-Dr.P「初恋すぷらっしゅ!」コアマガジン ISBN:9784864369961
話◎ 抜○-△ 消小 総合○
長躯褐色無表情後輩女子の積極攻勢に短躯卑屈先輩男子は振りまわされっぱなし連作2本+独立短編8本。言動も性癖もまことに個性豊かなムチムチ肉感ヒロインたちと甘く激しくちょっとアホらしくラヴでコメりまくるほのぼのエロス満載の作者最新刊は通算6冊めにして成年マーク指定としての5冊め、そしてこの版元からの初お目見えだ。
長らくホームグラウンドにしていた「COMICペンギンクラブ」から「ナマイキッ!」へ移籍しいくつかの作品をものしたのち前単行本「ももいろデイドリーム」を非18禁指定で竹書房より上梓したのが2013年のこと。その後こんどはコアマガジンの「コミックホットミルク」を新たな拠点としてゆっくりしたペースながら無事1冊ぶんのストックを取りそろえ本作リリースにこぎ着けた。ちなみに黄色い楕円物件としては2012年刊行の「僕んちのミカゲさん」以来じつに5年ぶり。
健康的な王道少年漫画系の絵柄をベースに練り上げた爽快感100%のさわやかなタッチがキャリア初期からの変わらぬ特色。早い時期からヴィジュアルはほぼ完成形で、1冊めからこの最新刊まで読み通してもクオリティはずっと高値安定。今回は直近のホットミルク掲載作ばかりのなか1本のみ2012年に執筆したペンクラ時代の短編が載っているのだが、並べても特段の違和感がないというのはすごいことだ。よって表紙に釣られ衝動買いしたとしても君の高まった期待はすべてかなえられることだろう。
Dr.P漫画における最大のアピールポイントはなんといってもヴァラエティに富みワンダーに満ちた女の子連中の卓越したキャラメイクだ。明朗快活系からなんか企んでるタイプまで、はたまた天真爛漫ストレートありサッパリ本音の見えないミステリアスさんありとそのありようは多種多様。ハイティーンを中心に上方向数名がプラスされる彼女らは性格描写のみならずルックスもみなさん個性的で、肢体のベースはむっちり基調ながらおっぱいは大中小そろい踏み、髪型や目鼻立ちなど誰ひとりタイプが被らないのはすばらしい。なかには当初取っつきの悪そうな娘もいるのだけれど、お話が進むうちにいつの間にやらそんな彼女たちのキュートな部分がジワジワあふれ出してきて思わず抱きしめたくなっちゃったりするのですよ。
物語は全編これボーイ・ミーツ・ガールの普遍的なラヴコメ。この作家の常で登場人物たちは友人だったり同窓だったりとなんらかの形でリンクしており、あるお話で主役を務めたキャラが別の作品でカメオ出演していたりする。このへんは雑誌掲載時より最後コミックスにまとまってからの方がいっそう楽しめる購入者限定のごほうびだ。突飛なヒロインの言動にわりかし常識人な男子サイドが振りまわされるか、逆に女の子側が思いを寄せる男性相手に鼓動は高まりキョドリテンパリするかの2パターンで終始ドタバタと物語が展開されるが、最終的には思いを確かめあった2人が身も心も熱く激しく結ばれハッピーエンド。でも一瞬だけシリアスになったそのあともういちどスコーンとギャグで落とすのがDr.Pのいけずな部分ですなあw
恋に落ちる2人が距離を縮めてゆくその帰結としてのエロシーンは分量的には比較的アッサリめであるものの、汗だの体液だのにフェティッシュな執着を見せる描写やはじけそうな肢体を画面いっぱいにフィーチャーの細やかな演出で効果的に読み手の勃起中枢を刺戟。とりわけ帯コピーでも謳われているとおりお尻方面への注力ぶりはものすごく、わしづかみしてよし押しつぶされてよしのビッグヒップの躍動ぶりが喜怒哀楽クルクル変わるヒロインズの表情ともリンクして大いに気分を高揚させるから不思議。
紆余曲折ありつつもやっと気持ちを確認しあった彼ら彼女らはきつく抱きあいながらベッドイン。たっぷりした臀部を下着ごと揉みしだきながら徐々に布地をずらしようやく現れた淫裂に指をうずめてゆく。執拗な愛撫ですっかり濡れ準備万端の蜜壷めがけ暴れん棒をインサート。激しく内奥を突き上げられ痛みとも快感ともつかぬ未知の感覚にほおを火照らせ身もだえする彼女らの痴態が愛おしくもエロっちい。全身汗みずくになりながらハードな交合を続けいっそうきつく体躯にしがみつきはじめての絶頂を迎えんとするヒロインズの内へ外へとザーメンの奔流をお見舞いだ。
男子女子の軽妙な掛け合いとおバカなギャグをくり広げる日常パートから一転タイトに抱きあい真摯な愛の言葉をささやき合う熱っぽい情交へ至るまでの一連のシークエンスをじっくりていねいにつむぎ出すことであるいはあり得たかも知れない青春の1ページを読者に追体験させてくれる最上級のニヤニヤ製造装置。まいど濡れ場密度はけっして高くないのだけど、このすばらしきイチャイチャ模様を見せてくれるのならばそんなのはささいな瑕疵だ。女子サイドがS心をあらわにする一部の作品では私的実用度がやや低下したものの、マークなし物件の前単行本から再び成年指定となったことで視界もかなりクリアになり愚息もご満悦。どのヒロインもたいそう魅力的で全作美味しくいただいたが、なかでもオドオド系ふんわりヒロインが痴漢よけの紳士役を買って出た幼なじみ男子と結ばれる「ぽよぽよガールメランコリー」と、元気いっぱい格闘技先輩女子の挑発に草食系後輩男子も一発奮起の「フラストレーション・ホールド」でもって我が精巣のストックを大いに浪費。
2017-01-30
月館の殺人
1/30購入。
-kashmir「ぱらのま(1)」白泉社 ISBN:9784592711131
-佐野妙「森田さんは無口(12)」竹書房 ISBN:9784801957329
-「コミック高」2017年3月号
-kashmir「ぱらのま(1)」白泉社 ISBN:9784592711131
-佐野妙「森田さんは無口(12)」竹書房 ISBN:9784801957329
-「コミック高」2017年3月号
2017-01-29
今晩のお好み焼き定食。
-逢坂ミナミ「生イキ契約」メディアックス ISBN:9784862018168
話○ 抜○ 消小 総合○
コンドームの減り具合を見て彼氏の貞操に疑念を抱いたヒロインは嫉妬に燃え本編&描きおろし後日談+独立短編8本。変態性癖を格好のスパイスにいっそう激しく発情しストロングファックに没頭してはド派手にイキまくりのドスケベ女子連中をメガ盛り状態でお送りする作者最新刊は通算3冊めのコミックスだ。
業界でのキャリアはまだそれほど長くないものの、オーソドックスな健全安全イチャラヴから特殊な趣向が満載のアブノーマルエロスまでなんでも描きこなしてみせる匠の技が光る人。そういいつつ2015年10月リリースの前作「発情の原理」は店頭見本閲覧の段階でヒロインの年齢層がかなり高めなのとフェチ色が強すぎに感じ回避したので(作者さますいません)、こちらで記事にするのは2013年に刊行の作者デビュー作である「とろカノ」(一水社刊)以来。なお出版社公式サイト内の単行本情報ページで内容サンプルが確認できるほか、著者ブログの発売告知記事でより浩瀚な制作エピソードの開示や原画プレゼント企画のお知らせがなされているので、店舗へ直行する前にぜひお立ち寄りを。
おそらくはBL/TL系を出自とする端整かつフェミニンな絵柄がデビュー当初からの武器。コミックス刊行はメディアックスからになったが執筆媒体は現在に至るまで一水社/光彩書房発行の紙/web版成年誌で、今回はそれらへ直近3年以内に掲載のものを収録する。クレジットの古いものは最新のそれに比べいくらか仕上がりが淡泊に感じるものの、適宜加筆修正をほどこしているとのことでトータルの品質は安定。
このマーヴェラスな筆致でもって下はJKから上は子持ちママンまで非常にワイドな世代のヒロインを投下し多彩な需要にお応え。前作をスルーしたのはやたらと大人キャラが多く10代女子スキーの自分的にはつらかったからだけど、今回はティーン含有率がかなり回復しそれが購入に踏み切った理由のひとつ。表紙では引き続きアダルトさんを全面フィーチャーしているので本屋では一瞬手出しを躊躇したけど買ってよかった。お歳を問わず肢体描写はボンキュッボンの巨乳巨尻系一本やりで、頭身高めのトルソにマッチした豊かな肉づきの彼女らに思わずルパンダイヴしたくなること必定。
お話は普遍的なタイマンラヴを基本にコミカルだったりシリアスだったりの多彩な味つけを附加したウェルメイドなもの。後述するように濡れ場での印象はやや変化するのだが、ほのかに意識し合う関係からバカップル状態までそれぞれの段階で恋する男子女子が互いのリアクションに一喜一憂したり徐々に感情が変化していったりの微妙な心象を描くのが抜群に上手い。それらを踏まえたうえでさらにもう一段特殊な設定をひねり出し物語にいっそう奥行きが加わったのが巻末読み切り「熟女子校生」で、早婚早産が奨励され子育て終了後にわずかな数の女性だけが高校進学するようになった近未来を舞台に、周囲の無理解と闘いつつ学業をまっとうしようとする熟女ヒロインとそれを支える少年との恋愛模様を巧みにつむぎ出すさまはあたかも上質の短編小説のごとしだ。
しっとりとラヴ・アフェアを描いたのちは狂騒のエロシーンへと突入。1本あたり20-22ページのさほど潤沢な容量でないなかでもすみやかに本番モードへ切り替わったのちは性器どうしのハードな真剣勝負をみっちりと展開だ。また大半のヒロインがオナニー狂だの露出嗜好だの弱点アナルだのアブノーマルな性癖を隠し持ち、それらをステディな男子の前でだけ全開させ恥も外聞もなくよがり狂うハジけっぷりがきわめて印象的。日常パートではわりかし落ちついた言動の女子が多いだけにいったんスウィッチが入ってからの極端な落差が読み手のさらなる興奮を励起せしめる仕掛け。
たわわな肢体を最愛の彼の前でさらけ出しもちもちの肌を密着させながら女子ども即座に発情モード。執拗に乳首をいじくられ蜜壷をまさぐられて下腹部は早くも洪水だ。呼吸を荒げつつ自分から屹立した怒張へまたがり粘膜どうし激しく干戈を交えはじめる。ゴリゴリ内奥を突き上げられるたびビッグバストを景気よく揺らし瞳にハートマークを浮かべながら淑女の仮面を脱ぎ捨ててエロワードを四方八方へまき散らす光景が淫猥でたまらない。いよいよ感極まりはしたないアヘ顔をあらわに誌ながら昇りつめてゆくヒロインズのドスケベまんこの最深部めがけ熱い飛沫をドプドプぶちまけて女体征服ミッションコンプリート。
ひさしぶりに目にしたこの作家のプロダクトは従来以上に自慰表明支援ツールとしての演出が巧みになると同時にひと幕の恋愛譚としても完成度の高い造りになっていてその成長を実感。なお抜き評価については飛び抜けて使いまくれるいくつかのお話と、それに対しストーリー重視で実用性がいささか後景に退いたり個人的にちんこシオシオになるゴムつきフィニッシュの作品とで大幅に差異が生じ、その凸凹を均してこの評定。まあ真摯にリアリティを追求すればコンドーム着用Hは当然だしそこに作者の誠意を感じるわけですが、中田氏大好きっ漢たる俺としてはうそんこでもいいから全編ガッツリ生で膣内射精にしてほしかったところ。そんなわけで物語的には独創のシチュを十全に生かし切りさわやかなラストまでみごとに走破した前述の「熟女子校生」が、マイサンの慰安的には幼なじみ男子の朝勃ちコックにまたがってオナ狂ヒロインが法悦の態でガッツリ本番たっぷり精液搾取「睡眠姦理」が今作中のベスト物件。
話○ 抜○ 消小 総合○
コンドームの減り具合を見て彼氏の貞操に疑念を抱いたヒロインは嫉妬に燃え本編&描きおろし後日談+独立短編8本。変態性癖を格好のスパイスにいっそう激しく発情しストロングファックに没頭してはド派手にイキまくりのドスケベ女子連中をメガ盛り状態でお送りする作者最新刊は通算3冊めのコミックスだ。
業界でのキャリアはまだそれほど長くないものの、オーソドックスな健全安全イチャラヴから特殊な趣向が満載のアブノーマルエロスまでなんでも描きこなしてみせる匠の技が光る人。そういいつつ2015年10月リリースの前作「発情の原理」は店頭見本閲覧の段階でヒロインの年齢層がかなり高めなのとフェチ色が強すぎに感じ回避したので(作者さますいません)、こちらで記事にするのは2013年に刊行の作者デビュー作である「とろカノ」(一水社刊)以来。なお出版社公式サイト内の単行本情報ページで内容サンプルが確認できるほか、著者ブログの発売告知記事でより浩瀚な制作エピソードの開示や原画プレゼント企画のお知らせがなされているので、店舗へ直行する前にぜひお立ち寄りを。
おそらくはBL/TL系を出自とする端整かつフェミニンな絵柄がデビュー当初からの武器。コミックス刊行はメディアックスからになったが執筆媒体は現在に至るまで一水社/光彩書房発行の紙/web版成年誌で、今回はそれらへ直近3年以内に掲載のものを収録する。クレジットの古いものは最新のそれに比べいくらか仕上がりが淡泊に感じるものの、適宜加筆修正をほどこしているとのことでトータルの品質は安定。
このマーヴェラスな筆致でもって下はJKから上は子持ちママンまで非常にワイドな世代のヒロインを投下し多彩な需要にお応え。前作をスルーしたのはやたらと大人キャラが多く10代女子スキーの自分的にはつらかったからだけど、今回はティーン含有率がかなり回復しそれが購入に踏み切った理由のひとつ。表紙では引き続きアダルトさんを全面フィーチャーしているので本屋では一瞬手出しを躊躇したけど買ってよかった。お歳を問わず肢体描写はボンキュッボンの巨乳巨尻系一本やりで、頭身高めのトルソにマッチした豊かな肉づきの彼女らに思わずルパンダイヴしたくなること必定。
お話は普遍的なタイマンラヴを基本にコミカルだったりシリアスだったりの多彩な味つけを附加したウェルメイドなもの。後述するように濡れ場での印象はやや変化するのだが、ほのかに意識し合う関係からバカップル状態までそれぞれの段階で恋する男子女子が互いのリアクションに一喜一憂したり徐々に感情が変化していったりの微妙な心象を描くのが抜群に上手い。それらを踏まえたうえでさらにもう一段特殊な設定をひねり出し物語にいっそう奥行きが加わったのが巻末読み切り「熟女子校生」で、早婚早産が奨励され子育て終了後にわずかな数の女性だけが高校進学するようになった近未来を舞台に、周囲の無理解と闘いつつ学業をまっとうしようとする熟女ヒロインとそれを支える少年との恋愛模様を巧みにつむぎ出すさまはあたかも上質の短編小説のごとしだ。
しっとりとラヴ・アフェアを描いたのちは狂騒のエロシーンへと突入。1本あたり20-22ページのさほど潤沢な容量でないなかでもすみやかに本番モードへ切り替わったのちは性器どうしのハードな真剣勝負をみっちりと展開だ。また大半のヒロインがオナニー狂だの露出嗜好だの弱点アナルだのアブノーマルな性癖を隠し持ち、それらをステディな男子の前でだけ全開させ恥も外聞もなくよがり狂うハジけっぷりがきわめて印象的。日常パートではわりかし落ちついた言動の女子が多いだけにいったんスウィッチが入ってからの極端な落差が読み手のさらなる興奮を励起せしめる仕掛け。
たわわな肢体を最愛の彼の前でさらけ出しもちもちの肌を密着させながら女子ども即座に発情モード。執拗に乳首をいじくられ蜜壷をまさぐられて下腹部は早くも洪水だ。呼吸を荒げつつ自分から屹立した怒張へまたがり粘膜どうし激しく干戈を交えはじめる。ゴリゴリ内奥を突き上げられるたびビッグバストを景気よく揺らし瞳にハートマークを浮かべながら淑女の仮面を脱ぎ捨ててエロワードを四方八方へまき散らす光景が淫猥でたまらない。いよいよ感極まりはしたないアヘ顔をあらわに誌ながら昇りつめてゆくヒロインズのドスケベまんこの最深部めがけ熱い飛沫をドプドプぶちまけて女体征服ミッションコンプリート。
ひさしぶりに目にしたこの作家のプロダクトは従来以上に自慰表明支援ツールとしての演出が巧みになると同時にひと幕の恋愛譚としても完成度の高い造りになっていてその成長を実感。なお抜き評価については飛び抜けて使いまくれるいくつかのお話と、それに対しストーリー重視で実用性がいささか後景に退いたり個人的にちんこシオシオになるゴムつきフィニッシュの作品とで大幅に差異が生じ、その凸凹を均してこの評定。まあ真摯にリアリティを追求すればコンドーム着用Hは当然だしそこに作者の誠意を感じるわけですが、中田氏大好きっ漢たる俺としてはうそんこでもいいから全編ガッツリ生で膣内射精にしてほしかったところ。そんなわけで物語的には独創のシチュを十全に生かし切りさわやかなラストまでみごとに走破した前述の「熟女子校生」が、マイサンの慰安的には幼なじみ男子の朝勃ちコックにまたがってオナ狂ヒロインが法悦の態でガッツリ本番たっぷり精液搾取「睡眠姦理」が今作中のベスト物件。
未来世紀ニシナリ
1/29借出。
-河田恵昭「日本水没」朝日新書 ISBN:9784022736710
-富田武「シベリア抑留」中公新書 ISBN:9784121024114
-北原糸子「日本震災史」ちくま新書 ISBN:9784480069160
-小澤祥司「ゾンビ・パラサイト」岩波科学ライブラリー ISBN:9784000296564
-吉田敬子「のこぎり屋根紀行」上毛新聞社 ISBN:9784863521698
-東京新聞・中日新聞経済部編「人びとの戦後経済秘史」岩波書店 ISBN:9784000245272
-H・マクドナルド「オはオオタカのオ」白水社 ISBN:9784560095096
-河田恵昭「日本水没」朝日新書 ISBN:9784022736710
-富田武「シベリア抑留」中公新書 ISBN:9784121024114
-北原糸子「日本震災史」ちくま新書 ISBN:9784480069160
-小澤祥司「ゾンビ・パラサイト」岩波科学ライブラリー ISBN:9784000296564
-吉田敬子「のこぎり屋根紀行」上毛新聞社 ISBN:9784863521698
-東京新聞・中日新聞経済部編「人びとの戦後経済秘史」岩波書店 ISBN:9784000245272
-H・マクドナルド「オはオオタカのオ」白水社 ISBN:9784560095096
2017-01-28
今夜の松前漬け。
-しおこんぶ「Fanaticism」文苑堂 ISBN:9784861172649
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
とある伯爵家にメイドとして奉公をはじめた純真な少女はやがて館にうず巻く愛憎の惨禍に翻弄されその身を狂気にゆだねてゆき……表題作長編4話+独立短編2本。貴族文化がその最後の栄華を誇った時代を舞台に社会規範の枷を超え情欲の深淵へと堕ちてゆく救いがたき衆生のありさまを疾風怒濤ストロングファックてんこ盛りでお送りする作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
誕生間もない「コミックバベル」からすぐさま創設された単行本レーベルからの刊行第1弾が、並み居るヴェテラン作家を差し置いて当時1冊たりとも著作を上梓していなかったこの人のデビュー作「恋まぐわい」であったことは特筆してよい。その衝撃ののちもバベルの確固たる屋台骨の1人として執筆を続け、およそ2年ぶりとなるこの新刊リリースにこぎ着けた。なお作者みずから用意の単行本特設ページにてまるごと1話試し読みや各ショップ購入特典の紹介がなされているので、あわてて本屋へ出向く前に要チェック。
1冊め同様にエンボス加工のやたらと凝った表紙ではなにやら濁った液汁まみれの美少女2名があられもなくビッグバストをまろび出し。のっけから訴求力高すぎるカヴァーイラストの印象は中身のモノクロ原稿でも続き、売れ線まっしぐらのキュートかつ高密度な作画はひたすらエレガント。すべて直近2年以内の原稿ゆえクオリティも高値安定だ。前作発売時も言及したけど、この才能がまだ一般誌へ青田買いされてないのが不思議なくらい。
この滑らかな筆致から生み出されるヒロイン連中は推定10代後半近辺をヴォリュームゾーンに上方向をわずかにプラスといったところ。みなさん愛らしいフェイスなのに首から下はえらく盛りのよろしい、まさに男子のザーメンをしぼり取るのに特化したボディデザインだ。しおこんぶ特有の繊細なトーンワークで彩られるツヤツヤの肢体はなんとも煽情的で、平常時でもなにやら妖しい色気を秘めた彼女らの表情とともにこれからはじまる行為への期待をいやがうえにもせき立てる。
和風テイストで基本ラヴラヴ寄りだった前作と比べ、今回もっとも趣が異なるのが作劇面。冒頭長編/巻末読み切り2本のいずれもおそらくはヴィクトリア朝~第一次大戦期イギリスを想定した舞台設定のなか、明確にダーク指向の重苦しいストーリーがくり広げられる。とりわけタイトル・チューン「Fanaticism」はその意味するとおりの狂気に満ちた物語で、純真な少女はやがて肉欲のとりことなり穏和な青年は内なる凶暴性を開花させて浅ましき本能をむき出しにするのだ。導入部の牧歌的な雰囲気は中途からどす黒い悪意に彩られてゆき、登場人物みな狂騒に取りつかれケダモノと化す最終話に向け転落の道一直線。短編の方も結末こそ穏健なものの、やはり途中まではえらく剣呑な空気がただよいなんとも心落ち着かない。
1本あたり30~40ページ以上にもわたる大容量を利してエロシーンは質量ともおそろしく充実。タイマンラヴおよび百合混じりの短編2本もすごいが、なんといっても表題作における圧倒的なまでの女体乱舞が印象的だ。この手の主従ものにしてはめずらしくハーレムの形態ではないのだが(冒頭ではヒロインの妄想シーンで一瞬それと錯覚させられる)、女の子の人数を絞ったぶんファックの密度はむしろ高まりグッド。ラヴラヴセックスから拘束首締め変態エロスまで多彩な情交を緻密な作画で大量投下だ。また中盤以降はメインヒロインが屋敷で共有の精液便所化しところ構わず犯されまくるのに対し、サブの娘がちゃっかりご主人さまと独占Hという2人の対照的な運命をそれぞれの交合シーンをシンクロさせながら読者に提示してみせる。
