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2017-04-06

今季のシンデレラシート。

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-堀博昭「妹だけどお兄ちゃん、Hしよ! Hしよ! Hしようよ!」クロエ出版 ISBN:9784908099328
話△ 抜◎ 消小 総合○

欲求不満の妹にうながされるまま駆け落ちし毎日セックス三昧前後編+性欲魔人の実妹&お堅い異母妹をダブルでご賞味連作3本+独立短編2本+全作兄妹大集合温泉ガチハメ大会連作3本+当社前作アナザーエピソード。全身全霊でお兄ちゃんLOVEを誓う極上ヤンガーシスターズが幼い体躯を快感に打ち震わせ大量の精液を注ぎこまれて絶頂しまくりのインセストタブー大盤振る舞いの作者最新刊は成年マークつき物件としての通算14冊めのコミックスだ。
ガチ成年向けのみならずライトエロやら一般やら多数の媒体から引く手あまたのこの人、ことに近年非エロでの活動が増えてからは単行本も恐るべきペースで刊行されもうきちんとカウントしきれないほど。これだけリリースが多いとすべてをチェックしきるのは不可能で、実際ワニマガジン社より2015年末に上梓された前単行本「痴女ACT!」は申しわけなくも購入をスルーしている。そんなわけでこちらで評価の俎上に載せるのは同じクロエ出版からやはり2015年発売の2冊前「メスオチZ」以来。
長きにわたるキャリアを反映して絵柄の方は昭和末期~平成ひとケタあたりによく見られたオーセンティックな一般青年誌系のタッチが基本形なのだけど、それでも時代のトレンドを適宜反映させて最新型とは言わずとも古びずにアップデイトさせているのはさすがプロフェッショナル。とりわけ今回は後述するようにヒロインの年齢層が既刊よりグッと下がっているのでいっそうキュート寄りの作画になっておりナイスだ。収録作の初出を見るとすべて直近2年以内の「COMIC真激」掲載分ということでクオリティも高値安定。なお当社恒例の浩瀚な新刊情報ページでサンプル画像閲覧が可能なので、堀博昭初挑戦の方は先に参照しておくのがベター。
この端整な筆致でもってあどけないょぅι゙ょから熟れ熟れ人妻までおよそなんでも描きこなすのだけど、従来はどちらかというと妖艶な大人キャラの印象が強い人。しかしながら今回はオール妹シバリで年齢層もJC中心と全般的にかなり若寄りへシフトしているのが最大の特徴。もっともボディの方はわりかし育っていてロウティーンといえどもすでにおわん型の立派なお胸を備えており、ロリ巨乳大好きっ漢の俺大歓喜ですよ。以前にもサブヒロイン等で思春期おっぱいっ娘を若干名投入した例はあったけども、ここまで趣向を徹底したのはおそらく初。
物語の方も読み切り/続きものを問わずテイストは通底していて、全編これ鬱度0%の明るく楽しく能天気な犯るだけ漫画。いずれのオハナシも出てくるのは兄と妹とほんのわずかのNPCのみで(せいぜい兄妹どちらかのサイドがたまに複数になるくらい)、血縁同士のバカップルがインセストタブーそっちのけでひたすら交合にいそしむ。また後半部の連作「I・M・A」ではそれまで登場のブラザーズ&シスターズ勢ぞろいでのろけまくりのつがいまくり、しまいには妊娠上等の種つけセックスに没頭するのだから始末に負えない。その気になれば波瀾万丈の大河ドラマやシリアスな心理劇なども描けるのに、あえてストーリー的うまみを捨象し背景描写などは最小限にとどめて明朗快活近親相姦のみに注力だ。もちろんヴェテランだけあり作劇はよどみなく進行し読み口爽快にお話をまとめ上げるのだけど、同時にちんこの摩擦運動を阻害する要素はキレイサッパリ排除され、最後気持ちよくヌキヌキしたのちはみごとに心のなかへなにも残さない。
導入部を極力コンパクトにして即座に濡れ場突入の構成ゆえエロシーン密度は極限まで高く、あどけない妹ちゃん連中が最愛の兄の前でだけはしたなく発情しド淫乱ぶりを見せつける光景をゲップが出るほど摂取できる。近年の堀博昭作品ではおなじみとなった派手派手しいアヘ顔連発や淫語マシンガン連射もぬかりなくフィーチャーし、思春期少女が覚えたての快楽に恥も外聞もなく没頭しては幼い子宮でザーメンの奔流を受け止めダイナミックにアクメるさまをたっぷりスペースを割いて詳細描写。
自分からお兄ちゃんちんこにしゃぶりついてはモリモリご奉仕のドスケベシスターズ軍事攻勢になすすべなく先走り汁を搾取される。休むいとまもなくこんどはぷっくりまんこを押し広げ蠱惑的なポーズで挿入をおねだりされるものだからルパンダイヴ不可避だ。濡れそぼつ蜜壷へシャフトをねじこみ未成熟な肉ヒダをかき分けながらゴリゴリ内奥を貫くたび華奢なトルソをくねらせハート目でイクイク連呼の彼女らの痴態がなんともエロティック。ちんまいボディをハードに使役し育ち盛りのバストをブリブリ揺らしながらこみ上げる衝動に随喜の涙を流しつつ特濃お兄ちゃん汁発射をしきりに懇願するのにお応えし、長きにわたる性の饗宴の締めくくりはティーンエイジまんこの最深部めがけ受胎確実の熱い白濁をたっぷりプレゼント。
既刊以上に抜き特化のスペクタクルなガチファック絨毯爆撃と1本ネジの外れたアホアホぶりがすばらしいポリンキーならではの逸品。とりわけ従来は完熟アダルトさんに対し添えものにすぎなかったおっぱいロウティーンたちをメインディッシュとして前面に押し出したことで個人的にはこれまでの全堀博昭作品中でも最高に使えた。彼が以前にものしていたようなハードボイルドなエロスだとか大仰なドラマ性などを求める諸兄には向かないと思うが俺的には無問題。そんなわけでどの妹ちゃんも壮絶に息子をハードユースしたのだけど、なかでも「いもうとぱこぱこぱこぱこぱこぱこぱこでいず」の主演女優たる、完璧超人の仮面を剥がせば最愛の兄のちんこのことしか考えてないスーパードスケベガール・七海(ななみ)ちゃんが私的最シコキャラですね!

