-久水あるた「S.H.N.D.エロ★GALいるって本当ですか!?」コアマガジン ISBN:9784864367110
話○ 抜○ 消中 総合○
地味っ娘ヒロインは年下イトコと初体験ののちすっかりセックスに没頭し前後編+脳みそホカホカ爆裂ボディJKと無邪気に援交生ハメ本編&描きおろしフルカラーショート後日談+独立短編7本。どのページをめくっても画面狭しとむっちりエロい女体が入り乱れ景気よくザーメンがほとばしる極上エロスが即座に飛び出すすばらしくプラグマティックな作者最新作は通算6冊めのコミックスだ。
去年9月にエンジェル出版より発売の前単行本「誘惑・えもーしょん」からはおよそ1年あまり、またコアマガ物件としては2011年刊の著者2nd「快感ちぇりっしゅ!」以来3年半ぶりとなるニューエスト・モデル。さまざまな事情がありコアの執筆陣とは昨今疎遠になりがちなのだけれど、この人の新刊が出るとなればなんら躊躇なくレジへ向かうにやぶさかではないですよ。
はしたなさすぎるエロ下着にゴックンボディの淫乱ギャルがお出迎えの表紙はインパクト抜群で、いかにも書店での平積みやらタワー展開やらが映えそうな装幀。意味ありげなようなよくわからないような単行本タイトルの解説は巻末著者あとがきを見てもらうとして、今回のカヴァーイラストは若干やらしい方向に振れすぎの感があり久水あるた本来のキャッチーなアニメ絵ベースの作画とはほんのわずかギャップがあるので、この作家初挑戦の方は内容サンプルを置いてある本屋か出版社提供の紹介ページでおおよそのイメージをつかんでおくとよい。
描きおろしパートを除いた収録作はすべて当社刊のガチ黄色い楕円誌「コミックメガストア」/「コミックメガストアα」を初出とするので、コンビニ売りゆえの制限でover18ヒロインばかりが並んだ前作より年齢層がワイドレンジ化。女子高生附近を中心に上は子持ち人妻、下は発展途上ミドルティーンまで多様な需要にお応えする。その一方でおっぱいサイズは全体的にかなり巨乳寄りとなっており、ことに年長者はバストもさることながら腰回りやお尻にまでどっぷりとお肉がついていて淫猥なことこのうえない。このやらしいボディをすべてセックスの快楽を引き出すために活用しまくるのだからたまりませんな!
甘ラヴからダークエロスまでなんでも器用にこなせる作家だけに、今回もおおむね和姦基調ながらさまざまなテイストの物語を展開。えっちぃお姉さんにキュートな妹、ツンツン美少女に天真爛漫JKという具合にさまざまな属性のキャラたちとときにスウィートにときにインモラルにくり広げるラヴ・アフェアは「こんなことあったらいいな」的タナボタ風味をほどよく織りまぜつつスムーズに本番突入の手練れぶりだ。ほほえましい恋愛模様を臆面もなく謳歌するかと思えばエンコーやら道ならぬ関係やら不穏なシチュでも変に暗くせず穏当にまとめ上げ、作中人物たちはみな幸福そうに状況を受け入れるので読後感もスッキリ。イージーに流れすぎない一方で深読み合戦を強いることもない絶妙なバランスが保たれた作劇は抜き漫画のあり方としての模範解答といえよう。
肉置きのよい女体をハードに活用しながら汗だく汁だくファックにいそしむエロシーンはむろんとびきり密度の濃いもの。コアマガ物件の宿痾たる無慈悲なモザイク修整をものともしない性器どうしの真剣勝負が随所でスパークする。はち切れそうなちちしりまんこを強調するようなアングルで交合場面がモリモリ投下され、ふだんの清楚な表情を白痴じみたアヘ顔へと変貌させて女たちは精液搾取に熱中だ。ことに身体とカラダが激しくぶつかり合いさまざまな分泌物が飛び散るような情景を描かせると天下一品で、ビッグバストをブリブリ揺らし下品に腰を振り乱しては派手な擬音をBGMに従えいろんな体液にまみれながらトロトロのメスのツラさらして絶頂のドスケベガールズ&レディースの媚態を逐一詳細中継。
ありふれた日常から発情モードへとスウィッチが切り替わったその刹那、彼女らはただちに臨戦態勢へと突入し目の前の男根へかぶりつき。竿から玉筋までねっとり舐めまわして先走り汁の最後の1滴まで残らず摂取だ。いとおしげにこくまろミルクを飲み干したのち準備万端の蜜壷をご開帳してレッドスネークカモン。子宮口をゴリゴリ突きまわされGスポットを刺戟されて白痴じみたイキ顔見せつけながら恥も外聞もなく淫語ばらまくさまがじつに淫猥だ。なん度ものしかかられ射精されるたびにいっそう甲高く咆吼し全身をビショビショに濡らしてなおも中田氏を懇願し続けるヴァンプのごとき艶姿に辛抱たまらずまたひとしきり大量のザーメンを子袋の奥まで流しこむ。
俺がこの世でもっとも忌み嫌うモザイク模様はあいかわらず画面を蹂躙し激しく抜き度を低下させるものの、作家サイドもそれ前提で構成を工夫するようになった昨今は以前ほど壊滅的なダメージではなく充分以上の実用性を確保(もちろん仮にトーン消しだったなら使い心地はさらにアップするのだけど)。以前から定評のあるウェルメイドなお話運びも冴えわたる頼もしい夜のお供だ。他社よりゆるめのレギュレイションを活かし今後ともコアではえっちぃ10代女子をどしどし描いていただきたいもの。収録物件のなかではすくすく育って再会した昔なじみ妹ライクJKを美味しくゴチになり「年下の幼なじみが可愛くなっていた件について」と、爆乳アホの子ちゃんとの明るく楽しい肉体関係「援ジョイライフ!!」連作が私的お気に入り。
2014-11-30
너무합니다
11/30借出。
-酒井順子「オリーブの罠」講談社現代新書 ISBN:9784062882880
-久保亨/瀬畑源「国家と秘密 隠される公文書」集英社新書 ISBN:9784087207590
-後藤和久「巨大津波 地層からの警告」日経プレミアシリーズ ISBN:9784532262303
-竹内正浩「地図で読み解く東京五輪」ベスト新書 ISBN:9784584124536
-大森久雄編「山の名作読み歩き」ヤマケイ新書 ISBN:9784635510028
-西垣通「ネット社会の「正義」とは何か」角川選書 ISBN:9784047035454
-市川光太郎「ジュゴンの上手なつかまえ方」岩波科学ライブラリー ISBN:9784000296298
-F・カストロ=ルス「キューバ革命勝利への道 フィデル・カストロ自伝」明石書店 ISBN:9784750340869
-酒井順子「オリーブの罠」講談社現代新書 ISBN:9784062882880
-久保亨/瀬畑源「国家と秘密 隠される公文書」集英社新書 ISBN:9784087207590
-後藤和久「巨大津波 地層からの警告」日経プレミアシリーズ ISBN:9784532262303
-竹内正浩「地図で読み解く東京五輪」ベスト新書 ISBN:9784584124536
-大森久雄編「山の名作読み歩き」ヤマケイ新書 ISBN:9784635510028
-西垣通「ネット社会の「正義」とは何か」角川選書 ISBN:9784047035454
-市川光太郎「ジュゴンの上手なつかまえ方」岩波科学ライブラリー ISBN:9784000296298
-F・カストロ=ルス「キューバ革命勝利への道 フィデル・カストロ自伝」明石書店 ISBN:9784750340869
2014-11-29
今夜の賢者モード。
-雪路時愛「おねだりせーし」富士美出版 ISBN:9784799503409
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
最愛の兄の前でどうしても素直になれないヒロインもようやく念願かない熱く結ばれて本編&描きおろし後日談+間違えて観たピンク映画に当てられ兄妹負けじとガチンコ本番本編&描きおろし後日談+独立短編8本。カワイさ炸裂童顔爆乳ティーンズのおっぱいも性器もハードに使役して際限なくザーメン放出のすばらしすぎる摩擦運動支援ツールは作者通算3冊めのコミックスだ。
非常に早いペースで送り出された処女単行本「ましゅまろオパイ」および2冊め「初穴」とは異なり、本作リリースまでにはおよそ2年近くのわりかし長いインターヴァルが経過。その間ジリジリ待たされたファンの煩悶は想像するに難くないけれど、ようやく発売されたこの作品集をいざ目にすればそれまでの鬱屈などたちまち吹き飛ぶこと間違いなしだ。なお単行本発売に合わせ収録内容や購入特典を紹介した非常に凝った造りの特設ページが用意されているので(支援バナーまで置いているのは珍しい)、書店へおもむく前にそちらを覗くのも一興。
フニフニと愛らしい萌えまっしぐらの非常にキャッチーな作画はデビュー当時から卓越していたが、2012-14年と直近執筆のものでまとめられたこちらはさらに絵柄がソフィスティケイトされまさに無敵だ。どちらかというと現在のホームグラウンドである「ペンギンクラブ山賊版」よりは他社ながらガチ萌え絵女性作家大集合の「コミックポプリクラブ」あたりがフィットしそうな感じ。
このすばらしきタッチでものされる女性陣は背景描写や衣服から推定するにハイティーン中心で、おそらくコンビニ誌の本来のレギュレイションをこっそり侵蝕し意識的に下寄りにしていると思う。いずれもあどけなさ炸裂のプリティなお顔に飛び抜けて巨大な特盛おっぱいの悪魔的コンビネイションで迫り来る魅惑のボディデザインで行為突入前から早くも股間は屹立しっぱなしだ。
慎太郎シール誌初出の作品群であるから、物語のベースラインは全編これ甘口ラヴ風味。これまで以上に1on1の密度が高まりまいどながらのスキスキ連呼にもいっそう熱が入ってぼくらのニヤニヤもひとしお。カップルの関係性としては同級生/近親/幼なじみ/主従その他多彩だが、元来ロリロリしたヒロイン造形を得意とする作家だけに妹など年少女子との恋愛模様がもっともフィットする印象。いずれにせよ頭からシッポまで延々彼ら彼女らのリア充ティックなイチャつきぶりを見せつけられお腹いっぱいになること疑いなし。
前作までの基本16ページ編成から大半が20ページ以上にカサ増しされてお話運びの窮屈さが若干改善されるとともに濡れ場もパワーアップ。セックスのさなかに特殊なアイテムや奇抜なシチュがあるわけではないけれど、なによりも女の子連中のダイナミックボディそれ自体が超強力シコリティの源泉だ。特大おもちをブリブリ揺らし淫肉をハードに駆動させてはひたすら肉欲におぼれ自分から積極的に快楽摂取に専念するヒロインの痴態がじつにエロっちい。また最強アピールポイントたるビッグな双丘を活かすべく過半数の話で雄大な丘陵のはざまへ男子諸君のシャフトを挟みこんでのねっとりフェラ&パイズリが組みこまれ、彼女らの積極的なご奉仕からお口へ谷間へ顔面へと先走り汁をリリースだ。執拗な前戯ののち彼女らは突き入れられた暴れん棒を膣内で自由自在に制御しながらなん度も精液をしぼり取り彼氏も読者もたちまち腎虚。
迫力満点の豊満な肢体を朱に染め瞳をうるませヒロインはのっけから発情モード一直線。ただちにステディな彼の下腹部へしゃぶりつきお顔より巨大な2つのふくらみの間でそれを圧迫したり舌先で愛でたり大忙しだ。すみやかに第1ちんこ汁を解き放ったのちこんどは準備万端の蜜壷へそれを押しあて手を添えて挿入をアシスト。粘膜を思いっきり摩擦され内壁を激しくこすり上げられてたちまちハートマークを連射しよがり狂う少女の媚態に興奮もいや増す。汗と涙とよだれと愛液にまみれながら腰をグラインドさせひっきりなしに体位を入れ換えてはエロワードを虚空へ撃ちっぱなし。全身を痙攣させながらしきりに膣内射精を懇願する彼女のご要望どおり、ストロングファックの締めくくりは童顔巨乳まんこの奥深くへ大量の孕み汁をぶちまけてフィニッシュ。
女装男子ネタやショタ開発プロセスなど一部の話にシュミでない趣向があったりヒロイン設定いかんでいくらか好みに幅は生じるものの、プレミアム級のロリ顔巨乳っ娘どもがドエロく乱れまくるすさまじいギャップにすっかり愚息もご満悦だ。前作より黒ノリ面積が増えたのは残念だけれどこれほどまで大量に性器結合/膣内射精断面をフィーチャーしてくれれば文句などない。前作に輪をかけ魅力アップの成長ぶりはとどまることを知らず、次の単行本ではいったいどこまで進化するのだろうと空恐ろしいほど。なかでもおっとり系美少女の妹ちゃんが愛する兄にのしかかりドプドプくり返し射精されて絶頂の「おねだりシアター」連作と、恥ずかしがり屋の爆乳ボクっ娘ヒロインとじっくりスキンシップ→ドログチャ中田氏フルコース「触れる?×触れない?」が壮絶にやらしすぎて包皮が発火するほどにちんこをしごきました。
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
最愛の兄の前でどうしても素直になれないヒロインもようやく念願かない熱く結ばれて本編&描きおろし後日談+間違えて観たピンク映画に当てられ兄妹負けじとガチンコ本番本編&描きおろし後日談+独立短編8本。カワイさ炸裂童顔爆乳ティーンズのおっぱいも性器もハードに使役して際限なくザーメン放出のすばらしすぎる摩擦運動支援ツールは作者通算3冊めのコミックスだ。
非常に早いペースで送り出された処女単行本「ましゅまろオパイ」および2冊め「初穴」とは異なり、本作リリースまでにはおよそ2年近くのわりかし長いインターヴァルが経過。その間ジリジリ待たされたファンの煩悶は想像するに難くないけれど、ようやく発売されたこの作品集をいざ目にすればそれまでの鬱屈などたちまち吹き飛ぶこと間違いなしだ。なお単行本発売に合わせ収録内容や購入特典を紹介した非常に凝った造りの特設ページが用意されているので(支援バナーまで置いているのは珍しい)、書店へおもむく前にそちらを覗くのも一興。
フニフニと愛らしい萌えまっしぐらの非常にキャッチーな作画はデビュー当時から卓越していたが、2012-14年と直近執筆のものでまとめられたこちらはさらに絵柄がソフィスティケイトされまさに無敵だ。どちらかというと現在のホームグラウンドである「ペンギンクラブ山賊版」よりは他社ながらガチ萌え絵女性作家大集合の「コミックポプリクラブ」あたりがフィットしそうな感じ。
このすばらしきタッチでものされる女性陣は背景描写や衣服から推定するにハイティーン中心で、おそらくコンビニ誌の本来のレギュレイションをこっそり侵蝕し意識的に下寄りにしていると思う。いずれもあどけなさ炸裂のプリティなお顔に飛び抜けて巨大な特盛おっぱいの悪魔的コンビネイションで迫り来る魅惑のボディデザインで行為突入前から早くも股間は屹立しっぱなしだ。
慎太郎シール誌初出の作品群であるから、物語のベースラインは全編これ甘口ラヴ風味。これまで以上に1on1の密度が高まりまいどながらのスキスキ連呼にもいっそう熱が入ってぼくらのニヤニヤもひとしお。カップルの関係性としては同級生/近親/幼なじみ/主従その他多彩だが、元来ロリロリしたヒロイン造形を得意とする作家だけに妹など年少女子との恋愛模様がもっともフィットする印象。いずれにせよ頭からシッポまで延々彼ら彼女らのリア充ティックなイチャつきぶりを見せつけられお腹いっぱいになること疑いなし。
前作までの基本16ページ編成から大半が20ページ以上にカサ増しされてお話運びの窮屈さが若干改善されるとともに濡れ場もパワーアップ。セックスのさなかに特殊なアイテムや奇抜なシチュがあるわけではないけれど、なによりも女の子連中のダイナミックボディそれ自体が超強力シコリティの源泉だ。特大おもちをブリブリ揺らし淫肉をハードに駆動させてはひたすら肉欲におぼれ自分から積極的に快楽摂取に専念するヒロインの痴態がじつにエロっちい。また最強アピールポイントたるビッグな双丘を活かすべく過半数の話で雄大な丘陵のはざまへ男子諸君のシャフトを挟みこんでのねっとりフェラ&パイズリが組みこまれ、彼女らの積極的なご奉仕からお口へ谷間へ顔面へと先走り汁をリリースだ。執拗な前戯ののち彼女らは突き入れられた暴れん棒を膣内で自由自在に制御しながらなん度も精液をしぼり取り彼氏も読者もたちまち腎虚。
迫力満点の豊満な肢体を朱に染め瞳をうるませヒロインはのっけから発情モード一直線。ただちにステディな彼の下腹部へしゃぶりつきお顔より巨大な2つのふくらみの間でそれを圧迫したり舌先で愛でたり大忙しだ。すみやかに第1ちんこ汁を解き放ったのちこんどは準備万端の蜜壷へそれを押しあて手を添えて挿入をアシスト。粘膜を思いっきり摩擦され内壁を激しくこすり上げられてたちまちハートマークを連射しよがり狂う少女の媚態に興奮もいや増す。汗と涙とよだれと愛液にまみれながら腰をグラインドさせひっきりなしに体位を入れ換えてはエロワードを虚空へ撃ちっぱなし。全身を痙攣させながらしきりに膣内射精を懇願する彼女のご要望どおり、ストロングファックの締めくくりは童顔巨乳まんこの奥深くへ大量の孕み汁をぶちまけてフィニッシュ。
女装男子ネタやショタ開発プロセスなど一部の話にシュミでない趣向があったりヒロイン設定いかんでいくらか好みに幅は生じるものの、プレミアム級のロリ顔巨乳っ娘どもがドエロく乱れまくるすさまじいギャップにすっかり愚息もご満悦だ。前作より黒ノリ面積が増えたのは残念だけれどこれほどまで大量に性器結合/膣内射精断面をフィーチャーしてくれれば文句などない。前作に輪をかけ魅力アップの成長ぶりはとどまることを知らず、次の単行本ではいったいどこまで進化するのだろうと空恐ろしいほど。なかでもおっとり系美少女の妹ちゃんが愛する兄にのしかかりドプドプくり返し射精されて絶頂の「おねだりシアター」連作と、恥ずかしがり屋の爆乳ボクっ娘ヒロインとじっくりスキンシップ→ドログチャ中田氏フルコース「触れる?×触れない?」が壮絶にやらしすぎて包皮が発火するほどにちんこをしごきました。
それはそれでイイんじゃない
11/29購入。
-小池定路「ゴーゴーダイナマイツ(1)」竹書房 ISBN:9784801950412
-幸徳秋水「平民主義」中公クラシックス ISBN:9784121601520
-N・リュカ「セクトの宗教社会学」白水社文庫クセジュ ISBN:9784560509968
-尾崎俊介「ホールデンの肖像」新宿書房 ISBN:9784880084473
-「COMIC快楽天」2015年1月号
-小池定路「ゴーゴーダイナマイツ(1)」竹書房 ISBN:9784801950412
-幸徳秋水「平民主義」中公クラシックス ISBN:9784121601520
-N・リュカ「セクトの宗教社会学」白水社文庫クセジュ ISBN:9784560509968
-尾崎俊介「ホールデンの肖像」新宿書房 ISBN:9784880084473
-「COMIC快楽天」2015年1月号
2014-11-28
今週の迷宮ラブソング。
-藤坂リリック「ロリコン☆ジャスティス」茜新社 ISBN:9784863494640
話○ 抜○ 消小 総合○
混浴風呂でみずみずしいボディを見せつけてくる高学年JSを美味しくいただいちゃって本編&描きおろしおまけ漫画+独立短編9本。喜怒哀楽どんな顔してもプレミアム級にキュートなちびっ娘たちと夢のようなひとときを過ごしたっぷり膣内射精の眼福すぎる光景をモリモリ摂取の作者最新刊は記念すべき成年向け10冊めにして本レーベルからの第2弾コミックスだ。
ここ数年はコアマガジンの雑誌でおもに執筆してきたが、ちょうど前単行本「リリカルきゅーと」に収録のものを描きはじめたあたりから主戦場を当版元の「COMIC LO」へとシフト。作者サイトの詳細な仕事履歴を参照すればそれは明らかで、しばらくはこの状態が続くのだろう。それにしてもこのじつにコンスタントな活動ぶり、ロリ漫画家にはどういうわけか異様な遅筆の人が目立つのでよけいこの勤勉さがありがたく思えたり。
冒頭の目次に初出はないけれど、著者自身による巻末の作品解説ですべて収録作の掲載媒体/掲載号が明らかにされている。それによると執筆時期は直近2年間に集中しており、この作家のたいへんに愛らしいスーパーぷに系の絵柄も当然のごとく高値安定。表紙のイメージそのままに中身も同じテイストが踏襲されると考えて間違いないし、どうしても心配なら帯にモノクロ原稿からの抜粋コマがあるのでそちらを見れば確認が取れる。
唯一他誌からの出張作品1本を含め、本作に登場するのはロウ~ミドルティーンの第2次性徴迎えたて女子オンリー。キャリア初期のわずかな例外を除きずっとこの年代の女の子ばかりを描いてきているのでもはやロリっ娘をすっかり自家薬籠中のものとしている。柔らかそうなお肉がほどよく乗ったトルソにほんのり甘食クラスのちっぱい、そして当然下腹部はなにひとつ視界をさえぎるもののないすべすべのたてすじという具合にJS/JCスキーの琴線に触れまくりの完成されたヴィジュアルだ。加えてすばらしいのが彼女らの心の動きにシンクロしてクルクル変わるその表情で、ダイナミックに変動しつつも少女たちのコケティッシュな魅力を常時全開し読者をグッと惹きつける超絶テクではロリ漫画界で右に出るものなし。
物語傾向もまた現在ではおおむね固まっており、ヒロインが同級生or年長男性とくり広げる甘やかなラヴ・アフェアを基調に据えつつときに両手に花の3Pネタを適宜投入。牧歌的な純愛でも倒錯っぽい欲望の変化球でもみな上手にこなしてみせるが、なかでもフォーリンラヴ直前の男子女子がみごと愛を成就させラヴラヴカップルへと進化するタイプのお話を手がけると天下一品で、幸せいっぱいに抱き合い固く結ばれる2人の甘酸っぱい恋愛模様に我々の汚れちまった心もすっかり浄化されること必定だ。
これらスウィートな雰囲気を堪能するのに主眼が置かれるので濡れ場は特別ストロングというわけではない。それでも緻密に積み重ねられた恋愛プロセスともあいまっていざ本番突入しあふれ出す感情のリミッターを解除すればたちまち濃密な性愛の匂いが作品世界を支配する。もとより艶やかでスムージーな男性器/女性器描写や秘所から蜜があふれ各種分泌物と妙なるハーモニーを奏でる絶品のシズル感が印象的なファックシーンには定評のあるところで、ここへ近年とくに顕著な、反則的にかわいらしいヒロインのイキ顔百面相がプラスされるのだからどうしたって摩擦運動がはかどらざるを得ない。
好奇心と羞恥心のはざまで揺れるちびっ娘たちがそれでも勇気を出してちんまいボディをあらわにすれば少年/青年はそれにお応えすべくえっちな肢体を念入りに愛撫。全身を突き抜ける道の感触にプルプル打ち震えお口をへろへろにして堪え忍ぶさまがいとおしくも扇情的だ。下腹部からうっすら愛液をしたたらせ上気した顔で上目遣いにこちらを見つめてきたら挿入OKのサイン。ゆっくり少女の秘裂へシャフトを送りこみコツンと感触があったところでハードな往復運動を開始する。引き続き身体を痙攣させながら法悦の態で甘い吐息をもらし一瞬ふいに甲高く嬌声を発するその痴態が勃起中枢をハードヒットするのだ。ほおを真っ赤にし瞳をうるうるさせながらいよいよ強固に膣内を締めつけるヒロインのティーンエイジまんこのその奥へ噴水のごとくザーメンの奔流を叩きつけ長きにわたる性の饗宴にもようやくエンドマーク。
デビュー後しばらくすると発展を止め縮小再生産へと向かう作家も少なくないなか、新作が出るたび描写は洗練され女の子の表情にいっそう魅力が増してとたゆまぬ進化を続ける藤坂リリックの真摯な姿勢に最敬礼だ。本番レスだったり女子がサドっ気をあらわにする一部の作品でこそ私的抜き度が下がったが総体としてはたいそうユースフルな精液分泌支援物資といえよう。あとはLO移籍後にずいぶん下がってしまったロリ巨乳含有率が以前の水準まで回復すると言うことないのだが作者さまにおかれましてはご検討のほどいかがでしょうか。そんな俺なので今回唯一のムチプリおっぱいっ娘スク水JSさんが魅惑のボディをフル活用の「恋のぷるるんプール」と、こちらは並乳ながらあけっぴろげで好奇心旺盛なサイドポニーお風呂少女が絶品アクメフェイスを披露「天使の炉天風呂」で際限なく愚息を酷使。
話○ 抜○ 消小 総合○
混浴風呂でみずみずしいボディを見せつけてくる高学年JSを美味しくいただいちゃって本編&描きおろしおまけ漫画+独立短編9本。喜怒哀楽どんな顔してもプレミアム級にキュートなちびっ娘たちと夢のようなひとときを過ごしたっぷり膣内射精の眼福すぎる光景をモリモリ摂取の作者最新刊は記念すべき成年向け10冊めにして本レーベルからの第2弾コミックスだ。
ここ数年はコアマガジンの雑誌でおもに執筆してきたが、ちょうど前単行本「リリカルきゅーと」に収録のものを描きはじめたあたりから主戦場を当版元の「COMIC LO」へとシフト。作者サイトの詳細な仕事履歴を参照すればそれは明らかで、しばらくはこの状態が続くのだろう。それにしてもこのじつにコンスタントな活動ぶり、ロリ漫画家にはどういうわけか異様な遅筆の人が目立つのでよけいこの勤勉さがありがたく思えたり。
冒頭の目次に初出はないけれど、著者自身による巻末の作品解説ですべて収録作の掲載媒体/掲載号が明らかにされている。それによると執筆時期は直近2年間に集中しており、この作家のたいへんに愛らしいスーパーぷに系の絵柄も当然のごとく高値安定。表紙のイメージそのままに中身も同じテイストが踏襲されると考えて間違いないし、どうしても心配なら帯にモノクロ原稿からの抜粋コマがあるのでそちらを見れば確認が取れる。
唯一他誌からの出張作品1本を含め、本作に登場するのはロウ~ミドルティーンの第2次性徴迎えたて女子オンリー。キャリア初期のわずかな例外を除きずっとこの年代の女の子ばかりを描いてきているのでもはやロリっ娘をすっかり自家薬籠中のものとしている。柔らかそうなお肉がほどよく乗ったトルソにほんのり甘食クラスのちっぱい、そして当然下腹部はなにひとつ視界をさえぎるもののないすべすべのたてすじという具合にJS/JCスキーの琴線に触れまくりの完成されたヴィジュアルだ。加えてすばらしいのが彼女らの心の動きにシンクロしてクルクル変わるその表情で、ダイナミックに変動しつつも少女たちのコケティッシュな魅力を常時全開し読者をグッと惹きつける超絶テクではロリ漫画界で右に出るものなし。
物語傾向もまた現在ではおおむね固まっており、ヒロインが同級生or年長男性とくり広げる甘やかなラヴ・アフェアを基調に据えつつときに両手に花の3Pネタを適宜投入。牧歌的な純愛でも倒錯っぽい欲望の変化球でもみな上手にこなしてみせるが、なかでもフォーリンラヴ直前の男子女子がみごと愛を成就させラヴラヴカップルへと進化するタイプのお話を手がけると天下一品で、幸せいっぱいに抱き合い固く結ばれる2人の甘酸っぱい恋愛模様に我々の汚れちまった心もすっかり浄化されること必定だ。
これらスウィートな雰囲気を堪能するのに主眼が置かれるので濡れ場は特別ストロングというわけではない。それでも緻密に積み重ねられた恋愛プロセスともあいまっていざ本番突入しあふれ出す感情のリミッターを解除すればたちまち濃密な性愛の匂いが作品世界を支配する。もとより艶やかでスムージーな男性器/女性器描写や秘所から蜜があふれ各種分泌物と妙なるハーモニーを奏でる絶品のシズル感が印象的なファックシーンには定評のあるところで、ここへ近年とくに顕著な、反則的にかわいらしいヒロインのイキ顔百面相がプラスされるのだからどうしたって摩擦運動がはかどらざるを得ない。
好奇心と羞恥心のはざまで揺れるちびっ娘たちがそれでも勇気を出してちんまいボディをあらわにすれば少年/青年はそれにお応えすべくえっちな肢体を念入りに愛撫。全身を突き抜ける道の感触にプルプル打ち震えお口をへろへろにして堪え忍ぶさまがいとおしくも扇情的だ。下腹部からうっすら愛液をしたたらせ上気した顔で上目遣いにこちらを見つめてきたら挿入OKのサイン。ゆっくり少女の秘裂へシャフトを送りこみコツンと感触があったところでハードな往復運動を開始する。引き続き身体を痙攣させながら法悦の態で甘い吐息をもらし一瞬ふいに甲高く嬌声を発するその痴態が勃起中枢をハードヒットするのだ。ほおを真っ赤にし瞳をうるうるさせながらいよいよ強固に膣内を締めつけるヒロインのティーンエイジまんこのその奥へ噴水のごとくザーメンの奔流を叩きつけ長きにわたる性の饗宴にもようやくエンドマーク。
デビュー後しばらくすると発展を止め縮小再生産へと向かう作家も少なくないなか、新作が出るたび描写は洗練され女の子の表情にいっそう魅力が増してとたゆまぬ進化を続ける藤坂リリックの真摯な姿勢に最敬礼だ。本番レスだったり女子がサドっ気をあらわにする一部の作品でこそ私的抜き度が下がったが総体としてはたいそうユースフルな精液分泌支援物資といえよう。あとはLO移籍後にずいぶん下がってしまったロリ巨乳含有率が以前の水準まで回復すると言うことないのだが作者さまにおかれましてはご検討のほどいかがでしょうか。そんな俺なので今回唯一のムチプリおっぱいっ娘スク水JSさんが魅惑のボディをフル活用の「恋のぷるるんプール」と、こちらは並乳ながらあけっぴろげで好奇心旺盛なサイドポニーお風呂少女が絶品アクメフェイスを披露「天使の炉天風呂」で際限なく愚息を酷使。
手を伸ばせば自由はあと少しさ
11/28購入。
-川島令三「最新 東京通勤圏電車事情大研究」草思社 ISBN:9784794220905
-「野球太郎 No.013」廣済堂出版 ISBN:9784331802847
-「スラッガー」2015年1月号
-「COMIC阿呍」2015年1月号
-川島令三「最新 東京通勤圏電車事情大研究」草思社 ISBN:9784794220905
-「野球太郎 No.013」廣済堂出版 ISBN:9784331802847
-「スラッガー」2015年1月号
-「COMIC阿呍」2015年1月号
2014-11-27
本日の近代化改装。
-白家ミカ「ロリ巨しぼり・子作りホリック」茜新社 ISBN:9784863494565
話△ 抜◎ 消小 総合○
うだつの上がらない中年オヤジが軽い気持ちで泊めてやった家出JCに心も身体も癒されて本編&描きおろし後日談+独立短編8本。まだまだおこちゃまなのにボディはすっかり大人のムチプリ爆乳ティーンズのえっちな子宮に休みなく種つけ汁連続注入の正真正銘ロリ巨乳祭りの作者デビュー単行本だ。なお表紙記載のローマナイズを参照するにこのペンネームはすなおに「しろいえみか」と読み下せばよい模様。
現在のように毎月欠かさず購入ではなかったころの「COMIC天魔」誌上でこの人の漫画と出会い、いささか大味ながらも破壊力抜群の作風のとりこに。執筆ペースはあまり早くなくストックがたまるのをじりじり待ちこがれていたのだけれど、このたびめでたくコミックス発売にまでこぎ着け感慨もひとしおだ。
まずのっけから粗探しするみたいで申しわけないのだが、この異様なまでにハイレヴェルな画力披露の場と化した現代エロ漫画シーンにあって白家ミカの比較的シンプルな筆致はものすごく完成度の高い部類というわけではない。描線それ自体は綺麗だしその萌え萌えした絵柄はじつに愛らしくはあるのだけれど、キャラクター造形は基本1種類で髪型くらいしか差別化要素がなくお肌のトーンワークはやや大雑把。でもそんな新人らしい素朴なタッチなのにガッツリ使えまくるのだからこの人の漫画はすばらしいのですよ。