命じられるまま衣服をはだけむっちりボディをあらわにしてご奉仕にいそしむ彼女を乱暴に押さえつけ、すでに準備万端の濡れた蜜壷へ強引に暴れん棒をインサート。テラテラ光る粘膜がめくれ上がるほどに激しくシャフトを往復させ、敏感な部分を突き上げられるたび彼女はほおを紅潮させ瞳をうるませながら恥も外聞もなくハートマークをまき散らす。ガッチリとだいしゅきホールドをキメながら下品なアヘ顔さらけ出ししきりに膣内射精を懇願するヒロインの願いどおり、白くねばつく液体を子袋の許容量いっぱいに幾度となくぶちまけフィニッシュだ。
ほんのりダークサイドも見せていたものの基本的には甘口仕立てだった前作からドップリ本格的に暗黒面を披露し刹那的なファックに没頭するヒロインのドスケベすぎる痴態を全面フィーチャーして抜きツールとしての戦闘力はさらにアップ。一部あるレズシーンでは息子が萎縮したので本稿での実用性評価は妙なことになっているが、女の子同士Hはむしろご褒美な諸兄であれば無問題かと。そんなわけで表題作の壮絶なまでの情欲曼荼羅に心身とも圧倒され、さらには薬物中毒になってしまった爆乳幼なじみっ娘を主人公のちんこパワーで正気へ取り戻す巻末短編「mitigation」で包皮も灼き切れんばかりに愚息を使役。
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
とある伯爵家にメイドとして奉公をはじめた純真な少女はやがて館にうず巻く愛憎の惨禍に翻弄されその身を狂気にゆだねてゆき……表題作長編4話+独立短編2本。貴族文化がその最後の栄華を誇った時代を舞台に社会規範の枷を超え情欲の深淵へと堕ちてゆく救いがたき衆生のありさまを疾風怒濤ストロングファックてんこ盛りでお送りする作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
誕生間もない「コミックバベル」からすぐさま創設された単行本レーベルからの刊行第1弾が、並み居るヴェテラン作家を差し置いて当時1冊たりとも著作を上梓していなかったこの人のデビュー作「恋まぐわい」であったことは特筆してよい。その衝撃ののちもバベルの確固たる屋台骨の1人として執筆を続け、およそ2年ぶりとなるこの新刊リリースにこぎ着けた。なお作者みずから用意の単行本特設ページにてまるごと1話試し読みや各ショップ購入特典の紹介がなされているので、あわてて本屋へ出向く前に要チェック。
1冊め同様にエンボス加工のやたらと凝った表紙ではなにやら濁った液汁まみれの美少女2名があられもなくビッグバストをまろび出し。のっけから訴求力高すぎるカヴァーイラストの印象は中身のモノクロ原稿でも続き、売れ線まっしぐらのキュートかつ高密度な作画はひたすらエレガント。すべて直近2年以内の原稿ゆえクオリティも高値安定だ。前作発売時も言及したけど、この才能がまだ一般誌へ青田買いされてないのが不思議なくらい。
この滑らかな筆致から生み出されるヒロイン連中は推定10代後半近辺をヴォリュームゾーンに上方向をわずかにプラスといったところ。みなさん愛らしいフェイスなのに首から下はえらく盛りのよろしい、まさに男子のザーメンをしぼり取るのに特化したボディデザインだ。しおこんぶ特有の繊細なトーンワークで彩られるツヤツヤの肢体はなんとも煽情的で、平常時でもなにやら妖しい色気を秘めた彼女らの表情とともにこれからはじまる行為への期待をいやがうえにもせき立てる。
和風テイストで基本ラヴラヴ寄りだった前作と比べ、今回もっとも趣が異なるのが作劇面。冒頭長編/巻末読み切り2本のいずれもおそらくはヴィクトリア朝~第一次大戦期イギリスを想定した舞台設定のなか、明確にダーク指向の重苦しいストーリーがくり広げられる。とりわけタイトル・チューン「Fanaticism」はその意味するとおりの狂気に満ちた物語で、純真な少女はやがて肉欲のとりことなり穏和な青年は内なる凶暴性を開花させて浅ましき本能をむき出しにするのだ。導入部の牧歌的な雰囲気は中途からどす黒い悪意に彩られてゆき、登場人物みな狂騒に取りつかれケダモノと化す最終話に向け転落の道一直線。短編の方も結末こそ穏健なものの、やはり途中まではえらく剣呑な空気がただよいなんとも心落ち着かない。
1本あたり30~40ページ以上にもわたる大容量を利してエロシーンは質量ともおそろしく充実。タイマンラヴおよび百合混じりの短編2本もすごいが、なんといっても表題作における圧倒的なまでの女体乱舞が印象的だ。この手の主従ものにしてはめずらしくハーレムの形態ではないのだが(冒頭ではヒロインの妄想シーンで一瞬それと錯覚させられる)、女の子の人数を絞ったぶんファックの密度はむしろ高まりグッド。ラヴラヴセックスから拘束首締め変態エロスまで多彩な情交を緻密な作画で大量投下だ。また中盤以降はメインヒロインが屋敷で共有の精液便所化しところ構わず犯されまくるのに対し、サブの娘がちゃっかりご主人さまと独占Hという2人の対照的な運命をそれぞれの交合シーンをシンクロさせながら読者に提示してみせる。
命じられるまま衣服をはだけむっちりボディをあらわにしてご奉仕にいそしむ彼女を乱暴に押さえつけ、すでに準備万端の濡れた蜜壷へ強引に暴れん棒をインサート。テラテラ光る粘膜がめくれ上がるほどに激しくシャフトを往復させ、敏感な部分を突き上げられるたび彼女はほおを紅潮させ瞳をうるませながら恥も外聞もなくハートマークをまき散らす。ガッチリとだいしゅきホールドをキメながら下品なアヘ顔さらけ出ししきりに膣内射精を懇願するヒロインの願いどおり、白くねばつく液体を子袋の許容量いっぱいに幾度となくぶちまけフィニッシュだ。
ほんのりダークサイドも見せていたものの基本的には甘口仕立てだった前作からドップリ本格的に暗黒面を披露し刹那的なファックに没頭するヒロインのドスケベすぎる痴態を全面フィーチャーして抜きツールとしての戦闘力はさらにアップ。一部あるレズシーンでは息子が萎縮したので本稿での実用性評価は妙なことになっているが、女の子同士Hはむしろご褒美な諸兄であれば無問題かと。そんなわけで表題作の壮絶なまでの情欲曼荼羅に心身とも圧倒され、さらには薬物中毒になってしまった爆乳幼なじみっ娘を主人公のちんこパワーで正気へ取り戻す巻末短編「mitigation」で包皮も灼き切れんばかりに愚息を使役。
Историю второй русской революции
1/28購入。
-池田嘉郎「ロシア革命」岩波新書 ISBN:9784004316374
-澁谷由里「<軍>の中国史」講談社現代新書 ISBN:9784062884099
-水沢光「軍用機の誕生」吉川弘文館 ISBN:9784642058438
-「COMIC快楽天」2017年3月号
-池田嘉郎「ロシア革命」岩波新書 ISBN:9784004316374
-澁谷由里「<軍>の中国史」講談社現代新書 ISBN:9784062884099
-水沢光「軍用機の誕生」吉川弘文館 ISBN:9784642058438
-「COMIC快楽天」2017年3月号
2017-01-27
本日の祭政一致。
-森島コン「おねショタでぃっしゅ」茜新社 ISBN:9784863496071
話○ 抜○ 消小 総合○
ガッチリ体型の先輩女子に主導権を握られショタ主人公は精液搾取されまくり連作2本+独立短編8本。年上ヒロインにベッタリ甘えたり逆に下克上かましてみたり多種多様なおねショタ模様をじっくりねっとり展開の作者これが記念すべき初黄色い楕円コミックスにして抜き物件としての通算2冊めだ。
しばらく定期購読していた当版元の「COMIC天魔」は一部のレギュラークラスを除くとほんの数回掲載されただけですぐに姿を消すような作家が多くずいぶん出入りの激しい雑誌だったが、そんななか初登場から休刊までコンスタントに執筆し同誌の有終の美を飾ったのがこの人。ホームグラウンドを失いどうなることかと心配したけどすぐによそから声がかかりホッと安堵したものだ。そんなわけで待ちに待ったコミックス刊行である。ところでほんの数日前にブラスト出版より非成年扱いで「桜井遥、女体化しちゃいました。 」という本が出ており実際はそっちが森島コンの初単行本なのだが、当地ではいまだに見かけず本作の入手が先に。ちなみに購入にあたっては作者pixivページの発売告知記事で内容サンプル閲覧及び各ショップ購入特典が参照できるので、書店へ向かう前にぜひ一瞥を。
ヴィヴィッドな色彩で描かれるおっきな瞳のキュートボーイ&ガールそろい踏みのラヴリィな表紙の印象どおり、中身のモノクロ原稿もポップで愛らしい作画だ。雑誌ではじめて見たときにこの作家のバックグラウンドを知りたくて検索してみたところ元来はBL/TL畑の人のようで、なるほど女性作家らしい柔和で繊細なタッチ。男性向けエロ漫画に要求される適度な媚びを取り入れつつ独自性を失わないバランスの取れたヴィジュアルといえよう。
この印象的な筆致から生み出される女性陣は年のころハイティーン~20代なかば附近の黄金世代。ギャルギャルしいのから凜とした大人女性まで多種多様な彼女らは丸っこい顔の輪郭に若干寄り目がちのドングリまなことちんまいお口が乗っかった萌えティックな造形で設定年齢よりだいぶあどけなく見える。一方で肢体描写は明確にグラマラス系で、しかも長身かつガッチリした体幹の大柄な女子多め。帯コピーで謳うように年上ヒロイン専科の彼女らとの対比で男子諸君はわずかな例外を除きちんまい体躯のショタっ子がズラリと並ぶ。やんちゃなのから内気系まで、はたまた天使のように汚れなき少年ありかわいらしさ皆無のクソガキありと彼らのキャラメイクもじつに多彩であり、全国8000万のおねショタ大好きっ漢たちの経絡秘孔を激しく突きまくりだ。
ストーリーラインはフンワリした絵柄の雰囲気にふさわしい甘口のイチャラヴ主体で、ほとんどの人に抵抗なく受け入れられるタイプのそれ。ただ年の差カップルばかりなので両者の力関係が片側に傾斜しているお話が必然的に多くなり、順当に年長女子が終始年少男子をリードするか逆にショタっ子にお姉ちゃん側が振りまわされる下克上系かに二分される。いずれにしても基本的にはほほえましいラヴ模様であり、ときどきの彼ら彼女らの暴走も最終的にはハッピーに収束するので読んでるこっちはニヤニヤしっぱなし。
そんな牧歌的な恋愛を描きつつもいざ本番へ突入すると濡れ場はなかなかにストロング。1本あたり20ページ内外のさほど多くない分量ながら、非常ににぎやかな擬音&嬌声が画面を埋めつくし喜怒哀楽クルクル変わるキャラクターたちの豊かな表情とともにピキピキちんことヌレヌレまんことが激しく干戈を交えては大量の液汁が画面いっぱいに飛び交う。とりわけ最愛の男子にゴリゴリ膣内を責め立てられ随喜の涙を流し絶頂するヒロインズのトロトロに崩れたイキ顔がなんともマーヴェラスで、えらく大ぶりに描かれる性器結合/射精断面描写とも併せ読み手の勃起中枢を刺戟しまくりだ。
チェリーボーイの純情もナスティキッズの暴走も年上ゆえの余裕で受け止めてヒロインは母性全開でショタちんこを熱烈歓迎。元気なディックをお口に含みやわらかな胸の谷間で包みこんで先走り汁を確保だ。そいつをゴックンしたのちはすぐさま下腹部をおっ広げ手を差しのべて挿入をアシスト。柔肉をかき分け進入してくるショタちんこをきゅんきゅん締めつけながら未曾有の快感に全身を打ち震わせ恥も外聞もなく咆吼する年長ガールズの艶姿にいっそう興奮。必死に腰を使う少年たちの生み出す鼓動に身を任せつつ熱い吐息をもらしうっとり瞳をうるませながら昇りつめてゆく彼女らの子袋いっぱいに猛り狂うザーメンの奔流を叩きつけフィニッシュ。
いろんなタイプのショタ男子のキュートネスを堪能しつつ彼らの大人顔負けのセックス全面攻勢にすっかり身もだえしイキ狂うお姉ちゃんズのはしたなさすぎる痴態も満喫のひと粒で2度おいしいお得な1冊。最新のお仕事を見るにキッパリとおねショタ1本に路線を定めたようで、同好の士は今後とも大いに期待すべし。そう言いつつ自分は天魔登場初期に描いていた年少男子だけど特別ショタじゃない弟や後輩との絡みの話が好きで、衆人環視のなかカップルのフリをしてガチンコ本番にいそしむハメになった姉弟がいつの間にか行為に没頭の「嘘からはじまる」と、ベタ惚れした先輩女子相手に主人公がガッツリ迫りみごと本懐を遂げる「本番中はお静かに!」がこのたびの私的フェイヴァリット作品でございます。
話○ 抜○ 消小 総合○
ガッチリ体型の先輩女子に主導権を握られショタ主人公は精液搾取されまくり連作2本+独立短編8本。年上ヒロインにベッタリ甘えたり逆に下克上かましてみたり多種多様なおねショタ模様をじっくりねっとり展開の作者これが記念すべき初黄色い楕円コミックスにして抜き物件としての通算2冊めだ。
しばらく定期購読していた当版元の「COMIC天魔」は一部のレギュラークラスを除くとほんの数回掲載されただけですぐに姿を消すような作家が多くずいぶん出入りの激しい雑誌だったが、そんななか初登場から休刊までコンスタントに執筆し同誌の有終の美を飾ったのがこの人。ホームグラウンドを失いどうなることかと心配したけどすぐによそから声がかかりホッと安堵したものだ。そんなわけで待ちに待ったコミックス刊行である。ところでほんの数日前にブラスト出版より非成年扱いで「桜井遥、女体化しちゃいました。 」という本が出ており実際はそっちが森島コンの初単行本なのだが、当地ではいまだに見かけず本作の入手が先に。ちなみに購入にあたっては作者pixivページの発売告知記事で内容サンプル閲覧及び各ショップ購入特典が参照できるので、書店へ向かう前にぜひ一瞥を。
ヴィヴィッドな色彩で描かれるおっきな瞳のキュートボーイ&ガールそろい踏みのラヴリィな表紙の印象どおり、中身のモノクロ原稿もポップで愛らしい作画だ。雑誌ではじめて見たときにこの作家のバックグラウンドを知りたくて検索してみたところ元来はBL/TL畑の人のようで、なるほど女性作家らしい柔和で繊細なタッチ。男性向けエロ漫画に要求される適度な媚びを取り入れつつ独自性を失わないバランスの取れたヴィジュアルといえよう。
この印象的な筆致から生み出される女性陣は年のころハイティーン~20代なかば附近の黄金世代。ギャルギャルしいのから凜とした大人女性まで多種多様な彼女らは丸っこい顔の輪郭に若干寄り目がちのドングリまなことちんまいお口が乗っかった萌えティックな造形で設定年齢よりだいぶあどけなく見える。一方で肢体描写は明確にグラマラス系で、しかも長身かつガッチリした体幹の大柄な女子多め。帯コピーで謳うように年上ヒロイン専科の彼女らとの対比で男子諸君はわずかな例外を除きちんまい体躯のショタっ子がズラリと並ぶ。やんちゃなのから内気系まで、はたまた天使のように汚れなき少年ありかわいらしさ皆無のクソガキありと彼らのキャラメイクもじつに多彩であり、全国8000万のおねショタ大好きっ漢たちの経絡秘孔を激しく突きまくりだ。
ストーリーラインはフンワリした絵柄の雰囲気にふさわしい甘口のイチャラヴ主体で、ほとんどの人に抵抗なく受け入れられるタイプのそれ。ただ年の差カップルばかりなので両者の力関係が片側に傾斜しているお話が必然的に多くなり、順当に年長女子が終始年少男子をリードするか逆にショタっ子にお姉ちゃん側が振りまわされる下克上系かに二分される。いずれにしても基本的にはほほえましいラヴ模様であり、ときどきの彼ら彼女らの暴走も最終的にはハッピーに収束するので読んでるこっちはニヤニヤしっぱなし。
そんな牧歌的な恋愛を描きつつもいざ本番へ突入すると濡れ場はなかなかにストロング。1本あたり20ページ内外のさほど多くない分量ながら、非常ににぎやかな擬音&嬌声が画面を埋めつくし喜怒哀楽クルクル変わるキャラクターたちの豊かな表情とともにピキピキちんことヌレヌレまんことが激しく干戈を交えては大量の液汁が画面いっぱいに飛び交う。とりわけ最愛の男子にゴリゴリ膣内を責め立てられ随喜の涙を流し絶頂するヒロインズのトロトロに崩れたイキ顔がなんともマーヴェラスで、えらく大ぶりに描かれる性器結合/射精断面描写とも併せ読み手の勃起中枢を刺戟しまくりだ。
チェリーボーイの純情もナスティキッズの暴走も年上ゆえの余裕で受け止めてヒロインは母性全開でショタちんこを熱烈歓迎。元気なディックをお口に含みやわらかな胸の谷間で包みこんで先走り汁を確保だ。そいつをゴックンしたのちはすぐさま下腹部をおっ広げ手を差しのべて挿入をアシスト。柔肉をかき分け進入してくるショタちんこをきゅんきゅん締めつけながら未曾有の快感に全身を打ち震わせ恥も外聞もなく咆吼する年長ガールズの艶姿にいっそう興奮。必死に腰を使う少年たちの生み出す鼓動に身を任せつつ熱い吐息をもらしうっとり瞳をうるませながら昇りつめてゆく彼女らの子袋いっぱいに猛り狂うザーメンの奔流を叩きつけフィニッシュ。
いろんなタイプのショタ男子のキュートネスを堪能しつつ彼らの大人顔負けのセックス全面攻勢にすっかり身もだえしイキ狂うお姉ちゃんズのはしたなさすぎる痴態も満喫のひと粒で2度おいしいお得な1冊。最新のお仕事を見るにキッパリとおねショタ1本に路線を定めたようで、同好の士は今後とも大いに期待すべし。そう言いつつ自分は天魔登場初期に描いていた年少男子だけど特別ショタじゃない弟や後輩との絡みの話が好きで、衆人環視のなかカップルのフリをしてガチンコ本番にいそしむハメになった姉弟がいつの間にか行為に没頭の「嘘からはじまる」と、ベタ惚れした先輩女子相手に主人公がガッツリ迫りみごと本懐を遂げる「本番中はお静かに!」がこのたびの私的フェイヴァリット作品でございます。
文化人類ぎゃぐ
1/27購入。
-氣賀澤保規「則天武后」講談社学術文庫 ISBN:9784062923958
-B・マリノフスキー「未開社会における性と抑圧」ちくま学芸文庫 ISBN:9784480097750
-「COMIC阿呍」2017年3月号
-氣賀澤保規「則天武后」講談社学術文庫 ISBN:9784062923958
-B・マリノフスキー「未開社会における性と抑圧」ちくま学芸文庫 ISBN:9784480097750
-「COMIC阿呍」2017年3月号
2017-01-26
今宵のミンストレル・ショウ。
-若月「巨女褐色淫魔」ジーウォーク ISBN:9784862976475
話△ 抜○ 消小 総合○
没落貴族の主人公と彼の召喚した巨体褐色淫魔たちとがさまざまな世界を股にかけながらくり広げる酒池肉林精液搾取シークエンス連作6本&巻末おまけ漫画+独立短編1本。エクストラサイズのド迫力褐色ガールズが大量に湧いて出ては短躯巨根男子のザーメンをありとあらゆる手段でしぼり取りまくりのハーレム具現化たる作者最新刊は通算6冊めにして当社からの第2弾コミックスだ。
かつてはティーアイネットの雑誌を主戦場として執筆していた人で、その時代の単行本をこちらでもいくつかレヴュらせてもらっている。しかしながらしばらく自分の観測範囲から姿を消していたものだから、その後も活動を継続しコミックスも刊行していたということを知らずまことに申しわけない限り。そういう事情で一昨年に同じジーウォークより発売の前作「淫靡な熟女の乳搾り。」は未入手であり、当ブログで評価の俎上に載せるのは2つ前の「GIANTESS」(2011年刊)以来およそ6年ぶりのこと。
ひさしぶりにこの作家のプロダクトに触れて、脳内の記憶と比べえらく作画が洗練されていて驚いた。大まかには一般青年誌系の範疇に属するその絵柄はキャリア初期にはおそろしく描線が粗っぽく、ときに人類とは思えないほどデッサンが崩れることもしばしばあったくらい。それがいくばくかのザックリ感を残しているとはいえしっかりとアタリがとれ無理のない造形がなされているのだからビックリですよ(プロの漫画家に対しえらく失礼なもの言いだけども)。だもんで表紙のみ見てのジャケ買いでも中身とのクオリティ格差はないから安心していいし、どうしても不安ならば出版社公式サイト内の新刊情報ページでサンプル画像の閲覧も可能だ。
さっそくページを手繰りまずは収録作の初出を確認してみると、なんと雑誌掲載のものではなく同人初出の作品をまとめたとのこと。冒頭に当該シリーズの基本設定と主要キャラ紹介が配置されており、若き没落貴族にして強大な魔力の持ち主である主人公・ルイスと、彼が誤って召喚したもののすっかりなついてしまった角出しとんがり耳巨女淫魔・リーゼの超身長差カップルを中心とする世界の大ざっぱな見取り図が同人版未体験の読者にもそれとわかる仕掛け。以後はなぜか淫魔たちがJKとして生活する世界をメイン舞台に突如運動会が始まったりいきなり海へ行ったり囚われの身となったり、ザッピングのように状況を移動しながら主人公のウハウハハーレムライフを逐次投入。長丁場ではあるけれど波瀾万丈の大河ドラマや伏線仕込みまくりの複雑な展開はなく場当たり的にシチュが切り替わってはサクサク進行するので(このへんは通常の商業連載と違い発表間隔が大幅に空く同人原稿ゆえの事情だろう)、逆に気負わずイージーにお話を堪能できるのがありがたい。
そして冒頭長編/巻末読み切りいずれにも共通する若月漫画最大の特色が完全女子主導型のエロシーン。ちんこはデカいけれど体格は貧弱でどこか受動的な男性サイドをビッグな体躯の女子連中が完全に見下しまるで子供をあやすみたいにもてあそぶ逆転の構図が全編にわたりくり広げられる。とりわけ本作ではガタイの格差が従来以上に強調され、まるで大人とペットの猿くらいに極端な身長差で描かれるので(むろん野郎側がちっちゃい方だ)、主人公の扱いときたらほとんどホビットか縫いぐるみ程度だ。いきなり全身をホールドされすみやかにちんこをまろび出されたのち好き勝手にいじくり倒されては精子ピュッピュッとしごき出されるのだから受け身願望男子諸君はたまりませんね!