2015-08-06

今夜のコーングリッツ。

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-堀博昭「メスオチZ」クロエ出版 ISBN:9784908099106
話○ 抜○ 消小 総合○

人妻がギャルがJCが気持ちいい調教を受け続けすっかり肉棒のとりことなってだらしないアヘ顔披露オムニバス5話&ヒロイン全員集合ドスケベ牝堕ち表題作+魔法少女と女神が入り乱れナイスファックオムニバス3話。出てくる女子みなちんこパワーに屈服し永遠の隷属を誓いながら淫語連射&ド派手アクメ顔の昇天100連発でお送りする作者最新刊は黄色い楕円仕様としてのとしての第12弾コミックスだ。
ガチエロ/ライトエロ/一般誌を縦横無尽に行き来しては大量の作品を生み出し続けている、この業界でも屈指のワーカホリックぶりでおなじみの人。とても全部を追いかける精力も財力もない自分は必ずしも活動のすべてを把握しているわけではないのだけれど、「COMIC真激」掲載分はこれまでオーソドックスな抜き物件中心なのでだいたい購入しているはず。そんなわけで同じ版元より2013年に上梓された「咲姫~家族迷宮~」に引き続きこちらもさっそく入手し評価の俎上に載せた次第。
デビュー当時から絵柄のベースラインはずっと端整な青年漫画系のタッチながら、業界のトレンドに合わせトーンワークは緻密になり表情はますますメリハリがついてと着実な進歩を遂げている。個人的には昨今アクメ顔の演出にいくらかやりすぎ感を覚えたりもするのだけれど、少しくらい過剰なヴィジュアルの方がパッと人目を惹くのはたしか。なお出版社提供の紹介ページで内容サンプルが見られるので、堀博昭初挑戦の方はまずそちらを参照すること。
このたび登場のヒロイン陣は初潮も来てなさそうなちびっ娘から熟れ熟れママさんまでおそろしくワイドレンジ。裏表紙に抜きキャラ全員集合ちちくらべ絵があるので、こちらを見ればその豊かなヴァリアントは一目瞭然だ。まあ年齢や乳サイズ関係なしにみなさん速攻ちんこのとりことなって下品きわまりないアヘ顔さらけ出すんですけどね。清楚なのから黒ギャルまで、すなおなのからツンデレまで、それぞれ多種多様な彼女らのなかに必ず君のお気に入りを見つけられるはず。
収録作は大まかに2パートに分かれ、冒頭~中盤までが表題作「メスオチZ」を含むヒロインちんこ堕ちオムニバスシリーズ。これらは時系列順に配置されたバラバラの話が共通の竿役によって引き寄せられ最後にみんなが合流するゆるやかなリンケージを構成。この仕掛けにより登場の早い一部の女子は少女時代と成人後と2つの姿が楽しめる。愛する人を裏切りゲスいオッサンやキュートなショタの凶悪ちんこに魅せられては全員まんこ横並びで挿入をおねだりのヒロイン完全隷属寝取りストーリーはまさに読者の秘めたる欲望の忠実な具現化だ。そして後半残りの3話は大人/ロリ行き来自在の魔法少女やオナホ女神などが男子の精を好き放題に搾取する疾風怒濤バカエロ話。前半部もわりと軽いノリだがこっちはさらにアホ度にドライヴがかかっていて、シャブ1発キメたみたいな奇天烈なギャグが横溢する。最近この作家がしばしば一般誌で描いているような、頭のネジが1本飛んだトンデモネタになじんだ読者には後半部の方が親和性が高いかも知れない。
2つのラインどちらでもエロシーンはむろん容赦なき女体乱れ撃ちと化す。ボンキュッボンの絶品ボディを大胆不敵に活用しハードにまんこを使役しては幾度となく膣内へ精液注がれ白目剥き絶頂のエロメスの痴態を詳細実況だ。当初気乗りしない風の彼女らもたぎる怒張をゴリゴリねじこまれ子宮いっぱいに精液の味を覚えこまされて身も心も全面降伏。自分から服従の言葉を口走りはしたなく淫語連射しては白痴じみたイキ顔見せつけながら連続アクメ。
煽情的すぎる肢体を最愛の人以外の前でさらけ出しながら完熟まんこをいきり立つシャフトでしきりに貫かれ全身汗みずくになりながらこみ上げる快楽に身をよじらせる。されている行為の一部始終をみずからアナウンスしては日常の清楚な笑顔を淫乱メスブタのそれへと変えて法悦の態だ。ビッグバストを振りまわしトロトロの蜜壷から愛液ほとばしらせながらイクイク連呼の彼女らに永遠の服従を誓わせながら子袋の最深部めがけたっぷりと白くねばつく液体を叩きつけフィニッシュ。
しばらく続いたシリアスハード路線を徐々に快楽至上かつコミカルタッチのそれへとシフトして、これまで以上に取っつきやすくなった。一方で非エロで見せるそれよりは身もフタもないギャグを抑制して抜きツールとしての実用度を下げない配慮をほどこす絶妙なバランス感覚はさすがの職人芸。個人的にはもっとバカ方向へ振ってもかまわないのだけれど、これくらいが普通の読者をドン引きさせないギリギリのラインだろう。今後も忙しいなかガチ成年誌にずっと執筆し続けていただけるとありがたい。今作登場の多彩なヒロイン陣のなかでは若い娘方面の方が私的嗜好に合致して、とりわけお仕事をがんばる姉を助けようと自分からまんこ開発を志願する「キモチいいミルクを絞る仕事」の幼少時はるなちゃんと、つれない態度とは裏腹にすっかりショタちんこにメロメロな「メスオチZ」のチョロすぎJC・五月ちゃんでガッツリ息子をいじめまくりです。