露骨すぎるタイトルや表紙イラストが雄弁に物語るとおり、どの作品でもキュートさ全開の滑らかな筆致でものされるビッグバストの中学生女子たちが乱舞する。ヒロインは13歳だとか15歳などと直接年齢が記されているかもしくは作中でJC設定を明示されており、単なる童顔巨乳ではない真の意味での「ロリ巨乳」がてんこ盛りだ。顔立ちはたしかに思春期入りたてのロリロリした雰囲気なのに、首から下はと言えば雄大なおっぱいもさることながら頭身も高めに描かれさらには立派にアンダーヘアも生やしてとまさに成熟した大人女性のそれ。このアンバランスな出で立ちの彼女らが景気よくナマで膣内射精されまくるのだからもう股間は辛抱たまりません。
お話は甘口イチャラヴから救いレスの輪姦凌辱まで幅広く用意。わりとページ数は多めに取られているもののストーリー展開は奇をてらわずむしろテンプレに寄せて、そのぶんを濡れ場に多く割り振る実用最優先の設計だ。グレイスケールが暗めなせいもあるのか和姦ネタでも導入が若干強要ティックなためか全体的にどんよりした空気がただようのだけれど、決定的なのは孕めだの孕ませてだの妊娠を示唆する科白の多用と最後ほんとうにデキちゃう率がけっこう高いところ。年端もいかないJCに腹ボテ覚悟で精液をぶちまけるスリルと背徳感が物語世界を緊迫させ読者の興奮を効果的に引き出す仕掛けだ。
あどけない少女らの育ち盛りボディを思うがままに蹂躙のエロシーンはとびきり密度の濃いもの。巨大な2つの双丘を乱暴に揉みしだいては谷間にシャフトを挟みこんでのパイズリからすみやかに本番へと移行し、子宮口の奥まで見せつけるアングルで蜜壷を大開きにしながらの性器結合部全面フィーチャーが読み手の勃起中枢をダイレクトドライヴ。性の快楽に目覚めたてのヒロインに淫語連呼を強要させるさまがオッサンテイストながらもやらしくてグッド。膣内も子宮も卵巣までもたび重なる射精によりザーメンで汚しながらなおも足りないとばかりに執拗に抽送を続ける光景が強烈に脳裡に叩きこまれる。
先ほどまでの無邪気な笑顔を発情したメスのそれへと変えて彼女らは男の愛撫で敏感な部分を刺戟されては身もだえ。全体のサイズもニップルまでも巨大な乳房を揉みしだかれ舐めまわされて小刻みに嬌声をもらすさまが嗜虐心をそそるのだ。すっかり濡れ準備万端の淫裂を怒張でこじ開け激しく内奥を貫くたびブリブリ爆乳を揺らしはしたなくトロ顔さらすヒロインの痴態を見やりつつJCまんこの最深部めがけて2度3度4度と白くねばつく孕み汁の奔流を叩きつけ種つけミッションコンプリート。
作画/作劇とも粗い部分は散見されるもののとにかくハイエナジーな濡れ場がすばらしく、ことにロリ巨乳大好きっ漢たる自分にとっては多くの作品で年齢明記なのがことのほかうれしくて実用性も輪をかけて急上昇だ。糖度1000%ラヴラヴからガチ強姦輪姦まで内容が幅広すぎるのが人によってはハードルになるかも知れないが、雑食の俺的には無問題。どれも使えすぎて困ったくらいだけど、強いてベストを選ぶなら引きこもりの幼なじみJCになん度もなん度もラヴ注入でみごと社会復帰「best place」と、亡き妻にうり二つの爆乳実娘を就寝中に犯し続け父親専用まんこへ作り替えて……の「掌中の珠」あたりを。
話△ 抜◎ 消小 総合○
うだつの上がらない中年オヤジが軽い気持ちで泊めてやった家出JCに心も身体も癒されて本編&描きおろし後日談+独立短編8本。まだまだおこちゃまなのにボディはすっかり大人のムチプリ爆乳ティーンズのえっちな子宮に休みなく種つけ汁連続注入の正真正銘ロリ巨乳祭りの作者デビュー単行本だ。なお表紙記載のローマナイズを参照するにこのペンネームはすなおに「しろいえみか」と読み下せばよい模様。
現在のように毎月欠かさず購入ではなかったころの「COMIC天魔」誌上でこの人の漫画と出会い、いささか大味ながらも破壊力抜群の作風のとりこに。執筆ペースはあまり早くなくストックがたまるのをじりじり待ちこがれていたのだけれど、このたびめでたくコミックス発売にまでこぎ着け感慨もひとしおだ。
まずのっけから粗探しするみたいで申しわけないのだが、この異様なまでにハイレヴェルな画力披露の場と化した現代エロ漫画シーンにあって白家ミカの比較的シンプルな筆致はものすごく完成度の高い部類というわけではない。描線それ自体は綺麗だしその萌え萌えした絵柄はじつに愛らしくはあるのだけれど、キャラクター造形は基本1種類で髪型くらいしか差別化要素がなくお肌のトーンワークはやや大雑把。でもそんな新人らしい素朴なタッチなのにガッツリ使えまくるのだからこの人の漫画はすばらしいのですよ。
露骨すぎるタイトルや表紙イラストが雄弁に物語るとおり、どの作品でもキュートさ全開の滑らかな筆致でものされるビッグバストの中学生女子たちが乱舞する。ヒロインは13歳だとか15歳などと直接年齢が記されているかもしくは作中でJC設定を明示されており、単なる童顔巨乳ではない真の意味での「ロリ巨乳」がてんこ盛りだ。顔立ちはたしかに思春期入りたてのロリロリした雰囲気なのに、首から下はと言えば雄大なおっぱいもさることながら頭身も高めに描かれさらには立派にアンダーヘアも生やしてとまさに成熟した大人女性のそれ。このアンバランスな出で立ちの彼女らが景気よくナマで膣内射精されまくるのだからもう股間は辛抱たまりません。
お話は甘口イチャラヴから救いレスの輪姦凌辱まで幅広く用意。わりとページ数は多めに取られているもののストーリー展開は奇をてらわずむしろテンプレに寄せて、そのぶんを濡れ場に多く割り振る実用最優先の設計だ。グレイスケールが暗めなせいもあるのか和姦ネタでも導入が若干強要ティックなためか全体的にどんよりした空気がただようのだけれど、決定的なのは孕めだの孕ませてだの妊娠を示唆する科白の多用と最後ほんとうにデキちゃう率がけっこう高いところ。年端もいかないJCに腹ボテ覚悟で精液をぶちまけるスリルと背徳感が物語世界を緊迫させ読者の興奮を効果的に引き出す仕掛けだ。
あどけない少女らの育ち盛りボディを思うがままに蹂躙のエロシーンはとびきり密度の濃いもの。巨大な2つの双丘を乱暴に揉みしだいては谷間にシャフトを挟みこんでのパイズリからすみやかに本番へと移行し、子宮口の奥まで見せつけるアングルで蜜壷を大開きにしながらの性器結合部全面フィーチャーが読み手の勃起中枢をダイレクトドライヴ。性の快楽に目覚めたてのヒロインに淫語連呼を強要させるさまがオッサンテイストながらもやらしくてグッド。膣内も子宮も卵巣までもたび重なる射精によりザーメンで汚しながらなおも足りないとばかりに執拗に抽送を続ける光景が強烈に脳裡に叩きこまれる。
先ほどまでの無邪気な笑顔を発情したメスのそれへと変えて彼女らは男の愛撫で敏感な部分を刺戟されては身もだえ。全体のサイズもニップルまでも巨大な乳房を揉みしだかれ舐めまわされて小刻みに嬌声をもらすさまが嗜虐心をそそるのだ。すっかり濡れ準備万端の淫裂を怒張でこじ開け激しく内奥を貫くたびブリブリ爆乳を揺らしはしたなくトロ顔さらすヒロインの痴態を見やりつつJCまんこの最深部めがけて2度3度4度と白くねばつく孕み汁の奔流を叩きつけ種つけミッションコンプリート。
作画/作劇とも粗い部分は散見されるもののとにかくハイエナジーな濡れ場がすばらしく、ことにロリ巨乳大好きっ漢たる自分にとっては多くの作品で年齢明記なのがことのほかうれしくて実用性も輪をかけて急上昇だ。糖度1000%ラヴラヴからガチ強姦輪姦まで内容が幅広すぎるのが人によってはハードルになるかも知れないが、雑食の俺的には無問題。どれも使えすぎて困ったくらいだけど、強いてベストを選ぶなら引きこもりの幼なじみJCになん度もなん度もラヴ注入でみごと社会復帰「best place」と、亡き妻にうり二つの爆乳実娘を就寝中に犯し続け父親専用まんこへ作り替えて……の「掌中の珠」あたりを。
誠
11/27購入。
-山崎かずま「艦隊これくしょん -艦これ- 島風 つむじ風の少女(1)」アスキー・メディアワークス ISBN:9784048665902
-武澤秀一「大仏はなぜこれほど巨大なのか」平凡社新書 ISBN:9784582857566
-「ファイターズ 2014オフィシャルグラフィックス」北海道新聞社 ISBN:9784894537583
-「コミックゼロス」#25
-「Juicy」NO.8
-山崎かずま「艦隊これくしょん -艦これ- 島風 つむじ風の少女(1)」アスキー・メディアワークス ISBN:9784048665902
-武澤秀一「大仏はなぜこれほど巨大なのか」平凡社新書 ISBN:9784582857566
-「ファイターズ 2014オフィシャルグラフィックス」北海道新聞社 ISBN:9784894537583
-「コミックゼロス」#25
-「Juicy」NO.8
2014-11-26
今季の球団納会。
-イコール「とろりぃた」ヒット出版社 ISBN:9784894656499
話○ 抜○ 消小 総合○
えっちに興味津々のプリティガールズ絨毯爆撃短編全10本。おまたをうずうずさせながら迫り来るロリっ娘どもの圧迫面接に耐えかねてコンパクトな子宮にザーメン無償提供し放題の夢空間がすばらしき筆致をもって具現化されるさまを腹いっぱい摂取の作者最新刊は通算9冊めの成年向け単行本にして当レーベルからの初お目見えだ。
非常にキャッチーな作画と濃密なエロシーンを武器に、デビュー以来順調に冊数を重ね途中で一般誌でも描いたりと着実なキャリアを歩んでいる人。今年はそのなかでも当たり年の部類で、4月にコアマガジンより発売の前単行本「すきだよ。」に続く2014年度2冊めのプロダクトで処女作からの古参ファンである自分は大歓喜。
この作家は執筆媒体によりハッキリと作風を使い分けるのが以前からの特徴で、しかも同じ版元でも雑誌が変わればノリを変える器用さを持ち合わせる。いくつかの出版社を渡り歩いたのち今回はじめて「COMIC阿呍」に乗りこんだわけだが、そこでこの人が選んだのはいわば原点回帰の道。昨今はどちらかというとおっぱい星人御用達なテイストだったのだけれど、こちらでのお仕事はキャリアの初期にジーウォークから上梓した3冊――「らぶみるくしゃわぁ」(2007年)/「ももまん」(2011年)/「ららとおにいちゃん」(2012年)――に近い雰囲気、すなわち久しぶりのちっぱいロリータ専科だ。
収録作はアンソロジーに執筆の1本を除きすべて阿呍掲載の物件となる。2012-14年とごく最近に描かれたものを集めてあるので、表紙のタッチと中身のそれとは完全コンパチでありジャケ買いも安心。適度なプニプニ感を備えたアニメ系の絵柄はたいそう洗練されたもので、コケティッシュな笑顔を濡れ場では一転年齢に似合わぬ妖艶なメスのそれへと変貌させる二面性を無理なく表現してみせる。
かくも滑らかな筆致で描かれるヒロインたちは前述のとおり第2次性徴直前のつるぺたニンフェットばかりであり、ここ数年のイコール作品で支配的だったビッグバスト少女は今回皆無なので要注意。髪型や性格描写こそ多彩ながら肢体については例外なくでっかい頭に華奢な胴体の組み合わせとなり、またわずかに存在するセーラー服っ娘や年齢不詳人外さんも体型的にはささやかなお胸のスレンダーボディなので脱がせてみればょぅι゙ょ同然だ。
一方でくり広げられる物語は巨乳さんたちのそれと同様におおむね和姦基調のライトエロコメ。ことに少女たちが好奇心もあらわに年長男性を無意識に誘惑しちゃうタイプのネタを描かせると天下一品だ。最初期には強要系の後ろ暗いお話もあったけどいまはみな合意エロなので取っつきは良好。そうはいってもベタ甘ラヴに安住するのではなく、突飛なシチュから本番移行したり非日常テイストを織りまぜてみたりさまざまな趣向を凝らし読者を飽きさせない。またイコール漫画で特徴的なのが男女双方から訥々と発せられるエロワードの奔流で、いわゆるマシンガン淫語ほどの激しさはないにせよあたかも呪文の詠唱みたく断続的に漏れ出しては周囲に響きわたるそれが我々の脳裡にも通奏低音のごとく突き刺さる。
かくして性器どうしの真剣バトルに突入すれば、既刊にもひけを取らないド迫力のストロングエロスが次々と繰り出される仕掛け。プリプリ肉厚のツルマンに元気いっぱいのシャフトがねじこまれてゆきさまざまにアングルを変えながら抽送運動の一部始終が目前に展開される。ことに最大の美点であるイキイキとした膣内射精シーンのできばえはまいどながらにすばらしく、小さな孕み袋の内壁いっぱいに勢いよくザーメンがぶちまけられる瞬間を大ゴマ使い提示の詳細断面図フィーチャーに同期して読み手も気持ちよく白濁液を放出だ。
健康優良ボディをグイグイ押しつけ上目遣いでこちらを見つめるアリスたちの無邪気な視線におじさん/お兄さん辛抱たまらずスリットに顔をうずめお大事の攻略をスタート。指や舌先でたてすじを責めたてるたび少女の瞳はトロンと熱を帯びいつしか夢心地。大人ちんこをゆっくり侵入させ狭隘な粘膜の感触を楽しみながら抽送を開始する。華奢な身体を精いっぱいのけぞらせ未曾有の快感にたちまちまだしちゃいけないイキ顔さらけ出すちびっ娘たちの痴態にアドレナリンは最高潮。コツコツ子宮の奥を突かれまくり感極まってしきりに中田氏をおねだりするヒロインの子供まんこへ最後の総仕上げとして許容量オーヴァーの特濃孕み汁を怒濤のごとく叩きつけフィニッシュ。
この人の場合自分はどっちかというと巨乳ものの方がグッとくるのだが、前作のようなモザイク地獄から濃いめトーンとはいえ数本の刻みノリ修整へ緩和されたことで絶品中田氏断面図がより視界クリアになり結果的にプラス評価。ぜいたくを言えば昨今すっかりごぶさたのロウ~ミドルティーン巨乳っ娘を再び描いていただけると重畳きわまりないのだけれどそのへんは次作以降に期待しよう。そんな俺なのでガチロリよりはちびっと育った系のやつ、ショタ男子君が友人の姉のセーラー服をはだけつつ炬燵ファックの「ぬくぬくおこた」と、鬼グッズてんこ盛りのコンビニで子鬼店員ちゃんに人類ザーメンをプレゼント「オニンコ」が今回最シコ物件。
話○ 抜○ 消小 総合○
えっちに興味津々のプリティガールズ絨毯爆撃短編全10本。おまたをうずうずさせながら迫り来るロリっ娘どもの圧迫面接に耐えかねてコンパクトな子宮にザーメン無償提供し放題の夢空間がすばらしき筆致をもって具現化されるさまを腹いっぱい摂取の作者最新刊は通算9冊めの成年向け単行本にして当レーベルからの初お目見えだ。
非常にキャッチーな作画と濃密なエロシーンを武器に、デビュー以来順調に冊数を重ね途中で一般誌でも描いたりと着実なキャリアを歩んでいる人。今年はそのなかでも当たり年の部類で、4月にコアマガジンより発売の前単行本「すきだよ。」に続く2014年度2冊めのプロダクトで処女作からの古参ファンである自分は大歓喜。
この作家は執筆媒体によりハッキリと作風を使い分けるのが以前からの特徴で、しかも同じ版元でも雑誌が変わればノリを変える器用さを持ち合わせる。いくつかの出版社を渡り歩いたのち今回はじめて「COMIC阿呍」に乗りこんだわけだが、そこでこの人が選んだのはいわば原点回帰の道。昨今はどちらかというとおっぱい星人御用達なテイストだったのだけれど、こちらでのお仕事はキャリアの初期にジーウォークから上梓した3冊――「らぶみるくしゃわぁ」(2007年)/「ももまん」(2011年)/「ららとおにいちゃん」(2012年)――に近い雰囲気、すなわち久しぶりのちっぱいロリータ専科だ。
収録作はアンソロジーに執筆の1本を除きすべて阿呍掲載の物件となる。2012-14年とごく最近に描かれたものを集めてあるので、表紙のタッチと中身のそれとは完全コンパチでありジャケ買いも安心。適度なプニプニ感を備えたアニメ系の絵柄はたいそう洗練されたもので、コケティッシュな笑顔を濡れ場では一転年齢に似合わぬ妖艶なメスのそれへと変貌させる二面性を無理なく表現してみせる。
かくも滑らかな筆致で描かれるヒロインたちは前述のとおり第2次性徴直前のつるぺたニンフェットばかりであり、ここ数年のイコール作品で支配的だったビッグバスト少女は今回皆無なので要注意。髪型や性格描写こそ多彩ながら肢体については例外なくでっかい頭に華奢な胴体の組み合わせとなり、またわずかに存在するセーラー服っ娘や年齢不詳人外さんも体型的にはささやかなお胸のスレンダーボディなので脱がせてみればょぅι゙ょ同然だ。
一方でくり広げられる物語は巨乳さんたちのそれと同様におおむね和姦基調のライトエロコメ。ことに少女たちが好奇心もあらわに年長男性を無意識に誘惑しちゃうタイプのネタを描かせると天下一品だ。最初期には強要系の後ろ暗いお話もあったけどいまはみな合意エロなので取っつきは良好。そうはいってもベタ甘ラヴに安住するのではなく、突飛なシチュから本番移行したり非日常テイストを織りまぜてみたりさまざまな趣向を凝らし読者を飽きさせない。またイコール漫画で特徴的なのが男女双方から訥々と発せられるエロワードの奔流で、いわゆるマシンガン淫語ほどの激しさはないにせよあたかも呪文の詠唱みたく断続的に漏れ出しては周囲に響きわたるそれが我々の脳裡にも通奏低音のごとく突き刺さる。
かくして性器どうしの真剣バトルに突入すれば、既刊にもひけを取らないド迫力のストロングエロスが次々と繰り出される仕掛け。プリプリ肉厚のツルマンに元気いっぱいのシャフトがねじこまれてゆきさまざまにアングルを変えながら抽送運動の一部始終が目前に展開される。ことに最大の美点であるイキイキとした膣内射精シーンのできばえはまいどながらにすばらしく、小さな孕み袋の内壁いっぱいに勢いよくザーメンがぶちまけられる瞬間を大ゴマ使い提示の詳細断面図フィーチャーに同期して読み手も気持ちよく白濁液を放出だ。
健康優良ボディをグイグイ押しつけ上目遣いでこちらを見つめるアリスたちの無邪気な視線におじさん/お兄さん辛抱たまらずスリットに顔をうずめお大事の攻略をスタート。指や舌先でたてすじを責めたてるたび少女の瞳はトロンと熱を帯びいつしか夢心地。大人ちんこをゆっくり侵入させ狭隘な粘膜の感触を楽しみながら抽送を開始する。華奢な身体を精いっぱいのけぞらせ未曾有の快感にたちまちまだしちゃいけないイキ顔さらけ出すちびっ娘たちの痴態にアドレナリンは最高潮。コツコツ子宮の奥を突かれまくり感極まってしきりに中田氏をおねだりするヒロインの子供まんこへ最後の総仕上げとして許容量オーヴァーの特濃孕み汁を怒濤のごとく叩きつけフィニッシュ。
この人の場合自分はどっちかというと巨乳ものの方がグッとくるのだが、前作のようなモザイク地獄から濃いめトーンとはいえ数本の刻みノリ修整へ緩和されたことで絶品中田氏断面図がより視界クリアになり結果的にプラス評価。ぜいたくを言えば昨今すっかりごぶさたのロウ~ミドルティーン巨乳っ娘を再び描いていただけると重畳きわまりないのだけれどそのへんは次作以降に期待しよう。そんな俺なのでガチロリよりはちびっと育った系のやつ、ショタ男子君が友人の姉のセーラー服をはだけつつ炬燵ファックの「ぬくぬくおこた」と、鬼グッズてんこ盛りのコンビニで子鬼店員ちゃんに人類ザーメンをプレゼント「オニンコ」が今回最シコ物件。
パパはニューギニア
11/26借出。
-松長有慶「高野山」岩波新書 ISBN:9784004315087
-古賀茂明「国家の暴走」角川oneテーマ21 ISBN:9784041018149
-竹下節子「ユダ」中央公論新社 ISBN:9784120046063
-増田健一「続・懐かしくて新しい 昭和レトロ家電」山川出版社 ISBN:9784634150645
-吉冨康成編「インターネットはなぜ人権侵害の温床になるのか」ミネルヴァ書房 ISBN:9784623070657
-村沢譲/洋泉社編集部編「スペースシャトル飛行記録 完全版」洋泉社 ISBN:9784800304186
-I・カーショー「運命の選択1940-41(上)(下)」白水社 ISBN:9784560083963 ISBN:9784560083970
-D・トゥープス「タマゴの歴史」原書房 ISBN:9784562050994
-松長有慶「高野山」岩波新書 ISBN:9784004315087
-古賀茂明「国家の暴走」角川oneテーマ21 ISBN:9784041018149
-竹下節子「ユダ」中央公論新社 ISBN:9784120046063
-増田健一「続・懐かしくて新しい 昭和レトロ家電」山川出版社 ISBN:9784634150645
-吉冨康成編「インターネットはなぜ人権侵害の温床になるのか」ミネルヴァ書房 ISBN:9784623070657
-村沢譲/洋泉社編集部編「スペースシャトル飛行記録 完全版」洋泉社 ISBN:9784800304186
-I・カーショー「運命の選択1940-41(上)(下)」白水社 ISBN:9784560083963 ISBN:9784560083970
-D・トゥープス「タマゴの歴史」原書房 ISBN:9784562050994
2014-11-25
今期の景気動向。
-宝あきひと「恋色Girls総天然色」マックス ISBN:9784863793385
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
えっちぃボディで誘惑の物の怪どもをヒューマンちんこで完膚無きまでノックアウト連作2本+幼なじみ同士ようやく思いをとげ結ばれて本編&描きおろし後日談+独立短編9本。スレンダーっ娘もばいんばいんガールも派手に乱れ幾度となく子宮にザーメン注入されて絶頂のハードコアイチャラヴ三昧でお送りするこの作家記念すべきファーストコミックスだ。
女性作家の筆になる童顔巨乳10代処女ヒロイン主演のらぶらぶ和姦中田氏漫画ばかりがズラリと並ぶ昨今の「コミックポプリクラブ」誌上において、めずらしく男性の新人としてデビューを果たしコンスタントな活躍を続ける人。ほぼ皆勤賞のペースでモリモリ掲載されるものだからすぐさまストックもたまりこのたびめでたく初単行本刊行にこぎ着けた次第。
現在のポプリ誌上でのしているような少女漫画/エロゲ絵のハイブリッドなガチ萌え絵とは微妙にラインの異なる筆致ながら、むろんカワイさ最優先の誌風にマッチしたキュートさ全開のタッチではある。若干ザックリした感触ではあるけれどクリッと大きな瞳にほわんと愛らしい笑顔のおにゃのこが大量投下される光景がじつに眼福でよろしい。ただ今作表紙カラーイラストのやたらとつるんとした線や彩色は中身の白黒原稿のそれとは明らかに違う雰囲気なので、見本閲覧可の書店もしくは版元提供による内容紹介ページでその差異を確認したうえでの購入を推奨する。
このたび登場の女子連中は雑誌のテイストに合致したミドル~ハイティーンたちがズラリ。あどけない系の顔立ちにスラリとしたトルソが組み合わされる基本造形のもと、全体的には巨乳寄りながら大中小各種取りそろえのバストがぼくらをお出迎えだ。昨今のポプリ誌上だとちっぱいは絶滅危惧種で執筆陣もやたらとデカいのばかり描く傾向なので、巨乳もいいけどたまにはコンパクトおっぱいも愛でてみたいオールラウンダーには好適かと。
和姦ラヴが絶対条件のポプリ掲載物件であるから収録作もむろんステディな男子女子の甘やかないちゃいちゃ専科。一部に存在の3Pものでも特段の葛藤なくハッピーエンドの修羅場フリー設計で読後感もきわめて良好だ。ただ1話あたり16-20ページと分量に余裕がないせいかイチャラヴ基調なのはいいとして開始早々に愛の告白をしたりすぐさま乳尻触らせたりと展開が早回しぎみなので、恋愛の微妙な機敏やら駆け引きやらを堪能したい向きは欲求不満を覚えるかも。いずれにせよ結末はみな甘酸っぱく締めくくられるのでニヤニヤするのに支障はないですが。
そんなこんなですみやかに突入のエロシーンは萌えエロの範疇を超えた奮闘ぶりが随所にうかがえ好感。行為内容そのものは特別なギミックや奇抜な趣向などなにもないちんこまんこのシンプルな交わりにすぎないが、女性らしい肢体の曲線美を強調したアングルの多用や随所に織りまぜられる性器結合断面図など勃起中枢を効果的にヒット&アウェイする各種演出が光る。ヒロインがふだんの柔和な笑顔を濡れ場では一転ドエロく派手なイキ顔さらしまくるに至るメリハリの利いた表情変化もいやらしく、気前よく1ページまるまる使っての膣内射精フィニッシュがビシッと決まって心地よい。
白磁のごとき美肌を愛する男子の前でだけさらして彼女はおもむろに抱きつきキスを求めてくる。互いの身体をまさぐり合い敏感な部分を擦りつけるうち蜜壷はしとどに濡れて挿入準備完了だ。粘膜のいちばん奥まで激しくシャフトを突き入れられてたちまち表情をとろけさせハートマーク混じりの嬌声を発する彼女の痴態にますます股間はエレクチオン。ダイナミックに体位を変え続けハードな抽送を続けながらのぼりつめてゆく彼女の子袋めがけて熱いザーメンの奔流を叩きつけたその刹那2人してTKO。
ポプリ本誌で見ていたときにはたまにすごく作画が雑になる回があって気になっていたけれど、雑誌初出時のものと本作収録分とを見比べていると瞳の位置や口の開き方など細部に加筆修正がほどこされ完成度を高める努力がなされていて感心した。この向上心があれば今後も前途は洋々だろう。もっとも比較検討の際にけっこうな数の収録もれが発生しているのが判明したので(大いにちんこしごいたアレやソレが入ってない!)、すみやかに必要分を描き足してすぐさま2冊めを刊行していただきたいもの。収録作のなかでは、初対面から積極的に迫り来る金髪碧眼スレンダー異人っ娘のちんまいボディを味わいつつたっぷり種つけ「いきなり!?ほ~むすてい」と、田舎町の夏の水辺で去年知り合った女の子と甘く激しく初体験「水のせせらぎ夏の音」がすんばらしく使えたです。
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
えっちぃボディで誘惑の物の怪どもをヒューマンちんこで完膚無きまでノックアウト連作2本+幼なじみ同士ようやく思いをとげ結ばれて本編&描きおろし後日談+独立短編9本。スレンダーっ娘もばいんばいんガールも派手に乱れ幾度となく子宮にザーメン注入されて絶頂のハードコアイチャラヴ三昧でお送りするこの作家記念すべきファーストコミックスだ。
女性作家の筆になる童顔巨乳10代処女ヒロイン主演のらぶらぶ和姦中田氏漫画ばかりがズラリと並ぶ昨今の「コミックポプリクラブ」誌上において、めずらしく男性の新人としてデビューを果たしコンスタントな活躍を続ける人。ほぼ皆勤賞のペースでモリモリ掲載されるものだからすぐさまストックもたまりこのたびめでたく初単行本刊行にこぎ着けた次第。
現在のポプリ誌上でのしているような少女漫画/エロゲ絵のハイブリッドなガチ萌え絵とは微妙にラインの異なる筆致ながら、むろんカワイさ最優先の誌風にマッチしたキュートさ全開のタッチではある。若干ザックリした感触ではあるけれどクリッと大きな瞳にほわんと愛らしい笑顔のおにゃのこが大量投下される光景がじつに眼福でよろしい。ただ今作表紙カラーイラストのやたらとつるんとした線や彩色は中身の白黒原稿のそれとは明らかに違う雰囲気なので、見本閲覧可の書店もしくは版元提供による内容紹介ページでその差異を確認したうえでの購入を推奨する。
このたび登場の女子連中は雑誌のテイストに合致したミドル~ハイティーンたちがズラリ。あどけない系の顔立ちにスラリとしたトルソが組み合わされる基本造形のもと、全体的には巨乳寄りながら大中小各種取りそろえのバストがぼくらをお出迎えだ。昨今のポプリ誌上だとちっぱいは絶滅危惧種で執筆陣もやたらとデカいのばかり描く傾向なので、巨乳もいいけどたまにはコンパクトおっぱいも愛でてみたいオールラウンダーには好適かと。
和姦ラヴが絶対条件のポプリ掲載物件であるから収録作もむろんステディな男子女子の甘やかないちゃいちゃ専科。一部に存在の3Pものでも特段の葛藤なくハッピーエンドの修羅場フリー設計で読後感もきわめて良好だ。ただ1話あたり16-20ページと分量に余裕がないせいかイチャラヴ基調なのはいいとして開始早々に愛の告白をしたりすぐさま乳尻触らせたりと展開が早回しぎみなので、恋愛の微妙な機敏やら駆け引きやらを堪能したい向きは欲求不満を覚えるかも。いずれにせよ結末はみな甘酸っぱく締めくくられるのでニヤニヤするのに支障はないですが。
そんなこんなですみやかに突入のエロシーンは萌えエロの範疇を超えた奮闘ぶりが随所にうかがえ好感。行為内容そのものは特別なギミックや奇抜な趣向などなにもないちんこまんこのシンプルな交わりにすぎないが、女性らしい肢体の曲線美を強調したアングルの多用や随所に織りまぜられる性器結合断面図など勃起中枢を効果的にヒット&アウェイする各種演出が光る。ヒロインがふだんの柔和な笑顔を濡れ場では一転ドエロく派手なイキ顔さらしまくるに至るメリハリの利いた表情変化もいやらしく、気前よく1ページまるまる使っての膣内射精フィニッシュがビシッと決まって心地よい。
白磁のごとき美肌を愛する男子の前でだけさらして彼女はおもむろに抱きつきキスを求めてくる。互いの身体をまさぐり合い敏感な部分を擦りつけるうち蜜壷はしとどに濡れて挿入準備完了だ。粘膜のいちばん奥まで激しくシャフトを突き入れられてたちまち表情をとろけさせハートマーク混じりの嬌声を発する彼女の痴態にますます股間はエレクチオン。ダイナミックに体位を変え続けハードな抽送を続けながらのぼりつめてゆく彼女の子袋めがけて熱いザーメンの奔流を叩きつけたその刹那2人してTKO。
ポプリ本誌で見ていたときにはたまにすごく作画が雑になる回があって気になっていたけれど、雑誌初出時のものと本作収録分とを見比べていると瞳の位置や口の開き方など細部に加筆修正がほどこされ完成度を高める努力がなされていて感心した。この向上心があれば今後も前途は洋々だろう。もっとも比較検討の際にけっこうな数の収録もれが発生しているのが判明したので(大いにちんこしごいたアレやソレが入ってない!)、すみやかに必要分を描き足してすぐさま2冊めを刊行していただきたいもの。収録作のなかでは、初対面から積極的に迫り来る金髪碧眼スレンダー異人っ娘のちんまいボディを味わいつつたっぷり種つけ「いきなり!?ほ~むすてい」と、田舎町の夏の水辺で去年知り合った女の子と甘く激しく初体験「水のせせらぎ夏の音」がすんばらしく使えたです。
2014-11-24
今晩の宅飲み女子会。
-ReDrop「ヒメパコ」ワニマガジン社 ISBN:9784862693402
話○ 抜○ 消小-中 総合○
チョロすぎなのから用意周到の策士まで多種多彩な女の子の痴態をクローズアップ短編10本+フルカラーショート2本+原作者連載コラム出張版。端整かつ華やかな筆致で描かれるビューティフルガールズ&レディースのムチツヤボディが画面狭しと入り乱れえっちな蜜壷へたっぷり精液注入のすばらしき光景が視界360度いっぱいに広がる作者これが通算4冊めのコミックスだ。ところで作者がよくTwitter等で自虐ネタにしているが、このペンネームは「レッドロップ」って発音するんだからな、絶対間違えるなよ!!