見上げんばかりの雄大な淫魔の群れに囲まれてとらわれの少女のごとくおびえる男子をむんずと抱え上げ恥ずかしい部分を露出させてイイコイイコしつつ竿も弾もお口に含んでただちに第1ちんこ汁発射。休むいとまもなくこんどはドデカいヒップにまたがって暴れん棒を肉厚のビラビラにあてがったのち摩擦運動をスタートだ。窒息しそうなほど全身を巨大淫魔ボディに挟みこまれつつ必死に腰を使っては内へ外へと白濁をまき散らし、彼女らはそれを浴びるたびうっとりほおを紅潮させ絶頂。その後なおもしきりに射精をうながされては彼女らのお口へ前後の穴へ幾たびもザーメンの奔流をぶちまけ続けいつまでもご奉仕活動は止むことなし。
居並ぶ褐色アマゾネスたちに生殺与奪の権利を握られひたすら精液発射マシーンとして精励するほかない下克上シチュの応酬ながら、矮小な体躯に似合わぬ主人公の巨根絶倫設定と女子サイドが心底気持ちよさそうにイキまくるのとで男女逆転の構図にも屈辱的な色合いがないのはよいところ。極端にレンジの狭い性的嗜好の具現化であり受容のハードルはやたらと高いが、そこさえクリアすれほぼ全編巨体ヒロインズに精液ぶちまけ続けるだけという非常に合目的的な抜きツールとして活躍してくれるはず。淫魔というよりイマドキの黒ギャルっぽい彼女らの痴態を大いに堪能して特段に巨女スキーではない自分でさえもすっかり精巣のストックを枯渇させましたよ。
話△ 抜○ 消小 総合○
没落貴族の主人公と彼の召喚した巨体褐色淫魔たちとがさまざまな世界を股にかけながらくり広げる酒池肉林精液搾取シークエンス連作6本&巻末おまけ漫画+独立短編1本。エクストラサイズのド迫力褐色ガールズが大量に湧いて出ては短躯巨根男子のザーメンをありとあらゆる手段でしぼり取りまくりのハーレム具現化たる作者最新刊は通算6冊めにして当社からの第2弾コミックスだ。
かつてはティーアイネットの雑誌を主戦場として執筆していた人で、その時代の単行本をこちらでもいくつかレヴュらせてもらっている。しかしながらしばらく自分の観測範囲から姿を消していたものだから、その後も活動を継続しコミックスも刊行していたということを知らずまことに申しわけない限り。そういう事情で一昨年に同じジーウォークより発売の前作「淫靡な熟女の乳搾り。」は未入手であり、当ブログで評価の俎上に載せるのは2つ前の「GIANTESS」(2011年刊)以来およそ6年ぶりのこと。
ひさしぶりにこの作家のプロダクトに触れて、脳内の記憶と比べえらく作画が洗練されていて驚いた。大まかには一般青年誌系の範疇に属するその絵柄はキャリア初期にはおそろしく描線が粗っぽく、ときに人類とは思えないほどデッサンが崩れることもしばしばあったくらい。それがいくばくかのザックリ感を残しているとはいえしっかりとアタリがとれ無理のない造形がなされているのだからビックリですよ(プロの漫画家に対しえらく失礼なもの言いだけども)。だもんで表紙のみ見てのジャケ買いでも中身とのクオリティ格差はないから安心していいし、どうしても不安ならば出版社公式サイト内の新刊情報ページでサンプル画像の閲覧も可能だ。
さっそくページを手繰りまずは収録作の初出を確認してみると、なんと雑誌掲載のものではなく同人初出の作品をまとめたとのこと。冒頭に当該シリーズの基本設定と主要キャラ紹介が配置されており、若き没落貴族にして強大な魔力の持ち主である主人公・ルイスと、彼が誤って召喚したもののすっかりなついてしまった角出しとんがり耳巨女淫魔・リーゼの超身長差カップルを中心とする世界の大ざっぱな見取り図が同人版未体験の読者にもそれとわかる仕掛け。以後はなぜか淫魔たちがJKとして生活する世界をメイン舞台に突如運動会が始まったりいきなり海へ行ったり囚われの身となったり、ザッピングのように状況を移動しながら主人公のウハウハハーレムライフを逐次投入。長丁場ではあるけれど波瀾万丈の大河ドラマや伏線仕込みまくりの複雑な展開はなく場当たり的にシチュが切り替わってはサクサク進行するので(このへんは通常の商業連載と違い発表間隔が大幅に空く同人原稿ゆえの事情だろう)、逆に気負わずイージーにお話を堪能できるのがありがたい。
そして冒頭長編/巻末読み切りいずれにも共通する若月漫画最大の特色が完全女子主導型のエロシーン。ちんこはデカいけれど体格は貧弱でどこか受動的な男性サイドをビッグな体躯の女子連中が完全に見下しまるで子供をあやすみたいにもてあそぶ逆転の構図が全編にわたりくり広げられる。とりわけ本作ではガタイの格差が従来以上に強調され、まるで大人とペットの猿くらいに極端な身長差で描かれるので(むろん野郎側がちっちゃい方だ)、主人公の扱いときたらほとんどホビットか縫いぐるみ程度だ。いきなり全身をホールドされすみやかにちんこをまろび出されたのち好き勝手にいじくり倒されては精子ピュッピュッとしごき出されるのだから受け身願望男子諸君はたまりませんね!
見上げんばかりの雄大な淫魔の群れに囲まれてとらわれの少女のごとくおびえる男子をむんずと抱え上げ恥ずかしい部分を露出させてイイコイイコしつつ竿も弾もお口に含んでただちに第1ちんこ汁発射。休むいとまもなくこんどはドデカいヒップにまたがって暴れん棒を肉厚のビラビラにあてがったのち摩擦運動をスタートだ。窒息しそうなほど全身を巨大淫魔ボディに挟みこまれつつ必死に腰を使っては内へ外へと白濁をまき散らし、彼女らはそれを浴びるたびうっとりほおを紅潮させ絶頂。その後なおもしきりに射精をうながされては彼女らのお口へ前後の穴へ幾たびもザーメンの奔流をぶちまけ続けいつまでもご奉仕活動は止むことなし。
居並ぶ褐色アマゾネスたちに生殺与奪の権利を握られひたすら精液発射マシーンとして精励するほかない下克上シチュの応酬ながら、矮小な体躯に似合わぬ主人公の巨根絶倫設定と女子サイドが心底気持ちよさそうにイキまくるのとで男女逆転の構図にも屈辱的な色合いがないのはよいところ。極端にレンジの狭い性的嗜好の具現化であり受容のハードルはやたらと高いが、そこさえクリアすれほぼ全編巨体ヒロインズに精液ぶちまけ続けるだけという非常に合目的的な抜きツールとして活躍してくれるはず。淫魔というよりイマドキの黒ギャルっぽい彼女らの痴態を大いに堪能して特段に巨女スキーではない自分でさえもすっかり精巣のストックを枯渇させましたよ。
2017-01-25
酒はうまいし ねえちゃんはきれいだ
1/25借出。
-十川信介「夏目漱石」岩波新書 ISBN:9784004316312
-小川勝「東京オリンピック」集英社新書 ISBN:9784087208467
-きたやまおさむ「コブのない駱駝」岩波書店 ISBN:9784000611589
-谷村志穂「ききりんご紀行」集英社 ISBN:9784087860788
-白石あづさ「世界のへんな肉」新潮社 ISBN:9784103504719
-日本児童教育振興財団編「学校教育の戦後70年史」小学館 ISBN:9784098401703
-十川信介「夏目漱石」岩波新書 ISBN:9784004316312
-小川勝「東京オリンピック」集英社新書 ISBN:9784087208467
-きたやまおさむ「コブのない駱駝」岩波書店 ISBN:9784000611589
-谷村志穂「ききりんご紀行」集英社 ISBN:9784087860788
-白石あづさ「世界のへんな肉」新潮社 ISBN:9784103504719
-日本児童教育振興財団編「学校教育の戦後70年史」小学館 ISBN:9784098401703
2017-01-24
本年度のスカイメイト。
-肉そうきゅー。「催淫VRコントロール」ジーオーティー ISBN:9784814800148
話○ 抜○ 消小 総合○
コミュ障ヒキオタ主人公が世界を改変するスマホアプリの力でリア充に変身し手当たり次第に女を食い放題のハーレム満喫長編8話&描きおろしフルカラープロローグ+独立短編2本。生意気なアイツも高嶺の花のあの娘も催眠調教で自由自在に肉奴隷化しだらしないアヘ顔さらして絶頂の光景をたっぷりとお届けの作者最新刊は抜き物件としての通算10冊めにして本レーベルからの3rdコミックスだ。
デビューからしばらくはいまは亡き「コミックポプリクラブ」でもっぱら甘々イチャラヴを描いていたのが、当社刊の「コミックグレープ」へ主戦場を移してからというものすっかり作風をチェンジ。いまやダークエロス一辺倒となり男性側も健全安全好青年からキモメン専科へ変貌して画面全体から禍々しいオーラが発生しており壮観だ。そんなわけで一昨年秋に刊行の前単行本「犯る気スイッチ」に引き続き同じブランドから発売の今作も当然のとごく暗黒ファック一本やりでございますよ。ちなみにこちらで紹介する紙ヴァージョンのほかいち早く電子書籍版も同時リリースされているので、収納スペースにお困りの方や出先でもエロ漫画を堪能したい御仁はそちらをセレクトすべし。
ポップ&キュートなアニメ絵ベースの作画はキャリア初期からおおむね完成形で筆致は安定。巻末短編のみ「comicアンスリウム」、それ以外はグレープ掲載分を収録のこちらはいずれも直近2年以内に描かれた最新型肉そうきゅー。物件ゆえ全編にわたり表紙コンパチの端整な作画だ。
ポプリ時代は登場ヒロインをほぼハイティーン固定で展開していたが、こちらではもう少し上の年齢までフォローして多彩なニーズにお応え。妹に同級生、バイト先の同僚に大家さんやアイドルに至るまでさまざまなタイプのヒロインがぼくらを熱烈歓迎だ。ただ若い娘はむろんのこと年長さんでも10代同然の愛らしさでありアダルト感は希薄なので基本的に熟女嗜好の方向きではない。一方でボディデザインは明確にボンキュッボンのグラマラス寄りであり、おっぱいボイーンお尻ドドーンの肉感的な肢体描写が読者の股間を大いに励起せしめる。
グレープに来てからというもの、手がけるお話たちは問答無用の催眠調教系ばかり。とはいえそれを実現するための趣向はさまざまで、ストレートなMC凌辱の短編2本に加え冒頭からの長尺ものにして実質的なタイトル・チューンに相当の連載作品「Another Line」では対人レヴェルのみならず周辺世界まで作中のスマホアプリにより思うがままに改変してしまう大がかりなギミックを導入。いま主人公たちが生きている現実の外にある並行世界に起こりうる可能性の都合のいい部分をつまみ食いできる――とまあ少々ややこしい理屈だけど、要は自由に目の前の事象を操作できるのだ(アプリは見かけ上ゲームの体裁を採るので、資金をかせぎ強力なアイテムを入手するなどそれなりの攻略法は必要だけれども)。エロ漫画である本作では必然的にその矛先が女の子とのガチファックに直結するって寸法ですね。
1本あたり18ページ程度の比較的コンパクトな分量ながら、前置きなくすぐさま濡れ場突入が可能な物語構造ゆえエロシーンは質量とも充実。精神操作によりあっという間に発情してはドエロく乱れるヒロイン連中の淫乱まんこにゴリゴリ怒張をねじこみきゅんきゅん締めつける内奥の感触を楽しみながら中田氏三昧のワンダフルワールド実現だ。従来から定評のあるMっ気満点ケレン味たっぷりなおにゃのこ絶頂描写に加え、前作あたりから顕著になってきた白目剥きアヘ顔や淫語マシンガン連射など濃口のエロ演出がますます露骨になり、理性を完全に吹き飛ばし白痴じみた表情でセックスの快楽に没頭するヒロインズのはしたなさすぎる痴態を惜しみなく披露。
催眠の合図ひとつで、もしくはアイテムをサクッと発動させたのちすぐさま彼女ら瞳をうるませほおを紅潮させて速攻ヌレヌレ。自分からまんこおっ広げ挿入をおねだりの女子どものご要望どおりおもむろにシャフトをねじこめばたちまちハート目でエロワード乱射。肉厚のビラビラから派手に液汁をまき散らし未曾有の快感に全身を打ち震わせながら下品なイキ顔さらけ出すさまが淫猥でたまらない。前後の穴を責め立てられ屈辱的なポーズを取らされながらも脳髄を灼く刺戟にすっかりおかしくなり日本語にならない嬌声をまき散らしながらだらしなく気をやるエロメスどもの子宮いっぱいに最後たっぷりと白くねばつく液体を叩きつけ女体征服ミッションコンプリート。
精神操作系ハードコアファック路線も3冊めとなればすっかり板について、とりわけ完全に本能全開で下品にイキまくるアヘ顔演出の数々を見ているともういにしえの牧歌的なイチャラヴには戻れそうにない感じ。それでもまだキッパリと勧悪懲善にはなりきれず因果応報的ラストにするあたりには作者の逡巡がうかがえる。そう言いつつ個人的には以前のような甘口和姦ももたまには読みたかったり。だもんで冒頭長編の圧倒的な迫力に驚嘆しつつも巻末短編「陸上彼女のHなツボ」みたく催眠調教スタイルではあるものの邪悪テイストわりと薄めの作品の方に惹かれますか喃。
話○ 抜○ 消小 総合○
コミュ障ヒキオタ主人公が世界を改変するスマホアプリの力でリア充に変身し手当たり次第に女を食い放題のハーレム満喫長編8話&描きおろしフルカラープロローグ+独立短編2本。生意気なアイツも高嶺の花のあの娘も催眠調教で自由自在に肉奴隷化しだらしないアヘ顔さらして絶頂の光景をたっぷりとお届けの作者最新刊は抜き物件としての通算10冊めにして本レーベルからの3rdコミックスだ。
デビューからしばらくはいまは亡き「コミックポプリクラブ」でもっぱら甘々イチャラヴを描いていたのが、当社刊の「コミックグレープ」へ主戦場を移してからというものすっかり作風をチェンジ。いまやダークエロス一辺倒となり男性側も健全安全好青年からキモメン専科へ変貌して画面全体から禍々しいオーラが発生しており壮観だ。そんなわけで一昨年秋に刊行の前単行本「犯る気スイッチ」に引き続き同じブランドから発売の今作も当然のとごく暗黒ファック一本やりでございますよ。ちなみにこちらで紹介する紙ヴァージョンのほかいち早く電子書籍版も同時リリースされているので、収納スペースにお困りの方や出先でもエロ漫画を堪能したい御仁はそちらをセレクトすべし。
ポップ&キュートなアニメ絵ベースの作画はキャリア初期からおおむね完成形で筆致は安定。巻末短編のみ「comicアンスリウム」、それ以外はグレープ掲載分を収録のこちらはいずれも直近2年以内に描かれた最新型肉そうきゅー。物件ゆえ全編にわたり表紙コンパチの端整な作画だ。
ポプリ時代は登場ヒロインをほぼハイティーン固定で展開していたが、こちらではもう少し上の年齢までフォローして多彩なニーズにお応え。妹に同級生、バイト先の同僚に大家さんやアイドルに至るまでさまざまなタイプのヒロインがぼくらを熱烈歓迎だ。ただ若い娘はむろんのこと年長さんでも10代同然の愛らしさでありアダルト感は希薄なので基本的に熟女嗜好の方向きではない。一方でボディデザインは明確にボンキュッボンのグラマラス寄りであり、おっぱいボイーンお尻ドドーンの肉感的な肢体描写が読者の股間を大いに励起せしめる。
グレープに来てからというもの、手がけるお話たちは問答無用の催眠調教系ばかり。とはいえそれを実現するための趣向はさまざまで、ストレートなMC凌辱の短編2本に加え冒頭からの長尺ものにして実質的なタイトル・チューンに相当の連載作品「Another Line」では対人レヴェルのみならず周辺世界まで作中のスマホアプリにより思うがままに改変してしまう大がかりなギミックを導入。いま主人公たちが生きている現実の外にある並行世界に起こりうる可能性の都合のいい部分をつまみ食いできる――とまあ少々ややこしい理屈だけど、要は自由に目の前の事象を操作できるのだ(アプリは見かけ上ゲームの体裁を採るので、資金をかせぎ強力なアイテムを入手するなどそれなりの攻略法は必要だけれども)。エロ漫画である本作では必然的にその矛先が女の子とのガチファックに直結するって寸法ですね。
1本あたり18ページ程度の比較的コンパクトな分量ながら、前置きなくすぐさま濡れ場突入が可能な物語構造ゆえエロシーンは質量とも充実。精神操作によりあっという間に発情してはドエロく乱れるヒロイン連中の淫乱まんこにゴリゴリ怒張をねじこみきゅんきゅん締めつける内奥の感触を楽しみながら中田氏三昧のワンダフルワールド実現だ。従来から定評のあるMっ気満点ケレン味たっぷりなおにゃのこ絶頂描写に加え、前作あたりから顕著になってきた白目剥きアヘ顔や淫語マシンガン連射など濃口のエロ演出がますます露骨になり、理性を完全に吹き飛ばし白痴じみた表情でセックスの快楽に没頭するヒロインズのはしたなさすぎる痴態を惜しみなく披露。
催眠の合図ひとつで、もしくはアイテムをサクッと発動させたのちすぐさま彼女ら瞳をうるませほおを紅潮させて速攻ヌレヌレ。自分からまんこおっ広げ挿入をおねだりの女子どものご要望どおりおもむろにシャフトをねじこめばたちまちハート目でエロワード乱射。肉厚のビラビラから派手に液汁をまき散らし未曾有の快感に全身を打ち震わせながら下品なイキ顔さらけ出すさまが淫猥でたまらない。前後の穴を責め立てられ屈辱的なポーズを取らされながらも脳髄を灼く刺戟にすっかりおかしくなり日本語にならない嬌声をまき散らしながらだらしなく気をやるエロメスどもの子宮いっぱいに最後たっぷりと白くねばつく液体を叩きつけ女体征服ミッションコンプリート。
精神操作系ハードコアファック路線も3冊めとなればすっかり板について、とりわけ完全に本能全開で下品にイキまくるアヘ顔演出の数々を見ているともういにしえの牧歌的なイチャラヴには戻れそうにない感じ。それでもまだキッパリと勧悪懲善にはなりきれず因果応報的ラストにするあたりには作者の逡巡がうかがえる。そう言いつつ個人的には以前のような甘口和姦ももたまには読みたかったり。だもんで冒頭長編の圧倒的な迫力に驚嘆しつつも巻末短編「陸上彼女のHなツボ」みたく催眠調教スタイルではあるものの邪悪テイストわりと薄めの作品の方に惹かれますか喃。
比村乳業
1/24購入。
-鈴木小波「新装版 ホクサイと飯」講談社 ISBN:9784063829167
-飯山幸伸「万能機列伝」光人社NF文庫 ISBN:9784769829911
-大高勇治「第七駆逐隊海戦記」光人社NF文庫 ISBN:9784769829959
-大森庸雄「ロック豪快伝説」立東舎文庫 ISBN:9784845629831
-鈴木小波「新装版 ホクサイと飯」講談社 ISBN:9784063829167
-飯山幸伸「万能機列伝」光人社NF文庫 ISBN:9784769829911
-大高勇治「第七駆逐隊海戦記」光人社NF文庫 ISBN:9784769829959
-大森庸雄「ロック豪快伝説」立東舎文庫 ISBN:9784845629831
2017-01-23
893愚連隊
1/23購入。
-鈴木健也「おしえて! ギャル子ちゃん(4)」メディアファクトリー ISBN:9784040687124
-新久千映「ワカコ酒(8)」徳間書店 ISBN:9784199803895
-「COMIC E×E」05
-鈴木健也「おしえて! ギャル子ちゃん(4)」メディアファクトリー ISBN:9784040687124
-新久千映「ワカコ酒(8)」徳間書店 ISBN:9784199803895
-「COMIC E×E」05
2017-01-22
今季の会員要項。
-ハッチ「ロリ画像」ヒット出版社 ISBN:9784894657151
話○ 抜○ 消小 総合○
ロリ映像愛好仲間からの電話でヴィデオのなかの少女たちの監禁現場に遭遇した主人公たちは彼女らを素材に毎日ハメ撮り三昧中編3話+歪んだ血縁の落とし子たる兄妹はやがて自分たちの世代でも同じ過ちを反復して……連作3本+独立短編2本。真摯だけれども同時にどうしようもなく浅はかな男女の赤裸々な性愛のありようを容赦なく浮き彫りにしてゆく作者最新刊は再録等を除く新作としての通算14冊めのコミックスだ。なお前作に引き続きまたしてもアマゾン八分を食らっているようなので、書誌情報のリンクはまんが王のサイトへ。
デビューのころは別の出版社を拠点に活動していたけれど、中途からはこの版元へホームグラウンドを移し媒体も当初のロリアンソロから看板誌の「COMIC阿呍」へ移籍してはや幾歳月。もはや誌上でも古株の部類ながら依然として第一線に立ち続けるさまは感嘆するほかない。執筆ペースもきわめて堅調であり、前単行本「ろりティッシュ」から1年経たずに再会だ。
従来からのハッチファンにはおなじみのことだが、外注塗り師を起用したコッテリヌメヌメ系のカラー表紙と、陶器のように冷たくソリッドな感触が特徴的な中身のモノクロ原稿とではかなり受ける印象が異なるので注意。むろん百戦錬磨のヴェテランだし直近作ばかりなので筆致も安定しクオリティに問題はないけれど、可能ならば店頭見本をチェックしてそのギャップを確認したのち購入可否を判断するのがベター。それがかなわぬ場合は出版社公式サイト内の新刊情報ページで内容サンプルの閲覧を。
この硬質のタッチから生み出される女性陣はタイトルどおりのちびっ娘多めではあるけれど、作中の時間経過とともにおっぱいも育ったりするので完全つるぺたのみで読みたい方はご愁傷さま。個人的にはハッチ謹製の巨乳女子にはたいそう勃起中枢を刺戟されるのでむしろありがたいけども。どこか焦点の合わない瞳で恥も外聞もなくセックスに没頭する彼女たちの造形は類似品の見つからない独特の味わいで、受容にあたり良くも悪くも人を選びそうではある。