2013-11-01

今月の湖池屋スコーン。

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-堀博昭「咲姫~家族迷宮~」クロエ出版 ISBN:9784903714851
話○ 抜◎ 消中 総合○

格安物件に入居した主人公の前に突如爆乳美女が現れさらに家出少女も加わり毎日エロエロ性活表題作10話&描きおろしプロローグ/エピローグ。お気楽極楽ライフから突如やってくるおぞましき境遇、そして危機を脱出したかと思えば悲しい別離が訪れ……と波瀾万丈の疑似家族ドラマをガチンコファックとともにくり広げる作者最新刊は通算22冊めにして成年指定としての10thコミックスだ。
前単行本「吾輩は××である 」はこの作家にしてはめずらしくまともなファックシーンがなかったので記事書きをパスしており(購入はしたのだが)、こちらでレヴュるのはちょうど1年前に発売の非成年扱いコミックス「迎撃商店街(2)」以来。またマークつき物件としては昨年8月に上梓された「DEBUT」(コアマガジン刊)からおよそ1年あまり、この版元での作品集としては去年1月刊行の「白昼夢 -肉に堕つ-」からひさびさのお目見えとなる。
最近ではガチエロ/微エロ/非エロとあらゆる媒体を股にかけ八面六臂の活躍だが、そんななかで直近数年の抜き用作品はある程度メディアによる作風の使い分けが固まってきた。すなわち、マークつき雑誌では輪姦強姦NTRてんこ盛りの情け無用ハードファック、慎太郎シール誌だと奇天烈なシチュと気の触れたような科白まわしとでお送りする怒濤のバカエロという具合。ゆえに黄色い楕円仕様の今作は読む前からさぞかしどっぷり重たい展開なのだろうなあと覚悟を決める。しかしながら実際にページを手繰ってみると、ヘヴィなお話ではあるもののいくらか事前の予想とは違う世界が開けていた。
1冊まるまるの長尺ものであるこちらは、天涯孤独の境遇ゆえに他人を信じられなくなった苦学生・カイが破格の条件で探し出した借家の鍵を開けたところでむっちり爆乳全裸ガールとエンカウントの場面で幕を開ける。初対面なのになぜかカイの名を呼びおもむろにちんこにしゃぶりついてくる彼女・咲姫の手であっさり童貞喪失&犯りまくり生活がスタートという美味しすぎるツカミはさすがヴェテラン作家の手練れの一閃。その後物語世界にはさらにパツキン家無しティーンズ・ツキヒが加わり赤の他人どうし3人の不思議な同居生活が甘くエロっちく展開されてゆく。
とまあ直近数冊のポリンキー成年本を見慣れた身には信じがたいほどスウィートなノリがのっけから続くのだが、そこはさすが堀博昭、途中でいきなりツキヒがキモキャラの餌食になり幼いボディを開発されまくるわ当初から挙動不審だった咲姫の秘密を知り残された時間の少なさに主人公呆然とするわの不幸のバーゲンセールに身も心も打ちのめされそう。単行本中盤あたりの刹那的なセックスのやるせない雰囲気に甚大なダメージを受けつつマイちんこは屹立しっぱなしですよ。
しかしながらドス黒い空気のまま劇終の近作とは異なり、本作のクライマックスではホンモノのカタルシスがぼくらをお出迎え。ネタバレになるので詳細は本編を参照していただきたいが、3人がひとつの絆で結ばれるラス前の展開、そして月日が流れ喪失の痛みから2人手をたずさえ新しい一歩を踏み出す最終話など大河小説のごとき怒濤のドラマトゥルギーに落涙必至。描きおろしエピローグ、かつての住処をもういちど――こんどは新しい3人で――訪れる締めくくりのシーンなどは堀博昭のストーリーテリングの妙を見せつけてもらった思いだ。まあ某有名漫画を想起させるそのオチにはちょっと笑っちゃったりもしたんですけどね。
エロシーンもことのほか気合いが入っており、ことに合法的にイチャイチャOKな設定の咲姫とくり広げる特濃ファック絨毯爆撃は白眉。いにしえの女学生のごときハカマ姿の清楚な咲姫が大好きな主人公の前では恥も外聞もなくドエロく変貌しパイズリフェラでハードにご奉仕→淫語乱射しつつぷっくりまんこでザーメン飲み干しまくりのえげつないストロングエロスに精巣のストックが枯渇すること必定。もう1人のヒロイン・ツキヒの方は若干不幸なセックスが挿入されはするものの、こちらも成長途上のボディをゴリゴリ使役して幼い子宮に膣内射精されまくりのすばらしき光景を全面フィーチャーだ。
巨大バスト特盛ヒップのエロすぎる肢体を惜しみなくさらしつつヒロインはいとおしげにイチモツを含み歯みがきフェラ&圧迫パイズリで精液搾取。休むいとまもなく自分から観音様をご開帳して腰を沈めジョイスティックを肉ヒダでこすりはじめ、トロトロのイキ顔見せつけながら幾度となく体位を代え摩擦運動のスピードを加速させつつ快楽享受に熱中だ。よだれダラダラたれ流し下品なエロワードをまき散らしながらしきりに中田氏を懇願する彼女のリクエストどおり、最後は子袋のいちばん深い部分まで浸透させるかのように許容量オーヴァーの白濁液をぶちまけて果てしなき性の饗宴に終止符。
昨日レヴュった同時発売のとんのすけ同様に大きめの白線修整は残念だけれど、パワフルかつ重厚なセックス満漢全席とジェットコースターのごとくアップダウン激しい作劇の両サイド攻撃ですっかり満腹。重苦しい部分はあるにせよ近年の堀博昭成年向け作品としてはめずらしくポジティヴに締めていることもあり取っつきも良好で、鉄板抜き物件としてだけでなくこの作家への入門編としてもお勧めしやすい1冊だ。ダブルヒロインたる咲姫とツキヒのどちらも魅力いっぱいで甲乙つけがたいが、ポリンキーキャラではめずらしくおっぱいひかえめ(でもしっかり自己主張はしている)&華奢なボディのツキヒたんの方がさらに背徳感アリアリで自分はわずかにこちらへ軍配ですかのう。

2012-11-12

今晩のファンキー・ラブ・チャイルド。

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-堀博昭「迎撃商店街(2)」少年画報社 ISBN:9784785939588
話○ 抜△-× 消大 総合○