原作:宮本スモーク/作画:乙真実(おつまみ)の漫画制作ユニットによるたいへん高品質なプロダクトが「COMIC快楽天」誌上に颯爽と登場してからはや5年以上。分業制のメリットを活かし非常に速いテンポで作品を送り出してきたのだけれど、前単行本「ヘンカノ」の刊行から今作が上梓されるまでには約2年半と、既刊3冊の快調なリリース状況からするとペースはいささか停滞ぎみ。最近は執筆媒体を絞ったのと同時に薄い本や各種イヴェント参加へ注力しているのがその要因だと思うが、諸事情あってのことだろうとはいえモリモリ商業漫画を読みたい派の自分としては一抹のさびしさを覚えるところ。
いきなり小姑ティックに愚痴ってしまったが、それはさておきポップでオサレでセンスよくて……の三拍子そろった美麗なヴィジュアルの魅力は本作でもむろん健在。コミックス発売までに若干ブランクがあったことで収録作の初出は2011-14年といくらか幅があるのだが、たしかなデッサンでつむがれる流麗な造形と繊細かつ扇情的なトーンワークという基本部分は新旧共通。とはいえ後述するような作風のマイナーチェンジともあいまって、全体の雰囲気については歳月の経過とともに微妙な変化がうかがえる。
ReDrop作品のヒロイン造形としてはひたすら可愛い10代女子と凛とした大人女性と大まかに2つのラインが存在するが、最近は前者方向へのシフトが顕著(まあ今作でもわずかに人妻が出てくるとはいえ)。それにともなってキャラメイクも明確にキュート寄りに振れている感じで、同じJKを描くのでも初出の古いものでは切れ長の瞳のアダルティな容貌なのが2014年のだとよりあどけない顔立ちだ。それに応じ言動も妖艶さよりは天真爛漫ぶりを強調するタイプの女の子が増えており、青い果実スキーの自分は基本大歓迎ながら以前のようにフェロモンダダ漏れの淑女たちがお好みだった方々には歓迎されざる流れかも。他方バストサイズについては一部の例外を除きたいへん揉みごたえのある雄大な双丘が多数派を占め、ずっしり重量感がありながら横になってもまったくシルエットが崩れない魅惑のおっぱいに思わずしゃぶりつきたくなること必至。
そんな彼女たちが乗っかる物語は慎太郎シール誌掲載物件でもありおおむね和姦ベースの軽快なもの。1on1のタイマンラヴから派手派手しい乱交ネタまで、お気楽おバカ路線ありしっとりした恋愛の機敏を感じさせるものありと、さまざまなガジェットを仕込みつつ最後までスルリと読み通させる熟達のストーリーテリングが光る。ダンナ以外と犯っちゃう人妻がいたり不特定多数と情交に励んだりと若干不穏なシチュも存在するものの、それらも締めくくりはコミカルにまとめるので読後感を悪くしないのもグッド。あと作品の本質とは別の話になるが、他のワニマガ執筆陣の単行本たちを含めてつらつら見比べるにつけ同じ快楽天系列でも基本16ページ構成のBEASTから無印のように基本20ページ構成になるだけでだいぶお話運びに無理がなくなってグッと読みやすくなるのであちらもマネすればいいのにと思いました(小並感)。
エロシーンは特濃とまでは言わずとも充分すぎるヴォリュームが確保され、また男性/女性主導ファックどちらの系統も用意して万全の態勢。甘やかにイチャラヴ突入でも成り行きまかせの強行突破でもいったん火がつけば女子どもたちまち発情。滑らかな肢体をすっかり火照らせいろんな液汁にまみれながらイキまくる彼女らの痴態を大々的にフィーチャーだ。ほんのりほおを上気させ小刻みに吐息をもらしながらゴリゴリ男根をねじこまれては中田氏され放題なヒロインズの眼福すぎる光景に読み手の摩擦運動も大いにはかどろうというもの。
ゆっくりと着衣を剥いでゆき彫像のごとき完璧なボディをあらわにしながら豊満なバストのその先端へ口づけてゆっくりねぶり倒すと少女たちは肢体をのけぞらせ甘い声を発して快楽に身をゆだねる。敏感な部分をねっとり愛撫され下腹部からトロトロの愛液垂れ流すおにゃのこの膣内めがけ暴れん棒をぶちこんで激しい抽送をスタートだ。全身汗みずくになりながらハートマークを四方八方にまき散らしよがり狂うさまがいとおしくもエロっちい。男の両手で細腰をホールドされガンガン内奥を突き上げられつつ甘えるようにギュッと抱きついてきたら彼女の絶頂もすぐそこ。両手両足でしがみつきながらイクイク連呼のエロメスどもの子宮めがけ白くねばつく液体を最後にたっぷりとお見舞いだ。
性器結合部のアップになると一気に面積も本数も増える黒ノリ修整は正直うれしくないが、前作以上にティーン含有率が高くなり女の子はますます可憐になってと過去作を上回る使い心地のよさでまことにありがたい限り。キャッチーなヒロイン設定に軽妙洒脱な作劇、質量兼ね備えた充実の濡れ場と、ネガ要素を注意深く除去しウェルメイドに仕上げた商業エロ漫画としての一種の完成形といえよう。あとは以前のレヴェルまで量産ペースが回復すればなにひとつ文句はないけれどそこまで要求するのは傲慢というもの。この人の描く少々エキセントリックなくらいの属性付与がなされた女の子がツボな自分としては、直情ガサツ俺っ娘が最愛のイトコ兄ちゃんへ果敢なアタック「彼女になりたいの!」と、ReDrop作品としては非常にレアなちんまい系貧乳メガネ三つ編みヒロインが奸計を巡らせ男性教師を籠絡の「がっこう・せっくす」が今作中のフェイヴァリット物件。
話○ 抜○ 消小-中 総合○
チョロすぎなのから用意周到の策士まで多種多彩な女の子の痴態をクローズアップ短編10本+フルカラーショート2本+原作者連載コラム出張版。端整かつ華やかな筆致で描かれるビューティフルガールズ&レディースのムチツヤボディが画面狭しと入り乱れえっちな蜜壷へたっぷり精液注入のすばらしき光景が視界360度いっぱいに広がる作者これが通算4冊めのコミックスだ。ところで作者がよくTwitter等で自虐ネタにしているが、このペンネームは「レッドロップ」って発音するんだからな、絶対間違えるなよ!!
原作:宮本スモーク/作画:乙真実(おつまみ)の漫画制作ユニットによるたいへん高品質なプロダクトが「COMIC快楽天」誌上に颯爽と登場してからはや5年以上。分業制のメリットを活かし非常に速いテンポで作品を送り出してきたのだけれど、前単行本「ヘンカノ」の刊行から今作が上梓されるまでには約2年半と、既刊3冊の快調なリリース状況からするとペースはいささか停滞ぎみ。最近は執筆媒体を絞ったのと同時に薄い本や各種イヴェント参加へ注力しているのがその要因だと思うが、諸事情あってのことだろうとはいえモリモリ商業漫画を読みたい派の自分としては一抹のさびしさを覚えるところ。
いきなり小姑ティックに愚痴ってしまったが、それはさておきポップでオサレでセンスよくて……の三拍子そろった美麗なヴィジュアルの魅力は本作でもむろん健在。コミックス発売までに若干ブランクがあったことで収録作の初出は2011-14年といくらか幅があるのだが、たしかなデッサンでつむがれる流麗な造形と繊細かつ扇情的なトーンワークという基本部分は新旧共通。とはいえ後述するような作風のマイナーチェンジともあいまって、全体の雰囲気については歳月の経過とともに微妙な変化がうかがえる。
ReDrop作品のヒロイン造形としてはひたすら可愛い10代女子と凛とした大人女性と大まかに2つのラインが存在するが、最近は前者方向へのシフトが顕著(まあ今作でもわずかに人妻が出てくるとはいえ)。それにともなってキャラメイクも明確にキュート寄りに振れている感じで、同じJKを描くのでも初出の古いものでは切れ長の瞳のアダルティな容貌なのが2014年のだとよりあどけない顔立ちだ。それに応じ言動も妖艶さよりは天真爛漫ぶりを強調するタイプの女の子が増えており、青い果実スキーの自分は基本大歓迎ながら以前のようにフェロモンダダ漏れの淑女たちがお好みだった方々には歓迎されざる流れかも。他方バストサイズについては一部の例外を除きたいへん揉みごたえのある雄大な双丘が多数派を占め、ずっしり重量感がありながら横になってもまったくシルエットが崩れない魅惑のおっぱいに思わずしゃぶりつきたくなること必至。
そんな彼女たちが乗っかる物語は慎太郎シール誌掲載物件でもありおおむね和姦ベースの軽快なもの。1on1のタイマンラヴから派手派手しい乱交ネタまで、お気楽おバカ路線ありしっとりした恋愛の機敏を感じさせるものありと、さまざまなガジェットを仕込みつつ最後までスルリと読み通させる熟達のストーリーテリングが光る。ダンナ以外と犯っちゃう人妻がいたり不特定多数と情交に励んだりと若干不穏なシチュも存在するものの、それらも締めくくりはコミカルにまとめるので読後感を悪くしないのもグッド。あと作品の本質とは別の話になるが、他のワニマガ執筆陣の単行本たちを含めてつらつら見比べるにつけ同じ快楽天系列でも基本16ページ構成のBEASTから無印のように基本20ページ構成になるだけでだいぶお話運びに無理がなくなってグッと読みやすくなるのであちらもマネすればいいのにと思いました(小並感)。
エロシーンは特濃とまでは言わずとも充分すぎるヴォリュームが確保され、また男性/女性主導ファックどちらの系統も用意して万全の態勢。甘やかにイチャラヴ突入でも成り行きまかせの強行突破でもいったん火がつけば女子どもたちまち発情。滑らかな肢体をすっかり火照らせいろんな液汁にまみれながらイキまくる彼女らの痴態を大々的にフィーチャーだ。ほんのりほおを上気させ小刻みに吐息をもらしながらゴリゴリ男根をねじこまれては中田氏され放題なヒロインズの眼福すぎる光景に読み手の摩擦運動も大いにはかどろうというもの。
ゆっくりと着衣を剥いでゆき彫像のごとき完璧なボディをあらわにしながら豊満なバストのその先端へ口づけてゆっくりねぶり倒すと少女たちは肢体をのけぞらせ甘い声を発して快楽に身をゆだねる。敏感な部分をねっとり愛撫され下腹部からトロトロの愛液垂れ流すおにゃのこの膣内めがけ暴れん棒をぶちこんで激しい抽送をスタートだ。全身汗みずくになりながらハートマークを四方八方にまき散らしよがり狂うさまがいとおしくもエロっちい。男の両手で細腰をホールドされガンガン内奥を突き上げられつつ甘えるようにギュッと抱きついてきたら彼女の絶頂もすぐそこ。両手両足でしがみつきながらイクイク連呼のエロメスどもの子宮めがけ白くねばつく液体を最後にたっぷりとお見舞いだ。
性器結合部のアップになると一気に面積も本数も増える黒ノリ修整は正直うれしくないが、前作以上にティーン含有率が高くなり女の子はますます可憐になってと過去作を上回る使い心地のよさでまことにありがたい限り。キャッチーなヒロイン設定に軽妙洒脱な作劇、質量兼ね備えた充実の濡れ場と、ネガ要素を注意深く除去しウェルメイドに仕上げた商業エロ漫画としての一種の完成形といえよう。あとは以前のレヴェルまで量産ペースが回復すればなにひとつ文句はないけれどそこまで要求するのは傲慢というもの。この人の描く少々エキセントリックなくらいの属性付与がなされた女の子がツボな自分としては、直情ガサツ俺っ娘が最愛のイトコ兄ちゃんへ果敢なアタック「彼女になりたいの!」と、ReDrop作品としては非常にレアなちんまい系貧乳メガネ三つ編みヒロインが奸計を巡らせ男性教師を籠絡の「がっこう・せっくす」が今作中のフェイヴァリット物件。
ダブル・プラトニツク・スウイサイド
11/24購入。
-三浦靖冬「薄花少女(2)」小学館 ISBN:9784091573995
-ボウイナイフ「おくさまはヴァンパイア」秋田書店 ISBN:9784253235723
-坂野潤治「<階級>の日本近代史」講談社選書メチエ ISBN:9784062585897
-三浦靖冬「薄花少女(2)」小学館 ISBN:9784091573995
-ボウイナイフ「おくさまはヴァンパイア」秋田書店 ISBN:9784253235723
-坂野潤治「<階級>の日本近代史」講談社選書メチエ ISBN:9784062585897
2014-11-23
本年度のファン感謝DAY。
-ふじよし「NTRな関係」ジーオーティー ISBN:9784860849351
話△ 抜◎ 消小 総合○
奪い奪われの殺伐としたセックスからタナボタエロスごちそうさままで短編全12本。キュートフェイスなのにプレイは超過激なビッチどもてんこ盛りでお送りする作者通算4冊めのコミックスは本レーベルからの初見参にしてじつに6年近くの長大な空白を経てのニューリリースだ。
この作家のキャリアはかなり前からのもので、いまは亡き東京三世社よりデビュー単行本「僕のお嬢様」が世に送り出されたのがなんと2001年のこと。以後の刊行ペースはきわめて緩慢であり、富士美出版より2008年末に上梓された前単行本「妹中出し姦淫」からこの新刊までおそろしく間隔が空いてしまった。さすがにここまで産出量が少ないとたぶん漫画制作はサイドビジネス化しててほかの仕事が主たる生業なのだろうけれど、まだしも紙の上で再会できるだけマシと思うべきなのだろう。
かくも大ヴェテランでいながらその絵柄は充分にみずみずしく、間違っても最先端ではないにせよキュートなアニメ絵で泥くささはない。比較的シンプルな描線でいま風の緻密なトーンワークもなくいささか大味ではあるものの、むしろ変に密度だけ高くするよりは多少情報量を間引いたこの画面処理が合っていると思う。その意味で妙にコッテリ系へ振った表紙のカラー彩色はやや中身の印象と乖離しているので、ピンと来ず本棚に戻してしまう前に見本閲覧可の書店で内容確認するのを強くオススメ。余談だが、今回の装幀は特徴的なフォント遣いや全体のレイアウトのクセからしておそらく2冊めの「妄想劇場」(2003年刊)を手がけた人ではないだろうか(そして、このデザイナーが故・平和出版のエロ漫画単行本のトータルデザインを担当していたはず)。
ともあれAVのパッケージさながらの扇情的な表紙をめくると昔からおなじみのたいそう愛らしいガールズ&レディースがお出迎え。後述するように物語は今回ずいぶんダーク寄りなのだがヒロイン造形はあくまでカワイく迫る。設定年齢は10代ラスト~20代中心でそこへロリやママンもプラスという感じなのだけれど、顔立ちはみなさんずいぶんあどけなくて大人キャラでもティーン同然。おっきな瞳にほわほわ笑顔の彼女らだが一部ちびっ娘を除けば首から下はボンキュッボンのやたらとメリハリ利いた体型で、むやみにビラビラ大きめのえっちな女性器やモサモサやらしく生い茂った脇やら下腹部やらの描写とも併せ読者の精をしぼり取るのに特化したデザインとなっている。
ストーリーは余分な枝葉を取り払い最低限の状況提示をすませたのち即座に本番突入の実用一点張り路線。明るいお話もダークなのも双方こなせる人だけど、今回はコミックス表題が示唆するとおり後者方向へ多めに傾斜。とくに前半からの5本は明確な寝取られシチュとなっていて、夫や恋人以外のちんこに夢中となりはしたなくイキまくるメスブタどもの痴態を存分に堪能だ。一方で後半部ではオネーサマに導かれショタっ子童貞喪失やら突如乱入の美女に美味しくいただかれたりのうれし恥ずかしエロスが従来同様に健在であり、硬軟さまざまなアプローチからのガチンコファックで身も心もご満悦。
そしてこの作家最大の魅力はなんといってもド迫力の性交描写それ自体。和姦でも凌辱でも、純愛でもNTRでも、巨乳巨尻を派手に振り回しては性器どうしの真剣勝負をくり広げ粘着質の分泌物を大量に浴びて絶頂のオンナたちの艶姿を全面フィーチャーだ。タイマンラヴに乱交シーン、コスプレにエロ下着、アナル責めにスカトロ……という具合にプレイ内容はどんどん過激にニッチにエスカレート。ラヴリィフェイスにたっぷり白濁液ぶちまけられて白目剥きながら昇天するビッチどもの浅ましい媚態にけしからぬと憤怒しつつも股間は常時屹立しまくりだ。
たわわに盛られたバストやはしたなく肥大した土手を初手から見せつけつつ女たちは目の前の怒張へせわしなくがっつき必死にシャフトをしゃぶり倒す。口内へ大量に放たれたザーメンを美味そうに飲み干してニッコリほほえむ彼女らの秘密の花園へごほうびのナマちんこを挿入だ。激しく膣内を突き上げられるたびこみ上げる快感のとりことなり白痴じみたツラで下品によがり狂う牝どもの耳にはもはや辱めの言葉すら届かない。幾度となく体位を変えなんども子宮に精液放たれてその都度法悦の態で咆吼するヒロインの淫らな姿を見やりつつ、行為の締めくくりに受胎確実な特濃孕み汁を卵巣まで届こうかという勢いでドプドプぶちまけフィニッシュ。
日常パートを極度に圧縮しほとんどのページを交合に費やしたすさまじいまでの自家発電支援ツールであり、スカネタなど一部の私的萎え要素をさっ引いてすらなお二重丸グリグリのすばらしき実用性を誇る。そのへんオールOKな貴兄ならもうワンランク評価アップでもよろしいかと。漫画作品としての情緒とかそういうのを楽しみたいタイプの人とか、あるいはイチャラヴオンリー/凌辱オンリーなど作品の属性が統一されてないとイヤという方には向かないが、それ以外のすべてのエロ漫画愛好家に推奨したい。全作品すばらしい使い心地だが、なかでも漂流者たちの共有財産として昼夜セックス三昧の日焼けっ娘ヒロインがドエロすぎる「無人島サバイバル」と、清楚な女子高生が無残にヴァージンを散らされる一部始終を詳細中継の「進学の為に嫌々キモ叔父とセックスするJK」でもってマイサンをフル活用。
話△ 抜◎ 消小 総合○
奪い奪われの殺伐としたセックスからタナボタエロスごちそうさままで短編全12本。キュートフェイスなのにプレイは超過激なビッチどもてんこ盛りでお送りする作者通算4冊めのコミックスは本レーベルからの初見参にしてじつに6年近くの長大な空白を経てのニューリリースだ。
この作家のキャリアはかなり前からのもので、いまは亡き東京三世社よりデビュー単行本「僕のお嬢様」が世に送り出されたのがなんと2001年のこと。以後の刊行ペースはきわめて緩慢であり、富士美出版より2008年末に上梓された前単行本「妹中出し姦淫」からこの新刊までおそろしく間隔が空いてしまった。さすがにここまで産出量が少ないとたぶん漫画制作はサイドビジネス化しててほかの仕事が主たる生業なのだろうけれど、まだしも紙の上で再会できるだけマシと思うべきなのだろう。
かくも大ヴェテランでいながらその絵柄は充分にみずみずしく、間違っても最先端ではないにせよキュートなアニメ絵で泥くささはない。比較的シンプルな描線でいま風の緻密なトーンワークもなくいささか大味ではあるものの、むしろ変に密度だけ高くするよりは多少情報量を間引いたこの画面処理が合っていると思う。その意味で妙にコッテリ系へ振った表紙のカラー彩色はやや中身の印象と乖離しているので、ピンと来ず本棚に戻してしまう前に見本閲覧可の書店で内容確認するのを強くオススメ。余談だが、今回の装幀は特徴的なフォント遣いや全体のレイアウトのクセからしておそらく2冊めの「妄想劇場」(2003年刊)を手がけた人ではないだろうか(そして、このデザイナーが故・平和出版のエロ漫画単行本のトータルデザインを担当していたはず)。
ともあれAVのパッケージさながらの扇情的な表紙をめくると昔からおなじみのたいそう愛らしいガールズ&レディースがお出迎え。後述するように物語は今回ずいぶんダーク寄りなのだがヒロイン造形はあくまでカワイく迫る。設定年齢は10代ラスト~20代中心でそこへロリやママンもプラスという感じなのだけれど、顔立ちはみなさんずいぶんあどけなくて大人キャラでもティーン同然。おっきな瞳にほわほわ笑顔の彼女らだが一部ちびっ娘を除けば首から下はボンキュッボンのやたらとメリハリ利いた体型で、むやみにビラビラ大きめのえっちな女性器やモサモサやらしく生い茂った脇やら下腹部やらの描写とも併せ読者の精をしぼり取るのに特化したデザインとなっている。
ストーリーは余分な枝葉を取り払い最低限の状況提示をすませたのち即座に本番突入の実用一点張り路線。明るいお話もダークなのも双方こなせる人だけど、今回はコミックス表題が示唆するとおり後者方向へ多めに傾斜。とくに前半からの5本は明確な寝取られシチュとなっていて、夫や恋人以外のちんこに夢中となりはしたなくイキまくるメスブタどもの痴態を存分に堪能だ。一方で後半部ではオネーサマに導かれショタっ子童貞喪失やら突如乱入の美女に美味しくいただかれたりのうれし恥ずかしエロスが従来同様に健在であり、硬軟さまざまなアプローチからのガチンコファックで身も心もご満悦。
そしてこの作家最大の魅力はなんといってもド迫力の性交描写それ自体。和姦でも凌辱でも、純愛でもNTRでも、巨乳巨尻を派手に振り回しては性器どうしの真剣勝負をくり広げ粘着質の分泌物を大量に浴びて絶頂のオンナたちの艶姿を全面フィーチャーだ。タイマンラヴに乱交シーン、コスプレにエロ下着、アナル責めにスカトロ……という具合にプレイ内容はどんどん過激にニッチにエスカレート。ラヴリィフェイスにたっぷり白濁液ぶちまけられて白目剥きながら昇天するビッチどもの浅ましい媚態にけしからぬと憤怒しつつも股間は常時屹立しまくりだ。
たわわに盛られたバストやはしたなく肥大した土手を初手から見せつけつつ女たちは目の前の怒張へせわしなくがっつき必死にシャフトをしゃぶり倒す。口内へ大量に放たれたザーメンを美味そうに飲み干してニッコリほほえむ彼女らの秘密の花園へごほうびのナマちんこを挿入だ。激しく膣内を突き上げられるたびこみ上げる快感のとりことなり白痴じみたツラで下品によがり狂う牝どもの耳にはもはや辱めの言葉すら届かない。幾度となく体位を変えなんども子宮に精液放たれてその都度法悦の態で咆吼するヒロインの淫らな姿を見やりつつ、行為の締めくくりに受胎確実な特濃孕み汁を卵巣まで届こうかという勢いでドプドプぶちまけフィニッシュ。
日常パートを極度に圧縮しほとんどのページを交合に費やしたすさまじいまでの自家発電支援ツールであり、スカネタなど一部の私的萎え要素をさっ引いてすらなお二重丸グリグリのすばらしき実用性を誇る。そのへんオールOKな貴兄ならもうワンランク評価アップでもよろしいかと。漫画作品としての情緒とかそういうのを楽しみたいタイプの人とか、あるいはイチャラヴオンリー/凌辱オンリーなど作品の属性が統一されてないとイヤという方には向かないが、それ以外のすべてのエロ漫画愛好家に推奨したい。全作品すばらしい使い心地だが、なかでも漂流者たちの共有財産として昼夜セックス三昧の日焼けっ娘ヒロインがドエロすぎる「無人島サバイバル」と、清楚な女子高生が無残にヴァージンを散らされる一部始終を詳細中継の「進学の為に嫌々キモ叔父とセックスするJK」でもってマイサンをフル活用。
すぐおいしい すごくおいしい
11/23借出。
-佐藤健太郎「ふしぎな国道」講談社現代新書 ISBN:9784062882828
-山野良一「子どもに貧困を押しつける国・日本」光文社新書 ISBN:9784334038212
-加藤典洋「人類が永遠に続くのではないとしたら」新潮社 ISBN:9784103312123
-栗生沢猛夫「増補新装版 図説 ロシアの歴史」河出書房新社 ISBN:9784309762241
-澄田喜広「古本屋になろう!」青弓社 ISBN:9784787292230
-田中友子「ビリービンとロシア絵本の黄金時代」東京美術 ISBN:9784808709914
-宮川哲編「ヤマケイ入門&ガイド テント山行」山と渓谷社 ISBN:9784635043908
-P・ケリー他「政治学大図鑑」三省堂 ISBN:9784385162263
-M・ウォーナー「加工食品には秘密がある」草思社 ISBN:9784794220486
-佐藤健太郎「ふしぎな国道」講談社現代新書 ISBN:9784062882828
-山野良一「子どもに貧困を押しつける国・日本」光文社新書 ISBN:9784334038212
-加藤典洋「人類が永遠に続くのではないとしたら」新潮社 ISBN:9784103312123
-栗生沢猛夫「増補新装版 図説 ロシアの歴史」河出書房新社 ISBN:9784309762241
-澄田喜広「古本屋になろう!」青弓社 ISBN:9784787292230
-田中友子「ビリービンとロシア絵本の黄金時代」東京美術 ISBN:9784808709914
-宮川哲編「ヤマケイ入門&ガイド テント山行」山と渓谷社 ISBN:9784635043908
-P・ケリー他「政治学大図鑑」三省堂 ISBN:9784385162263
-M・ウォーナー「加工食品には秘密がある」草思社 ISBN:9784794220486
2014-11-22
今週のつるつる温泉。
-ペテン師「おんなのこのまんなか」ワニマガジン社 ISBN:9784862693396
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
ぷにぷにキュートな女子連中がえっちぃ肢体をフル活用短編全12本(うち表紙双子ガールズ描きおろし漫画1本)。ロリロリフェイスにぷっくりおっぱいの悪魔的コンビネイションを誇るプレミアム級のラヴリィヒロインズがはしたなく乱れまくる光景の逐次投入で読者の股間も屹立しっぱなしな作者これが商業初コミックスだ。
元来はたまのスポット買いだった「COMIC快楽天BEAST」を自分はしばらく前から定期購入するようになったのだけれど、その原動力となったのが駄菓子やこの人の存在。彼らの作品を逃さず読みたいがために財布の負担は増えたのだが、それを後悔させないだけのすばらしいブツをまいど堪能させてもらい感謝に堪えないですよ。そしてようやく今回こうして単行本発売にこぎ着けて欣喜雀躍。
黒目がちのつぶらな瞳が印象的なぷに系の絵柄は当版元に集う漫画家のなかにあってはずいぶん萌え寄りで、どちらかというと同じワニでも「コミックゼロス」あたりがフィットしそうな趣。他のBEAST執筆陣の多くがそうであるように商業デビュー前から活発に同人活動をしており、現在でもどうやらメインの収入源はそちらの模様。おかげで執筆ペースがあまり上がらずにBEAST2012年1月号の初掲載から本作リリースまで3年もかかってしまったわけだが、数本載せて結局商業誌リタイアする人も少なくないのだからこうして1冊にまとまっただけでも僥倖なのだろう。
この滑らかな筆致でものされる女性陣はコンビニ誌のレイティング上ではいちおう全員18歳以上のはずだが、背景描写や服装から推測するにJKなども混入しているっぽい。もっとも異様にキュート寄りの造形ゆえみなさん見た目せいぜいミドルティーンくらいの印象で、系列誌中では若い娘志向強めのBEAST誌上においてもこの作家の描くヒロインたちはひときわロリロリした雰囲気だ。クルクルと表情を変えステディな男子にはベタベタ甘えてくるさまもいっそう彼女らの幼さを助長する。それでいてわずかな例外を除けばおっぱいはみなドーンと景気よく盛られており、丸みを帯びてやわこそうなボディ描写ともあいまって抜群のプニプニ感。
慎太郎シール誌を初出とする作品たちなので物語のベースラインは基本的に合意エロとなる。ポップなのからしっとりした空気のものまで、はたまたベタ甘ラヴから肉体だけのサラッとした関係まで愛のありようは多彩。大半が1話あたり16ページと非常にタイトな分量なのでお話運びは若干詰めこみ過多かつ性急に感じられ、正直各回もう数ページの余裕がほしいところ。そうはいってもことさら読者の神経を逆なでするような描写もなく軽快に読み進むことができてコンビニエロとしては合格点かと。
窮屈な構成のなかでも濡れ場には必要充分な容量が割かれており、ことにさまざまな角度から魅惑のプニプニボディを全面フィーチャーの画面構成は秀逸。ビッグバストを振り乱しむっちりした太股を押し開いては滑らかな蜜壷をパックリご開帳だ。愛らしいフェイスをすっかりオンナの貌に変え小刻みに嬌声をもらしながらよがり狂う光景がたまらなくエロっちい。とりわけ目を伏せ口元をギュッと食いしばりながらこみ上げる快感に耐える表情は絶品で、かくも扇情的なその媚態にぼくらの精液は際限なくしぼり取られる。
着衣の上からもハッキリわかる雄大な双丘を徐々に布地の制約から開放しムチツヤの肢体を彼氏の前でフルオープン。ツンと屹立したニップルを舐めまわし秘密の花園をまさぐって暴れん棒の歓迎準備も万端だ。たぎる怒張でゆっくりと淫裂を押し広げ子宮口まで到達させて激しい往復運動を開始する。ねっとりした粘膜の感触を楽しみながらシャフトを出し入れするたび全身をビクつかせ甘ったるい吐息をもらす彼女の痴態に興奮しきり。随喜の涙を流しいっそう甲高く咆吼してクライマックスを迎えんとするヒロインのぷっくりまんこめがけて最期に白くねばつく液体を目いっぱい叩きつけ女体征服完了。
いかにもおぼこい造形の女の子連中が絶品イキ顔さらして膣内射精されまくりのすばらしくユースフルなデビュー作で、ことに柔和な絵柄とジャストフィットのあどけない系ヒロインのお話だとさらに実用性アップ。薄い本だとけっこうな比率でぺたっ娘も描いているのでネイティヴなおっぱい星人ではないのかも知れないが、少なくともBEAST誌上ではこのすばらしき童顔巨乳女子路線を今後とも推し進めてもらいたいもの。このたび本作に収録のものだと、ゲーム機越しの奇妙な会話をくり広げつつとびきりキュートなヒロインの初物を美味しく頂戴の「ぷりーず・たっち・みー」と、負けっぱなしのポーカー勝負にようやく勝利しヒロインにえっちな仕返しを敢行「シークレットマジック」が最愛。
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
ぷにぷにキュートな女子連中がえっちぃ肢体をフル活用短編全12本(うち表紙双子ガールズ描きおろし漫画1本)。ロリロリフェイスにぷっくりおっぱいの悪魔的コンビネイションを誇るプレミアム級のラヴリィヒロインズがはしたなく乱れまくる光景の逐次投入で読者の股間も屹立しっぱなしな作者これが商業初コミックスだ。
元来はたまのスポット買いだった「COMIC快楽天BEAST」を自分はしばらく前から定期購入するようになったのだけれど、その原動力となったのが駄菓子やこの人の存在。彼らの作品を逃さず読みたいがために財布の負担は増えたのだが、それを後悔させないだけのすばらしいブツをまいど堪能させてもらい感謝に堪えないですよ。そしてようやく今回こうして単行本発売にこぎ着けて欣喜雀躍。
黒目がちのつぶらな瞳が印象的なぷに系の絵柄は当版元に集う漫画家のなかにあってはずいぶん萌え寄りで、どちらかというと同じワニでも「コミックゼロス」あたりがフィットしそうな趣。他のBEAST執筆陣の多くがそうであるように商業デビュー前から活発に同人活動をしており、現在でもどうやらメインの収入源はそちらの模様。おかげで執筆ペースがあまり上がらずにBEAST2012年1月号の初掲載から本作リリースまで3年もかかってしまったわけだが、数本載せて結局商業誌リタイアする人も少なくないのだからこうして1冊にまとまっただけでも僥倖なのだろう。
この滑らかな筆致でものされる女性陣はコンビニ誌のレイティング上ではいちおう全員18歳以上のはずだが、背景描写や服装から推測するにJKなども混入しているっぽい。もっとも異様にキュート寄りの造形ゆえみなさん見た目せいぜいミドルティーンくらいの印象で、系列誌中では若い娘志向強めのBEAST誌上においてもこの作家の描くヒロインたちはひときわロリロリした雰囲気だ。クルクルと表情を変えステディな男子にはベタベタ甘えてくるさまもいっそう彼女らの幼さを助長する。それでいてわずかな例外を除けばおっぱいはみなドーンと景気よく盛られており、丸みを帯びてやわこそうなボディ描写ともあいまって抜群のプニプニ感。
慎太郎シール誌を初出とする作品たちなので物語のベースラインは基本的に合意エロとなる。ポップなのからしっとりした空気のものまで、はたまたベタ甘ラヴから肉体だけのサラッとした関係まで愛のありようは多彩。大半が1話あたり16ページと非常にタイトな分量なのでお話運びは若干詰めこみ過多かつ性急に感じられ、正直各回もう数ページの余裕がほしいところ。そうはいってもことさら読者の神経を逆なでするような描写もなく軽快に読み進むことができてコンビニエロとしては合格点かと。
窮屈な構成のなかでも濡れ場には必要充分な容量が割かれており、ことにさまざまな角度から魅惑のプニプニボディを全面フィーチャーの画面構成は秀逸。ビッグバストを振り乱しむっちりした太股を押し開いては滑らかな蜜壷をパックリご開帳だ。愛らしいフェイスをすっかりオンナの貌に変え小刻みに嬌声をもらしながらよがり狂う光景がたまらなくエロっちい。とりわけ目を伏せ口元をギュッと食いしばりながらこみ上げる快感に耐える表情は絶品で、かくも扇情的なその媚態にぼくらの精液は際限なくしぼり取られる。
着衣の上からもハッキリわかる雄大な双丘を徐々に布地の制約から開放しムチツヤの肢体を彼氏の前でフルオープン。ツンと屹立したニップルを舐めまわし秘密の花園をまさぐって暴れん棒の歓迎準備も万端だ。たぎる怒張でゆっくりと淫裂を押し広げ子宮口まで到達させて激しい往復運動を開始する。ねっとりした粘膜の感触を楽しみながらシャフトを出し入れするたび全身をビクつかせ甘ったるい吐息をもらす彼女の痴態に興奮しきり。随喜の涙を流しいっそう甲高く咆吼してクライマックスを迎えんとするヒロインのぷっくりまんこめがけて最期に白くねばつく液体を目いっぱい叩きつけ女体征服完了。