いつもながらに物語は和姦とも凌辱ともつかぬ非常にクセの強いもの。萌えエロ漫画に出てくるみたく恋に恋する純真無垢なヒロインなど間違っても出てこないが、かといってビッチぞろいなのかというとそれも違う。強いて言えば不本意な状況で純潔を汚された少女たちが心を閉ざしたまま身体だけがすっかり開発されセックスのとりことなっていくパターンが主流だろうか。加えてAV撮影だのガチ近親相姦だのニンフォマニアだのどこか病んだシチュを多用し、女の子はこみ上げる快感に没頭し全身をのけぞらせているのに気持ちはどこか上の空という趣のグロテスクな状況を現出させている。そのかたわらでたとえば世代をまたぐ血の呪縛を訥々とつづり、あるいは非日常の光景に道徳観念を麻痺させる男たちのありさまを価値判断抜きにナマの形で読者の脳裡へ提示。多くはやるせない人間の業をあらわにする行状しがたいエンディングを迎えるが、それらはキャラクターたちのわずかに変化する表情や細やかなコマ割りの演出によって示唆され、あえて一から十までは説明しないのがハッチ作品のスタイルだ。
多いものだと1本あたり30ページ以上にもわたる大容量を活かし、エロシーンはふんだんにちんこまんこの真剣勝負が盛りこまれる。ロリっ娘たちの華奢な肢体が大人の凶悪な怒張により貫かれまだしちゃいけないイキ顔さらしながら未曾有の快楽に打ち震えては幼い子宮にたっぷりザーメン注入され絶頂するヒロインズの痴態をじっくりねっとり中継だ。フェラやクンニの際には性器近辺を露骨なくらいクローズアップし本番突入後はひたすら結合部にフォーカシングする画面構成も読み手の興奮を効果的に励起せしめる。
凍てついたハートとは裏腹に少女の幼い肢体はすでにちんこパワーのとりこ。自分から屹立したシャフトに腰を下ろしゆっくりとグラインドを開始する。全身汗みずくになりながらいっそう激しく粘膜どうしをこすり合わせ脳髄を灼くような衝動に身をゆだねては小刻みに甘い吐息をもらすのだ。小さな胸を乱暴に這いまわる舌や指に全身をビクつかせ狭隘な膣内をゴリゴリ大人ちんこでえぐられるたびハートマークをまき散らして昇りつめてゆく彼女らのちびっ娘まんこの最深部めがけ特濃ザーメンの奔流をプレゼント。
あいかわらず作画/作劇ともエグさ炸裂で読後ドッと疲労感に包まれるのだけれど、少し落ちついたのちは再度その強烈な刺戟を味わいたくなるとびきりの香辛料のような1冊。あえてセックスの生々しくよどんだ部分を見せつけるような露悪的な作風に初見の方がなじむのには時間がかかるかも知れないが、いちどはその奇妙な味わいに触れ流れのままに身をゆだねてみるのをオススメ。長尺もの/読み切りいずれも頭にガツンと一撃を食らったが、なかでも近親相姦の救われぬ輪廻の構図とそこからの離脱を身もフタもなさすぎる性描写ととともに展開しある種清冽なラストで締めくくられる「凜」/「透」/「坊」連作と、同級生女子に強い想いを寄せる主人公とさして気もないのに彼女とつきあう友人、双方にはさまれ2人に身を許すヒロインの奇妙な三角関係をあっと驚く結末に至るまでヴィヴィッドに描写の短編「告ったら?」(これはカヴァー下の後日談までぜひ見てほしい)が今作中の最愛物件。
話○ 抜○ 消小 総合○
ロリ映像愛好仲間からの電話でヴィデオのなかの少女たちの監禁現場に遭遇した主人公たちは彼女らを素材に毎日ハメ撮り三昧中編3話+歪んだ血縁の落とし子たる兄妹はやがて自分たちの世代でも同じ過ちを反復して……連作3本+独立短編2本。真摯だけれども同時にどうしようもなく浅はかな男女の赤裸々な性愛のありようを容赦なく浮き彫りにしてゆく作者最新刊は再録等を除く新作としての通算14冊めのコミックスだ。なお前作に引き続きまたしてもアマゾン八分を食らっているようなので、書誌情報のリンクはまんが王のサイトへ。
デビューのころは別の出版社を拠点に活動していたけれど、中途からはこの版元へホームグラウンドを移し媒体も当初のロリアンソロから看板誌の「COMIC阿呍」へ移籍してはや幾歳月。もはや誌上でも古株の部類ながら依然として第一線に立ち続けるさまは感嘆するほかない。執筆ペースもきわめて堅調であり、前単行本「ろりティッシュ」から1年経たずに再会だ。
従来からのハッチファンにはおなじみのことだが、外注塗り師を起用したコッテリヌメヌメ系のカラー表紙と、陶器のように冷たくソリッドな感触が特徴的な中身のモノクロ原稿とではかなり受ける印象が異なるので注意。むろん百戦錬磨のヴェテランだし直近作ばかりなので筆致も安定しクオリティに問題はないけれど、可能ならば店頭見本をチェックしてそのギャップを確認したのち購入可否を判断するのがベター。それがかなわぬ場合は出版社公式サイト内の新刊情報ページで内容サンプルの閲覧を。
この硬質のタッチから生み出される女性陣はタイトルどおりのちびっ娘多めではあるけれど、作中の時間経過とともにおっぱいも育ったりするので完全つるぺたのみで読みたい方はご愁傷さま。個人的にはハッチ謹製の巨乳女子にはたいそう勃起中枢を刺戟されるのでむしろありがたいけども。どこか焦点の合わない瞳で恥も外聞もなくセックスに没頭する彼女たちの造形は類似品の見つからない独特の味わいで、受容にあたり良くも悪くも人を選びそうではある。
いつもながらに物語は和姦とも凌辱ともつかぬ非常にクセの強いもの。萌えエロ漫画に出てくるみたく恋に恋する純真無垢なヒロインなど間違っても出てこないが、かといってビッチぞろいなのかというとそれも違う。強いて言えば不本意な状況で純潔を汚された少女たちが心を閉ざしたまま身体だけがすっかり開発されセックスのとりことなっていくパターンが主流だろうか。加えてAV撮影だのガチ近親相姦だのニンフォマニアだのどこか病んだシチュを多用し、女の子はこみ上げる快感に没頭し全身をのけぞらせているのに気持ちはどこか上の空という趣のグロテスクな状況を現出させている。そのかたわらでたとえば世代をまたぐ血の呪縛を訥々とつづり、あるいは非日常の光景に道徳観念を麻痺させる男たちのありさまを価値判断抜きにナマの形で読者の脳裡へ提示。多くはやるせない人間の業をあらわにする行状しがたいエンディングを迎えるが、それらはキャラクターたちのわずかに変化する表情や細やかなコマ割りの演出によって示唆され、あえて一から十までは説明しないのがハッチ作品のスタイルだ。
多いものだと1本あたり30ページ以上にもわたる大容量を活かし、エロシーンはふんだんにちんこまんこの真剣勝負が盛りこまれる。ロリっ娘たちの華奢な肢体が大人の凶悪な怒張により貫かれまだしちゃいけないイキ顔さらしながら未曾有の快楽に打ち震えては幼い子宮にたっぷりザーメン注入され絶頂するヒロインズの痴態をじっくりねっとり中継だ。フェラやクンニの際には性器近辺を露骨なくらいクローズアップし本番突入後はひたすら結合部にフォーカシングする画面構成も読み手の興奮を効果的に励起せしめる。
凍てついたハートとは裏腹に少女の幼い肢体はすでにちんこパワーのとりこ。自分から屹立したシャフトに腰を下ろしゆっくりとグラインドを開始する。全身汗みずくになりながらいっそう激しく粘膜どうしをこすり合わせ脳髄を灼くような衝動に身をゆだねては小刻みに甘い吐息をもらすのだ。小さな胸を乱暴に這いまわる舌や指に全身をビクつかせ狭隘な膣内をゴリゴリ大人ちんこでえぐられるたびハートマークをまき散らして昇りつめてゆく彼女らのちびっ娘まんこの最深部めがけ特濃ザーメンの奔流をプレゼント。
あいかわらず作画/作劇ともエグさ炸裂で読後ドッと疲労感に包まれるのだけれど、少し落ちついたのちは再度その強烈な刺戟を味わいたくなるとびきりの香辛料のような1冊。あえてセックスの生々しくよどんだ部分を見せつけるような露悪的な作風に初見の方がなじむのには時間がかかるかも知れないが、いちどはその奇妙な味わいに触れ流れのままに身をゆだねてみるのをオススメ。長尺もの/読み切りいずれも頭にガツンと一撃を食らったが、なかでも近親相姦の救われぬ輪廻の構図とそこからの離脱を身もフタもなさすぎる性描写ととともに展開しある種清冽なラストで締めくくられる「凜」/「透」/「坊」連作と、同級生女子に強い想いを寄せる主人公とさして気もないのに彼女とつきあう友人、双方にはさまれ2人に身を許すヒロインの奇妙な三角関係をあっと驚く結末に至るまでヴィヴィッドに描写の短編「告ったら?」(これはカヴァー下の後日談までぜひ見てほしい)が今作中の最愛物件。
Day-o, day-ay-ay-o
1/22借出。
-小長谷正明「難病にいどむ遺伝子治療」岩波科学ライブラリー ISBN:9784000296557
-近江俊秀「古代日本の情報戦略」朝日選書 ISBN:9784022630537
-広瀬大介「帝国のオペラ」河出ブックス ISBN:9784309624990
-都築雅人「魅惑の鉄道橋」交通新聞社 ISBN:9784330738161
-久米雅雄「ものと人間の文化史178 はんこ」法政大学出版局 ISBN:9784588217814
-E・ユウィング「こども服の歴史」東京堂出版 ISBN:9784490209440
-L・ピアッティ=ファーネル「バナナの歴史」原書房 ISBN:9784562053278
-小長谷正明「難病にいどむ遺伝子治療」岩波科学ライブラリー ISBN:9784000296557
-近江俊秀「古代日本の情報戦略」朝日選書 ISBN:9784022630537
-広瀬大介「帝国のオペラ」河出ブックス ISBN:9784309624990
-都築雅人「魅惑の鉄道橋」交通新聞社 ISBN:9784330738161
-久米雅雄「ものと人間の文化史178 はんこ」法政大学出版局 ISBN:9784588217814
-E・ユウィング「こども服の歴史」東京堂出版 ISBN:9784490209440
-L・ピアッティ=ファーネル「バナナの歴史」原書房 ISBN:9784562053278
2017-01-21
運玉義留
1/21購入。
-新崎盛暉「私の沖縄現代史」岩波現代文庫 ISBN:9784006033033
-菊池信輝「日本型新自由主義とは何か」岩波書店 ISBN:9784000291972
-「COMIC LO」2017年3月号
-「コミックバベル」2017年3月号
-新崎盛暉「私の沖縄現代史」岩波現代文庫 ISBN:9784006033033
-菊池信輝「日本型新自由主義とは何か」岩波書店 ISBN:9784000291972
-「COMIC LO」2017年3月号
-「コミックバベル」2017年3月号
2017-01-20
今夜の弾幕乱舞。
-流一本「貢姦情献」ヒット出版社 ISBN:9784894657144
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
ほのかに思いを寄せる女性が自分の友人と結ばれ複雑な感情を抱きつつも祝福する主人公だが彼らに迫る危機を前にとある選択を……表題作長編6話+独立短編3本+前単行本発売宣伝ショート漫画。惨劇へのとば口をみずから開き肉欲の隘路へと堕ちてゆく男女の浅ましき所業を冷徹に描き出す作者最新刊は通算15冊めにして当レーベルからの第14弾単行本だ。
途中少しだけ他社掛け持ちをしたものの、活動の主軸は一貫してヒット出版社の看板誌「COMIC阿呍」に置きながら長らく第一線に君臨する作家。おおむね年イチペースのコミックス刊行を続けてきたけれど、前作「姦用少女」から本作リリースまではおよそ1年半とふだんよりインターヴァル長め。といってもコンスタントな執筆ぶりに変化はないので誤差の範囲であり既刊ファンもそれほど待たされ感はないかと。
キャリア初期の比較的シンプルな作画はファック内容のコッテリ化に追随して徐々にタッチも濃口に。とはいえ現在でも一般青年誌系のプレーンな絵柄がベースであり幅広い層に受容できるメジャー感がウリだ。今回はすべて前単行本発売以降に執筆の直近作であり最新型流一本のヴィジュアルを堪能できる。例によって版元提供の単行本情報ページからサンプル画像が参照できるので、書店店頭で見本を閲覧できない環境の方はまずそちらへ。
ロリから熟女まで需要に応じなんでも描きこなせる作家だが、今回はメインの長編が大学舞台ということもありヒロインは学生中心で大人女性は短編に登場の既婚キャリアウーマン1名のみ。そんななかおっぱいサイズは大中小取りそろえて多彩なニーズにお応えするあたりさすがプロの貫禄だ。ことにnot幼女but貧乳なキャラが複数投入されているのは昨今とてもレアなので、ナイチチ大人スキーの方は是が非でも確保を。
ここ数作は鬼畜凌辱NTRでならしたこの人にしてはめずらしくほのぼのラヴコメ主体だったが、本作においては一転して問答無用勧悪懲善ダーク路線を展開。後半部の短編は和姦/凌辱混淆なものの、冒頭からのタイトル・チューンではひさしぶりの本格ハードコアレイプを味わえる。非の打ち所のない美少女、彼女へ百合めいた感情を抱くその親友、主人公を一途に慕う年下イトコ……魅力的なヒロインたちはそれぞれの幸福をつかみつつもやがて見知らぬ男どもに身を汚されちんこのことしか考えられない肉便器へと貶められてゆくのだ。中途でなまじ甘やかなイチャエロを挿入するものだからよけいに非情な輪姦強姦シーンとのコントラストも際立つというもの。長編作のキモとなる部分だけに詳細ネタバレは避けるが、登場人物たちが互いを想いあうがゆえにかえって事態を悪化させ卑劣な企みの前にみずから転落への道をセレクトしてゆくに至る悪魔的な仕掛けはまさに流一本の本領発揮。
和姦/強姦問わず性器どうしハードに干戈を交え下品きわまりない白目剥きアヘ顔が横溢する濡れ場はあいかわらず強烈。ストーリー面を犠牲にすることなく日常パートをコンパクトにまとめエロシーンを最大限まで拡張する匠の技も冴えわたり実用性は折り紙つき。淫裂の充血ぶりや菊門の火照りまで伝わるかのようにヴィヴィッドな局部描写とトロトロに表情を崩しだらしなくヨダレ垂らしながら交合に没頭する女子どものはしたなさすぎる痴態との魅惑のコンビネイションに読者の摩擦運動もはかどりまくりだ。
奸計に陥れられ大勢の男どもの前で身体を開かされる彼女らも穴という穴に怒張をぶちこまれ大量のザーメンを浴び続けるうちいつの間にやら情欲のとりこ。自分から股間にしゃぶりついては同時に激しく内奥を貫かれ陶酔しきった表情で淫語マシンガン連射し幾度となく絶頂だ。全身分泌物まみれで四方八方へハートマークをまき散らしケダモノのごとく咆吼するエロメスどもの子袋がオーヴァーフローするまで2度3度4度と白濁を注ぎこみ性の饗宴は止むことなし。
自分はここ最近続いた和姦ものもそれなりに美味しくいただいていたのだけど、流一本漫画はやっぱり凌辱調教NTRフルコースでなきゃ!という諸兄は明確に暗黒方面へ舵を切った今回の新作で大いにフラストレイションを解消できることだろう。今後どのような路線で行くのかはわからないけど、甘エロでもレイプでもファックは等しく濃厚というこれまでの姿勢が貫かれる限りはずっと応援していきたい。収録物件のなかではやはり表題作のデキが白眉で、とりわけヒロイン3人のうちほぼトバッチリにしかすぎない巻きこまれ方をする爆乳JK従妹・このはちゃんの艶姿をラヴラヴ/凌辱調教の双方で満喫させてもらいました。
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
ほのかに思いを寄せる女性が自分の友人と結ばれ複雑な感情を抱きつつも祝福する主人公だが彼らに迫る危機を前にとある選択を……表題作長編6話+独立短編3本+前単行本発売宣伝ショート漫画。惨劇へのとば口をみずから開き肉欲の隘路へと堕ちてゆく男女の浅ましき所業を冷徹に描き出す作者最新刊は通算15冊めにして当レーベルからの第14弾単行本だ。
途中少しだけ他社掛け持ちをしたものの、活動の主軸は一貫してヒット出版社の看板誌「COMIC阿呍」に置きながら長らく第一線に君臨する作家。おおむね年イチペースのコミックス刊行を続けてきたけれど、前作「姦用少女」から本作リリースまではおよそ1年半とふだんよりインターヴァル長め。といってもコンスタントな執筆ぶりに変化はないので誤差の範囲であり既刊ファンもそれほど待たされ感はないかと。
キャリア初期の比較的シンプルな作画はファック内容のコッテリ化に追随して徐々にタッチも濃口に。とはいえ現在でも一般青年誌系のプレーンな絵柄がベースであり幅広い層に受容できるメジャー感がウリだ。今回はすべて前単行本発売以降に執筆の直近作であり最新型流一本のヴィジュアルを堪能できる。例によって版元提供の単行本情報ページからサンプル画像が参照できるので、書店店頭で見本を閲覧できない環境の方はまずそちらへ。
ロリから熟女まで需要に応じなんでも描きこなせる作家だが、今回はメインの長編が大学舞台ということもありヒロインは学生中心で大人女性は短編に登場の既婚キャリアウーマン1名のみ。そんななかおっぱいサイズは大中小取りそろえて多彩なニーズにお応えするあたりさすがプロの貫禄だ。ことにnot幼女but貧乳なキャラが複数投入されているのは昨今とてもレアなので、ナイチチ大人スキーの方は是が非でも確保を。
ここ数作は鬼畜凌辱NTRでならしたこの人にしてはめずらしくほのぼのラヴコメ主体だったが、本作においては一転して問答無用勧悪懲善ダーク路線を展開。後半部の短編は和姦/凌辱混淆なものの、冒頭からのタイトル・チューンではひさしぶりの本格ハードコアレイプを味わえる。非の打ち所のない美少女、彼女へ百合めいた感情を抱くその親友、主人公を一途に慕う年下イトコ……魅力的なヒロインたちはそれぞれの幸福をつかみつつもやがて見知らぬ男どもに身を汚されちんこのことしか考えられない肉便器へと貶められてゆくのだ。中途でなまじ甘やかなイチャエロを挿入するものだからよけいに非情な輪姦強姦シーンとのコントラストも際立つというもの。長編作のキモとなる部分だけに詳細ネタバレは避けるが、登場人物たちが互いを想いあうがゆえにかえって事態を悪化させ卑劣な企みの前にみずから転落への道をセレクトしてゆくに至る悪魔的な仕掛けはまさに流一本の本領発揮。
和姦/強姦問わず性器どうしハードに干戈を交え下品きわまりない白目剥きアヘ顔が横溢する濡れ場はあいかわらず強烈。ストーリー面を犠牲にすることなく日常パートをコンパクトにまとめエロシーンを最大限まで拡張する匠の技も冴えわたり実用性は折り紙つき。淫裂の充血ぶりや菊門の火照りまで伝わるかのようにヴィヴィッドな局部描写とトロトロに表情を崩しだらしなくヨダレ垂らしながら交合に没頭する女子どものはしたなさすぎる痴態との魅惑のコンビネイションに読者の摩擦運動もはかどりまくりだ。
奸計に陥れられ大勢の男どもの前で身体を開かされる彼女らも穴という穴に怒張をぶちこまれ大量のザーメンを浴び続けるうちいつの間にやら情欲のとりこ。自分から股間にしゃぶりついては同時に激しく内奥を貫かれ陶酔しきった表情で淫語マシンガン連射し幾度となく絶頂だ。全身分泌物まみれで四方八方へハートマークをまき散らしケダモノのごとく咆吼するエロメスどもの子袋がオーヴァーフローするまで2度3度4度と白濁を注ぎこみ性の饗宴は止むことなし。
自分はここ最近続いた和姦ものもそれなりに美味しくいただいていたのだけど、流一本漫画はやっぱり凌辱調教NTRフルコースでなきゃ!という諸兄は明確に暗黒方面へ舵を切った今回の新作で大いにフラストレイションを解消できることだろう。今後どのような路線で行くのかはわからないけど、甘エロでもレイプでもファックは等しく濃厚というこれまでの姿勢が貫かれる限りはずっと応援していきたい。収録物件のなかではやはり表題作のデキが白眉で、とりわけヒロイン3人のうちほぼトバッチリにしかすぎない巻きこまれ方をする爆乳JK従妹・このはちゃんの艶姿をラヴラヴ/凌辱調教の双方で満喫させてもらいました。
百姓貴族
1/20購入。
-高遠るい「はぐれアイドル地獄変(4)」日本文芸社 ISBN:9784537135329
-丸井まお「牧場OL(2)」芳文社 ISBN:9784832255555
-河野有理「偽史の政治学」白水社 ISBN:9784560095287
-高遠るい「はぐれアイドル地獄変(4)」日本文芸社 ISBN:9784537135329
-丸井まお「牧場OL(2)」芳文社 ISBN:9784832255555
-河野有理「偽史の政治学」白水社 ISBN:9784560095287
2017-01-18
今宵のシティ・ポップ。
-鮫葉いくや「なんでもあり」エンジェル出版 ISBN:9784873067445
話○ 抜○ 消小 総合○
不動産屋の手違いで同居することになった外国人姉妹とその母まで加わり竿の休まるヒマもなくハーレムライフ表題作長編6話&プロトタイプ前日談+独立短編2本+フルカラーショート2本。とびきりキュートなヒロイン連中のドエロい肢体に埋もれ軽やかな愛の交歓を満喫する極楽ラヴ・アフェアてんこ盛りの作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