すべての土地を手中に収めんとする変態紳士の猛攻に商店街の女たちは次々と敗退を重ね、最後の砦となったヒロインがくり出す秘策とは……表題作長編8話(第9-最終話、完結)。マークなし。息もつかせぬ一大アホバトルを全力で展開する前代未聞の怪作は作者今年度の第2弾にして記念すべき通算20冊めのコミックスだ。
いろんな媒体で手広く執筆している売れっ子であるこの人は黄色い楕円雑誌だとたとえば8月に出た前単行本「DEBUT」のように、正統派のハードコア抜き漫画をモリモリ描いている。一方でコンビニ誌では肩の力を抜いたライトエロコメ主体になるというのがこれまでの傾向だったのだけれど、こちらはもっと別方向へいきなり暴走をはじめた作品。
去年発売された本作の1巻は1980-90年代オタカルチャーへの臆面もないオマージュをマシンガンのように連射するキチガイじみた疾走感で度肝を抜いたが、2巻に入ってハジけ具合はさらにパワーアップ。この作家の描く端整で流麗な頭身高めキャラたちが大まじめな顔で脱力ギャグを延々くり広げるのだからその違和感たるや尋常でない。
1巻に引き続き物語のメイン・イヴェントは最強変態・高橋克也vs笛山(フェザーン)商店街各店女性陣の異次元セックスバトルとなり、新たに酒屋・パン屋・花屋の看板娘が彼の餌食に。その過程で乱発されるのはジャンプ漫画やらサンライズアニメやら「銀河英雄伝説」やらで見慣れたフレーズや必殺技。それらが適宜サンプリングされ悪魔合体しながらドバドバ放たれてゆく光景は20代なかば~40代前半のごく狭い層の読者の涙腺を直撃すること必至だ。
堀博昭特有のグラマラス/ゴージャスな女体が咲き乱れエロメスどもの淫猥なアヘ顔飛び散るエロシーンはむろん充分に用意されているのだが、ことここに至ると読み手の脳みそに刻みこまれるのは前述のような全力バカネタばかり。画力も構成力も必要以上に高いものだからよけいに才能のムダ遣い感が増幅されてなんともむずがゆくなる。派手なエフェクトに彩られたグラマラスな肢体がハードな抽送に揺れ安産型のケツを激しく振りまわしてよがり狂う女子どもの痴態が身もフタもないパロディ絨毯爆撃と同時進行するその残念さといったら!
かくして降伏寸前に追いこまれた商店街側からはいよいよ真打ちたるメインヒロイン・遥が覚醒するとともに捨て身の攻撃を敢行するのだが、その結末は読んでのお楽しみ。まあ2巻完結であるからには当然収束はするのだけれど、最終回のおそろしく仰々しいヴィジュアルとこれまたアホきわまりない演出のいずれも集大成にふさわしいできばえで、前巻からおつき合いしてきた読者もまた感慨を新たにすることだろう。
前の巻に輪をかけて抜きツールとしては微妙だし、なにより飛び交うギャグはとくに平成生まれの諸君にとってリアルに感じられるか非常に疑問。しかしながら巻末著者あとがきにあるとおり「やりきった充足感」に満ちた、作者の持てる力を最大限発揮し得た力作であることは間違いない。さすがにガチ成年誌では怒られると思うが、エロ/非エロのグレイゾーンをいいことに好き勝手をやってのけた堀博昭のチャレンジ精神に惜しみなく拍手。

2012-08-17

今夜の最終選考。

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-堀博昭「DEBUT」コアマガジン ISBN:9784864363709
話○ 抜○ 消極小 総合○