いかにもおぼこい造形の女の子連中が絶品イキ顔さらして膣内射精されまくりのすばらしくユースフルなデビュー作で、ことに柔和な絵柄とジャストフィットのあどけない系ヒロインのお話だとさらに実用性アップ。薄い本だとけっこうな比率でぺたっ娘も描いているのでネイティヴなおっぱい星人ではないのかも知れないが、少なくともBEAST誌上ではこのすばらしき童顔巨乳女子路線を今後とも推し進めてもらいたいもの。このたび本作に収録のものだと、ゲーム機越しの奇妙な会話をくり広げつつとびきりキュートなヒロインの初物を美味しく頂戴の「ぷりーず・たっち・みー」と、負けっぱなしのポーカー勝負にようやく勝利しヒロインにえっちな仕返しを敢行「シークレットマジック」が最愛。
Radničko samoupravljanje
11/22購入。
-むんこ「ゆあまいん」竹書房 ISBN:9784801950313
-添田孝史「原発と大地震 警告を葬った人々」岩波新書 ISBN:9784004315155
-太田和彦「居酒屋を極める」新潮新書 ISBN:9784106105944
-百瀬亮司/亀田真澄/山崎信一/鈴木健太「アイラブユーゴ 2」社会評論社 ISBN:9784784511082
-むんこ「ゆあまいん」竹書房 ISBN:9784801950313
-添田孝史「原発と大地震 警告を葬った人々」岩波新書 ISBN:9784004315155
-太田和彦「居酒屋を極める」新潮新書 ISBN:9784106105944
-百瀬亮司/亀田真澄/山崎信一/鈴木健太「アイラブユーゴ 2」社会評論社 ISBN:9784784511082
2014-11-21
本日のサツラク牛乳。
-新堂エル「純愛イレギュラーズ」ティーアイネット ISBN:9784887745414
話◎-○ 抜○ 消小 総合○
変態彼氏のイカレた行状にヒロインは激怒しながらもいつの間にやらラヴラヴ処女喪失本編&ママン大活躍後日談+独立短編5本。かたや甘く狂おしいピュアラヴあれば一方でボロ雑巾のごとく捨てられる無残な性もありと多種多様なエロスをスタイリッシュに展開の作者最新刊は通算4冊めのコミックスだ。
現代日本エロ漫画界において奇抜な趣向をやらせたら確実に5本の指に入るであろうこの作家はデビューから現在までけっこういろんな媒体で作品を執筆しているのだけれど、結果的にロングスパンで定着し単行本発行にこぎ着けているのはこの出版社だけ。なにを措いても強力無比の抜きツールであることを第一義的に求められる社風ではあるものの、この人をはじめ幾多の個性派が輩出される不思議な土壌でもある。
そんなわけでペダンティックな民俗学的奇想うず巻く前単行本「新堂エルの文化人類学」発売からちょうど1年と、この作家のものとしては比較的短い間隔でのリリースとなったのにはとある理由が。初出一覧を見ると掲載誌こそ当社の系列各誌で固定なのだけれどずいぶん執筆時期がバラけている。これは前作やその前の通算2冊め「TSF物語」がたっぷり尺を取った長編だったのでそのあおりを食い収録もれした読切作品がいくつも発生していたため。形態としてはやはり短編メインのデビュー作「晒し愛」が近く、いわば落ち穂拾いの拾遺集的位置づけだ。
2014年度最強インパクト大賞に決定間違いなしの表紙イラストはいきなり四肢欠損ヒロインが我々読者をお出迎え。ソリッドでクールなその筆致はかなり古めの作品からおおむね印象は固まっており、2008-14年ときわめてワイドスパンのわりには品質差の少ない部類。もちろん帯で「全作品加筆修正」と謳われているようにいろいろ手は入っているのだろうが、その昔薄い本で目撃したときから現在に至るまで一種独特のクセのあるアトモスフィアは不変。
このシャープな絵柄でものされる女性陣は年のころロウティーン~30代前半とかなり幅広くかつ乳サイズもぺったんからボイーンまで多彩なのだけれど、凛としたその美貌は幼少のころからきわ立つ一方で年を重ねても加齢ぶりはそんなに目立たなくて老若問わず似た印象。そうした平常時の端整な表情を濡れ場では一転えげつなく白目を剥きお顔の輪郭まで歪ませる豹変ぶりもまた少女だろうと熟女だろうと共通。
収録作のほとんどが1話完結であり唯一登場人物が持ち越しの「デレない」/「デレないFamily」もプレイの方向性はまるで変わっているので実質的にはすべて独立したオハナシとみなしてよい。さすがに長編作のごとく重厚で大仰なテーマ設定こそないがいつもながらに切り口はきわめて個性的で、ことになにげない日常に身体的なスティグマや変態性癖だとか擬人化された人権剥奪社会などフッと奇天烈なシチュをまぎれこませそれをいつの間にか自明のものとして作品世界に組みこんでいくのが新堂エルの真骨頂といえよう。
濡れ場もまたそれらの舞台設定を踏まえた特殊行為のオンパレード。ゴールラインが和姦になるにせよ凌辱になるにせよ、倒錯したプレイを密度高く積み上げられては理性のタガを完璧に外し矢も楯もたまらず性的快楽享受に没頭するエロメスどもの痴態を詳細実況する。もちろん獣姦やら孕ませやら全穴制圧やらこの人得意のアブノーマルな趣向も存分にくり広げられ従来からのファンも安心。オモチャ同然に肉体をもてあそばれ全身汗だく汁だくになりながらグルグル目をまわし瞳にハートマークを浮かべながら淫語マシンガン連射のヒロインの痴態が読み手のA-10神経をダイレクトドライヴし脳裡に火花を散らせるのだ。
おだやかな男女関係もレイプからはじまる醜悪なそれもいったん本番がスタートすればありふれた日常はたちまち女体を舞台の性的カーニヴァルへと一変。男根の匂いに発情し行為の予感に全身を打ち震わせるヒロインのご要望どおり強引にまんここじ開けてはシャフトをねじこみ子宮の奥までゴリゴリ突き上げる。粘膜を貫く強烈な刺激に目を白黒させながら未曾有の快感に瞳はあらぬ方向を向き法悦の態だ。あらゆる穴ぼこを怒張で満たされ大量の白濁液を内へ外へとぶちまけられて幾度となく絶頂に達する彼女らの子袋へ最後に改めて許容量オーヴァーのザーメンの奔流を叩きつけたその刹那、獣じみた咆吼をいつまでも発し続け発狂したかのごとく床へくずおれてゆく。
およそ遠慮というものを知らない強力無比なエロシーンの迫力はあいかわらず人を選ぶと思うが、それでも長尺もの2作に比べればやってることは比較的マイルドなので(むろん新堂エル作品としてはの話で、一般人は目を回すこと必至だと思うけれども)、表紙のアヴァンギャルドさに比してじつは入門用としてはいちばん適しているかも知れない。ことにこの作家としてわりかしレアな甘口のラヴロマンスもあり新規読者開拓には役立つかも。まいどながらに楽しませてもらったが、今回収録のものだとロリっ娘仔牛ちゃんが短期間で爆裂おっぱいさんに成長し孕まされ三昧の日常から無残な最期へと至る一部始終を神の視点で淡々と描写の「a 乳牛 life」がシニカル/アイロニカルでいてむやみにやらしくて大いに息子をハードシェイク。
話◎-○ 抜○ 消小 総合○
変態彼氏のイカレた行状にヒロインは激怒しながらもいつの間にやらラヴラヴ処女喪失本編&ママン大活躍後日談+独立短編5本。かたや甘く狂おしいピュアラヴあれば一方でボロ雑巾のごとく捨てられる無残な性もありと多種多様なエロスをスタイリッシュに展開の作者最新刊は通算4冊めのコミックスだ。
現代日本エロ漫画界において奇抜な趣向をやらせたら確実に5本の指に入るであろうこの作家はデビューから現在までけっこういろんな媒体で作品を執筆しているのだけれど、結果的にロングスパンで定着し単行本発行にこぎ着けているのはこの出版社だけ。なにを措いても強力無比の抜きツールであることを第一義的に求められる社風ではあるものの、この人をはじめ幾多の個性派が輩出される不思議な土壌でもある。
そんなわけでペダンティックな民俗学的奇想うず巻く前単行本「新堂エルの文化人類学」発売からちょうど1年と、この作家のものとしては比較的短い間隔でのリリースとなったのにはとある理由が。初出一覧を見ると掲載誌こそ当社の系列各誌で固定なのだけれどずいぶん執筆時期がバラけている。これは前作やその前の通算2冊め「TSF物語」がたっぷり尺を取った長編だったのでそのあおりを食い収録もれした読切作品がいくつも発生していたため。形態としてはやはり短編メインのデビュー作「晒し愛」が近く、いわば落ち穂拾いの拾遺集的位置づけだ。
2014年度最強インパクト大賞に決定間違いなしの表紙イラストはいきなり四肢欠損ヒロインが我々読者をお出迎え。ソリッドでクールなその筆致はかなり古めの作品からおおむね印象は固まっており、2008-14年ときわめてワイドスパンのわりには品質差の少ない部類。もちろん帯で「全作品加筆修正」と謳われているようにいろいろ手は入っているのだろうが、その昔薄い本で目撃したときから現在に至るまで一種独特のクセのあるアトモスフィアは不変。
このシャープな絵柄でものされる女性陣は年のころロウティーン~30代前半とかなり幅広くかつ乳サイズもぺったんからボイーンまで多彩なのだけれど、凛としたその美貌は幼少のころからきわ立つ一方で年を重ねても加齢ぶりはそんなに目立たなくて老若問わず似た印象。そうした平常時の端整な表情を濡れ場では一転えげつなく白目を剥きお顔の輪郭まで歪ませる豹変ぶりもまた少女だろうと熟女だろうと共通。
収録作のほとんどが1話完結であり唯一登場人物が持ち越しの「デレない」/「デレないFamily」もプレイの方向性はまるで変わっているので実質的にはすべて独立したオハナシとみなしてよい。さすがに長編作のごとく重厚で大仰なテーマ設定こそないがいつもながらに切り口はきわめて個性的で、ことになにげない日常に身体的なスティグマや変態性癖だとか擬人化された人権剥奪社会などフッと奇天烈なシチュをまぎれこませそれをいつの間にか自明のものとして作品世界に組みこんでいくのが新堂エルの真骨頂といえよう。
濡れ場もまたそれらの舞台設定を踏まえた特殊行為のオンパレード。ゴールラインが和姦になるにせよ凌辱になるにせよ、倒錯したプレイを密度高く積み上げられては理性のタガを完璧に外し矢も楯もたまらず性的快楽享受に没頭するエロメスどもの痴態を詳細実況する。もちろん獣姦やら孕ませやら全穴制圧やらこの人得意のアブノーマルな趣向も存分にくり広げられ従来からのファンも安心。オモチャ同然に肉体をもてあそばれ全身汗だく汁だくになりながらグルグル目をまわし瞳にハートマークを浮かべながら淫語マシンガン連射のヒロインの痴態が読み手のA-10神経をダイレクトドライヴし脳裡に火花を散らせるのだ。
おだやかな男女関係もレイプからはじまる醜悪なそれもいったん本番がスタートすればありふれた日常はたちまち女体を舞台の性的カーニヴァルへと一変。男根の匂いに発情し行為の予感に全身を打ち震わせるヒロインのご要望どおり強引にまんここじ開けてはシャフトをねじこみ子宮の奥までゴリゴリ突き上げる。粘膜を貫く強烈な刺激に目を白黒させながら未曾有の快感に瞳はあらぬ方向を向き法悦の態だ。あらゆる穴ぼこを怒張で満たされ大量の白濁液を内へ外へとぶちまけられて幾度となく絶頂に達する彼女らの子袋へ最後に改めて許容量オーヴァーのザーメンの奔流を叩きつけたその刹那、獣じみた咆吼をいつまでも発し続け発狂したかのごとく床へくずおれてゆく。
およそ遠慮というものを知らない強力無比なエロシーンの迫力はあいかわらず人を選ぶと思うが、それでも長尺もの2作に比べればやってることは比較的マイルドなので(むろん新堂エル作品としてはの話で、一般人は目を回すこと必至だと思うけれども)、表紙のアヴァンギャルドさに比してじつは入門用としてはいちばん適しているかも知れない。ことにこの作家としてわりかしレアな甘口のラヴロマンスもあり新規読者開拓には役立つかも。まいどながらに楽しませてもらったが、今回収録のものだとロリっ娘仔牛ちゃんが短期間で爆裂おっぱいさんに成長し孕まされ三昧の日常から無残な最期へと至る一部始終を神の視点で淡々と描写の「a 乳牛 life」がシニカル/アイロニカルでいてむやみにやらしくて大いに息子をハードシェイク。
国防の本義と其強化の提唱
11/21購入。
-鈴木健也「おしえて! ギャル子ちゃん(1)」メディアファクトリー ISBN:9784040671857
-川田稔「昭和陸軍全史 2 日中戦争」講談社現代新書 ISBN:9784062882897
-伊集院葉子「古代の女性官僚」吉川弘文館 ISBN:9784642057905
-「COMIC LO」2015年1月号
-鈴木健也「おしえて! ギャル子ちゃん(1)」メディアファクトリー ISBN:9784040671857
-川田稔「昭和陸軍全史 2 日中戦争」講談社現代新書 ISBN:9784062882897
-伊集院葉子「古代の女性官僚」吉川弘文館 ISBN:9784642057905
-「COMIC LO」2015年1月号
2014-11-17
今夜のティー・ブレイク。
-阿部いのり「全穴輪姦シ(アナマワシ)」エンジェル出版 ISBN:9784873066080
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
JKJDアイドル人妻母親みなエクストララージバストを振り乱しつつ前もうしろもお口も怒張で貫かれては射精され放題短編9本+ヒロイン集合輪姦大会描きおろし漫画。ムチツヤボディを乱暴に組み敷かれ問答無用で犯されまくるハードコア凌辱フルコースを全編にわたり展開の作者初商業コミックスだ。
当版元の看板誌「エンジェル倶楽部」はごくたまにスポット買いする程度の自分の場合、執筆陣に関する予備知識は他誌掛け持ちの漫画家を除けばろくにないのが実情。ゆえにこの単行本も事前のインフォメーションなしに表紙のインパクト&見本チラ見で「おっよさげじゃん」と衝動的に購入した。しかしながら帰宅後に中身を読み進めているうちその特徴的なおっぱいの描き方に思い当たるものがあり確認してみると……俺、この人が描いた某提督LOVEな帰国子女艦娘の薄い本持ってるよ!
そういうわけで意外にも既知の作家だったことがわかり動揺するもまずは内容をひととおりチェック。いかにも売れ線まっしぐらなアニメ/エロゲ調の絵柄はこれが処女作とは思えない完成されたもの。商業作家としてのキャリアこそ駆け出しでも、おそらくは同人方面で豊富な実績を積んでいるのだろう。破綻のないスッキリした描線でものされるキュートなヒロインたちは表情を変化させてもデッサンが崩れるようなこともなく、また2013-14年執筆と直近のものばかりゆえ筆致もきわめて安定。ただ輪郭線の処理の違いによるのか表紙/裏表紙のようなカラー彩色の絵と本編のモノクロ原稿とではいくらか印象が変わるので、見本閲覧可の書店で実物を確認するか版元提供の内容サンプルを参照したのち購入可否を判断するのがベター。
このたび登場の女性陣は制服世代のハイティーンから思春期の子供をお持ちのママンまでかなりワイドレンジだが、全体としては10代女子中心。元来キュート寄りの絵柄でもありBBA……もとい年長さんよりは若い娘の方が似つかわしくはある。一方でボディの方は年齢問わず特大サイズの双丘を標準装備のド迫力グラマラス系専科。胸部それ自体も当然デカいのだが、その先端から景気よく突き出す特大のニップルがなんといっても特徴的だ。ハードファックの最中にメロンやスイカ顔負けのそれらがブリブリ揺れ乳首の高速振動により残像が生じるすさまじき光景におっぱい星人感涙必至。
そんな彼女らが遭遇するのはタイトルや帯コピーで派手派手しく謳われるように逃げ場のない強姦輪姦メガ盛り地獄絵図。他社媒体掲載作1本を除けばエンジェル倶楽部お得意の官能小説ライクなエロメス転落コースが満開だ。1話平均20ページ少々と総分量が少なくてお話運びはやや窮屈なものの、女子肉便器化プロセスの多様なシチュが用意されておりグッド。清楚な女子高生は奸計に巻きこまれ処女を失い、恋に生きようとするアイドルは芸能界の凄惨な現実に打ちのめされ、フィアンセと幸福に添い遂げようとした女性は悪しき因習の餌食となり……てな具合に十人十色なヒロイン受難が待ち受ける光景をわれわれ読者は神の視点から舌なめずりしつつ堪能できる仕掛けですね。
物語を圧縮しテンプレに徹した代わりに、エロシーンにはふんだんにリソースが割かれ実用性はこのうえなく高い。ツヤツヤの爆裂ボディが所狭しと乱舞し景気よく下腹部をご開帳してはゴリゴリ暴れん棒をねじこみガチンコセックス満漢全席にいそしむ。コミックス表題で示唆するように前後上下のお口をフル活用するのだがメインはあくまで膣内であり、豊富な結合断面図を織りまぜながら子宮口のその奥までたっぷりザーメン注入に至るまでの一部始終を詳細実況中継。
純真無垢なヒロインはいつの間にか抜き差しならぬ窮地に追い込まれ乱暴に衣服を脱がされて爆裂おっぱいを白日の下にさらけ出される。乱暴に揉みしだかれ先端をクリクリ刺戟されて軽イキ強要。休むいとまもなくこんどは秘裂を男根で押し広げられながら無理やり摩擦運動のスタートだ。粘膜も破けようかという勢いで内奥を貫かれるたび電流のごとき衝撃が走りいつしか苦痛の声も甘い吐息へと変化してゆく。ロケットおっぱいが独立した生きもののように弾み子袋の奥をキュッと収縮させて意に沿わぬまま精液を注ぎこまれて泣き叫ぶヒロインの哀れな光景がいっそう情欲をそそるのだ。内へ外へ幾度となく射精を受けとめ白濁液まみれになりながら無理やりファイナルアクメを引き出されはしたなく絶頂の彼女はその後も際限なく孕み汁をぶちまけられ受胎したのちもなお凌辱は続く……。
可憐ゆえにその後の凌辱地獄のギャップが引き立つティーン女子に比べ人妻や母親だと若干勃ちが悪くなり抜き評価に幅は持たせたが、基本的にはおそろしくユースフルな精液分泌支援物資。ムチプリ爆乳ヒロインがハードにまんこ使役しながら2度3度4度と中田氏されまくるというド直球なストロングエロスの応酬がシンプルながら強力に勃起中枢を刺戟してくれる。イチャラヴも上手いのは同人誌で知っているので雑食の俺としてはいずれ商業でも和姦ものを描いてほしいが、そのへんはエンクラの誌風との兼ね合いもあるだろうから難しけりゃ他社ででも。今回収録の作品たちでは、いかにも奥手っぽいJKちゃんが悪徳教師の毒牙にかかって無残に初物を奪われセックス奴隷へ一直線の「身代わり堕ち玩具」と、ショートヘア巨乳後輩女子に迫られて彼女を美味しくゴチになる今回唯一の非凌辱もの「屋上少女」でことのほかマイサンを酷使。
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
JKJDアイドル人妻母親みなエクストララージバストを振り乱しつつ前もうしろもお口も怒張で貫かれては射精され放題短編9本+ヒロイン集合輪姦大会描きおろし漫画。ムチツヤボディを乱暴に組み敷かれ問答無用で犯されまくるハードコア凌辱フルコースを全編にわたり展開の作者初商業コミックスだ。
当版元の看板誌「エンジェル倶楽部」はごくたまにスポット買いする程度の自分の場合、執筆陣に関する予備知識は他誌掛け持ちの漫画家を除けばろくにないのが実情。ゆえにこの単行本も事前のインフォメーションなしに表紙のインパクト&見本チラ見で「おっよさげじゃん」と衝動的に購入した。しかしながら帰宅後に中身を読み進めているうちその特徴的なおっぱいの描き方に思い当たるものがあり確認してみると……俺、この人が描いた某提督LOVEな帰国子女艦娘の薄い本持ってるよ!
そういうわけで意外にも既知の作家だったことがわかり動揺するもまずは内容をひととおりチェック。いかにも売れ線まっしぐらなアニメ/エロゲ調の絵柄はこれが処女作とは思えない完成されたもの。商業作家としてのキャリアこそ駆け出しでも、おそらくは同人方面で豊富な実績を積んでいるのだろう。破綻のないスッキリした描線でものされるキュートなヒロインたちは表情を変化させてもデッサンが崩れるようなこともなく、また2013-14年執筆と直近のものばかりゆえ筆致もきわめて安定。ただ輪郭線の処理の違いによるのか表紙/裏表紙のようなカラー彩色の絵と本編のモノクロ原稿とではいくらか印象が変わるので、見本閲覧可の書店で実物を確認するか版元提供の内容サンプルを参照したのち購入可否を判断するのがベター。
このたび登場の女性陣は制服世代のハイティーンから思春期の子供をお持ちのママンまでかなりワイドレンジだが、全体としては10代女子中心。元来キュート寄りの絵柄でもありBBA……もとい年長さんよりは若い娘の方が似つかわしくはある。一方でボディの方は年齢問わず特大サイズの双丘を標準装備のド迫力グラマラス系専科。胸部それ自体も当然デカいのだが、その先端から景気よく突き出す特大のニップルがなんといっても特徴的だ。ハードファックの最中にメロンやスイカ顔負けのそれらがブリブリ揺れ乳首の高速振動により残像が生じるすさまじき光景におっぱい星人感涙必至。
そんな彼女らが遭遇するのはタイトルや帯コピーで派手派手しく謳われるように逃げ場のない強姦輪姦メガ盛り地獄絵図。他社媒体掲載作1本を除けばエンジェル倶楽部お得意の官能小説ライクなエロメス転落コースが満開だ。1話平均20ページ少々と総分量が少なくてお話運びはやや窮屈なものの、女子肉便器化プロセスの多様なシチュが用意されておりグッド。清楚な女子高生は奸計に巻きこまれ処女を失い、恋に生きようとするアイドルは芸能界の凄惨な現実に打ちのめされ、フィアンセと幸福に添い遂げようとした女性は悪しき因習の餌食となり……てな具合に十人十色なヒロイン受難が待ち受ける光景をわれわれ読者は神の視点から舌なめずりしつつ堪能できる仕掛けですね。
物語を圧縮しテンプレに徹した代わりに、エロシーンにはふんだんにリソースが割かれ実用性はこのうえなく高い。ツヤツヤの爆裂ボディが所狭しと乱舞し景気よく下腹部をご開帳してはゴリゴリ暴れん棒をねじこみガチンコセックス満漢全席にいそしむ。コミックス表題で示唆するように前後上下のお口をフル活用するのだがメインはあくまで膣内であり、豊富な結合断面図を織りまぜながら子宮口のその奥までたっぷりザーメン注入に至るまでの一部始終を詳細実況中継。
純真無垢なヒロインはいつの間にか抜き差しならぬ窮地に追い込まれ乱暴に衣服を脱がされて爆裂おっぱいを白日の下にさらけ出される。乱暴に揉みしだかれ先端をクリクリ刺戟されて軽イキ強要。休むいとまもなくこんどは秘裂を男根で押し広げられながら無理やり摩擦運動のスタートだ。粘膜も破けようかという勢いで内奥を貫かれるたび電流のごとき衝撃が走りいつしか苦痛の声も甘い吐息へと変化してゆく。ロケットおっぱいが独立した生きもののように弾み子袋の奥をキュッと収縮させて意に沿わぬまま精液を注ぎこまれて泣き叫ぶヒロインの哀れな光景がいっそう情欲をそそるのだ。内へ外へ幾度となく射精を受けとめ白濁液まみれになりながら無理やりファイナルアクメを引き出されはしたなく絶頂の彼女はその後も際限なく孕み汁をぶちまけられ受胎したのちもなお凌辱は続く……。
可憐ゆえにその後の凌辱地獄のギャップが引き立つティーン女子に比べ人妻や母親だと若干勃ちが悪くなり抜き評価に幅は持たせたが、基本的にはおそろしくユースフルな精液分泌支援物資。ムチプリ爆乳ヒロインがハードにまんこ使役しながら2度3度4度と中田氏されまくるというド直球なストロングエロスの応酬がシンプルながら強力に勃起中枢を刺戟してくれる。イチャラヴも上手いのは同人誌で知っているので雑食の俺としてはいずれ商業でも和姦ものを描いてほしいが、そのへんはエンクラの誌風との兼ね合いもあるだろうから難しけりゃ他社ででも。今回収録の作品たちでは、いかにも奥手っぽいJKちゃんが悪徳教師の毒牙にかかって無残に初物を奪われセックス奴隷へ一直線の「身代わり堕ち玩具」と、ショートヘア巨乳後輩女子に迫られて彼女を美味しくゴチになる今回唯一の非凌辱もの「屋上少女」でことのほかマイサンを酷使。
I was thirsty, and you wet my lips
11/17購入。
-コミッククリア編集部編「艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編(8)」エンターブレイン ISBN:9784047300606
-P=J・プルードン「貧困の哲学(上)(下)」平凡社ライブラリー ISBN:9784582768206 ISBN:9784582768213
-「COMIC失楽天」2014年12月号
-「漫画ばんがいち」2015年1月号
-コミッククリア編集部編「艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編(8)」エンターブレイン ISBN:9784047300606
-P=J・プルードン「貧困の哲学(上)(下)」平凡社ライブラリー ISBN:9784582768206 ISBN:9784582768213
-「COMIC失楽天」2014年12月号
-「漫画ばんがいち」2015年1月号
2014-11-16
今月の二次元ドリームマガジン。
-たいらはじめ「白濁戦姫エレアノール」海王社 ISBN:9784796406369
話×(ホメ言葉) 抜○-△ 消小 総合△
天賦の才で王国騎士団を率いる美貌の皇女は卑劣な欲望の罠にはまり母や姉とともに精液まみれの畜生道へと堕ちてゆき……表題作長編9話(第1-最終話、完結)&描きおろしエピローグ。堕ちもの調教ダークファンタシーの先駆者たるこの作家がいまも変わらぬ旺盛な創作活動のなか送り出す完全オリジナル新作はおよそ2年ぶりのコミックスだ。
1990年代なかばから現在に至るまで商業エロの第一線で活躍してきたエロ漫画界のリヴィング・レジェンドとも呼ぶべき存在だが(その華麗なる来歴についてはWikipediaを参照)、ここ数年は紙の雑誌から撤退しWEBメディアへと主戦場を移したことで自分のようにリアル書店頼りの旧世代にはなじみが薄くなりがち。そうはいってもチラッと検索してみると商業/同人ともあいかわらずコンスタントに執筆を続けておりヴェテラン健在をアピール。
さすがに年間なん冊もリリースを続けてきた全盛期には及ばぬにしても、前単行本「淫堕の鬼姫アンネローゼ」発売からさほどインターヴァルを空けずに本作を投下。当版元提供の電子配信誌「マガジンサイベリア」にて連載された長編シリーズをまるごと収録し紙媒体のコミックス化というスタイルは前回と共通のもの。
もはや古典的なアニメ絵でものされるヒロイン陣は主演女優たる天才剣士・エレアノール(18)をはじめ彼女の姉にして貞淑な聖女・アンリエッタ(19)、2人の母親で先王亡きあとの国政を司る貴婦人・セレスティーヌ(36)といった面々。その他ダークエルフ等が一部の話でスポット参戦するが基本的には上記3人がみなさんの自家発電のお手伝いを担当だ。ただ外見的には10代ラストの王女姉妹もアラフォー間近の王妃もほとんど差異はなく、いかにも大人びた凛とした美貌に頭身高めボンキュッボンのグラマラスボディという組み合わせ。以前より瞳が小さく唇がプリッとして若干3次元寄りの造形にシフトしたのかなという印象で、そのぶんリアルワールドからの参戦もしやすいルックスかも知れない。
そんな彼女らがよこしまな野望を抱く叔父だのゲスい下等生物だのにモリモリ犯されすっかり肉便器化するに至るプロセスの詳細が物語のベースラインとなる。といっても姉と母は序盤でサックリ慰みものとなるので、気高く誇り高い王女様からちんこのことしか考えられない一人前のメス豚として庶民の精液便所にまで堕とされる一部始終をじっくりねっとり実況されるのは主菜であるところのエレアノールただひとり。第1話1ページめから怒濤のマッハ堕ちを経て大量のザーメンにまみれながら幸福そうにアヘ顔さらす最終ページにたどり着くまでどこをとっても徹頭徹尾たいらはじめ印の水戸黄門ライクな進行がいつもながらにワンダフルだ。既刊数冊を読んでいれば完全に一部始終を予測できる鉄板のお話運びで脳みその労力をなんら使うことなくちんこの活用だけに全神経を集中できる仕掛け。
一服盛られて即座に淫乱化してはドプドプ精液注ぎこまれ以後すっかりセックス中毒……という一連の濡れ場シークエンスもまたこの人ならではの王道展開。高貴な存在を一気に底辺までおとしめるという、われわれ読者の隠された願望を臆面もなく開陳し全肯定してくれるのが古今東西たいらはじめ漫画への熱烈な支持が途絶えぬゆえんだ。いまやザーメンなしでは一瞬たりともいられない彼女らへ膣内射精おねだりを強要させたあげく望みどおりに子宮を大量の白濁液で汚してゆく快感が読み手の勃起中枢を効果的に励起せしめる。その他今回はいつものような獣姦がない代わりに拘束具やレザーマスクを着用させ行為に及ぶSMティックな趣向が充実していて、姫様の尊厳をさらに失墜させいたぶりたい嗜虐心満タンの貴方にはより好適かと。フラッシュ飛び散る背景のなか全部の穴を怒張でふさがれはしたなくハートマークまき散らしながら快楽に全面服従を誓わされつつ絶頂する彼女らのトロけまくったイキ顔はまるですべての煩悶が消え去りすっかり解脱したかのよう。
今回ママンは仕方ないにしても10代女子の造形からキュートさが失われすぎてて個人的には既刊ほどの対ちんこ破壊力がないのだけれど、もう20年近くにわたり完全に確立した様式美を貫き続けるプロフェッショナルな姿勢には最敬礼するほかない。著者公式サイトを見ると早くも次回連載作の予告編提示がなされており(しかし設定といいヒロイン造形といいコレちょっとヤバくないかw)、この先もまだまだ剣と魔法とエロスが横溢するたいらはじめワールドで楽しませてくれそうだ。
話×(ホメ言葉) 抜○-△ 消小 総合△
天賦の才で王国騎士団を率いる美貌の皇女は卑劣な欲望の罠にはまり母や姉とともに精液まみれの畜生道へと堕ちてゆき……表題作長編9話(第1-最終話、完結)&描きおろしエピローグ。堕ちもの調教ダークファンタシーの先駆者たるこの作家がいまも変わらぬ旺盛な創作活動のなか送り出す完全オリジナル新作はおよそ2年ぶりのコミックスだ。
1990年代なかばから現在に至るまで商業エロの第一線で活躍してきたエロ漫画界のリヴィング・レジェンドとも呼ぶべき存在だが(その華麗なる来歴についてはWikipediaを参照)、ここ数年は紙の雑誌から撤退しWEBメディアへと主戦場を移したことで自分のようにリアル書店頼りの旧世代にはなじみが薄くなりがち。そうはいってもチラッと検索してみると商業/同人ともあいかわらずコンスタントに執筆を続けておりヴェテラン健在をアピール。
さすがに年間なん冊もリリースを続けてきた全盛期には及ばぬにしても、前単行本「淫堕の鬼姫アンネローゼ」発売からさほどインターヴァルを空けずに本作を投下。当版元提供の電子配信誌「マガジンサイベリア」にて連載された長編シリーズをまるごと収録し紙媒体のコミックス化というスタイルは前回と共通のもの。
もはや古典的なアニメ絵でものされるヒロイン陣は主演女優たる天才剣士・エレアノール(18)をはじめ彼女の姉にして貞淑な聖女・アンリエッタ(19)、2人の母親で先王亡きあとの国政を司る貴婦人・セレスティーヌ(36)といった面々。その他ダークエルフ等が一部の話でスポット参戦するが基本的には上記3人がみなさんの自家発電のお手伝いを担当だ。ただ外見的には10代ラストの王女姉妹もアラフォー間近の王妃もほとんど差異はなく、いかにも大人びた凛とした美貌に頭身高めボンキュッボンのグラマラスボディという組み合わせ。以前より瞳が小さく唇がプリッとして若干3次元寄りの造形にシフトしたのかなという印象で、そのぶんリアルワールドからの参戦もしやすいルックスかも知れない。
そんな彼女らがよこしまな野望を抱く叔父だのゲスい下等生物だのにモリモリ犯されすっかり肉便器化するに至るプロセスの詳細が物語のベースラインとなる。といっても姉と母は序盤でサックリ慰みものとなるので、気高く誇り高い王女様からちんこのことしか考えられない一人前のメス豚として庶民の精液便所にまで堕とされる一部始終をじっくりねっとり実況されるのは主菜であるところのエレアノールただひとり。第1話1ページめから怒濤のマッハ堕ちを経て大量のザーメンにまみれながら幸福そうにアヘ顔さらす最終ページにたどり着くまでどこをとっても徹頭徹尾たいらはじめ印の水戸黄門ライクな進行がいつもながらにワンダフルだ。既刊数冊を読んでいれば完全に一部始終を予測できる鉄板のお話運びで脳みその労力をなんら使うことなくちんこの活用だけに全神経を集中できる仕掛け。
一服盛られて即座に淫乱化してはドプドプ精液注ぎこまれ以後すっかりセックス中毒……という一連の濡れ場シークエンスもまたこの人ならではの王道展開。高貴な存在を一気に底辺までおとしめるという、われわれ読者の隠された願望を臆面もなく開陳し全肯定してくれるのが古今東西たいらはじめ漫画への熱烈な支持が途絶えぬゆえんだ。いまやザーメンなしでは一瞬たりともいられない彼女らへ膣内射精おねだりを強要させたあげく望みどおりに子宮を大量の白濁液で汚してゆく快感が読み手の勃起中枢を効果的に励起せしめる。その他今回はいつものような獣姦がない代わりに拘束具やレザーマスクを着用させ行為に及ぶSMティックな趣向が充実していて、姫様の尊厳をさらに失墜させいたぶりたい嗜虐心満タンの貴方にはより好適かと。フラッシュ飛び散る背景のなか全部の穴を怒張でふさがれはしたなくハートマークまき散らしながら快楽に全面服従を誓わされつつ絶頂する彼女らのトロけまくったイキ顔はまるですべての煩悶が消え去りすっかり解脱したかのよう。
今回ママンは仕方ないにしても10代女子の造形からキュートさが失われすぎてて個人的には既刊ほどの対ちんこ破壊力がないのだけれど、もう20年近くにわたり完全に確立した様式美を貫き続けるプロフェッショナルな姿勢には最敬礼するほかない。著者公式サイトを見ると早くも次回連載作の予告編提示がなされており(しかし設定といいヒロイン造形といいコレちょっとヤバくないかw)、この先もまだまだ剣と魔法とエロスが横溢するたいらはじめワールドで楽しませてくれそうだ。
Hungry?
