾向もまたヴァリエイション豊富で、甘口イチャラヴから問答無用のガチ凌辱までおよそないものはないという趣。唯一の連作である巻頭作品「サンニンヨラヴ」をはじめ和姦優勢ではあるものの、それらもベタな展開はなるべく避け女装ネタやボディペイントなどほのかにフェティッシュな要素をぶちこみマンネリにおちいることなく読者をもてなす。また年上系ヒロインが増えたことで人妻NTRやM男子に下僕プレイ強要、喪服Hなど背徳感に満ちたマクガフィンを導入しているのも心憎い。
かくして突入のエロシーンは特殊な器具などを用いずとも自然に淫猥さがかもし出されておりグッド。ちっちゃい娘との素朴なえっちもアダルトさんとの道ならぬ関係も両方堪能できるお得な仕上がりだ。日常の清楚な出で立ちをエロメスのそれと変貌させながら瞳をうるませだらしなく唾液垂れ流しながら未曾有の快感によがり狂うヒロインの痴態がたまらない。ラヴラヴでも強姦輪姦でも最後はすっかり肉欲のとりことなり大量のハートマークを周囲にまき散らしながら絶頂だ。
初めての体験にとまどいと羞恥の表情を見せながら男根を受け入れる少女も、また火照った女体へ強引に怒張をねじこまれて屈辱に表情をゆがめる淑女も、いずれも激しく内奥を貫かれ粘膜をこすり上げられてすっかりトロけ顔。歯を食いしばり随喜の涙を流してこみ上げる衝動に耐えながらももはや陥落は間近。いよいよ感極まり獣のごとく咆吼する彼女らの内へ外へと熱い飛沫をぶちまけフィニッシュ。
あいかわらず完成度の高さでは他の追随を許さない良質の抜きツールではあるのだけれど、大好物である10代なかば女子限定エロス満載な前作に比べ今回は年長キャラが増え苦手科目の女装男子が登場し一部外出しフィニッシュが散見され鬼モザイク修整が加わってと自分的に諸々うれしくない変化があり申しわけなくもこのような採点に(作者さますいません)。もっとも消しはともかく鶴田文学の描く妖艶な大人女性を希求する向きには福音だし男の娘はむしろなによりのごほうびという好事家も多いだろうから、お好みシチュがそちら系統の方は評価5割増しでよろしいかと。前述のごとき嗜好の俺なので今回はご近所少女との疑似家族プレイから本番突入「おままごと」と、ちょいアホの子ヒロインが口車に乗せられスク水偽装未成熟ボディを美味しく頂戴されちゃう「ぬりひとえ」が最愛。
2012-07-27
今年度のトヨザキ社長。
話○ 抜○ 消小 総合○
無邪気な愛の交歓からほの暗い情欲の隘路まで多種多様なセックスのかたち短編全10本。緻密なストーリーテリングとたしかな存在感のキャラメイクとの両輪で読者を別世界へといざなう作者通算3冊めはこの出版社からの初コミックスだ。
前作「花ひら蕩ろり」の刊行からおよそ1年弱と順調なお仕事ぶり……といってもクライアントがいつの間にか増えていて、コアと茜新社を並行してやっていたからサクサク発売されたのだな。個人的にはもっと手広く執筆してほしいと思っていたのでこのような稼ぎ口の新規開拓は大歓迎で、オーヴァーペースにならない程度にさらにいろんな媒体に登場してもらいたいところ。
単行本表題をはじめ中身の作品タイトルまでカタカナ4文字で統一の収録作品はそのほとんどが「コミックシグマ」に掲載されたもの。唯一S女子/M男子専門誌「Girls forM」を初出とする1本も作品傾向はともかくやはり題目のスタイルは共通なので、こちらも最初からコミックス収録を前提に執筆されたのだろう。発表時期は2009-12年と比較的幅広いが当初からタッチは完成されており違和感はさほどないはず。