精液の匂いで発情してしまうヒロインが同じ体質の持ち主である母に導かれセックス開眼連作2本+ふだんはおっかない女教師が生徒たちの愛撫でとろけまくり本編&恋愛初心者カップルに性の手ほどき続編+アイドルの卵として上京する姉が旅立ちの前に弟と愛を確かめあい本編&華やかなステージの裏で性の玩具としてもてあそばれる彼女の運命は……続編+独立短編4本。ところどころで営まれる性の饗宴を目にしていっそう乱れる女どもがなん本ものちんこに囲まれ絶頂するさまが淫猥きわまりない作者最新刊はトータル19冊めにしてマークつきとしての9th。
今年あたまにクロエ出版より刊行された前作「白昼夢 -肉に堕つ-」からさほど間を置かずにサクサク刊行となったこちらはコアからの第2弾となり、収録作すべての初出は同社の看板雑誌「コミックメガストア」となっている。ガチ成年誌からコンビニ媒体まで複数のクライアントを股にかけ週刊連載作家並みのペースで作品を量産しているだけにまー単行本にまとまるのが早いこと。
非常にめずらしい横向きレイアウトで(といってもコアは以前に春風道人のコミックスでもこれをやってたな)おっぱいまる出しのおにゃのこがズラリと並ぶ表紙はなかなかにインパクト大。端整な一般青年誌調の絵柄はヲタのみならずパンピーでも取っつきやすいスグレモノだ。以前は妙にカクカクした輪郭がどことなく江川達也っぽく感じて苦手だったのだけれど、最近はほどよくアクが抜けて女の子が素直にキュートに思える。
どちらかというと年齢高めのヒロインを得意とする人で、当然のごとく女教師やら母親やらとアダルト方面は変わらぬ充実ぶり、ただコンビニ誌みたくガチガチの年齢縛りがないおかげか今回は下方向にも目配りがなされていてミドル~ハイティーンも美味しくいただける。とはいえお歳に関係なくみなさん胸は大ぶりであり、作中で貧乳扱いの娘ですら明らかに標準以上のモノを備えているのでつるぺたスキーは回れ右推奨。
お話の方は前半明るめに進行しながらどんどん世界がド真っ暗になっていった「「白昼夢 -肉に堕つ-」と、全編バカギャグづくしの前々単行本「迎撃商店街」のちょうど中間あたりな印象。もとよりシリアスもコメディも両方難なくこなせる作家だけにキャラ立てからストーリー展開、オチのつけ方に至るまでじつにウェルメイドだ。ときおり暴走ぎみになる長編とは違い本作品集のような読み切りメインだとコントロールが適切に効く感じ。
帯のコピーに「全編乱交」とあるとおり、和姦でも凌辱でも多人数ファックを行うのが本作のウリ。ただその形態は一様ではなくて、複数の男女が入り乱れる狭義の乱交にはじまりそのヴァリアントとしての1対多/多対1、母娘丼に姉妹丼などいわゆる竿共有系、さらに複数カップルが1on1でパラレルに性交するパターンなど思いつきそうなものをほぼ網羅。お話の進展によってはさらに複数の様式が組みあわされることもあり、数多くの肉体がまぐわう光景に興奮する貴方ならマストバイだ。
プリプリボディをゴリゴリ酷使するエロシーンは非常に高い戦闘力を誇り、ちんことまんこのランデブーを詳細断面図つきで散りばめてみたりだらしない白目剥きアヘ顔をフィーチャーしたりと昨今のトレンドをぬかりなく導入。とりわけえげつなくお口を変形させるヴァキュームフェラやマシンガンのように連射されるヒロインの淫語乱舞やらがダイレクトに読者の脳裡をハードヒット。
ピンと屹立した乳首を指や舌先でいじめまくりながら濡れそぼつ下腹部へたぎるシャフトをあてがってさっそく往復運動開始。粘膜どうしの真剣勝負にふだんの凛とした表情をあっさり崩壊させほおを紅潮させながら甲高いよがり声を四方八方にばらまくヒロインの痴態がじつに扇情的だ。多数のちんこを手や舌先で射精に導きながら前後の穴にペニスをねじこまれ法悦の態でファイナルアクメを迎えんとする彼女の淫乱まんこへ洪水のごとき白く熱いスペルマの奔流をドピュドピュ流しこみ女体征服完了。
ストーリーは明暗ワイドレンジゆえ和姦/強姦いずれかしか読みたくない人には不向きであるものの、イチャラヴだろうと強要だろうとパワフルな抜き心地は等しく良好のよいお仕事。個人的にはせっかくレイティングの呪縛から逃れられるのだからもっとJCやらJKやらの痴態を堪能したいのだけれど総体的には満足だ。俺的には単行本中もっとも若年であろう短髪スパッツ美乳ボクっ娘・花梨たんがストライクゾーンど真ん中な「とらぶるあくとらくと」と、前半部の姉弟ラヴラヴムードから一転して後半はダーク指数100%の集団凌辱系と化したのち衝撃の結末を迎える巻末連作「Will×2」/「君だけが愛しくて」がフェイヴァリット。

2012-01-04

今夜の自発的自閉症者。

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-堀博昭「白昼夢 -肉に堕つ-」クロエ出版 ISBN:9784903714608
話○ 抜○ 消小 総合○