11/16借出。
-須賀敦子「塩一トンの読書」河出文庫 ISBN:9784309413198
-岡﨑武志「貧乏は幸せのはじまり」ちくま文庫 ISBN:9784480431912
-高橋典嗣「46億年の地球史図鑑」ベスト新書 ISBN:9784584124512
-倉持浩「パンダ ネコをかぶった珍獣」岩波科学ライブラリー ISBN:9784000296304
-大岩敏男/大木久光/高堂彰二/保坂義男「トコトンやさしい環境汚染の本」日刊工業新聞社 ISBN:9784526073007
-島薗進「宗教・いのち・国家」平凡社 ISBN:9784582703368
-魚谷祐介「日本懐かし自販機大全」辰巳出版 ISBN:9784777813711
-B・メズリック「月を盗んだ男」東京創元社 ISBN:9784488003838
-A・マングェル「読書礼賛」白水社 ISBN:9784560083574
-須賀敦子「塩一トンの読書」河出文庫 ISBN:9784309413198
-岡﨑武志「貧乏は幸せのはじまり」ちくま文庫 ISBN:9784480431912
-高橋典嗣「46億年の地球史図鑑」ベスト新書 ISBN:9784584124512
-倉持浩「パンダ ネコをかぶった珍獣」岩波科学ライブラリー ISBN:9784000296304
-大岩敏男/大木久光/高堂彰二/保坂義男「トコトンやさしい環境汚染の本」日刊工業新聞社 ISBN:9784526073007
-島薗進「宗教・いのち・国家」平凡社 ISBN:9784582703368
-魚谷祐介「日本懐かし自販機大全」辰巳出版 ISBN:9784777813711
-B・メズリック「月を盗んだ男」東京創元社 ISBN:9784488003838
-A・マングェル「読書礼賛」白水社 ISBN:9784560083574
2014-11-15
今週の仮名手本。
-吉良広義「SR(スーパーレア)な彼女」富士美出版 ISBN:9784799503270
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
地味メガネっ娘同級生と更衣室ロッカーに閉じこめられ→カップル成就表題作本編&フルカラーショート後日談+義妹&実妹のダブルシスタースキスキ攻撃に主人公のちんこは大変連作2本+独立短編8本。むっちりキュートなハイスクールガールズの性春真っ盛りイチャイチャライフを詳細実況中継の作者最新作は通算16冊めにして心機一転の本レーベル初見参だ。なお昨日取り上げた上田裕と同様に、先月末発売のものをだいぶディレイしてのレヴュウとなっていることを最初におわびしておく。
この人については前世紀末のデビュー以来早くからその活動を把握していたのだけれど(これまでの実績についてはこちらに詳細が記されている)、その長大なキャリアの間にいちども当ブログで取り上げことのなかった作家。この本も発売当日に書店で見かけたときはいつものようにスルーしたのが、後日店頭見本をチェックしていてその変容ぶりに驚きあわてて購入してきた次第。
長らくパスし続けてきたとはいえいちおう吉良広義に関する一定のパブリック・イメージは持っていて、ネオ劇画系の暑苦しいタッチでおおむね20代~30代の爆乳爆尻熟女をメインに痴女/ビッチ系のハードエロスを展開、ってな先入観。自分の趣味嗜好とは真っ向から対立するその作風ゆえにこれまで1冊たりとも手が伸びなかったのだけれど、本作ではそれがウソのようにガラリと雰囲気が変わっている。描いているうち徐々に絵をマイナーチェンジしていく漫画家はそうめずらしくないけど、これくらいドラスティックにいじってきたのはひさしぶりに見た。
まず作画についてはあれこれ述べるより現物を比較する方が話が早く、それは版元提供による本作のコンテンツ紹介ページ(およびそこからリンクされた立ち読み用サンプル)と、2010年にエンジェル出版より刊行された前単行本「夢想戦隊イテマウンジャー」の内容見本とを見比べれば一目瞭然。ぽってりダイナミックな描線はスッキリさわやかなテイストのそれへと変貌し、セクシーダイナマイツ系のヒロイン造形は体躯こそ豊満なままとはいえ萌えフレイヴァーが添加されすっかり現代風のものへ。変身途中のものと推測されるいくつかの作品には昔の痕跡が見受けられるものの、表紙等の描きおろしパートではまるっきりあか抜けた筆致へメタモルフォーゼしていて既刊読者はビックリすること間違いなし。
絵柄の変化に呼応するかのごとくストーリーテリングも以前とは明確に方向転換。大半がJK専門誌/アンソロジー執筆の作品ゆえ登場するのがハイティーン女子ばかりなのは当然として、お話も学園を舞台にして若くみずみずしい彼氏彼女の甘酸っぱくもこっ恥ずかしい恋愛模様で統一されている。百戦錬磨の年増主体でたまに10代を描くときももっぱら犯りまくりビッチ連中をフィーチャーしてきたこの人が一転ウブでネンネな未通女たちのおぼこいイチャラヴを大量投下するのだからその違和感がたまりませんな!
そうはいってもいざ濡れ場に突入すればこの人得意のド迫力ボディが躍動するストロングな肉弾戦が画面を支配。乙女たちの端整な制服姿の下に隠された女体はこれまでどおりのエクストララージバストで、汚れを知らぬ彼女らもいったんちんこの味を覚えればたちまちハードに腰を使い膣内をきゅんきゅん締めつけて精液搾取に熱中だ。基本タイマンラヴで奇抜な性癖披露や特殊な器具などのギミックも用いられないが、萌えフェイスをたちどころにトロけさせ景気よく性器結合部を見せつけながら甘い吐息をもらしたっぷり中田氏されて絶頂のJKアクメ満漢全席にぼくらの股間も屹立しっぱなし。
制服や体操着をつけたまま布地だけをずらし素肌を露出させて女子高生のつややかな肢体を存分に堪能。執拗な急所責めと入念な愛撫のおかげでヴァージンでも秘所はすっかり準備万端だ。いきり立つ怒張を初物まんこへメリメリねじこんで摩擦運動のピッチを上げてゆくたび、彼女の苦痛の呻きもいつしか悦楽の嬌声へと成り代わり甘やかな響きが周囲を満たす。愛する男子の身体にしがみつき覚えたての性戯に没頭しながらよがり狂うヒロインズの痴態がたまらなく淫猥だ。あどけない笑顔をいっちょ前のメスのイキ顔へと変え全身を打ち震わせながらのぼりつめてゆく少女のティーンエイジまんこの最深部へ怒濤の勢いでザーメンの奔流を流しこんだその刹那彼氏彼女2人してダブルノックアウト。
以前もこの先もずっと御縁のない漫画家とばかり思っていたこの人がまさかまさかの方針変更で、この手の芸風がモロにツボな自分としてはアタマからシッポまで美味しくいただくことができまことに感謝。これほどまでの大変化だと従前からの顧客が離れることにもなりかねないはずで、その思い切った決断にせめて新規のファンである自分は今後ともこの路線を熱烈に支持してゆくことで応えたい所存。どの娘でもたいそう抜かせてもらったが、なかでも前途有望野球部男子を先輩マネージャーさんが優しく激しく性欲処理「まねーじゃ! スキじゃ!」と、他校生女子にひと目惚れした主人公のもとへ当の彼女がやってきて無防備ボディをさらけ出し……の「理想の彼女」がことのほかマイちんこにグッと来たです。
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
地味メガネっ娘同級生と更衣室ロッカーに閉じこめられ→カップル成就表題作本編&フルカラーショート後日談+義妹&実妹のダブルシスタースキスキ攻撃に主人公のちんこは大変連作2本+独立短編8本。むっちりキュートなハイスクールガールズの性春真っ盛りイチャイチャライフを詳細実況中継の作者最新作は通算16冊めにして心機一転の本レーベル初見参だ。なお昨日取り上げた上田裕と同様に、先月末発売のものをだいぶディレイしてのレヴュウとなっていることを最初におわびしておく。
この人については前世紀末のデビュー以来早くからその活動を把握していたのだけれど(これまでの実績についてはこちらに詳細が記されている)、その長大なキャリアの間にいちども当ブログで取り上げことのなかった作家。この本も発売当日に書店で見かけたときはいつものようにスルーしたのが、後日店頭見本をチェックしていてその変容ぶりに驚きあわてて購入してきた次第。
長らくパスし続けてきたとはいえいちおう吉良広義に関する一定のパブリック・イメージは持っていて、ネオ劇画系の暑苦しいタッチでおおむね20代~30代の爆乳爆尻熟女をメインに痴女/ビッチ系のハードエロスを展開、ってな先入観。自分の趣味嗜好とは真っ向から対立するその作風ゆえにこれまで1冊たりとも手が伸びなかったのだけれど、本作ではそれがウソのようにガラリと雰囲気が変わっている。描いているうち徐々に絵をマイナーチェンジしていく漫画家はそうめずらしくないけど、これくらいドラスティックにいじってきたのはひさしぶりに見た。
まず作画についてはあれこれ述べるより現物を比較する方が話が早く、それは版元提供による本作のコンテンツ紹介ページ(およびそこからリンクされた立ち読み用サンプル)と、2010年にエンジェル出版より刊行された前単行本「夢想戦隊イテマウンジャー」の内容見本とを見比べれば一目瞭然。ぽってりダイナミックな描線はスッキリさわやかなテイストのそれへと変貌し、セクシーダイナマイツ系のヒロイン造形は体躯こそ豊満なままとはいえ萌えフレイヴァーが添加されすっかり現代風のものへ。変身途中のものと推測されるいくつかの作品には昔の痕跡が見受けられるものの、表紙等の描きおろしパートではまるっきりあか抜けた筆致へメタモルフォーゼしていて既刊読者はビックリすること間違いなし。
絵柄の変化に呼応するかのごとくストーリーテリングも以前とは明確に方向転換。大半がJK専門誌/アンソロジー執筆の作品ゆえ登場するのがハイティーン女子ばかりなのは当然として、お話も学園を舞台にして若くみずみずしい彼氏彼女の甘酸っぱくもこっ恥ずかしい恋愛模様で統一されている。百戦錬磨の年増主体でたまに10代を描くときももっぱら犯りまくりビッチ連中をフィーチャーしてきたこの人が一転ウブでネンネな未通女たちのおぼこいイチャラヴを大量投下するのだからその違和感がたまりませんな!
そうはいってもいざ濡れ場に突入すればこの人得意のド迫力ボディが躍動するストロングな肉弾戦が画面を支配。乙女たちの端整な制服姿の下に隠された女体はこれまでどおりのエクストララージバストで、汚れを知らぬ彼女らもいったんちんこの味を覚えればたちまちハードに腰を使い膣内をきゅんきゅん締めつけて精液搾取に熱中だ。基本タイマンラヴで奇抜な性癖披露や特殊な器具などのギミックも用いられないが、萌えフェイスをたちどころにトロけさせ景気よく性器結合部を見せつけながら甘い吐息をもらしたっぷり中田氏されて絶頂のJKアクメ満漢全席にぼくらの股間も屹立しっぱなし。
制服や体操着をつけたまま布地だけをずらし素肌を露出させて女子高生のつややかな肢体を存分に堪能。執拗な急所責めと入念な愛撫のおかげでヴァージンでも秘所はすっかり準備万端だ。いきり立つ怒張を初物まんこへメリメリねじこんで摩擦運動のピッチを上げてゆくたび、彼女の苦痛の呻きもいつしか悦楽の嬌声へと成り代わり甘やかな響きが周囲を満たす。愛する男子の身体にしがみつき覚えたての性戯に没頭しながらよがり狂うヒロインズの痴態がたまらなく淫猥だ。あどけない笑顔をいっちょ前のメスのイキ顔へと変え全身を打ち震わせながらのぼりつめてゆく少女のティーンエイジまんこの最深部へ怒濤の勢いでザーメンの奔流を流しこんだその刹那彼氏彼女2人してダブルノックアウト。
以前もこの先もずっと御縁のない漫画家とばかり思っていたこの人がまさかまさかの方針変更で、この手の芸風がモロにツボな自分としてはアタマからシッポまで美味しくいただくことができまことに感謝。これほどまでの大変化だと従前からの顧客が離れることにもなりかねないはずで、その思い切った決断にせめて新規のファンである自分は今後ともこの路線を熱烈に支持してゆくことで応えたい所存。どの娘でもたいそう抜かせてもらったが、なかでも前途有望野球部男子を先輩マネージャーさんが優しく激しく性欲処理「まねーじゃ! スキじゃ!」と、他校生女子にひと目惚れした主人公のもとへ当の彼女がやってきて無防備ボディをさらけ出し……の「理想の彼女」がことのほかマイちんこにグッと来たです。
事後の世界
11/15購入。
-山本崇一朗「からかい上手の高木さん(2)」小学館 ISBN:9784091255273
-つくみず「少女終末旅行(1)」新潮社 ISBN:9784107717818
-志摩時緒「ぼっちな僕らの恋愛事情(2)」芳文社 ISBN:9784832244948
-「COMIC快楽天BEAST」2014年12月号
-山本崇一朗「からかい上手の高木さん(2)」小学館 ISBN:9784091255273
-つくみず「少女終末旅行(1)」新潮社 ISBN:9784107717818
-志摩時緒「ぼっちな僕らの恋愛事情(2)」芳文社 ISBN:9784832244948
-「COMIC快楽天BEAST」2014年12月号
2014-11-14
本年度の日米野球。
-上田裕「よい子はしちゃダメ!」茜新社 ISBN:9784863494596
話○ 抜○ 消小 総合○
紹介の輪がどんどん広がり次から次へとちびっ娘へ中田氏キメてご満悦の主人公だけどやがて楽園にも破滅の兆しが……長編5話+独立短編6本+フルカラーショート2本。どこからページを手繰ってもすべすべお肌&ツルツルまんこの激烈キュートプレティーン/ロウティーンが乱れまくりイキまくりの極楽浄土が全編を支配するガチロリエロスの金字塔たる作者最新刊は通算5冊めのコミックスだ。ところで毎月10日-20日附近はエロ漫画新刊の発売が極端に減るのでいつも少し前の積み残し物件をレヴュるのだが、今回のブツは先月下旬刊行と、いくらなんでも遅れすぎな評価記事となっておりまことに恐縮千万。
やむを得ない要因もあるのだろうが、総じてエロ漫画家というのは一般誌のそれに比べ筆が遅い印象で、ことにロリ専科の人は発表ペースが数年ごととかいうのも珍しくなかったりする。そんななかこの作家は「COMIC LO」誌上でデビュー以来ほぼ毎月皆勤の優等生で、そのうえ作画/作劇とものっけから高値安定というのだから編集者は足を向けて寝られませんね。
前単行本「ろりまんガー」刊行から1年半とこの人にしては発売間隔が空いた方だが、収録作はすべて雑誌の方で読んでいたので自分的に寂寥感はない。ぷに系の愛らしい絵柄は変なクセもなくそれでいてたいへんキャッチーで、まさに現代最新ロリ漫画のメートル原器的存在だ。もっともひと目でちっちゃい娘ものとわかりすぎるタイトルと表紙絵が仇となって早くも某密林通販業者から抹殺されてしまったようなので、オンラインで入手希望の方は版元作成の単行本内容紹介ページから購入リンクをたどるのが吉。
人によっては頭身を伸ばしたりおっぱいを成長させたりした作品を混ぜることもあるけれど、上田裕の場合はかたくなに低身長スレンダーつるぺたキュートJS/JCばかりを逐次投入。わずかでも成長していると許せない真性ょぅι゙ょ大好きっ漢たちを絶対に裏切ることのないその姿勢が好事家からの絶大な支持を得るゆえんだ。髪型と目つきくらいしかキャラクターの差別化要素がなくハンコ絵ライクなのは否定できないが、それすらも固定ファンからすれば他に代えがたい魅力なのだろう。
これまではテンポよく展開する軽快エロコメの読み切りオンリーだったのだが、今作ではおそらく初となる長尺ものを収録。冒頭からの連作「こどもチェーン」がそれで、エンコーで知り合ったひとりの少女から数珠つなぎで紹介を受けバリバリJS食いまくりの桃源郷をたっぷりお届けだ。経験人数が増えるとともに公私とも抜き差しならない深みへとハマってゆく男性主人公の心の闇を逐一、しかし深刻にならない程度になぞってゆく光景はこれまでの上田裕作品の集大成といっていいかも。基本的に読者の身勝手な願望を叶えてくれつつもほんのわずかビターな現実を目の当たりにさせるいつもの作風からさじ加減がちょっとだけシリアス寄りになった感じだ。とはいえ暗黒方面には走らずエンターテインメントの枠組みから逸脱することはないので既刊からの愛読者もご心配なく。
長いのでも読み切りでも、濡れ場ははまいどおなじみエロカワハードテイスト。1話あたり16-20ページと総分量は多くないがストーリーラインをコンパクトにまとめカラミに注力することで必要充分な実用性を確保する。お兄さんやらお父さんやらの年長男性を相手にちびっ娘が奮闘する構図が体格差バリバリのじつに犯罪ティックな雰囲気なのがまたよろしい。ここへ最近はガマンしきれずヒロイン淫語乱射&トロ顔連発の扇情的な演出がプラスされてますます抜き度アップだ。
おぼこちゃんもビッチガールズも等しく華奢な肢体をあらわにしてささやかすぎる胸部の起伏をご開帳。敏感な部分を刺戟され執拗に舐めまわされてたちまちまだ少女がしちゃいけない表情を見せまずは軽く絶頂。しとどに濡れたスリットを欲棒で押し広げられ粘膜をこすり上げられて小刻みに嬌声を発するさまが愛らしくもエロっちい。コンパクトな子宮を突き上げられ手書き文字でアヘ声マシンガン連射しはじめたらファイナルアクメももうすぐだ。締めくくりはほおを紅潮させ瞳をうるませながら全身をビクつかせこみ上げる快感に身もだえするおにゃのこ連中のお大事のその奥へビュルビュル白濁液を叩きつけちびっ娘まんこ完全制圧。
キャラ造形だとか濡れ場の展開にはもはや上田裕フォーマット的なものが完全にできあがっていて新鮮味はほぼ皆無だが、どこまでもスムーズで完成度の高い画面に勘所をバッチリ押さえたエロ演出で構成には文句のつけようがない。また今作に見られるような長編作へのチャレンジなど新たな試みもあり肯定的に評価したいところ。個人的にはどうせ挑戦するならロリきょぬーさん投入とかやってほしいが、おそらく貧乳へのこだわりは譲れない一線だと思うので無理にとは申しません。このたび収録の作品群では、父子家庭仲間のおっちゃん2名が肩を並べ愛娘とえっちな団欒の「佐藤さんと鈴木さん」と、百均の電マで快感に開眼の少女がアダルトショップで玩具フルコース試用→最後は店員のナマちんこでシメ「グッドプライス」がfeel so good。
話○ 抜○ 消小 総合○
紹介の輪がどんどん広がり次から次へとちびっ娘へ中田氏キメてご満悦の主人公だけどやがて楽園にも破滅の兆しが……長編5話+独立短編6本+フルカラーショート2本。どこからページを手繰ってもすべすべお肌&ツルツルまんこの激烈キュートプレティーン/ロウティーンが乱れまくりイキまくりの極楽浄土が全編を支配するガチロリエロスの金字塔たる作者最新刊は通算5冊めのコミックスだ。ところで毎月10日-20日附近はエロ漫画新刊の発売が極端に減るのでいつも少し前の積み残し物件をレヴュるのだが、今回のブツは先月下旬刊行と、いくらなんでも遅れすぎな評価記事となっておりまことに恐縮千万。
やむを得ない要因もあるのだろうが、総じてエロ漫画家というのは一般誌のそれに比べ筆が遅い印象で、ことにロリ専科の人は発表ペースが数年ごととかいうのも珍しくなかったりする。そんななかこの作家は「COMIC LO」誌上でデビュー以来ほぼ毎月皆勤の優等生で、そのうえ作画/作劇とものっけから高値安定というのだから編集者は足を向けて寝られませんね。
前単行本「ろりまんガー」刊行から1年半とこの人にしては発売間隔が空いた方だが、収録作はすべて雑誌の方で読んでいたので自分的に寂寥感はない。ぷに系の愛らしい絵柄は変なクセもなくそれでいてたいへんキャッチーで、まさに現代最新ロリ漫画のメートル原器的存在だ。もっともひと目でちっちゃい娘ものとわかりすぎるタイトルと表紙絵が仇となって早くも某密林通販業者から抹殺されてしまったようなので、オンラインで入手希望の方は版元作成の単行本内容紹介ページから購入リンクをたどるのが吉。
人によっては頭身を伸ばしたりおっぱいを成長させたりした作品を混ぜることもあるけれど、上田裕の場合はかたくなに低身長スレンダーつるぺたキュートJS/JCばかりを逐次投入。わずかでも成長していると許せない真性ょぅι゙ょ大好きっ漢たちを絶対に裏切ることのないその姿勢が好事家からの絶大な支持を得るゆえんだ。髪型と目つきくらいしかキャラクターの差別化要素がなくハンコ絵ライクなのは否定できないが、それすらも固定ファンからすれば他に代えがたい魅力なのだろう。
これまではテンポよく展開する軽快エロコメの読み切りオンリーだったのだが、今作ではおそらく初となる長尺ものを収録。冒頭からの連作「こどもチェーン」がそれで、エンコーで知り合ったひとりの少女から数珠つなぎで紹介を受けバリバリJS食いまくりの桃源郷をたっぷりお届けだ。経験人数が増えるとともに公私とも抜き差しならない深みへとハマってゆく男性主人公の心の闇を逐一、しかし深刻にならない程度になぞってゆく光景はこれまでの上田裕作品の集大成といっていいかも。基本的に読者の身勝手な願望を叶えてくれつつもほんのわずかビターな現実を目の当たりにさせるいつもの作風からさじ加減がちょっとだけシリアス寄りになった感じだ。とはいえ暗黒方面には走らずエンターテインメントの枠組みから逸脱することはないので既刊からの愛読者もご心配なく。
長いのでも読み切りでも、濡れ場ははまいどおなじみエロカワハードテイスト。1話あたり16-20ページと総分量は多くないがストーリーラインをコンパクトにまとめカラミに注力することで必要充分な実用性を確保する。お兄さんやらお父さんやらの年長男性を相手にちびっ娘が奮闘する構図が体格差バリバリのじつに犯罪ティックな雰囲気なのがまたよろしい。ここへ最近はガマンしきれずヒロイン淫語乱射&トロ顔連発の扇情的な演出がプラスされてますます抜き度アップだ。
おぼこちゃんもビッチガールズも等しく華奢な肢体をあらわにしてささやかすぎる胸部の起伏をご開帳。敏感な部分を刺戟され執拗に舐めまわされてたちまちまだ少女がしちゃいけない表情を見せまずは軽く絶頂。しとどに濡れたスリットを欲棒で押し広げられ粘膜をこすり上げられて小刻みに嬌声を発するさまが愛らしくもエロっちい。コンパクトな子宮を突き上げられ手書き文字でアヘ声マシンガン連射しはじめたらファイナルアクメももうすぐだ。締めくくりはほおを紅潮させ瞳をうるませながら全身をビクつかせこみ上げる快感に身もだえするおにゃのこ連中のお大事のその奥へビュルビュル白濁液を叩きつけちびっ娘まんこ完全制圧。
キャラ造形だとか濡れ場の展開にはもはや上田裕フォーマット的なものが完全にできあがっていて新鮮味はほぼ皆無だが、どこまでもスムーズで完成度の高い画面に勘所をバッチリ押さえたエロ演出で構成には文句のつけようがない。また今作に見られるような長編作へのチャレンジなど新たな試みもあり肯定的に評価したいところ。個人的にはどうせ挑戦するならロリきょぬーさん投入とかやってほしいが、おそらく貧乳へのこだわりは譲れない一線だと思うので無理にとは申しません。このたび収録の作品群では、父子家庭仲間のおっちゃん2名が肩を並べ愛娘とえっちな団欒の「佐藤さんと鈴木さん」と、百均の電マで快感に開眼の少女がアダルトショップで玩具フルコース試用→最後は店員のナマちんこでシメ「グッドプライス」がfeel so good。
青春のかけらを おき忘れた街
11/14購入。
-ZUKI樹「きんぱつへきがん関西版(3)」双葉社 ISBN:9784575845266
-B・スウィーテク「移行化石の発見」文春文庫 ISBN:9784167902391
-斎藤環「キャラクター精神分析」ちくま文庫 ISBN:9784480432261
-舘浦あざらし編「ぶぶまるくんのいい旅談話室」あざらし文庫 ISBN:9784901336147
-「COMIC天魔」2014年12月号
-ZUKI樹「きんぱつへきがん関西版(3)」双葉社 ISBN:9784575845266
-B・スウィーテク「移行化石の発見」文春文庫 ISBN:9784167902391
-斎藤環「キャラクター精神分析」ちくま文庫 ISBN:9784480432261
-舘浦あざらし編「ぶぶまるくんのいい旅談話室」あざらし文庫 ISBN:9784901336147
-「COMIC天魔」2014年12月号
2014-11-12
言葉に税はかからない
11/12借出。
-C・パヴェーゼ「月と篝火」岩波文庫 ISBN:9784003271452
-高井尚之「カフェと日本人」講談社現代新書 ISBN:9784062882873
-小林功長「数詞 その誕生と変遷 改訂版」文芸社 ISBN:9784286155203
-葛山幻海「まるごと尺八の本」青弓社 ISBN:9784787273604
-綾部真雄編「タイを知るための72章[第2版]」明石書店 ISBN:9784750340371
-X・バラル・イ・アルテ「サンティアゴ・デ・コンポステーラと巡礼の道」創元社 ISBN:9784422212197
-C・パヴェーゼ「月と篝火」岩波文庫 ISBN:9784003271452
-高井尚之「カフェと日本人」講談社現代新書 ISBN:9784062882873
-小林功長「数詞 その誕生と変遷 改訂版」文芸社 ISBN:9784286155203
-葛山幻海「まるごと尺八の本」青弓社 ISBN:9784787273604
-綾部真雄編「タイを知るための72章[第2版]」明石書店 ISBN:9784750340371
-X・バラル・イ・アルテ「サンティアゴ・デ・コンポステーラと巡礼の道」創元社 ISBN:9784422212197
2014-11-11
今宵のマリネラ王国。
-史鬼匠人「常春の少女たち」ティーアイネット ISBN:9784887745391
話○-△ 抜○ 消小 総合○
男と女の情欲うずまく遊郭の島へ借金のカタとして送りこまれた男のめくるめく女体盛りの日々、そのかたわら初登楼を前に島の掟を破った少女は極悪非道の凌辱を受け続け……長編4話&描きおろしプロローグ/エピローグ+独立短編1本。精緻な作画でもってドメスティック・ジャパンの隠微な光景をヴィヴィッドに描き出す作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
雑誌本体はたまのスポット買いながら、毎月の単行本リリース時には精力的なセールストークとその期待にたがわぬ良作を提供してくれることで、この版元の刊行物は比較的マメにレヴュらせてもらっている部類。しかしながらTI期待の新鋭であるこの著者が去年7月に上梓したデビュー作「if~時限の彼女~」は申しわけなくも未購入であり、本作は予備知識ほぼ皆無での初挑戦となる。ゆえに前単行本で既知のことがらを踏まえずにトンチンカンな記述をしてしまうかも知れないがひらにご容赦を。
のっけから女体てんこ盛りではあるもののいかにもな肌色ピンク全開ではない、しっとり抑制された色調が印象的な表紙絵をめくると、非常に細かくペンが入れられた緻密な作画がぼくらをお出迎え。基調となるのはオーソドックスな一般青年誌調のタッチながら、どこか病んだ雰囲気すら感じさせる暗めのトーンワークともあいまって画面全体に影が差したかのようだ。このきわめて特徴的な絵柄を歓迎するか敬遠するか、ここがまず史鬼匠人受容の第1のハードル。
この端整な筆致でつむがれる女性陣は巻末短編が女子高生ヒロインとなるほかはその設定上おそらく全員over18。全般的にはビッグバスト傾向ながらいかにもエロ漫画という趣の爆乳は存在しないし、肢体描写もモデル的ナイスバディではない、現代日本女性の体型としてふつうにありそうな現実的なもの。いわゆる萌えテイストは希薄ながらキュートさは相応に含有されており、2次元スキーと3次元大好きっ漢のどちらをも満足させ得るキャラメイクだ。
ヒロインのコミカルなエロ妄想ネタを開陳しながら終盤の夢うつつ逆転シチュへ手際よくつないでゆく巻末読切「思春期妄想期間」はさておいて、本作コンテンツの軸となるのはやはり冒頭からの長尺シリーズ「常春」。区画全体が巨大な遊郭となっている離れ小島を舞台に、そこで働く遊女や彼女らを取り巻く男たちのあれこれをつむいでゆくのがメインとなる。第1話から2話中盤まではこの島へよそ者としてやってきた冴えない青年・長谷部(はせべ)の視点から異界としての島の情景と突如女たちに囲まれ成り行きHのハーレムシチュを展開。このままお気楽女体回転寿司路線を貫くのかと思ったら、途中からはいきなり楼主の息子・春風(はるかぜ)と、彼を慕う新造・雪霧(ゆきぎり)との道ならぬ恋、およびそれゆえの彼女の受難がストーリーを支配する。物語は一気に暗転し強姦輪姦てんこ盛りの凄惨な場面が延々続くさまに読者の脳みそは混乱必至だ。永遠に終わらぬかと思えた欲望と暴力の宴はしかしながら思わぬ形で収束し、間わるすべての者たちがそれぞれの道を選び取り大団円。
いやしくもエロ漫画であるからには波瀾万丈疾風怒濤の物語進行のさなかにもとどこおりなく濡れ場をピンポイント爆撃。明確にオハナシへ重心が置かれた構成でありながらも、1話あたり30ページ以上の大ヴォリュームを利して密度の濃い性器どうしの真剣勝負がくり広げられる。大量の遊女たちが入り乱れプロフェッショナルならではの超絶テクでご奉仕の前半部と、メインヒロイン2名が餌食となりむくつけき男どもの果てなき凌辱に心身を蹂躙される後半部の、それぞれ真逆な2種類のセックスのどちらも目いっぱい堪能できる仕掛けだ。
白々と光る裸体をあらわにして女たちは自身を武器に男を狂わせる。ハーレムパートでは目の前の男根にしゃぶりつき指や舌先で猛り狂うそれをなだめすかしては絶妙な腰使いでたちまち野郎ども昇天。一方囚われの身となってからは全身を緊縛され有無を言わさず全部の穴をふさがれて乱暴に内奥を貫かれ内へ外へと白濁液をまき散らされる屈辱を甘受する。合意/強要いずれにしても遊女の性でどこまでも男性の快楽を引き出し無意識のうちにすべての精をしぼり取る夜叉と化す光景がおそろしくも淫猥だ。
古式ゆかしい美しき情緒と前近代的な因習の桎梏との両方を読み手の前に提示するジャパニーズ・ファンタシーの魔術に最初から最後まで心地よく没入し愚息もご満悦。序盤と中盤以降とでお話の空気が一変する構成は意図してなのか描いてるうちに気が変わったのか判別できないのだけれど、もし前者ならば異なる方向性のエピソードを貼り合わせの接続部がややギクシャクしてキャラの言動もところどころ唐突に感じたので、今後そのあたりが洗練されればと思ったり。ともあれたいそう意欲的でスケール感のある作品であることは間違いなく、次回もまたこのような豊穣な物語空間で楽しませてもらいたいもの。
話○-△ 抜○ 消小 総合○
男と女の情欲うずまく遊郭の島へ借金のカタとして送りこまれた男のめくるめく女体盛りの日々、そのかたわら初登楼を前に島の掟を破った少女は極悪非道の凌辱を受け続け……長編4話&描きおろしプロローグ/エピローグ+独立短編1本。精緻な作画でもってドメスティック・ジャパンの隠微な光景をヴィヴィッドに描き出す作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
雑誌本体はたまのスポット買いながら、毎月の単行本リリース時には精力的なセールストークとその期待にたがわぬ良作を提供してくれることで、この版元の刊行物は比較的マメにレヴュらせてもらっている部類。しかしながらTI期待の新鋭であるこの著者が去年7月に上梓したデビュー作「if~時限の彼女~」は申しわけなくも未購入であり、本作は予備知識ほぼ皆無での初挑戦となる。ゆえに前単行本で既知のことがらを踏まえずにトンチンカンな記述をしてしまうかも知れないがひらにご容赦を。
のっけから女体てんこ盛りではあるもののいかにもな肌色ピンク全開ではない、しっとり抑制された色調が印象的な表紙絵をめくると、非常に細かくペンが入れられた緻密な作画がぼくらをお出迎え。基調となるのはオーソドックスな一般青年誌調のタッチながら、どこか病んだ雰囲気すら感じさせる暗めのトーンワークともあいまって画面全体に影が差したかのようだ。このきわめて特徴的な絵柄を歓迎するか敬遠するか、ここがまず史鬼匠人受容の第1のハードル。
この端整な筆致でつむがれる女性陣は巻末短編が女子高生ヒロインとなるほかはその設定上おそらく全員over18。全般的にはビッグバスト傾向ながらいかにもエロ漫画という趣の爆乳は存在しないし、肢体描写もモデル的ナイスバディではない、現代日本女性の体型としてふつうにありそうな現実的なもの。いわゆる萌えテイストは希薄ながらキュートさは相応に含有されており、2次元スキーと3次元大好きっ漢のどちらをも満足させ得るキャラメイクだ。
ヒロインのコミカルなエロ妄想ネタを開陳しながら終盤の夢うつつ逆転シチュへ手際よくつないでゆく巻末読切「思春期妄想期間」はさておいて、本作コンテンツの軸となるのはやはり冒頭からの長尺シリーズ「常春」。区画全体が巨大な遊郭となっている離れ小島を舞台に、そこで働く遊女や彼女らを取り巻く男たちのあれこれをつむいでゆくのがメインとなる。第1話から2話中盤まではこの島へよそ者としてやってきた冴えない青年・長谷部(はせべ)の視点から異界としての島の情景と突如女たちに囲まれ成り行きHのハーレムシチュを展開。このままお気楽女体回転寿司路線を貫くのかと思ったら、途中からはいきなり楼主の息子・春風(はるかぜ)と、彼を慕う新造・雪霧(ゆきぎり)との道ならぬ恋、およびそれゆえの彼女の受難がストーリーを支配する。物語は一気に暗転し強姦輪姦てんこ盛りの凄惨な場面が延々続くさまに読者の脳みそは混乱必至だ。永遠に終わらぬかと思えた欲望と暴力の宴はしかしながら思わぬ形で収束し、間わるすべての者たちがそれぞれの道を選び取り大団円。
いやしくもエロ漫画であるからには波瀾万丈疾風怒濤の物語進行のさなかにもとどこおりなく濡れ場をピンポイント爆撃。明確にオハナシへ重心が置かれた構成でありながらも、1話あたり30ページ以上の大ヴォリュームを利して密度の濃い性器どうしの真剣勝負がくり広げられる。大量の遊女たちが入り乱れプロフェッショナルならではの超絶テクでご奉仕の前半部と、メインヒロイン2名が餌食となりむくつけき男どもの果てなき凌辱に心身を蹂躙される後半部の、それぞれ真逆な2種類のセックスのどちらも目いっぱい堪能できる仕掛けだ。
白々と光る裸体をあらわにして女たちは自身を武器に男を狂わせる。ハーレムパートでは目の前の男根にしゃぶりつき指や舌先で猛り狂うそれをなだめすかしては絶妙な腰使いでたちまち野郎ども昇天。一方囚われの身となってからは全身を緊縛され有無を言わさず全部の穴をふさがれて乱暴に内奥を貫かれ内へ外へと白濁液をまき散らされる屈辱を甘受する。合意/強要いずれにしても遊女の性でどこまでも男性の快楽を引き出し無意識のうちにすべての精をしぼり取る夜叉と化す光景がおそろしくも淫猥だ。
古式ゆかしい美しき情緒と前近代的な因習の桎梏との両方を読み手の前に提示するジャパニーズ・ファンタシーの魔術に最初から最後まで心地よく没入し愚息もご満悦。序盤と中盤以降とでお話の空気が一変する構成は意図してなのか描いてるうちに気が変わったのか判別できないのだけれど、もし前者ならば異なる方向性のエピソードを貼り合わせの接続部がややギクシャクしてキャラの言動もところどころ唐突に感じたので、今後そのあたりが洗練されればと思ったり。ともあれたいそう意欲的でスケール感のある作品であることは間違いなく、次回もまたこのような豊穣な物語空間で楽しませてもらいたいもの。
地球にぶっさせ!!
