2017-12-31

「酒とエロ漫画の日々。」Selected 2017年エロ漫画ベスト10

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帰省だコミケだと世間は師走ラストの喧噪さなか、誰も見向きもしないこのような零細ブログをのぞきに来た奇特な方々に深く感謝を捧げつつ、恒例のエロ漫画ベスト10企画を今年もスタート。なお、これまでの歩みは過去記事を参照(2011年/2012年/2013年/2014年/2015年/2016年)。今年も選定作業中は大いに悩みまくりついでにガッツリ抜き直したりもしたのだが、かくして選ばれた作品たちは……結果はこのあと!

先ほどまとめた総括記事で集計したように、2017年は全部で183冊のエロ漫画単行本を評価の俎上に載せた。その際に当ブログでは冒頭で実用度をはじめ物語性や修整具合といったファクターを○×式で評価している。そこで抜き評価が「◎」のものだけをまずピックアップし、そのなかからさらに厳選したのがこの10冊だ。
今年も作品性とか売上ランクとかはまったく考慮せずひたすら「俺のちんこに響いたか否か」のみが唯一無二の選考ポイント。漫画作品としての完成度の高さは当然評価に値するけどもそれらはいったん脇に置いて、極端な話をすればいっさいストーリーなどなくても問答無用でドエロい物件ならばソッチに軍配を上げるというシステムである。
なお詳細なレヴュウ内容についてはそれぞれに記されたリンク先をクリックしていただきたい。








第10位 鈴玉レンリ「rainy bride」コアマガジン →詳細感想
繊細な筆致で彼氏彼女のピュアラヴを活写する既刊同様の作劇に加え女の子が怒濤のごとく淫語乱射しては大量に膣内射精され絶頂のド派手な乱れっぷりがメガ盛り状態となり従来以上に使い勝手良好。紆余曲折ありつつさらに絆を深めた2人がリミッター解除でストロングファックに没頭だ。
ゼロ年代から「漫画ばんがいち」の看板を張り続ける大ヴェテランで少女漫画さながらのリリカルな作風がウリだが、それゆえにこの企画では長らく縁がなかった人。だのに今回はむやみに女子のエロ度がアップし中田氏描写が目に見えて増加してめでたく初のランクイン。


第9位 はるきち「初恋ショコラ」文苑堂詳細感想
端整かつ清楚な作画でド直球の純愛バカップル和姦フルコースを展開する記念すべき処女単行本。多種多様な関係性の恋人たちがリミッター解除とともに熱病のごとくストロングセックスに没頭し愛する彼氏のザーメンをなん度も膣内へ注がれ絶頂するヒロインたちの痴態を美味しく摂取だ。
この作家をはじめて認識したのは商業誌でなくじつは薄い本なのだけど、初手から保証付きの高い画力に加えオリジナルでは糖度1000%のむせかえるような甘ラヴを怒濤のごとく投下してきて新たな一面を知った次第。引き出しの広い人ながら雑誌の方ではぜひ現在の路線を継続してもらいたいもの。




第8位 ドバト「平成JC in 明治夜這い村」ヒット出版社 →詳細感想
過酷な試練に直面しつつも前を向き強く生きるヒロインの勇姿と彼女らが絶品イキ顔さらし膣内射精され放題の光景とを同時摂取。華奢な肢体を快感によじらせながら幾度も絶頂の艶姿に愚息もご満悦だ。
デビュー当初からその鮮烈なストーリーテリングには定評のあった人だが(とくに前単行本「少女とギャングと青い夜」の疾走感は白眉)、実用度では一歩を譲っていたきらいがある。しかしながら今回はそちらも大幅パワーアップで、ぷにぷに狭隘なJCまんこをこじ開けガッツリ生で中田氏三昧の桃源郷が到来ですよ。むろん青春の蹉跌を残酷なまでにえぐり出す印象的な作劇も健在。