とびきりかわいい同級生から告白されHまでしちゃって有頂天の非モテ主人公だけどそれは巧妙に仕組まれたワナで表題作中編4話&描きおろしプロローグ/エピローグ+はしたない性癖をさらすOLたちが職場でファック連作3本+旅行中に逃亡し主人公宅へ押しかけてきた異国の皇女さまとイチャラヴ子作り連作3本。能天気アホネタからド真っ暗シリアスまでウルトラワイドな作劇ともっちりボディをハードに使役するガチエロとのすばらしきコンビネイションが冴えわたる作者通算18冊めは黄色い楕円仕様としての第8弾。
去年12月に出たばかりのマークなし作品「迎撃商店街(1)」から1ヵ月も経たずに新刊発売と快調なペース。また成年向けコミックスとしてはおよそ10ヵ月前に出た「キス×アス」以来とこれまた短い間隔でのリリースで、複数のメディアを掛け持ちし同時進行でお仕事をこなすハードワーカーぶりが単行本刊行にも反映されている。
コンビニ誌ではときに強烈なギャグを交えたライトエロコメ主体でお送りする一方、最近とみに増えてきた18禁媒体でのそれはどちらかというと凌辱系がメイン。今作もカヴァーイラストといい表題といいいかにもダーク色を前面に押し出したレイプ大好きっ漢垂涎のできばえではあるのだけれど、中身を手繰ると単純にそれだけではない周到な仕掛けがほどこされているのだ。
この重めな表紙をめくって出てくるのはしかしラヴ満載のコミカルな連作「皇女エレナ」シリーズ。のっけから1on1のベタ甘和姦を見せつけられて一瞬とまどいを覚えることだろう。そこにただよう空気はちょうど「迎撃商店街」のような脱力系のそれ。その印象は次に登場のオムニバス「セイヘキ淑女」の1本め、凸凹カップルのほのぼの小水プレイまで持続する。ところがシリーズの2本めからは徐々に不穏な雰囲気がただよいはじめ、3本めではまごうかたなき輪姦調教へとエスカレート。かくのごとく明から暗へとグラデイションしてゆくストーリーはいよいよ本作の主要パートにしてタイトル・チューンである「白昼夢」へと至ってあたり一面暗黒に包まれる。
ここまで到達すると堀博昭はその持てる力を全開してドス黒い設定を機関銃のように斉射。のっけからネトラレやマインドコントロールなど彼が近作で得意とするネタを容赦なく叩きつけて読者の心をほの暗い嗜虐の悦びで充満せしめるのだ。この作家の描く清楚ないでたちのグラマラス・ガールがその端整な容貌をだらしなく歪め乳や尻をブリブリ振りながら下品きわまりない淫語をぶちまけるその落差がじつに淫猥でたまらない。
とあるアイテムにより精神を支配され快楽のためにはどんな浅ましい行為でも進んで実践してしまうヒロインがしとどに濡れた蜜壷を自分から押し開き屹立するシャフトへ腰を沈めてゆく本番シーンの迫力はメジャーリーグ級。頭身高めの大ぶりな肢体をしどけなくくねらせて性器結合部をゴリゴリこすりあわせるその都度陶酔しきったアヘ顔さらしハートマークを四方八方にまき散らす。上の方では随喜の涙によだれの奔流、下の方ではとめどなく流れる愛液に噴き出す小水と、全身を分泌物にまみれさせながらひたすらセックスに没頭するその痴態はすでにヒトならぬ1匹の畜生だ。その醜態を口汚くののしるたびマゾヒスティックな歓びに打ち震えさらなる責めを懇願する彼女にお仕置きの仕上げとして前にも後ろにも大量のザーメンをぶちまけ調教完了。
これら狂乱の性宴のなか同時進行する男たちの狂気/憎悪の奔流は幾重にもトゥイストをくり返しながら物語の最終パートにおいて決定的なカタストロフを迎え舞台の幕が閉じられる。徹底的に苦く救いのないそれは香港ノワールのごとき虚無感を読後もたらすことだろう。これまでも堀博昭は人間のマイナス面を浮き彫りにするようなオハナシをいろいろものしているのだが、今回はなまじ冒頭が軽妙な色合いなだけにいっそう臓腑をヘヴィに打ちのめすのだ。個人的にこの人の描くものでは前半部のようなギャグ風味のが本来好みだとはいえ、これだけ気合いの入った暗黒話を脳髄にねじこまれると降参せざるを得ない。心は陰鬱にちんこは元気にと腹いっぱいポリンキーワールドを堪能させてもらいました。