11/11購入。
-恋煩シビト「地獄のリラックス温泉(1)」新潮社 ISBN:9784107717801
-吉田豪「サブカル・スーパースター鬱伝」徳間文庫カレッジ ISBN:9784199070181
-S・ヴェイユ「工場日記」ちくま学芸文庫 ISBN:9784480096463
-伊勢崎賢治「日本人は人を殺しに行くのか」朝日新書 ISBN:9784022735850
-「コミックアンリアル」2014年12月号
-恋煩シビト「地獄のリラックス温泉(1)」新潮社 ISBN:9784107717801
-吉田豪「サブカル・スーパースター鬱伝」徳間文庫カレッジ ISBN:9784199070181
-S・ヴェイユ「工場日記」ちくま学芸文庫 ISBN:9784480096463
-伊勢崎賢治「日本人は人を殺しに行くのか」朝日新書 ISBN:9784022735850
-「コミックアンリアル」2014年12月号
2014-11-10
今季の侍JAPAN。
-Rusty Soul/或十せねか「Brandish(6)」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784799206461
話△ 抜○ 消小 総合○
ショタ勇者の危機に駆けつけパーティに仲間入りして冒険に旅立つサキュバスヒロインの愛と荒淫の日々もいよいよ締めくくり表題作長編11話(第33-43話、完結)&描きおろしフルカラー番外編+巻末ショート後日談。長きにわたり掲載誌の看板連載として君臨した一大ファンタシーエロスも本巻でグランドフィナーレとなるこちらは作者の成年向け作品としての通算7冊めだ。ちなみに本当ならば先月末発売ゆえもっと早くレヴュらなければならなかったのだがだいぶ遅延してしまいまことに申しわけございません。
剣と魔法の世界を舞台にガチの強姦輪姦ばかりを取りそろえていた初期の「コミックアンリアル」でそれとは毛色の違うコミカルな本作の連載を開始したのは2007年のこと。そうこうしているうちに誌面はすっかり和姦シフトが進み、気がつくともはや凌辱系の漫画の方が少数派へと転落。かくのごとく媒体の性格まで変化させてしまったこの長編もついに年貢の納めどき……と記すと悪事たくらんでいたみたいでよろしくないな。ともあれ自分もほぼ最初から最後までお付き合いし欠かさず単行本を購入した本作の最終話までを無事見届けることができて感無量である(既巻レヴュウ→1巻/2巻/3巻/4巻/5巻)。
萌えフレイヴァーを適度に附加したキュートな絵柄でそれなりにグラマラスで……と現代エロ漫画界でもっとも人気の出る系統のタッチはいまも昔もこの人の最大の武器。たださすがにこれだけ長期スパンの連載になるとディテイルはハッキリと変化している。それは版元提供の内容サンプルを参照すると一目瞭然で、1巻見本と最新巻のものとを比較すればおそろしく作画が進化しているのがわかるはずだ。具体的には愛らしいフェイスはそのままに頭身がグッと上がり、もとより巨乳寄りの肢体描写はいっそうのメリハリがついてやたらと肉感的なボディに。現在の筆致はおっぱいもお尻もドーンと突き出したムチムチ女子を描くのにはことのほか好適ながら、つるぺたロリには向かなくなってしまったかも。
物語のベースラインは前巻までのレヴュウで縷々解説してきたのでそちらを見ていただくとして、本作ではメインヒロイン・ツィスカと彼女の想い人・テーオとの関係にいよいよ決着。ただあんまりにもそこまでの過程を引き延ばしたものだからその間に必要以上にキャラだけが増えて主役カップルの存在感は少々薄れぎみ。この巻でいえば彼ら2名より多種多様なプレイで精液搾取に大活躍の褐色淫魔姉妹の方が目立ってて、ラスボスとの最終決戦の前にそちらでちんこを完全燃焼させてしまった。加えて本作原作者のよろしくない点である、フキダシの科白だけですべての事象を説明してしまう悪癖も最後までそのまま。小説とかエロゲーのシナリオにはこの手法がマッチするのだろうけど、文字に頼らずとも画面構成やキャラのちょっとした仕草で情景を伝え得るのが漫画というメディアのいちばんの威力なのに……。
そうは言っても多種多様な抜きヒロインを大量投下しあらゆる趣向を乱れ打ちする豪華絢爛エロスを展開の濡れ場はいつもながらにエクセレント。快楽享受のためならなんでもしてのけるナチュラル・ボーン・セックスマシーンたる淫魔ツィスカはむろんのこと、登場ヒロインみなハードにまんこを使役しトロトロのイキ顔さらしてはたっぷり膣内にザーメン放たれて絶頂のすばらしき光景が視界360度いっぱいに広がる。また昨今のアンリアルではノーマルHを差し置きむしろメインイヴェントたるふたなりネタや擬似TS(人格入れ換えに伴って)などもぬかりなく投入されており、およそ性行為として遂行されるシチュでないものはないというファック万国博覧会状態にわれわれ読者もすっかりお腹いっぱいだ。
はち切れんばかりの裸体を惜しげもなくさらして彼女はお尻フリフリ男子の股間に腰を下ろす。膣内深くシャフトを飲みこむとただちに粘膜どうしの摩擦運動をスタートだ。小刻みに身をひねり内奥をきゅんきゅん締めつけながらキュートフェイスをたちまちエロメスのそれへと変貌させよがり狂うさまが淫靡でたまらない。だらしなく淫語まき散らしいろんな穴を活用しながら、シメは淫乱まんこの最深部で幾度となくザーメンごきゅごきゅ。許容量オーヴァーの精液をぶちこまれてコポッと白濁を逆流させ行為の余韻にひたるヒロインの艶姿にまたしてもぼくらの股間はエレクチオン。
必ずしも抜きのみを要求されないコンビニ誌連載では多少の例があるけれど、ガチの黄色い楕円メディアでこれほど巻数を費やした長編は今後なかなか出てこないだろう。早くからエロのインフレを起こしたり中盤でものすごいダッチロールぶりを披露したりと物語構成には不備の多かった作品だが、問答無用の特濃ファックとひたすら精液搾取に前向きなツィスカをはじめとしたヒロイン陣の秀逸なキャラメイクとで最後まで心地よく読ませてもらった。とりあえず物語の幕は閉じたけれど、その気になれば続編にもつなげられる終わり方でもあるので、完全新作で行くのか本作のアフターストーリー的なものをやるのか作者の選択を見守りたい。
話△ 抜○ 消小 総合○
ショタ勇者の危機に駆けつけパーティに仲間入りして冒険に旅立つサキュバスヒロインの愛と荒淫の日々もいよいよ締めくくり表題作長編11話(第33-43話、完結)&描きおろしフルカラー番外編+巻末ショート後日談。長きにわたり掲載誌の看板連載として君臨した一大ファンタシーエロスも本巻でグランドフィナーレとなるこちらは作者の成年向け作品としての通算7冊めだ。ちなみに本当ならば先月末発売ゆえもっと早くレヴュらなければならなかったのだがだいぶ遅延してしまいまことに申しわけございません。
剣と魔法の世界を舞台にガチの強姦輪姦ばかりを取りそろえていた初期の「コミックアンリアル」でそれとは毛色の違うコミカルな本作の連載を開始したのは2007年のこと。そうこうしているうちに誌面はすっかり和姦シフトが進み、気がつくともはや凌辱系の漫画の方が少数派へと転落。かくのごとく媒体の性格まで変化させてしまったこの長編もついに年貢の納めどき……と記すと悪事たくらんでいたみたいでよろしくないな。ともあれ自分もほぼ最初から最後までお付き合いし欠かさず単行本を購入した本作の最終話までを無事見届けることができて感無量である(既巻レヴュウ→1巻/2巻/3巻/4巻/5巻)。
萌えフレイヴァーを適度に附加したキュートな絵柄でそれなりにグラマラスで……と現代エロ漫画界でもっとも人気の出る系統のタッチはいまも昔もこの人の最大の武器。たださすがにこれだけ長期スパンの連載になるとディテイルはハッキリと変化している。それは版元提供の内容サンプルを参照すると一目瞭然で、1巻見本と最新巻のものとを比較すればおそろしく作画が進化しているのがわかるはずだ。具体的には愛らしいフェイスはそのままに頭身がグッと上がり、もとより巨乳寄りの肢体描写はいっそうのメリハリがついてやたらと肉感的なボディに。現在の筆致はおっぱいもお尻もドーンと突き出したムチムチ女子を描くのにはことのほか好適ながら、つるぺたロリには向かなくなってしまったかも。
物語のベースラインは前巻までのレヴュウで縷々解説してきたのでそちらを見ていただくとして、本作ではメインヒロイン・ツィスカと彼女の想い人・テーオとの関係にいよいよ決着。ただあんまりにもそこまでの過程を引き延ばしたものだからその間に必要以上にキャラだけが増えて主役カップルの存在感は少々薄れぎみ。この巻でいえば彼ら2名より多種多様なプレイで精液搾取に大活躍の褐色淫魔姉妹の方が目立ってて、ラスボスとの最終決戦の前にそちらでちんこを完全燃焼させてしまった。加えて本作原作者のよろしくない点である、フキダシの科白だけですべての事象を説明してしまう悪癖も最後までそのまま。小説とかエロゲーのシナリオにはこの手法がマッチするのだろうけど、文字に頼らずとも画面構成やキャラのちょっとした仕草で情景を伝え得るのが漫画というメディアのいちばんの威力なのに……。
そうは言っても多種多様な抜きヒロインを大量投下しあらゆる趣向を乱れ打ちする豪華絢爛エロスを展開の濡れ場はいつもながらにエクセレント。快楽享受のためならなんでもしてのけるナチュラル・ボーン・セックスマシーンたる淫魔ツィスカはむろんのこと、登場ヒロインみなハードにまんこを使役しトロトロのイキ顔さらしてはたっぷり膣内にザーメン放たれて絶頂のすばらしき光景が視界360度いっぱいに広がる。また昨今のアンリアルではノーマルHを差し置きむしろメインイヴェントたるふたなりネタや擬似TS(人格入れ換えに伴って)などもぬかりなく投入されており、およそ性行為として遂行されるシチュでないものはないというファック万国博覧会状態にわれわれ読者もすっかりお腹いっぱいだ。
はち切れんばかりの裸体を惜しげもなくさらして彼女はお尻フリフリ男子の股間に腰を下ろす。膣内深くシャフトを飲みこむとただちに粘膜どうしの摩擦運動をスタートだ。小刻みに身をひねり内奥をきゅんきゅん締めつけながらキュートフェイスをたちまちエロメスのそれへと変貌させよがり狂うさまが淫靡でたまらない。だらしなく淫語まき散らしいろんな穴を活用しながら、シメは淫乱まんこの最深部で幾度となくザーメンごきゅごきゅ。許容量オーヴァーの精液をぶちこまれてコポッと白濁を逆流させ行為の余韻にひたるヒロインの艶姿にまたしてもぼくらの股間はエレクチオン。
必ずしも抜きのみを要求されないコンビニ誌連載では多少の例があるけれど、ガチの黄色い楕円メディアでこれほど巻数を費やした長編は今後なかなか出てこないだろう。早くからエロのインフレを起こしたり中盤でものすごいダッチロールぶりを披露したりと物語構成には不備の多かった作品だが、問答無用の特濃ファックとひたすら精液搾取に前向きなツィスカをはじめとしたヒロイン陣の秀逸なキャラメイクとで最後まで心地よく読ませてもらった。とりあえず物語の幕は閉じたけれど、その気になれば続編にもつなげられる終わり方でもあるので、完全新作で行くのか本作のアフターストーリー的なものをやるのか作者の選択を見守りたい。
わたしは一向にかまわんッッ
11/10購入。
-濱田浩輔「はねバド!(4)」講談社 ISBN:9784063880083
-由井りょう子「黄色い虫」小学館文庫 ISBN:9784094060997
-北尾トロ「ニッポン超越マニア大全」文庫ぎんが堂 ISBN:9784781671208
-佐々木克「幕末史」ちくま新書 ISBN:9784480068002
-濱田浩輔「はねバド!(4)」講談社 ISBN:9784063880083
-由井りょう子「黄色い虫」小学館文庫 ISBN:9784094060997
-北尾トロ「ニッポン超越マニア大全」文庫ぎんが堂 ISBN:9784781671208
-佐々木克「幕末史」ちくま新書 ISBN:9784480068002
2014-11-09
ああ、人生グランド・ツーリング
11/9借出。
-小栗左多里/T・ラズロ「ダーリンは外国人 ベルリンにお引越し」メディアファクトリー ISBN:9784040669298
-白石光「歴群[図解]マスター 潜水艦」学研パブリッシング ISBN:9784054060494
-川上量生監修「ネットが生んだ文化」角川学芸出版 ISBN:9784046538840
-V・デフィリッポ/J・ボール「インフォグラフィックで見る 138億年の歴史」創元社 ISBN:9784422202709
-A・ルーニー「医学は歴史をどう変えてきたか」東京書籍 ISBN:9784487808748
-B・チャトウィン「黒ヶ丘の上で」みすず書房 ISBN:9784622078630
-M・フィーザー「西洋珍職業づくし」悠書館 ISBN:9784903487939
-「地域別高校野球シリーズ Vol.15 北海道の高校野球」ベースボール・マガジン社 ISBN:9784583621654
-「日本の消防車 2015」イカロス出版 ISBN:9784863208896
-小栗左多里/T・ラズロ「ダーリンは外国人 ベルリンにお引越し」メディアファクトリー ISBN:9784040669298
-白石光「歴群[図解]マスター 潜水艦」学研パブリッシング ISBN:9784054060494
-川上量生監修「ネットが生んだ文化」角川学芸出版 ISBN:9784046538840
-V・デフィリッポ/J・ボール「インフォグラフィックで見る 138億年の歴史」創元社 ISBN:9784422202709
-A・ルーニー「医学は歴史をどう変えてきたか」東京書籍 ISBN:9784487808748
-B・チャトウィン「黒ヶ丘の上で」みすず書房 ISBN:9784622078630
-M・フィーザー「西洋珍職業づくし」悠書館 ISBN:9784903487939
-「地域別高校野球シリーズ Vol.15 北海道の高校野球」ベースボール・マガジン社 ISBN:9784583621654
-「日本の消防車 2015」イカロス出版 ISBN:9784863208896
2014-11-08
本日の合祀問題。
-のら猫長屋「ころくるオモチャニクル」コアマガジン ISBN:9784864367097
話○ 抜○ 消中 総合○
スキスキ光線発しまくりのブラコン妹に兄はつれなく当たりつつも言葉と裏腹に過激なイチャラヴ連作4本+忌まわしい因習の地から逃げ出した主人公だが母と妹の待つ郷里へ再び足を踏み入れたとたん淫靡な肉欲の罠にからめ取られて……中編5話。繊細な作画からは想像もつかない疾風怒濤のハードファックが横溢する作者最新刊はじつに5年半ぶりの再会となる通算5冊めにして初のコアマガ物件だ。
商業作家としての初単行本は2003年に松文館より刊行の「隷嬢週間」であり、以来キャリアはもう大ヴェテラン級。にもかかわらずこの寡作っぷり、いっときは執筆機会そのものが途絶え某掲示板のファンスレが呪詛で埋まったのも記憶に新しいところ。他にエロゲ原画等も手がけており成年漫画はおそらくメインの収入源ではないがゆえにこうした行状なのだろうが、気を揉ませることこのうえない。そんなこの人も最近になって当版元の「漫画ばんがいち」にある程度コンスタントに作品を載せるようになり、しかも久方ぶりのコミックス刊行にまでこぎ着けてくれて、古くからのファンのひとりとしてはちんこの昂ぶりを抑えきれないですよ!!
矢も楯もたまらず購入しさっそくシュリンクを破ってみると、中身はこれまでどおりなつかしののら猫長屋ワールドがそのまま。ディジタル全盛のなかかたくなにコピック彩色にこだわっていた表紙カラーイラストは……これどうだろう、雰囲気はアナログっぽいけど。非常に細やかな線で丹念につむがれるオーセンティックなエロゲ絵基調の作画はさすがに現代の主流のラインではないが充分に美麗かつ扇情的だ。ことにキューティクルキラキラの艶めく黒髪を描かせると抜群で、いわゆる大和撫子系の造形がさほど好みでない自分もこの人のそれにはつい魅入られてしまう。
この端整な筆致でもっておっぱいっ娘もつるぺた幼女もなんでもござれのオールラウンダーであり、今回も様々なタイプの抜きキャラを用意。年齢的には初潮前のプレティーンから思春期の子持ちママンまで、バストサイズはあるやなしやのささやかな起伏からホルスタイン級の逸物までよりどりみどりだ。幼女の愛らしさと母親の妖艶さとどちらも難なく表現する手腕もまたのら猫長屋のリーサルウェポンのひとつといえよう。
この本で展開されるお話は(どちらもじつは「ばんがいち」ではなく他誌掲載)前半/後半で別のシリーズを貼り合わせ。まず冒頭から収録の兄妹相姦連作は、フランス書院より上梓された前単行本「ほろあまオモチャ箱」(2009年)およびもうひとつ前の同社刊「オモチャたちの吐息」(2007年)に収録の同キャラ同世界観オムニバス作品(通称「やっしーシリーズ」)の続きとなる。にもかかわらず今回あらすじ的なものが皆無なので、作品の完全な理解のためにはこれら既刊2冊の購入が必須だ。もう一方の和風ハードコア母妹丼中編「戌依神」の方は今作収録分だけで独立しており単独で楽しめるけれども、どうせ全部買ってもたった5冊だしいっそ既刊フルコンプリートするのも一興かと。
これら2本の長尺ものはしかしながらそのアトモスフィアは対照的。コミカルななかにも甘い兄妹ラヴテイストが全編を支配するやっしーシリーズに心和ませたあとに「戌依神」の凌辱あり輪姦ありガチ孕ませありのダークエロス満漢全席がいきなり到来するのだからそのギャップにとまどうこと必至だ。デビュー当初はどちらかというと後者の色合いが濃かっただけに自分はそう違和感なく受容したのだけれど、わりと最近からこの作家に入門してやっしーシリーズばかりを摂取していた和姦スキーは要注意。
ライト/ダーク問わず濡れ場は女の子がちちしりまんこをひたすらハードに使役するストロングファック一直線のそれ。華奢な肢体を精いっぱい拡げ粘膜も破けようかと勢いで女性器を貫かれながら汗だく汁だくでこみ上げる快感に全身をよじらせほおを紅潮させて甘い吐息をもらすヒロインズの痴態が辛抱たまらぬで候。なまじ女性陣のキャラメイクがはかなげなだけにそのまま壊されてしまうのではと心配になりそうなガチンコセックスの応酬にわれわれ読者の愚息もフル勃起やむなしですな!
愛し合う2人の甘い逢瀬でも、臨まぬ行為を強いられ乱暴に蜜壷を貫かれるのでも、子宮の奥までシャフトをねじこまれ休みなき往復運動がスタートすると彼女ら瞳をうるませせつなげな嬌声を発して快楽享受に専念。ギシギシ褥をきしませつつ細い手足を拘束され幾度となく体位をチェンジしながらはしたなく淫語まき散らし動物の牝さながらによがり狂う光景がたまらなく淫猥だ。子種を待ち望むかのようにヒクヒク収縮する膣内めがけて2度3度4度と白く熱い飛沫が叩きつけられ、その都度幼女/少女/淑女らは上下の口から大量の分泌物をまみれさせプレミアムアクメ。
前掲載誌の薄トーン消し前提で描かれたパックリ大開きまんこが現状のコアマガでは避け得ない醜悪なモザイクでことごとく覆われたのは残念無念で自分のなかでは実用度マイナス2階級特進。また以前からのファンおなじみのやっしーシリーズとの再会はうれしいものの、今回はメインヒロイン・耶社(やしろ)×お兄ちゃんの主役カップルオンリーだったので、いい味出してる&ドエロいサブキャラたちのファックも既刊同様に見たかったところ。とまあ小姑ティックなdisりはしたものの、美麗そのものの作画にえげつなく直截的なエロ演出が加わる濡れ場の破壊力はあいかわらず抜群で快く我が砲身を酷使。雑誌の方では脇キャラ登場のやっしーシリーズ新作がモリモリ投下されているし、またWikipediaの情報によるとまだまだコミックス未収録作品が山ほど存在するようなので、このあともすみやかに単行本リリースを続けていただきたいものだ。この人の描くやわこそうなビッグバストが大好物の自分は、「戌依神」のドエロすぎるお兄ちゃん命な爆乳JK・澪たんの凌辱/イチャラヴ両方で資源を蕩尽し精巣の残機ゼロ。
話○ 抜○ 消中 総合○
スキスキ光線発しまくりのブラコン妹に兄はつれなく当たりつつも言葉と裏腹に過激なイチャラヴ連作4本+忌まわしい因習の地から逃げ出した主人公だが母と妹の待つ郷里へ再び足を踏み入れたとたん淫靡な肉欲の罠にからめ取られて……中編5話。繊細な作画からは想像もつかない疾風怒濤のハードファックが横溢する作者最新刊はじつに5年半ぶりの再会となる通算5冊めにして初のコアマガ物件だ。
商業作家としての初単行本は2003年に松文館より刊行の「隷嬢週間」であり、以来キャリアはもう大ヴェテラン級。にもかかわらずこの寡作っぷり、いっときは執筆機会そのものが途絶え某掲示板のファンスレが呪詛で埋まったのも記憶に新しいところ。他にエロゲ原画等も手がけており成年漫画はおそらくメインの収入源ではないがゆえにこうした行状なのだろうが、気を揉ませることこのうえない。そんなこの人も最近になって当版元の「漫画ばんがいち」にある程度コンスタントに作品を載せるようになり、しかも久方ぶりのコミックス刊行にまでこぎ着けてくれて、古くからのファンのひとりとしてはちんこの昂ぶりを抑えきれないですよ!!
矢も楯もたまらず購入しさっそくシュリンクを破ってみると、中身はこれまでどおりなつかしののら猫長屋ワールドがそのまま。ディジタル全盛のなかかたくなにコピック彩色にこだわっていた表紙カラーイラストは……これどうだろう、雰囲気はアナログっぽいけど。非常に細やかな線で丹念につむがれるオーセンティックなエロゲ絵基調の作画はさすがに現代の主流のラインではないが充分に美麗かつ扇情的だ。ことにキューティクルキラキラの艶めく黒髪を描かせると抜群で、いわゆる大和撫子系の造形がさほど好みでない自分もこの人のそれにはつい魅入られてしまう。
この端整な筆致でもっておっぱいっ娘もつるぺた幼女もなんでもござれのオールラウンダーであり、今回も様々なタイプの抜きキャラを用意。年齢的には初潮前のプレティーンから思春期の子持ちママンまで、バストサイズはあるやなしやのささやかな起伏からホルスタイン級の逸物までよりどりみどりだ。幼女の愛らしさと母親の妖艶さとどちらも難なく表現する手腕もまたのら猫長屋のリーサルウェポンのひとつといえよう。
この本で展開されるお話は(どちらもじつは「ばんがいち」ではなく他誌掲載)前半/後半で別のシリーズを貼り合わせ。まず冒頭から収録の兄妹相姦連作は、フランス書院より上梓された前単行本「ほろあまオモチャ箱」(2009年)およびもうひとつ前の同社刊「オモチャたちの吐息」(2007年)に収録の同キャラ同世界観オムニバス作品(通称「やっしーシリーズ」)の続きとなる。にもかかわらず今回あらすじ的なものが皆無なので、作品の完全な理解のためにはこれら既刊2冊の購入が必須だ。もう一方の和風ハードコア母妹丼中編「戌依神」の方は今作収録分だけで独立しており単独で楽しめるけれども、どうせ全部買ってもたった5冊だしいっそ既刊フルコンプリートするのも一興かと。
これら2本の長尺ものはしかしながらそのアトモスフィアは対照的。コミカルななかにも甘い兄妹ラヴテイストが全編を支配するやっしーシリーズに心和ませたあとに「戌依神」の凌辱あり輪姦ありガチ孕ませありのダークエロス満漢全席がいきなり到来するのだからそのギャップにとまどうこと必至だ。デビュー当初はどちらかというと後者の色合いが濃かっただけに自分はそう違和感なく受容したのだけれど、わりと最近からこの作家に入門してやっしーシリーズばかりを摂取していた和姦スキーは要注意。
ライト/ダーク問わず濡れ場は女の子がちちしりまんこをひたすらハードに使役するストロングファック一直線のそれ。華奢な肢体を精いっぱい拡げ粘膜も破けようかと勢いで女性器を貫かれながら汗だく汁だくでこみ上げる快感に全身をよじらせほおを紅潮させて甘い吐息をもらすヒロインズの痴態が辛抱たまらぬで候。なまじ女性陣のキャラメイクがはかなげなだけにそのまま壊されてしまうのではと心配になりそうなガチンコセックスの応酬にわれわれ読者の愚息もフル勃起やむなしですな!
