-三糸シド「ドスケベ洗脳フェロモン」メディアックス ISBN:9784866746067
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
手を触れるだけでたちまち女を支配できる能力で隣家の主婦を美味しくいただいた主人公だがなんとその旦那が同じ能力持ちと知り熾烈なセックスバトルがはじまって……連作6話+独立短編2本+前々単行本収録作アナザーエピソード1本。我を忘れ派手派手しくイキ狂うド淫乱ガールズ&レディースのはしたなさすぎる行状を大量の擬音と液汁にまみれながら怒濤のごとく大量投下の作者最新刊は通算7冊めのコミックスにしてこの出版社からの初お目見えだ。
独特のシャープなタッチとあたかも全身全霊をファックシーンに叩きつけるかのような激しい作風で唯一無二の存在感を示すこの人も商業デビューからすでに10年近くとなり気がつけばいつの間にか中堅~ヴェテランの域。その間に出版社を移籍したり同人活動に注力したりと紆余曲折ありつつもしっかりキャリアを継続しているのは立派。薄い本の執筆量が尋常でないにもかかわらず商業誌もけっして長期休養などせず一定のペースを保っているのもすばらしい姿勢で、三和出版より昨春上梓された前単行本「少女肉欲痴態 -ラストフルフラワーズ-」から1年半あまりとさほど間を置くことなく新作リリースとあいなった次第。
この単行本からは版元がメディアックスへと変わったものの、現本拠地である電子配信誌「COMICオルガ」の執筆陣はその大半が以前のホームグラウンドである「COMICマショウ」(三和出版刊)からのキャリーオーヴァーであることから、おそらくは編集者の転職にともなって担当作家ごと移籍した形になったのだろう。それが証拠に今回の新刊をよく見るとデザイナーも三和時代そのままで装幀の印象がまったく変わらない。なによりも収録作の初出がオルカ掲載分よりマショウに載ったものの方が多いのだからこりゃミエミエですね。ともあれ2017-19年にかけ執筆の最新原稿ばかりゆえクオリティも高値安定。編集を担当する一水社が用意したコミックス情報ページでは表紙/裏表紙の画像しか見られないものの、カヴァーと中身の乖離はほとんどないのでジャケ買いしても失望するようなことはないはず。
これまではおおむねハイティーン巨乳女子でヒロインの造形が固定されていたのだけど、ここ2、3年は薄い本でも雑誌でも人妻を題材にすることが突如として増え、この新刊でも冒頭連作のメインヒロインは妙齢のママン。後半の短編群では従来どおりJKメインとはいえ、巻末著者あとがきを見るに昨今は人妻ネタにハマっているようで今後の作品では熟女多めになるのかも知れない。また付随して母娘丼シチュを積極的に導入するようになり、その結果ガチロリっ娘まで登場と以前のティーン一本槍を思えばまさにカオスだ。まあ年齢を問わずいざ彼女らが本番突入したらこぞって下品きわまりないアヘ顔百面相を披露することに変わりはないんですけどね。
これまでに三糸シドが世に送り出したプロダクトは雑誌でのオーソドックスな作品群および同人/商業を股にかけたライフワークたる一大NTRドラマ「ラストフルベリー」シリーズとに大別されるが、今回収録のお話たちは前者に分類される。単行本によっては事前に膨大な予習が必要となることもあるけれどこちらは基本初見でも問題なく理解できるつくりなのでその意味では取っつきのよろしい部類。触れただけで女をメロメロにする特殊能力持ちの主人公が隣家の女性たちを支配下に置こうとするも同じスキルの持ち主たるその家の旦那と異能バトルをくり広げる「洗脳フェロモン」シリーズが冒頭からなかば過ぎまで、それ以降には組んずほぐれつの乱交をモティーフとした短編群を収録と、いずれもファック至上主義の派手派手しくダイナミックないつもの三糸シド印だ。ただ「ラストフルベリー」系列の重苦しくやるせない物語構築とは異なりこちらは悲壮感はほとんどなく、ときにはギャグ混じりの描写もあってとこの作家としてはかなりノリが軽いので、心キリキリ痛むような鬱勃起展開をお望みの方は不満を覚えるかも。個人的にはどちらの系統のお話もおもしろく読んできているのでこれはこれで歓迎なのですが。
そしてなんと言っても三糸シド作品最大のワンダーはエロシーンそれ自体。1本あたり22-28ページと潤沢ながらも極端に分量が多いわけでもないのというのに、全編息つくヒマもなく超高BPMで大量の擬音や体液が行き交うなか肌と肌をぶつけ合うように激しい情交に没頭しては理性などそっちのけでだらしなくアクメ顔さらしドプドプナマ中田氏三昧の特濃セックスマシンガン連射はいちど目にすると2度と読み手の脳裡を離れない強烈な読書体験となろう。ふだんの愛らしい笑顔などどこへやら、えげつなく白目剥きダラダラ唾液たれ流しながら突き抜ける快感に目を回しながらのアヘアヘ絶頂フェイス百面相にはますます磨きがかかり、至上の快楽に全身を打ち震わせ変顔を臆面もなく見せつけながらファナティックにイキ狂う光景はまさにこの作家の真骨頂にして誰にもマネできないストロングポイント。
謎の力ですっかり発情した女子どもは幼女も淑女もハート目トロ顔を早くもお披露目。自分から男の股間にしゃぶりついては全力ご奉仕で第1ちんこ汁を搾取だ。休むいとまもなくこんどはパックリ股を開き準備万端の蜜壷へシャフトを沈めてゆき性器どうしの真剣勝負をスタート。激しくストロークを刻まれるたびだらしなく唾液を流しながら法悦の態で四方八方へエロワードを乱射するさまが淫猥でたまらない。下品に腰を振り執拗に膣内射精を懇願する彼女の願いどおりドスケベまんこの最深部めがけ2度3度4度とくり返しザーメンの奔流をお見舞いだ。
三糸シド作品におけるエキセントリックなアヘ顔の競演は自分のつたない文章力では到底伝わるものではなくぜひ実物を見ていただきたいのだけど、ともあれまいどながらに強力無比な超高密度セックス曼荼羅にまたしても圧倒させられっぱなし。一方でストーリーラインはこの人にしてはかなりライトな仕上がりで(既刊で言うと本作にも関連短編が載っている2冊前の「ドスケベ・アプリ」が近いテイストかと)そのへんは古くからのファンにとっても評価の分かれるところだろうが、逆に従来まったくこの作家について予備知識のなかった諸兄にとっては最初のチャレンジとして好適かも。個人的には特濃ファック絨毯爆撃はともかくアダルトさん占有率がこののち増えそうなのが若干不安要素ではあるけれど、なんだかんだ言ってまた不思議な魔力に惹かれ購入してしまうのだろうな。収録作のなかではやはり実質的なタイトル・チューンたる冒頭連作が圧倒的な迫力で、幼女少女熟女連発の豪華絢爛女体アラカルトをまともに浴びてお腹いっぱい。
2019-12-15
2018-04-30
今季の長期連戦。
-三糸シド「少女肉欲痴態 -ラストフルフラワーズ-」三和出版 ISBN:9784776991311
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
エロ盗撮投稿にいそしむ主人公はあるとき秘密の誘いを受けワケありな同級生女子たちを好き放題に犯しまくる荒淫の日々へと突入して……表題作連作シリーズ5話&ショートエピソード3本&描きおろし巻頭イントロダクション。おとなしい普段の顔からは想像もつかない白目剥き淫乱アヘ顔をさらけ出し多数の見知らぬ男根から際限なくザーメン注がれ昇天するドスケベガールズの恥ずかしすぎる痴態をカメラ・アイで冷徹かつ執拗にえぐり出す作者最新刊はトータル6冊めにして本レーベルからの5thコミックスだ。
まず最初に作者の気分を害するようなことを言い放ってしまうのだが(いきなりすいません)、自分はこの作家の得意とする描写のいくつか――極端なアヘ顔百面相やゲスい顔なし竿役だとか愛情ナッシングな乱交プレイなど――をさほど積極的に摂取したがる方ではない。にもかかわらずデビュー作以来欠かさず単行本を購入しているのは、ひとえに好き嫌いを超えた三糸シド作品の圧倒的な業と荒涼感のとりことなっているがゆえ。あたかもタバスコを直接飲み干したかのごとき強烈な刺戟にまいど目を回しむせ込みながらもひと晩経てばもう次回作が読みたくなっているのだ。そんなわけで2016年晩秋に上梓された前単行本「ドスケベ・アプリ」からおよそ1年半を経過してのこの新刊も早々に予約注文を入れた次第。
当初からこの人特有の過剰さを浮き彫りにするタイプのと一見それとはわからない静謐な絵ヅラとに過去単行本の表紙は二分されるのだけど、この新作は後者寄りのおとなしい系統。とはいえもちろんページを手繰れば出てくるのはいつもどおりクールな筆致ながら狂騒的につむがれる派手派手しいヴィジュアルだ。収録作の初出明記がないがググって確認したところ2016-17年にかけ展開のオリジナル同人シリーズをベースにいくつか新作パートを附加したうえで商業単行本化した模様。本体たる薄い本ヴァージョンは著者pixivアカウントの試し読みページでサンプル閲覧が可能なので、不見転で三糸シド作品に挑戦するのが不安な方はまずそちらのチェックをば。