前単行本にして記念すべきデビュー作である「ワカゲノイタリ」刊行からおよそ2年半、購入当時はまったく未知の作家だったこの人も1冊めを美味しく堪能したのちはすみやかにデフォ買い対象に。そう言いつつも執筆媒体が自分の定期購読誌ではないので、今回はどのような内容なのかその実態を知らないままに2度目のチャレンジである。なお作者サイトトップの書籍情報で収録コンテンツ紹介と通販等へのリンクが参照できるので、いきなり本屋へ直行する前にチェックしておくのが吉。
商業単行本こそ数は少ないが同人方面では豊富なキャリアを持つ作家で、オーソドックスな一般青年誌系の絵柄は端整かつ上品な雰囲気のもの。基本ラインはオーセンティックながら時代のテイストを適宜取り入れたオサレ感すらただよう都会的なタッチが身上だ。双葉社のコンビニ売り各誌に掲載されたこのたびの収録作品群は2009-16年とかなり執筆時期は幅広いけれども新旧間のクオリティ格差は皆無でありジャケ買いも安心。
この滑らかな筆致でものされる女性陣は慎太郎シール誌物件ということもありオール18歳以上。とはいえ明確にキュート方向へ寄せた造形であり最年長の子持ちママンですら充分すぎるほどラヴリィフェイスなので逆に熟女スキーには不向きかも。わずかな例外を除き作中ではみなさん巨乳キャラとして描かれるが、昨今この界隈でとみにおっぱいのメガ盛り化が進むなかにあってはわりかし現実的なヴォリュームなので乳オバケ恐怖症の方には好適。
副題で「異文化エロコミュニケーション」と銘打たれているように、メインの長編(雑誌連載時のタイトルは「なんでもあり! -Everything Goes-」)をはじめ異なる生活圏の男女が出会い結ばれるタイプの物語が圧倒的多数。日本人vs外国人だったり一般人・ミーツ・お嬢さまだったりの出会いからすみやかに熱愛モードへ移行だ。いずれも鮫葉いくや作品に顕著な、ドメスティック・ジャパンのウェッティな情緒を排した明朗快活なラヴ・アフェアが従来以上に積極的に押し出され読み口爽快。とりわけ金髪碧眼女子の姉妹丼&母娘丼という美味しすぎるシチュを提示し個性豊かなヒロインズとそれぞれアプローチを違えながらハーレム構築へとなだれ込むタイトル・チューンの豪華絢爛さといったら圧巻だ。速攻犯ったりすぐ乱交に走ったりの洋ピンライクなおおらかさはまあご愛敬だけど、少なくとも作中ではいちど1本のちんこに捧げた操は守られ他の男根の侵入は許さないのでNTRとか嫌いな人でも大丈夫。長丁場を活かし背景描写にも力を入れ小ネタも豊富に仕込まれていてまさにこれまでの集大成とも言えるできばえ。
1本あたり18-20ページと特段多くはないヴォリュームのなかでも濡れ場占有率は高め推移で使い勝手は良好だ。奇抜なアイテムや変態的な趣向など用いず男性器バーサス女性器のシンプルなやりとりに終始するものの、男子サイドがことごとく巨根設定で女子みなそのちんこパワーのとりことなり乱れまくりですよ。加えて前作ではお外へぶっかけフィニッシュがやたらと多くて膣内射精大好きっ漢の自分は慟哭したものだけど、今回は女の子にモリモリ中田氏してくれていて歓喜雀躍。小刻みにしかし大量に盛りこまれる擬音やねっとり粘度の高そうな液汁も効果的に読み手の興奮を喚起せしめ、粘膜どうしの国際交流を濃密かつ執拗にくり広げたのちたっぷりと日本男児の精髄を注ぎこむのだ。
女子サイドから積極的に迫ってきては白磁のごとき裸体を惜しみなく見せつけて交合スタート。いきり立つ怒張をお口に含み愛おしげに舐めあげてただちに第1ちんこ汁を搾取だ。休むいとまもなくこんどはパックリ開かれた秘密の花園めがけシャフトをねじこんでゆく。粘膜のこすれ合う快感に脳を灼かれ全身を打ち震わせながら恥も外聞もなく腰を振るエロメスどもの痴態が煽情的でたまらない。いよいよ感極まりケダモノのごとく咆吼する彼女らの異人まんこに最後たっぷりと白くねばつく液体をプレゼント。
アーバンでコージーな男女の営みをしとやかに熱っぽくくり広げる従来からの持ち味はそのままに、いっそうエロシーン密度を高めゴージャスきわまりない女体乱舞を見せつける充実の1冊。前述したとおり中田氏比率がグッと上がったのも個人的にはうれしく採点アップだ。収録作のなかではやはりメインの長編が質量とも図抜けており、とりわけ開けっぴろげな姉や母に比べずいぶん身持ちが堅かったのにようやく陥落してからは堰を切ったようにセックスに没頭するツンデレ風味ツインテド淫乱チェリスト・ルーシィたんが私的イチオシでございます。
話○ 抜○ 消小 総合○
不動産屋の手違いで同居することになった外国人姉妹とその母まで加わり竿の休まるヒマもなくハーレムライフ表題作長編6話&プロトタイプ前日談+独立短編2本+フルカラーショート2本。とびきりキュートなヒロイン連中のドエロい肢体に埋もれ軽やかな愛の交歓を満喫する極楽ラヴ・アフェアてんこ盛りの作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
前単行本にして記念すべきデビュー作である「ワカゲノイタリ」刊行からおよそ2年半、購入当時はまったく未知の作家だったこの人も1冊めを美味しく堪能したのちはすみやかにデフォ買い対象に。そう言いつつも執筆媒体が自分の定期購読誌ではないので、今回はどのような内容なのかその実態を知らないままに2度目のチャレンジである。なお作者サイトトップの書籍情報で収録コンテンツ紹介と通販等へのリンクが参照できるので、いきなり本屋へ直行する前にチェックしておくのが吉。
商業単行本こそ数は少ないが同人方面では豊富なキャリアを持つ作家で、オーソドックスな一般青年誌系の絵柄は端整かつ上品な雰囲気のもの。基本ラインはオーセンティックながら時代のテイストを適宜取り入れたオサレ感すらただよう都会的なタッチが身上だ。双葉社のコンビニ売り各誌に掲載されたこのたびの収録作品群は2009-16年とかなり執筆時期は幅広いけれども新旧間のクオリティ格差は皆無でありジャケ買いも安心。
この滑らかな筆致でものされる女性陣は慎太郎シール誌物件ということもありオール18歳以上。とはいえ明確にキュート方向へ寄せた造形であり最年長の子持ちママンですら充分すぎるほどラヴリィフェイスなので逆に熟女スキーには不向きかも。わずかな例外を除き作中ではみなさん巨乳キャラとして描かれるが、昨今この界隈でとみにおっぱいのメガ盛り化が進むなかにあってはわりかし現実的なヴォリュームなので乳オバケ恐怖症の方には好適。
副題で「異文化エロコミュニケーション」と銘打たれているように、メインの長編(雑誌連載時のタイトルは「なんでもあり! -Everything Goes-」)をはじめ異なる生活圏の男女が出会い結ばれるタイプの物語が圧倒的多数。日本人vs外国人だったり一般人・ミーツ・お嬢さまだったりの出会いからすみやかに熱愛モードへ移行だ。いずれも鮫葉いくや作品に顕著な、ドメスティック・ジャパンのウェッティな情緒を排した明朗快活なラヴ・アフェアが従来以上に積極的に押し出され読み口爽快。とりわけ金髪碧眼女子の姉妹丼&母娘丼という美味しすぎるシチュを提示し個性豊かなヒロインズとそれぞれアプローチを違えながらハーレム構築へとなだれ込むタイトル・チューンの豪華絢爛さといったら圧巻だ。速攻犯ったりすぐ乱交に走ったりの洋ピンライクなおおらかさはまあご愛敬だけど、少なくとも作中ではいちど1本のちんこに捧げた操は守られ他の男根の侵入は許さないのでNTRとか嫌いな人でも大丈夫。長丁場を活かし背景描写にも力を入れ小ネタも豊富に仕込まれていてまさにこれまでの集大成とも言えるできばえ。
1本あたり18-20ページと特段多くはないヴォリュームのなかでも濡れ場占有率は高め推移で使い勝手は良好だ。奇抜なアイテムや変態的な趣向など用いず男性器バーサス女性器のシンプルなやりとりに終始するものの、男子サイドがことごとく巨根設定で女子みなそのちんこパワーのとりことなり乱れまくりですよ。加えて前作ではお外へぶっかけフィニッシュがやたらと多くて膣内射精大好きっ漢の自分は慟哭したものだけど、今回は女の子にモリモリ中田氏してくれていて歓喜雀躍。小刻みにしかし大量に盛りこまれる擬音やねっとり粘度の高そうな液汁も効果的に読み手の興奮を喚起せしめ、粘膜どうしの国際交流を濃密かつ執拗にくり広げたのちたっぷりと日本男児の精髄を注ぎこむのだ。
女子サイドから積極的に迫ってきては白磁のごとき裸体を惜しみなく見せつけて交合スタート。いきり立つ怒張をお口に含み愛おしげに舐めあげてただちに第1ちんこ汁を搾取だ。休むいとまもなくこんどはパックリ開かれた秘密の花園めがけシャフトをねじこんでゆく。粘膜のこすれ合う快感に脳を灼かれ全身を打ち震わせながら恥も外聞もなく腰を振るエロメスどもの痴態が煽情的でたまらない。いよいよ感極まりケダモノのごとく咆吼する彼女らの異人まんこに最後たっぷりと白くねばつく液体をプレゼント。
アーバンでコージーな男女の営みをしとやかに熱っぽくくり広げる従来からの持ち味はそのままに、いっそうエロシーン密度を高めゴージャスきわまりない女体乱舞を見せつける充実の1冊。前述したとおり中田氏比率がグッと上がったのも個人的にはうれしく採点アップだ。収録作のなかではやはりメインの長編が質量とも図抜けており、とりわけ開けっぴろげな姉や母に比べずいぶん身持ちが堅かったのにようやく陥落してからは堰を切ったようにセックスに没頭するツンデレ風味ツインテド淫乱チェリスト・ルーシィたんが私的イチオシでございます。
日の名残り
1/18借出。
-中野信子「サイコパス」文春新書 ISBN:9784166610945
-大崎茂芳「クモの糸でバイオリン」岩波科学ライブラリー ISBN:9784000296540
-西谷大編「ニセモノ図鑑」河出書房新社 ISBN:9784309277677
-R・ハリソン「わたしはこうして執事になった」白水社 ISBN:9784560095270
-「おいしい牡蠣の本」笠倉出版社 ISBN:9784773057836
-中野信子「サイコパス」文春新書 ISBN:9784166610945
-大崎茂芳「クモの糸でバイオリン」岩波科学ライブラリー ISBN:9784000296540
-西谷大編「ニセモノ図鑑」河出書房新社 ISBN:9784309277677
-R・ハリソン「わたしはこうして執事になった」白水社 ISBN:9784560095270
-「おいしい牡蠣の本」笠倉出版社 ISBN:9784773057836
2017-01-16
本日の機能性食品。
-ビフィダス「キミを誘う疼き穴」エンジェル出版 ISBN:9784873067421
話◎-○ 抜○ 消小 総合○
多種多様なプレイに没頭しながら性欲全開のドスケベヒロインズが恥も外聞もなくイキ狂い短編9本+フルカラーショート1本。灰色の日常から極彩色の肉欲曼荼羅へとトリップし本能のまま乱れまくる女たちの浅ましき行状をさまざまな恋愛模様とともにお送りするこちらは作者初の商業単行本だ。
ごくたまにスポット買いするくらいでふだんはあまり手に取らない「エンジェル倶楽部」だけど、絵柄も趣向も過剰なほどに濃口の執筆陣をズラリと並べるのが昔からの変わらぬ誌風。この人についてもきちんとした形で作品を読んだことがなくて今回ほぼ不見転でのチャレンジなのだけど、エンクラ作家であるからにはひと筋縄ではいかない物件だろうと覚悟しながらページを手繰ると……そこに広がっていたのは事前の予想を上回る得も言われぬ世界だったですよ。なお出版社公式サイト内の新刊情報ページで内容サンプルが、編集部ブログの特集記事で各ショップ購入特典がそれぞれ参照できるので、いきなり書店へ駆けこむ前にまずそれらのチェックをオススメ。
ドエロいお姉さんズが景気よくビッグバストをまろび出しの表紙/裏表紙を目にしてまず感じるのは、2016年だというのになにやら昭和の香りすらただよう絵柄の雰囲気。劇画ティックな泥臭さとは無縁なものの、目鼻附近の処理や輪郭線などずいぶん古典的な描き方だ。技術的には完成されているし執筆時期も直近2年以内と集中的に描かれたものだけに安定感は抜群だけども、萌えだのオサレだのとは縁遠いノリではある。
この独特な作画から生み出される女性陣はその落ちついた筆致もありずいぶん大人びて見えるものの、作品を読み通してみたら意外にもティーン多め。むろんJDにキャリアウーマンや若奥さまなど成人女性も用意しての全方位外交ではあるけれど、10代女子スキーの自分的にはまずここで評定アップ。肢体描写は若い娘でもアダルトさんでも基本巨乳寄りながら、スラリとしたモデル体型というよりは体幹のガッチリした骨太のプロポーション。なかには少々ぽっちゃりしすぎているのではという娘も散見されるのだが、その微妙にスタイルよくない感じがむしろ生々しい存在感とエロティシズムを喚起せしめておりナイスだ。
どちらかというと官能小説ばりの凌辱調教系のオハナシが主流のエンクラだけど、ビフィダスがこの単行本でつむぎ出す物語はけっしてダーク一辺倒ではなくもっと複雑な味わいのもの。ベタな堕ちものやノーテンキ3Pなどシンプルな構成のお話もあるけれど、大半はイチャラヴとも強要ともつかぬ、はたまたハッピーなのかバッドなのかよくわからない収束をする後味の微妙な作品群がズラリ。エロ漫画に単純明快さを望む方はどうにも居心地の悪さを覚えるかも知れないが、登場人物たちの揺れ動く感情をさらけ出しねじくれ迷走する愛の行方をサックリえぐって読者の目の前に突きつけるシャープな作劇が脳裡へ強烈に刻みこまれる。とりわけ報われぬ感情やらやるせない気持ちやら心の闇を覗かせるタイプの物語をやらせると抜群で、ストーリーテラーとしてのたしかな技倆をデビュー作から惜しみなく発揮。
付随してくり広げられるエロシーンもまた深いコクを持つ口当たり濃厚なそれ。ただ複雑怪奇なお話運びとはやや持ち味が異なって、濡れ場突入とともに日常パートから雰囲気がスパッと切り替わり怒濤の肉欲全開モードへと180度様相を変える鮮明なコントラストが特徴的だ。クールだったり無邪気だったりのふだんの素顔をセックスの際にはまるっきり白痴みたいにだらしなく豹変させ下品きわまりないアヘ顔をさらけ出すギャップがとにかく強烈。その印象をさらにブーストさせるのがビフィダスお得意の特殊プレイ逐次投入で、ヒロインの敏感な部分を舌先や指に性器などでゴリゴリ責め立てるのみならず腹パンや首絞めなどエグい行為を次々かまされて彼女らも未曾有の感覚に半狂乱。瞳孔を開きうわごとのように淫語乱射しながら昇りつめてゆくエロメスどもの子袋めがけ許容量オーヴァーの白濁を幾度となく注ぎこむのだ。
純真無垢なのもの冷徹無比なのも、着衣をはだけ局部を愛撫されて情欲に火がつけばたちどころに本能のみに脊髄反射する一匹の動物へと成り下がる。自分から男の肩口にしがみつきねっとり舌先をからめながら全身をねめ回され下腹部はすっかりびしょ濡れ。準備万端の蜜壷へ暴れん棒をねじこまれ粘膜をこすり上げられて早くも絶頂。しきりに腰を使われ内奥を突き上げられるたびうっとり法悦の態でアヘ顔さらすさまがなんとも淫猥だ。メリメリ音を立てながら子宮口の奥まで貫かれ日本語にならない咆吼を発しながら全身を打ち震わせるヒロインズのド淫乱まんこの奥底に勢いよくザーメンの奔流を叩きつける。
理性の枷を解き放ち人格崩壊レヴェルの痴態をさらけ出しながらひたすら快楽享受に没頭する女たちのケダモノじみたストロングファック満漢全席を味蕾が飽和するまで堪能できる疾風怒濤のごとき処女単行本。アモルフな感情を去来させほのかに頽廃的な叙情すらかもし出す作劇の妙も併せエロ漫画フリークならいちどは摂取しておくべき逸品だ。収録作いずれもおもしろく読み股間をハードに活用させてもらったが、なかでも名前しか知らない女の子と刹那的な情事にいそしむなかとある事実を知り激する感情のままいっそう乱暴に彼女の肢体をむさぼる「雨宿りのミカ」と、ボーッとして見える教え子JKが突如感情をむき出しにして情交に熱中し腹パンセックスで絶頂「原田さんの帰り道」がことのほかfeel so good。
話◎-○ 抜○ 消小 総合○
多種多様なプレイに没頭しながら性欲全開のドスケベヒロインズが恥も外聞もなくイキ狂い短編9本+フルカラーショート1本。灰色の日常から極彩色の肉欲曼荼羅へとトリップし本能のまま乱れまくる女たちの浅ましき行状をさまざまな恋愛模様とともにお送りするこちらは作者初の商業単行本だ。
ごくたまにスポット買いするくらいでふだんはあまり手に取らない「エンジェル倶楽部」だけど、絵柄も趣向も過剰なほどに濃口の執筆陣をズラリと並べるのが昔からの変わらぬ誌風。この人についてもきちんとした形で作品を読んだことがなくて今回ほぼ不見転でのチャレンジなのだけど、エンクラ作家であるからにはひと筋縄ではいかない物件だろうと覚悟しながらページを手繰ると……そこに広がっていたのは事前の予想を上回る得も言われぬ世界だったですよ。なお出版社公式サイト内の新刊情報ページで内容サンプルが、編集部ブログの特集記事で各ショップ購入特典がそれぞれ参照できるので、いきなり書店へ駆けこむ前にまずそれらのチェックをオススメ。
ドエロいお姉さんズが景気よくビッグバストをまろび出しの表紙/裏表紙を目にしてまず感じるのは、2016年だというのになにやら昭和の香りすらただよう絵柄の雰囲気。劇画ティックな泥臭さとは無縁なものの、目鼻附近の処理や輪郭線などずいぶん古典的な描き方だ。技術的には完成されているし執筆時期も直近2年以内と集中的に描かれたものだけに安定感は抜群だけども、萌えだのオサレだのとは縁遠いノリではある。
この独特な作画から生み出される女性陣はその落ちついた筆致もありずいぶん大人びて見えるものの、作品を読み通してみたら意外にもティーン多め。むろんJDにキャリアウーマンや若奥さまなど成人女性も用意しての全方位外交ではあるけれど、10代女子スキーの自分的にはまずここで評定アップ。肢体描写は若い娘でもアダルトさんでも基本巨乳寄りながら、スラリとしたモデル体型というよりは体幹のガッチリした骨太のプロポーション。なかには少々ぽっちゃりしすぎているのではという娘も散見されるのだが、その微妙にスタイルよくない感じがむしろ生々しい存在感とエロティシズムを喚起せしめておりナイスだ。
どちらかというと官能小説ばりの凌辱調教系のオハナシが主流のエンクラだけど、ビフィダスがこの単行本でつむぎ出す物語はけっしてダーク一辺倒ではなくもっと複雑な味わいのもの。ベタな堕ちものやノーテンキ3Pなどシンプルな構成のお話もあるけれど、大半はイチャラヴとも強要ともつかぬ、はたまたハッピーなのかバッドなのかよくわからない収束をする後味の微妙な作品群がズラリ。エロ漫画に単純明快さを望む方はどうにも居心地の悪さを覚えるかも知れないが、登場人物たちの揺れ動く感情をさらけ出しねじくれ迷走する愛の行方をサックリえぐって読者の目の前に突きつけるシャープな作劇が脳裡へ強烈に刻みこまれる。とりわけ報われぬ感情やらやるせない気持ちやら心の闇を覗かせるタイプの物語をやらせると抜群で、ストーリーテラーとしてのたしかな技倆をデビュー作から惜しみなく発揮。
付随してくり広げられるエロシーンもまた深いコクを持つ口当たり濃厚なそれ。ただ複雑怪奇なお話運びとはやや持ち味が異なって、濡れ場突入とともに日常パートから雰囲気がスパッと切り替わり怒濤の肉欲全開モードへと180度様相を変える鮮明なコントラストが特徴的だ。クールだったり無邪気だったりのふだんの素顔をセックスの際にはまるっきり白痴みたいにだらしなく豹変させ下品きわまりないアヘ顔をさらけ出すギャップがとにかく強烈。その印象をさらにブーストさせるのがビフィダスお得意の特殊プレイ逐次投入で、ヒロインの敏感な部分を舌先や指に性器などでゴリゴリ責め立てるのみならず腹パンや首絞めなどエグい行為を次々かまされて彼女らも未曾有の感覚に半狂乱。瞳孔を開きうわごとのように淫語乱射しながら昇りつめてゆくエロメスどもの子袋めがけ許容量オーヴァーの白濁を幾度となく注ぎこむのだ。
純真無垢なのもの冷徹無比なのも、着衣をはだけ局部を愛撫されて情欲に火がつけばたちどころに本能のみに脊髄反射する一匹の動物へと成り下がる。自分から男の肩口にしがみつきねっとり舌先をからめながら全身をねめ回され下腹部はすっかりびしょ濡れ。準備万端の蜜壷へ暴れん棒をねじこまれ粘膜をこすり上げられて早くも絶頂。しきりに腰を使われ内奥を突き上げられるたびうっとり法悦の態でアヘ顔さらすさまがなんとも淫猥だ。メリメリ音を立てながら子宮口の奥まで貫かれ日本語にならない咆吼を発しながら全身を打ち震わせるヒロインズのド淫乱まんこの奥底に勢いよくザーメンの奔流を叩きつける。