愛し合う2人の甘い逢瀬でも、臨まぬ行為を強いられ乱暴に蜜壷を貫かれるのでも、子宮の奥までシャフトをねじこまれ休みなき往復運動がスタートすると彼女ら瞳をうるませせつなげな嬌声を発して快楽享受に専念。ギシギシ褥をきしませつつ細い手足を拘束され幾度となく体位をチェンジしながらはしたなく淫語まき散らし動物の牝さながらによがり狂う光景がたまらなく淫猥だ。子種を待ち望むかのようにヒクヒク収縮する膣内めがけて2度3度4度と白く熱い飛沫が叩きつけられ、その都度幼女/少女/淑女らは上下の口から大量の分泌物をまみれさせプレミアムアクメ。
前掲載誌の薄トーン消し前提で描かれたパックリ大開きまんこが現状のコアマガでは避け得ない醜悪なモザイクでことごとく覆われたのは残念無念で自分のなかでは実用度マイナス2階級特進。また以前からのファンおなじみのやっしーシリーズとの再会はうれしいものの、今回はメインヒロイン・耶社(やしろ)×お兄ちゃんの主役カップルオンリーだったので、いい味出してる&ドエロいサブキャラたちのファックも既刊同様に見たかったところ。とまあ小姑ティックなdisりはしたものの、美麗そのものの作画にえげつなく直截的なエロ演出が加わる濡れ場の破壊力はあいかわらず抜群で快く我が砲身を酷使。雑誌の方では脇キャラ登場のやっしーシリーズ新作がモリモリ投下されているし、またWikipediaの情報によるとまだまだコミックス未収録作品が山ほど存在するようなので、このあともすみやかに単行本リリースを続けていただきたいものだ。この人の描くやわこそうなビッグバストが大好物の自分は、「戌依神」のドエロすぎるお兄ちゃん命な爆乳JK・澪たんの凌辱/イチャラヴ両方で資源を蕩尽し精巣の残機ゼロ。
誰にも真似の出来ないスタイル まったく素敵なアート
11/8購入。
-火曜「そわそわDrawing(1)」一迅社 ISBN:9784758082211
-B・ブライソン「人類が知っていることすべての短い歴史(上)(下)」新潮文庫 ISBN:9784102186213 ISBN:9784102186220
-町山智浩「教科書に載ってないUSA語録」文春文庫 ISBN:9784167902346
-「comicアンスリウム」Vol.20
-火曜「そわそわDrawing(1)」一迅社 ISBN:9784758082211
-B・ブライソン「人類が知っていることすべての短い歴史(上)(下)」新潮文庫 ISBN:9784102186213 ISBN:9784102186220
-町山智浩「教科書に載ってないUSA語録」文春文庫 ISBN:9784167902346
-「comicアンスリウム」Vol.20
2014-11-07
今夜のプレッピー・スタイル。
-BOSS珍「乳輪・十色」クロエ出版 ISBN:9784903714998
話○ 抜○ 消小 総合○
性に興味津々な受け持ちの女生徒主従コンビに新米教師は振り回されしぼり取られ前後編+欲求不満のオールドミス女教師にいたぶられまくりの悪ガキは彼女へ華麗なる復讐を開始し本編&描きおろし後日談+独立短編8本。多彩な様相のビッグバスト&ビッグニップルをフル活用してはアヘ顔さらす淫乱ガールズ&レディース絨毯爆撃でお送りする作者これが初のコミックスだ。なお機種依存文字ゆえ勝手に置き換えてしまったが、単行本表題中のナカグロは本来ハートマークでございます。
自分の定期購読誌ではない「COMIC真激」ではあるけれど、毎月刊行される同誌レーベルの単行本はなんだかんだでけっこう買っている部類。ここの執筆陣は現在の売れ線ど真ん中なワニやコアのそれとは明確にラインの異なる個性派が多くて、ちょっと変わったエロ漫画が読んでみたい! という気分のときにドンピシャでニーズを満たしてくれるのだ。そしてインパクト抜群の表紙に釣られついレジへと吸いこまれた本作もまさにそうした期待を裏切らない逸品。
いきなり特大バストを惜しみなく開陳した妙齢の女性が淫靡な視線をこちらに向けるカヴァーイラストでまずツカミはOKだ。中身の絵柄もこれに準ずるもので、非常にメリハリのきいた描線が印象的なそれは最新流行のスマートなタッチではなく少々ヤボったくはあるが技術的には真激初掲載の2010年度作品から直近のものまでほとんどブレがなく当初から完成品。喜怒哀楽豊かな表情変化にダイナミックな画面構成は新人離れしたもの。ブログやツイッターでの記述などから推測するに、男性向け商業エロでデビューする前に異分野ですでに豊富な実績を積んでいるのだろう。というか同人の傾向や豪華巻末ゲスト等の交友関係から推測するに本来BL畑メインの女性作家なのだろうか?
この熟達の筆致でものされる女性陣はウブい女子高生からアラサー近辺の姥桜までワイドに用意。年齢の上下を問わず比較的キュート寄りの顔立ちにむっちりグラマラスボディの組み合わせだが、特徴的なのは乳房まわりの多種多様なデザイン。爆乳でかつ大きめの乳暈という部分までは共通ながら、陥没からピンと屹立したのまで様々な乳首の形態、あるいは素肌部分と大差ない薄めの乳頭から色素がガッツリ沈着した黒いそれまでという具合にヒロインみな個性豊かな双丘を装備しており、それがコミックス表題の由来にもなっている(まあ実際には「11人いる!」なのだがw)。
他社掲載分1本を含め、物語は総じて明るく楽しくちょっとアホらしくの明朗快活エロコメが勢ぞろい。お姉さんが教えてア・ゲ・ル系のタナボタエロスにナマイキな女をちんこで成敗の下克上セックス、はたまた暴走する少女らに精液搾取され放題の受難ファックなどなどヴァリエイションは豊富。強要めいた行為が含まれていたり途中で不穏な空気がただようこともあるものの、最終的には全員気持ちよさそうに絶頂したのちほのぼのとお話が締めくくられるので読後感はきわめて良好だ。また短編タイトルや各種ネーミングの至る所に仕込まれたダジャレネタに代表される、脱力系のコミカルな描写(それも昭和っぽいベタベタのやつ)が頻発するのがBOSS珍ならではのエッセンシャルな部分。真摯なラヴも過激なプレイもところどころ身もフタもないギャグで中和され「しょうもねぇ~」と苦笑いしつつも全ページ読み終えると心身ともホッコリ。
そうは言ってもエロシーンのみを抽出してみればそこはハードコアエロスで定評のある真激物件、問答無用の特濃ファックが随所に横溢する。濡れ場展開については男性/女性主導どちらのタイプも存在するが、テンションド高めのまま股間にのしかかり男子の精をグイグイ搾取してははしたなくイキ顔疲披露のヒロイン暴走型のえっちがもっとも作品世界にフィットしている感じ。あとプレイ内容で特筆すべきは、巨大乳首を大いに活用のニプルファックが非常に充実していること。指先や亀頭で先端を強引に押し広げられホールを形成されてそこへ怒張がグイグイねじこまれていくさまは圧巻。乳腺の奥までちんこで犯されるとともに下のお口では子宮を激しく突き上げられ、その他いろんな穴をいちどきにふさがれスペルマの奔流を叩きつけられて絶叫する彼女らのアクメ顔百面相に興奮しきりだ。
だらしなバストを開放したのち指で舌先で肉棒で乳房の全部の部分を責めたてられ初手からヒロイン悶絶。おっきな乳輪を亀頭が入るサイズに変形させられてはシャフトでそこをこすり上げられてケダモノのごとく咆吼だ。同時進行で女体の様々な開口部をペニスで充填された彼女らは目をまわし悲鳴を上げて未曾有の刺戟に全身を打ち震わせる。豊穣な擬音と駆け抜ける流線をバックに従えながらすっかり表情をトロけさせ汗と涙とヨダレまみれでイクイク連呼のエロメスどもの全部の穴へたっぷりと白くねばつく液体をプレゼント。
個人的嗜好からするとヒロインの平均年齢がやや高めではあるのだけれど、コミカルなノリの作劇とひたすら過激にえげつなく迫るエロシーンとのギャップがむしろ魅力的で心地よく愚息を使役した。正直そんなにニプルファックに思い入れのない自分でもこれだけ執拗に脳裡へ叩きこまれるとなんだか新しい性癖に目覚めそう。今回の物語たちでは疎遠になっていた幼なじみオタ男子/ビッチ女子が互いの気持ちを再確認しつつ全穴制覇「ナイショのおた×びっち」と、清楚な眼鏡っ娘爆乳JKが奇祭の雰囲気にあてられて性的受難遭遇しまくりの「電車でBO!」が私的メチャシコ物件。
話○ 抜○ 消小 総合○
性に興味津々な受け持ちの女生徒主従コンビに新米教師は振り回されしぼり取られ前後編+欲求不満のオールドミス女教師にいたぶられまくりの悪ガキは彼女へ華麗なる復讐を開始し本編&描きおろし後日談+独立短編8本。多彩な様相のビッグバスト&ビッグニップルをフル活用してはアヘ顔さらす淫乱ガールズ&レディース絨毯爆撃でお送りする作者これが初のコミックスだ。なお機種依存文字ゆえ勝手に置き換えてしまったが、単行本表題中のナカグロは本来ハートマークでございます。
自分の定期購読誌ではない「COMIC真激」ではあるけれど、毎月刊行される同誌レーベルの単行本はなんだかんだでけっこう買っている部類。ここの執筆陣は現在の売れ線ど真ん中なワニやコアのそれとは明確にラインの異なる個性派が多くて、ちょっと変わったエロ漫画が読んでみたい! という気分のときにドンピシャでニーズを満たしてくれるのだ。そしてインパクト抜群の表紙に釣られついレジへと吸いこまれた本作もまさにそうした期待を裏切らない逸品。
いきなり特大バストを惜しみなく開陳した妙齢の女性が淫靡な視線をこちらに向けるカヴァーイラストでまずツカミはOKだ。中身の絵柄もこれに準ずるもので、非常にメリハリのきいた描線が印象的なそれは最新流行のスマートなタッチではなく少々ヤボったくはあるが技術的には真激初掲載の2010年度作品から直近のものまでほとんどブレがなく当初から完成品。喜怒哀楽豊かな表情変化にダイナミックな画面構成は新人離れしたもの。ブログやツイッターでの記述などから推測するに、男性向け商業エロでデビューする前に異分野ですでに豊富な実績を積んでいるのだろう。というか同人の傾向や豪華巻末ゲスト等の交友関係から推測するに本来BL畑メインの女性作家なのだろうか?
この熟達の筆致でものされる女性陣はウブい女子高生からアラサー近辺の姥桜までワイドに用意。年齢の上下を問わず比較的キュート寄りの顔立ちにむっちりグラマラスボディの組み合わせだが、特徴的なのは乳房まわりの多種多様なデザイン。爆乳でかつ大きめの乳暈という部分までは共通ながら、陥没からピンと屹立したのまで様々な乳首の形態、あるいは素肌部分と大差ない薄めの乳頭から色素がガッツリ沈着した黒いそれまでという具合にヒロインみな個性豊かな双丘を装備しており、それがコミックス表題の由来にもなっている(まあ実際には「11人いる!」なのだがw)。
他社掲載分1本を含め、物語は総じて明るく楽しくちょっとアホらしくの明朗快活エロコメが勢ぞろい。お姉さんが教えてア・ゲ・ル系のタナボタエロスにナマイキな女をちんこで成敗の下克上セックス、はたまた暴走する少女らに精液搾取され放題の受難ファックなどなどヴァリエイションは豊富。強要めいた行為が含まれていたり途中で不穏な空気がただようこともあるものの、最終的には全員気持ちよさそうに絶頂したのちほのぼのとお話が締めくくられるので読後感はきわめて良好だ。また短編タイトルや各種ネーミングの至る所に仕込まれたダジャレネタに代表される、脱力系のコミカルな描写(それも昭和っぽいベタベタのやつ)が頻発するのがBOSS珍ならではのエッセンシャルな部分。真摯なラヴも過激なプレイもところどころ身もフタもないギャグで中和され「しょうもねぇ~」と苦笑いしつつも全ページ読み終えると心身ともホッコリ。
そうは言ってもエロシーンのみを抽出してみればそこはハードコアエロスで定評のある真激物件、問答無用の特濃ファックが随所に横溢する。濡れ場展開については男性/女性主導どちらのタイプも存在するが、テンションド高めのまま股間にのしかかり男子の精をグイグイ搾取してははしたなくイキ顔疲披露のヒロイン暴走型のえっちがもっとも作品世界にフィットしている感じ。あとプレイ内容で特筆すべきは、巨大乳首を大いに活用のニプルファックが非常に充実していること。指先や亀頭で先端を強引に押し広げられホールを形成されてそこへ怒張がグイグイねじこまれていくさまは圧巻。乳腺の奥までちんこで犯されるとともに下のお口では子宮を激しく突き上げられ、その他いろんな穴をいちどきにふさがれスペルマの奔流を叩きつけられて絶叫する彼女らのアクメ顔百面相に興奮しきりだ。
だらしなバストを開放したのち指で舌先で肉棒で乳房の全部の部分を責めたてられ初手からヒロイン悶絶。おっきな乳輪を亀頭が入るサイズに変形させられてはシャフトでそこをこすり上げられてケダモノのごとく咆吼だ。同時進行で女体の様々な開口部をペニスで充填された彼女らは目をまわし悲鳴を上げて未曾有の刺戟に全身を打ち震わせる。豊穣な擬音と駆け抜ける流線をバックに従えながらすっかり表情をトロけさせ汗と涙とヨダレまみれでイクイク連呼のエロメスどもの全部の穴へたっぷりと白くねばつく液体をプレゼント。
個人的嗜好からするとヒロインの平均年齢がやや高めではあるのだけれど、コミカルなノリの作劇とひたすら過激にえげつなく迫るエロシーンとのギャップがむしろ魅力的で心地よく愚息を使役した。正直そんなにニプルファックに思い入れのない自分でもこれだけ執拗に脳裡へ叩きこまれるとなんだか新しい性癖に目覚めそう。今回の物語たちでは疎遠になっていた幼なじみオタ男子/ビッチ女子が互いの気持ちを再確認しつつ全穴制覇「ナイショのおた×びっち」と、清楚な眼鏡っ娘爆乳JKが奇祭の雰囲気にあてられて性的受難遭遇しまくりの「電車でBO!」が私的メチャシコ物件。
ぼくを選んだこと後悔させない
11/7購入。
-「艦隊これくしょん -艦これ- コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 六」角川書店 ISBN:9784041016855
-杉坂圭介「飛田で生きる」徳間文庫カレッジ ISBN:9784199070143
-G・バタイユ「ドキュマン」河出文庫 ISBN:9784309464039
-永江朗「「本が売れない」というけれど」ポプラ新書 ISBN:9784591142233
-「艦隊これくしょん -艦これ- コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 六」角川書店 ISBN:9784041016855
-杉坂圭介「飛田で生きる」徳間文庫カレッジ ISBN:9784199070143
-G・バタイユ「ドキュマン」河出文庫 ISBN:9784309464039
-永江朗「「本が売れない」というけれど」ポプラ新書 ISBN:9784591142233
2014-11-06
今年度の赤旗まつり。
-佐藤登志雄「私は他の男と、SEXして、SEXして、SEXをした。」ティーアイネット ISBN:9784887745384
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
覚えたてのセックスに没頭し学校内でも逢瀬を重ねるヒロインはその現場を目撃した男性教師に幾度となく犯されるうち身も心も彼のとりことなり……長編6話&描きおろし後日談。完全拒絶状態から最後はみずからまんこおっ広げたっぷり精液注ぎこまれて絶頂するに至る一大NTRプロセスを微に入り細にわたって読者の前にぶちまけ続ける作者最新単行本はトータル4冊めにして本レーベルからの初お目見えだ。
この作家がデビュー後しばらくはややクセのある描線や造形がどうもピンと来なくて食わず嫌いだったのだけれど、前単行本「寝取られ彼女」でそのパワフルなストロングエロス満漢全席に遭遇しすっかり認識を改めた次第。そうこうしているうちにいつの間にか活動の本拠地を「ペンギンクラブ山賊版」から当版元の「COMIC Mujin」/「COMIC夢幻転生」へとチェンジしてこのたびはおよそ2年半ぶりの再会である。
いちど目にしたらもう忘れない、シャープな筆致とどこか乾いた感触のタッチは初見のときも現在もほとんど印象は変わらない。比較的プレーンな感じのカラー彩色がなされた今回の表紙絵は彼の絵柄の尖った部分が適度に緩和され受容しやすくなっているとは思うが、それでもやはりひりついた空気がダイレクトに伝わってくるかのような白黒原稿こそがこの人の真髄だ。ゆえに購入の可否はカヴァーイラストよりも見本閲覧可の書店で直接サンプルにあたるか、もしくは版元提供の単行本内容紹介(そこから試し読みページへのリンクもあり)をチェックしたのち判断するのをお勧めしたい。
長編/中編それぞれ1つずつをパッケージングした前作から今回は1冊まるごとの長尺ものでコンテンツを構成する。雑誌初出時は「いつのまにか彼女は」と題され連載されたそれは残念ながら目次に掲載誌/時期の明記がないのだが、検索結果や著者ブログの断片的な記述から察するにおそらくは2012-13年附近に「COMIC Mujin」へ載ったもの(まあレヴュウするならちゃんと雑誌で読んでろって話ですね)。後述するように学園ものの体裁を採るので登場ヒロインはメイン/サブ含めすべてセーラー服もまぶしい女子高生たちであり、世の男性の多くを魅了する現代エロ漫画のヴォリュームゾーンを直撃だ。
これだけの長大作品ながらストーリーの根幹は意外にもシンプル。世界観の広がりもキャラ配置も最小限に抑えられた箱庭のような舞台設定で、語り口はむろん巧妙なものの物語的コクはさほどない。ことにメインヒロインたる黒髪ロングおっぱいっ娘JK・大原綾音(おおはらあやね)ただ1人が抜き担当として奮闘する冒頭数話は、綾音が同級生の彼氏・里山総一(さとやまそういち)とイチャつく現場を押さえ彼女を強引に押し倒した男性教師・加藤(かとう)による脅したり懐柔したりの寝取りプロセスのみに特化。かくのごとく序盤~中盤まではいわゆるNTR漫画としては正統派の流れでとくに驚きもないのだが、ここから佐藤登志雄はさらなるヒネリを入れてくるのですよ。
罪の意識に駆られ親友2名に相談してみたら、じつは彼女らも先生の餌食でした! と判明し最後の砦のナマ中田氏まで許してしまうのが後半スタートの第4話。それ以降は3人そろって加藤先生のちんこパワーに全員メロメロとなり延々4P乱交。いったんは加藤先生の方から開放のチャンスをもらう綾音だが、結局は……と予定調和の最終回、そしてもっとえげつない裏切りが仕込まれた巻末12ページ描きおろし漫画へと、純愛スキーにとっては地獄への一里塚が容赦なく続いてゆくので、1on1のイチャラヴしか見たくない向きは速攻回避で(まあ露骨すぎる単行本タイトルで危険信号は明白だと思うが)。ただ文章にしてみると凄惨そのものの展開なのに、いざ現物を目にすると意外にカラッとした雰囲気で読後感も悪くないのが佐藤登志雄の不思議な部分。途中までは行為に逡巡しつつもいったん腹が据わればとことん快楽享受に徹する彼女らのポジティヴな姿勢と、ほぼ一貫して主演女優たる綾音の視点から物語がつづられコキュ(寝取られ男)の心情については意図的にオミットされることで、NTR漫画特有のウェッティな罪悪感が軽減されるのだろう。ゆえに性愛のねじれっぷりを楽しみたい本格寝取られ愛好家は不満を覚えるかも知れないが、そうした心の機敏よりはファックそれ自体を摂取したい俺にはほどよくフィット。
少女らのはしたないイキ顔が乱舞し性器結合部のクローズアップが随所に散りばめられるエロシーンは迫力満点。アメとムチを織りまぜながら男性教師がじっくりヒロインを堕としてゆく序盤もいいが、膣内射精解禁となり晴れてクラスメイト3人そろってまんこ酷使スタートの後半部が個人的には至福。それぞれ異なるタイプの女体を一斉に並べ交互にちんこ出し入れしながら子宮の奥へドプドプ精液注入という、全男子垂涎の光景がエンドレスでくり広げられるさまがたまらなくエロっちい。俺TUEEE的全能感を強烈に味わいながらJKまんこへゴリゴリ怒張をねじこみ彼女らが恥も外聞もなくハートマークをばらまき絶頂するのを見やりながら我々読み手も気持ちよく白濁液を放出だ。
加藤先生ってば硬軟様々な手管を弄しときにアイテムを活用したりの多彩な堕としテクに比べて濡れ場はひたすらデカチン頼みのパワープレイでやや単調なのと、ストーリー演出上やむを得ないとはいえ途中までゴムつきファックなのが中田氏大好きっ漢の自分には少々もの足りない。とはいえ総体としては非常にパワフルな抜きツールであり、ハッキリと嗜好が分かれるタイプの作画/作劇ゆえ万人にオススメとはいかないが、多少なりともNTR耐性がありエピキュリアスな肉弾ファックに没入したい読者にはこのうえない福音となろう。今後もえげつないのに妙にさわやかな、佐藤登志雄ならではの独特のエロワールドを存分に世間へ開陳してもらいたいもの。
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
覚えたてのセックスに没頭し学校内でも逢瀬を重ねるヒロインはその現場を目撃した男性教師に幾度となく犯されるうち身も心も彼のとりことなり……長編6話&描きおろし後日談。完全拒絶状態から最後はみずからまんこおっ広げたっぷり精液注ぎこまれて絶頂するに至る一大NTRプロセスを微に入り細にわたって読者の前にぶちまけ続ける作者最新単行本はトータル4冊めにして本レーベルからの初お目見えだ。
この作家がデビュー後しばらくはややクセのある描線や造形がどうもピンと来なくて食わず嫌いだったのだけれど、前単行本「寝取られ彼女」でそのパワフルなストロングエロス満漢全席に遭遇しすっかり認識を改めた次第。そうこうしているうちにいつの間にか活動の本拠地を「ペンギンクラブ山賊版」から当版元の「COMIC Mujin」/「COMIC夢幻転生」へとチェンジしてこのたびはおよそ2年半ぶりの再会である。
いちど目にしたらもう忘れない、シャープな筆致とどこか乾いた感触のタッチは初見のときも現在もほとんど印象は変わらない。比較的プレーンな感じのカラー彩色がなされた今回の表紙絵は彼の絵柄の尖った部分が適度に緩和され受容しやすくなっているとは思うが、それでもやはりひりついた空気がダイレクトに伝わってくるかのような白黒原稿こそがこの人の真髄だ。ゆえに購入の可否はカヴァーイラストよりも見本閲覧可の書店で直接サンプルにあたるか、もしくは版元提供の単行本内容紹介(そこから試し読みページへのリンクもあり)をチェックしたのち判断するのをお勧めしたい。
長編/中編それぞれ1つずつをパッケージングした前作から今回は1冊まるごとの長尺ものでコンテンツを構成する。雑誌初出時は「いつのまにか彼女は」と題され連載されたそれは残念ながら目次に掲載誌/時期の明記がないのだが、検索結果や著者ブログの断片的な記述から察するにおそらくは2012-13年附近に「COMIC Mujin」へ載ったもの(まあレヴュウするならちゃんと雑誌で読んでろって話ですね)。後述するように学園ものの体裁を採るので登場ヒロインはメイン/サブ含めすべてセーラー服もまぶしい女子高生たちであり、世の男性の多くを魅了する現代エロ漫画のヴォリュームゾーンを直撃だ。
これだけの長大作品ながらストーリーの根幹は意外にもシンプル。世界観の広がりもキャラ配置も最小限に抑えられた箱庭のような舞台設定で、語り口はむろん巧妙なものの物語的コクはさほどない。ことにメインヒロインたる黒髪ロングおっぱいっ娘JK・大原綾音(おおはらあやね)ただ1人が抜き担当として奮闘する冒頭数話は、綾音が同級生の彼氏・里山総一(さとやまそういち)とイチャつく現場を押さえ彼女を強引に押し倒した男性教師・加藤(かとう)による脅したり懐柔したりの寝取りプロセスのみに特化。かくのごとく序盤~中盤まではいわゆるNTR漫画としては正統派の流れでとくに驚きもないのだが、ここから佐藤登志雄はさらなるヒネリを入れてくるのですよ。
罪の意識に駆られ親友2名に相談してみたら、じつは彼女らも先生の餌食でした! と判明し最後の砦のナマ中田氏まで許してしまうのが後半スタートの第4話。それ以降は3人そろって加藤先生のちんこパワーに全員メロメロとなり延々4P乱交。いったんは加藤先生の方から開放のチャンスをもらう綾音だが、結局は……と予定調和の最終回、そしてもっとえげつない裏切りが仕込まれた巻末12ページ描きおろし漫画へと、純愛スキーにとっては地獄への一里塚が容赦なく続いてゆくので、1on1のイチャラヴしか見たくない向きは速攻回避で(まあ露骨すぎる単行本タイトルで危険信号は明白だと思うが)。ただ文章にしてみると凄惨そのものの展開なのに、いざ現物を目にすると意外にカラッとした雰囲気で読後感も悪くないのが佐藤登志雄の不思議な部分。途中までは行為に逡巡しつつもいったん腹が据わればとことん快楽享受に徹する彼女らのポジティヴな姿勢と、ほぼ一貫して主演女優たる綾音の視点から物語がつづられコキュ(寝取られ男)の心情については意図的にオミットされることで、NTR漫画特有のウェッティな罪悪感が軽減されるのだろう。ゆえに性愛のねじれっぷりを楽しみたい本格寝取られ愛好家は不満を覚えるかも知れないが、そうした心の機敏よりはファックそれ自体を摂取したい俺にはほどよくフィット。
少女らのはしたないイキ顔が乱舞し性器結合部のクローズアップが随所に散りばめられるエロシーンは迫力満点。アメとムチを織りまぜながら男性教師がじっくりヒロインを堕としてゆく序盤もいいが、膣内射精解禁となり晴れてクラスメイト3人そろってまんこ酷使スタートの後半部が個人的には至福。それぞれ異なるタイプの女体を一斉に並べ交互にちんこ出し入れしながら子宮の奥へドプドプ精液注入という、全男子垂涎の光景がエンドレスでくり広げられるさまがたまらなくエロっちい。俺TUEEE的全能感を強烈に味わいながらJKまんこへゴリゴリ怒張をねじこみ彼女らが恥も外聞もなくハートマークをばらまき絶頂するのを見やりながら我々読み手も気持ちよく白濁液を放出だ。
加藤先生ってば硬軟様々な手管を弄しときにアイテムを活用したりの多彩な堕としテクに比べて濡れ場はひたすらデカチン頼みのパワープレイでやや単調なのと、ストーリー演出上やむを得ないとはいえ途中までゴムつきファックなのが中田氏大好きっ漢の自分には少々もの足りない。とはいえ総体としては非常にパワフルな抜きツールであり、ハッキリと嗜好が分かれるタイプの作画/作劇ゆえ万人にオススメとはいかないが、多少なりともNTR耐性がありエピキュリアスな肉弾ファックに没入したい読者にはこのうえない福音となろう。今後もえげつないのに妙にさわやかな、佐藤登志雄ならではの独特のエロワールドを存分に世間へ開陳してもらいたいもの。
帰りなんとて家もなく
11/6購入。
-坂戸佐兵衛/旅井とり「めしばな刑事タチバナ(15)」徳間書店 ISBN:9784197805860
-J・ダワー「吉田茂とその時代(上)(下)」中公文庫プレミアム ISBN:9784122060210 ISBN:9784122060227
-海野弘「世界陰謀全史」朝日新聞出版 ISBN:9784023312807
-坂戸佐兵衛/旅井とり「めしばな刑事タチバナ(15)」徳間書店 ISBN:9784197805860
-J・ダワー「吉田茂とその時代(上)(下)」中公文庫プレミアム ISBN:9784122060210 ISBN:9784122060227
-海野弘「世界陰謀全史」朝日新聞出版 ISBN:9784023312807
2014-11-05
Legalize It
11/5借出。
-池川玲子「ヌードと愛国」講談社現代新書 ISBN:9784062882842
-名郷直樹「「健康第一」は間違っている」筑摩選書 ISBN:9784480016058
-渡辺修「人と思想138 オルテガ」清水書院 ISBN:9784389421380
-小曽戸洋「新版 漢方の歴史」大修館書店 ISBN:9784469233162
-阿部浪子「平野謙のこと、革命と女たち」社会評論社 ISBN:9784784519132
-盆踊ろう会「盆おどる本」青幻舎 ISBN:9784861524578
-久住昌之「ふらっと朝湯酒」カンゼン ISBN:9784862552266
-J・ヘラー「大麻草と文明」築地書館 ISBN:9784806714842
-池川玲子「ヌードと愛国」講談社現代新書 ISBN:9784062882842
-名郷直樹「「健康第一」は間違っている」筑摩選書 ISBN:9784480016058
-渡辺修「人と思想138 オルテガ」清水書院 ISBN:9784389421380
-小曽戸洋「新版 漢方の歴史」大修館書店 ISBN:9784469233162
-阿部浪子「平野謙のこと、革命と女たち」社会評論社 ISBN:9784784519132
-盆踊ろう会「盆おどる本」青幻舎 ISBN:9784861524578
-久住昌之「ふらっと朝湯酒」カンゼン ISBN:9784862552266
-J・ヘラー「大麻草と文明」築地書館 ISBN:9784806714842
2014-11-04
別に何を言われてみたところで これからずっと 同じ事を繰り返していくわ
11/4購入。
-木俣滋郎「ジェット空中戦」光人社NF文庫 ISBN:9784769828594
-今柊二「お魚バンザイ!」竹書房文庫 ISBN:9784812488904
-野村實「海戦史に学ぶ」祥伝社新書 ISBN:9784396113926
-渡邊孝明「北海道JR駅舎図鑑453」成山堂書店 ISBN:9784425962112
-木俣滋郎「ジェット空中戦」光人社NF文庫 ISBN:9784769828594
-今柊二「お魚バンザイ!」竹書房文庫 ISBN:9784812488904
-野村實「海戦史に学ぶ」祥伝社新書 ISBN:9784396113926
-渡邊孝明「北海道JR駅舎図鑑453」成山堂書店 ISBN:9784425962112
2014-11-03
本日の親米保守。
-八尋ぽち「ちゅぱ・シャワー」ワニマガジン社 ISBN:9784862693358
話△ 抜◎-○ 消小-中 総合○
カノジョとセットで不良女子連中のオモチャにされた主人公はその巨根をすっかり気に入られ……連作3本+不感症の妻をそっちのけにして義妹の身体に耽溺前後編&描きおろし後日談+独立短編6本+フルカラーショート1本。キュートフェイスにムチムチボディのえっちぃ女の子たちがいろんな体液噴き出しながらアンアン絶頂の素晴らしき光景を詳細生中継の作者最新単行本は通算4冊めにして成年指定としての3rdコミックスだ。なお機種依存文字ゆえ表題のなかのハートマークをこちらではナカグロに置き換えて表記している。
2009年末に「COMIC快楽天」でデビュー以来とびきり美麗な作画とウェッティで扇情的なエロシーンを武器にモリモリお仕事している人。昨今は商業誌のほか薄い本でも精力的に活躍しているけれど、だからといって快楽天での執筆がとどこおるようなこともなく、前単行本「はめぺろ」刊行から1年少々と堅調なペースでの新刊リリースだ。
一般青年誌調の端整なタッチを基調にしつつ萌えだのオサレだのの成分をほどよくブレンドし売れ線に仕上げた絵柄はますます完成度アップ。愛らしいフェイスにド迫力ボディの組み合わせはキャリア初期からの特徴だが、最近はとりわけおっぱいや胴回りのトーンワークにコッテリ度が増してやたらとフィジカルに。やや大ぶりの乳首を屹立させツヤツヤしたお尻附近を強調するデザインはいかにも抜き漫画に特化した造形で、見るからにラノベのコミカライズ担当あたりに引っぱられそうな他の快楽天執筆陣よりは一般誌流出の恐れが少ないような……と言っては失礼ですかね。