サブタイトルでそれと示唆されるとおり、今回の物語たちはこの作家のライフワークたる長尺NTR連作「ラストフルベリー」の系譜に連なるもの。ただし三糸シド漫画におけるファム・ファタールたる淫乱少女・山之内桐子(やまのうちひさこ)やその恋人・伊吹俊一(いぶきしゅんいち)は今シリーズではサブに回り、代わって同じ学校を舞台に別キャラを狂言回しに据えた一種の番外編となっている(単行本中途に解説ページあり)。いくら作者自身の永遠の恋の対象とはいえ桐子たちの情念うず巻く壮絶な愛憎絵図をエンドレスでくり広げるのは作者の精神力の消耗も甚大だろうから、このような物語のフレームを創出しある程度客観的距離を置きつつも引き続き桐子の痴態を描き出すという二律背反の上手な昇華法だ。といってもこの人のこと、くり広げられるのはやはり壮絶な肉欲の坩堝にほかならないんですけどね。
クラスメイトの下着を日々盗撮し拡散して反応を楽しむ冴えない高校生男子・久我(くが)。そんななか撮影現場を存在感の薄いメガネ女子・橘早苗(たちばなさなえ)に目撃されてしまう。盗撮対象の女の子の秘密を教えるという早苗に誘われるまま彼女のマンションを訪れた久我が目にしたものは、多数の男たちに囲まれ全部の穴を犯されて激しくイキ狂う早苗の気のふれたような淫乱な姿だった……というのが物語の発端。乱交メンバーの仲間入りをした彼は家族そっちのけで男たちと情欲にふける早苗のほか、ファザコンをこじらせ父と関係を持つ日仏クオーターの美少女・御影アリア(みかげありあ)、催眠状態で操られる演劇女子・結城桜(ゆうきさくら)、そしてもちろん三糸シド漫画おなじみの寝取られビッチ・桐子も交え彼女らと仲間の男たちとの果てしなき疾風怒濤超高密度輪姦強姦乱交調教の毎日を送るのだ。物語は全員めでたく陥落しひたすらセックス漬けの光景を映し出していったんシメとなるものの、作中で久我はすぐさま第5のターゲットを用意することに言及し、著者自身の作品解説でも次なる構想についていくつか語られていて、シリーズの締めくくりは当分先の話になりそう。
描きおろしの幕間パートを除き1本あたり34-39ページの大ヴォリュームを利しエロシーン密度は異様なほど高い。女の子の転落プロセスにじっくり時間をかけつつその間も並行してすぐさま行為に突入しているので濡れ場を犠牲にすることなくヒロイン4名の堕ちっぷりをたっぷりと堪能できる仕掛け。ここに三糸シド特有の変顔アクメ百面相や大量のオタマジャクシが抽送されるド派手なナマ中田氏シーン、そしてそれらを下支えするヴィヴィッドなちんこまんこ描写が三位一体となって読み手の勃起中枢をダイレクトドライヴ。目にもお口からもハートマークをあふれさせ粘度の高い白濁で全身を汚されながら法悦の態で昇天する彼女らの艶姿にティッシュの消費量もうなぎ登りだ。
目前でくり広げられる狂気にいつの間にか理性を摩滅させられ常識の枷を壊されて彼女は徐々に荒淫の渦に巻きこまれてゆく。女子高生特有の弾む肢体の上で多数の男根が乱舞し大量に放たれる分泌物の強烈な匂いに脳髄まで侵されるのだ。執拗に内奥を貫かれ幾度も子宮の奥へ精液を放たれるうちもはやすべてを本能にゆだね強烈な快感に体躯を打ち震わせ男たちのザーメンを子袋いっぱいに受け止めてまたしてもドスケベアクメ。
人間存在の救いがたき我執を運命のヒロインに託しある種荘厳な物語へと仕立てあげる「ラストフルベリー」の本筋に対し、こちらはそうした情念の重たさをやや緩和しより快楽オリエンテッドに振ったぶんいくらか気楽に読める。そうであってもこの作家特有の超高BPM/超高密度でくり広げられるえげつないセックス地獄絵巻は不変であり、一読しただけでそのおそろしく膨大な情報量に脳みそクラクラ。読者としてお付き合いするのにも相当な体力が要求される怪作ではあるけれど、それだけに読後の快い疲労とそれによる満足感もひとしおな1冊。まだまだ終わらないこの物語に最後まで伴走させてもらう覚悟ですよ。このたび登場の4大ヒロインのなかでは、本編での堕とされ方がいちばんろくでもなくそれだけにプレイにも悲壮感ただようけなげな恋する演劇女子・結城桜さんがルックス的にもいちばん俺好み。
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
エロ盗撮投稿にいそしむ主人公はあるとき秘密の誘いを受けワケありな同級生女子たちを好き放題に犯しまくる荒淫の日々へと突入して……表題作連作シリーズ5話&ショートエピソード3本&描きおろし巻頭イントロダクション。おとなしい普段の顔からは想像もつかない白目剥き淫乱アヘ顔をさらけ出し多数の見知らぬ男根から際限なくザーメン注がれ昇天するドスケベガールズの恥ずかしすぎる痴態をカメラ・アイで冷徹かつ執拗にえぐり出す作者最新刊はトータル6冊めにして本レーベルからの5thコミックスだ。
まず最初に作者の気分を害するようなことを言い放ってしまうのだが(いきなりすいません)、自分はこの作家の得意とする描写のいくつか――極端なアヘ顔百面相やゲスい顔なし竿役だとか愛情ナッシングな乱交プレイなど――をさほど積極的に摂取したがる方ではない。にもかかわらずデビュー作以来欠かさず単行本を購入しているのは、ひとえに好き嫌いを超えた三糸シド作品の圧倒的な業と荒涼感のとりことなっているがゆえ。あたかもタバスコを直接飲み干したかのごとき強烈な刺戟にまいど目を回しむせ込みながらもひと晩経てばもう次回作が読みたくなっているのだ。そんなわけで2016年晩秋に上梓された前単行本「ドスケベ・アプリ」からおよそ1年半を経過してのこの新刊も早々に予約注文を入れた次第。
当初からこの人特有の過剰さを浮き彫りにするタイプのと一見それとはわからない静謐な絵ヅラとに過去単行本の表紙は二分されるのだけど、この新作は後者寄りのおとなしい系統。とはいえもちろんページを手繰れば出てくるのはいつもどおりクールな筆致ながら狂騒的につむがれる派手派手しいヴィジュアルだ。収録作の初出明記がないがググって確認したところ2016-17年にかけ展開のオリジナル同人シリーズをベースにいくつか新作パートを附加したうえで商業単行本化した模様。本体たる薄い本ヴァージョンは著者pixivアカウントの試し読みページでサンプル閲覧が可能なので、不見転で三糸シド作品に挑戦するのが不安な方はまずそちらのチェックをば。
サブタイトルでそれと示唆されるとおり、今回の物語たちはこの作家のライフワークたる長尺NTR連作「ラストフルベリー」の系譜に連なるもの。ただし三糸シド漫画におけるファム・ファタールたる淫乱少女・山之内桐子(やまのうちひさこ)やその恋人・伊吹俊一(いぶきしゅんいち)は今シリーズではサブに回り、代わって同じ学校を舞台に別キャラを狂言回しに据えた一種の番外編となっている(単行本中途に解説ページあり)。いくら作者自身の永遠の恋の対象とはいえ桐子たちの情念うず巻く壮絶な愛憎絵図をエンドレスでくり広げるのは作者の精神力の消耗も甚大だろうから、このような物語のフレームを創出しある程度客観的距離を置きつつも引き続き桐子の痴態を描き出すという二律背反の上手な昇華法だ。といってもこの人のこと、くり広げられるのはやはり壮絶な肉欲の坩堝にほかならないんですけどね。
クラスメイトの下着を日々盗撮し拡散して反応を楽しむ冴えない高校生男子・久我(くが)。そんななか撮影現場を存在感の薄いメガネ女子・橘早苗(たちばなさなえ)に目撃されてしまう。盗撮対象の女の子の秘密を教えるという早苗に誘われるまま彼女のマンションを訪れた久我が目にしたものは、多数の男たちに囲まれ全部の穴を犯されて激しくイキ狂う早苗の気のふれたような淫乱な姿だった……というのが物語の発端。乱交メンバーの仲間入りをした彼は家族そっちのけで男たちと情欲にふける早苗のほか、ファザコンをこじらせ父と関係を持つ日仏クオーターの美少女・御影アリア(みかげありあ)、催眠状態で操られる演劇女子・結城桜(ゆうきさくら)、そしてもちろん三糸シド漫画おなじみの寝取られビッチ・桐子も交え彼女らと仲間の男たちとの果てしなき疾風怒濤超高密度輪姦強姦乱交調教の毎日を送るのだ。物語は全員めでたく陥落しひたすらセックス漬けの光景を映し出していったんシメとなるものの、作中で久我はすぐさま第5のターゲットを用意することに言及し、著者自身の作品解説でも次なる構想についていくつか語られていて、シリーズの締めくくりは当分先の話になりそう。
描きおろしの幕間パートを除き1本あたり34-39ページの大ヴォリュームを利しエロシーン密度は異様なほど高い。女の子の転落プロセスにじっくり時間をかけつつその間も並行してすぐさま行為に突入しているので濡れ場を犠牲にすることなくヒロイン4名の堕ちっぷりをたっぷりと堪能できる仕掛け。ここに三糸シド特有の変顔アクメ百面相や大量のオタマジャクシが抽送されるド派手なナマ中田氏シーン、そしてそれらを下支えするヴィヴィッドなちんこまんこ描写が三位一体となって読み手の勃起中枢をダイレクトドライヴ。目にもお口からもハートマークをあふれさせ粘度の高い白濁で全身を汚されながら法悦の態で昇天する彼女らの艶姿にティッシュの消費量もうなぎ登りだ。