理性の枷を解き放ち人格崩壊レヴェルの痴態をさらけ出しながらひたすら快楽享受に没頭する女たちのケダモノじみたストロングファック満漢全席を味蕾が飽和するまで堪能できる疾風怒濤のごとき処女単行本。アモルフな感情を去来させほのかに頽廃的な叙情すらかもし出す作劇の妙も併せエロ漫画フリークならいちどは摂取しておくべき逸品だ。収録作いずれもおもしろく読み股間をハードに活用させてもらったが、なかでも名前しか知らない女の子と刹那的な情事にいそしむなかとある事実を知り激する感情のままいっそう乱暴に彼女の肢体をむさぼる「雨宿りのミカ」と、ボーッとして見える教え子JKが突如感情をむき出しにして情交に熱中し腹パンセックスで絶頂「原田さんの帰り道」がことのほかfeel so good。
2017-01-15
今週の五十音図。
-愛上陸「夢見ル乙女」ワニマガジン社 ISBN:9784862694720
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
可憐な妹と凜とした姉と2人はそろって悪辣な企みの餌食になり肉欲の畜生道へと堕ちてゆき表題作シリーズ3本&フルカラープロローグ+描きおろし後日談+ひそかに想い合う仲の幼なじみ女子とケンカした主人公のもとへ後日送られてきたヴィデオレターに映っていたものは……本編&互いの気持ちを確認した2人は歪んだやり方で愛を確かめ合い続編+独立短編2本。清楚な少女や強気な淑女を卑劣な手段で陥落させセックスのことしか考えられない一人前のメスブタへと造り替えてゆく背徳エロスをメガ盛り状態でお届けする作者記念すべきファーストコミックスだ。なお前日レヴュった奇仙と同様に本則昨年末発売のものをかなりディレイしての評価記事となっているがあしからず。
紆余曲折ありつつも創刊以来書店売り総合エロ漫画誌として一大勢力となった「コミックゼロス」誌上において、少し前からエースクラスの活躍を見せつけている超弩級新人だ。ちなみにこの綴りで「あいうえおか」と発音する本ペンネームは知人同士である越前とwaonによる共同名義とのこと。そうした作家ユニットというのは昨今さほどめずらしい存在ではないが、彼らがユニークなのはそれが一般的な原作/作画の分業制ではなく話と絵のどちらも作れる2人が互いにディスカッションをくり返し完成品へと仕上げてゆくシームレスな形態であることだ(これについてはゼロス48号誌上の作家インタヴューで言及されている)。実際問題として作劇はともかく絵柄は結局どちらかの元絵に寄せるしかないと思うのだけど、ともあれ非常に特徴的なプリプロダクションから生み出される漫画たちがどのようなものであるかお手並み拝見。
オーソドックスなアニメ/ゲーム系の絵柄を基調に据えた一般青年誌系のタッチは古典的すぎず最先端すぎずの絶妙な塩梅で、エロ漫画購買層の最大公約数的な部分をみごとにつかんだ造形。収録作の初出を見ると直近2年以内の執筆分で固まっておりクオリティも安定だ。よって不見転での衝動買いでも期待を裏切られるようなことはないものの、版元提供によるコミックス紹介ページおよび著者公式サイト内の発売告知記事において内容サンプルや各ショップ購入特典案内が参照可能なので、初見の方はそちらをチェックしたのち購入可否判断を。
この魅力的なお筆先からくり出される女性陣は年のころハイティーン~20代なかばの黄金世代。JK/JD/社会人とバランスよく配置された彼女らはラヴリィなあどけない系からキリリと大人びた女性まで取りそろえあらゆる需要にお応えだ。もう少しアダルト寄りの顔立ちだと俺のような10代女子スキーからブーイングが出るところだし、逆にこれ以上童顔方向へシフトしていたら熟女大好きっ漢の反発を受けるだろうという、ちょうどその双方が受容可能なラインをピタリと探り当てるセンスには感服するほかない。一方でお歳の上下を問わず肢体描写は明確にグラマラス系であり、景気よく盛りつけられたビッグバストからキュッと引き締まった腰へラインがすぼまったのちこんどは美味そうな桃尻へ向け急速に輪郭が広がる絶品の女体描写が読み手の勃起中枢をグッと刺戟する。
話評価には△をつけたのだけれど、間違ってもそれは愛上陸の織りなすストーリーテリングが稚拙だという意味ではない。題材としては普遍的な堕ちものやNTRであり展開もおそろしくベタで新鮮味には欠けるためこうした採点をしたものの、練りに練られよどみなく科白が流れる緩急自在な進行といいコマ割りや表情変化のみで魅せる効果的な演出といい、むしろそのソフィスティケイテッドなお話運びには感嘆しきりだ。純真無垢な少女がなすすべなく状況に流されてゆくさま、あるいは確固たる自我を持ったイイ女が引き返せぬ隘路に追いこまれ屈辱に表情を曇らせる光景などヒロインそれぞれの転落ぶりをヴィヴィッドにつむぎ出していて白眉。
そしてこの作家最大の美点はなんといってもエロシーンそれ自体だ。1本あたり30-40ページ内外の大容量を存分に活かし豊満な肢体が画面狭しと入り乱れてはちんこまんこの真剣勝負をじっくりねっとりくり広げる。プレイ内容はじつに多彩で、王道のヒロイン転落肉便器化あり催眠姦あり幼なじみや彼女が寝取られたりのダークエロスてんこ盛り。全編これ凌辱調教系のストロングファック絨毯爆撃は単品でも壮絶な実用性を誇るのだが、加えて物語パートでも見せたディレクションの妙が濡れ場でもスパークだ。アヘ顔百面相や結合断面図フィーチャーに淫語乱射など現代エロ漫画必須の表現技法を用いるのは当然のこと、それらをただ無造作にぶちこむのではなく物量のメリハリをつけてここぞというタイミングに合わせ集中的に投入することで読み手の自慰表明をいっそう強力に支援。
天使のように汚れなきJKもお高くとまった女教師も奸計のもと秘められた情欲を引き出されたのちは単なるちんこ狂いの淫乱ビッチへと変貌だ。当初の拒絶反応はどこへやら、たわわな双丘をまろび出ししとどに濡れた秘密の花園を自分からおっ広げて腰をフリフリ挿入をおねだり。ミチミチ音を立てながらねじこまれるシャフトの感触に全身をのけぞらせほおを朱に染めて呼吸を荒げるさまがたまらなく淫猥だ。子宮口の奥まで貫かれる旅内奥をキュンキュン収縮させてメスの歓びに打ち震える彼女らのドスケベまんこめがけ2度3度4度とザーメンの奔流をプレゼント。
実用一点張りの純粋抜きツールとして脳みそをカラッポにしながら息子をしごける逸品であると同時に、それをストレスなく実現するために細部まで考え抜かれ洗練を極めた各種演出の匠の技が光る驚異のデビュー作だ。個人的嗜好から一部の年長キャラではマイちんこの勃ちが悪くなったものの、ガチロリ愛好家以外のほとんどの方に幅広く適応可能であり自慰表明を強くアシストしてくれることだろう。収録作のなかでは表紙にも抜擢の美人姉妹が奸計のもと両者どこへ出しても恥ずかしい立派な精液便所への道一直線「夢見ル乙女」シリーズと(とくにウブな妹ちゃん・愛華の堕ちっぷりが辛抱たまらんです)、爆乳幼なじみJKが見ず知らずの男どもにすっかり開発されるのを見せつけられて主人公悶絶もいつしかその状況に2人奇妙な悦楽を覚えるに至る「トナリノカノジョ」/「ヨゴレタカノジョ」連作で際限なく我が砲身を使役。
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
可憐な妹と凜とした姉と2人はそろって悪辣な企みの餌食になり肉欲の畜生道へと堕ちてゆき表題作シリーズ3本&フルカラープロローグ+描きおろし後日談+ひそかに想い合う仲の幼なじみ女子とケンカした主人公のもとへ後日送られてきたヴィデオレターに映っていたものは……本編&互いの気持ちを確認した2人は歪んだやり方で愛を確かめ合い続編+独立短編2本。清楚な少女や強気な淑女を卑劣な手段で陥落させセックスのことしか考えられない一人前のメスブタへと造り替えてゆく背徳エロスをメガ盛り状態でお届けする作者記念すべきファーストコミックスだ。なお前日レヴュった奇仙と同様に本則昨年末発売のものをかなりディレイしての評価記事となっているがあしからず。
紆余曲折ありつつも創刊以来書店売り総合エロ漫画誌として一大勢力となった「コミックゼロス」誌上において、少し前からエースクラスの活躍を見せつけている超弩級新人だ。ちなみにこの綴りで「あいうえおか」と発音する本ペンネームは知人同士である越前とwaonによる共同名義とのこと。そうした作家ユニットというのは昨今さほどめずらしい存在ではないが、彼らがユニークなのはそれが一般的な原作/作画の分業制ではなく話と絵のどちらも作れる2人が互いにディスカッションをくり返し完成品へと仕上げてゆくシームレスな形態であることだ(これについてはゼロス48号誌上の作家インタヴューで言及されている)。実際問題として作劇はともかく絵柄は結局どちらかの元絵に寄せるしかないと思うのだけど、ともあれ非常に特徴的なプリプロダクションから生み出される漫画たちがどのようなものであるかお手並み拝見。
オーソドックスなアニメ/ゲーム系の絵柄を基調に据えた一般青年誌系のタッチは古典的すぎず最先端すぎずの絶妙な塩梅で、エロ漫画購買層の最大公約数的な部分をみごとにつかんだ造形。収録作の初出を見ると直近2年以内の執筆分で固まっておりクオリティも安定だ。よって不見転での衝動買いでも期待を裏切られるようなことはないものの、版元提供によるコミックス紹介ページおよび著者公式サイト内の発売告知記事において内容サンプルや各ショップ購入特典案内が参照可能なので、初見の方はそちらをチェックしたのち購入可否判断を。
この魅力的なお筆先からくり出される女性陣は年のころハイティーン~20代なかばの黄金世代。JK/JD/社会人とバランスよく配置された彼女らはラヴリィなあどけない系からキリリと大人びた女性まで取りそろえあらゆる需要にお応えだ。もう少しアダルト寄りの顔立ちだと俺のような10代女子スキーからブーイングが出るところだし、逆にこれ以上童顔方向へシフトしていたら熟女大好きっ漢の反発を受けるだろうという、ちょうどその双方が受容可能なラインをピタリと探り当てるセンスには感服するほかない。一方でお歳の上下を問わず肢体描写は明確にグラマラス系であり、景気よく盛りつけられたビッグバストからキュッと引き締まった腰へラインがすぼまったのちこんどは美味そうな桃尻へ向け急速に輪郭が広がる絶品の女体描写が読み手の勃起中枢をグッと刺戟する。
話評価には△をつけたのだけれど、間違ってもそれは愛上陸の織りなすストーリーテリングが稚拙だという意味ではない。題材としては普遍的な堕ちものやNTRであり展開もおそろしくベタで新鮮味には欠けるためこうした採点をしたものの、練りに練られよどみなく科白が流れる緩急自在な進行といいコマ割りや表情変化のみで魅せる効果的な演出といい、むしろそのソフィスティケイテッドなお話運びには感嘆しきりだ。純真無垢な少女がなすすべなく状況に流されてゆくさま、あるいは確固たる自我を持ったイイ女が引き返せぬ隘路に追いこまれ屈辱に表情を曇らせる光景などヒロインそれぞれの転落ぶりをヴィヴィッドにつむぎ出していて白眉。
そしてこの作家最大の美点はなんといってもエロシーンそれ自体だ。1本あたり30-40ページ内外の大容量を存分に活かし豊満な肢体が画面狭しと入り乱れてはちんこまんこの真剣勝負をじっくりねっとりくり広げる。プレイ内容はじつに多彩で、王道のヒロイン転落肉便器化あり催眠姦あり幼なじみや彼女が寝取られたりのダークエロスてんこ盛り。全編これ凌辱調教系のストロングファック絨毯爆撃は単品でも壮絶な実用性を誇るのだが、加えて物語パートでも見せたディレクションの妙が濡れ場でもスパークだ。アヘ顔百面相や結合断面図フィーチャーに淫語乱射など現代エロ漫画必須の表現技法を用いるのは当然のこと、それらをただ無造作にぶちこむのではなく物量のメリハリをつけてここぞというタイミングに合わせ集中的に投入することで読み手の自慰表明をいっそう強力に支援。
天使のように汚れなきJKもお高くとまった女教師も奸計のもと秘められた情欲を引き出されたのちは単なるちんこ狂いの淫乱ビッチへと変貌だ。当初の拒絶反応はどこへやら、たわわな双丘をまろび出ししとどに濡れた秘密の花園を自分からおっ広げて腰をフリフリ挿入をおねだり。ミチミチ音を立てながらねじこまれるシャフトの感触に全身をのけぞらせほおを朱に染めて呼吸を荒げるさまがたまらなく淫猥だ。子宮口の奥まで貫かれる旅内奥をキュンキュン収縮させてメスの歓びに打ち震える彼女らのドスケベまんこめがけ2度3度4度とザーメンの奔流をプレゼント。
実用一点張りの純粋抜きツールとして脳みそをカラッポにしながら息子をしごける逸品であると同時に、それをストレスなく実現するために細部まで考え抜かれ洗練を極めた各種演出の匠の技が光る驚異のデビュー作だ。個人的嗜好から一部の年長キャラではマイちんこの勃ちが悪くなったものの、ガチロリ愛好家以外のほとんどの方に幅広く適応可能であり自慰表明を強くアシストしてくれることだろう。収録作のなかでは表紙にも抜擢の美人姉妹が奸計のもと両者どこへ出しても恥ずかしい立派な精液便所への道一直線「夢見ル乙女」シリーズと(とくにウブな妹ちゃん・愛華の堕ちっぷりが辛抱たまらんです)、爆乳幼なじみJKが見ず知らずの男どもにすっかり開発されるのを見せつけられて主人公悶絶もいつしかその状況に2人奇妙な悦楽を覚えるに至る「トナリノカノジョ」/「ヨゴレタカノジョ」連作で際限なく我が砲身を使役。
望之似木雞矣
1/15借出。
-中村竜太郎「スクープ!」文藝春秋 ISBN:9784163905297
-植田樹「デーモンの画家 ミハイル・ヴルーベリ」彩流社 ISBN:9784779122781
-相原秀起「ロシア極東 秘境を歩く」北海道大学出版会 ISBN:9784832933989
-東京外国語大学言語文化学部編「言葉から社会を考える」白水社 ISBN:9784560095300
-G・ボン・ペッツィンガー「最古の文字なのか?」文藝春秋 ISBN:9784163905594
-A・ロウラー「ニワトリ」インターシフト ISBN:9784772695534
-H・スケールズ「貝と文明」築地書館 ISBN:9784806715276
-I・ラクーザ「ラングザマー 世界文学でたどる旅」共和国 ISBN:9784907986216
-中村竜太郎「スクープ!」文藝春秋 ISBN:9784163905297
-植田樹「デーモンの画家 ミハイル・ヴルーベリ」彩流社 ISBN:9784779122781
-相原秀起「ロシア極東 秘境を歩く」北海道大学出版会 ISBN:9784832933989
-東京外国語大学言語文化学部編「言葉から社会を考える」白水社 ISBN:9784560095300
-G・ボン・ペッツィンガー「最古の文字なのか?」文藝春秋 ISBN:9784163905594
-A・ロウラー「ニワトリ」インターシフト ISBN:9784772695534
-H・スケールズ「貝と文明」築地書館 ISBN:9784806715276
-I・ラクーザ「ラングザマー 世界文学でたどる旅」共和国 ISBN:9784907986216
2017-01-14
今月の鏡開き。
-奇仙「夜伽草子」ワニマガジン社 ISBN:9784862694683
話○ 抜○ 消小 総合○
むかし昔あるところに人ならぬ怪異を交えた不思議な男女の物語ありけり連作シリーズ5本&描きおろし後日談3本+想い人との仲がいっこうに進展しない姉に業を煮やし妹は色仕掛けで挑発本編&描きおろし後日談+独立短編5本。いにしえの説話世界を舞台に時代を経ても変わらぬ愛と性の交歓を淫靡に描き出す一大官能絵巻を展開のこちらは作者記念すべきファーストコミックスだ。なお本来は昨年末発売の物件を大幅に遅延してレヴュウしていることをおわびしておく。
ワニマガ系列誌中で唯一定期購読していない「COMIC失楽天」はそのせいで執筆陣にまだまだ自分が把握していないメンツが多々。この作家もそんななかのひとりで、申しわけなくも本作の発売情報がネットに挙がった時点では予備知識皆無――と思っていたのだけど、いざ現物を手にしてみたらこの人の描いた某美少女麻雀能力バトル漫画の薄い本をなん冊か購入していたことに気づきビックリ。霞さんやシロのドエロい痴態でマイちんこもお世話になりまくりでしたよ!
いきなり脱線したがそんなわけで奇仙特有のややザックリしたタッチは俺にとってもうおなじみ。ただ表紙/裏表紙のようなカラーイラストよりは中身のモノクロ原稿の方が明確にその個性が発揮され魅力もいちだんと引き立つので、書店店頭や出版社webの単行本情報ページ、あるいは作者サイトの発売告知記事などで事前に内容サンプルを参照するのを強く推奨。正直同じワニで単行本を出した駄菓子みたくあえて白黒絵のカヴァーにした方がよかったと思ったくらいだ。
このオリジナリティあふれる筆致でものされる女性陣は前半部に人外っ娘が登場するので一部年齢不詳だがそれらを含めおおよそハイティーン~20代なかば相当かと。ほわんと愛らしい顔立ちにふっくら丸っこい輪郭の(ついでにボディもみなさん豊満です)彼女らはわずかに下ぶくれっぽくも見えモデルや映画女優的な美女の基準からはいささか遠い雰囲気なのだが、いくぶんあか抜けないその出で立ちがむしろ濡れ場ではドメスティックな淫靡さを浮かび上がらせる源泉となるのだからおもしろい。
単行本のサブタイトルで「エロマンガ日本昔ばなし」と銘打たれているように、冒頭からのオムニバスシリーズは民話/説話のたぐいをベースに独自解釈をほどこした艶笑譚の様相。鬼に遭遇したり押しかけ人外嫁がやって来たり女神さまと出会ったりモノノケ退治におもむいたりそんな感じのアレですよ。ほぼ原型を踏襲するオハナシから一部の設定のみいただいて換骨奪胎するものまでアレンジは多彩で、このへんの当を得たいじくり方も奇仙漫画の醍醐味だ。コンビニ誌ゆえ編集の要請であまり陰惨な展開にはできないらしく基本的にはコミカルに推移するが、そんな制約をかいくぐり巻末収録の「カチカチヤマ」のような救いレスのハード凌辱もやってのけて達者なところを見せる。後半部は昔話シバリのない現代日常ものラヴコメ作品群で、こちらも底抜けのバカエロあり少々不穏なノリありと新人らしからぬ巧みなストーリーテリングだ。
加筆パートを除き1本あたりほぼ20ページ固定の比較的タイトな容量ながら、もっちりボディをハードに活用のエロシーンはたいそう煽情的。ワニマガ執筆陣にはめずらしくコッテリPC仕上げのトーンワークに頼らない簡素とも言える画面なのに、擬音や嬌声を効果的に配し感極まったイキ顔を随所でクローズアップする演出の妙で読者の勃起中枢を直撃する。バックから腰を抱えこまれ激しく怒張を打ちつけられて未曾有の快感に嗚咽する彼女らの異種まんこに気持ちよくヒューマンザーメンをお見舞い。
帯をほどきたわわな肢体を褥に横たえて怪異なるものの女陰をゆっくりと舌先や指でほぐしてゆくと耳に届くのは人となんら変わらぬ甘い吐息だ。熱く火照りしとどに濡れた蜜壷をいきり立つ怒張でゆっくりとこじ開け粘膜どうしの真剣勝負を開始する。呼吸を乱しほおを紅潮させながら涙と汗とよだれまみれでアンアンイキ狂う彼女らの痴態で興奮しきり。ビッグバストを揺さぶり全身を打ち震わせては四方八方へ淫語まき散らししきりに膣内射精をおねだりするドスケベ女子連中の子宮の最深部めがけ最後に特濃種つけ汁をドプドプ注入だ。
昨今流行っているタイプの作画ではなくお話造りもワニマガ作家としてはかなり異端だが、日本昔話という彼の絵柄によくマッチした題材の助けも得てウェルメイドな抜き物件として仕上がっている。うしろのノーマルな現代ものも悪くないけど冒頭シリーズで手応えをつかんだからこそ単行本発売までこぎ着けることができたのだろうな。なお最新の失楽天ではこちらに未収録のシリーズ新作が載っていたので、今後しばらくは奇仙昔話ワールドを堪能できそうな気配。そんなわけで今回のフェイヴァリットは湖の女神を嫁にした農夫が彼女のエロカワボディを連日堪能し子作り三昧の「女神と農夫」と、冒頭連作以外ではカテキョ先の巨乳教え子の小悪魔ティックな誘惑に怒りのナマ中田氏「まさにゆめ」でございます。
話○ 抜○ 消小 総合○
むかし昔あるところに人ならぬ怪異を交えた不思議な男女の物語ありけり連作シリーズ5本&描きおろし後日談3本+想い人との仲がいっこうに進展しない姉に業を煮やし妹は色仕掛けで挑発本編&描きおろし後日談+独立短編5本。いにしえの説話世界を舞台に時代を経ても変わらぬ愛と性の交歓を淫靡に描き出す一大官能絵巻を展開のこちらは作者記念すべきファーストコミックスだ。なお本来は昨年末発売の物件を大幅に遅延してレヴュウしていることをおわびしておく。
ワニマガ系列誌中で唯一定期購読していない「COMIC失楽天」はそのせいで執筆陣にまだまだ自分が把握していないメンツが多々。この作家もそんななかのひとりで、申しわけなくも本作の発売情報がネットに挙がった時点では予備知識皆無――と思っていたのだけど、いざ現物を手にしてみたらこの人の描いた某美少女麻雀能力バトル漫画の薄い本をなん冊か購入していたことに気づきビックリ。霞さんやシロのドエロい痴態でマイちんこもお世話になりまくりでしたよ!