2011-12-12

今夜のたんぱく加水分解物。

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-堀博昭「迎撃商店街(1)」少年画報社 ISBN:9784785937485
話○ 抜△ 消大 総合○

かっこよく成長した幼なじみの青年と再会し心ときめかせるヒロインだが、彼の帰還とともに街の地権をめぐるきな臭くイカ臭い騒動が巻き起こり表題作長編8話(第1-8話、以下続刊)。マークなし。麗しきガールズ&レディースが妖艶に乱れるさまを徹底的に残念なストーリーに乗っけてお送りする作者最新単行本は通算での17冊めだ。
オーセンティックな一般青年誌調の美麗な作画を武器に業界で長く活躍する作家で、微エロのコンビニ売りから黄色い楕円つきのハードコア誌まで媒体に合わせテイストを調整できる器用さをあわせ持つ。自分的にはデフォ買いまではいかず内容次第で購入したりしなかったりなのだが、今回は2010年10月に発売された3つ前の単行本「あああん女神様」以来のチャレンジ。
デビュー当初から端整な絵柄と達者な作劇には定評のあるところで、ことに昨今はその流麗な女体描写を存分に活かした問答無用のガチンコファックをおもにマークつきで惜しみなく披露。一方でキャリアの初期によく描いていたアホらしさ全開のコメディは近ごろひかえめだったのだけれど、今作ではうっぷんを一気に晴らすかのごとくバカコメ路線へ全面回帰だ。
まず中身をパラパラと読んで随所に目につくのが80-90年代ジャンプ漫画あたりを中心とした各種パロディの横溢。画面そのものはキャラを崩したりSD化したりすることはほとんどなくシリアスタッチのままなのでいっそう滑稽だ。若い子にはわからんネタも多いのでは……とオサーンたる俺は思ったりもしたのだが、まあ慎太郎シール誌を手にする読者に18歳以下はいないはずだから少々古いくらいでちょうどいいのだろう。
そしてこの漫画の根幹をなすエロの部分にたいそうトリッキーな設定を持ってくることでさらなる大バカ感を演出。流れとしては舞台となる商店街でお店を営む女性陣が主人公格の優男に1人1人堕とされてゆく凌辱調教系のそれなのだが、野郎サイドがドMで彼女らの方が一貫して責めに回る倒錯した構図がこの作品のオリジナルなところ。彼の精液を浴びた女性は言われるままにちんこにのしかかりバカだのクズだの言葉責めするようマインドコントロールされてしまうのだ。徹底的に服従を誓わせる代償として店の権利書を巻きあげられながらも快楽には抗えずハードに腰を使いながらトロトロのアヘ顔さらしてイキまくるヒロインズの艶姿が間抜けなオハナシのなかでいっそう輝く。
大人になりたてのフレッシュな果実から熟れすぎの子持ちアダルトさんまで、はたまた素直っ娘にツンツン系や豪快タイプなどキャラ造形も多彩で、成年誌で研鑽を積んだやたらと扇情的かつド迫力の濡れ場ともあわせて実用性と読みごたえとを両立させた欲ばりな物件。どちらかというと熟女苦手の自分は抜き評価を下げてしまったが一般的には無問題だろう。ガチMな主人公が属性反転を果たすという大技をくり出した直後to be continuedというたいそう気になるヒキで次巻を買わざるを得なくする仕掛けもさすがで、昨今ポリンキーのアホ成分不足に嘆いていた貴方ならば迷わずレジへ向かうべき。