目前でくり広げられる狂気にいつの間にか理性を摩滅させられ常識の枷を壊されて彼女は徐々に荒淫の渦に巻きこまれてゆく。女子高生特有の弾む肢体の上で多数の男根が乱舞し大量に放たれる分泌物の強烈な匂いに脳髄まで侵されるのだ。執拗に内奥を貫かれ幾度も子宮の奥へ精液を放たれるうちもはやすべてを本能にゆだね強烈な快感に体躯を打ち震わせ男たちのザーメンを子袋いっぱいに受け止めてまたしてもドスケベアクメ。
人間存在の救いがたき我執を運命のヒロインに託しある種荘厳な物語へと仕立てあげる「ラストフルベリー」の本筋に対し、こちらはそうした情念の重たさをやや緩和しより快楽オリエンテッドに振ったぶんいくらか気楽に読める。そうであってもこの作家特有の超高BPM/超高密度でくり広げられるえげつないセックス地獄絵巻は不変であり、一読しただけでそのおそろしく膨大な情報量に脳みそクラクラ。読者としてお付き合いするのにも相当な体力が要求される怪作ではあるけれど、それだけに読後の快い疲労とそれによる満足感もひとしおな1冊。まだまだ終わらないこの物語に最後まで伴走させてもらう覚悟ですよ。このたび登場の4大ヒロインのなかでは、本編での堕とされ方がいちばんろくでもなくそれだけにプレイにも悲壮感ただようけなげな恋する演劇女子・結城桜さんがルックス的にもいちばん俺好み。
2016-11-24
本日のサード・ガール。
-三糸シド「ドスケベ・アプリ」三和出版 ISBN:9784776990994
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
被写体の女の子を存在ごとコピーするスマホアプリであこがれのあの娘にガチハメ三昧連作シリーズ4本+独立短編6本。謎アイテムの力でキュートガールズがド淫乱ビッチへと変貌し変顔百面相さらけ出しながら連続膣内射精されハードアクメの壮絶な光景を読者の脳みそへ強烈に焼きつける作者最新刊は通算5冊めにして当社発の4thコミックスだ。なお当ブログではタイトルに機種依存文字があれば置き換え表示するので、本作表題中のハートマークをナカグロへ変換しております。
ひと目見たらもう忘れられないワン・アンド・オンリーのストロングファック満漢全席をデビュー以来貫いているこの人、気がつくと商業初お目見えの「ぽっぴんcherry」(富士美出版刊/2011年)発売からもう5年以上となり立派な中堅作家だ。同人活動も旺盛ななか隔月ペースをほぼ維持しながら「コミックマショウ」掲載を続け、順調にストックもたまり無事本作をリリース。てなわけで前単行本「受精願望」から約1年半ぶりのレヴュウ投下。
昨今流行りのコッテリと濃密なトーンワークに彩られたヴィジュアルとは一線を画す、スッキリ整理されウェッティな情感の介入しないクールな筆致は誰も追随者の現れないオリジンの個性。もちろんキャリアの蓄積とともにいっそうの洗練がなされているとはいえ初期からその基本的な味わいは不変。同人誌再録の短編1本を除きすべて2015-16年にかけマショウ掲載の作品群で作画のバラつきもほとんどなく、表紙/裏表紙のみを見ての衝動買いでも第1印象を裏切られるようなことはないだろう。
たまさかのイレギュラーを除くとほぼハイティーン固定でヒロインを造形する作家で、それは本作でも変わらない。今回も上下方向に若干の逸脱が見られるものの大半はおっぱいドドーンの制服女子となっている。みなさんお歳を問わず丸っこいお顔におっきな瞳のキュートな出で立ちで、まさかそんな彼女らがその後ドロドロの体液にまみれだらしないアヘ顔さらしまくるなんて想像もつかないですね!
本作コンテンツはおおむね2パートに分かれており、前半部が実質的な表題作に相当するオムニバス連作「メスコピー」シリーズ、中盤以降が読み切り作品群の構成。対象を撮影したのちメニューから再生しただけで本人のコピーが目の前にドンと具現化のスマホアプリを通じてさまざまな欲望の隘路を描く冒頭シリーズ、この手のアイテムはたいてい人格支配の方向へ行くのだが直接相手を操作するのでなく複製を手元へ確保し好き放題できるというのが新鮮。加えてそれらを単なる性欲処理の手段として用いるのでなく報われぬ愛情を昇華させたりとか本体を交えてのNTR劇などこみ入った状況へ持ちこんでいくあたりが三糸シドの真骨頂。嫉妬に狂い掠奪劇に涙する登場人物たちの心の深淵をたっぷりと描き出し我々のハートをチクチク刺戟するのだ。さらに1話完結の後半短編群も多くは各種アイテムによる人格操作を題材に据えており、精神を操られ肉欲の罠へと堕ちてゆくエロメスどもの艶姿を思う存分にエンジョイ。
ガジェットの助けを借りてスムーズに本番突入のナイスなお話運びにより濡れ場占有率はおそろしく高く、ゴックンボディをあらわにしたドスケベヒロインズが大量の擬音と嬌声にまみれながらの特濃ファック絨毯爆撃が頭からシッポまでみっちり充填されている。とりわけ多くの物語で三糸シドお得意のド迫力乱交&えげつない変顔百面相がフィーチャーされ、完全躁状態で淫語マシンガン連射し各種の分泌物にまみれては白目剥き絶頂のはしたなさすぎる光景をエンドレス再生だ。
突如現れた魅惑の肢体を前に辛抱たまらずルパンダイヴ。豊かな双丘に顔をうずめながら下腹部の敏感な部分をいじり倒ししとどに濡れたそこへ暴れん棒をインサート。激しく内奥を貫かれたちまち三白眼でよだれダラダラたれ流しこみ上げる快感に全身を打ち震わせる彼女らの痴態にいっそう興奮だ。やがていくつもの男根にまみれ全部の穴をフル活用しながら未曾有の快楽に気をやり下品きわまりない淫語を四方八方にばらまきつつ昇りつめてゆくドスケベビッチの孕み袋めがけて無数のオタマジャクシを一斉放射し肉奴隷化計画完了。
この作家のライフワークたる「ラストフルベリー」シリーズの総決算だった前作に比べればいくらか重苦しさは軽減されているとはいえ、あいかわらず欲望と業の相克を容赦なく紙面に叩きつけるダークネスな人間模様曼荼羅にゾクゾクさせられる1冊。収録された物語たちのなかではやはり巻頭の「メスコピー」連作が白眉で、その気になればこの設定を持ち越してまだまだ世界を拡げられそうでぜひ新作も読んでみたい。だもんで私的ベストも当該シリーズ中から、♂2人×♀1人の幼なじみ関係のバランスが崩れ歪んだ欲望が交叉する「メスコピー 三島沙良のケース」と、コピーへ向けた純粋な愛情が大人の思惑により無残に踏みにじられ凄惨なカタストロフへ一直線の「メスコピー 佐々木柚希のケース」。
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
被写体の女の子を存在ごとコピーするスマホアプリであこがれのあの娘にガチハメ三昧連作シリーズ4本+独立短編6本。謎アイテムの力でキュートガールズがド淫乱ビッチへと変貌し変顔百面相さらけ出しながら連続膣内射精されハードアクメの壮絶な光景を読者の脳みそへ強烈に焼きつける作者最新刊は通算5冊めにして当社発の4thコミックスだ。なお当ブログではタイトルに機種依存文字があれば置き換え表示するので、本作表題中のハートマークをナカグロへ変換しております。
ひと目見たらもう忘れられないワン・アンド・オンリーのストロングファック満漢全席をデビュー以来貫いているこの人、気がつくと商業初お目見えの「ぽっぴんcherry」(富士美出版刊/2011年)発売からもう5年以上となり立派な中堅作家だ。同人活動も旺盛ななか隔月ペースをほぼ維持しながら「コミックマショウ」掲載を続け、順調にストックもたまり無事本作をリリース。てなわけで前単行本「受精願望」から約1年半ぶりのレヴュウ投下。
昨今流行りのコッテリと濃密なトーンワークに彩られたヴィジュアルとは一線を画す、スッキリ整理されウェッティな情感の介入しないクールな筆致は誰も追随者の現れないオリジンの個性。もちろんキャリアの蓄積とともにいっそうの洗練がなされているとはいえ初期からその基本的な味わいは不変。同人誌再録の短編1本を除きすべて2015-16年にかけマショウ掲載の作品群で作画のバラつきもほとんどなく、表紙/裏表紙のみを見ての衝動買いでも第1印象を裏切られるようなことはないだろう。
たまさかのイレギュラーを除くとほぼハイティーン固定でヒロインを造形する作家で、それは本作でも変わらない。今回も上下方向に若干の逸脱が見られるものの大半はおっぱいドドーンの制服女子となっている。みなさんお歳を問わず丸っこいお顔におっきな瞳のキュートな出で立ちで、まさかそんな彼女らがその後ドロドロの体液にまみれだらしないアヘ顔さらしまくるなんて想像もつかないですね!