一般青年誌調の端整な絵柄は華やかさこそないものの気品のある落ちついたもので、しっとりとした質感の描線が叙情派ストーリーによくマッチしている。とはいえ崩し顔をしてみたり頭身を下げたりとコミカル風味にもできなくはないのだけれど、ギャグ寄りの作品を描くことはめったにないのでこのノリが正解なのだろう。
既刊ではちっちゃい娘からガチ熟女までワイドレンジに展開していたのだが、今回登場するヒロインはほぼ中高生で固定。ミドルティーンくらいの女子が私的ツボな俺にとってはこれだけでもう評価5割増しだ。青春まっただなかゆえ胸部はふくらみかけのちっぱいメインでわずかに存在する巨乳も漫画的誇張の少ない現実的なもの。いかにもつくりものっぽいビッグバストもむろん美味しくいただく自分だけど、鶴田文学のセンシティヴな筆致にはこのリアリティあふれる双丘がもっとも映えるのだと実感。
とまあ年齢の幅は狭いけどオハナシの趣向はじつに多彩。甘酸っぱいほのぼのラヴがあるかと思えば情け無用の輪姦あり、はたまた男子から積極的に迫るものから完全女子主導型まで、シメもニヤニヤなオチと後味悪い結末の両方を用意という具合に千差万別の物語世界を堪能できる。たとえば同じ近親ネタを用いるのでも作品ごとに軽やか/重苦しくと対照的に料理してみせるこだわりが素晴らしい。ラヴリィな情景にほっこりしたりシニカルな決着に胸しめつけられたりと読んでるこっちも喜怒哀楽大忙しだ。
豊饒な語り口の日常パートに負けず劣らずエロシーンも充実しており、10代女子の華奢な肢体をときに優しく愛撫したりときに手荒く蹂躙したりのヴァリエーション豊かなファックを展開。ざっくりとした描線でつむがれる思春期特有の固いフトモモの感触やらちょいダサい下着のしわやらが得も言われぬ欲情をかき立てる。そんな青い果実たちを無理やり開花させてオンナへと仕上げてゆくほのかな背徳感がたまらんですたい。
いまだくびれの発達していないトルソをなぞりながら前人未到の秘密の花園へ指を滑らせると彼女は全身をキュッと固くして侵入を拒む。そんな反応を楽しみつつ狭隘なクレヴァスへたぎる怒張を強引にねじこみ粘膜どうしをこすりあわせるたび苦痛の声が徐々に甘い吐息へと変化していくのだ。はじめての感覚にとまどいながらもせつなげに嬌声をもらすさまが勃起中枢をハードヒット。激しい蠕動に全身をビクビクのけぞらしいちだんと大きなアクメ声を発しながらはじめての絶頂を迎えようとする少女のティーンエイジまんこへ大量のザーメンを流しこみフィニッシュだ。
突飛なキャラメイクも奇抜なプレイもなにもないけれど、ギミックなしにひたすら睦みあう少年少女の姿こそが原初的な劣情をもよおさせてくれるのだと実感できる逸品。この人の描く清楚な制服JC/JKが性の奔流に翻弄されて乱れるさまはなによりのオカズですなー。今回収録のものではショートヘア巨乳妹ちゃんがマイ経絡秘孔貫きまくりな冒頭中田氏ラヴ相姦「ヒッコシ!」と、先生の情事を期せずして覗くハメになった男子女子が見よう見まねで初ファックのタイトル・チューン「ヒミツノ」がじつに破壊力抜群でござ候。
2011-08-19
今夜の次郎長三国志。
話○ 抜○ 消極小 総合○
修学旅行の夜は男子女子入り乱れて欲望を開放前後編+いとこ同士でなりゆきH連作2本+独立短編5本+描きおろしおまけ。端整な筆致で描かれる清楚な幼女少女淑女熟女がめくるめく性の快楽にすっかり陶酔しひとしきりあえいで絶頂するさまがなんとも淫靡な作者2ndコミックスだ。
執筆スピードはけっして速い方ではないものの、大きなブランクもなくコツコツと作品を発表し地道にキャリアを積み重ねてきた人。処女単行本「好きにしていいよ?」のリリースから2年経たずに新刊発売とまずは順調なペース。