第7位 kiasa「タネツケアナバ」ワニマガジン社 →詳細感想
身を焦がす情欲の炎に身をゆだね快楽に没頭するエロメスの痴態を精巧な作劇とともにお届けの作者2冊め。理智と劣情の狭間で苦悩しつつも本能に屈し大量に精を注がれて絶頂するオンナの本性を赤裸々に描写だ。
今年最後のレヴュウ物件ゆえ予定稿の一部差し替えを余儀なくされたほどのナイスな1冊。この人の処女作「ひなたネトリズム」は惜しくも昨年度次点だったが、今回は堂々ベスト10圏内入り。和姦だの凌辱だの安直なカテゴライズを許さない複雑な人間模様の絡み合いと艶めく体躯が躍動し大量の体液が行き交うストロングエロスとの得も言われぬアラベスクが読み手をとりこにする逸品である。




第6位 雪雨こん「ちゅうくらいがすき」茜新社 →詳細感想
キュートネス炸裂の萌え萌えJC連中が積極的に快楽享受にいそしみ膣内射精され放題のすばらしき精液分泌支援物資。明るく楽しく本番突入してはちびっ娘まんこにゴリゴリ中田氏三昧の夢空間実現だ。
貞操観念ゆるめな高学年JSだのJCだのが華奢な体躯を簡単に男の手にゆだね狭隘な膣内いっぱいにザーメンを満たされ幸せいっぱいに絶頂するという全男子の抱くドリームが目の前で続々と具現化されるさまに圧倒的感謝。こんなロリっ娘連中が俺の前にも突如出てきたりしないかなあ……。




第5位 岡田コウ「だれにもいえないコト」ヒット出版社 →詳細感想
誰もが認めるロリ漫画界の大御所が今年お届けする新刊は作画/作劇ともいっそうの洗練を果たした超弩級抜きツール。華奢な肢体を覚えたての快感に打ち震わせるちびっ娘どもに容赦なく3度4度とザーメンの奔流を叩きこみ絶頂の光景を甘々だったりビターだったりの多様なラヴ模様とともにお届けだ。
説明不要のビッグネームでありもはやあれこれつけ加えるようなこともないが、この人の描くとびきりちんまい中学生女子でガッツリ抜ける以上自分はまだ巨乳っ娘のみならずノーおっぱいでも大丈夫なのだと再認識できる。ともあれ2017年に入り出版社移動などもあって今後の動向に注目したい。




第4位 篠塚醸二「やさしいせかい」ワニマガジン社 →詳細感想
美麗な作画でもって童顔爆乳エロエロガールズと甘々ラヴ&ド派手な肉弾戦をくり広げ気持ちよく中田氏三昧の桃源郷出現。ビッグバストを大胆に揺さぶりトロ顔さらして絶頂するヒロインズの艶姿に愚息も昇天だ。
明朗快活ラヴコメにはち切れそうな弾丸ボディをフル活用の特濃エロスが組み合わされた、全国8000万のおっぱい星人全員にとっての金字塔とも呼べる作品。既刊で唯一不満に感じていた膣内射精フィニッシュ率の低さも目に見えて改善されもはや死角なし。ハートフルな物語に心満たされつつ巨大な双丘が揺れまくり精液を子袋に飛ばしまくりの濡れ場に我が砲身もご満悦。




第3位 稲鳴四季「彼女たちの学性アルバム」ヒット出版社 →詳細感想
既刊とは趣を変えたキュートネス炸裂の柔和なタッチに従来同様の超高密度ハードコアセックス曼荼羅が掛け合わされた怪作。緻密に組まれた物語に乗っかり生徒会女子'sの疾風怒濤性愛模様を過剰供給だ。
それなりにキャリアを築いてからの路線変更というのはかなりの勇気とリスクをともなうものだが、この作家は果敢に挑戦を行いみごとに成功した。元来定評のあった特濃ファック&連続中田氏描写が新たに獲得したエレガントな絵柄のもといっそう輝く。こうしたチャレンジを恐れない姿勢を続けてくれる限り俺は彼の作品を購入し続けることだろう。