本作コンテンツはおおむね2パートに分かれており、前半部が実質的な表題作に相当するオムニバス連作「メスコピー」シリーズ、中盤以降が読み切り作品群の構成。対象を撮影したのちメニューから再生しただけで本人のコピーが目の前にドンと具現化のスマホアプリを通じてさまざまな欲望の隘路を描く冒頭シリーズ、この手のアイテムはたいてい人格支配の方向へ行くのだが直接相手を操作するのでなく複製を手元へ確保し好き放題できるというのが新鮮。加えてそれらを単なる性欲処理の手段として用いるのでなく報われぬ愛情を昇華させたりとか本体を交えてのNTR劇などこみ入った状況へ持ちこんでいくあたりが三糸シドの真骨頂。嫉妬に狂い掠奪劇に涙する登場人物たちの心の深淵をたっぷりと描き出し我々のハートをチクチク刺戟するのだ。さらに1話完結の後半短編群も多くは各種アイテムによる人格操作を題材に据えており、精神を操られ肉欲の罠へと堕ちてゆくエロメスどもの艶姿を思う存分にエンジョイ。
ガジェットの助けを借りてスムーズに本番突入のナイスなお話運びにより濡れ場占有率はおそろしく高く、ゴックンボディをあらわにしたドスケベヒロインズが大量の擬音と嬌声にまみれながらの特濃ファック絨毯爆撃が頭からシッポまでみっちり充填されている。とりわけ多くの物語で三糸シドお得意のド迫力乱交&えげつない変顔百面相がフィーチャーされ、完全躁状態で淫語マシンガン連射し各種の分泌物にまみれては白目剥き絶頂のはしたなさすぎる光景をエンドレス再生だ。
突如現れた魅惑の肢体を前に辛抱たまらずルパンダイヴ。豊かな双丘に顔をうずめながら下腹部の敏感な部分をいじり倒ししとどに濡れたそこへ暴れん棒をインサート。激しく内奥を貫かれたちまち三白眼でよだれダラダラたれ流しこみ上げる快感に全身を打ち震わせる彼女らの痴態にいっそう興奮だ。やがていくつもの男根にまみれ全部の穴をフル活用しながら未曾有の快楽に気をやり下品きわまりない淫語を四方八方にばらまきつつ昇りつめてゆくドスケベビッチの孕み袋めがけて無数のオタマジャクシを一斉放射し肉奴隷化計画完了。
この作家のライフワークたる「ラストフルベリー」シリーズの総決算だった前作に比べればいくらか重苦しさは軽減されているとはいえ、あいかわらず欲望と業の相克を容赦なく紙面に叩きつけるダークネスな人間模様曼荼羅にゾクゾクさせられる1冊。収録された物語たちのなかではやはり巻頭の「メスコピー」連作が白眉で、その気になればこの設定を持ち越してまだまだ世界を拡げられそうでぜひ新作も読んでみたい。だもんで私的ベストも当該シリーズ中から、♂2人×♀1人の幼なじみ関係のバランスが崩れ歪んだ欲望が交叉する「メスコピー 三島沙良のケース」と、コピーへ向けた純粋な愛情が大人の思惑により無残に踏みにじられ凄惨なカタストロフへ一直線の「メスコピー 佐々木柚希のケース」。
2015-04-30
本日のエンジェルダスト。
-三糸シド「受精願望」三和出版 ISBN:9784776990451
話○ 抜○ 消小 総合○
際限なく犯され休むいとまもなく精液を注がれ続けるヒロインは狂おしく咆吼しながらも最愛の恋人を一途に思い……長編シリーズ補完エピソード群&アフターストーリー+プロトタイプ短編1本。強姦輪姦入り乱れキチガイじみた変顔アクメ面をさらしながら肉欲に全身を支配される少女がそれでもピュアな愛を貫こうともがき苦しみ心引き裂かれる凄惨な光景を訥々と描き出す作者最新刊は通算4冊めにして当社からの第3弾コミックスだ。
まず真っ先に注意喚起しておくが、ほんわか甘口のイチャラヴなどをお求めの方は本書を絶対手に取らないこと。まあ作者の既存作品を知っていればむろんその芸風は把握しているだろうし、このタイトルや謳い文句で和姦萌えエロなどおおよそあり得ないと想像はつくと思うのだけれど、このご時世どこからクレームがつくかわからないので念のため。デビュー以来一貫して荒涼たるハードエロスを希求するこの人がまたしても送り出す愛の地獄絵図に悶絶せよ。
前単行本「絶対受精・ナマハメ少女」発売からわずか2か月と驚異的なペースでの新作リリースだが、そのように電光石火の早業が可能となったのは収録作の大半が同人誌として刊行されたものであるから。前々作長編「ラストフルベリー」シリーズの前後および行間を補完するいくつかのエピソードがまず薄い本として世に送り出され、それらアリモノに描きおろしパートを加え「ラストフルベリー決定版」と銘打って刊行されたのがこの本である。正典たる「ラストフルベリー」で語り得なかった部分をこの外典「受精願望」でカヴァーするという形態ゆえ前者を所持していないとほぼ意味がなく、2冊セットでの購入を強く推奨する次第。
一連のシリーズはしかしながら2冊通しで読もうとしても収録順はバラバラで、2つの単行本を行ったり来たりしながら読み進む形になる。比較的早いうちに絵柄の確立している作家であるので原稿のクオリティも安定していて統一感は損なわれていないとはいえ、目玉もちんこも忙しいことこのうえない。さすがにそのままでは不親切と判断したのか、作者自身による2冊分のシノプシスが漫画のなかへ割りこんで配置されているので、そちらを参照しながらエピソードを時系列順に読むのをオススメ。
ストーリーの大枠は当ブログの「ラストフルベリー」評価記事にも記したように、幼なじみ同士カップル・桐子(ひさこ)/俊一(しゅんいち)および彼らの友人・沙月(さつき)の壮絶な愛と憎しみの物語。ここへ桐子の肉体を蹂躙し怒濤の快楽堕ちへと導く大量の有象無象の男たちが逐次投入されては彼女の豊満ボディに片っぱしから種つけフルコースを遂行する仕掛け。作者自身「僕の最高のオナキャラ」と語る桐子への偏執狂的なオブセッションが物語に恐ろしいほどの熱量と圧倒的なスピード感を与えるのに貢献している。冒頭に配置された後日談において彼ら彼女らはさまざまな試練のすえ小さな幸福をつかむのだけれども、巻末のラストエピソードでは2人に忍び寄る新たな闇が示唆されまだまだ受難劇は終わる気配がない。
三糸シドはみずから生み出した運命の女・桐子を取り巻く環境を徹底的な狂気と暴力と破壊衝動まみれにすることで彼女への一途な愛を表明してみせる。最終的には桐子と俊一とがすべてを乗り越え改めて深く結ばれるとはいえ、そこへ至るまでの過程でくり広げられるのはひたすら強姦輪姦レイプ緊縛強要拘束監禁調教落書き肉便器化孕ませ堕胎のダーティセックス満漢全席。四肢切断だの殺害だの肉体に決定的なダメージを与える行為こそないものの、これら人権蹂躙フルコースが臆面もなく展開されるさまを目の当たりにしてちんこを握る前に疲労困憊しそう。ここに作者得意の、白目剥き口元をヘラヘラ歪ませてだらしなくベロ出したヒロイン変顔百面相が同時進行でマシンガン連射され、気違いじみたエロスには拍車がかかる一方だ。
悪辣な罠に落ち肉体を拘束されてヒロインは想いとは裏腹に大量の肉棒に犯され汚され孕まされをエンドレスでくり返すうち、いつしかこみ上げる快楽に身をしびれさせ快楽のしもべとなってしまう。多種多様な分泌物をまき散らし口元からはハートマークをほとばしらせてながら子宮をゴリゴリ叩く男根の衝動に身を任せよがり狂うのだ。あらゆる変態行為をあるがまま受け入れ歓喜に満ちた表情でたっぷり膣内射精をくり返され下品なアヘ顔さらし絶頂。
奇想あふれる凌辱フルコースをリビドーのおもむくまま原稿に叩きつける膨大なエネルギーの情熱には脱帽しひたすら感嘆するものの、一見の客に理解させることはハナっから考えていない錯綜した構成は明確なマイナス点であり、それらを相殺してこのお話評価。このへん読み切り主体で比較的受容しやすかった前作とは対照的なテイストだ。飲みこんで咀嚼するのは大変だけど、いちどこの作品に触れるともう君は2度と三糸シドのつむぎ出す奇妙奇天烈なアラベスクから目が離せなくなること必定。壮絶な愛と憎しみと肉欲の物語は本書を以ていったん幕引きらしくはあるのだけれど、ラストを見る限りどうにでも続けられる形態であり、桐子と俊一の前途はまだまだ波乱含み。いい加減落ちつかせてやれよと思わぬでもないのだが、この連作シリーズこそが作者の創作意欲の源泉であるようなので、なんだか桐子さんまたヒドい目に遭いそうですなあ。
話○ 抜○ 消小 総合○
際限なく犯され休むいとまもなく精液を注がれ続けるヒロインは狂おしく咆吼しながらも最愛の恋人を一途に思い……長編シリーズ補完エピソード群&アフターストーリー+プロトタイプ短編1本。強姦輪姦入り乱れキチガイじみた変顔アクメ面をさらしながら肉欲に全身を支配される少女がそれでもピュアな愛を貫こうともがき苦しみ心引き裂かれる凄惨な光景を訥々と描き出す作者最新刊は通算4冊めにして当社からの第3弾コミックスだ。