新しすぎず古すぎずのオーソドックスな一般青年誌調のタッチはデビュー当初からほぼ完成形で、今作においてもその緻密な作画は健在。ぺたっ娘からボインちゃんまでなにを描いても違和感なく受容できるのもこのプレーンな絵柄ゆえ。漫画的誇張が少ないぶんパッと見のインパクトには欠けるもののよいお仕事だ。
第2次性徴入りたての華奢な肢体からオトナの魅力いっぱいな妖艶ボディまで幅広く取りそろえの女性陣はキャラメイクも純情一直線ガールに不思議ちゃん、ツンデレっ娘にあらあらうふふ系と上手に属性を違えて多彩なニーズにお応え。俺はこれしか描けないんだ!とばかりに得意のタイプばかりをゴリ押しする漫画家も多いなか立派なことだ。ただその繊細な描線には直情型より少々ミステリアスというか一筋縄ではいかない性格のヒロインの方が似合っている感じ。
お話の方もまた地に足のついた日常志向のもの。マニアックすぎるネタ振りだとか派手なギミックだとかの助けを借りずに淡々と現代日本のありふれた愛の情景を描き出す。前作では若干見られたダーク系のネタは今回排除され穏健和姦一本やりへと昨今のコミメガらしく路線修正がなされているものの、恋愛の甘酸っぱいトキメキだとか息をのむような欲望の発露など感情の起伏は充分に仕込んでマンネリズムを予防。まあもう少しギャグ方向にはじけさせたり抑制された語り口のタガを外したりしてもと感じることはあるがとにかくウェルメイドではある。
基本的にはストーリー駆動型ゆえ濡れ場へ極端に分量を割くタイプの作家ではないものの、コアマガジンで連載枠を持つからにはエロスの追求もおこたりない。えらくイキのいい怒張を桜色に艶めく秘密の花園へガンガン叩きつけるファックは迫力充分。またスク水だのブルマだのネグリジェだの身につけたそれをあえて着たまま行為に及ぶ着衣Hが充実しているのが特色で、半脱ぎの上衣からこぼれて揺れるバストや下着ずらしてちんこを下腹部にねじこむ至福タイムを心よゆくまで堪能。
いずれの話でもセックスは女子側からの積極的な攻勢が目立ち、いきり立つ欲棒へがっついてはすばやく亀頭を舐めあげぐぽぐぽお口を上下させては先走り汁を搾取する早業にのっけから無条件降伏だ。お返しとばかりに性器どうしのランデヴーを開始すれば彼女らも間欠泉のごとくあえぎ声を発し随喜の涙を流して快感に身もだえ。ふだんの清楚な表情とは裏腹のトロトロなイキ顔を晒しながら全身をのけぞらしキツく膣内を締め上げてまたしてもザーメン大量放出だ。
飛び抜けた華やかさや説明不要のキャッチーさといった要素は希薄だけれど、適切に配置されたキャラクターと綿密に織りなされる作劇とできっちりストーリーを盛り上げる匠の技が光る。今後は巻末おまけで見られるようなフェティッシュな要素をもっと前面に押し出してもいいのではと思いつつもこの絶妙なバランス感覚は貴重なので上手に折り合いをつけてもらえれば。収録作のなかではちんまい従妹さんを2日間ですっかりエロエロに開発しちゃう「だって怖いんだもん」/「だって恋なんだもん?」連作がもっともグッときたです。
2009-11-19
今宵のジグ・ジグ・スパトニック。
- チバトシロウ「Dress select」コアマガジン ISBN:9784862527516
話○ 抜○ 消極小 総合○
中華料理店を舞台にウェイトレス女子×厨房男子カップルズの
ベタ甘ラヴ連作3本+清楚で貞淑な教授夫人が隣人の少年と
欲望の淵へと堕ち前後編+短編4本+巻末描きおろしショート。
まいどソリッドで端整な描線でもって頭身高めばいんばいん
ヒロイン絨毯爆撃のこの人4冊めにしてコアからの2nd。冒頭
連作の中華服をはじめパーティドレスに革ツナギなど身体の