いきなり脱線したがそんなわけで奇仙特有のややザックリしたタッチは俺にとってもうおなじみ。ただ表紙/裏表紙のようなカラーイラストよりは中身のモノクロ原稿の方が明確にその個性が発揮され魅力もいちだんと引き立つので、書店店頭や出版社webの単行本情報ページ、あるいは作者サイトの発売告知記事などで事前に内容サンプルを参照するのを強く推奨。正直同じワニで単行本を出した駄菓子みたくあえて白黒絵のカヴァーにした方がよかったと思ったくらいだ。
このオリジナリティあふれる筆致でものされる女性陣は前半部に人外っ娘が登場するので一部年齢不詳だがそれらを含めおおよそハイティーン~20代なかば相当かと。ほわんと愛らしい顔立ちにふっくら丸っこい輪郭の(ついでにボディもみなさん豊満です)彼女らはわずかに下ぶくれっぽくも見えモデルや映画女優的な美女の基準からはいささか遠い雰囲気なのだが、いくぶんあか抜けないその出で立ちがむしろ濡れ場ではドメスティックな淫靡さを浮かび上がらせる源泉となるのだからおもしろい。
単行本のサブタイトルで「エロマンガ日本昔ばなし」と銘打たれているように、冒頭からのオムニバスシリーズは民話/説話のたぐいをベースに独自解釈をほどこした艶笑譚の様相。鬼に遭遇したり押しかけ人外嫁がやって来たり女神さまと出会ったりモノノケ退治におもむいたりそんな感じのアレですよ。ほぼ原型を踏襲するオハナシから一部の設定のみいただいて換骨奪胎するものまでアレンジは多彩で、このへんの当を得たいじくり方も奇仙漫画の醍醐味だ。コンビニ誌ゆえ編集の要請であまり陰惨な展開にはできないらしく基本的にはコミカルに推移するが、そんな制約をかいくぐり巻末収録の「カチカチヤマ」のような救いレスのハード凌辱もやってのけて達者なところを見せる。後半部は昔話シバリのない現代日常ものラヴコメ作品群で、こちらも底抜けのバカエロあり少々不穏なノリありと新人らしからぬ巧みなストーリーテリングだ。
加筆パートを除き1本あたりほぼ20ページ固定の比較的タイトな容量ながら、もっちりボディをハードに活用のエロシーンはたいそう煽情的。ワニマガ執筆陣にはめずらしくコッテリPC仕上げのトーンワークに頼らない簡素とも言える画面なのに、擬音や嬌声を効果的に配し感極まったイキ顔を随所でクローズアップする演出の妙で読者の勃起中枢を直撃する。バックから腰を抱えこまれ激しく怒張を打ちつけられて未曾有の快感に嗚咽する彼女らの異種まんこに気持ちよくヒューマンザーメンをお見舞い。
帯をほどきたわわな肢体を褥に横たえて怪異なるものの女陰をゆっくりと舌先や指でほぐしてゆくと耳に届くのは人となんら変わらぬ甘い吐息だ。熱く火照りしとどに濡れた蜜壷をいきり立つ怒張でゆっくりとこじ開け粘膜どうしの真剣勝負を開始する。呼吸を乱しほおを紅潮させながら涙と汗とよだれまみれでアンアンイキ狂う彼女らの痴態で興奮しきり。ビッグバストを揺さぶり全身を打ち震わせては四方八方へ淫語まき散らししきりに膣内射精をおねだりするドスケベ女子連中の子宮の最深部めがけ最後に特濃種つけ汁をドプドプ注入だ。
昨今流行っているタイプの作画ではなくお話造りもワニマガ作家としてはかなり異端だが、日本昔話という彼の絵柄によくマッチした題材の助けも得てウェルメイドな抜き物件として仕上がっている。うしろのノーマルな現代ものも悪くないけど冒頭シリーズで手応えをつかんだからこそ単行本発売までこぎ着けることができたのだろうな。なお最新の失楽天ではこちらに未収録のシリーズ新作が載っていたので、今後しばらくは奇仙昔話ワールドを堪能できそうな気配。そんなわけで今回のフェイヴァリットは湖の女神を嫁にした農夫が彼女のエロカワボディを連日堪能し子作り三昧の「女神と農夫」と、冒頭連作以外ではカテキョ先の巨乳教え子の小悪魔ティックな誘惑に怒りのナマ中田氏「まさにゆめ」でございます。
Please Teach Me
1/14購入。
-CLAMP「カードキャプターさくら クリアカード編(1)」講談社 ISBN:9784063930993
-菅森コウ「駄能力JK成毛川さん(2)」小学館 ISBN:9784091893192
-コミッククリア編集部編「艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編(16)」エンターブレイン ISBN:9784047343566
-「コミックペンギンクラブ山賊版」2017年2月号
-「comicアンスリウム」2017年2月号
-「COMIC快楽天BEAST」2017年2月号
-CLAMP「カードキャプターさくら クリアカード編(1)」講談社 ISBN:9784063930993
-菅森コウ「駄能力JK成毛川さん(2)」小学館 ISBN:9784091893192
-コミッククリア編集部編「艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編(16)」エンターブレイン ISBN:9784047343566
-「コミックペンギンクラブ山賊版」2017年2月号
-「comicアンスリウム」2017年2月号
-「COMIC快楽天BEAST」2017年2月号
2017-01-10
包丁無宿
1/10購入。
-雨隠ギド「甘々と稲妻(8)」講談社 ISBN:9784063882292
-柴「おおきなのっぽの、(1)」講談社 ISBN:9784063378573
-「コミックアンリアル」2017年2月号
-雨隠ギド「甘々と稲妻(8)」講談社 ISBN:9784063882292
-柴「おおきなのっぽの、(1)」講談社 ISBN:9784063378573
-「コミックアンリアル」2017年2月号
2017-01-09
本年度のバンジージャンプ。
-木村寧都「のんひゅーまんらいふ」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784799209875
話○ 抜○ 消小 総合○
幼なじみのサキュバス女子に毎晩夢で精気をしぼられて日常生活に支障をきたした主人公は主導権を取り返すべくエルフ先生に相談するが……前後編+異常な執着心で勇者にいどみ続ける魔族っ娘はついに勝利し秘めた思いを解放して前後編+独立短編4本。ばいんばいんの人外おっぱい女子連中が柔らかな肢体をフル活用し男たちの精を搾取しまくるマーヴェラスな光景を24時間ノンストップでお届けの作者最新刊は通算2冊めのコミックスにして当社からの初見参だ。
ヒット出版社より2014年に上梓されたこの人の処女単行本「Love Juice Fountain」は若書きらしい粗っぽさを含有しつつも当初からもっちもちのビッグバストがなんとも眼福でマイちんこもたいそうお世話に。その後自分の定期購読誌である「コミックアンリアル」でも定期的に作品を発表するようになり順調にストックもたまって本レーベルからのファーストコミックス登場である。
繊細な描線でものされるアニメ/ゲーム系の筆致は前作と比べ全般的に洗練され、従来からの武器であるシルキーなおっぱいの質感もさらにグレードアップが図られた。収録作の初出はアンリアル本誌のほかテーマアンソロ掲載のもので執筆時期にいくらか幅はあるけれど、大幅な加筆修正をほどこしたとのことでトータルの品質は高値安定。なお例によってKTC特有のおそろしく詳細なコミックス情報ページで大量の内容サンプルが閲覧可能なので、本レヴュウのみでは心もとないという諸兄はそちらを参照のこと。
このすばらしき作画でもって描かれるのは単行本タイトルどおりのnot人類ヒロインたち。サキュバスやエルフにはじまり獣人だの魔族だのファンタシー世界の定番どころから薬の精やらメカ少女など変化球まで多彩に取りそろえ。人類換算でハイティーン~20代前半相当と思われる彼女らはむろん木村寧都作品であるからには全員ご立派な双丘を標準装備だ。つきたてのお餅みたいに柔こそうなテクスチャのその谷間に思わず顔をうずめたくなること必至。
くり広げられる物語もアンリアル掲載物件ならではの非日常系エロスを展開する。虫歯になりそうなベタ甘ラヴからえげつないダークファンタシーまで題材は多種多様で、テンプレを上手に組み合わせつつ独自色を適宜混ぜこんで木村寧都作品ならではの味わいに仕立て上げる手腕はなかなか達者なもの。この出版社物件で頻出するスライムや触手などのネタもぬかりなく用意して万全だ。
1本あたり20ページ内外の平均的な分量ながら、しっとり吸いつくような女体が画面狭しと暴れまわるエロシーンはなかなか訴求力が高い。この作家のリーサル・ウェポンであるおっぱい方面はむろん惜しみなく活用され、揉んで吸って挟んでと酷使されるたびたわわな輪郭は歪みピンク色の先端は屹立して全体が白濁に汚されるという寸法だ。加えてピキピキちんことヒダヒダまんことが激しく干戈を交える結合断面描写も出色であり、子宮の奥までゴリゴリ摩擦されるたび全身を打ち震わせ随喜の涙を流し絶頂のエロメスどもにドプドプ中田氏三昧。
恋人たちの甘エロでも望まぬ凌辱劇でも、ヒロインは等しく豊満な肢体をあらわにし胸部の雄大なふくらみを白昼のもとさらけ出して男の情欲を誘う。辛抱たまらず乳首にむしゃぶりつき乱暴に揉みしだきながら敏感な部分にも指を伸ばし奥までいじり倒すとたちまち彼女ら発情モード。執拗に愛撫を続けすっかり濡れそぼった蜜壷へたぎる怒張を勢いよくねじこんで性器どうしの真剣勝負を開始。ビッグバストをブリブリ揺らしいろんな液汁まき散らしながらはしたなく嬌声を発しよがり狂う女子どもの痴態にいっそうエレクチオン。うわごとのようにイクイク連呼し昇りつめてゆくおにゃのこの人外まんこの奥底めがけ最後に特濃ザーメンの奔流をたっぷりとお見舞いだ。
作画/作劇とも初単行本から着実に進歩した良質の精液分泌支援ツール。どちらかというとオールドスタイルな凌辱ファンタシーよりはコミカル基調の和姦エロの方が資質的には向いていると思ったが、明暗どちらも難なくこなしウェルメイドに仕上げてみせるのはさすが。アンリアルと並行して引き続き阿呍の方でも執筆しているので、今後それらをまとめるであろう3冊めのコミックスも楽しみ。ふわふわおっぱいヒロインズいずれも大いに愚息を活用させてもらったが、なかでも表紙に抜擢の幼なじみサキュバスちゃんが貪欲にザーメン搾取しつつウブな恋心も見せる「さきゅばみすと・すとーりー」前後編と、インフルエンザで寝こんでいたところを薬の精2名のえっちな治療で気持ちよく全快の(ただし個人的にはもっぱらオドオド系ショートヘアっ娘のミンちゃんで抜きました)「おいしいおくすりのじかんです。」がフェイヴァリット物件。
話○ 抜○ 消小 総合○
幼なじみのサキュバス女子に毎晩夢で精気をしぼられて日常生活に支障をきたした主人公は主導権を取り返すべくエルフ先生に相談するが……前後編+異常な執着心で勇者にいどみ続ける魔族っ娘はついに勝利し秘めた思いを解放して前後編+独立短編4本。ばいんばいんの人外おっぱい女子連中が柔らかな肢体をフル活用し男たちの精を搾取しまくるマーヴェラスな光景を24時間ノンストップでお届けの作者最新刊は通算2冊めのコミックスにして当社からの初見参だ。
ヒット出版社より2014年に上梓されたこの人の処女単行本「Love Juice Fountain」は若書きらしい粗っぽさを含有しつつも当初からもっちもちのビッグバストがなんとも眼福でマイちんこもたいそうお世話に。その後自分の定期購読誌である「コミックアンリアル」でも定期的に作品を発表するようになり順調にストックもたまって本レーベルからのファーストコミックス登場である。
繊細な描線でものされるアニメ/ゲーム系の筆致は前作と比べ全般的に洗練され、従来からの武器であるシルキーなおっぱいの質感もさらにグレードアップが図られた。収録作の初出はアンリアル本誌のほかテーマアンソロ掲載のもので執筆時期にいくらか幅はあるけれど、大幅な加筆修正をほどこしたとのことでトータルの品質は高値安定。なお例によってKTC特有のおそろしく詳細なコミックス情報ページで大量の内容サンプルが閲覧可能なので、本レヴュウのみでは心もとないという諸兄はそちらを参照のこと。
このすばらしき作画でもって描かれるのは単行本タイトルどおりのnot人類ヒロインたち。サキュバスやエルフにはじまり獣人だの魔族だのファンタシー世界の定番どころから薬の精やらメカ少女など変化球まで多彩に取りそろえ。人類換算でハイティーン~20代前半相当と思われる彼女らはむろん木村寧都作品であるからには全員ご立派な双丘を標準装備だ。つきたてのお餅みたいに柔こそうなテクスチャのその谷間に思わず顔をうずめたくなること必至。
くり広げられる物語もアンリアル掲載物件ならではの非日常系エロスを展開する。虫歯になりそうなベタ甘ラヴからえげつないダークファンタシーまで題材は多種多様で、テンプレを上手に組み合わせつつ独自色を適宜混ぜこんで木村寧都作品ならではの味わいに仕立て上げる手腕はなかなか達者なもの。この出版社物件で頻出するスライムや触手などのネタもぬかりなく用意して万全だ。
1本あたり20ページ内外の平均的な分量ながら、しっとり吸いつくような女体が画面狭しと暴れまわるエロシーンはなかなか訴求力が高い。この作家のリーサル・ウェポンであるおっぱい方面はむろん惜しみなく活用され、揉んで吸って挟んでと酷使されるたびたわわな輪郭は歪みピンク色の先端は屹立して全体が白濁に汚されるという寸法だ。加えてピキピキちんことヒダヒダまんことが激しく干戈を交える結合断面描写も出色であり、子宮の奥までゴリゴリ摩擦されるたび全身を打ち震わせ随喜の涙を流し絶頂のエロメスどもにドプドプ中田氏三昧。
恋人たちの甘エロでも望まぬ凌辱劇でも、ヒロインは等しく豊満な肢体をあらわにし胸部の雄大なふくらみを白昼のもとさらけ出して男の情欲を誘う。辛抱たまらず乳首にむしゃぶりつき乱暴に揉みしだきながら敏感な部分にも指を伸ばし奥までいじり倒すとたちまち彼女ら発情モード。執拗に愛撫を続けすっかり濡れそぼった蜜壷へたぎる怒張を勢いよくねじこんで性器どうしの真剣勝負を開始。ビッグバストをブリブリ揺らしいろんな液汁まき散らしながらはしたなく嬌声を発しよがり狂う女子どもの痴態にいっそうエレクチオン。うわごとのようにイクイク連呼し昇りつめてゆくおにゃのこの人外まんこの奥底めがけ最後に特濃ザーメンの奔流をたっぷりとお見舞いだ。
作画/作劇とも初単行本から着実に進歩した良質の精液分泌支援ツール。どちらかというとオールドスタイルな凌辱ファンタシーよりはコミカル基調の和姦エロの方が資質的には向いていると思ったが、明暗どちらも難なくこなしウェルメイドに仕上げてみせるのはさすが。アンリアルと並行して引き続き阿呍の方でも執筆しているので、今後それらをまとめるであろう3冊めのコミックスも楽しみ。ふわふわおっぱいヒロインズいずれも大いに愚息を活用させてもらったが、なかでも表紙に抜擢の幼なじみサキュバスちゃんが貪欲にザーメン搾取しつつウブな恋心も見せる「さきゅばみすと・すとーりー」前後編と、インフルエンザで寝こんでいたところを薬の精2名のえっちな治療で気持ちよく全快の(ただし個人的にはもっぱらオドオド系ショートヘアっ娘のミンちゃんで抜きました)「おいしいおくすりのじかんです。」がフェイヴァリット物件。
世界を売った男
1/9購入。
-太田和彦「みんな酒場で大きくなった」河出文庫 ISBN:9784309415017
-浅見雅男「皇族と天皇」ちくま新書 ISBN:9784480069382
-永井義男「本当はブラックな江戸時代」辰巳出版 ISBN:9784777817801
-太田和彦「みんな酒場で大きくなった」河出文庫 ISBN:9784309415017
-浅見雅男「皇族と天皇」ちくま新書 ISBN:9784480069382
-永井義男「本当はブラックな江戸時代」辰巳出版 ISBN:9784777817801
2017-01-08
今晩のクリスタルガイザー。
-久遠ミチヨシ「ハンドレッドゲーム(3)」竹書房 ISBN:9784801956940
話○ 抜△ 消大 総合○
義妹の死の真相を探るつもりがだまされ利用されていたことを知り失意の主人公の前で次々に衝撃の事実が明らかとなり事態は最後のカタストロフへ向け一直線表題作長編6話(第15-20話、完結)。マークなし。遠い過去からの因縁を引きずり愛憎うず巻くエロス&サスペンスの連鎖にもようやく決着の作者最新刊はちんこ活用ツールとしての通算18冊めにして本レーベルからの第6弾コミックスだ。
ひさしぶりに黄色い楕円仕様で上梓された前単行本「絶対★は~れむ QUEENS」(エンジェル出版刊)に対し、およそ半年ぶりとなるこの新刊はずっと長い間この作家ユニットがなじんできたライトエロ単行本として世に送り出される。双葉社はガチ成年向けへシフトし少年画報社は事実上撤退してこの業態は風前の灯だが、唯一この市場でがんばっている竹書房はどこまでこの持久戦に耐え抜くのだろう。
それはさておき、当社刊の「ビタマン」誌上で最近まで続いていたこの連載作品については当ブログでも既刊レヴュウを実施しているので、基本設定やキャラクターの紹介についてはそちらへ譲りたい(評価記事:1巻/2巻)。久遠ミチヨシによる他の長編以上に周到に仕込まれた伏線をひもといてゆくには全3巻セットでの読解作業が不可欠ゆえ、この巻から本作を知った方はただちに残り2冊をさかのぼり購入のこと。
これから手にする読者へのネタバレを避けるため以後わざとボカしぎみの記述になるが、いきなり冒頭第15話から「賢しげに蠢動していたはずの伊織がじつは美空の手の平で踊らされてました!」という物語の核心となるネタが割られていてひえーってなりましたよ……と思ったらその部分はすでに公式の内容紹介で明かされていたので気が楽に。そんなわけで一転捕らわれの身となり次々に意外な真実を突きつけられて歯がみし悔し涙を流す伊織の姿が哀れを誘う。その後も事態の主導権を握るのはもはや美空側で、着々と権力を掌握し邪魔者の排除を進めてゆくのを傍観するのみ。復讐の完遂すら果たせぬままついに昏倒する伊織だが、ベッドに横たわり死を待つだけの彼を訪れ余裕の笑みを浮かべる美空に対し最後に身を賭して仕掛けたのは……とキモの描写についてはむろんここでは伏せるので、ぜひ実際に本書を手に取り久遠ミチヨシのほどこした冴えたやり方を確認されたし。すべてが収束し訪れた数年後の平穏な海辺の光景とひとりの少女の朗らかな笑顔を前にして、策略と裏切りに満ちた凄惨な物語もはるかな思い出として昇華され我々の心身にもようやく安寧がもたらされるのだ。
物語パートの消化にパワーを取られて濡れ場は割を食いがちではあるけれど、それでも1話1発の聖なる義務はきちんと果たされている。またいちばん重要な紗夜の回想エロ&花音との一夜限りのあやまちには充分な分量を確保して劇的なストーリー展開に彩りを添加。not黄色い楕円の宿痾でちんこまんこをおがむことなど望むべくもないが、その分はこの人得意の絶品美おっぱい描写ととびきり煽情的なイキ顔百面相とでカヴァーしなんとか相殺というところ。憎しみのさなかの殺伐としたファックも切なく激しく情を交わす愛の睦みも双方美味しく堪能しながらクライマックスへ向け突き進む物語にダイヴイン。
ガチハメ中田氏至上主義の当ブログにおいて精液分泌支援ツールとしては弱含みな既刊2冊はどうしても相対的に評価をひかえめにせざるを得なかったのだが(作者さまたびたびすいません)、きめ細かく張られた伏線をていねいに回収しラストへ向けてグイグイ押し進むダイナミックな作劇はさすがライトエロ界の大御所ならではの膂力であり3冊トータルで○評価。この作家にはナイスな性器&射精描写を活かすべくマークつき媒体での執筆機会を増やしてほしいのが本音だけど、クセのあるキャラクターたちが入り乱れ複雑な愛憎の糸を織りなす本作のような重厚きわまりないお話は本番最優先の本格成年向け雑誌では成立し得なかっただろう。全編にわたり物語をえっちに盛り上げてくれたヒロインズのなかでは、2巻までの私的大ヒイキである杏に加え最後ようやくひと肌脱いでちゃっかり子種ゲットの花音たんでもって気持ちよく息子をストロークした次第。
話○ 抜△ 消大 総合○
義妹の死の真相を探るつもりがだまされ利用されていたことを知り失意の主人公の前で次々に衝撃の事実が明らかとなり事態は最後のカタストロフへ向け一直線表題作長編6話(第15-20話、完結)。マークなし。遠い過去からの因縁を引きずり愛憎うず巻くエロス&サスペンスの連鎖にもようやく決着の作者最新刊はちんこ活用ツールとしての通算18冊めにして本レーベルからの第6弾コミックスだ。
ひさしぶりに黄色い楕円仕様で上梓された前単行本「絶対★は~れむ QUEENS」(エンジェル出版刊)に対し、およそ半年ぶりとなるこの新刊はずっと長い間この作家ユニットがなじんできたライトエロ単行本として世に送り出される。双葉社はガチ成年向けへシフトし少年画報社は事実上撤退してこの業態は風前の灯だが、唯一この市場でがんばっている竹書房はどこまでこの持久戦に耐え抜くのだろう。
それはさておき、当社刊の「ビタマン」誌上で最近まで続いていたこの連載作品については当ブログでも既刊レヴュウを実施しているので、基本設定やキャラクターの紹介についてはそちらへ譲りたい(評価記事:1巻/2巻)。久遠ミチヨシによる他の長編以上に周到に仕込まれた伏線をひもといてゆくには全3巻セットでの読解作業が不可欠ゆえ、この巻から本作を知った方はただちに残り2冊をさかのぼり購入のこと。
これから手にする読者へのネタバレを避けるため以後わざとボカしぎみの記述になるが、いきなり冒頭第15話から「賢しげに蠢動していたはずの伊織がじつは美空の手の平で踊らされてました!」という物語の核心となるネタが割られていてひえーってなりましたよ……と思ったらその部分はすでに公式の内容紹介で明かされていたので気が楽に。そんなわけで一転捕らわれの身となり次々に意外な真実を突きつけられて歯がみし悔し涙を流す伊織の姿が哀れを誘う。その後も事態の主導権を握るのはもはや美空側で、着々と権力を掌握し邪魔者の排除を進めてゆくのを傍観するのみ。復讐の完遂すら果たせぬままついに昏倒する伊織だが、ベッドに横たわり死を待つだけの彼を訪れ余裕の笑みを浮かべる美空に対し最後に身を賭して仕掛けたのは……とキモの描写についてはむろんここでは伏せるので、ぜひ実際に本書を手に取り久遠ミチヨシのほどこした冴えたやり方を確認されたし。すべてが収束し訪れた数年後の平穏な海辺の光景とひとりの少女の朗らかな笑顔を前にして、策略と裏切りに満ちた凄惨な物語もはるかな思い出として昇華され我々の心身にもようやく安寧がもたらされるのだ。
物語パートの消化にパワーを取られて濡れ場は割を食いがちではあるけれど、それでも1話1発の聖なる義務はきちんと果たされている。またいちばん重要な紗夜の回想エロ&花音との一夜限りのあやまちには充分な分量を確保して劇的なストーリー展開に彩りを添加。not黄色い楕円の宿痾でちんこまんこをおがむことなど望むべくもないが、その分はこの人得意の絶品美おっぱい描写ととびきり煽情的なイキ顔百面相とでカヴァーしなんとか相殺というところ。憎しみのさなかの殺伐としたファックも切なく激しく情を交わす愛の睦みも双方美味しく堪能しながらクライマックスへ向け突き進む物語にダイヴイン。
ガチハメ中田氏至上主義の当ブログにおいて精液分泌支援ツールとしては弱含みな既刊2冊はどうしても相対的に評価をひかえめにせざるを得なかったのだが(作者さまたびたびすいません)、きめ細かく張られた伏線をていねいに回収しラストへ向けてグイグイ押し進むダイナミックな作劇はさすがライトエロ界の大御所ならではの膂力であり3冊トータルで○評価。この作家にはナイスな性器&射精描写を活かすべくマークつき媒体での執筆機会を増やしてほしいのが本音だけど、クセのあるキャラクターたちが入り乱れ複雑な愛憎の糸を織りなす本作のような重厚きわまりないお話は本番最優先の本格成年向け雑誌では成立し得なかっただろう。全編にわたり物語をえっちに盛り上げてくれたヒロインズのなかでは、2巻までの私的大ヒイキである杏に加え最後ようやくひと肌脱いでちゃっかり子種ゲットの花音たんでもって気持ちよく息子をストロークした次第。
カーグラTV
1/8借出。
-片岡龍峰「宇宙災害」DOJIN選書 ISBN:9784759816723
-橋本明「知られざる天皇明仁」講談社 ISBN:9784062203012
-高橋安幸「根本陸夫伝」集英社 ISBN:9784087807998
-松任谷正隆「僕の音楽キャリア全部話します」新潮社 ISBN:9784103504818
-頴原澄子「原爆ドーム」吉川弘文館 ISBN:9784642058315
-河田宏「日清戦争は義戦にあらず」彩流社 ISBN:9784779122378
-阿部公彦/阿部賢一/楯岡求美/平山令二監修「世界の文豪の家」エクスナレッジ ISBN:9784767821771
-片岡龍峰「宇宙災害」DOJIN選書 ISBN:9784759816723
-橋本明「知られざる天皇明仁」講談社 ISBN:9784062203012
-高橋安幸「根本陸夫伝」集英社 ISBN:9784087807998
-松任谷正隆「僕の音楽キャリア全部話します」新潮社 ISBN:9784103504818
-頴原澄子「原爆ドーム」吉川弘文館 ISBN:9784642058315
-河田宏「日清戦争は義戦にあらず」彩流社 ISBN:9784779122378
-阿部公彦/阿部賢一/楯岡求美/平山令二監修「世界の文豪の家」エクスナレッジ ISBN:9784767821771
2017-01-07
密偵たちの宴
1/7購入。
-春日太一「ドラマ「鬼平犯科帳」ができるまで」文春文庫 ISBN:9784167907778
-藤澤房俊「ガリバルディ」中公新書 ISBN:9784121024138
-R・M・ニーア「ナパーム空爆史」太田出版 ISBN:9784778315061
-春日太一「ドラマ「鬼平犯科帳」ができるまで」文春文庫 ISBN:9784167907778
-藤澤房俊「ガリバルディ」中公新書 ISBN:9784121024138
-R・M・ニーア「ナパーム空爆史」太田出版 ISBN:9784778315061
2017-01-06
今夜のチャンピオンカレー。
-加賀あくる「初恋メルト」文苑堂 ISBN:9784861172632
話○-△ 抜○ 消小 総合○
いつも口うるさい幼なじみ女子が自分を好いてくれていることに気づいた主人公は彼女を抱きしめ熱く結ばれて本編&描きおろし後日談+仕事はできるけどドジっ娘の先輩女子に厳しく指導されつつも徐々に惹かれ本編&描きおろし後日談+独立短編8本。プニプニ愛らしい極上萌えっ娘たちと甘く激しくイチャラヴ三昧の砂糖菓子のごとき恋愛空間がどこまでも広がる作者これが記念すべきファーストコミックスだ。
この作家がデビューを飾ったのはいまは亡き「コミックポプリクラブ」(マックス刊)誌上でのことで、以後ゆっくりしたペースながら着実に作品を積みあげてきたところで同誌休刊のニュース。しかしながら一部の執筆陣と同様に「コミックバベル」に本拠地を移すことができ処女単行本リリースにこぎ着けた(巻末著者あとがきを見ると、やはりポプリ時代の編集者がそのままバベルへ転職したことで移籍を果たした模様)。そんな経緯もあり初登場から時間はかかったがまずはメデタシメデタシ。
自分がたいそう好みだということもありいわゆる童顔巨乳系の作品は他のレヴュウサイトと比較してもけっこうリキを入れて紹介していると自負しているのだけれど、今回評価の俎上に載せる単行本はまさにその手の嗜好の人々にど真ん中ストライクな物件。ルックス的にはょぅι゙ょ同然なのにおっぱいは成人女性顔負けのご立派なブツがドドーンと盛りつけられたおにゃのこがニッコリ微笑むカヴァーイラストを目にして早くも中身を手繰る前からちんこは屹立しっぱなしだ。むろん漫画本編も表紙の印象どおりブリブリの萌え絵で、幼年向け少女誌からそのまま飛び出したみたいにファンシィな作画は見ているだけでニヤニヤが止まらなくなること必至。前述のとおり雑誌移籍のブランクをはさむことから執筆時期は2013-16年とややワイドだが絵柄の極端な新旧差はなく衝動的にジャケ買いしても支障はないかと。万全を期すのなら試し読みへのリンクが付属した単行本情報ページを参照することも可能だ。
この滑らかなお筆先から生み出される女性陣はミドル~ハイティーンの制服女子主体となるが、おっきな瞳にほわほわ笑顔の彼女らときたら小学生でも通用しそうなおこちゃまっぷり。それでいながら大半のヒロインはビッグな双丘を標準装備なのがうれしいところ。一部に貧乳さんも存在するのだが、やはりロリロリフェイスなのにド迫力おっぱいという強烈なギャップこそが加賀あくる漫画のなによりの魅力だろう。
過度にキャンディコーテッドなその絵柄にふさわしく、物語の方も糖度1000%のベタ甘和姦専科。幼なじみに同級生、先輩後輩に先生教え子などさまざまな関係性の彼ら彼女らが1on1の牧歌的な恋愛模様を展開。のっけからゾッコンか当初ツンツンしてみるかの違いはあれど、いきなり好感度100%でヒロインが全力でスキスキ光線を発しているのであっという間にフォーリンラヴ。愛し合う同士の2人めでたく結ばれて永遠の愛を誓うという寸法ですよ。執筆時期の古いものはページ数がタイトで展開もやたらと駆け足なのは致し方ないところだが、登場人物の誰ひとりとして悪人のいないほのぼのとした雰囲気のなか着実に愛をはぐくむバカップルたちの行状を目の当たりにして殺伐とした日常にささくれ立った君のハートもすっかり癒されること疑いなし。
全般的に余裕のない容量のなかでも濡れ場にはきちんとスペースが割かれていてナイス。特別凝ったシチュも奇抜なアイテムの投入もないオーソドックスな肉体言語の応酬ではあるのだけれど、心の底から愛し合い恥も外聞もなくラヴワードをまき散らす2人の甘やかな睦み合いが密度高くつむがれ読み手の興奮を励起せしめるのだ。ことにステディな男子にきつく抱きつきながら熱い吐息をもらしほおを紅潮させるヒロインの高揚したイキ顔は絶品で、初めての行為に身もだえし未曾有の快感に打ち震える彼女らの痴態でゴハンがなん杯でもいただけますね!