まず真っ先に注意喚起しておくが、ほんわか甘口のイチャラヴなどをお求めの方は本書を絶対手に取らないこと。まあ作者の既存作品を知っていればむろんその芸風は把握しているだろうし、このタイトルや謳い文句で和姦萌えエロなどおおよそあり得ないと想像はつくと思うのだけれど、このご時世どこからクレームがつくかわからないので念のため。デビュー以来一貫して荒涼たるハードエロスを希求するこの人がまたしても送り出す愛の地獄絵図に悶絶せよ。
前単行本「絶対受精・ナマハメ少女」発売からわずか2か月と驚異的なペースでの新作リリースだが、そのように電光石火の早業が可能となったのは収録作の大半が同人誌として刊行されたものであるから。前々作長編「ラストフルベリー」シリーズの前後および行間を補完するいくつかのエピソードがまず薄い本として世に送り出され、それらアリモノに描きおろしパートを加え「ラストフルベリー決定版」と銘打って刊行されたのがこの本である。正典たる「ラストフルベリー」で語り得なかった部分をこの外典「受精願望」でカヴァーするという形態ゆえ前者を所持していないとほぼ意味がなく、2冊セットでの購入を強く推奨する次第。
一連のシリーズはしかしながら2冊通しで読もうとしても収録順はバラバラで、2つの単行本を行ったり来たりしながら読み進む形になる。比較的早いうちに絵柄の確立している作家であるので原稿のクオリティも安定していて統一感は損なわれていないとはいえ、目玉もちんこも忙しいことこのうえない。さすがにそのままでは不親切と判断したのか、作者自身による2冊分のシノプシスが漫画のなかへ割りこんで配置されているので、そちらを参照しながらエピソードを時系列順に読むのをオススメ。
ストーリーの大枠は当ブログの「ラストフルベリー」評価記事にも記したように、幼なじみ同士カップル・桐子(ひさこ)/俊一(しゅんいち)および彼らの友人・沙月(さつき)の壮絶な愛と憎しみの物語。ここへ桐子の肉体を蹂躙し怒濤の快楽堕ちへと導く大量の有象無象の男たちが逐次投入されては彼女の豊満ボディに片っぱしから種つけフルコースを遂行する仕掛け。作者自身「僕の最高のオナキャラ」と語る桐子への偏執狂的なオブセッションが物語に恐ろしいほどの熱量と圧倒的なスピード感を与えるのに貢献している。冒頭に配置された後日談において彼ら彼女らはさまざまな試練のすえ小さな幸福をつかむのだけれども、巻末のラストエピソードでは2人に忍び寄る新たな闇が示唆されまだまだ受難劇は終わる気配がない。
三糸シドはみずから生み出した運命の女・桐子を取り巻く環境を徹底的な狂気と暴力と破壊衝動まみれにすることで彼女への一途な愛を表明してみせる。最終的には桐子と俊一とがすべてを乗り越え改めて深く結ばれるとはいえ、そこへ至るまでの過程でくり広げられるのはひたすら強姦輪姦レイプ緊縛強要拘束監禁調教落書き肉便器化孕ませ堕胎のダーティセックス満漢全席。四肢切断だの殺害だの肉体に決定的なダメージを与える行為こそないものの、これら人権蹂躙フルコースが臆面もなく展開されるさまを目の当たりにしてちんこを握る前に疲労困憊しそう。ここに作者得意の、白目剥き口元をヘラヘラ歪ませてだらしなくベロ出したヒロイン変顔百面相が同時進行でマシンガン連射され、気違いじみたエロスには拍車がかかる一方だ。
悪辣な罠に落ち肉体を拘束されてヒロインは想いとは裏腹に大量の肉棒に犯され汚され孕まされをエンドレスでくり返すうち、いつしかこみ上げる快楽に身をしびれさせ快楽のしもべとなってしまう。多種多様な分泌物をまき散らし口元からはハートマークをほとばしらせてながら子宮をゴリゴリ叩く男根の衝動に身を任せよがり狂うのだ。あらゆる変態行為をあるがまま受け入れ歓喜に満ちた表情でたっぷり膣内射精をくり返され下品なアヘ顔さらし絶頂。
奇想あふれる凌辱フルコースをリビドーのおもむくまま原稿に叩きつける膨大なエネルギーの情熱には脱帽しひたすら感嘆するものの、一見の客に理解させることはハナっから考えていない錯綜した構成は明確なマイナス点であり、それらを相殺してこのお話評価。このへん読み切り主体で比較的受容しやすかった前作とは対照的なテイストだ。飲みこんで咀嚼するのは大変だけど、いちどこの作品に触れるともう君は2度と三糸シドのつむぎ出す奇妙奇天烈なアラベスクから目が離せなくなること必定。壮絶な愛と憎しみと肉欲の物語は本書を以ていったん幕引きらしくはあるのだけれど、ラストを見る限りどうにでも続けられる形態であり、桐子と俊一の前途はまだまだ波乱含み。いい加減落ちつかせてやれよと思わぬでもないのだが、この連作シリーズこそが作者の創作意欲の源泉であるようなので、なんだか桐子さんまたヒドい目に遭いそうですなあ。
2015-02-28
今夜の中華ちらし。
-三糸シド「絶対受精・ナマハメ少女」三和出版 ISBN:9784776990406
話○ 抜○ 消小 総合○
夫の居ぬ間に若奥さまは大量のちんこをくわえこみアヘ顔三昧本編&過去エピソード+独立短編8本+描きおろしおまけ漫画。登場ヒロインみな合意だろうと強要だろうといざ怒張ねじこまれればたちまち快楽堕ちし白目剥き変顔さらけ出しまくりのド淫乱仕様でお送りする作者最新刊は通算3冊めにして当版元からの2ndコミックスだ。なお機種依存文字ゆえ表記を変更したが、タイトル中のナカグロは本来ハートマークでございます。
デビュー以来この作家の手がける衝撃的な作劇には常にうならされていて、ことに前単行本「ラストフルベリー」におけるファナティックなまでの性欲全開ぶりとそのかたわらでくり広げられる清冽な悲しみをたたえたストーリーテリングの妙には深い感銘を受けたものだ。そんなわけで本作リリースの報を目にしてから実際に店頭へ並ぶのをいまかいまかと待ちこがれていた次第。
ド派手な看板文字風のタイトル表記が印象的なカヴァー表面に鎮座するのは大量の白濁液とエロワードにまみれた極上おっぱいっ娘。中身も表紙のインパクトを裏切らずAVさながらのえげつない表題の作品たちがズラリと並ぶ。いつものように初出一覧を確認すると収録作たちはいずれも現本拠地である「コミックマショウ」で2013-15年の間に描かれたもの。スッキリ整理された線で描かれたポップな筆致は当初からある程度固まっていて原稿の新旧による差異はほとんど感じられない。ウェッティな情感を排したそのタッチはどこか日本離れしていて、どこで目撃してもただちに三糸シドの作画とわかる唯一無二の絵柄だ。
このたび餌食となる女性陣はハイティーンを中心に上下方向数名をプラスの構成。といっても年齢のワイドレンジ化に貢献しているのはヒロイン10歳→26歳の両極時点の物語をつむぐ連作の存在ゆえで、そのほかの作品はほぼ10代中盤で固定された感じだ。JSちゃんを除けば全員おっぱいボイーンお腰はキュッのモデル体型で、この完璧ボディが不特定多数の野郎どもにひたすらぞんざいに蹂躙されもてあそばれるのだからまことにけしからんですよ。
前作や処女単行本「ぽっぴんcherry」(富士美出版刊)では長尺ものメインだったが、こちらに入っている作品群は基本的に短編読み切りのスタイルだ。とはいえ一部に複数話をまたぐものがあったり登場人物がクロスオーヴァーする作品があったりするので再読すればいっそう深く物語世界へ没入できる。今回は比較的ライトなノリのお話が集まっており、これまでは希少種だった甘めのほのぼの純愛和姦までもが存在するのが従来との最大の相違点。もちろんくり広げられる行為としてはやはり強要系エロがメインとなるのだが、長編で見せる冷酷無比な人間模様や神経をすり減らすNTRなど陰惨な雰囲気は後景へと引っこんだ感じ。このあたりを新境地ととらえるか肌合いの違いに拒否反応を覚えるかが本作受容のバロメーター。
物語がマイルドになったからって濡れ場に手心など加わるわけもなく、どのページを開いても従来どおり問答無用のストロングファックが横溢する。パックリ開いた蜜壷にいきり立つシャフトを強引にぶちこまれひたすらハードな摩擦運動をエンドレスで展開しシメにたっぷりとオタマジャクシの奔流を子宮に染みわたるほど流しこむに至るシークエンスの全容を豊穣な擬音とはしたないアヘ顔百面相をバックに従えながら詳細中継。ビッグバストを豪快に揺さぶりながら内奥をひと突きされるたび顔面蒼白呼吸困難骨格崩壊の変顔百科騒乱を披露する光景に興奮もいや増す。
男どもの手で乱暴に着衣をはぎ取られたわわな乳房を揉みしだかれてヒロインたちまち理性が麻痺。あどけない笑顔の少女たちも貞淑な微笑みの人妻もゴリゴリちんこねじこまれてたちまちドスケベフェイスへと変貌する。だらしなくベロを垂らしヒトならぬ歪んだ顔つきで白痴じみた嬌声を発し四方八方へハートマークをまき散らす痴態がなんともえげつない。勢いよく種つけを宣言する男の声に呼応するかのようにキュンキュン膣内を締めつけるヒロインの子袋めがけて大量のザーメンをぶちまけるやいなや、精子のひとつひとつが内壁を駆けのぼり我先へと卵子へ殺到だ。