第2位 なるさわ景「甘ったれバンビ」茜新社 →詳細感想
日本一の射精断面マイスターがその強力無比なガチファックを甘やかな教師×生徒ラヴに乗っけてお届け。小悪魔JCたちの言動に翻弄されつつもタイトに愛しあいハードに情交しては4度5度6度と教え子まんこに大量の精液を叩きつけるストロングエロスの横溢に股間も大忙しの逸品だ。
当企画常連のこの人、じつは今年もうひとつヒット出版社から「こえ・マネ」というこれまた超高シコリティの作品もリリースされているが、1作家1冊の原則に従い涙を飲んでこちらに絞る。執拗なまでの連続中田氏&射精後描写という点では両者共通だが、我ら読者の分身たるヘタレ教師連中がJCたちの無尽蔵な愛にいやされ励まされる凶悪なまでに甘美なラヴコメ空間に心きゅんきゅんさせられたのがこちらの勝因。





第1位 いちはや「あまいきかのじょ」ジーオーティー →詳細感想
童顔巨乳っ娘がド派手にイキまくりのコミカル&ハードエロ炸裂な作者3冊め。明朗快活エロコメに乗っかりおこちゃまフェイスの個性豊かな制服女子連中がみずから男子の股間へしゃぶりついてはハードに腰を使いビッグバストをブリブリ揺らして精液搾取のスペクタクルな光景を過剰摂取だ。
昨年度第3位選出の逸品「しこまんぞく」に引き続きのノミネートで今年はついに天下獲り。いつもながら萌え萌えフェイスに豊かな双丘を標準装備のキュートなおにゃのこが恥も外聞もなくドエロく乱れ続けざまに膣内射精され放題のワンダフルな光景が視界360度どこまでも広がるさまにマイサンも無条件降伏だ。昨今この人が描く薄い本ではキリキリするようなガチシリアスの物語を展開している反動か、商業作品ではとことんアホに徹しスカッと楽しく抜ける物件を供給する対照的な姿勢が特徴的。今後も同人でエグくビターなのを追求しつつこっちではロリ顔ビッグバスト女子のおバカな行状とはしたなさすぎる痴態とをモリモリお願いします。



わずか1ミリ秒でトップを選定し第2位以下もわりと順調に作業が進んだ去年と異なり、タスク遂行は非常な困難をともなった。むろんピックアップ自体が難しいのでなく、それらに無理やり順位をつけるのがどうにも心苦しく苦悶した次第である。
惜しくも次点となったのは白家ミカ「処女から始まる巨乳性活」桜去ほとり「せっくすじゅーす」アメヤキリカ「乳姫(チチプリ)!」といったところ。その他この企画では通常あえてその要素をオミットしているけれどストーリー面で印象に残った作品も多くて、なかでも宇行日和「福従都市メガロマニア」はその本格ディストピアSF世界観の徹底ぶりに、藤丸「ラブミーテンダー」はとことんバカをやらかしたのちの一転せつなく真摯な恋愛賛歌に、それぞれ圧倒され感嘆させられた。
童顔巨乳ショートヘア女子スキーたる自分のバイアスをどうにも隠しきれず毎年セレクトがかたよってしまい常々いかんなあと思っているのだけど、今年は比較的ヴァラエティ豊かな選考結果なのではと自負しておりますがいかがでしょう。
このたび拙稿で取りあげたほかにもさまざまな媒体で活動を続けるすべてのエロ漫画家の方々の日々絶え間ない研鑚と血のにじむような努力に深く感謝を捧げつつ、作家生活の前途に幸多からんことをひたすら願う次第である。

来年もまたすばらしきエロ漫画との出会いを心より楽しみにしながら2017年にお別れを。

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