紆余曲折ありつつも互いの気持ちを確認しあった2人はようやく「愛してる」のひと言をつぶやき熱いキス。ゆっくりと着衣をはだけたわわな胸にむしゃぶりついて愛の営みをスタートだ。敏感な部分を刺戟するたび小刻みに嬌声を発し熱に浮かされたようにほおを朱に染める彼女の艶姿に興奮しきり。いよいよ前人未踏の蜜壷へたぎる怒張をねじこみ彼女のいちばん深い部分を突き上げれば女子どもたちまち瞳をうるませ未曾有の感覚に全身を打ち震わせる。汗と涙とよだれまみれでハートマークを四方八方へばらまき人生最初の絶頂を迎えんとするヒロインズのティーンエイジまんこの許容量いっぱいにザーメンの奔流を叩きつけ2人の初めての共同作業もフィニッシュだ。
少々イージーゴーイングな展開ではあるものの、ほほえましくも熱っぽいイチャイチャぶりを過剰摂取させられてすっかり満腹のマーヴェラスな童顔巨乳萌えエロ物件。欲を言えば若干名の並乳さんもみなビッグバスト状態で全般的にもう少し結合断面多めだったら抜き評価を二重丸にしていたところ。間違ってもセックスなど縁のなさそうなファンシィそのものの絵柄でガッツリ濃厚本番というすばらしすぎる芸風を今後とも貫き続けていただきたい。このたび収録の作品中では、天真爛漫お嬢さまなフィアンセの献身的なご奉仕に辛抱たまらずお口で胸でまんこでエンドレス射精の「純愛許婚日和」と、ビッグに成長していた幼なじみ女子と数年ぶりに再会したのち愛を告げられ密着ハードファック「君の部屋で…」でもって精根尽き果てるまでシャフトを摩擦。
話○-△ 抜○ 消小 総合○
いつも口うるさい幼なじみ女子が自分を好いてくれていることに気づいた主人公は彼女を抱きしめ熱く結ばれて本編&描きおろし後日談+仕事はできるけどドジっ娘の先輩女子に厳しく指導されつつも徐々に惹かれ本編&描きおろし後日談+独立短編8本。プニプニ愛らしい極上萌えっ娘たちと甘く激しくイチャラヴ三昧の砂糖菓子のごとき恋愛空間がどこまでも広がる作者これが記念すべきファーストコミックスだ。
この作家がデビューを飾ったのはいまは亡き「コミックポプリクラブ」(マックス刊)誌上でのことで、以後ゆっくりしたペースながら着実に作品を積みあげてきたところで同誌休刊のニュース。しかしながら一部の執筆陣と同様に「コミックバベル」に本拠地を移すことができ処女単行本リリースにこぎ着けた(巻末著者あとがきを見ると、やはりポプリ時代の編集者がそのままバベルへ転職したことで移籍を果たした模様)。そんな経緯もあり初登場から時間はかかったがまずはメデタシメデタシ。
自分がたいそう好みだということもありいわゆる童顔巨乳系の作品は他のレヴュウサイトと比較してもけっこうリキを入れて紹介していると自負しているのだけれど、今回評価の俎上に載せる単行本はまさにその手の嗜好の人々にど真ん中ストライクな物件。ルックス的にはょぅι゙ょ同然なのにおっぱいは成人女性顔負けのご立派なブツがドドーンと盛りつけられたおにゃのこがニッコリ微笑むカヴァーイラストを目にして早くも中身を手繰る前からちんこは屹立しっぱなしだ。むろん漫画本編も表紙の印象どおりブリブリの萌え絵で、幼年向け少女誌からそのまま飛び出したみたいにファンシィな作画は見ているだけでニヤニヤが止まらなくなること必至。前述のとおり雑誌移籍のブランクをはさむことから執筆時期は2013-16年とややワイドだが絵柄の極端な新旧差はなく衝動的にジャケ買いしても支障はないかと。万全を期すのなら試し読みへのリンクが付属した単行本情報ページを参照することも可能だ。
この滑らかなお筆先から生み出される女性陣はミドル~ハイティーンの制服女子主体となるが、おっきな瞳にほわほわ笑顔の彼女らときたら小学生でも通用しそうなおこちゃまっぷり。それでいながら大半のヒロインはビッグな双丘を標準装備なのがうれしいところ。一部に貧乳さんも存在するのだが、やはりロリロリフェイスなのにド迫力おっぱいという強烈なギャップこそが加賀あくる漫画のなによりの魅力だろう。
過度にキャンディコーテッドなその絵柄にふさわしく、物語の方も糖度1000%のベタ甘和姦専科。幼なじみに同級生、先輩後輩に先生教え子などさまざまな関係性の彼ら彼女らが1on1の牧歌的な恋愛模様を展開。のっけからゾッコンか当初ツンツンしてみるかの違いはあれど、いきなり好感度100%でヒロインが全力でスキスキ光線を発しているのであっという間にフォーリンラヴ。愛し合う同士の2人めでたく結ばれて永遠の愛を誓うという寸法ですよ。執筆時期の古いものはページ数がタイトで展開もやたらと駆け足なのは致し方ないところだが、登場人物の誰ひとりとして悪人のいないほのぼのとした雰囲気のなか着実に愛をはぐくむバカップルたちの行状を目の当たりにして殺伐とした日常にささくれ立った君のハートもすっかり癒されること疑いなし。
全般的に余裕のない容量のなかでも濡れ場にはきちんとスペースが割かれていてナイス。特別凝ったシチュも奇抜なアイテムの投入もないオーソドックスな肉体言語の応酬ではあるのだけれど、心の底から愛し合い恥も外聞もなくラヴワードをまき散らす2人の甘やかな睦み合いが密度高くつむがれ読み手の興奮を励起せしめるのだ。ことにステディな男子にきつく抱きつきながら熱い吐息をもらしほおを紅潮させるヒロインの高揚したイキ顔は絶品で、初めての行為に身もだえし未曾有の快感に打ち震える彼女らの痴態でゴハンがなん杯でもいただけますね!
紆余曲折ありつつも互いの気持ちを確認しあった2人はようやく「愛してる」のひと言をつぶやき熱いキス。ゆっくりと着衣をはだけたわわな胸にむしゃぶりついて愛の営みをスタートだ。敏感な部分を刺戟するたび小刻みに嬌声を発し熱に浮かされたようにほおを朱に染める彼女の艶姿に興奮しきり。いよいよ前人未踏の蜜壷へたぎる怒張をねじこみ彼女のいちばん深い部分を突き上げれば女子どもたちまち瞳をうるませ未曾有の感覚に全身を打ち震わせる。汗と涙とよだれまみれでハートマークを四方八方へばらまき人生最初の絶頂を迎えんとするヒロインズのティーンエイジまんこの許容量いっぱいにザーメンの奔流を叩きつけ2人の初めての共同作業もフィニッシュだ。
少々イージーゴーイングな展開ではあるものの、ほほえましくも熱っぽいイチャイチャぶりを過剰摂取させられてすっかり満腹のマーヴェラスな童顔巨乳萌えエロ物件。欲を言えば若干名の並乳さんもみなビッグバスト状態で全般的にもう少し結合断面多めだったら抜き評価を二重丸にしていたところ。間違ってもセックスなど縁のなさそうなファンシィそのものの絵柄でガッツリ濃厚本番というすばらしすぎる芸風を今後とも貫き続けていただきたい。このたび収録の作品中では、天真爛漫お嬢さまなフィアンセの献身的なご奉仕に辛抱たまらずお口で胸でまんこでエンドレス射精の「純愛許婚日和」と、ビッグに成長していた幼なじみ女子と数年ぶりに再会したのち愛を告げられ密着ハードファック「君の部屋で…」でもって精根尽き果てるまでシャフトを摩擦。
Maybe Tomorrow
1/6購入。
-井上理津子/団田芳子「ポケット版 大阪名物」新潮文庫 ISBN:9784101263922
-礒村英司「戦争する国にしないための中立国入門」平凡社新書 ISBN:9784582858327
-ロマン優光「間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもへ」コア新書 ISBN:9784864369831
-井上理津子/団田芳子「ポケット版 大阪名物」新潮文庫 ISBN:9784101263922
-礒村英司「戦争する国にしないための中立国入門」平凡社新書 ISBN:9784582858327
-ロマン優光「間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもへ」コア新書 ISBN:9784864369831
2017-01-05
本年度の日本海海戦。
-有賀冬「尻戦略(ケツセンリャク)」ティーアイネット ISBN:9784887746398
話○ 抜○-△ 消小 総合○
痴漢と疑われ相手から償いを求められた主人公は彼女の思わぬ要求にムリヤリ新たな世界を開かされて……表題作長編全5話。むっちりボディが乱舞し大量の液汁が飛び交うなかで男も女も未曾有の快感に打ち震えはしたなく乱れまくる肉欲フルスロットル全開の光景が読者の脳裡に惜しみなく降り注ぐ作者最新単行本は通算9冊めのコミックスだ。
完全実力主義を貫く当社の看板誌「COMIC夢幻転生」にあって、その前身である「COMIC Mujin」時代からずっとレギュラーを張り続け幾歳月、そろそろ中堅からヴェテランと呼ばれはじめてもおかしくないところ。商業エロのみならず薄い本執筆でも精力的に活動するなかでも作品産出ペースはまったく落ちず、前単行本「オナホバイバー」発売から1年経たずに早くもこの新刊リリースである。
よく言えば勢いがありダイナミック、イジワルな表現をするとやや大味な絵柄の執筆陣が多い夢幻転生にあって、この人のキレイに整理された描線でつむがれる端整なタッチはちょっと異色だ。デビュー当初は少々オーセンティックかなと思った筆致もきちんと時代の変遷を反映し適宜アップデイトされていまや古さなど感じない。残念ながら収録作の初出明記はないがおそらく直近の夢幻転生掲載分のはずで表紙と中身は完全コンパチ。むろんTIの常で1話まるごと試し読みつきの作品紹介ページが用意されているので、店頭見本を参照できない環境でも事前チェックは容易だ。
この緻密な作画でもって日本人離れした頭身高めグラマラスガールズ&レディースを大量供給してくれるのがいつもの芸風で、それはもちろん本作でも同様。張りのある描線でもちもち柔和な感触のいかにも女の子らしい曲線美が画面上で披露されるさまに思わずため息。まあ今作についてはそんな彼女らがストーリー上ではずいぶんエグい言動をさらけ出したりするのだけど。
頭からシッポまでの長丁場である本作は、「僕にケツバット」というなにやら不穏な雑誌掲載時のタイトルが象徴するとおりずいぶんと変化球のオハナシ。すなわち、お尻を強調する表題が示すようにアナルはずいぶんとフィーチャーされるのだがその開発対象となるのはなんと男子サイドなのだ。お歳のわりには小柄でいささか気弱なショタ風味の主人公・野代和人(のしろかずひと)はある日満員電車のなかで偶然身体を触れてしまった巨乳メガネっ娘・珠川沙也(たまかわさや)からその代償として尻穴に性具を挿入した姿をさらすことを強要される。それを見て興奮した沙也は彼を逆レイプして性奴隷化するのであった……というのが物語の発端。さらに2人のプレイを目撃し職権濫用で和人をもてあそぶキャリアウーマン風の生活指導員・平岡真紀(ひらおかまき)、彼のアナル開発写真を発見したことから本番へとなだれ込んだ爆乳幼なじみ・泰葉(やすは)が続々と参戦し行為はエスカレートする一方。真紀の自宅へ呼び出されさらなる恥辱を受ける和人を救うべくタッグを組んだ沙也と泰葉が現場に乗りこみ4人でくり広げる愛と復讐のラストエピソードはぜひみなさま自身の目でご確認を。
とまあ波瀾万丈のストーリーがくり広げられるなか濡れ場の方も1話あたり優に40ページを超える大容量を活かし盛りだくさん。前述したように和人への執拗なアナル責めがプレイの中心ではあるものの女性サイドに対してはノーマルなヴァギナへの挿入がメインなので肛門性交に免疫のない諸兄でも安心。まあ最終的には女子3人衆もそろって後ろの穴をこじ開けられるんですが。有賀冬お得意の密でリアルな性器描写はいつもながらに冴えわたり、汗だく汁だくファックの連鎖がじっくりねっとり展開されて読者の自慰表明もはかどりまくること必定。
菊穴にプラグやヴァイブをねじこまれ女の子のように身もだえする主人公に覆い被さり女たちはみずから蜜壷を押し当てて彼の凶悪なディックをゴックン。きつく締まる膣内とみずからの括約筋周辺との両方から強烈な快感を脳みそへ焼きつけられて全身を打ち震わせる彼の熱い白濁を一気に子宮に流しこまれヒロインズも同時に絶頂だ。
主人公が女装で犯されたり大股開きで竿もタマも舐めあげられたりと全編にわたり受け身願望男子垂涎のプレイが続くのでそちらの性癖の方には自信を持ってオススメ。個人的にはその種の行為はさほど得意科目ではないけれど、女子連中が大量の液汁にまみれながらゴリゴリまんこをこじ開けられたっぷり膣内射精されるすばらしきヴィジュアルはたいそう股間を刺戟してくれるのでそれで相殺というところ。従来ものしてきたような骨太の正統派ラヴストーリーから直近2作はニッチな性的嗜好を前面に押し出した特異な物語をくり広げストーリーテラーとしての幅の広さを見せつけてきたが、さて次回作はノーマル路線へ回帰するのかさらなる異端へ踏みこむのか目が離せない。登場ヒロイン3人衆のなかでは、表紙/裏表紙からハブられつつも作中では物語の強力な推進役であり実質的な主演女優とも言えるド変態メガネ女子・沙也が私的イチオシですか喃。
話○ 抜○-△ 消小 総合○
痴漢と疑われ相手から償いを求められた主人公は彼女の思わぬ要求にムリヤリ新たな世界を開かされて……表題作長編全5話。むっちりボディが乱舞し大量の液汁が飛び交うなかで男も女も未曾有の快感に打ち震えはしたなく乱れまくる肉欲フルスロットル全開の光景が読者の脳裡に惜しみなく降り注ぐ作者最新単行本は通算9冊めのコミックスだ。
完全実力主義を貫く当社の看板誌「COMIC夢幻転生」にあって、その前身である「COMIC Mujin」時代からずっとレギュラーを張り続け幾歳月、そろそろ中堅からヴェテランと呼ばれはじめてもおかしくないところ。商業エロのみならず薄い本執筆でも精力的に活動するなかでも作品産出ペースはまったく落ちず、前単行本「オナホバイバー」発売から1年経たずに早くもこの新刊リリースである。
よく言えば勢いがありダイナミック、イジワルな表現をするとやや大味な絵柄の執筆陣が多い夢幻転生にあって、この人のキレイに整理された描線でつむがれる端整なタッチはちょっと異色だ。デビュー当初は少々オーセンティックかなと思った筆致もきちんと時代の変遷を反映し適宜アップデイトされていまや古さなど感じない。残念ながら収録作の初出明記はないがおそらく直近の夢幻転生掲載分のはずで表紙と中身は完全コンパチ。むろんTIの常で1話まるごと試し読みつきの作品紹介ページが用意されているので、店頭見本を参照できない環境でも事前チェックは容易だ。
この緻密な作画でもって日本人離れした頭身高めグラマラスガールズ&レディースを大量供給してくれるのがいつもの芸風で、それはもちろん本作でも同様。張りのある描線でもちもち柔和な感触のいかにも女の子らしい曲線美が画面上で披露されるさまに思わずため息。まあ今作についてはそんな彼女らがストーリー上ではずいぶんエグい言動をさらけ出したりするのだけど。
頭からシッポまでの長丁場である本作は、「僕にケツバット」というなにやら不穏な雑誌掲載時のタイトルが象徴するとおりずいぶんと変化球のオハナシ。すなわち、お尻を強調する表題が示すようにアナルはずいぶんとフィーチャーされるのだがその開発対象となるのはなんと男子サイドなのだ。お歳のわりには小柄でいささか気弱なショタ風味の主人公・野代和人(のしろかずひと)はある日満員電車のなかで偶然身体を触れてしまった巨乳メガネっ娘・珠川沙也(たまかわさや)からその代償として尻穴に性具を挿入した姿をさらすことを強要される。それを見て興奮した沙也は彼を逆レイプして性奴隷化するのであった……というのが物語の発端。さらに2人のプレイを目撃し職権濫用で和人をもてあそぶキャリアウーマン風の生活指導員・平岡真紀(ひらおかまき)、彼のアナル開発写真を発見したことから本番へとなだれ込んだ爆乳幼なじみ・泰葉(やすは)が続々と参戦し行為はエスカレートする一方。真紀の自宅へ呼び出されさらなる恥辱を受ける和人を救うべくタッグを組んだ沙也と泰葉が現場に乗りこみ4人でくり広げる愛と復讐のラストエピソードはぜひみなさま自身の目でご確認を。
とまあ波瀾万丈のストーリーがくり広げられるなか濡れ場の方も1話あたり優に40ページを超える大容量を活かし盛りだくさん。前述したように和人への執拗なアナル責めがプレイの中心ではあるものの女性サイドに対してはノーマルなヴァギナへの挿入がメインなので肛門性交に免疫のない諸兄でも安心。まあ最終的には女子3人衆もそろって後ろの穴をこじ開けられるんですが。有賀冬お得意の密でリアルな性器描写はいつもながらに冴えわたり、汗だく汁だくファックの連鎖がじっくりねっとり展開されて読者の自慰表明もはかどりまくること必定。
菊穴にプラグやヴァイブをねじこまれ女の子のように身もだえする主人公に覆い被さり女たちはみずから蜜壷を押し当てて彼の凶悪なディックをゴックン。きつく締まる膣内とみずからの括約筋周辺との両方から強烈な快感を脳みそへ焼きつけられて全身を打ち震わせる彼の熱い白濁を一気に子宮に流しこまれヒロインズも同時に絶頂だ。
主人公が女装で犯されたり大股開きで竿もタマも舐めあげられたりと全編にわたり受け身願望男子垂涎のプレイが続くのでそちらの性癖の方には自信を持ってオススメ。個人的にはその種の行為はさほど得意科目ではないけれど、女子連中が大量の液汁にまみれながらゴリゴリまんこをこじ開けられたっぷり膣内射精されるすばらしきヴィジュアルはたいそう股間を刺戟してくれるのでそれで相殺というところ。従来ものしてきたような骨太の正統派ラヴストーリーから直近2作はニッチな性的嗜好を前面に押し出した特異な物語をくり広げストーリーテラーとしての幅の広さを見せつけてきたが、さて次回作はノーマル路線へ回帰するのかさらなる異端へ踏みこむのか目が離せない。登場ヒロイン3人衆のなかでは、表紙/裏表紙からハブられつつも作中では物語の強力な推進役であり実質的な主演女優とも言えるド変態メガネ女子・沙也が私的イチオシですか喃。
おどりゃシゴウしちゃる!
1/5借出。
-舩田正彦「危険ドラッグの基礎知識」講談社 ISBN:9784061563162
-清水潔「「南京事件」を調査せよ」文藝春秋 ISBN:9784163905143
-大野粛英「ものと人間の文化史177 歯」法政大学出版局 ISBN:9784588217715
-灰谷謙二「これが広島弁じゃ!」洋泉社 ISBN:9784800310682
-中西良孝編「シリーズ家畜の科学3 ヤギの科学」朝倉書店 ISBN:9784254455038
-下斗米伸夫編「ロシアの歴史を知るための50章」明石書店 ISBN:9784750344140
-J・スマイリー「コンピュータに記憶を与えた男」河出書房新社 ISBN:9784309253589
-舩田正彦「危険ドラッグの基礎知識」講談社 ISBN:9784061563162
-清水潔「「南京事件」を調査せよ」文藝春秋 ISBN:9784163905143
-大野粛英「ものと人間の文化史177 歯」法政大学出版局 ISBN:9784588217715
-灰谷謙二「これが広島弁じゃ!」洋泉社 ISBN:9784800310682
-中西良孝編「シリーズ家畜の科学3 ヤギの科学」朝倉書店 ISBN:9784254455038
-下斗米伸夫編「ロシアの歴史を知るための50章」明石書店 ISBN:9784750344140
-J・スマイリー「コンピュータに記憶を与えた男」河出書房新社 ISBN:9784309253589
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