まいどながらに性器どうしのハードな真剣勝負をくり広げつつも、心のヒットポイントをガリガリ削るかのごとき殺伐とした展開をいささか緩和したことで比較的取っつきやすい作品集となっている。短編中心のシンプルなストーリー進行ともあいまって三糸シド入門としても最適の1冊だ。そうは言ってもやっぱりヘヴィでダークな従来路線の作品を堪能したいという方は、このあとほとんどインターヴァルを空けず4月に同人誌版「ラストフルベリー」総集編となる新刊発売が予告されているのでご安心を。個人的には甘いのもヤバいのもどっちも美味しくいただけるクチなのでいろんな系統の作品をモリモリ描いてくれるのを楽しみにしております。こちらに収録の物件中では、ガサツな関西弁のオッサンが日焼け短髪っ娘ヒロインを際限なく犯しまくり種つけ三昧の「絶対受精♂請負人 新垣ノブ雄」と、満員電車のなかで時間を止めて笑顔が張りついたままの制服女子をモリモリ凌辱「時姦 -タイムストップ★エロリスト-」がとりわけナイスでござ候。
話○ 抜○ 消小 総合○
夫の居ぬ間に若奥さまは大量のちんこをくわえこみアヘ顔三昧本編&過去エピソード+独立短編8本+描きおろしおまけ漫画。登場ヒロインみな合意だろうと強要だろうといざ怒張ねじこまれればたちまち快楽堕ちし白目剥き変顔さらけ出しまくりのド淫乱仕様でお送りする作者最新刊は通算3冊めにして当版元からの2ndコミックスだ。なお機種依存文字ゆえ表記を変更したが、タイトル中のナカグロは本来ハートマークでございます。
デビュー以来この作家の手がける衝撃的な作劇には常にうならされていて、ことに前単行本「ラストフルベリー」におけるファナティックなまでの性欲全開ぶりとそのかたわらでくり広げられる清冽な悲しみをたたえたストーリーテリングの妙には深い感銘を受けたものだ。そんなわけで本作リリースの報を目にしてから実際に店頭へ並ぶのをいまかいまかと待ちこがれていた次第。
ド派手な看板文字風のタイトル表記が印象的なカヴァー表面に鎮座するのは大量の白濁液とエロワードにまみれた極上おっぱいっ娘。中身も表紙のインパクトを裏切らずAVさながらのえげつない表題の作品たちがズラリと並ぶ。いつものように初出一覧を確認すると収録作たちはいずれも現本拠地である「コミックマショウ」で2013-15年の間に描かれたもの。スッキリ整理された線で描かれたポップな筆致は当初からある程度固まっていて原稿の新旧による差異はほとんど感じられない。ウェッティな情感を排したそのタッチはどこか日本離れしていて、どこで目撃してもただちに三糸シドの作画とわかる唯一無二の絵柄だ。
このたび餌食となる女性陣はハイティーンを中心に上下方向数名をプラスの構成。といっても年齢のワイドレンジ化に貢献しているのはヒロイン10歳→26歳の両極時点の物語をつむぐ連作の存在ゆえで、そのほかの作品はほぼ10代中盤で固定された感じだ。JSちゃんを除けば全員おっぱいボイーンお腰はキュッのモデル体型で、この完璧ボディが不特定多数の野郎どもにひたすらぞんざいに蹂躙されもてあそばれるのだからまことにけしからんですよ。
前作や処女単行本「ぽっぴんcherry」(富士美出版刊)では長尺ものメインだったが、こちらに入っている作品群は基本的に短編読み切りのスタイルだ。とはいえ一部に複数話をまたぐものがあったり登場人物がクロスオーヴァーする作品があったりするので再読すればいっそう深く物語世界へ没入できる。今回は比較的ライトなノリのお話が集まっており、これまでは希少種だった甘めのほのぼの純愛和姦までもが存在するのが従来との最大の相違点。もちろんくり広げられる行為としてはやはり強要系エロがメインとなるのだが、長編で見せる冷酷無比な人間模様や神経をすり減らすNTRなど陰惨な雰囲気は後景へと引っこんだ感じ。このあたりを新境地ととらえるか肌合いの違いに拒否反応を覚えるかが本作受容のバロメーター。
物語がマイルドになったからって濡れ場に手心など加わるわけもなく、どのページを開いても従来どおり問答無用のストロングファックが横溢する。パックリ開いた蜜壷にいきり立つシャフトを強引にぶちこまれひたすらハードな摩擦運動をエンドレスで展開しシメにたっぷりとオタマジャクシの奔流を子宮に染みわたるほど流しこむに至るシークエンスの全容を豊穣な擬音とはしたないアヘ顔百面相をバックに従えながら詳細中継。ビッグバストを豪快に揺さぶりながら内奥をひと突きされるたび顔面蒼白呼吸困難骨格崩壊の変顔百科騒乱を披露する光景に興奮もいや増す。
男どもの手で乱暴に着衣をはぎ取られたわわな乳房を揉みしだかれてヒロインたちまち理性が麻痺。あどけない笑顔の少女たちも貞淑な微笑みの人妻もゴリゴリちんこねじこまれてたちまちドスケベフェイスへと変貌する。だらしなくベロを垂らしヒトならぬ歪んだ顔つきで白痴じみた嬌声を発し四方八方へハートマークをまき散らす痴態がなんともえげつない。勢いよく種つけを宣言する男の声に呼応するかのようにキュンキュン膣内を締めつけるヒロインの子袋めがけて大量のザーメンをぶちまけるやいなや、精子のひとつひとつが内壁を駆けのぼり我先へと卵子へ殺到だ。
まいどながらに性器どうしのハードな真剣勝負をくり広げつつも、心のヒットポイントをガリガリ削るかのごとき殺伐とした展開をいささか緩和したことで比較的取っつきやすい作品集となっている。短編中心のシンプルなストーリー進行ともあいまって三糸シド入門としても最適の1冊だ。そうは言ってもやっぱりヘヴィでダークな従来路線の作品を堪能したいという方は、このあとほとんどインターヴァルを空けず4月に同人誌版「ラストフルベリー」総集編となる新刊発売が予告されているのでご安心を。個人的には甘いのもヤバいのもどっちも美味しくいただけるクチなのでいろんな系統の作品をモリモリ描いてくれるのを楽しみにしております。こちらに収録の物件中では、ガサツな関西弁のオッサンが日焼け短髪っ娘ヒロインを際限なく犯しまくり種つけ三昧の「絶対受精♂請負人 新垣ノブ雄」と、満員電車のなかで時間を止めて笑顔が張りついたままの制服女子をモリモリ凌辱「時姦 -タイムストップ★エロリスト-」がとりわけナイスでござ候。
2013-03-28
今夜の近未来映画。
-三糸シド「ラストフルベリー」三和出版 ISBN:9784883564866
話◎ 抜○ 消極小 総合○
彼氏には内密で変態性欲フルコース調教を受け続けるヒロインが日々強要される行為は限度を知らずエスカレイションするばかり表題作長編6話&プロローグ&描きおろしエピローグ+独立短編3本。肉欲全開アヘ顔乱舞の派手派手しいセックスのかたわらで自分の心と身体がなすすべなく壊れてゆく哀しみに揺れる少女の感情をヴィヴィッドに描き出す二面性が読み手のハートにずしりと響く作者2冊めの単行本は当レーベル初見参。
ポップ&キュートな絵柄とそれとは裏腹の狂気に満ちたド淫乱ぶりをさらけ出すメスイヌども絨毯爆撃のとてつもないギャップで度肝を抜いた処女単行本「ぽっぴんcherry」の刊行からおよそ1年半、そのすさまじいエロ曼荼羅にすっかり脳みそをシェイクされた衝撃を忘れられず今作のリリース情報を目にしてからずっと全裸待機でござったよ。
ややクセはあるもののそう多くない線で非常に豊かな表現をしてみせるセンスのよい筆致が印象的。独特の軽やかなタッチは一般誌でエロ抜き漫画を描いてもけっこうマッチしそうな感じではあるけれど、これまでのところはもっぱらその才能を成年漫画界でも最強クラスのストロングファックへ費やしている。
前作同様に登場する女性陣は清楚な制服の似合うハイティーンが圧倒的多数。わずかな例外を除きおっきな胸にタイトな腰つきの日本人離れした美麗プロポーションの持ち主が勢ぞろいだ。張りのあるおわん型のやわこそうなおっぱいは思わずむしゃぶりつきたくなる逸品なのだがあんまり大事にされず乱暴に引っぱられたりつねられたりするのが少々かわいそう。あとまったくの個人的感想なのだがショートボブの髪を描かせると魅力が一段とアップするのでそういう娘が増えるといいなあ。
巻末著者あとがきによると今作のタイトル・チューンは商業作品としてはやや変則で、同人で描き続けていたシリーズをスライドさせてきたとのこと。作者ブログの記事を見るとまったくの移植ではなく一部の設定をアレンジしているそうだが、メインヒロインにして三糸シド自身のファム・ファタールたる肉便器少女・桐子(ひさこ)を軸とする物語のベースは不変のようだ。表表紙でその豊満な裸身をさらしつつもあくまで慎み深いほんのり上気した表情を見せている彼女が裏表紙では一転してとてつもない変顔を恥ずかしげもなく見せつけるのだから女の子は怖いね!