ラインがくっきりの扇情的なコスネタ多めでじつに華やかだ。
インゴットからじかに削り出したみたいな量感あふれるタッチに
似つかわしく女の子もごく一部の例外を除き爆乳クラスのバスト
クイーンばかりで、これと組み合わさる野郎サイドが前作では
ショタばかりだったのをタメ年風あんちゃんを増やしバランス
型にしたのが改善点。またコア異動当初は遠慮してライト和姦
専科にしていたのを桃姫在籍時のように凌辱もプラスして単調
だった作劇にアクセントが投入されてと今作ではうれしい変化
ばかり。見た目どおりのしっとり大人びた女性からカラダと
裏腹のお茶目な娘まで多種多様なヒロインがアンアンあえいで
くれるのもお得感がありよろしい。反則級の豪華絢爛おっぱいを
心ゆくまでいじり倒し乱暴にニップルを刺戟してやると即座に
だらしなく表情を崩しうつろな瞳を見せながら熱い吐息をもらす
女の子の媚態がなんともエロいのだ。辛抱たまらずに熱を
帯びた蜜壷をガツガツ貫けばいっそう声高らかによがりまくる
彼女たちもさらに膣内の締めつけを強化し、そのまましごき
取られるかのように大量の白濁液を子宮の奥深くまで流しこむ
一連のシークエンスに読者もたまらず昇天でございます。てな
具合にたいそうウェルメイドな自慰表明支援物資であり、ロリ
じゃないと抜けない人以外のほとんどに適用可能な夜のお供と
して強くオススメ。個人的にはさらなる若年女子のえっちも
いちど読んでみたいものだが(作品紹介項のように魅力的な
SDキャラが描けるのだから等身を下げても絶対イケるはず)、
変にオサレ方向に走られない限りこの路線でもノー文句。
- 鶴田文学「好きにしていいよ?」コアマガジン ISBN:9784862527523
話○ 抜○-△ 消極小 総合△
甘々ほのぼのほろにがgoes on短編全9本。ちょっと不器用な
彼氏彼女のさまざまな恋愛模様をつめこんだ作者初単行本だ。
帯の惹句で謳うようにいささかノスタルジックな絵柄にこれまた
訥々と誠実な語り口のお話がずらりと並ぶさまはなるほど
このペンネームがふさわしい。ロウティーンからお母さままで
全方位外交の女性陣はカヴァーのような巨乳さん多めながら
あとがきを見る限りスク水ぺたっ娘がお好みのようで、今後の
動向に注目したいところ。テンプレ的造形を極力排除したヒロイン
たちの内面描写にじっくりページを費やす作劇はこの人最大の
特色で、定番の幼なじみカップルラヴから近親ネタ、能天気
和姦にガチレイプと多様な体裁のなかひと筋縄ではいかない
情動のアレコレが一介の抜き漫画で終わらせまいとする迫力を
感じさせる。ライト系の話では女の子が軽やかに快楽を享受
するその裏で別のオンナどもがダークネタで直面することになる
ほの暗い愛の隘路との対比がなんとも味わい深い。むろん
精液搾取至上主義のこの出版社であるからにはちんこの活用も
おこたりなく、乳の大小にかかわらずむっちり肉付きのよい
肢体をダイナミックに押し拡げながらの濃口ファックが展開
される。ことに安産型のヒップをがっちりホールドしながら
ぷっくりまんこに激しく如意棒で突撃を繰り返しいろんな体液
分泌しまくるさまは壮観で、ほおを紅潮させてせつなくあえぐ
痴態を堪能しつつやたらと粘度の高いザーメンをたっぷり
プレゼントし両者KO。物語によっては情念が先立ち実用性を
疎外するきらいがなきにしもあらずでわずかに評価を落とした
ものの、この青臭さを残しつつもう少しだけ画力の安定と
ベタさを恐れない開き直りが加わればひと皮むけるだろう。
今回収録作品ではボーイッシュ銭湯女子のボクっ娘ぶりと
ショートパンツが素敵な「湯のはな」が私的フェイヴァリット。