2010-09-30

今季の消化試合。

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-堀博昭「あああん女神様」クロエ出版 ISBN:9784903714462
話○-△ 抜◎ 消小 総合○

願いを叶えるために降臨してきた女神を呪文で拘束し愛玩人形として調教三昧表題作長編全10話。頭身高め爆乳キャラを問答無用のガチファックで肉欲の虜へと変貌させるド迫力エロスが冴えわたる作者最新単行本だ。
どこかで聞いたようなタイトルが示すとおり、いまや固有の著作を通り越しひとつのジャンルと化した「冴えない男の元へある日突然女の子が落ちてきて云々」フォーマットを臆面もなく援用する。この様式とアダルトコミックとの相性はすこぶる良好で、過去にも間垣亮太「Witch!」やAsh横島「3ANGELS SHORT」など有名作品をいくつも輩出。今回もキャラクター設定や世界観はそうした先駆者たちを踏襲するものだが、いくつかの新要素の投入により独自性をアピールする。
表紙にも登場の主演女優・ベル○ンディーレティニアが平凡なバイト青年・明とプラトニックな愛を育む……わけもなく、当然エロ漫画なので第1話から適当に言いくるめてはおっぱいわしづかみにしてハメ倒しまくりですよ! てな具合にただれた愛欲生活が進行するうち幾人も神様降臨でハーレム形成しウハウハの能天気エロコメはしかし中盤のあっと驚くトゥイストが物語をグッと引き締める。
明の友人であるキモデブ男の奸計でレティニアがその身も心も新たなご主人様たるこの男に捧げ服従する強烈なNTR展開が平穏な進行をぶちこわし、彼の命ずるままに見ず知らずの男どもに身体を開き精液便所として慰みものにされるレティニアの転落ぶりを克明に描写。寝取られ男の屈辱に燃えたぎる明の仕掛けた渾身の一撃でみごと逆転を果たし大団円……で終わればきれいにオチたのだけれど、そこからまたしてもどんでん返し連発のジェットコースターのような作劇に目が回りそう。しかしながらこれら一連のシークエンスが終始コメディタッチで描かれるので読後感は意外にスッキリ。このへんの絶妙なバランス感覚はさすが長いキャリアを誇るヴェテランの味。
寝取りネトラレの激しいセックスを克明に描くべく濡れ場にほとんどのページが割かれ、お話の進行すらもっぱらまぐわいの最中に同時にすませてしまう。ぽよぽよ揺れるビッグなバストを執拗にむさぼりながらパイパンまんこをゴリゴリ怒張で突き上げるそのつど端正な表情をぐしゃぐしゃにしてはよだれまみれで言語にならない嬌声を四方八方にばらまくヒロインズの痴態がなんとも扇情的だ。膣内を激しくこすられるたび全身をのけぞらせ白目剥いて下品なアヘ顔をさらけ出してはしきりに種付けを懇願する彼女らの子袋めがけてドプドプ中田氏×複数ラウンドの膣内射精永久運動にぼくらの精巣もすっかりエンプティ。
盛りだくさんのエロ要素をこれでもかと詰めこんだせいで構成がギクシャクする弱点はあるものの、ひたすらパワフルな性器どうしの待ったなし四つ相撲にすっかり満腹の鉄板抜きツールだ。個人的にはクセのあるアニメ絵があまり好みでなく長いこと遠ざかっていた作家だが、ひさしぶりに腰をすえて読んだこの人の長編にすっかり屈服。食わず嫌いを翻意するきっかけとなった「えろまんがかんそうぶん」さんの入魂レヴュウにも感謝です。