表題作および読み切り群のどちらも物語のフレームはわりと共通しており、ヒロインが意に染まぬ形で凌辱されながらもいつしかその変態的なセックスのとりことなり彼氏のことなどすっかりそっちのけで多数の男たちとの甘美な情欲の隘路に堕ちてゆく一大調教絵巻が基本形態。いわゆる堕ちものはエロ漫画でも定番中の定番でありもはや新鮮味など皆無……と思うだろうが、三糸シドの描くそれは飛び抜けて関与する人員の多い超絶乱交ぶりやこれまた無数のヴァリエイションを誇る喜悦と咆吼のアヘ顔百面相などの過剰さ満ちあふれるヴィジュアルにより唯一無二の個性をかもし出す。
そんな芸風なのでむろん濡れ場こそがこの作家のレゾンデートルであり最強のリーサル・ウェポン。強姦輪姦屋外露出拘束生尺目隠しアナル尿道フィスト孕ませ堕胎とアブノーマルプレイ満漢全席でお送りするブルータルな性戯の応酬は背徳だの禁忌だのの閾値をはるかに超えていっそ爽快ですらある。失敗した福笑いのごとく極端に顔面を変形させるアクメフェイスももれなく付属してキチガイじみた交合にさらなる彩りを添えるのだ。すでに誰のザーメンかさえわからない白濁を全部の穴にぶちまけられてヒトならざるアホヅラさらし絶頂を迎えるヒロインの浅ましき痴態を余すところなくフィーチャー。
ここまでケダモノエロス全能主義みたいな書き方をしてきたが決して快楽のみにおぼれるのでなくヒロイン自身の後悔やら悲しみやらがしっかりと描写されるのも三糸シド漫画の美点。ことここに至るまでの行状を自嘲混じりに振り返る回想シーンや最愛の男に対する裏切りの瞬間をもっとも取り返しのつかない形で暴露することになってしまった際の胸締めつけられるモノローグがなんとも切ないのだ。いくばくかの救済措置が取られようとも2度ともう元どおりにはならない大切な「なにか」の喪失の痛みがそれぞれの物語で滔々と静かにすら語られる様子がいっそう哀切さを浮き彫りにする。白目剥きアヘ顔は得意科目でなくむしろ引いてしまう部類の自分がそれ満載のこの作家の漫画に惹かれるのはじつにこうしたリリカルな部分をも内包している不思議な作風ゆえ。
1on1の甘々ラヴなどどこにも存在せず女の子は例外なく痴呆じみたアヘ顔さらしてと間違っても万人にお勧めとはいかない強烈すぎるシロモノではあるけれど、いちどその魅力を知ってしまえばさらなる新作を待望せずにはおれなくなる麻薬のごとき1冊。メインコンテンツである「ラストフルベリー」の幸せなのか狂ってるのか判然としないオチにまた心かき乱された俺もやはり次回作を不見転で購入することになるだろう。あと短編のなかでは幼少時から肉体を蹂躙され続けるヒロインの心に唯一安らぎをもたらしてくれる男子との温かな交流が日々の荒涼たるセックスと残酷なほどのコントラストを見せる「あの日のように。」が非常に印象的だった。
話◎ 抜○ 消極小 総合○
彼氏には内密で変態性欲フルコース調教を受け続けるヒロインが日々強要される行為は限度を知らずエスカレイションするばかり表題作長編6話&プロローグ&描きおろしエピローグ+独立短編3本。肉欲全開アヘ顔乱舞の派手派手しいセックスのかたわらで自分の心と身体がなすすべなく壊れてゆく哀しみに揺れる少女の感情をヴィヴィッドに描き出す二面性が読み手のハートにずしりと響く作者2冊めの単行本は当レーベル初見参。
ポップ&キュートな絵柄とそれとは裏腹の狂気に満ちたド淫乱ぶりをさらけ出すメスイヌども絨毯爆撃のとてつもないギャップで度肝を抜いた処女単行本「ぽっぴんcherry」の刊行からおよそ1年半、そのすさまじいエロ曼荼羅にすっかり脳みそをシェイクされた衝撃を忘れられず今作のリリース情報を目にしてからずっと全裸待機でござったよ。
ややクセはあるもののそう多くない線で非常に豊かな表現をしてみせるセンスのよい筆致が印象的。独特の軽やかなタッチは一般誌でエロ抜き漫画を描いてもけっこうマッチしそうな感じではあるけれど、これまでのところはもっぱらその才能を成年漫画界でも最強クラスのストロングファックへ費やしている。
前作同様に登場する女性陣は清楚な制服の似合うハイティーンが圧倒的多数。わずかな例外を除きおっきな胸にタイトな腰つきの日本人離れした美麗プロポーションの持ち主が勢ぞろいだ。張りのあるおわん型のやわこそうなおっぱいは思わずむしゃぶりつきたくなる逸品なのだがあんまり大事にされず乱暴に引っぱられたりつねられたりするのが少々かわいそう。あとまったくの個人的感想なのだがショートボブの髪を描かせると魅力が一段とアップするのでそういう娘が増えるといいなあ。
巻末著者あとがきによると今作のタイトル・チューンは商業作品としてはやや変則で、同人で描き続けていたシリーズをスライドさせてきたとのこと。作者ブログの記事を見るとまったくの移植ではなく一部の設定をアレンジしているそうだが、メインヒロインにして三糸シド自身のファム・ファタールたる肉便器少女・桐子(ひさこ)を軸とする物語のベースは不変のようだ。表表紙でその豊満な裸身をさらしつつもあくまで慎み深いほんのり上気した表情を見せている彼女が裏表紙では一転してとてつもない変顔を恥ずかしげもなく見せつけるのだから女の子は怖いね!
表題作および読み切り群のどちらも物語のフレームはわりと共通しており、ヒロインが意に染まぬ形で凌辱されながらもいつしかその変態的なセックスのとりことなり彼氏のことなどすっかりそっちのけで多数の男たちとの甘美な情欲の隘路に堕ちてゆく一大調教絵巻が基本形態。いわゆる堕ちものはエロ漫画でも定番中の定番でありもはや新鮮味など皆無……と思うだろうが、三糸シドの描くそれは飛び抜けて関与する人員の多い超絶乱交ぶりやこれまた無数のヴァリエイションを誇る喜悦と咆吼のアヘ顔百面相などの過剰さ満ちあふれるヴィジュアルにより唯一無二の個性をかもし出す。
そんな芸風なのでむろん濡れ場こそがこの作家のレゾンデートルであり最強のリーサル・ウェポン。強姦輪姦屋外露出拘束生尺目隠しアナル尿道フィスト孕ませ堕胎とアブノーマルプレイ満漢全席でお送りするブルータルな性戯の応酬は背徳だの禁忌だのの閾値をはるかに超えていっそ爽快ですらある。失敗した福笑いのごとく極端に顔面を変形させるアクメフェイスももれなく付属してキチガイじみた交合にさらなる彩りを添えるのだ。すでに誰のザーメンかさえわからない白濁を全部の穴にぶちまけられてヒトならざるアホヅラさらし絶頂を迎えるヒロインの浅ましき痴態を余すところなくフィーチャー。
ここまでケダモノエロス全能主義みたいな書き方をしてきたが決して快楽のみにおぼれるのでなくヒロイン自身の後悔やら悲しみやらがしっかりと描写されるのも三糸シド漫画の美点。ことここに至るまでの行状を自嘲混じりに振り返る回想シーンや最愛の男に対する裏切りの瞬間をもっとも取り返しのつかない形で暴露することになってしまった際の胸締めつけられるモノローグがなんとも切ないのだ。いくばくかの救済措置が取られようとも2度ともう元どおりにはならない大切な「なにか」の喪失の痛みがそれぞれの物語で滔々と静かにすら語られる様子がいっそう哀切さを浮き彫りにする。白目剥きアヘ顔は得意科目でなくむしろ引いてしまう部類の自分がそれ満載のこの作家の漫画に惹かれるのはじつにこうしたリリカルな部分をも内包している不思議な作風ゆえ。
1on1の甘々ラヴなどどこにも存在せず女の子は例外なく痴呆じみたアヘ顔さらしてと間違っても万人にお勧めとはいかない強烈すぎるシロモノではあるけれど、いちどその魅力を知ってしまえばさらなる新作を待望せずにはおれなくなる麻薬のごとき1冊。メインコンテンツである「ラストフルベリー」の幸せなのか狂ってるのか判然としないオチにまた心かき乱された俺もやはり次回作を不見転で購入することになるだろう。あと短編のなかでは幼少時から肉体を蹂躙され続けるヒロインの心に唯一安らぎをもたらしてくれる男子との温かな交流が日々の荒涼たるセックスと残酷なほどのコントラストを見せる「あの日のように。」が非常に印象的だった。
2011-09-27
今夜のヒゲガンダム。
-三糸シド「ぽっぴんcherry」富士美出版 ISBN:9784799500576
話○ 抜◎-○ 消極小 総合○
自分そっくりなAV女優の噂に困惑するトップアイドルが陰謀に巻きこまれ輪姦強姦長編5話&描きおろし後日談+見せるだけで相手を堕とせる不思議な札を手に入れ好き放題オムニバス3本+双子の彼女&お母さまをまとめてご賞味フルカラー連作2本+独立短編1本。愛らしい笑顔のおっぱいっ娘が濡れ場ではだらしないアヘ顔さらしてよがりまくりのすばらしきギャップが読み手の勃起中枢にクリティカルヒットする作者初単行本だ。