直近2年以内の快楽天掲載作ばかりでまとめたことで作画はきわめて安定し、カヴァーイラストの印象がモノクロ原稿の最後のページまで継続する。登場ヒロイン陣はコンビニ誌の自主規制により建前としては18歳以上のはずだが、見た目えらくあどけない系のうえかなりの率で制服女子が混じっておりもはやレイティングも有名無実。快楽天の誌風に合わせ女の子は基本巨乳寄りながら、ちっぱいだったり並乳だったりも数人用意して多彩なニーズにお応えする。ただそうした女子連中の愛らしいキャラメイクに対して野郎どもは微妙に泥くさくゴツい系の造形で、このあたりもまた前述のように非エロ向きではないかなと思ったゆえん。
セブンイレブンやローソンでも買える媒体に載せるための漫画ゆえ、物語は基本的に穏健な和姦ラヴコメで統一。オーソドックスなタイマンラヴにはじまり両手に花の3Pもの、さらには若人の夢実現な多人数ハーレム系と、いささかイージーゴーイングぎみながらヴァリエイション豊富なシチュのもと女体が所狭しと入り乱れるさまは壮観だ。すべて合意エロとはいえイチャラヴ色はさほど高くなく、本命以外といたしたり他人のモノを横取りしたりとやや不穏な状況込みなのがもしかすると純愛スキーには引っかかるかもなのでいちおう注意喚起。
八尋ぽち漫画の魅力がフルスロットル全開になるのはなんといってもガチンコファックの一部始終において。日常パートをひかえめにしたぶん、むっちりした肢体をフル活用しゴリゴリちんこまんこの真剣勝負をくり広げるエロシーンはなかなかの高密度。また特徴的なのが感極まっておしっこ漏らしたり愛液放出したりの液汁描写で、全身汗だくで行為にいそしむさなかクライマックスでヒロインの下腹部から噴水のごとく大量に分泌されるそれはいかにも開放感にあふれ気持ちよさそうで、これこそまさしくホントの「濡れ場」ですね(ドヤァ)。2人してビショビショになりながら締めくくりは景気よくM字開脚させてたっぷり膣内射精フィニッシュを大ゴマ使って読者の前にドーンと提示だ。
艶めく女体を初手からあらわにして女たちは必死に男根にしゃぶりつき胸の谷間でシャフトを圧迫する。充実の前戯でたちまち先走り汁を搾取されたのち反撃とばかりに準備万端の蜜壷へ暴れん棒をインサート。粘膜どうしをハードにこすり合わせながら身をよじらせトロトロのイキ顔さらして小刻みに嬌声を発するヒロインの痴態にぼくらの興奮もいや増す。マシンガン淫語のペースが速まり勢いよく潮を噴き出したら彼女の絶頂も間近。いよいよ法悦の態でイクイク連呼のエロメスたちの子宮めがけて熱い飛沫をドプドプ流しこみ種つけミッションコンプリート。
ややストーリー進行や科白まわしが唐突に感じたり昨今の世知辛い世相を反映して修整面積が大きめだったりと気になる点はあるけれど、とてつもなく扇情的なボディ描写と問答無用のストロングファック満漢全席とで非常に使い勝手は良好。ヒロイン造形の私的嗜好によりいくらか実用性に幅は持たせたが総じて精液分泌支援ツールとして申しぶんないデキだ。個人的にはコンビニ売り誌の制約を離れてもっと下の年齢層のキャラを描いてくれた方が絵柄にもマッチしていてよろしいのではと夢想するけれど、まあそのへんは将来の希望として。今回収録のものでは、ちんまいのにボディはぱっつんぱっつんの短髪ブレザーっ娘ヒロインが積極的にちんこくわえこみザーメン搾取しまくり「私の妹エッチな目で見ないで」と、サバゲーマニアな幼なじみ女子の軍装を徐々に脱がせつつ女体完全制圧の「テレたりミリタリー」でもって我が砲身を大いに酷使。
話△ 抜◎-○ 消小-中 総合○
カノジョとセットで不良女子連中のオモチャにされた主人公はその巨根をすっかり気に入られ……連作3本+不感症の妻をそっちのけにして義妹の身体に耽溺前後編&描きおろし後日談+独立短編6本+フルカラーショート1本。キュートフェイスにムチムチボディのえっちぃ女の子たちがいろんな体液噴き出しながらアンアン絶頂の素晴らしき光景を詳細生中継の作者最新単行本は通算4冊めにして成年指定としての3rdコミックスだ。なお機種依存文字ゆえ表題のなかのハートマークをこちらではナカグロに置き換えて表記している。
2009年末に「COMIC快楽天」でデビュー以来とびきり美麗な作画とウェッティで扇情的なエロシーンを武器にモリモリお仕事している人。昨今は商業誌のほか薄い本でも精力的に活躍しているけれど、だからといって快楽天での執筆がとどこおるようなこともなく、前単行本「はめぺろ」刊行から1年少々と堅調なペースでの新刊リリースだ。
一般青年誌調の端整なタッチを基調にしつつ萌えだのオサレだのの成分をほどよくブレンドし売れ線に仕上げた絵柄はますます完成度アップ。愛らしいフェイスにド迫力ボディの組み合わせはキャリア初期からの特徴だが、最近はとりわけおっぱいや胴回りのトーンワークにコッテリ度が増してやたらとフィジカルに。やや大ぶりの乳首を屹立させツヤツヤしたお尻附近を強調するデザインはいかにも抜き漫画に特化した造形で、見るからにラノベのコミカライズ担当あたりに引っぱられそうな他の快楽天執筆陣よりは一般誌流出の恐れが少ないような……と言っては失礼ですかね。
直近2年以内の快楽天掲載作ばかりでまとめたことで作画はきわめて安定し、カヴァーイラストの印象がモノクロ原稿の最後のページまで継続する。登場ヒロイン陣はコンビニ誌の自主規制により建前としては18歳以上のはずだが、見た目えらくあどけない系のうえかなりの率で制服女子が混じっておりもはやレイティングも有名無実。快楽天の誌風に合わせ女の子は基本巨乳寄りながら、ちっぱいだったり並乳だったりも数人用意して多彩なニーズにお応えする。ただそうした女子連中の愛らしいキャラメイクに対して野郎どもは微妙に泥くさくゴツい系の造形で、このあたりもまた前述のように非エロ向きではないかなと思ったゆえん。
セブンイレブンやローソンでも買える媒体に載せるための漫画ゆえ、物語は基本的に穏健な和姦ラヴコメで統一。オーソドックスなタイマンラヴにはじまり両手に花の3Pもの、さらには若人の夢実現な多人数ハーレム系と、いささかイージーゴーイングぎみながらヴァリエイション豊富なシチュのもと女体が所狭しと入り乱れるさまは壮観だ。すべて合意エロとはいえイチャラヴ色はさほど高くなく、本命以外といたしたり他人のモノを横取りしたりとやや不穏な状況込みなのがもしかすると純愛スキーには引っかかるかもなのでいちおう注意喚起。
八尋ぽち漫画の魅力がフルスロットル全開になるのはなんといってもガチンコファックの一部始終において。日常パートをひかえめにしたぶん、むっちりした肢体をフル活用しゴリゴリちんこまんこの真剣勝負をくり広げるエロシーンはなかなかの高密度。また特徴的なのが感極まっておしっこ漏らしたり愛液放出したりの液汁描写で、全身汗だくで行為にいそしむさなかクライマックスでヒロインの下腹部から噴水のごとく大量に分泌されるそれはいかにも開放感にあふれ気持ちよさそうで、これこそまさしくホントの「濡れ場」ですね(ドヤァ)。2人してビショビショになりながら締めくくりは景気よくM字開脚させてたっぷり膣内射精フィニッシュを大ゴマ使って読者の前にドーンと提示だ。
艶めく女体を初手からあらわにして女たちは必死に男根にしゃぶりつき胸の谷間でシャフトを圧迫する。充実の前戯でたちまち先走り汁を搾取されたのち反撃とばかりに準備万端の蜜壷へ暴れん棒をインサート。粘膜どうしをハードにこすり合わせながら身をよじらせトロトロのイキ顔さらして小刻みに嬌声を発するヒロインの痴態にぼくらの興奮もいや増す。マシンガン淫語のペースが速まり勢いよく潮を噴き出したら彼女の絶頂も間近。いよいよ法悦の態でイクイク連呼のエロメスたちの子宮めがけて熱い飛沫をドプドプ流しこみ種つけミッションコンプリート。
ややストーリー進行や科白まわしが唐突に感じたり昨今の世知辛い世相を反映して修整面積が大きめだったりと気になる点はあるけれど、とてつもなく扇情的なボディ描写と問答無用のストロングファック満漢全席とで非常に使い勝手は良好。ヒロイン造形の私的嗜好によりいくらか実用性に幅は持たせたが総じて精液分泌支援ツールとして申しぶんないデキだ。個人的にはコンビニ売り誌の制約を離れてもっと下の年齢層のキャラを描いてくれた方が絵柄にもマッチしていてよろしいのではと夢想するけれど、まあそのへんは将来の希望として。今回収録のものでは、ちんまいのにボディはぱっつんぱっつんの短髪ブレザーっ娘ヒロインが積極的にちんこくわえこみザーメン搾取しまくり「私の妹エッチな目で見ないで」と、サバゲーマニアな幼なじみ女子の軍装を徐々に脱がせつつ女体完全制圧の「テレたりミリタリー」でもって我が砲身を大いに酷使。
ダッチ・シュルツ 最期のことば
11/3購入。
-クール教信者「さび抜きカノジョ」一迅社 ISBN:9784758014083
-V・ボクリス「バロウズ/ウォーホル テープ」スペースシャワーネットワーク ISBN:9784907435332
-「コミックポプリクラブ」2014年12月号
-クール教信者「さび抜きカノジョ」一迅社 ISBN:9784758014083
-V・ボクリス「バロウズ/ウォーホル テープ」スペースシャワーネットワーク ISBN:9784907435332
-「コミックポプリクラブ」2014年12月号
2014-11-02
今晩の特定外来生物。
-あらいぐま「ももいろみるく」マックス ISBN:9784863793354
話○-△ 抜○ 消小 総合○
親同士の再婚でできた義姉に恋してしまい悩む主人公だけどどうやら思いは彼女も一緒で……本編&描きおろし後日談+独立短編8本。超絶キュートな萌え萌えガールズ&レディースと甘く激しく結ばれてふにふにボディを完全制覇の糖度1000%イチャイチャ専科でお送りする作者これが初の成年向けコミックスだ。なお本来は先月下旬リリースのものをいささか遅延しての評価記事となっていることをあらかじめお詫びしておく。
自分が現在定期購読している「コミックポプリクラブ」の版元からの新刊であり本来なら予習はバッチリのはずなのだけれど、じつはつい最近までまったく知らなかった作家。それというのも同誌には早くから参戦していたもののその後ゲーム原画や一般漫画等に注力していて成年向けでは長らくブランクがあり、ある程度まとまって執筆を再開したのが去年あたりからだったせい。そのへんについてはググって発見した異様に詳しい作者お仕事リストを参照していただくのが俺のレヴュウよりはるかに有用なのでぜひ一読を。
そんなわけで予備知識のあまりないこの人の作品をそれでも即座にレジへ持っていったのは、なんといってもマイ経絡秘孔直撃のすばらしく愛らしい絵柄ゆえ。表紙イラストで一目瞭然なように少女漫画ベースのファンシィな筆致に反則級のビッグバストが組み合わされたそれは童顔巨乳スキー瞬殺必至の破壊力だ。彼女らの持つ2つの巨大なおもちのふよんと柔らかそうな質感は出色であり、それを目撃してたわわな双丘に顔をうずめたりちんこ挟んでもらったりしたい欲に支配されない男など果たして存在し得ようか(反語)。
先ほどの執筆リストと本書目次の初出一覧を見比べながら収録作品を確認すると、今作コンテンツはおおむね3つの系統に大別。まずは冒頭からの2013-14年ポプリクラブ掲載分および描きおろしパート、次にゼロ年代なかばあたりからスポット的に同誌や姉妹誌に描かれたもの、そして他社で電子配信の2作品という具合。新旧差9年の超ワイドレンジぶりでさすがにタッチの変遷はハッキリわかり、とりわけお肌の質感については品質のギャップを感じざるを得ないところ。むろん初期作からカワイイ系の絵柄のベースは確立していて萌え成分の摂取に問題は生じないものの、可能ならば購入前の店頭見本チェックで筆致のブレがおのれの許容範囲内か確認するのを推奨したい。
登場する女の子はおおむね推定ハイティーン相当で、幼なじみやら姉やらおとなりさんやらのオーソドックスな関係性を中心にアイドルやお姫さまといった非日常系のそれを若干名プラス。いずれも瞳おっきめほわほわ笑顔のラヴリィフェイスに激しく自己主張するダイナマイトおっぱいが印象的なスペシャルボディが組み合わされた魅惑のプロポーションを誇りチンピク度は抜群だ。無邪気だったり世話焼き系だったり少々ツン入ってたりとキャラメイクは多彩ながら、よく言えばイノセントな、意地悪な表現をすると脳みそユルユル系のヒロイン造形がなされていて、それがコケティッシュだったりどうも危なっかしかったりと複雑な魅力をかもし出す。
巻末著者あとがきでみずから述べているように、物語は昔のも最近のも1on1のオーソドックスなイチャラヴが支配的。のっけからベタ惚れ状態かはたまた当初つれないフリをしてみせるか程度の振幅はあれど、最終的にはみごと相思相愛カップル成立で甘々エロスへと突入する鉄板展開だ。まるで大昔の少女漫画テンプレのごとくヒロインの胸のときめきを逐一実況するモノローグが効果的にお話を盛り上げ、読んでるこっちのニヤニヤは止むことがない。
シンプルな萌えエロにとどまらず意外にもたいそうユースフルな濡れ場が付属するのが本書のすばらしい点。とりわけ肢体描写のクオリティがグッと上がった直近作においてそれは顕著で、つきたてのお餅みたく愛撫する指先が沈んでゆくおっぱいやまんこ近辺のやわこそうな肉づきがたまらない。むやみにファンシィな擬音が飛び交いハートマークが入り乱れる華やかなヴィジュアルのなか汗だく汁だくファックにいそしみほおを上気させて快楽に身をゆだねる少女らの痴態に我らの股間もいきり立つ。
衣服の上からでもクッキリ存在を主張するおわん型のラージおっぱいをなで回しながら着衣をずらしお肌を徐々に露出しながらすべすべまんこをご開帳だ。羞恥にほおを赤らめつつも執拗な愛撫に全身をしびれさせ彼女の下のお口は準備万端。柔肉をこじ開けるようにシャフトをねじこまれハードな摩擦運動が始まればたちまち甘い吐息をもらしビッグバストをブリブリ揺らす。きつく抱き合いちゅっちゅをくり返しながらのぼりつめてゆくヒロインのプリティな子宮の最深部めがけ白くねばつく液体をたっぷりとリリースだ。
とんでもなく使えまくる直近のものに比べ初出の古い作品や新しいのでもネタ重視で奇抜な趣向のディジタル配信2本だと少々興奮度が下がり、ならすと抜き評価はこんな感じに。とはいえ萌えまっしぐらの絵柄でこれだけ実用的ならばノー文句。そう遠くない未来のリリースがあとがきで予告された、おそらくさらに収録年代が新しくなるであろう次回作に向け全裸待機決定だ。マイちんこ的には看病に来てくれた大家の娘さんを美味しくいただき種つけ三昧の「熱にはご注意!!」と、チャラい男子に反発しつつもいつの間にか流されHに突入してしまう巨乳委員長がチョロすぎ可愛い「我慢できない!」が最愛。
話○-△ 抜○ 消小 総合○
親同士の再婚でできた義姉に恋してしまい悩む主人公だけどどうやら思いは彼女も一緒で……本編&描きおろし後日談+独立短編8本。超絶キュートな萌え萌えガールズ&レディースと甘く激しく結ばれてふにふにボディを完全制覇の糖度1000%イチャイチャ専科でお送りする作者これが初の成年向けコミックスだ。なお本来は先月下旬リリースのものをいささか遅延しての評価記事となっていることをあらかじめお詫びしておく。
自分が現在定期購読している「コミックポプリクラブ」の版元からの新刊であり本来なら予習はバッチリのはずなのだけれど、じつはつい最近までまったく知らなかった作家。それというのも同誌には早くから参戦していたもののその後ゲーム原画や一般漫画等に注力していて成年向けでは長らくブランクがあり、ある程度まとまって執筆を再開したのが去年あたりからだったせい。そのへんについてはググって発見した異様に詳しい作者お仕事リストを参照していただくのが俺のレヴュウよりはるかに有用なのでぜひ一読を。
そんなわけで予備知識のあまりないこの人の作品をそれでも即座にレジへ持っていったのは、なんといってもマイ経絡秘孔直撃のすばらしく愛らしい絵柄ゆえ。表紙イラストで一目瞭然なように少女漫画ベースのファンシィな筆致に反則級のビッグバストが組み合わされたそれは童顔巨乳スキー瞬殺必至の破壊力だ。彼女らの持つ2つの巨大なおもちのふよんと柔らかそうな質感は出色であり、それを目撃してたわわな双丘に顔をうずめたりちんこ挟んでもらったりしたい欲に支配されない男など果たして存在し得ようか(反語)。
先ほどの執筆リストと本書目次の初出一覧を見比べながら収録作品を確認すると、今作コンテンツはおおむね3つの系統に大別。まずは冒頭からの2013-14年ポプリクラブ掲載分および描きおろしパート、次にゼロ年代なかばあたりからスポット的に同誌や姉妹誌に描かれたもの、そして他社で電子配信の2作品という具合。新旧差9年の超ワイドレンジぶりでさすがにタッチの変遷はハッキリわかり、とりわけお肌の質感については品質のギャップを感じざるを得ないところ。むろん初期作からカワイイ系の絵柄のベースは確立していて萌え成分の摂取に問題は生じないものの、可能ならば購入前の店頭見本チェックで筆致のブレがおのれの許容範囲内か確認するのを推奨したい。
登場する女の子はおおむね推定ハイティーン相当で、幼なじみやら姉やらおとなりさんやらのオーソドックスな関係性を中心にアイドルやお姫さまといった非日常系のそれを若干名プラス。いずれも瞳おっきめほわほわ笑顔のラヴリィフェイスに激しく自己主張するダイナマイトおっぱいが印象的なスペシャルボディが組み合わされた魅惑のプロポーションを誇りチンピク度は抜群だ。無邪気だったり世話焼き系だったり少々ツン入ってたりとキャラメイクは多彩ながら、よく言えばイノセントな、意地悪な表現をすると脳みそユルユル系のヒロイン造形がなされていて、それがコケティッシュだったりどうも危なっかしかったりと複雑な魅力をかもし出す。
巻末著者あとがきでみずから述べているように、物語は昔のも最近のも1on1のオーソドックスなイチャラヴが支配的。のっけからベタ惚れ状態かはたまた当初つれないフリをしてみせるか程度の振幅はあれど、最終的にはみごと相思相愛カップル成立で甘々エロスへと突入する鉄板展開だ。まるで大昔の少女漫画テンプレのごとくヒロインの胸のときめきを逐一実況するモノローグが効果的にお話を盛り上げ、読んでるこっちのニヤニヤは止むことがない。
シンプルな萌えエロにとどまらず意外にもたいそうユースフルな濡れ場が付属するのが本書のすばらしい点。とりわけ肢体描写のクオリティがグッと上がった直近作においてそれは顕著で、つきたてのお餅みたく愛撫する指先が沈んでゆくおっぱいやまんこ近辺のやわこそうな肉づきがたまらない。むやみにファンシィな擬音が飛び交いハートマークが入り乱れる華やかなヴィジュアルのなか汗だく汁だくファックにいそしみほおを上気させて快楽に身をゆだねる少女らの痴態に我らの股間もいきり立つ。
衣服の上からでもクッキリ存在を主張するおわん型のラージおっぱいをなで回しながら着衣をずらしお肌を徐々に露出しながらすべすべまんこをご開帳だ。羞恥にほおを赤らめつつも執拗な愛撫に全身をしびれさせ彼女の下のお口は準備万端。柔肉をこじ開けるようにシャフトをねじこまれハードな摩擦運動が始まればたちまち甘い吐息をもらしビッグバストをブリブリ揺らす。きつく抱き合いちゅっちゅをくり返しながらのぼりつめてゆくヒロインのプリティな子宮の最深部めがけ白くねばつく液体をたっぷりとリリースだ。
とんでもなく使えまくる直近のものに比べ初出の古い作品や新しいのでもネタ重視で奇抜な趣向のディジタル配信2本だと少々興奮度が下がり、ならすと抜き評価はこんな感じに。とはいえ萌えまっしぐらの絵柄でこれだけ実用的ならばノー文句。そう遠くない未来のリリースがあとがきで予告された、おそらくさらに収録年代が新しくなるであろう次回作に向け全裸待機決定だ。マイちんこ的には看病に来てくれた大家の娘さんを美味しくいただき種つけ三昧の「熱にはご注意!!」と、チャラい男子に反発しつつもいつの間にか流されHに突入してしまう巨乳委員長がチョロすぎ可愛い「我慢できない!」が最愛。
イクの魚雷がうずうずしてるの!
11/2借出。
-鷲田清一「哲学の使い方」岩波新書 ISBN:9784004315001
-勝目純也「貴重写真で見る 日本潜水艦総覧」学研パブリッシング ISBN:9784054050204
-岡田裕成「ラテンアメリカ 越境する美術」筑摩書房 ISBN:9784480873774
-戦国☆保健委員会編「戦国武将の死亡診断書」エクスナレッジ ISBN:9784767812571
-R・アスラン「イエス・キリストは実在したのか?」文藝春秋 ISBN:9784163900933
-鷲田清一「哲学の使い方」岩波新書 ISBN:9784004315001
-勝目純也「貴重写真で見る 日本潜水艦総覧」学研パブリッシング ISBN:9784054050204
-岡田裕成「ラテンアメリカ 越境する美術」筑摩書房 ISBN:9784480873774
-戦国☆保健委員会編「戦国武将の死亡診断書」エクスナレッジ ISBN:9784767812571
-R・アスラン「イエス・キリストは実在したのか?」文藝春秋 ISBN:9784163900933
2014-11-01
今月のオルタナティヴ・ロック。
-イシガキタカシ「僕はあなたにワンと鳴く」ワニマガジン社 ISBN:9784862693372
話○ 抜○-△ 消小 総合○
才色兼備の名望家ご令嬢にして生徒会長の先輩女子にあこがれる主人公が得た愛と幸福のペットライフ表題作中編3話&描きおろし後日談+競泳水着マニアな変態幼なじみの目に余る行動を掣肘すべくヒロインは彼の前で大胆ポーズ本編&フルカラー続編+男勝りの空手少女も性の異種格闘技では大苦戦本編&別エピソード+独立短編3本。凛とした美貌の長身ナイスバディたちのえっちな裸身を存分に堪能しながらご奉仕したりされたりの主従プレイを満喫の1冊は待望の作者成年向け処女単行本だ。
業界屈指の執筆陣をそろえた「コミックゼロス」編集部はそのスタッフがかつて在籍した旧「コミックメガストア」/「コミックメガストアH」(コアマガジン刊)時代から多彩なバックグラウンドを持つ作家を起用している。この人もエロ漫画家というよりはエロゲー原画や一般誌のコミカライズ作品での活躍が人口に膾炙しているのでは。ゆえにこちらの畑での創作ペースはきわめてゆるやかで、商業エロデビューから10年以上経ってようやく初コミックス刊行にこぎ着けた次第。
掲載媒体からその時期までキッチリ明記の初出一覧を参照すると(これが完備してるからワニマガ単行本はありがたい!)、収録作は最新のものをアタマにほぼ時系列を逆順に配置のもよう。つい最近まで連載していた冒頭タイトル・チューンはともかく、中盤のコミメガH掲載作たちは2004-08年、成年向け1作めの巻末短編に至っては2002年執筆と、新旧12年のスパンはさすがに長大すぎてタッチの差異は明確。やや硬質ながらスッキリムダのない描線で頭身高めグラマラスガールをモリモリ量産するというベースの作風こそ不変なものの、カヴァーイラストの絵柄だけで読みたいという人は要注意。
このたび登場の女性陣はみなさん制服世代のハイティーンで統一。ただし年相応のキュートさよりはむしろフェミニンな魅力を前面に押し出したデザインで、その落ちついた物腰や清楚な出で立ちは大人女性のそれと遜色ない優美さだ。男性顔負けのすらりとした長躯にボンキュッボンのダイナマイトボディが組み合わされたファッションモデルのごとき美貌の彼女らがベッドの上では我を忘れてハードに乱れまくるのだからたまらんです喃。
物語のテイストは甘々イチャラヴから屈辱のレイプものまで幅広いが、分量的にもメインコンテンツである冒頭長編「僕はあなたにワンと鳴く」に代表されるような女性上位エロの印象が強め。ヒロイン凌辱系の殺伐とした最初期の作品から徐々にスウィート色が強くなり、直近執筆の表題作ではすっかり相思相愛の恋愛空間が支配するように。変遷激しい絵柄とともにごった煮の印象はまぬがれないが、お話運びそのものは明暗いずれでも達者でありリーダビリティは抜群だ。
雄大な女体が画面狭しと躍動する濡れ場は美しくも扇情的で、ビッグバストがブリブリ揺れ大胆不敵に女性器が押し広げられては子袋いっぱいに熱いザーメンが満たされる。また前述したようにヒロイン側が嗜虐心をあらわにして小動物ティックな男性主人公を服従させるタイプのエロスが大いにフィーチャーされ、顔面騎乗で悶絶させられたりいったんおあずけされたのち命を承け待望の射精にこぎ着けたりとドMな男子諸君の願望をフルに実現だ。そうはいってもプレイ中は女性サイドも積極的にご奉仕してくれ、執拗に竿をねぶり倒す情熱的なフェラや巧みに尻穴をほじくっての前立腺いじりなど魅惑の前戯ののちゴリゴリ膣内を剛直で貫かれトロトロのイキ顔さらして絶頂の彼女らの痴態で際限なく息子を摩擦。
端整な笑顔を捕食者のそれへと変えてヒロインは獲物たる恋人にのしかかる。豊満ボディにしがみつき必至に乳首を吸いつける彼のイチモツを手で口でバストでしごき上げては先走り汁を搾取だ。射精後も休息を与えず挿入を強要しては自分から腰を使い性器どうしの真剣勝負に没頭する彼女らの淫猥な表情がたまらない。激しく内奥をこね回され子宮口に亀頭でキスされて全身をのけぞらせながらヨダレ垂らしてイキまくる女子連中にご奉仕フルコースの締めくくりとして大量の白濁液をドスケベまんこに流しこんだ刹那両者ダブルノックアウト。
作画/作劇ともいささか統一感を欠きはするけれど、そのあたりは著者公式サイトにもあるとおり全作収録にこだわったゆえのことで納得。イシガキタカシの商業エロすべてをもれなく摂取できるこの1冊で長年のファンも大いに満足できることだろう。個人的にもさすがに古めの作品ではいくらか実用性が落ちるものの、美麗そのもののヴィジュアルで展開される表題作のエロシーンにはグッと来まくり。クールな口調と毅然とした態度で変態マゾ犬主人公をすっかり隷属させつつもえっちでは大胆にサーヴィスしてくれたり恋する少女のごとくラヴワード乱射したりの主演女優・来栖蓉子先輩の魅力にはMっ気ゼロの自分でさえもトリコ仕掛けの明け暮れでございます。
話○ 抜○-△ 消小 総合○
才色兼備の名望家ご令嬢にして生徒会長の先輩女子にあこがれる主人公が得た愛と幸福のペットライフ表題作中編3話&描きおろし後日談+競泳水着マニアな変態幼なじみの目に余る行動を掣肘すべくヒロインは彼の前で大胆ポーズ本編&フルカラー続編+男勝りの空手少女も性の異種格闘技では大苦戦本編&別エピソード+独立短編3本。凛とした美貌の長身ナイスバディたちのえっちな裸身を存分に堪能しながらご奉仕したりされたりの主従プレイを満喫の1冊は待望の作者成年向け処女単行本だ。
業界屈指の執筆陣をそろえた「コミックゼロス」編集部はそのスタッフがかつて在籍した旧「コミックメガストア」/「コミックメガストアH」(コアマガジン刊)時代から多彩なバックグラウンドを持つ作家を起用している。この人もエロ漫画家というよりはエロゲー原画や一般誌のコミカライズ作品での活躍が人口に膾炙しているのでは。ゆえにこちらの畑での創作ペースはきわめてゆるやかで、商業エロデビューから10年以上経ってようやく初コミックス刊行にこぎ着けた次第。
掲載媒体からその時期までキッチリ明記の初出一覧を参照すると(これが完備してるからワニマガ単行本はありがたい!)、収録作は最新のものをアタマにほぼ時系列を逆順に配置のもよう。つい最近まで連載していた冒頭タイトル・チューンはともかく、中盤のコミメガH掲載作たちは2004-08年、成年向け1作めの巻末短編に至っては2002年執筆と、新旧12年のスパンはさすがに長大すぎてタッチの差異は明確。やや硬質ながらスッキリムダのない描線で頭身高めグラマラスガールをモリモリ量産するというベースの作風こそ不変なものの、カヴァーイラストの絵柄だけで読みたいという人は要注意。
このたび登場の女性陣はみなさん制服世代のハイティーンで統一。ただし年相応のキュートさよりはむしろフェミニンな魅力を前面に押し出したデザインで、その落ちついた物腰や清楚な出で立ちは大人女性のそれと遜色ない優美さだ。男性顔負けのすらりとした長躯にボンキュッボンのダイナマイトボディが組み合わされたファッションモデルのごとき美貌の彼女らがベッドの上では我を忘れてハードに乱れまくるのだからたまらんです喃。
物語のテイストは甘々イチャラヴから屈辱のレイプものまで幅広いが、分量的にもメインコンテンツである冒頭長編「僕はあなたにワンと鳴く」に代表されるような女性上位エロの印象が強め。ヒロイン凌辱系の殺伐とした最初期の作品から徐々にスウィート色が強くなり、直近執筆の表題作ではすっかり相思相愛の恋愛空間が支配するように。変遷激しい絵柄とともにごった煮の印象はまぬがれないが、お話運びそのものは明暗いずれでも達者でありリーダビリティは抜群だ。
雄大な女体が画面狭しと躍動する濡れ場は美しくも扇情的で、ビッグバストがブリブリ揺れ大胆不敵に女性器が押し広げられては子袋いっぱいに熱いザーメンが満たされる。また前述したようにヒロイン側が嗜虐心をあらわにして小動物ティックな男性主人公を服従させるタイプのエロスが大いにフィーチャーされ、顔面騎乗で悶絶させられたりいったんおあずけされたのち命を承け待望の射精にこぎ着けたりとドMな男子諸君の願望をフルに実現だ。そうはいってもプレイ中は女性サイドも積極的にご奉仕してくれ、執拗に竿をねぶり倒す情熱的なフェラや巧みに尻穴をほじくっての前立腺いじりなど魅惑の前戯ののちゴリゴリ膣内を剛直で貫かれトロトロのイキ顔さらして絶頂の彼女らの痴態で際限なく息子を摩擦。
端整な笑顔を捕食者のそれへと変えてヒロインは獲物たる恋人にのしかかる。豊満ボディにしがみつき必至に乳首を吸いつける彼のイチモツを手で口でバストでしごき上げては先走り汁を搾取だ。射精後も休息を与えず挿入を強要しては自分から腰を使い性器どうしの真剣勝負に没頭する彼女らの淫猥な表情がたまらない。激しく内奥をこね回され子宮口に亀頭でキスされて全身をのけぞらせながらヨダレ垂らしてイキまくる女子連中にご奉仕フルコースの締めくくりとして大量の白濁液をドスケベまんこに流しこんだ刹那両者ダブルノックアウト。
作画/作劇ともいささか統一感を欠きはするけれど、そのあたりは著者公式サイトにもあるとおり全作収録にこだわったゆえのことで納得。イシガキタカシの商業エロすべてをもれなく摂取できるこの1冊で長年のファンも大いに満足できることだろう。個人的にもさすがに古めの作品ではいくらか実用性が落ちるものの、美麗そのもののヴィジュアルで展開される表題作のエロシーンにはグッと来まくり。クールな口調と毅然とした態度で変態マゾ犬主人公をすっかり隷属させつつもえっちでは大胆にサーヴィスしてくれたり恋する少女のごとくラヴワード乱射したりの主演女優・来栖蓉子先輩の魅力にはMっ気ゼロの自分でさえもトリコ仕掛けの明け暮れでございます。
ひゃわぁああああ
11/1購入。
-宮野ともちか「リカ(2)」白泉社 ISBN:9784592141921
-東屋めめ「秘書の仕事じゃありません(1)」芳文社 ISBN:9784832253285
-小川峯生「昭和30年代の鉄道風景」JTBパブリッシング ISBN:9784533100390
-「スラッガー」2014年12月号
-宮野ともちか「リカ(2)」白泉社 ISBN:9784592141921
-東屋めめ「秘書の仕事じゃありません(1)」芳文社 ISBN:9784832253285
-小川峯生「昭和30年代の鉄道風景」JTBパブリッシング ISBN:9784533100390
-「スラッガー」2014年12月号
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