この作家が主戦場にしている故・桃姫/ペンギンセレブはふだん読みつけていないので継続的にチェックしていたわけではないのだけれど、エロ雑誌レヴュウサイトや掲示板等ではちょくちょく話題に出されていたので気になっていた人。ことさらに描線を増やすことなくスッキリ仕上げられた独特のタッチは軽やかでありながらほんのりエロスのにじみ出る魅力的なもので、作者の造形センスのよさを感じさせる。
このポップな絵柄でものされるおにゃのこたちは大半がハイティーンから20代前半とおぼしき黄金世代で占められ、わずかな例外を除きプリンとまろび出た重量級おっぱいを装備。一方でキャラメイクではコテコテの萌え漫画みたく極端な属性付与などをしていないガール・ネクスト・ドア風の親しみやすくリアリティのある性格設定になっていてグッド。……ただし日常パートでは、だが。
すなわち、素朴なキュートさを見せてくれるヒロインたちが突如としてオンナの性をあからさまにし猛り狂う情欲のままよがりまくるエロシーンでの変貌ぶりが三糸シドのきわ立って特徴的な部分。瞳孔を思いっきり開きお口をはしたなく歪めながらマシンガンのように淫語をばらまくその痴態はとても平常時の彼女と同一人物とは思われない。この極端なスウィッチの切り替わりぶりについていけるかどうかがこの作家の受容におけるキーポイントとなる。
かような二面性を効果的に活かすべく練りに練られた作劇は処女作とは思えないほどに達者。オーソドックスなイチャラヴも描くのだが、やはりこの派手派手しいアクメ顔にはちょいとエキセントリックなお話の方が似つかわしい。いきなり発情する女子を欲望のおもむくまま乱暴に犯したり、最初はいやがっているのをよってたかってレイプして淫乱な本性を開花させたりの強要ティックな展開が読者の内なるケダモノを目覚めさせてくれるのだ。
この点でもっともよくできているのはメインコンテンツ扱いの長尺もの「サトミ・サトナ」シリーズで、売れっ子グラヴィア・アイドルたるヒロイン・片桐里菜と、彼女とうりふたつの新進AV嬢・サトミをめぐる波乱に満ちた物語は、容姿の類似をフックにした作者のスリリングな仕掛けもあってひりつくような感覚を終始味わえる。ネタバレになりかねないので詳細は読んでのお楽しみとしていただきたいが、彼女(ら)に対する愛憎入り乱れた感情を見せる主人公の心象描写とそれにともなう激しい交合ぶりには思わず感情移入させられた。さらに連載時最終話でいちおう大団円を迎えながら、描きおろしパートではあえてもう1回トゥイストをきかせてみせたりして心憎いばかり。このアイロニカルな単行本ラストにはまったく感服するほかなかった。
むろんセックスシーンにおいてはどのオハナシでも性器同士をハードに打ちつけあう肉食獣ファックが横溢していて、いやらしく秘肉を押し開いてはいきり立つ剛直をゴリゴリねじこむたび目ん玉にでっかくハートマークを浮き出させてアヘりまくるヒロインのえげつないお姿に圧倒されっぱなし。白目剥き/ベロ出しのファニーフェイスを恥ずかしげもなく晒しこみ上げる快楽に全身をのけぞらせる浅ましい媚態はもはやヒトならぬ一匹の動物だ。そんなはしたない彼女らにはお仕置きとして許容量オーヴァーの白濁液を際限なく膣内に噴射しフィニッシュ。
アヘ顔描写をさほど得手としていない自分はいくらかドン引きなコマもあり若干抜き評価をマイナスしたものの、女の子の痴呆スレスレな変顔をも臆することなく描き切る迷いのない姿勢は賞賛すべきものだ。個性の表出という点では新進漫画家のなかでも間違いなく突出しているので、今後どれほどエッジの効いた作品を生み出してくれるのかまことに楽しみ。収録作のなかでは前述の長編「サトミ・サトナ」連作は当然よかったし、短編連作形式の「おみっとさん」もまたつれない女子がアイテム1つで発情しまくる豹変ぶりがじつにエロっちくてso niceでございました。
話○ 抜◎-○ 消極小 総合○
自分そっくりなAV女優の噂に困惑するトップアイドルが陰謀に巻きこまれ輪姦強姦長編5話&描きおろし後日談+見せるだけで相手を堕とせる不思議な札を手に入れ好き放題オムニバス3本+双子の彼女&お母さまをまとめてご賞味フルカラー連作2本+独立短編1本。愛らしい笑顔のおっぱいっ娘が濡れ場ではだらしないアヘ顔さらしてよがりまくりのすばらしきギャップが読み手の勃起中枢にクリティカルヒットする作者初単行本だ。
この作家が主戦場にしている故・桃姫/ペンギンセレブはふだん読みつけていないので継続的にチェックしていたわけではないのだけれど、エロ雑誌レヴュウサイトや掲示板等ではちょくちょく話題に出されていたので気になっていた人。ことさらに描線を増やすことなくスッキリ仕上げられた独特のタッチは軽やかでありながらほんのりエロスのにじみ出る魅力的なもので、作者の造形センスのよさを感じさせる。
このポップな絵柄でものされるおにゃのこたちは大半がハイティーンから20代前半とおぼしき黄金世代で占められ、わずかな例外を除きプリンとまろび出た重量級おっぱいを装備。一方でキャラメイクではコテコテの萌え漫画みたく極端な属性付与などをしていないガール・ネクスト・ドア風の親しみやすくリアリティのある性格設定になっていてグッド。……ただし日常パートでは、だが。
すなわち、素朴なキュートさを見せてくれるヒロインたちが突如としてオンナの性をあからさまにし猛り狂う情欲のままよがりまくるエロシーンでの変貌ぶりが三糸シドのきわ立って特徴的な部分。瞳孔を思いっきり開きお口をはしたなく歪めながらマシンガンのように淫語をばらまくその痴態はとても平常時の彼女と同一人物とは思われない。この極端なスウィッチの切り替わりぶりについていけるかどうかがこの作家の受容におけるキーポイントとなる。
かような二面性を効果的に活かすべく練りに練られた作劇は処女作とは思えないほどに達者。オーソドックスなイチャラヴも描くのだが、やはりこの派手派手しいアクメ顔にはちょいとエキセントリックなお話の方が似つかわしい。いきなり発情する女子を欲望のおもむくまま乱暴に犯したり、最初はいやがっているのをよってたかってレイプして淫乱な本性を開花させたりの強要ティックな展開が読者の内なるケダモノを目覚めさせてくれるのだ。
この点でもっともよくできているのはメインコンテンツ扱いの長尺もの「サトミ・サトナ」シリーズで、売れっ子グラヴィア・アイドルたるヒロイン・片桐里菜と、彼女とうりふたつの新進AV嬢・サトミをめぐる波乱に満ちた物語は、容姿の類似をフックにした作者のスリリングな仕掛けもあってひりつくような感覚を終始味わえる。ネタバレになりかねないので詳細は読んでのお楽しみとしていただきたいが、彼女(ら)に対する愛憎入り乱れた感情を見せる主人公の心象描写とそれにともなう激しい交合ぶりには思わず感情移入させられた。さらに連載時最終話でいちおう大団円を迎えながら、描きおろしパートではあえてもう1回トゥイストをきかせてみせたりして心憎いばかり。このアイロニカルな単行本ラストにはまったく感服するほかなかった。
むろんセックスシーンにおいてはどのオハナシでも性器同士をハードに打ちつけあう肉食獣ファックが横溢していて、いやらしく秘肉を押し開いてはいきり立つ剛直をゴリゴリねじこむたび目ん玉にでっかくハートマークを浮き出させてアヘりまくるヒロインのえげつないお姿に圧倒されっぱなし。白目剥き/ベロ出しのファニーフェイスを恥ずかしげもなく晒しこみ上げる快楽に全身をのけぞらせる浅ましい媚態はもはやヒトならぬ一匹の動物だ。そんなはしたない彼女らにはお仕置きとして許容量オーヴァーの白濁液を際限なく膣内に噴射しフィニッシュ。
アヘ顔描写をさほど得手としていない自分はいくらかドン引きなコマもあり若干抜き評価をマイナスしたものの、女の子の痴呆スレスレな変顔をも臆することなく描き切る迷いのない姿勢は賞賛すべきものだ。個性の表出という点では新進漫画家のなかでも間違いなく突出しているので、今後どれほどエッジの効いた作品を生み出してくれるのかまことに楽しみ。収録作のなかでは前述の長編「サトミ・サトナ」連作は当然よかったし、短編連作形式の「おみっとさん」もまたつれない女子がアイテム1つで発情しまくる豹変ぶりがじつにエロっちくてso niceでございました。
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